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入り口
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看板
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メニュー
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こんなメニューも
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お箸やお茶
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薬味とお漬物登場
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ひつまぶし
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お椀
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一膳目（そのまま）
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二膳目（薬味と）
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三膳目（出汁茶漬け）
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四膳目（薬味と）
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ごちそうさま
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名古屋に行くにあたって、名古屋大を卒業した知り合いに「名古屋はいろいろ特色のある料理があるけどどれを食べたらいいかな？」と聞いてみたら、「みそかつとかオグラトーストとかはいいからあつた蓬莱軒でひつまぶしを食べるといいよ。これだけはお勧めできる。」と一押ししてくれたのがこのお店。あつた蓬莱軒は熱田神宮の周りに４件もありますが、本店は混んでいそうなので、神宮店にうかがいました。
カミサンと早速うかがったのが１１時半でしたが既にお客さんが周りに待っていました。そこで順番表に名前を書くとお店の方に「２時間半待ちになります」とさらっと言われてしまい。大人気のお店だからそんな感じだろうと、そこから熱田神宮へお参り。初めて伺いましたが結構広いのですね。おごそかに旅の無事を祈念をした後は、熱田蓬莱軒の本店を見学。結構近くにありますが、本店はそれほど大きくなくやはり凄い込み具合。１時頃来店されていたお客さんが２時間半待ちと言われて少し当惑されていました。それが蓬莱軒の人気なのです。これは相当期待できます。更に周りの神社も散策。蓬莱軒には入り口で「お散歩マップ」が頂けるので待ち時間も十分に楽しむことが出来ます。
さて午後２時に再来店すると早速２階へ通されました。お座敷かと思ったらちゃんとテーブル席。歴史を感じつつも清潔な店内はしっかりしたお店であることを証明しています。席に着くともうメニューは決まっています。ひつまぶし（４９９９円税込）を２人前お願いしました。関西の腹開きの焼きのみの鰻はあまり食べたことがなかったのでとても期待していました。
ほどなくして、ものすごいものが登場。ひつまぶしのお櫃とお茶碗。薬味（わさび、葱、きざみ海苔）、出汁の入ったポット、お漬物、お椀と１つ１つが完璧な姿で登場。特にお櫃を開けると美味しそうな鰻がたっぷり。何といういい香りでしょうか？間違いないと思って写真を撮らせて頂きましたが後で見ると「写真でご飯が食べられます！」。それくらいの鰻です。
早速頂きました。おひつの中をしゃもじで十字に切り１／４づつ頂きます。最初はそのまま。口に入れるともうこれで十分美味しい。カリッとした表面にふっくらした鰻の身。更に良質の油に決して甘過ぎないタレの絶妙なこと。一瞬で虜になってしまいました。今までうな重を食べてきましたがそれを越える食べ方だと感じました。更に驚いた２膳目。今度は葱、わさび、海苔を掛けて頂きます。これがとんでもないうまさ。う～ん、とカミサンと唸ってしまいました。さっぱりと頂け美味し過ぎます。そして３膳目が２膳目の薬味入りに出汁をかけて頂く出汁茶漬け。これはまた異なる世界でうまいんですね～。３種の食べ方がそれぞれうまい。これは参りました。そして最後の４膳目は好きな食べ方で。かなり迷いましたが２膳目の「薬味をかけて」という食べ方をチョイス。やはり美味しいです。かなりの量だったと思いますが、ペロッといってしまいました。お椀もお漬物も申し分ありません。お櫃にはご飯粒１つ残せないほどの美味しさでした。
私にこのお店を薦めてくれた知り合いに感謝しながらお店を後にしましたが、あの鰻の質とボリュームで５０００円というのはお安いなぁとつくづく思いました。さすがの大人気店です。次回は是非カミサンのご両親を連れて来たいとカミサンが申しておりました。名古屋の美味しいものの頂点に立つひつまぶし。さすがのクォリティでした。どうも御馳走様でした。