4回
2020/04 訪問
ピンコ系正統派ジャンボ餃子、、、いや土台は一緒でも、ディティールが違う!?
【Today's Order】
餃子(持ち帰り)
【Column】
わたしの中では、大きい餃子って珍しくも何ともありません。
九州でよく見る、小ぶりの餃子を初めて見た時は、何だこの小ささはと思ったものです。
幼き頃、大きな餃子を出す店があると連れられて行った店は、何を隠そう、あの一品香@城東店でした。
その時の、印象が強く残っていて、その後も栃木県南で大型の餃子(ジャンボ餃子)を何度も食べていることもあり、至って普通の感覚しかないんです。
でも、初見の方は多少なりとも驚きを持って食べられるでしょうね。
餃子のメニューも、1皿ではなく、〇個と表記されてるお店も多いです。
ジャンボ系は、3個か5個。この辺が一般的でしょうか。
わたしも、最近は食が細くなり、ラーメン一杯がやっとになってしまいましたが、一昔前は、ラーメン(全部乗せ)に餃子ぐらいならなんとかいけてたんですけど、、、
ジャンボ系と分かっていれば、ラーメンと餃子3個がデフォ。
本当は、ビールもいきたい所ですが、営業途中のランチだと、、、ねぇ ^^;
家族で夜ラーメンの場合は、間違いなくジョッキ(できれば大)と餃子が最強で最高。
さて、この日は、義妹夫婦(ラーメン大好き夫婦)が、ランチで一に入って来たそうで、お土産に餃子をいただきました。
ランチタイム、営業途中でしかお邪魔したことが無いので、餃子は未食だったんです。
いい仕事してくれました。
やはりその血筋を引くお店だけあって、大きい餃子です。
が、ちょっとシュッとし過ぎでないかい?
城東、駅南に比べて、腹パン具合(餡の詰まり具合)が弱いって言うか、、、
もっとこうプックリした風な小山両店よりも、Y体な感じ。
簡単に言うと、横幅が一回り小さいイメージ。
以下、焼き立てではない状態で食べたレビューですので、あらかじめご了承ください。
焼目は標準的。
わたしは、もっと香ばしくても良い派。
皮は、小山両店よりも薄く感じます。モッチリ感はありますが、先店に比べると、噛んだ時のファーストインプレッションで如実に感じます。
餡は、下味ほぼ無しに近く、醤油などの調味液無しでは、少し味気ないように感じます。
野菜の刻みはランダムで、けっこうザクザクとした粗微塵に出くわし、ニンニクの存在感もあり。
野菜中心なのは、系列の特徴通り。こちらは、より野菜感が強く感じます。刻み方の違いかな!?
大きくても、ズッシリと腹に来る感じはしません。
餃子ライスなら5個いけるかな!?
店長さんは、一品香で修行され、店を出されたとか。
出身店はどちらなのでしょうか?
わたしは、小山の2店では食べたことがありますが、宇都宮の2店は、未食です。
こちらは、確実に一品香の香りが色濃く出ていて、さすが暖簾分け!?と思わせる、一品香フリークにはたまらんお店だと思います。
が、わたしの好きな小山2店とは微妙に路線が違うようにも感じました。
最初にラーメンを食べた時には、小山を踏襲しつつも、「よりクリアで上品」とレビューさせていただいています。
その印象は、変わらないんですが、餃子を食べてみると、ひょっとして今宮店か駒生店のご出身なのでしょうか。両店ともに未食なので、小山店との差がわかりませんから、はっきりとは言えないんですけど、、、
ちょっと小山の香りとは違うようにも思えましたので、、、
ま、美味いからそんな小さなことは、どーでもいいんですけどね ^^;
ごちそうさまでした。
2020/09/19 更新
2020/02 訪問
偽の9番
※本レビューは、緊急事態宣言発令前に訪問した時の記録です。
【本日のオーダー】
ラーメン 750円
岩海苔 200円
背脂 50円
【感 想】
わたし、サッカーが好きでして。
自信でもプレーしておりました。ヘタクソですがw
プレーするのも好きですが、観るのも好きです。
今では、様々なメディア、媒体で簡単にサッカーを観ることが出来ます。簡単過ぎて飽和状態のようにも感じています。
20年前ぐらいは、まだまだ限られた形でしか観ることが出来ず、98年のWCフランス大会を観たいがために、BSチューナーのあるアパートに引っ越したぐらいです(笑)
その分、サッカー雑誌は目を皿のようにして読みました。隅々まで読みました。
お陰様で、今でもその癖が抜けきっておりません。だいぶ、シェイプしたつもりなんですが ^^;
昔は、限られた媒体の一つでしたから、選手やチームにスポットが当てられていました。
飽和状態となってしまった今は、戦術とかサッカーの置かれている環境、課題などかなりシビアでマニアでニッチなネタも多くなってきました。
その一つが「戦術」。
今のサッカーと、30年前のサッカーでは、まるっきり違うと感じています。
手を使わずに、相手のゴールに玉を蹴り入れること自体は変わっていませんが、そこまでのプロセス、ゴールへの過程は全く違うものだと言っても言い過ぎではないでしょう。
話始めると、長くなるので、ザックリと。
今の流行は、「偽」。
本来のポジションのロール(役割)を変えて、新たなロールを与えたのです。
つまり偽物の〇〇。
今は、偽のサイドバックが流行っていますが、わたしの中では、偽の9番(フォルス9)が初見。
説明するのも、フォルス9の方がわかりやすい。
簡単に言えば、一般的な9番(サッカーでは、ポジションを1~11で表すことがしばしば)のプレーは、得点とポストプレーや起点づくりなどが挙げられます。いわゆるCFと呼ばれるポジションで、本来は相手ゴール前を基準にした位置にいます。
一方偽の9番は、ポジションやロールにこだわらず、自由なプレーを与えられ、中盤に下がってきたり、サイドに流れたりすることで、相手守備を翻弄することが主たるプレー。
つまり、ポジション的には、9番だけど、やることは9番とは全然違うよね。ってこと。
戦術的には、「ゼロトップ」と称されています。
今日出会ったラーメンも、それに通ずるものがありましたので。。。
こちらは、開店後さほど時間を空けずに訪問していました。
前回のレビューはこちら
↓ ↓ ↓ ↓
https://tabelog.com/tochigi/A0902/A090203/9014844/dtlrvwlst/B98147722/?use_type=0&rvw_part=all&lc=0&smp=1
一品香の血筋で、本店の薫りを漂わせながらも、本店よりも洗練された一杯であると感じました。
リピ確実ながら、間が空くこと5年。
珍しく間々田方面に出向くことになり、久しぶりの訪問です。
本当にこの辺は変わりました。
わたしたちが車を乗り回し始めた頃は、何も無かった場所。
高校と小学校があるので、夜なんかはそれを目印にしないと、どこなんだかわからないくらい。
それが今や、大きな住宅街になってしまって、久々に来た時は、まるで違う場所に来てしまったのかと思いました。
その住宅街に佇むのがこちら。
ちょっと異端に感じます。
メニューは変わらずも、トッピングが増えたとは聞いていました。
でも、一品香の流れを汲むお店で、トッピング云々は関係ないですからね。
今回の訪問は、初回と現在どう変わっているのか、はたまた変わっていないのかを見たいと思っておりました。
ただ、メンマが美味かったので、メンマトッピングにしようかとは考えていました。
13:30。
7割の入り。
小上がりのカウンターがフリー。
お好きなお席へとのことでしたので、遠慮なく。
メニューを見たところ、確かにトッピングが増えていました。
岩海苔、わかめ、背脂が新たにラインナップ。
今の今まで、トッピングはメンマ以外は関係なし(メンマ増し)と思っていた心中に変化が、、、
岩海苔と背脂の表記に、何故か、
「燕三条系になるじゃん」
との一品香系のお店においては、意味のないフレーズ。
だって、一品香に来るのは、その本丸が楽しみであって、そのもの以外を食べる、、、いやいやそもそも醤油一本でやってるわけだし。トッピングとはいえ、アレンジするのは無粋極まりなし、、、ぐらいに思っているので、その行為はいかがなものか。
でも、燕三条系好きだし、、、
気が付くと、ラーメンに岩海苔と背脂乗せてください。。。
やってしまった。
久々に来たからには、基本をと思っていたのに、、、
初志貫徹せずに、華美な文言に誘われて、何度失敗したことか。
それは、飲食物に限らず、人生に置いてその失敗は幾度となく、、、
全く糧になっていないではないか。
でも、ここのお店美味いし、もしかすると隠れた一品になるかも、と期待半分不安半分で待ちます。
10分弱で提供。
おおっ!!
見た目、完全に燕三条系じゃん(笑)
まさか、スープまで燕三条を模しているわけじゃあ、、、ないよね。
そう、ここは一品香の血が流れているお店。
ここで一つ訂正というか、思い込みの払拭というか、、、
燕三条ラーメンに、必ずや岩海苔が乗っているということはありません。
あくまでも相性が良いと言われているだけで、全てのお店がそうなっていることはないようです。
一部では、デフォ扱いしているお店もあるようですが、基本的には、「極太麺」「大量の背脂」「煮干しの効いた醤油スープ」が特徴です。
わたしがいただいた今回の一杯は、当然のことながら動物系が主張する「一」のスープ。
トッピングをしただけなので、当たり前なんですが ^^;
麺の太さと、大量の背脂が見た目、燕三条に模していることは間違いありません。
ですが、内容は全く違います。
でも、大量の岩海苔と背脂が、どことなく燕三条風情を醸し出していることも確かです。
「はじめ流燕三条ラーメン」と銘打たれても、何ら違和感はありません。
それが燕三条にカテゴライズ出来るか出来ないかは別として。
わたしは、十分アリだなぁ。
ああ、そうか。わたしは、燕三条ラーメン好きなんだ。
何を今さら。。。(笑)
なので、基本のラーメンの現在地を確認することが出来ませんでした。
わかる範囲でレビューするならば、麺は、以前と同様に、太目でモッチリ。茹で加減はやや硬です。その分コシの強さを感じました。言うなれば、プリっとした食感。わたしは、このぐらいが丁度いいです。手打ちならではの味わいですね。
スープは、動物系が程好く出ていて、市内2店よりも洗練されている感じ(前回も同評)。ただ、岩海苔の風味がダダ漏れで、かなり磯の香りに侵食されてしまっています。
ただ、カエシが強めには感じました。ブレかな!?ま、気にするほどのものではなく、範疇ですね。
背脂は、チャッチャ系のそれではなく、デカい塊がドンって感じです。それが多数、表面に浮いております。
この手の方式は初めてです。脂っぽく、しつこそうに思いましたが、それほど脂脂な感じではありません。
スッキリしたスープに物足りない方は、是非背脂トッピングをお薦めします。
一の味を堪能するべく訪問したのですが、何だか話が違う方向に行ってしまいました(笑)
あえて言えば、「偽の燕三条ラーメン」
これは、ディスっているわけではないのです。決して。
何故ならば、冒頭ダラダラとサッカー話をした中で、偽の9番を例に出しましたが、このフォルス9の代表格(第一人者)は、世界的名手である「フランチェスコ・トッティ」と「リオネル・メッシ」なのですから。。。
そのくらいの評価をしているとお思いください。
次こそは、デフォ+メンマを。
ごちそうさまでした。
2020/06/07 更新
2015/05 訪問
青は藍より出でて藍より青し?
【訪問日時】
2015.5 11:45 大人1名
【場所】
県立小山南校西 富士通テン西側
【店舗状況】
住宅街のまさにど真ん中.狙って行かなければ見過ごす確率高し.
店舗正面と、店舗裏側に駐車場あり.裏側の方は砂利敷きですが駐車可能台数は多.
店舗内は平屋で、天井が高く広々とした空間を感じられます.新しく清潔感高いです.
4人テーブル×3卓、6人テーブル×2卓(小上がり)、カウンター8席
【食したメニュー】
らーめん ¥600
【注文】
昼前でしたが、そこそこの入り.前客8人、後客10人.
メニューを見るとラーメンと餃子だけでやっているようです.
トッピングもチャーシューやメンマ、珍しいところではニラもあります.が、どこを探しても煮玉子がありません.今ではどのラーメン屋でも置いてある煮玉子すら無いとは。。。店主さんの方針なんでしょうね.
まあそれだけラーメン本体に自身があるということでしょうか.
仕事中で、午後からも営業活動がありますので餃子は断念.ラーメンだけ注文.
約6~7分で到着.
【味】
今回はちょっとだけ下調べしていました.
どうやら店主の方は、一品香で修業されていた様で、提供するラーメンも一品香に近いらしい.
一品香は、わたしの好きなお店のひとつであるので期待を高めて(ハードルを高めて)味わいます.
一口め、動物系(豚ガラ)の味わいの中にそこはかな香ばしさを感じます.それはまさに一品香(わたしの場合、主に小山城東店)のテイスト.
あっさりとしながらもコクのある醤油スープ.城東店に比べると、クリアな感じ.
城東店の方が動物出汁感が強く(ちょっぴり獣感)、こちらの方が雑味が少ない感じかなぁ.塩味もほどほどなので、ゴクゴク行けちゃうスープです.
麺は、やや太めで硬すぎず柔すぎず、モチっとしすぎずツルっとしすぎ、とてもバランスの良い麺です.
好みで言えば、もう少し柔らかくてもいいかな.
ラーメン全般からすれば、麺はやや硬めが好きなんですけど、太さがある麺に関しては柔らか目が好きなんです.
チャーシューは丼の半分を覆うほどの大きさで、ローストタイプでしょうか、しっとりながらも噛みごたえも残す仕上がり.ホロホロと溶け崩れるタイプではありませんが、とても美味しいチャーシューです.
メンマは、極太の枕木型.これだけ大きいと、硬く筋張っているだろうと勘繰るも、まったく筋など無く、丁寧な仕上がり.程好い味付けで、今まで食べたメンマの中で群を抜く美味さ.
これだけで白飯をガッツリ行きたいと思わせずにはいられない衝撃的メンマ!!
【感想】
一品香に比べてよりクリアで上品な仕上がり.
最近の主流である濃厚系とは正反対のあっさりした一杯.その分、毎日食べても飽きのこないスープはじんわりと染み込み、食後も口の中に味わいが残り(決して化学調味料過多の嫌な後味ではない)、やさしくもしっかりとしています.
脇を固めるチャーシューとメンマもレベルが高く、特にメンマはファンタスティックな美味さ.
麺、スープ、具材、どれもこれもハイパフォーマンス.
感服・・・この一言で事足りる一杯かと.
餃子は未食ですが、恐らくとても美味いものだと想像してしまいます.
お気に入りのラーメン店はいくつかありますが、早々にリピートしたいと思わせるお店はそう多くはありません.
こちらは早くも次回訪問を考えてしまっています.
仕事の無い日、ラーメン、餃子、ライス、メンマ増し・・・
ごちそうさまでした.
2015/06/17 更新
【Today's Order】
瓶ビール(中) 600円
らーめん 830円
チャーシュートッピング 200円
【Column】
初回でご紹介しました通り、わたしの外飲みはハードルが高いのです。
中でも、ラーメン屋での一杯は、さらに難度が増します。
ラーメンをいただくのは、8割方お昼時です。
当然、仕事の合間のランチタイムが多いわけで、お酒を飲むなんて出来ません(笑)
休日であったとしても、車社会なローカル人は、なかなか厳しいのです。
となると、家族で訪れた時ぐらいしかチャンスはありません。
が、休日の真昼間っから、、、てわけにはいきません。カミさんの顔色をうかがうってやつですわw
夕飯をどこかで食べようかとなった時に、子供たちのリクエストを優先するのですが、最近はラーメン屋を希望することが少なくなりました。焼肉、ステーキ、トンカツなどなど、肉が食いたいようです。あいかわらず回転寿司は好きなんですけどね。。。
この日は、久々のラーメンコール。華金(古っw)で翌日は学校が休みなので、ちょっと時間が掛かっても無問題なので、わたくしオススメのこちらのお店に。
肉好きな子どもたちには持って来いの、分厚いチャーシューを提供いただけるお店です。それならば納得してもらえるだろうと。
過去に何度かお邪魔してますが、夜は初めて。夜の込み具合はどんなもんだろうか、、、
並びを心配しましたが、19:00過ぎにて満席も、入替のタイミングで待ち無しで、家族4人座れました。
こちらはラーメン専門店でして、メニューはラーメン一種類のみとなっております。
そこにトッピングで、好みに仕上げていく感じです。
カミさんと子どもたちには、あらかじめその旨伝えてありますので、着席早々にオーダーいたします。
子どもたちは、予想通りのチャーシュートッピング。カミさんは、シンプルにらーめん単発。家族で、餃子3個を2つ。
わたしはと言えば、条件あい揃いましたので、ビールを飲ませていただきますよ。
早々にビールが、チンカチンカに冷えたグラスと共に登場。
同時に、お通し。。。も
えええっ!!!
マジっスかwww
これ、お通し(無料)??
タダでいいんスか(笑)
端っこチャーシューと、スライスネギ、メンマの「おつまみセット」ですね。
なんと無料!!
メニューには、おつまみセット650円也が明記されております。正規品とは、量も質(チャーシューは中心部)も違い、小皿での提供ではありますが、お通し(無料)のレベルは、遥かに超えています。
本来お通しと言うものは、お店に入り、注文が通ったことを「承知」した意を表すために始まったとされています(※諸説あり)。最初に注文した料理を提供するまでのつなぎの役目もあり、日本の小料理文化のひとつとされています。
多くの場合には、事細かな説明がされず、その上「お通し代」が請求されることもあって、頼んでもないのに勝手に出しておいて、金取るんかい!!と、何だかモヤモヤする気持ちは、よくわかります。
最近のインバウンド増加に伴い、このシステムに慣れていない外国人との間でトラブルに発展するケースも多いとか。
わたしの場合、若い頃、女性の前でええかっこしぃするため、食事、飲みなどの時の、嗜みから蘊蓄やら何やらまでを、勉強していた時期がありまして(笑)
その際、小料理屋や居酒屋でのお通しについても学ばせていただきました。
起源や意味合いなどを。
その中で、提供するお通しは、どんなものが多いのかも知ることが出来ました。
あくまでも非チェーン店系の本格派小料理屋、居酒屋の場合、そのお店(店主)自慢の一品を提供するのだと。
お通しが、おもてなしの意味も含めている事から、味自慢の逸品を提供することで、着席早々その店(主)の腕の一端を知ることが出来る良い機会であると、強調されていました。
肉、魚、野菜など素材選び(目利き)を知らしめてくれたり、焼き物、揚げ物、煮物など調理の仕方に自信あるよアピールだったりとか。はたまた創作が得意なのか、などなど。
例えば、魚自慢の店ならば「手造りイカの塩辛」だったり「煮凝り」だとか。わたしは、出汁をフィーチャーした一品。煮物なんかを、スッと出されると、味付けに自信あるんだななんて思っちゃいます。お通し一つで、その店の味の方向性も窺い知ることが出来ますから、以降のオーダーの組み立てにも役立ちます。
では何故、お通しでモヤモヤするのか!?
それはひとえに「お通しの質」の問題だからだと思います。
お通しの相場としては、300~500円くらいでしょうか。金銭価値は違うかもしれませんが、500円以内でその店の腕の一端を垣間見れるのであれば、安いもんです。。。わたしはね。
ですが、出てきたのがどう見ても「解凍枝豆」4~5莢だったら、、、
そりゃ怒るわね。まあ、ぼったくりとされてもいたし方ないわ。
わたしの経験上、チェーン店系だと「ひじき煮」「切干大根」「ごぼうサラダ」この辺りが多いですね。もちろん手造りなんかじゃありませんよ。業務用です。業務用。
それが小皿にちょびっとで、300円取るなんてねぇ。
こういうお店は、何頼んでも満足出来ないことが多いように思います。
あ、「中華はるさめ」もお忘れなくwww
話は戻ります。
そんな業務用を出して高い利幅を確保するようなお通しが幅を利かせる中で、こちらを見てやってくださいまし。
手造りなのはもちろん、売り物に準ずるやつですよ。しかも無料よ無料。フリーです。タダです(笑)
端材でしょうけど、正真正銘通常メニューと同じやつです。
特にチャーシューなんぞは、しっかりと厚さもキープしてますので、ほぼほぼ金取るやつと一緒。しっかりと歯応えのある肩ロースの大判です。
「世間じゃあ、ホロホロやとろけるだとか、レアチャーシューだとか流行ってますけど、うちはそんな惚けたことしちゃあいませんからね」
と、訴えかけるような、肉を喰らわせるチャーシューですよ。噛み締めてなんぼ。嚙むほどに、肉そのものの旨味をお感じください。肉肉しいチャーシューは、多少味付けが薄く感じるかも。
ま、この辺は好みの差が出るかと思いますが。
メンマは、正規品同様。
厚みがあるので、ザクザクした歯触りが楽しいですね。
いやいや端材とは言えども、何の文句も無し。逆にぐぅの音も出ない強襲。わたしはこれだけで十分。そもそもがタダですしねw
と言いながら、餃子も食べましたけど(笑)
ビール本体が、わたし好みではない銘柄でしたので、100点満点とは言えないのが、、、
けど、お通し単発で捉えれば、この辺だとピカ一。
ビールだけ飲んで、帰っても満足感が落ちることなし(笑)
わたしは、ビールだけのオーダーです。
子どもたちのおこぼれラーメンにて、〆とさせていただきました。
チャーシューメンのチャーシューですが、モモっぽい部位があるようにも、、、
使い分けもあるんですかね!?
次回の課題かな。
初めての夜営業帯でしたが、スープがいつもより濃い目に感じたのは、煮詰まった分なんでしょうかね。
ごちそうさまでした。
★ 瓶ビールで飲ろうぜ ★ シリーズ
Vol.1 中華料理 宮原屋
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