『2015年8月に再訪した幸庵のレビュー』KEN21さんの日記

KEN21の食べ飲み歩き

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日記詳細

幸庵のレビューですが、15000文字の制限に引っかかっていますので
過去のレビューを日記として退避・保存しておきます。

2015年8月初旬に再訪です。

飲み物は、私は珍しく生ビールを飲んでボトルキープをしていた茜霧島ボトルを、
かみさんも珍しく生ビールを飲んで、各種梅酒ソーダ割りを飲むことに。
途中私のボトルが空いたので、本まぐろという芋焼酎のボトルを入れました。

この日にいただいた18000円(税別)のコースの内容は以下になります。

・前菜
  松茸の玉締め 利尻産の雲丹乗せです。マイクロトマトをあしらい、
  青柚子を散らしています。
  まさかのこの季節での松茸!これぞ走りですねえ。
  お店の方もこの日に初めて松茸を出したはずと仰っていました。
  走り、旬、名残は日本料理ならではですねえ。

・椀物
  鱧と丸なすの椀物です。海そうめん、柚子、梅肉があしらわれます。
  この日の吸地はかつお出汁が効いていたような。いずれにせよ旨いっすわ(^^)
  ちなみにこちらの器は3年がかりで完成したものだそうで。
  木をくり抜いて作ったらしいのですが、かなり大変な工程が有る模様。
  3年前というと、私が幸庵に通い始めて数か月後くらい。
  その頃に発注してやっとお目見えっすかあ(^^;

・向付
  マコガレイとダルマイカの刺身です。下足は炙って提供されます。
  オカヒジキと糸うりがあしらわれます。

・焼物
  うっひょお!
  今シーズンはなかなか釣れないという情報でしたので期待はせずにいましたが、
  この日はちゃんとありました(^^)/
  鮎の炭火焼きです!
  静岡の知り合いの方が釣ってくれたそうです。
  一人当たり2尾。炭火で焼いていますので骨までパリパリと食べられます。
  一方で、身の部分はホクホク。塩加減は絶妙で。
  川魚って海のものに比べると美味しく無いなあと思うのですが、
  この鮎だけは別次元。たまらんっす。たで酢も添えられましたが、
  私はそのまま食べる方が好きですね。

・八寸
  アメーラトマトの果汁をゆっくりと抽出してアメーラの寒天を浮かべたものに、
  鱧子と白瓜の和え物、タタミイワシとクリームチーズ、鮑の肝醤油挟み、ずいき。
  アメーラの料理法なんかは絶えず進化を続けようという意志の現れですねえ。
  鱧子はおそらく人生初でした。とびこの様に粒が小さかったのが意外。

・煮物
  鴨と冬瓜の油煮です。鴨が噛んでいてしっかりと旨みが有ったなあ。
  
・食事
  楽しみの食事はなんと、氷の器に入った新潟ふのりうどん。
  ごまだれベースの出汁に、根セロリとあられがトッピング。
  もちろん冷え冷えで旨い(^^)
  うどんのコシもムチムチした食感で。相変わらずごまだれの出汁も旨いなあ。
  もっと食いたいけどさすがにこれのお替りはなし(^^;

・和菓子
  水羊羹です。今のところ私の中ではNo.1の水羊羹。
  これ以上美味しい水羊羹を食べたことがありません。
  その口当たりたるや舌に乗せるとすっと消えていく。嘘じゃ無く本当に。
  500mlくらい一気食いしたいです。正直。
  今回もNo.1の地位は全く揺るがず。

・お薄

・水菓子
  白桃、メロン、ピオーネのブランデーのジュレがけバニラアイス添えです。
  このブランデーのジュレが甘党じゃ無い私にいいアクセントを与えてくれます(^^)

今回は前菜からして意表を突かれ、鮎でノックダウンでした(^^)

飽きない。何度訪れても飽きない。また来ます。

次はそんなに間を空けずに10月に伺いますね!

ご馳走様です!(2015/8/10現在、4.20ポイント、ミシュラン☆☆☆)

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