ジュニアーズさんのマイ★ベストレストラン 2017

JRs [名もなき美味い店探し]

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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地元のお店の評価は、お気に入りで、何度か通った店を選びました。
難しい理由はなく、通っているのは好きだから、それだけです…好きな居酒屋、好きなそば屋、好きなパン屋、好きなケーキ屋。
古民家CAFEは、今年のマイブームのひとつで、散歩先でも旅先でも何軒も訪問しました。
旅先のお店は、心に残る店を載せました。都会と地方の所得や情報の格差が大きく開きつつある昨今、独自の食材を活かして活躍する地方のお店には光を当てたいと考えています。そんなお店の代表が、気仙沼の居酒屋「福よし」。初めてにもかかわらず、カウンターでご常連さんと談笑、今年最も愉しい一夜を過ごさせて戴きました。
順位付けに大きな意味はありません。

マイ★ベストレストラン

1位

福よし (鹿折唐桑 / ろばた焼き、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/05訪問 2017/06/23

日本一美味い「焼き魚」だ!

大将・村上健一氏が考案したオンリーワンの囲炉裏で焼かれる、気仙沼の新鮮な魚介類。お奨めは【キチジ】!
魚のジビエとでも呼びたくなる、野趣あふれる魚の圧巻のオンパレードに、月日の経つのも夢の内です。

三陸のツアーのこちらをご覧ください
http://ameblo.jp/juniors11/entry-12280770571.html

気仙沼漁港で揚がった鮮度抜群の魚介類を、竹串に刺し炭火で30分、脂を落しながら、皮はパリッと、身はふんわりと焼き上げます。縦に串刺しした魚に、炎を横から当て、脂を特注皿に落とす仕組みが、海からの恵みを最高に引き出しているのです。
竹串はすべてお店の手作りで、魚の種類に応じて長さや太さを変えているのだそうです。

NHKの『ザ・プロフェッショナル』で日本一の焼き魚の店と称されていたのを見て、今回の旅のメインイベントとして2ヶ月前に予約、カウンター席を確保しました。大将や女将など、お店の方々と談笑できるカウンター席は、さながら大人の社交場、お隣さんと交わす世迷言(?)も魅力です。

戴いたのは、お任せの6,000円コース(地元名・キチジをご所望)。
お酒は生ビールを一杯戴き、店名を冠した日本酒「福よし」を冷酒で少々。

①いか陶板焼き
②お造り盛り合わせ
③生うに

イカの陶板焼きはワタがたっぷり、こってり濃厚な味です。ここまで強烈なワタの使用は初めて、しかも一品目からボリューム満点すぎて、思わず苦笑。
お造りに、かつお、北寄貝、甘エビ、平目、ビンチョウマグロ、サンマ、そして、名物の一つサメの心臓(モウカの星)。初夏の魚介が並びます。
希少なマグロに、名物の数々。日本人に産まれて良かった、と酒をちびちび。
生うには海の生クリーム、おいおい糖度10%位あるのか!って、ちょっと大袈裟ですね。添えられたワカメも新物で、強い磯の香りに濃厚な旨味み。

この間に、サービスで、三陸名物「ほや」が供されます。気仙沼のゆるキャラ「ホヤボーヤ」を眺めながら、堪能しました。海の旨味がギュッと詰まったホヤ。JRsは大学時代に塩釜で戴いて以来の再会です。

④帆立ホイル焼き
⑤焼きキチジ
⑥玉子焼き

生魚に続き、焼き物となります。
先ず、大振りの帆立もボリュームあり過ぎ。びっくりの肉厚です。そして、大本命の【キチジ】の到来。キチジはキンキの地元名で、これ一匹を二名で戴きます。赤い皮はパリパリ、そして、中の白身はふんわり、ジューシーに焼きあがっています。

⑦かき串焼き
⑧スープ

驚かされたのは、「牡蠣」はRの月ではなく、4・5月が最も身がふっくら大きく美味いんだよ!と教えられたこと。この後に、産卵に入る直前のこの時期がお奨めなのだそうです。
アラを使ったスープ、たっぷりの葱でさっぱり塩味、これも絶品。

震災の津波で沿岸部の店舗が全壊したが、2012年8月、旧店舗近くで再開。立派な二代目候補もおられましたが、この先に予定される盛り土で、店舗はどうなるのか、震災の余波はまだ収まっていない様でした。

これでもか、これでもかと続く、最高級の海鮮。四季を変えて、是非また訪問したいと思います。
入り口付近に置かれたピアノを団体客の一人が弾いてくれたり、お隣さんお誕生日祝いなど、思わぬサプライズもあって、店内は大盛況。「福よし」の名前に偽り無し、ここには確かな「福」があります。
(2017年5月)

  • 囲炉裏
  • キチジ焼き物
  • 囲炉裏端

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2位

にほん酒と肴 酔音 (元住吉 / 居酒屋、日本酒バー)

13回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥4,000~¥4,999

2022/11訪問 2023/01/12

冬 日本海の味覚で呑む

毎度おなじみの定期訪問です。コロナで1年ほど、期間が空いてしまいましたので、カニに、イクラと、たっぷりいただきました。

混雑すると提供が遅れますので、出来るなら、早い時間に入店して、すぐに〆まで注文することをお奨めします。

■お通し 400円
■生小ビール  500円
■生中ビール  650円
■日本酒?   450円 半合
■天穏・雄町  900円 一合
■竹鶴・純米  900円 一合

■せいこ蟹 1,800円
今回のスペシャル、ツィッターで見てたので、速攻、注文!

■カブの塩昆布和え  550円
■子持ち鮎のコンフィ 950円 青唐辛子のサルサソース
■炙りブリと焼き茄子のピューレ  950円
■いくら飯   1,000円
■布海苔の味噌汁 380円
コロナ禍が明けて定期訪問です。
予約前提、5時~8時の呑み回でした。やっぱり、呑み屋は家よりもずっと美味しい!
なんだかんだ、2名で、9,400円
居酒屋さんにとって、受難の時代が来てしまいました。良かれと思って、テイクアウトで酒肴セットを依頼しましたが、逆に、煩わせた感もあり、恐縮の至りです。

お刺身盛り合わせ、レバーのコンフィ、菜の花金柑白和え、牡蠣マリネ、鴨ロースト、フキ味噌、筍、イワシの梅干し煮、パプリカ肉詰め‥‥春の旬菜が並びます。

そして、〆には、蛍イカと菜の花の炊き込み飯。
ご飯は日本一と云われる「勘六縁・遠野4号」。岩手県遠野の育つ有機米で、今まで食べた米の中で粒の大きさが最大。ふっくら、もっちりの美味しいお米でした。

お節料理のような豪華な酒肴で、週末の家呑みを堪能。

テイクアウトの詳細はお店のFacebookを参照ください。
寒い冬を乗り切るには、美味しい旬の食材と燗酒でしょ。そう考えたら、この店が一番よ!

■ウドの胡麻和え  300円 ★★★ お通し
■牡蠣のオイル漬け       400円 ★★★★
■太刀魚・焼き霜づくり     900円 ★★★★☆
■生いぶりがっこのカルパッチョ 600円 ★★★★
冬の魚介・牡蠣に、太刀魚。そして、通常、塩漬け大根を使って作る「いぶりがっこ」を、生大根で作った希少品の「生いぶりがっこ」中々秋田県外ではいただけないレアな一品です。

■カムイ豚とナスの黒酢あんかけ 900円 ★★★★
■くわいチップス        550円 ★★★★☆
「豚のあんかけ」は、この店では珍しい、どっしり重量感ある肉料理。
軽妙なチップスが意外に美味かった!!

■鰆と菜の花。土鍋ご飯    1,200円 ★★★★☆
■布海苔味噌汁         380円 ★★★
〆のご飯は、春を告げる「さわら」。冬来たりなば、春遠からじ。

■ブリマーブルーイング(ペールエール) 1,000円 川崎地ビール

日本酒 各種=90ml : 450円、150ml : 750円
■玉川福袋(木下酒造・京都) 150ml ★★★★★ 冷酒
■丹澤山・霊峰(川西屋酒造・山北町) 150ml ★★★★ 燗酒
■白陰正宗(高嶋酒造・沼津  90ml ★★★ 燗酒  

お酒は冷酒でいただいた玉川が一番好み。酸味・旨味がしっかり、クセが強く、酒として美味い。
燗でいただいた二種は、いかにも食中酒。飲みやすく、すいすい呑めて、心もほっこり。
寒い夜でも家までポカポカでした。
カウンター・メインのカジュアル割烹。腕の立つ主人の四季折々の酒肴と、奥様が供する厳選された酒に、酔いねェ〜良いねェ〜!

『酔い音』ヨイショ隊長のジュニアーズ、晩秋の肴を求め、金曜日の19時30分、本年3度目の訪問です。週末の夜なので、必ず混みあい、料理の提供がやや遅れるのが難点ですが、逆を云えば、妥協を知らない、店主が一人で仕切る調理場には、一切、手抜きなし。

今月の講談社刊「おとなの週末」の居酒屋特集に掲載がありますので、ご興味ある方は、覗いてみて下さい。
http://otonano-shumatsu.com/contents/

さて、今回は、遂々、呑みすぎの巻です。
■ブリマーブル―イング瓶・川崎地ビール 1,000円
■お通し ナス煮浸し 300円
★★★★

■鰆、焼き霜造り 850円 ★★★★★
この店は八回目の訪問ですが、お造りをいただくのは初めて。調理にこそ腕が活かされると避けておりましたが、流石に、美味い。よく熟した旨みと、ねっとりした歯応えが堪らない。

■マッシュルームの肉詰めフライ しば漬けタルタルソース 700円 ★★★★★☆
これも今回の白眉。ひき肉の旨味に、キノコの汁がジュワッと溢れると、幸福必至。さらに、柴漬で、ピンクに染まった、タルタルソースは、インスタ映え必至。

■生ザーサイと新生姜のナムル 550円 ★★★★
■たたみいわしのチーズ焼き 650円 ★★★
■クリームチーズのみそ漬け 600円 ★★★
■帆立のウニソース焼き 950円 ★★★
今回食べたのは、お通しを除き、6品。必ず食べいた〆のご飯は呑みすぎにつき、スキップでした。

日本酒はずべて ■90ml=450円 ■150ml=750円
何をどんだけ呑んだかとか~~なんとか~~、記憶は空の彼方に消えました~~
■小左衛門 初秋 純米
■長珍 亀の尾60 純米生無濾過
■黒澤 生酛
■綿屋 純米原酒 岡山雄町60
■丹沢山
■旭日 純米酒

この日のお客さんは8割が女子。これって伸び代があるお店の証拠かな!? 今月の『おとなの週末』で紹介されるのだとか、あまり人気出ると困るなぁ。
(2018年再訪問)
必ず、美味いお通しが出てくるお店。今回のお通しも、美味さ最高レベルを更新だ!

土曜の口開け、17時、予約しての訪問。1時間後には、7割方が埋まりますので、早目に呑んで、早目に帰宅モードでいきます。

■お通=自家製シーチキン 300円 ★★★★★
■ブリマーブルーイング  1,000円 ペールエール
川崎の地ビールに、激ウマのシーチキン。低温調理でゆっくり処理された半生のシーチキン、最高!!

■水タコとゴーヤの塩レモン和え 850円 ★★★★
目に鮮やかな彩り、さっぱり系で、スターターとして抜群!!

■イワシの酒梅煮   650円 ★★★★
すっきり炊かれたイワシは骨まで食べられる柔らかさ。それを、塩分控え目な梅干しをアクセントに、さっぱりと戴きます。

■牛すじと冬瓜の塩煮 700円 ★★★★
たっぷりの牛筋肉は、しっかり下処理されて、全部食べられます。

■焼きアボカド・バター500円 ★★★★
火が加わるとじゃが芋のように、ほっこり、澱粉が変質し、甘みが増して美味しいんです。

■遊穂のみどり (御祖酒造)石川県羽咋市・美山錦100%
■奥播磨 (下村酒造)兵庫県姫路市・夢錦100%(麹米・山田錦)
■北島謹醸・酸基醴酛 (北島酒造)滋賀県湖南市・近江産玉栄100%

半月振りの訪問。
東横沿線で最高レベルの酒場は相変わらず、美味くて安い。秋にまた来ねば。
五度目の訪問。前回は秋でしたので、三ヶ月振り。土曜の夜、口開け17時に訪問、冬の味覚をご所望しました。
お酒は、いつものように90mlをシェア、その分、四種類を 愉しみました。

■生ビール 札幌黒ラベル 480円
その後、日本酒 90ml  450円
■花巴(奈良)山廃本醸造・直汲み
■隆(神奈川)純米吟醸 燗酒
■富田2008(鳥取)精米5割 燗酒
■残草蓬莱(神奈川)純米吟醸無濾過・生原酒

■自家製からすみ  900円 ★★★★
赤大根に添えて供されます。まったり濃厚、手製のまろやかさがあります。
■フキ味噌とウド  500円 ★★★☆
■合鴨と葱焼き浸し 650円 ★★★★
■レバーの燻製   480円 ★★★★★
半生のやわやわレバー。やっぱり、この店の摘まみの白眉。

■生搾菜と新生姜のナムル 480円 ★★★★
■土鍋ごはん・メジマグロと柚子胡椒 1,400円 ★★★☆

遂々、食べ過ぎ、呑み過ぎてしまいます。

(2017年2月訪問)
平日の夜、フラッと訪問。晩秋の一献です。

■お通し 菜の花お浸し 300円 料金全て税抜き
■生ビール 札幌黒ラベル 550円
■ポテサラ 600円 ★★★★
マヨを使わず、マスタードで味付け、燻りガッコを刻んで入れた、大人のポテトサラダ。

■酔右衛門(岩手) 90ml×2杯 500円 冷 
  特別純米・吟ぎんが、純米無濾過・亀の尾
同じ酒蔵で、酒米の異なる、2種類を飲み比べ。
■〆鯖とアンポ柿のゴルゴンゾーラのせ 700円★★★★☆
生ハムメロン・メロンの様に、鯖と柿を合わせます。繋ぎにチーズを使うのが味噌ですね。

■大地(福岡)特別純米 90ml 450円 燗酒
■穴子と豆腐の重ね蒸し 1,200円★★★

■悦・凱陣 150ml 900円 冷
■島らっきょの肉巻き天 750円★★★★
こってりと、さっぱり、大胆な逸品でGOOです!

■豚と白菜の柚子胡椒・土鍋ご飯 1,200円★★★★
豚、白菜に柚子胡椒のご飯、美味い!

また、来ます。



2015年 夏に開店の居酒屋 割烹。お若い夫婦のセンス良い酒肴、選び抜かれた日本酒が並びます。
三味線の演奏会もやられているのだとか、次回は是非、来てみましょう。
何故か?暖簾がないんです。

平日の夜、2名でサクッと訪問です。
秋の味覚、茹で落花生のお通しにはじまり、水茄子、脂が乗りはじめたカンパチ、子持ちの鮎、白えび、そして、とうもろこしを頂きました。

◼︎お通し・茹で落花生 ★★★★
◼︎水なす塩マリネ     500円 ★★★☆
◼︎カンパチと九条葱のぬた 800円 ★★★☆
◼︎子持ち鮎の山椒煮    950円 ★★★★
◼︎白海老とモロヘイヤのかき揚げ 700円 ★★★★
◼︎土鍋飯=とうもろこし、ベーコン 1,200円 ★★★★☆

お酒はいつもの通り 90ml=450円、150ml=750円
◼︎生ビール
◼︎①酔右衛門コスモス ②大地 ③丹沢山

2017年と夏は冷夏でしたので、今の時期、葉物よりは穀物系、とうもろこしや豆、キノコ類が美味しい気がしますね。

(2017年9月再訪)
初訪問から一ヶ月も立たず二度目の訪問。結句、好きな店って、こう云う事ですよね。
【良いね】ぇ〜。

本日は飲酒が続いていた為、お酒は控えめで、ご飯を中心にセレクトしたつもりでした‥
■お通し  300円 ★★★★
■生ビール 550円
お通しに「もろこ」って、洒落てますよね!

■カツオの行者ニンニク和え 750円 ★★★☆
かつおの叩きにニンニクを合わせるように、生のかつおに行者ニンニク、美味しいのは当然ですね。

■焼きアボカド・バター 650円 ★★★
こってりした果肉のアボカドに、更にこってりしたバター

■熟成にんにくチーズ 500円 ★★★★☆
シンプルな前菜料理ですが、黄色のプチトマトを合わせた、盛り付けの妙!日本酒、洋酒、何にでも合いそうな最高級の酒肴。

■タラコのワサビ漬け 600円 ★★★☆
しっかりとワサビの香りを付けた、日本酒に最適の酒肴。

お酒は以下の2種類。
■風の森ALPHA 750円  奈良県・油長酒造 ★★★
創業1719年という超・老舗。軽い発泡に、まろやかな口当たりの現代的なお酒。

■片野橋 750円 大阪府交野市・山野酒造 ★★★★
雄町、山廃純米酒無濾過生原酒。こってり、甘いお米の香りが楽しめます

■布海苔味噌汁     380円 ★★★★
■じゃこおにぎり・2個 500円 ★★★★★
〆には、じゃこたっぷりのおにぎり、それに合わせて、布海苔の味噌汁。このコンビは最強・満足度、超高いです。

お腹もふくれて、穏やかな気分で家路につきました。
地元でよい呑み屋を見つけた悦びは、恋人ができた歓びより大きかったりする。そんな気持ちにさせてくれるお店。「酔音(よいね)」に「いいね!」が止まりません。
一流の料理を作るご亭主と、愛想の良い女将がいて、センスの良い器に、日本酒の種類は豊富です。

元住吉駅徒歩3分、2015年7月末に開店、まだ2年未満。
ご夫婦二人で、カウンター八席と四人掛け2卓を切り盛りされているお店は、既に、ご常連さんたちの心をしっかり掴んでいます。

■お通し 300円
つるむらさき系の葉物野菜のお浸し。ぬるっとぬめりを帯び、ほろ苦く、春の香りが心地よくアテです。酔って、葉っぱの名前は金時草だったかな⁉︎  
 
■ドリンク 750円×4=3,000円
豊富な日本酒を見て、麦酒はスキップ。
①酔右衛門(吟ぎんが) ②十旭日(改良雄町) ③竹雀(雄町100%) ④長珍(播州夢錦)  

■生搾菜と新生姜のナムル 480円 ★★★★☆
良い呑み屋料理とは、ありそうで無い、こういう気の利いた一品。ザーサイと生姜を組み合わせて、ナムルを作る、家呑み料理の参考にさせて戴きます。更に、タップリ葱が粋です。

■レバーのくんせい 480円 ★★★★★
これはオーソドックスなレバーなのですが、半生の状態がすんばらしい!口の中でとろっととろける食感は最高級のまるでレバーペースト!!粗挽き胡椒の添え方も上手い。

■海老真丈とニラの春巻き 450円 ★★★★
料理自体もセンスの良い、作りだが、肉みそを添えるってのが憎い!

■時知、吹き味噌焼き 950円(画像は半分) ★★★★

■土鍋ご飯(桜えび) 1,200円  ★★★★
しっかり三膳以上のボリュームでこの値段はコスパ良すぎ。

暖簾が掛かっておりませんが、絶賛・営業中でした。
お気に入りの一軒になりそうな予感。また、行きます。メニューものっけておきます。
(2017年GW訪問)

  • せいこがに一杯 1,800円
  • イクラ飯 千円
  • 子持ち鮎のコンフィ 950円 青唐辛子のサルサソース

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3位

荒井商店 (御成門、汐留、新橋 / ペルー料理、中南米料理)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/08訪問 2022/06/08

ペルー料理 第一歩はここで @ 新橋

三國シェフの下でフレンチを学んだ後、単身ペルーを放浪。日本のペルー料理のパイオニアとして、柴田書店からレシピ本を二冊上梓。ミシュランガイドにビブグルマンとして掲載される人気店です。

ランチで二度訪問、やっとディナー訪問できました。三度位、予約トライも都合が合わず‥ってな訳で、今回戴くのがペルー料理の基本のキ。ディナーはおまかせ、今回は料理のみ4,500円のベーシックなコース
ここは二度目以降、料理を一度目と変えてくれたり、柴田書店のレシピにある中から××を食べたいというリクエストを受けてくれたり、相談に応じてくれるサービスがあります。

ペルー料理に馴染が無い方の為に、少しご紹介。南米ペルーは、昨今人気の食材キヌアを使った原住民の料理に、植民地化したスペインやイタリアの西欧列強、20世紀に移住した中国・日本などの複合文化が混在する料理が特長です。
北米で人気のフュージョン料理に近い存在として、世界で最も重要な料理の一つとも云われます。欧米では、アフリカのモロッコ、南米のペルーは別格として評価されており、ペルー料理の第一人者ガストン・アクリオの映画も、最近日本公開されています。
http://gaston-movie.jp/

南北に細長く山と海を持つ国土は、日本のそれに近く、<日本とペルーは料理の相性が良い!>という意見もある様です。

先ずはビール。ペルーの濃く美味い。
■クスケーニャ・レッドラガー 830円
■クスケーニャ・キヌア 830円 
レッドラガーは、ホップの香りが強く、苦味も十分、味わい深いIPAタイプです。美味しいクラフトタイプの麦酒は、今や世界共通語なのですね。キヌアは、苦みと共に、爽快感がありました。

つまみとして、炒った玉蜀黍が供されます。
■カンチータ [チフレというドライバナナの場合もある様です]
身が細長い分、通常のコーンより味は落ちますが、しっかり油でいった硬いポップコーンみたいな感じです。

■セビーチェ  ★★★★☆
ペルー料理の代表格が登場。白身魚に、レモンの酸味とチリの辛味を加えた料理です。
今日の魚は甘鯛。厚みもあり、ふっくらとした白身。ペルー特産のお芋と、チョクロ(茹でたジャイアントコーン)が添えられます。芋はペルー料理の特長のひとつで、日本には無いバリエーション溢れる種類があります。

二杯目のお酒はペルーの蒸留酒を戴きます。
■ピスコ オンザロック
■ピスコ ソーダ割り
焼酎、ジンのようなスピリッツですが香りは強くない分、呑みやすいです。

■パルタ・レジェーナ  ★★★★★
見事に成形された、美貌の一皿、荒井シェフのスペシャリテです。
パルタはアボガド、レジェーノは挟むこと。アボガドと芋のサンド。

■ロモ・サルタード ★★★★☆
ペルーの代表的な一品。芋と牛肉の炒め物。
フライドポテトに、炒めた牛肉や野菜をからめて戴きます。味をまとめる醤油系のソースの味が素晴らしい!
五反田のペルー料理店で、食べたものより、数倍美味しかった。

■デザート ピカロネス ★★★☆
薩摩芋ドーナツ、アイス添え。日本の芋とは異なるペルーの薩摩芋で作られた、素朴な揚げドーナッツ。

■ウニャデガト木の皮のお茶
■ペルーコーヒー
ウニャデガトは苦みや癖は少ない分、薄めの味のお茶です。きっと身体に良い感じ?はありましたが‥?
食後のデザートと一緒に、ペルーのお茶を戴きました。

らしくない、渋い店名は、親の代からの会社を引き継いでいる為?とか?
今回、美人女将の不在がちっと残念でしたが、次に来る時のお愉しみにとっておきましょう。

トレンドセッターたちの注目の一つとなっているペルー料理。
日本で、戴くなら、きっと、この店が一番だと思います。お早めに、一度お試しください。

(2017年8月初訪問)

ペルー料理と銘打たれておりますが、天下の三國清三の下でフレンチを学んだ、荒井隆宏シェフによる、ヌーベルクジーヌと云うべき、洗練されたレストラン。アメリカ西海岸のフュージョン料理に近い気がします。

15年11月、NHK『キッチンが走る』に出演された、荒井シェフ。四国の秘境・祖谷に赴き、地場の源平芋や蕎麦を使って、ペルー風マリネのセビーチェを作ったのが、とても美味しそうで、BM。半年を経てのランチ訪問です。番組でのシェフの鋭い眼光が印象に残っています。

ペルー料理は、五反田の『アルコイリス』で数回、食べておりますが、ここはペルー由来のヌーベルクジーヌとでも呼ぶべき、全く異なる趣き。

荒井シェフは南米ペルーを放浪し、料理を学び、十数年前に開店、今やミシュランのビブグルマンを獲得、料理本の雄「柴田書店」からはペルー料理の本を二冊も出版されています。

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(2016年11月再訪)

二度目もランチ訪問。訪問は13時頃で、日替わり2種のランチの内、鶏料理は売り切れでしたので、注文は豚の煮込み。

■ペルー風ポークのトマトシチュー 940円+大盛り150円 
■珈琲 100円   合計1,190円

煮込みはトマトベースですがレーズンも使われています。大きなじゃが芋と、豚肉塊りがゴロリ。程よい脂身を帯びた肉は、スプーンで、ホロリと崩れます。煮込みに添えられる、インディカ米にはタイ米を使用されているのだそうです。カリフォルニアとかより、香りがよく、水分も多い感じ。

100円でコーヒーを飲みながら、美人の女将さんと旅行談義に華が咲き、暫しの寛ぎタイム。
ペルーでの珍道中をお伺いして、次は‥ぜひ、夜に来たいと意を決した次第です。

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(2016年6月初訪問)

さて、ランチは二種類。鶏のローストかパスタ。ここは当然、名物の骨付き鶏肉で、ヤバダバドゥーするでしょ!
■ペルー風骨付きチキンと野菜のパエリャ 940円 + 大盛り 150円
■パッションフルーツ・ジュース 100円

ランチは、前菜サラダから。
サニーレタスに、オニオンドレッシング、チーズも添えられています。美味しいドレッシングです。チーズは牛じゃないかな!?
メインの鶏肉とパエリャはワンプレーとに綺麗に盛り付け。
大盛りだからか、鶏もボリューム満点。使われているのは、お肉ソフト&ジューシーのひな鳥。ロースト具合は極上!皮はパリッと肉はふんわり。
そこに、特製唐辛子ソースをかけます。このアヒ(唐辛子)ソースも、秀逸です。薄いオレンジ色した綺麗なソースには、玉葱、唐辛子、サラダ油オンリー。骨までしゃぶり尽します。ヤバダバドゥー!
スペイン由来のパエリャは、さらさらのインディカ米に、南米独特のカボチャでしょうか?カリカリとした歯応えが美味しい。その他、人参、グリーンピースに、オリーブと生の玉葱があしらわれています。

夜のコースは、お値段次第での、おまかせ設定。ペルーの定番「ロモサルタード」や「チキンのカウサ」辺りがを加えて、セットを組めばバッチリかも。ペルーと云えば、アルベルトとケイコのフジモリ親子が有名ですが、荒井って名前も、記憶しておきたいですね。

  • パルタ・レジェーナ(アボガド、芋挟み)
  • 甘鯛のセビーチェ
  • ロモ・サルタード (芋と牛肉炒め)

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4位

つきじ 文化人 (築地、東銀座、新富町 / そば)

15回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥2,000~¥2,999

2024/02訪問 2024/03/07

NEOランチ、NEOディナー始まってます

そば屋の概念を覆す、チャンジャ―「つきじ文化人」。ランチの単品メニューをやめ、お昼メニューをミニコースのみに絞りました。つまり「鴨そば」だけの注文はなし。

ランチ(そば前)セット(前菜三点 そば)1800円~
ランチコースA(前菜五点盛り、そば)2500円~
ランチコースB(おまかせ五品、そば)4000円~
鴨鍋コース 宮城県産蔵王鴨使用、芹入り(おまかせ二品、鴨鍋(鍋そば付き)、そば蜜かけアイス)5500円

というのが新規のランチメニューです。

■鴨そば+前菜(三点盛り)

前菜の三点盛りは、銀杏素揚げ、鴨のガレット、帆立刺身。鴨は正に北京ダックで、皮と身を巻いて頂くもの。サイコーやね!

この日は久し振りでしたので、贅沢に鴨の付けそは。たまりへんなぁ〜

夜もコースのみに絞っての提供になっています。
野蛮人の私も大好きなんだから、きっと皆〜んなが大好き『文化人』。今日はベルギー人さんは居りませんで、代わりにキュートな女優さんが居りました。

◾️蛤(ハマグリ)そば 2,000円

蛤そばは、冷たいザルと温かいカケがあり、今日はカケ。
三つ葉に菜花が入って、醤油は使わず、貝出汁と塩味のスープ。蛤を噛むと、メィディアム・レアな貝から、ジュワ〜と汁が溢れ出ます。ウマウマ!
鹿児島肝附の細身の十割そば。細くても味わい深い。

キュートな美人女優はここを、要チェック!リンク飛ばないからコピペしてね。
https://www.instagram.com/p/CsQyBFGSSye/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==



そばの上に様々の具材をあしらった「種もの」、意外な旬の食材を大胆に載せる手法で定評のある、お洒落そば屋。2019年のミシュラン本には、ビブグルマンとして掲載されている。

厨房の西洋人は、わざわざベルギーから修行にきています。
さて、金曜の早めのお昼。12時少し前、カウンターの中央に着座。蛤に惹かれながら、若竹そばを注文。

◼︎若竹せいろ 1,230円
◼︎空豆ごはん  100円

音威子府(おといねっぷ)産 で、キタワセそば(北海道産・春撒きの夏そば)の十割打ち。黒味の皮に、風味が良く、綺麗な細打ちです。
竹の子は、若竹だけあって、繊細で柔らか。穂先も含め、ボリュームもあります。コリっと焼き上げ、トウモロコシのような豊かな甘みに、苦みは無し。
汁にはワカメもたっぷり、青菜入りです。

ご飯には、空豆入り。甘みたっぷりのお豆です。

しかし、「種物」の新作は途切れる事なく、メニューの全制覇を目指すJRsだが、終わりはいつになる事やら?
ミシュランガイドへの掲載もあり、銀座周辺の文化系の大人たちの集う場となった「文化人」。金曜の夜は予約必至、1月下旬に「新酒祭り」なるイベントが行われ、行ってみました。

「新酒祭り」とは七種の日本酒が一合500円で供される、呑み助の目の色が変わる、この時期ならではのイベントです。
①京の春、②日高見、③開運、④玉川、⑤雨後の月、⑥羽前白梅、⑦澤の花
そして、特別メニューの酒肴も2種、用意されています。

いただいたのは新酒を2種、そして、レギュラーメニューから一合。
■新酒・開運 500円 一合 ★★★★  静岡県掛川市・土井酒造
■新酒・雨後の月 500円 一合 ★★★☆ 広島県呉市・相原酒造
■六十余州  920円 一合 ★★★ 長崎県波佐見町・今里酒造 創業250年を超える老舗

サービスで、そば味噌が登場。その後は、新酒まつりの特別酒肴。
■鴨のレバー 510円 ★★★
■真鴨焼き  610円 ★★★★

■おまかせ五点盛り 920円 ★★★★
■ゆず大根 510円 ★★★

蕎麦で〆て帰ります。ご馳走さまでした。
■鶏・春菊せいろ 1,130円 ★★★★
■冷やかけ・梅と貝割 920円 ★★★
寒い日に、身体を温めるのは、やっぱり、これでしょ!

■鴨芹せいろ 1,540円

鴨肉は、胸肉の切り身に、ひき肉団子と、たっぷり入ってます。
シャキシャキ触感の芹は、ほろ苦く、美味い。
だし汁は、醤油は極めて薄く、塩味のような感じ。鴨自体の出汁を活かした趣向です。
さっぱりにアクセントを付ける、京都の祇園「原了郭」の黒七味がとてもよく合います。

お蕎麦は、いつもの細切り、福井県丸岡在来種。水分少な目のそば粉感の強い打ち方も、毎度のこと。
JRsのおお気に入りです。

これでおいらも越冬出来るかも。
Ladys and Gentlemen. This must be the revolutionary SOBA, traditional Japanese noodle shop. You can enjoy the various unusual & yammy toppings such as sea urchin, matsutake mashrom & so on... on SOBA [We call it TANEMONO.] 新たな種物(たねもの=天ぷら蕎麦の様に、蕎麦やうどんの上に、具材を載せた料理)を開発する、気鋭のそば屋「文化人」!文系も体育会系も、ネクタイ労働者も肉体労働者も、一度は寄ってくだしゃんせ。

晩秋の訪問なら、やっぱり温い蕎麦が良い。晩秋はこれだぜ!
■木の子そば 1,230円
■ご飯     100円

そばの実は北海道新得産のレラノカオリ。キタワセより優れた品種と云われている蕎麦。
木の子は盛り沢山、厚木のシイタケ、丹波しめじ、ジャンボなめこ、エノキ、銀杏、そして、松茸も入れちぇえ!
温い漬けタレでいただく、冷たい蕎麦。新そばの甘い香りと、晩秋の濃く深いキノコ。

母国語がフレンチのベルギー人が修行をはじめていたり、新たな接客の女子も英国堪能と進化が止まらない、文化人。
This must be the best gastronomy shop in Tsukiji.
(2018年11月訪問)
寄ってらっしゃい、食べてらっしゃい!次から次、新たな種物(たねもの=天ぷら蕎麦の様に、蕎麦やうどんの上に、具材を載せた料理)を開発する、気鋭のそば屋「文化人」。種も仕掛けもあり過ぎて、貴方も、貴女も、食の異次元へ。

細くて美しいそばは、食べるだけで美人になるとか、ならないとか…(๑˃̵ᴗ˂̵) 貴女も一度はお試しあれ。

2度分おまとめ投稿(富山県南砺産の常陸秋そば)

本日は夏なのに雨で底冷え、そんでもって、鴨とお餅のそばを戴きます。
■鴨雑煮そば  1,230円 ★★★★

暑さには熱々で対処。この時期だから美味しい、アツアツのかけ蕎麦です!
細過ぎず、太過ぎずの長ネギが香ばしい、鴨雑煮は――鴨肉の切り身に、たっぷりのお葱がしゃきしゃきと歯応えで心地よく、鴨との相性は最高。あっさりと醤油ひかえめ、さっぱり塩味の出汁に、とろけるお餅。
お茄子入りのご飯もGOO!

■とろろ淡雪  1,030円 ★★★★★
擦りおろした、とろろ芋に、お出汁を投入する、冷やしのざる蕎麦。
滑らかな中に、食感のバラエティーの粗おろしの芋があり、つるつる、ずるずる、啜ります。
アクセントの薬味には、本わさびに、梅干し。少量を、そばや飯に付けて、愉しみます。

いつ食べても美味い、鉄板の味ですが、やはり、夏、涼やかなざる蕎麦です。
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!次から次、新たな種物(たねもの=天ぷら蕎麦の様に、蕎麦やうどんの上に、具材を載せた料理)を開発する、気鋭のそば屋「文化人」の春~初夏の新作だよ~!

さぁ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!種も仕掛けもあり過ぎて、貴方も、貴女も、食の異次元に誘われること請け合い。こんな蕎麦屋、見たことない!

おかめ、しっぽく等の基本メニューに加え、四季折々、旬の素材を活かした、見たこともない蕎麦のメニューがオンパレード。

突然ですが、4月12日の夕方、無料の三味線イベントもありますよ。詳しくは添付の写真で!

本日、ジュニアーズが食べたのはこれ!
■鯛そば 1,330円 ★★★★

タイそばと聴いて浮かぶのは、①カオソーイ ②鯛出汁ラーメン
しかし、この店のタイ蕎麦は、タイの切り身、桜の塩漬け、菜の花、海苔と、豪華な具材の日本そば。
そこに、醤油出汁をかけて、冷かけで戴きます。出汁には、少し、酸味が入っています。別だてでお酢も渡され、酸味はお好みで調整可能。ジュニアーズには途中までそのまま、最後に少しだけ追加しました。

何と云っても、5・6枚入ったタイの切り身の存在感なのですが、桜の塩漬けも強い存在感で負けていません。
一見、バラバラに思えますが、そばと結びつける存在として、菜の花と海苔があります。

桜の季節、春を感じさせる、めでたい鯛。
汁のさっぱりとした爽快感もGOOで、夏の熱い最中に戴いても良い気がしました。
春から初夏、トムヤムもいいけど、「文化人」の鯛そばも、お忘れなく。


寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!次から次、新たな種物(たねもの=天ぷら蕎麦の様に、蕎麦やうどんの上に、具材を載せた料理)を開発する、気鋭のそば屋「文化人」の春の新作だよ~!

さぁ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!種も仕掛けもあり過ぎて、貴方も、貴女も、食の異次元に誘われること請け合い。こんな蕎麦屋、見たことない!

おかめ、しっぽく等の基本メニューに加え、四季折々、旬の素材を活かした、見たこともない蕎麦のメニューがオンパレード。四ヶ月ほど留守をしたら、新メニューがいっぱいでした。

今日は女性四人を引き連れての訪問です。ジュニアーズが食べたのはこれ!
■ぞろりこそば 1,230円 ★★★★
■なっ葉ご飯   100円 

「ぞろりこ」は江戸時代の、文献から再現された、そばで、暖かいそばです。
小切りになった鴨肉と、粗挽きされたとろろ芋が入って、とろろ芋のねばりで、汁が「ぞろり」としています。
「ぞろり」は今風に言うと「どろり」って感じです。寒い日には、とても良いメニューで、芋のとろみで身体がホカホカします。
個人的には、もう少し、汁に醤油系の味があった方が食べやすい気もしましたが、芋とソバの味がストレートに活かされた、素朴さのある、味も捨て難く、評価はその時の気分かも知れません。

今回はランチなので、お酒は登場しませんが、夜の酒に肴も色々あって、種も仕掛けも、酒も肴も、色々あり過ぎ!

古典を学び新しきを知る、さすが「文化人」。ワン・アンド・オンリーの価値は他の追随を許しません。
秋の夜長10月上旬の訪問、17:30の口開け、金曜ゆえ、すぐに予約の方々で満席。人気あります。

仕事仲間と、お酒を二、三本呑んで、 蕎麦で〆ます。
戴いたのはこんな感じ。
■焼き茄子
■松茸焼き
■お揚げ
■磯辺揚げ

■味噌なめこ蕎麦(温) 920円 ★★★
味噌の風味はあっさり、味噌汁程の強さはない。
ここの蕎麦打ちとても細く、かけ(温)蕎麦の際に、伸び易いのが欠点。
鹿児島県の肝属郡鹿屋の在来十割蕎麦。

冬には何を食べようか?

昔、家で、茶そばにクリームソースを掛ける料理を提案するも、ツレの猛反対で試食にも至らなかったJRsです。

今回の新作そばは斬新です。
お茶を出汁に、そばを食べるのです。

◼︎かぶせ茶そば  1,320円 ★★★☆

そばは鹿児島肝属郡の十割。
かぶせ茶のひやかけ蕎麦、それに、炒った稚鮎が四尾そえられます。
かぶせ茶は、玉露の様にお茶の葉に陽を当てずに作り、旨味が高く、渋味が控え目になっている。これをダシ汁として戴く斬新な蕎麦。お茶ゆえに、旨味が高いとはいえ、地味で簡素な味わい。殆ど、わび・さび、茶の湯の世界の様です。
そこに、旨味を加えるのが、稚鮎。一見イリコですが、破格に美味いです。軽い苦味に味わい深く、かぶせ茶と相乗効果で、蕎麦か引き立ちます。
食べた後には残ったかぶせ茶に蕎麦湯を注ぎ、お茶として戴きます。
ランチとしてはやや物足りない感がありましたが、お酒、酒肴の後のシメ蕎麦には最高に良いのではないでしょうか。特に、日本人より欧州、フランス人あたりが好みそうな一杯かも知れません!?

変わり蕎麦がお好き貴方、この夏、是非、自分の舌で、お試しくださいませ。
[種物]が魅力のお蕎麦屋さん。四季折々、鮮度いい築地の食材を使ってワンアンドオンリーの一皿が並びます。
文化人も、似非文化人も、肉体労働者も、ネクタイ労働者も……いらっしゃ〜い!2013年夏・開店の若い蕎麦屋だけあって、
伸(の)び盛りです… m(._.)m

久し振りの訪問。

今日の蕎麦、宮城県都城産十割 わせかおり使用。

◼︎雲丹どうふそば 1,540円 ★★★★☆

雲丹そばは食べた経験ありますが雲丹豆腐はお初。真っ黒い海苔、緑のメネギに大葉、本わさび、そこに、冷えたタレをかけて戴く、冷やしぶっかけ式のお蕎麦です。
ウニどっちゃりで、涙が出そうです。クリーミィな雲丹の磯の香りに、畑のクリーム・豆腐。ベリーGOOなマリアージュ!
色味は鮮やかオレンジではありませんが、味は濃厚で甘味抜群、糖度・高杉晋作…<(_ _)>…

夏のそばには、アワビ、雲丹、色々あります。
冬の鴨も良いけど、夏こそ、そば!雲丹、アワビ…月日の経つのも夢の内でございます。

(2017年6月訪問)

『文化人』と云う、インテリ源ちゃんの様な名前のお蕎麦屋さんは、名前に負けない勉強家。古典文献を研究し、築地という最高の食材が揃う地で、わずか数年で、特異な地位を獲得しました。特に、お奨めなのが[種物そば]。四季折々、旬の素材をのせたせいろや温そばはワンアンドオンリーの存在感。
文化人も、似非文化人も、肉体労働者も、ネクタイ労働者も……いらっしゃ〜い!
東銀座と築地の中間地点、元電通本社そば、2013年夏・開店の若い蕎麦屋だけに、伸(の)び盛りです… m(._.)m

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(2017年3月再訪)

毎度お馴染みのランチ訪問。以下のメニューを食べに来ました。
■鶏芹せいろ1,130円 ★★★☆
■日替わりご飯 100円 ★★★☆

小松菜のご飯は前回の大根には面白味が劣りますが、栄養価はこっちに軍配ですよね。

芹は根を除き、食べやすくも、野性味も少し感じさせてくれる作り。鶏もも肉がしっかり入って、脂身よりも白身の精肉。いい感じです。

今回の驚きは、そば切りの変化。今までのスパゲティ並の太さが、エンジェルヘア並の細内に変化していました。
江戸前の更科風に、スルッと食べやすくなりました。春の山菜のような、繊細な種物には、ぴったり。女子受けしそうな大変革。今後の動向に注目です。
『文化人』と云う、インテリ源ちゃんの様な名前のお蕎麦屋さんは、名前に負けない勉強家。古典文献を研究し、築地という最高の食材が揃う地で、美味なる[種物]を産み出します。四季折々の食材をのせた、せいろや温そばは是非もの級の推奨品。

ワンアンドオンリーな[種物]そば屋、文化人も、似非文化人も、肉体労働者も、ネクタイ労働者も……いらっしゃ〜い!
東銀座と築地の中間地点、元電通本社そば、2013年夏・開店の若い蕎麦屋だけに、伸(の)び盛りです…  m(._.)m

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(2017年3月再訪)
毎度お馴染みのランチ訪問。以下のメニューを食べに来ました。
■鶏芹せいろ1,130円 ★★★☆
■日替わりご飯 100円 ★★★☆ 小松菜

小松菜のご飯は前回の大根には面白味が劣りますが、栄養価はこっちに軍配ですよね。
芹は根を除き、食べやすくも、野性味も少し感じさせてくれる作り。鶏もも肉がしっかり入って、脂身よりも白身の精肉。いい感じです。
 
今回の驚きは、そば切りの変化。今までのスパゲティ並の太さが、エンジェルヘア並の細内に変化していました。
江戸前の更科風に、スルッと食べやすくなりました。春の山菜のような、繊細な種物には、ぴったり。女子受けしそうな大変革。今後の動向に注目です。
本日の蕎麦は福井県大野産の十割蕎麦。

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(2016年12月再訪)

毎度お馴染みのランチ訪問。以下のメニューを食べに来ました。
■いくらそば(冷やし)1,230円 ★★★☆
■日替わりご飯 100円 ★★★★☆

いくらの冷やしそばは、ぶっかけ方式。そば、大根おろし、そして、いくら、香り付けの柚子。海苔と山葵をお好みで添えて戴きます。
いくらは塩がちょっと強い感じ。個人的にはもう少し味醂、醤油タイプの方が合う気がしますが…なかなかタップリ入っていて、食べ応えあり。
本日の蕎麦は群馬県赤坂産の十割。ここの蕎麦は常に十割、でも、粗挽きじゃない為、つるつる喉越しも良く、食べやすいんです。やはりここの蕎麦はレベルが高い。出汁も程よいバランスです。
忘れちゃいけない。前回も食べましたが、ご飯は大根、三つ葉、塩がピリッと効いた美味い飯。このヤワヤワ大根は圧力鍋使用かな‥美味いですよこれ!

あれっ、本日のそば湯はサッパリ目。うん、いいですよ、これで。
そう云えば、いくらの温そばって、どういう感じなんでしょう。いくらみたいな繊細な玉子はすぐに白濁する筈なんだけど‥いくら温そば、気になります。

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(2016年11月再訪)

いよいよ師走、冬到来。一年を〆る、例のやつ、登場してます。
■牡蠣そば 1,230円 ★★★★☆
大根と三つ葉のご飯 100円

昨年は「牡蠣せいろ」を戴きましたが、今年は温専用の、牡蠣そば。江戸仕立てとメニューに書かれており、昔の味の復刻メニューの様です。
味噌仕立てですが、牡蠣鍋的な味噌味ではなく、そば汁にほんのりと味噌をといた感じ。大豆が感じられますが、そば汁との曖昧な合わせ方、無難かも知れませんが、やや曖昧で面白みに欠けるキライも。これを補うのが、柚子胡椒、たっぷりの長ネギも、癖の強い牡蠣と相性良し。
しかし、大振り牡蠣がゴロゴロ4個っちゅうのも悦ばしい限り。

牡蠣喰えば 金が無くなり 本願寺  
|ノ>ε<|ノ ドッカ―ン
月末ランチで千円超えランチはボンビーリーマンには、ちっと痛いも、喰わずに越せるか、寒い冬と逢坂の関。

本日の蕎麦は、北海道せたな町産、遠路遥々、ご苦労様でございました。
とメニューを見直すと、秋の名物「松茸おかめ」以外にも、「湯もり」「春菊そば」、おっと「いくらそば」なんてものもあるではないか!
ちょっと目を離すと、すぐに新たなメニューが登場する。ヤバイ、ヤバイ、チェックは欠かせない!

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(2016年8月再訪)

先月の訪問時、美人女将に誘われ、三周年記念の落語会(マチネーの部)に訪問。昼の12時半から呑んで食べて、その後に、高笑いと云うワケ。

高座は、なんと入口すぐの蕎麦打ち台。楽屋がないから演者も大変そう。
お客さんはほぼ満席、手作り感溢れる中、店主の同級生と紹介されたイケメン噺家《麴家サプライズ》君、ご登壇。本職は金融業と云うからサプライズと云うより、サブプライムと呼ぶべき (゚O゚) !?
落語家なんて、オツムが弱く、ツラが悪い者がなる職業と思っていたら、昨今は違うらしいですね。
(゚O゚)\(- -;
そして、真打登場。三遊亭遊三師匠の四番弟子の《三遊亭とん馬》は、小遊三師匠の弟・弟子です。酔っ払い芸は見事なもんで、本当に、酔っ払ってるジュニアーズより堂に入っていました。どういうこっちゃ!?
うぃー~~~~~(/ ̄□)/~(酒)

あれっ、何を呑んだのかって、
■生ビール マスターズドリーム
■玉川泉 雄町       1,030円

肴はこんな感じ。
■おまかせ五点盛り     920円
■ささみ梅おろし和え    610円
■あおさ海苔の出汁巻き玉子 820円  
■もりそば         810円
■冷やしきつねそば    1,130円     

本日のそばは、群馬県赤城産夏そば。でも、なんだな、信州信濃の新そばよりも、あたしゃ、築地のそばがいい。ってか。
うぃ ~~ 女将 ~~(/ ̄□)/~(酒)もう一本 ~ 
三周年は、まだまだ、宵の口。お愉しみは、これからだ!

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(2016年7月再訪問)
珍しく週末のお昼、12時前に一献。(そばは長崎・諫早産)

画像追加 ■雲丹蕎麦 ■残雪 ■酒肴三点盛り ■冷酒「南」 ■水菓子

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(2016年6月訪問)
三ヶ月訪問をサボってしまったら大変だ!先週から、大型新メニューが登場していた。

■とろろ鮑そば 1,640円 ★★★★☆
本日のそば、徳島県美馬産 祖谷在来。凄い!蕎麦位しか獲れない、あの秘境の祖谷産です。

さて、「とろろ鮑そば」とは…
汁がたっぷり入った、冷たいかけ蕎麦の上に、擦りおろされ、たっぷりのトロロ。その中央部分に、コリッコリの新鮮な生アワビが一個分、1cm程の薄切りが5~6枚、そして、肝が添えられています。そして、芽ネギがあしらわれています。食べる際に、本わさびを入れ、さらに青海苔を振って戴きます。磯の香りを際立たせる演出です。

とろろを纏い、より一層チュルチュル喉越しが増した、そば。細身の蕎麦は、とろろと相まって、ペロッと食べられます。そして、その合間に、コリコリを愉しむ悦楽。そして、メインイベントの肝、フォワグロ以上に、濃厚で、ほろっと大人の苦味。あぁ~、これは極上!!アワビだけで千円程度の価値があるほど、お安くはありませんが、寧ろ、お得感アリです。

5月末に登場した本メニュー、もうすぐ終わる「蛤そば」に変って、この夏の主役。皆さん、一度はどうぞ。

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(2016年3月訪問)
桜の季節の限定=桜が散るまでですから、後2週間くらいでしょうか?桜そばを戴きました。
今まで食べてきた季節モノの中でも、出色の出来映え!

■桜そば 1,130円 冷かけ ★★★★★

桜花の塩漬け、大根、長芋、白玉団子が載せられ、甘酢が別添えされています。
大根と長芋は浅漬けされているのかも知れません。さっぱりしただし汁に、さっぱりした野菜、しかし、桜の花はキリッと塩が効いて、ぽわ~んと甘い華の香りが漂います。春です。
この桜が美味しい。欲を云えば、もうひと花欲しかった。桜飯なんてのも、良いかも。
一見、不似合いに思える白玉団子は、甘酢を添えるとデザートのような感覚として戴けます。
ジュニアーズは、そばを殆ど食べてから、甘酢大量投入、デザートとして白玉を戴きました。

世の中に 桜とそばのあるかぎり 春の心はのどけからまし

花見に行けないお忙しい貴女、ここで一杯どうぞ!

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(2016年1月訪問)
2016年の初訪問は、平日の夜に二名で。サクッと呑んで、サクッと食べて‥
■ぬる燗酒・玉川(京都・木下酒造)山廃純米やんわり 920円
旨味も酸度も適度、のんびり戴く大人の酒です。

■あおさ海苔の出汁巻き玉子 820円 ★★★★★ 云う事なし!
■おまかせ五点盛り・一人前 920円 ★★★★★
本日の五点は、以下の通り。黒豆酢大豆(サイコー)、柚子大根、大和芋磯部揚げ、鴨焼き、板わさ。
■豆腐そば  1,050円 ★★★☆ 価格違ったらメンゴ 
温そばの場合は、木綿豆腐にあんかけ出汁、冷たい場合は、絹豆腐入り。そば粉は福井県大野産。

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(2015年12月訪問)
いよいよ師走、冬到来。一年を〆る、例のやつ、登場してます。
■牡蠣せいろ・そば 1,230円 ★★★★★  

牡蠣そばは2種、一つは温かい「かけ蕎麦」、もう一つは冷たいせいろに温かいつけ汁「せいろ」。後者を戴きます。
そばは、富山県・南栃産の蕎麦粉十割。つけ汁には、寿司一貫分もあろうかと云うデカい牡蠣が四個。食べ応えがあり、貝柱にはしっかり旨味と歯応え。
葱は青と白を使い分け、細長く縦切りされて、これが美味い!薬味には柚子とセリ。脇役にセリを使うあたりが憎い演出。文化人だねぇ~、ご主人。

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(2015年10月訪問)
毎月恒例レビュー、10月分です。期間限定で供される、旬の一品を、ジュニアーズがご紹介しています。
■松茸おかめそば 1,540円 ★★★★
幕末の頃、江戸下谷七軒町にあった、「太田庵」考案の種物。縁起担ぎで「お多福」とも呼ばれました。本日のそばは、北海道蘭越町の新そば・

仰々しく、蓋つきで登場。フランス料理の銀の蓋クロッシュを開ける時のようなプレゼンテーションも愉しい限り!
蓋を開くと、秋!松茸の香りが立ち上がるという趣向、素晴らしいです。柚子を少々載せると、香りは一層引き立ちます。立ち上る湯気の中に、鎮座する・松茸。脇を固めるのは、蒲鉾、湯葉・昆布巻き。

一杯に詰め込まれた、日本の秋。週末ランチ、サイコーの贅沢を堪能できるのも後僅か、ご興味ある方はお早めに。
ここまで嵌ってるので、レビューポイント、大幅に上げました。
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(2015年9月訪問・二回夜昼)

秋渇き もの思う夜 腹が鳴り
初体験夜の文化人は“ゆめ”のオフ会。旬のネタの扱いに、力量を発揮するお店だけに、この時期は夜の訪問に恰好です。松茸、果実、いくら、茄子…美味いものが並ぶ、日本の秋。夜の文化人は魅力いっぱい。酒を呑み過ぎて野蛮人にならない様に… えぇっ、ジュニアーズの事じゃないかって‥⁉︎

秋の盛りの旬メニューはこんな感じ
いくらおろし、いちじく胡麻味噌がけ、焼き柿、焼き椎茸、焼き銀杏、素揚げ栗と銀杏、素揚げえのき茸、茄子の揚げ浸し…

そして、三名で、戴いたのは、こんな感じ。
■柿 梨 イチジク 白和え 720円  ★★★★
米麹をたっぷり使い、甘さと塩気のナイスなバランス。デザートでなく、良質つまみな一品。今日一かな!?

■松茸焼き 1,330円〜 ★★★★
こりゃ料理じゃないですが、旬なので外せない気がしました。幾らだったんだろう。

■大山鶏焼き ★★★☆
■玉子焼き  ★★★
■焼き味噌 ★★★
鳥焼きは小切した食べ易く供されます。脂の乗り、コリッとしたしまった肉質。
肉玉子焼きと味噌は癖のない素朴な感じ

■巣篭り蕎麦 ★★★★
■残雪蕎麦 ★★★★★
揚げそば、所謂、AKY。あんかけ焼きそば。いいです!

呑み物は四種。
■アサヒスーパードライ瓶
京丹後・木下酒造の癖の強い日本酒
■コウノトリ 920円 すっきりして、日本酒らしい
■飲むみりん 510円 甘い
■タイムマシーン 1,030円  長期熟成 デザート酒向き

初の夜訪問で感じたのは、矢張り、この店、玉子焼きや焼き味噌のような定番よりも、その時期ならではの旬の一品に力が入っているなぁと感じました。
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九月、風はすっかり秋めいて、旬の温そばが登場。紅葉子そば、きのこのあんかけ、豆腐…
■紅葉子そば 1,030円 ★★★★

紅葉子とは鱈子のこと。丼の中で、色づいています。温そばで、半生となったタラコ、更に緑の豆が入っています。さて、この秋を代表する、黄緑色の豆は何でしょう?画像にあります…、回答は、ご自分でご確認ください。美味ま~いですから…(画像追加)
本日の蕎麦は長野県松本産。
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(2015年・晩夏 訪問)
7月・8月、二度の訪問。定期報告させて戴きます。夏は群馬赤城の新そば・夏そば十割が使われていました。

■トマトそば 1,030円 ★★☆ (7月)
今まで食べた、旬そばの中では、最もインパクトの薄い印象でした。正直、食べる前に、酢橘蕎麦のトマト版が戴けるものかと想像してしまっていたからです。皮を剥かないまま、サクッと切り落とした”輪切りトマト”をイメージしていました。小切りにしてしまうと、トマトの汁が出汁を濁らせ、良しとする向きもあるかも知れませんが、蕎麦らしさが薄れてパスタの様になっていると感じました。熟れたトマトよりは、若くシャキッと青味が強い位が合う気がしましたが、如何なもんでしょう。

■磯 雪  920円 ★★★★★ (8月)
■炊込ご飯 100円 トウモロコシ、油揚げ、三つ葉
以前、同僚が食べたのを見て、狙っていました。これは完璧な逸品!全卵を死ぬほど混ぜ続け、あおさ海苔で磯の香りを加えます。玉子の滑らかさに関して、比較すべきは「HIDEMI SUGINO」のケーキ級と云ったら、判る方には判って戴けるだろうか!?
この一杯を作るために、ご主人は腱鞘炎を患ってしまう程、卵を溶いて溶いて溶き続けて出来上がるのです、って嘘です。
調子に乗って筆が滑りました。
炊き込みご飯にトウモロコシってアイデアも良いですね。同僚の食べた、雲丹蕎麦の画像もUPしました。

今週末、8月9日(日)お昼には、落語会も開催。立川一門の女流で、二つ目・こはるさんの噺を聴く会もあります。
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毎月恒例の定期訪問。旬の変わり蕎麦レポート。4月・5月・6月、三ヶ月分のレポートです。
■若筍そば ★★★☆ (4月)
冷かけで戴きます。焼いた穂先、薄皮入り、ワカメ、木の芽、三つ葉と三役揃い踏み。こんがり焼けた、コリコリの筍。歯応えの愉しさが光ります。福井県大野産の十割そば。

■焼きウドそば 1,030円 ★★★ (5月)  
冷かけで戴きます。薄く切ったうどを、木の芽と黒七味で‥ほんのり苦味の効いたウド、そばは宮崎県都城産の十割。

■雲丹・冷かけそば 1,440円 ★★★★☆ (6月)
冷かけで戴きます。オレンジと緑は最も綺麗な反対色。雲丹に合わせるのは、芽葱。こりゃ、美味い!!!
クリーミィな雲丹は馬糞でしょうか!?鮮やか蜜柑色に、磯の香り、かすかな苦みに、強い甘味・旨味。
大好きなジュニアーズじゃなくても、築地の新名物と云いたい位。お奨めの一品!!!!
新潟県小千谷産の十割、品種はとよむすめ。ナイーブな味のそば。

毎回、愉しませてくれる、そば湯も美味いし‥病みつきですね。
この他、6月には以下の様な、旬のメニューが‥トマトの冷かけですか‥気になるなぁ‥
□新生姜の冷かけ  1,030円
□トマトの冷かけ  1,030円
□じゅん菜の冷かけ 1,230円

痘痕(あばた)もエクボとは良く云ったもので、好きになると、全てが良く見えてくる。そんな経験ありますよね。お店の好き好きなんて、所詮、そんなモノの様な気がします。
って、云いたかったのは、「冷かけ」こそが、サイコーの蕎麦の食べ方じゃないかということ。
文化人なら、「かけ蕎麦」よりも「冷やかけ」じゃねぇ!
何故かって、ここで食べれば判るって‥アバタも笑窪か否か、決めるのは、貴方です!!
‥って、夜にも行かなきゃね。
(2015年5・6月訪問)
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(2015年3月訪問)
不覚にも冬季限定の牡蠣そばを食べ逃す!
3月まだあると思って行ってみると、既に無し!!! ガビ~ン!!

既に春の山菜そばがありましたので、それを戴きました。
■春の山菜そば 1,230円
温かいかけと、冷かけがありましたが、冷かけで戴きました。
うるい、わらび、こごみ、うど、ふきのとう、そして、桜の花の塩漬け入り
食感の愉しいうるい、ほろ苦いこごみ、正に春を思わせるふきのとう‥、季節を美味しく戴けます。
黒七味をさっと振ります。

さて、牡蠣は消えましたが、「蛤そば」なんてメニューもありました。
□蛤そば  1,440円
適時に登場する、旬のお蕎麦。これは2月に一回は来るしかないかな‥

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(2015年1月訪問)
惹かれるのは、ご店主の探究心と、気軽に戴ける品揃え。このバランスが大事だ。
単なる文化人なんかじゃダメなんだ、少なくとも、ジュニアーズには。

さて、本日は、初春を感じさせる新メニューを戴きました。
■芹そば 1,030円
芹、三つ葉、そして柚子が香る、冬の味覚。謂わずと知れた春の七草。春の予感を先取りです。
春の七草は、冬の間に欠乏する、ビタミンを補う昔からの風習ですが、芹はシャキシャキして、空芯菜に似た、食材です。
でんぷん系もっちりの蕎麦と、しゃっきり、シャキシャキ食感の芹、良いバランスで、美味しく戴きました。

牡蠣そばも比較的リーズナブル。寒いうちに、また、行きましょう。
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(2014年11月初訪問)
開業時から着目しておりましたが「文化人」と云う名前に躊躇(ためら)って、入店まで一年かけかりました。

温かいおそばのメニューは、こんな感じ。
□か け     820円  □味噌なめこ   920円
□かき玉     920円  □花 巻    1,030円
□大山鶏南蛮  1,030円  □山かけ    1,130円 

以下は冷たいおそばのメニュー
□も り     820円  □辛味おろし   820円
□のりかけ    920円  □冷やかけ    920円 梅肉、かいわれ
□磯 雪     920円  □大山鶏せいろ 1,030円
□つけとろ   1,130円

本日のそばは、栃木県益子産新そば十割と貼り紙。
冷たい雨が降る冬の日、風邪のひき始めだったジュニアーズは、なんとしても乗り切らねば!と考え、滋養ある温かい蕎麦で、英気を養おうと考えました。文化人としての知性は期待しないまでも、元気を貰おうと‥

ジュニアーズが戴いたのは、これとこれ。
■鴨南蛮 1,300円 ★★★★
■混ご飯  100円  季節替り= 油揚げ、大根、お新香付
鴨の身は厚切りが4枚、柚子、長葱、三つ葉が香ります。大きく吸い込むと、すぅーっと湯気が鼻腔に抜け、風邪が吹き飛んだ気がしました。十割のそばは、心地よい喉越しで、体に流れ込んでいきます。
関東っぽくな淡白な出汁を、すっかり飲み干し、身体が芯から温まりました。
珍しい大根の混ぜご飯は、柵切りの大根は素朴で、油揚げがコクをもたらします。
甘酢の赤カブの漬け物が、旨味のアミノ酸たっぷり、美味しい!

本当に風邪を吹き飛ばしてくれた、鴨南蛮。ランチタイムのお蕎麦屋の選択肢が、また、一つ増えました。
『東風庵』が廃業されたとは云え、『布恒更科』『流石』『さらしなの里』『長生庵』『山形田』と、優良そばの集結地。期待してます。こ

  • 鴨そば
  • 鴨そば
  • 三点盛り(銀杏素揚げ、鴨のガレット、帆立刺身)

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5位

鮨おおね田 (森 / 寿司、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/08訪問 2017/11/17

イカ飯 森町のスター★寿司店

銀座で修行されたご主人が実家の森町で独立、都心の高級寿司の雰囲気で、内浦湾の魚を握ります。JRsのお奨めはカニ飯を思わせるカニ身!

失礼承知で「こんな町にミシュラン(一つ星★)が?」と気になっていたお店。
[大ネタ]と云う、寿司屋に成るべくして産まれた様な名字の大将。お任せで楽しませて戴きました。名前が厚なら、大ネタ厚し!ギャフン(≧∀≦)

イカ飯で有名な森町、北海道新幹線に乗って、道南に上陸、北上するドライブの道中で立ち寄りました。事前に予約、8,000円のコースです。
道南ドライブの詳細はこちらで ▶http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12310601504


6時の口開け訪問、カウンターに座ります。
途中、地元の漁業関係者もカウンターに座られ、何とキャビアのお裾分けがあり、愉しい夕餉になりました。

生ビールと共に、摘み出しがスタート。
①煮 蛸
②北寄貝 ご存知、内浦の名産!
ほんのり柑橘が効いてます。
③イカ刺し 薬味の趣向が楽しい!
④時不知 焼き
⑤イカごろ焼き
途中、サービスでイカ塩辛も登場しました。流石、イカ飯の町の鮨屋さん、イカを3品も並べて下さいました。

さて、日本酒に変わり、握り十貫スタート。
①平 目 しっかり昆布〆、がっちり熟成
②帆立 炙り
③煮 鮑 甘過ぎずさっぱりめのツメ
④カニ JRs一番のお気に入り!
長万部カニ飯を彷彿させる味付けのカニ身。
味噌も練り込まれ味は深いく、
JRsにはどこか懐かしい。
⑤鮪漬け
どっぷり漬かった醤油に、ねっとりの赤身。
漬けの前にも可也寝かしているのかな。
味が濃すぎるとの意見も含め話題の一品。
⑥鮪中トロ
⑦鱒 北海道らしいネタです。
⑧塩イクラ
醤油漬けでなく塩漬け。柚子の効かせがGOO
⑨雲丹
バフンらしき濃厚な甘さ
⑩煮穴子
11 品目として、〆の玉子
カステラ型 デザート風の玉子焼きです。
この辺りも銀座で修行されたセンスですね。

特長としては、味付けがハッキリと強めな事。漬け鮪がその好例。また、ツマミに限らず、小皿にのったネタが多いのも面白味、大将の几帳面さを具現化しているかの様です。

内浦湾と云う恵まれた漁場に上がる地魚に、繊細な一仕事、店主の真摯な姿勢が垣間見え、ミシュラン納得の11貫、ご馳走さまでした。

キャビアを戴いた大将にも、この場を借りて御礼申し上げます。

(2017年9月初訪問)

  • こんなカニ寿司初めて!
  • うに
  • いくら

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6位

パティスリー・パリセヴェイユ (自由が丘、九品仏、奥沢 / ケーキ、カフェ、パン)

4回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2019/12訪問 2019/12/30

19年 Xmas ケーキなど

毎年、数種類の斬新なロールケーキが供される、この店のクリスマスケーキ。今年は、不思議なホールケーキがありましたので、予約購入です。

■マロン、柚子、林檎のケーキ 15㎝ 5,500円

ムーミンのニョロニョロのようにケーキに刺さっているのはメレンゲで、スポンジがないのが特長。
底に敷いたビスキュイダックワースの上に、全体を覆う栗のクリーム。
クリームの中に包まれた3種類のジャムが、柚子とリンゴのジュレ、柚子のクリーム、そしてマロンムース。
底の方、栗のシロップ煮、リンゴのソテーも入っています。

JRsには、栗たっぷり、モンブランの進化型という狙いなのかなと感じられました。

お酒は少なめなので、子供でもOKですが、子供にはちょっと贅沢すぎかも知れません。

ここはパンも美味しいので、予約しに来た折に、以下も購入。
■リュスティック・オリーブ 黒オリーブの細長いハードな田舎パン。何度食べても美味い!
■チーズとゴマのパン
■フォンダン・ショコラ

来年もよろしくお願いします。
ってな訳で、店名の由来となった「パリ・セヴェイユ」を聴いてもらって、本日はここまで。
https://www.youtube.com/watch?v=7whXkifG_ms
ここは最高のケーキ屋にして、最高のパン屋でもあります。オーセンティックな高級パンは、他の追随を許さない名品とも呼ぶべき優れ物です。

◼︎パンドゥミ・コンプレ・ノア 750円 ★★★★
パンドゥミはセサミに次いで二度目の購入。ハードな外皮に、中は前回以上にもっちりして、合わせてたっぷりのクルミ。全粒粉の深い甘味と程よい酸味。

■リュスティック・オリーブ 260円 ★★★★
小麦の甘い香りが漂う、もっちり生地のリュスティックの中に、黒と緑のオリーブがたっぷり。細身の枝のようなサイズのお洒落パンです。

夜20時まで空いてますので、仕事帰りにも立ち寄れ、便利な存在です。

(2017年9月訪問)
自由が丘、ピーコックの並びに鎮座する、人気パティスリー&ブーランジェリー。欧州の本格的なケーキとパンの店に匹敵する店づくり、テイクアウトだけでなく、イートインのカフェも併設。週末のイートインは行列覚悟です。
                      
オーナーシェフの金子美明さんは、中学卒業で菓子の世界へ、渡仏しマカロンの原型を作った『ラデュレ』、天下の3ツ星『アラン・デュカス』などで研鑽を積み、この店を38歳でオープンさせた天才肌。

パリを思わせる典型的パティスリー&ブーランジェリーはフランスでの研鑽の賜物。入口には冷蔵カウンターのケーキたち、店の中央にはパン棚、そして奥はティーサロンになっています。

店名『パリ・セヴェイユ・PariSe’veille』は「パリの目覚め」という意味で、フランスでは有名なシャンソンの曲名。折角ですから、お聴きください、ジャック・デュトロンの『パリの目覚め』(リンクはPC専用)。
古き良きパリの香りが漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=7whXkifG_ms

*******************
今回は以下のケーキ三個とパン一個を購入。

■ムッシュ・アルノー  650円 ★★★★★
ヘーゼルナッツのダックワーズの上に、クランチ・クッキー、板チョコを挟んで、ミルキーなチョコクリーム、。食感の異なる四種のミルキーなチョコ菓子が織りなすハーモニ—。更に、板チョコとオレンジピールの鮮やかなデコレーション、
ミルキーなガナッシュにはオレンジ風味が練りこまれ、甘さの中に爽やかな苦味を効かせた大人のスイーツ。

■ガトー・バニーユ  600円 ★★★☆
濃厚なバニラが強烈に香るクリーム菓子。カスタードにアーモンドを合わせたガナッシュに、底面はサクッとしっとりしたビスキュイの二部構成。

■ル・シュープレーム 620円 ★★★★
ギラギラした漆黒の光沢が眩しいチョコとベリーのスイーツ。
板チョコで囲われた中からは、チョコとムースとスポンジの地層が登場。濃厚でいて、さっぱり口溶けの正体は、チョコの間に挟まった黄緑色のクリーム。ブラックベリー風味の紅茶クリームが奥行きをあたえている。

ケーキだけじゃ満足できない、この店なんだからパンも購入。
■パン・ドゥ・ミ・コンプレ・セサミ 650円 ★★★★★
カリッとハードな外皮に、しっとり、もっちりの生地。たっぷり練りこまれた胡麻が不思議に零れ落ちない技術には感動すら覚えます。

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16年12月、Xマスのケーキ「シトロンヴェール・フレーズ」を購入。

■シトロンヴェール・フレーズ 5,200円 限定100台 6.5×15cm
苺のムースを、ピスタチオのビスキュイでサンドイッチしたものが底面を支えます。
その上には苺のジュレ、それを酸味が効いたライムのババロアで丸く囲んでから、更に、ライム風味のホワイトチョコレート・ムースで包みました。ビスキュイやムースには、グレナデンシロップや洋酒も使われていて、見た目以上に味はアダルト。ムースにはピスタチオも香って、最後に、トップスに、木苺と苺。

Xマスケーキにはこの他、ショコラノワール、桃のムースを使ったペッシュ、マロン、マンゴなどのフルーティなものなど、全六種。
来年のクリスマスも、ここで良いかなぁ!?
 
*******************
 
■オペラ 560円 ★★★☆
アーモンドのスポンジ生地に、ミルキーなガナッシュ、コーヒーを使った、三層のケーキ。チョコの苦味より、ミルキーなガナッシュが際立つ柔らかなオペラです。

■ポワール・キャラメル 600円 ★★★★
洋梨の半身に詰め込まれたキャラメルのムース。中には、二種類のスポンジケーキ、そして洋ナシのムース。更に洋梨コンポートも入った秋冬の味覚。
 
 ■サヴァラン・ヴァンルージュ 620円 ★★★★★
カップに入ったのは、幾重もの層。上から、ヨーグルトのクリームに振りかけられたナッツとスパイス、オレンジピールのほろ苦さも大人な味わい。その下、第二層はオレンジのシロップ漬けに、ジャム。第三の層には、たっぷりと洋酒を吸ったブリオッシュ生地。スプーンで掬って、口に運ぶと、ジュワッーーと溢れる、大人の味。この第三層が決め手です。
更に‥一番下にはカスタードクリーム。贅沢の極みの様な逸品です。

*******************
16年5月、今回はケーキではなくパンを買いに夕方に訪問、店仕舞いする30分ほど前でしたが、まだ、そこそこの品数はありました。

■パン・ド・カンパーニュ 600円 ホール★★★★
シンプルなライ麦パン。たっぷり弩デカイサイズで、日持ちも良く、徐々に酸味があがりますので、ゆっくり愉しめます。
 
パンを買いに来ましたが、余りに美味しそうでしたので、これも買ってしまいました。
■タルト・オ・マロン・ア・ラ・カフェ 450円 1/4サイズ★★★★
珈琲風味のアーモンドクリームに、丸ごとの栗をゴロゴロ入れて焼き上げた大人のタルト。安くはないが、自由が丘スイーツとしては高くもない、渋めな大人のタルトてます。

シェフ一押しはケーキの「ロアジス」に、週末限定のデセールもあった筈、いつも混んでるけど一度はイートインもしなくちゃね。

********************
12年9月 ケーキ三個をテイクアウト。
■ノスタルジー:イチジクのコンフィを詰め込んだタルト。ブランデーの効いた大人の味。
■フィグ・オランジュ:ねっとり濃ゆ~いチョコレートに、オレンジ・フレイバー。
■キューバ:バナナとサクサク。ナッツを、ラム酒と、シナモン風味の生地でおまとめ。
自由ヶ丘、ピーコック並びに鎮座する、人気パティスリー& ブーランジェリー。欧州の本格的なケーキとパンの店に匹敵する店づくり、テイクアウトだけでなく、イートインのカフェも併設しています。
                       
オーナーシェフの金子美明さんは、マカロンの原型を作った『ラデュレ』や、天下の3ツ星『アラン・デュカス』などで研鑽を積み、この店を38歳でオープンさせ天才肌、現在の日本を代表するパティシエです。フランス各地での修業の賜物、店の作りはパリを思わせる典型的パティスリー&ブーランジェリー。
入口には冷蔵カウンターのケーキたち、店の中央にはパン棚、そして奥はティーサロンになっています。

店名『パリ・セヴェイユ・Pari Se’veille』は「パリの目覚め」という意味で、フランスでは有名なシャンソンの曲名。折角ですから、お聴きください、ジャック・デュトロンの『パリの目覚め』。古き良きパリの香りが漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=7whXkifG_ms

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(16年12月再訪)
Xマスのケーキ「シトロンヴェール・フレーズ」を購入。
■シトロンヴェール・フレーズ 5,200円 限定100台 6.5×15cm

苺のムースを、ピスタチオのビスキュイでサンドイッチしたものが底面を支えます。
その上には苺のジュレ、それを酸味が効いたライムのババロアで丸く囲んでから、更に、ライム風味のホワイトチョコレート・ムースで包みました。ビスキュイやムースには、グレナデンシロップや洋酒も使われていて、見た目以上に味はアダルト。ムースにはピスタチオも香って、最後に、トップスに、木苺と苺。

Xマスケーキにはこの他、ショコラノワール、桃のムースを使ったペッシュ、マロン、マンゴなどのフルーティなものなど、全六種。
来年のクリスマスも、ここで良いかなぁ!?

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(16年12月再訪)
Xマスのケーキを予約しにきたついでに、テイクアウトでケーキを購入。

■オペラ 560円★★★☆
アーモンドのスポンジ生地に、ミルキーなガナッシュ、コーヒーを使った、三層のケーキ。チョコの苦味より、ミルキーなガナッシュが際立つ柔らかなオペラです。

■ポワール・キャラメル 600円★★★★
洋梨の半身に詰め込まれたキャラメルのムース。中には、二種類のスポンジケーキ、そして洋ナシのムース。更に洋梨コンポートも入った秋冬の味覚。

■サヴァラン・ヴァンルージュ 620円★★★★★
カップに入ったのは、幾重もの層。
上から、ヨーグルトのクリームに振りかけられたナッツとスパイス、オレンジピールのほろ苦さも大人な味わい。
その下、第二層はオレンジのシロップ漬けに、ジャム。
第三の層には、たっぷりと洋酒を吸ったブリオッシュ生地。スプーンで掬って、口に運ぶと、ジュワッーーと溢れる、大人の味。この第三層が決め手です。
更に‥一番下にはカスタードクリーム。贅沢の極みの様な逸品です。

でもって帰りしなに、Xmasケーキを予約。次回はXmasケーキをご紹介します。
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(16年5月再訪)

今回はケーキではなくパンを買いに夕方に訪問、店仕舞いする30分ほど前でしたが、まだ、そこそこの品数はありました。

■パン・ド・カンパーニュ 600円 ホール★★★★
シンプルなライ麦パン。たっぷり弩デカイサイズで、日持ちも良く、徐々に酸味があがりますので、ゆっくり愉しめます。

パンを買いに来ましたが、余りに美味しそうでしたので、これも買ってしまいました。

■タルト・オ・マロン・ア・ラ・カフェ 450円 1/4サイズ★★★★
珈琲風味のアーモンドクリームに、丸ごとの栗をゴロゴロ入れて焼き上げた大人のタルト。安くはないが、自由が丘スイーツとしては高くもない、渋めな大人のタルトてます。

シェフ一押しはケーキの「ロアジス」に、週末限定のデセールもあった筈、いつも混んでるけど一度はイートインもしなくちゃね。

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(以下、12年9月記載)
今回は、ケーキ三個をテイクアウト。

■ノスタルジー
イチジクのコンフィを詰め込んだタルト。ブランデーの効いた大人の味。

■フィグ・オランジュ
ねっとり濃ゆ~いチョコレートに、オレンジ・フレイバー。

■キューバ
バナナとサクサク。ナッツを、ラム酒と、シナモン風味の生地でおまとめ。

  • マロン・柚子・ポンム 5,500円
  • 19年 Xmasケーキ
  • (説明なし)

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7位

ロラソ (武蔵小山、西小山、不動前 / パン、ケーキ、サンドイッチ)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2017/11訪問 2017/12/24

お菓子もハイレベルなパン屋

南仏マルセイユ出身のパン職人ロランさんと日本人の美人菓子職人によるマリアージュが生み出す、パンと菓子の店。JRsが訪れたパン屋史上、最も美しいパン屋さんは、菓子もとてもGOOなのでした!

平日の夜、6時の訪問、曜日によって7時まで営業なので、パンもケーキも結構ありました。
パンを買いに来ましたが、今まで食べたことの無いパンと、遂々、ケーキも買ってしまいました。

◼︎バゲット・ペイザン 324円 ★★★
この店には2種類のバゲットがあり、見事なシェイプの尖塔型のバゲット。やや膨らみが弱かったのが残念、個人的にはローランの方が好きですかな!?

今月のパンを2種、購入
◼︎蜂蜜とアーモンドのパン 346円 ★★★★
蜂蜜入りの甘い生地の中にアーモンドの粒がざくざく入っています。お菓子にもなるし、食事にもなる、万能型のパンですね。

◼︎ベーコン過ぎるパン 335円 ★★★★
うす切りじゃない角切りベーコン入りもインパクトがありますが、パンの食感もGOO!

◼︎シフォンケーキ・バニラ 356円 ★★★★
◼︎クレーム・ショコラ 367円 ★★★☆
ふわっふわのシフォンがとってもGOO!バニラの心地よい香りと甘味、また買います。

ご主人の接客でしたので、店名【ロラソ】の由来を尋ねると、来日当初【ロラン】と書けずに、【ロラソ】になった初心を忘れない為なのだそうです。

東横線、田園都市線… 東急沿線でJRsが一番好きなパン屋さんはケーキも優秀でした。また、来ます。
フランス人のロランさんご夫妻が営む、本格派のブーランジェリー、お菓子のパティスリーも併設。見事な流線形・美しいパンたちが並びます。お二人のセンスが反映された店内も、簡素ながら、細部に神経の行き届いた繊細さが光ります。

武蔵小山駅から5分、都立小山台高校のグランドをグルッと回って、向かいます。店名は「ロラン」ではなく「ロラソ」って、悪戯っぽい感じ!?一度、店の前を通り掛った際に、良さ気な匂いを感じていましたが、入店すると【びっくりポン】!イチジク、くるみ、チーズ‥思った以上に、綺麗なパンが並びます。その美しさは、かつてないハイエスト・レベルです。

週末には限定パンが並びますので、焼き上がりの11:30を狙っていくのがお奨めです。

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(2016年3月再訪問)
日曜日の午後16:00頃の訪問。桜が開花する全日ですが、お店お前の桜は開花!散歩には格好の日でした。夕方近いので、一部売り切れがありますが、まだ十分に種類は充実していました。ここのパンは本当に綺麗ですので、買い占めたくなる程、選択が困ります。

■パン・アントワンヌ 368円 ★★★☆
端を尖らせた形状のクープで、石臼挽き、グラハム粉を合わせたハードパン。石臼は全粒粉、グラハム粉は全粒粉を開発した博士の名前で、グラハム粉は胚芽や表皮を別に挽く粉。名称はお子さんの名前の様です。。

■パンドセーグル 314円 ★★★★
パンオセーグルではなく、パンドセーグル。本格的なライム麦パンです。さわやかな酸味で、クリームチーズやハムに合います。

■ペイザンポム 303円 ★★★☆
全粒粉小麦に、あっさり炊かれた林檎を入れて焼いたパン。強い小麦の持っちり生地の中から、林檎の食感がサクッと残り、GOOです。

■かぼちゃパン 260円 ★★★★
ビアノワズリーの生地にかぼちゃを練りこんだ、ねっとりした菓子のようなパン。ほんのり優しい甘さが上品で、ほっこり気分。秋のパンなのに、心が春めきます。

バゲットのカマンベール、チャパタのハムチーズなど、自家製のサンドイッチもありました。
今度は菓子も買ってみたいと思います。

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(2015年12月初訪問)

店内の様子を見て、パン選びを≪ウマそうか?≫ではなく、≪綺麗か否か?≫、曲線美で決めました。パンと云うより藝術に近い感覚なのです。
こんな事は初めてです。それも、派手な見映えのアプリコットのヴィエノワズリーとか、シナモンロールではなく、どのパンの曲線美が素晴らしいかと云う選択です。

ライナップに、特段、変った点はありませんが、マンスリー(月間)特製が在るみたいです。オーソドックスな中に、オーナーの感性、冴えた技が光っています。
□クロワッサン・ローラン 238円
□バジルのチャパタ    260円 
□オリーブのチャパタ   292円
□パンドセーグル     314円
□バゲット・ペイザン   324円 全粒粉小麦
□バゲット・ビエノワ   324円 ミルクパン 

戴いたのは、以下の三点。
■バゲット・ローラン 324円 ★★★★☆
ご主人の名前を冠した、渾身のバゲット。
エロティックな形から、味には期待しませんでしたが、予想以上の美味さ。
購入当日の夕食に、一部、戴きました。断面から判るように、発酵による膨らみは少ないのですが‥。外皮のクラストは薄め、中のもっちりを活かした小麦配合。塩っ気も程よく、大変、美味しかった。バター不要、リベイクしてそのまんま戴きました。

■チャパタ 238円 ★★★★
これも、リベイクして戴きましたが、見た目以上に美味しかったです。思いの外、カリッと香ばしい外皮に、オリーブオイルがたっぷり薫るもっちりした中身。バターも、チーズも不要。

■ショコラ  216円 ★★★★  
チョコチップたっぷりの甘めのパン、表面に塗られたバタが生み出す光沢が見事です。柔らかいので子供にも受けると思います。カフェオレがあれば最高ですね。

お菓子も充実、メレンゲ 260円、スコーン 357円、マドレーヌ、フィナンシェもあります。フランス人の感性が活かされた、美形のパン。家からは遠いですが、また、来たいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

おおば製パン (赤井川、駒ケ岳 / パン、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/09訪問 2017/09/14

これが パン本来の味 @ 赤井川

酵母を使わず小麦粉、水、塩のみで生地を発酵させ、薪窯で焼き上げる古代パンの製法で作るストイックなパン屋。名物はカンパーニュ。

北海道・駒ヶ岳のすそ野、大沼公園から森町へ向かう農村地区にあり、店前のベンチで駒ヶ岳を見ながら、食べる、イートアウトも出来ます。

道南ドライブの途中、平日の午後4時、電話にてカンパーニュがある事を確認して、訪問しました。

店の横の駐車場に車を停めると、店主は薪割りの真っ最中。おおーーっ、大地に根を張る[北の国から]なお店です。
ご店主は未だ30代でしょうか?

店内は狭い買い物スペースに、芳ばしいパンの香りと木の香が漂います。平日の夕方なので、やや少な目ですが思ったより多くの種類、綺麗なパンが並んでいました。
確保していたカンパーニュ一個の他、クルミ、マドレーヌも購入しました。

◼︎カンパーニュ 1,200円 ★★★★★
◼︎くるみ 500円 ★★★★★
◼︎フィナンシェ   170円 ★★★★

使用する小麦粉は、輸入ものでは無く道内産、いくつかを使い分けている様でした。

翌朝、くるみパンを生で、後日、カンパーニュはリベイクして戴きました。

カフェオレと一緒に戴いた胡桃パンには、胡桃がたっぷり。4〜5個分くらい!?がっちりハードなカリカリ外皮に、もっちりグルテン出まくりの優しい中身。しっかり噛むと滋味深く、小麦の甘味が際立ち食べやすいパンでした。

カンパーニュも、外皮にはパリッパリのクラスト感、柔らかい内相はふっかふかで、噛むと心地よい酸味が拡がります。
甘目のジャムより、ドイツ系のハムやチーズが合いそうなカンパーニュです。

久し振りに本格的なパン屋と出逢えました。訪問するには遠すぎますので、通販があれば、買おうと思います。
https://www.order-cheese.com/user_data/g14213.php
でも、あの筒形のブリオシュ(画像参照)は店で買って食べるしかないでしょうね~、う~ん、また、行きたい。

(2017年9月初訪問)

  • カンパーニュ 1,200円
  • くるみ 500円
  • フィナンシェ 170円

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