『2015年4月に再訪した幸庵のレビュー』KEN21さんの日記

KEN21の食べ飲み歩き

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日記詳細

幸庵のレビューですが、15000文字の制限に引っかかっていますので
過去のレビューを日記として退避・保存しておきます。

2015年4月下旬に再訪です。

飲み物は、私はボトルキープをしていた茜霧島ボトルを、
かみさんは、各種梅酒ロックを飲むことに。

この日にいただいた18000円(税別)のコースの内容は以下になります。

・前菜
  毛蟹、筍、蕗、茗荷、生姜の煮凝り酢掛けです。
  幸庵らしいさっぱりとしたスタートですね(^^)  

・凌ぎ
  この日は結婚祝いでの来店でしたので、サービスの赤飯です(^^)
  鱚の酒焼がトッピングされています。これがまた旨いのなんの。

・椀物
  蛤のお椀です。筍とわかめ、木の芽が添えられます。
  蛤は見事な型。それを支える出汁はこれまた上品で。
  筍はご主人自ら掘って来たそうです。いつも食材調達お疲れ様です(^^)/

・向付
  アイナメ焼霜造り、鯛、鯛の皮の炙り、マコガレイ、マコガレイのエンガワ、赤貝。
  梅肉だれと醤油でいただきます。
  たまらんかったのが、アイナメ焼霜造り。脂が乗っているのですがそれを炙って
  香ばしさを引き出しています。身の弾力はもちもち。旨いっすねえ。

・焼物
  海鱒の照焼、花山椒とガーキンの和風ピクルス添えです。
  海鱒とは名前の通り、海で獲れた鱒。川を登っていませんのでたっぷりの
  脂を蓄えています。これは旨い(^^)
  そこにキリっとしたアクセントを加えるのが花山椒。
  さらには口をさっぱりさせるガーキンの和風ピクルスと名脇役揃い。

・八寸
  これまた見事な盆での登場。プロモーションビデオか(爆)
  フキノトウと一寸豆の天婦羅、煮鮑の肝ソース掛け、鯛の白子の寒天の鯛の酒盗掛け、
  平貝とイクラとアオサの和え物、海老の仙台味噌と海老味噌掛けです。
  どれ一つとっても酒に合わないものはビタ一文無し!飲めっちゅうことですわ!
  いやあ酒が進むう(^^)
  鯛の白子の寒天の鯛の酒盗掛けなんて至福ですよ、至福。

・煮物
  新玉ねぎとケールで包んだ鴨ミンチの煮物です。
  レンコンチップスが添えられます。ケールで包まれた鴨ミンチは、
  出来れば一口で召し上がってくださいとのことでその通りに食べましたが、
  ケールの癖の無い味に、鴨ミンチのコク、生姜の香りがマッチして
  そこに出汁餡が加わりたまらん一品に。
  うーん。もう一個欲しかったですね(爆)
  
・食事
  浅利の炊込みご飯ねばり芋掛けです。そこに香の物が添えられます。
  炊込みご飯は一度浅利と一緒に炊いたものを浅利を取り出し、それは別途
  醤油味を付け直して乗せて、さらに山芋などを混ぜ合わせたねばり芋を
  上にかけたものです。ぐちゃぐちゃに混ぜて食べると至福ですわ(^^)
  残った炊き込みご飯はお釜に入っていましたがもちろん完食!残すわけない!

・和菓子
  よもぎ餡の和菓子です。周りの餡はしっかりとよもぎの風味がたっぷり。
  
・お薄
  私のは唐津焼の器でした。かみさんのは信楽焼だったそうです。

・水菓子
  これまた豪華絢爛スイーツの盛合せ(^^)
  宮崎産マンゴーと小玉すいかの盛合せに、清美タンゴールの桜リキュールと
  ノンアルコールシャンパンゼリー寄せです。
  清美タンゴールとは我が出身地の愛媛産(^^)
  最初はノンアルコールシャンパンゼリーだけを食べて、あとから、
  桜リキュールゼリーと混ぜて食べると全然違う味に変わります。
  凝ってますねえ(^^)

いやあ、今回も満足(^^)
必ず何かしら驚きを与えてくれますね。そしてそのベースにはハイレベルに安定した実力。

このお店が湘南地区で営業してくれてるだけでほんと幸せです。
それも私の家からはドアTOドアで20分ですからね!

次はいつ行こうかなあ(^^)

ご馳走様です!(2015/5/1現在、4.23ポイント)

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