魚菜っ葉さんの行った(口コミ)お店一覧

魚菜っ葉の奮闘絵日記

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行ったお店

「高知県」で検索しました。

これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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120 件を表示 166

うなぎ屋 せいろ

大橋通、高知城前、堀詰/うなぎ

3.60

123

¥2,000~¥2,999

¥2,000~¥2,999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

2013/01訪問

1回

自膳工房 れお

高知市その他/喫茶店、オーガニック、ケーキ

3.08

11

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.4

ここをお伺いするのは今回が4度目かな? 高知市春野町にぽつんとある「自膳工房れお」 ここのお料理が素晴らしいんです。 今回もメインディッシュは「魚」にします。 「赤魚の酢ダレかけ」美しく敷き詰めた野菜の上にからりと揚がった赤魚のフライが屹立しています! カリっとしたコロモと柔らかいフライの食感のバランスが最高です! 玄米ご飯は歯応えと旨味が絶妙です…おかわり自由。 酸味の強い自家製味噌の味噌汁にはニンジンや大根がたっぷり入っていて、こちらもおかわり自由。 驚いたのが「白菜のお白合え」薄味に煮た白菜に自家製の柚子ジャムがトッピングされています。この柚子ジャムと白菜が素晴らしく合っています。 「これは素晴らしい取り合わせですねぇ!」ってお話すると…「白菜の煮物に柚子の皮を載せるでしょ…そこから発想を膨らませました」って。 なるほど!柚子の香りはもちろんですが、そこに甘さがアレンジされています。眼から鱗! 「むらさき芋のあんかけ」もそうなのですが、主張しない甘さ…ふんわりとした甘みが献立に織り交ぜられていますから夢見心地に箸が進みます。甘さがアクセントなんです。 その他の小鉢も含めてどれもが厳選された…おそらく地元の食材を使いながら、丁寧に丁寧に仕上げられています。どれだけ料理に対して愛情深い方なんだろうと胸がいっぱいになります。 このランチがなんと900円❣️ 食後の珈琲は+100円(この珈琲も深煎りのコクのあるものです) さらにカボチャのケーキ+150円。 料理は美味しいけどケーキはなぁ…なんて軽く見ていたら、これも絶品!おみやげに買って帰ろうかと真剣に悩みました…仕事を終えて松山に帰られるのは深夜なので諦めましたけど。 そしてこの女性シェフは陶芸教室も開いていらっしゃいます。 この器もすべて彼女自身の作品です。(ガラス食器は違いますよぉ〜って笑ってらっしやいます) 珈琲を飲んでいるカップの持ち心地がとても良かったんです。持ち手の曲線がボクの指にピッタリ。 帰り際に店内に並べてある同タイプのカップ&ソーサー(2,000円)を持ち上げてみるのですがどうもさきほどの感覚とは違う…諦めて車に乗り込みエンジンをかけたものの、諦めきれずに店内に引き返して 「さっき、ボクが飲ませていただいた、あの珈琲カップを売ってください!」とお願いすると「はい、よろしいですよ!」って…ボクが千円札2枚を取り出すと「使ってたものですから1,000円で良いですよ」って…やさしいですねぇ。 「ところで、本業はお料理ですか?陶芸ですか?」ってお尋ねすると「お料理ですよぉ〜」ってにっこり。 「お料理はどちらかで修行されたのですか?」 「いいえ!独学ですよ」って。天才です!すごい! 店内のレイアウトといい、薪ストーブといい、植物のセンスといい…素晴らしいですよ! 近所なら入り浸りますよ。住みつきたい。 そうそうBGMはずっとクラムボンでしたね。 いつ来てもクラムボンが流れていましたからファンなんでしょうね!クラムボンチョイスもgood! なにもかもが素晴らしいので写真もたくさん載せておきます!

2023/02訪問

2回

つけ麺屋 ちっちょ

鴨部、曙町東町/ラーメン、つけ麺

3.39

82

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

昼の点数:4.2

「つけ麺屋ちっちょ」さんです。 このお店が開店したのは2008年頃でしたから 10年以上も前になります。当時はつけ麺屋さんというのも多くはありませんでしたし、このお店は格段に美味しかったので折につけ何度も通ったものです。 このお店のオーナーはお笑いコンビ「TKO」の木下さんのおかあさんが経営されているもつ鍋屋さんのつけ麺1号店としてオープンしたお店です。 「ちっちょ」って屋号は木下さんの子どもの頃のあだ名だそうです。 その後、同名のお店を東京、大阪にも出店されましたし、「つけ麺屋蔵木」やラーメン「SORAIRO」も系列店です。 今回はその「つけ麺屋ちっちょ」さんに久しぶりにお伺いします!選んだのは「特製つけ麺1,020円」チャーシュー2枚と煮卵がトッピングされています。 さっそく麺だけをズズズィーと啜ります! 麺の香りが素晴らしくこれだけで十分に美味しいものですから、麺だけを数口楽しみます。 そしてつけ出汁でズズズィーっと。 濃厚な魚介スープが脳髄に旨味を押しこんでくるような強烈な味わいです。鼻から旨味が抜けるというよりも頭のてっぺんから抜けていく感じですね(笑)。 チャーシューや煮卵だってこの麺に、このスープに良く合います。 久しぶりの訪問でしたが、相変わらずの美味しさです。以前よりも辛味が強くなっている気がしますが、その方がパンチが効いていてなおよろしいかと思います! 素晴らしい❣️

2021/03訪問

2回

自然イタリア料理 ダ ゼロ

西佐川/イタリアン、オーガニック

3.70

12

¥3,000~¥3,999

¥4,000~¥4,999

定休日
火曜日、水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

そこにレストランがある!と確信していても不安な道行きになります。 お伺いしたのは「自然派イタリアンレストラン ダ•ゼロ」 田んぼに囲まれてポツリと佇む小さな小さなお店です。 もちろん初めてお伺いするレストランです。 そのローケーションも素晴らしいのですが 驚いたのは一皿目「茄子のムース オリーブ」をひと匙口に運んだ瞬間です。 その味のバランス、食感、温度、スプーンの重ささえ完璧です。 一口目でこれはただごとではない!と直感しました。 きっと総ての料理が美味しいに違いない! そして、その期待を裏切ることなく どの料理もひとつ残らず興奮する美味しさです。 料理の技はもちろんのこと、ひとつひとつの素材への拘りとそれを実現するための生産者さんとの繫り。フロアスタッフのホスピタリティ! どれもが見事にリンクして最高の食事を提供してくださいます。 メインをいただくより先に、次回の予約がいつ取れるのだろうと考えています。 テーブルが3卓だけの小さな小さなレストランですが ここは素晴らしい!

2021/07訪問

1回

味劇場 ちか

中村/居酒屋、海鮮

3.59

202

¥3,000~¥3,999

-

定休日
月曜日

夜の点数:4.0

新年のご挨拶にお伺いしました。 あらかじめ電話予約していた「ビリ鯖」 この時期は鯖は美味しいんです。 鰹はちょいと弱くなるので鯖のみ予約! 「この時期は鯖が美味しいですねぇ」っておかあさんに確認すると… 「もうちょっとしたら白子を持つようになるから、そうすると味が落ちるんよねぇ」って相変わらず正直な方です。 それにしても、 外はずいぶんと冷え込んできましたので「藤娘」をぬる燗でいただきます。 キリリと身の引き締まった鯖です。こんなに新鮮で弾力に富んだ鯖は漁師町でなければ先ず食べられないでしょう。幸せ そして本日のおすすめは「地物伊勢海老焼き」 やや小さめの伊勢海老ではありますが まず香りが素晴らしい! テーブルに届いた瞬間から 磯の香りと焼き弾けた殻の香りが相俟って眩暈してしまいそうです。 箸先を身に突っ込んでメリっとすくった身を口中に運ぶと香りと同時にその身の甘さがズンっと伝わってきます。 「あぁ〜」ってうめき声が上がってしまいます。 これはぬる燗より酸味の効いた炭酸が相応しいそうですから「直七サワー」を注文します! この選択が当たり!直七の爽快感が伊勢海老に見事に合います! となると…箸先で突つくなんて面倒です。 指先に力を込めて、メリメリと身を引き剥がすことにしましょう。 火の通り具合が絶妙ですからきれいに身がほぐれます。 パクリと口に放り込んでおいては、鼻から抜ける磯の香りと伊勢海老の味の甘みを味わったところに直七サワーの爽快感!ちなみに直七とは↓ (https://www.city.sukumo.kochi.jp/taberu_theater/calendar/autumn/5816.html) 伊勢海老の塩焼きは手掴みで食べるのが最良ですな! 芳ばしく焦げた殻の一部までバリバリと味わいます その食感と香りだけでも直七サワーがあおれますやん さてさて、今夜はこれくらいにしておいて… 2軒目「あや食堂」に出かけましょうかね ビリカツオとビリ鯖をハーフハーフで… この時期のビリ鯖は最高ですね!身の締まりが素晴らしく奥歯で噛むたびにキュッキュッって音がしていそうです。 一方のビリカツオはシルキーな舌触りが楽しめます。最良のものはシルキーでさらに身がむっちりとしているのです。 うんまい 前回の「味劇場ちか」は旬の主力食材をほぼ放出済み!という状態でした…それでも美味しい!という「ちか」の実力にはおどろきましたが… さて、その際に大将(社長と呼ばれています)が「欲しいもんは先に電話で予約しといたらええんよ!」とおっしゃってくださいましたのでその通りに。 16時過ぎに電話して… 「今日は旭ガニはあります?」電話口は社長の奥さんです。「ありますよぉ〜。今日は特大、大、中、小と揃ってるけど、今日もお一人?…なら中か小やね。」この奥さんのハイトーンボイス、それでいてスローペースの声に癒されます 「ビリカツオはあります?」「ありますよぉ〜。」「じゃあ、それも。」「ビリカツオは早う来んとビリカツオやなくなるよぉ。鮮度が大事なんよ。」 …ビリカツオというのは、その日の最後に水揚げされたカツオを(ビリッケツ)大急ぎで運んで来て、すぐに食べようというものです。 「それでも置いといてください!」 「あと、ビリ鯖もありますよぉ〜」 「あぁ!それもそれも!」 「なら、ビリカツオとビリ鯖のハーフハーフにしとこうか?」って。「よろしくお願いします❣️ 」 お店に21時過ぎにお伺いすると、社長が「片桐さんやね?」って「はいはい、そうです。」 カウンターに腰掛けて、まずは生ビール! 直ぐに旭ガニが登場します!料理人の有馬さんが 「中サイズの特上を置いといたでぇ!」って。 包丁で割った甲羅の中からは白くムッチリとした身が弾けています!…うーむあまい!指先で摘んでむしゃむしゃと齧ります。 続いて「ビリカツオとビリ鯖」 鮮度の良いカツオは食感がとてもシルキーなんです。肌理細やか!そして赤ちゃんの唇のように柔らかくプックリしています。ただし味は淡いものが多いのです。が、今日のものはしっかりしています。 逆に言うなら…少し時間が経ったせいかもしれません。 その一方でビリ鯖は最高です。カツオのシルキーさに対して、鯖は身の締りがポイントです。この鯖は一息には噛み切れない力強さがあって、それでもグッと噛み締めると脂が溢れ出してきます。濃厚です。「もう!こんなに!脂がのってるんですね!」 「これから寒くなってくるとますます美味いよね」って。 「そうかぁ、これから秋、冬にはなにが美味しくなりますか?」 「まずはモズクガニ(上海蟹ね)、鯖はますます脂が乗るしね。あと11月になるとクエよね。11月の頭に仕入れたのを1週間ほど寝かせておいて刺身にするとビックリするほど美味しいですよ!」 そうね!そしてフグも始まりますものね。 美味しいものの話題は尽きません。   カニスプーンで蟹味噌を堪能して、カツオと鯖の味わいを満喫して…「なすの揚げびたし」も! 「四万十鶏の唐揚げ」はハーフで。 サワーは「四万十仏手柑」を絞って。 調子に乗って〆の「焼き鯖寿司」を二貫も注文したのは食べ過ぎでしたね。 お会計は6,330円。 食事中に大降りになっていた雨もようやく上がって まだまだ蒸し暑い夏の夜道を上機嫌でホテルへ帰ります。 「本日のおすすめ」に旭ガニって書いてあります。ウキウキしながら店内に入って早速注文すると …売切れましたって 呆然としたまま「生中550円」ともう一つのおすすめ「芋のつる煮280円」を注文します。 すると、これが美味しいんです。 鰹節であっさりと炊いているのですが油揚げのアクセントが効いていて残暑の一品目にベストマッチです。この一品だけで生中が空いてしまいます。 「刺身はなにがおすすめ?」って尋ねます。目の前の小さなメニュー表から取り外されているのは鯖とビリカツオかなぁなんて想像していると 「今夜は鯛ですね」って。…鯛なら瀬戸内のものの方が美味しいんだけどなぁと思いながらもオーダーします。 すると、これが美味しいんです。 しばらく寝かせて旨味を醸した刺身です。西日本では新鮮で身が締まったものが好まれますが、東日本では数日寝かせてイノシン酸を増やします。 この「鯛の刺身880円」はまさにそれ。 ねっとりとした食感で旨味が濃いですね。 さて、いつもなら卓上の本日のおすすめを確かめながらカウンター越しに板前さんのアドバイスを聞くのですがいかんせん今夜は売切れが多い 続いて「鯨の竜田揚げ」を初めてオーダーします。 これは給食で食べたことがありませんし、期待も出来ません… すると、これが美味しいんです。 浅く生姜醤油に漬け込んだ鯨肉は柔らかく仕上がっていて竜田揚げのサクリとした食感とのバランスが素晴らしいですし生姜醤油の香りが鯨肉に良く馴染んでいます。 卓上の小さなメニューを見て「ハラボってなんですか?」と尋ねます。「カツオの胸ビレのところです」「生でたべるんですか?」「塩焼きにします。」 そうかそうか、大正市場でも時々見かけるやつですね。「はらんぼ」って呼んでました。 一人前330円ですから、なんて軽くみていました。 すると、これが美味しいんです。 塩焼きです。しっかりとした塩加減なのはカツオの脂が強いからでしょう。カシリとした表面の下に脂乗りの良い身が隠れています。上手に焼き上げられた鯛のカマ。それより少し(高知らしい)野生味があるような印象です。 生中をおかわりしながら(生中派ではないのですが今夜のお料理には生中がベストマッチですね) 「ガシラの唐揚げ450円」です。 これはボクの定番!カウンターの上に置いてある素揚げしたガシラを注文を受けてから2度揚げします。 パリッパリに揚がったガシラを指先で摘んで、オリジナルポン酢にワンバウンドさせて丸ごと齧ります。口中で骨まで弾けます!美味い!香ばしい!ビールビール そして〆の「焼き鯖寿司」 ここに通うようになって以来、これを食べずに帰ったことはありません。(以前は2切れ食べていたけど最近は一切れね) お茶を準備してもらってゆっくりと味わいます。 この頃には店内もだいぶん落ち着いてきて板前さんたちも少し余裕が出来ます。 馴染みの板前さんが寄ってきて「今日もよく食べましたなぁ」とボクのお腹をさすります 「今日はおすすめが終わってけど美味しかったぁ!」と伝えてレジへ。 「3,973円です!」って安い❣️ いつも驚かされます。しかも今夜は「旅クーポン」を2,000円分もらってますから… 美味しいもんを存分に食べて1,973円。 いっそ四万十市に住もうか!なんて思ってしまいますよ この時期のおすすめ看板で見かけるのが「旭ガニ」です。これまでも何度か「美味いですよ!」って勧められていたのですが軽く見ていました。 まぁ「こんな安いカニが美味しいはずはないだろう」という勝手な思い込みです。注文したことがない。 ところが今回はカツオも鯖も品切れしていたので「旭ガニ」を注文したのですよ! するとね!これが超美味❣️甘みとも旨味ともなんともかんとも!とにかく美味い! カニの旨味というより伊勢海老の旨味に近いかもしれませんね。身もきめ細かですし、臭みもほぼありません。身離れも良いですし、なんなら殻ごと齧れます。 「これ美味いですねぇ〜。まいりました!」って馴染みの板さんに伝えると 「ミソもたっぷり入ってるでしょう!」ってドヤ顔です(笑) たしかにたしかに。ミソも超美味ですわぁ。 「旭ガニはいつまで食べられますの?」って訊くと 「梅雨の頃が旬です。この辺りでは7月までですね。…でもねぇ、去年は秋頃まで獲れてたんですよ。黒潮のせいかなぁ…」って。 これは何度か来なきゃ!もう一杯おかわりしようかとも思うのですが他のお料理も気になります。 「いさきの刺身をハーフで」 これも板前さんのおすすめです。このいさきはしっとりとした脂がのってます! 「美味しいねぇ」って言うと 両手の指で示しながら「美味しいでしょ!50㎝ほどはありましたからねぇ」って。いさきは初夏が旬ですものね! さらにおすすめの「焼き牡蠣」 お隣り席の若いカップルは「美味しい美味しい」とおかわりしてます。 「なすの揚げ浸し」もこの時期のボクのお気に入りです!油を吸わせたなすにカツオ出汁を浸み込まさせています。コクと爽快感が同時に味わえるんです。 〆はいつもの「焼きサバ寿司」 ここでお茶を淹れてもらいます。 旭ガニをもう一杯食べるのは諦めて… 「明日来てもカニはあります?」って、なお未練がましく尋ねると。 「明日は市場がお休みだから無いねぇ。」ですって。 今夜はお料理のほかに軽く2杯ほど呑んで4,000円弱ですよ。相変わらず安くて美味いなぁ。 味劇場ちか旭ガニツアーを企画しようかなぁ!なんて。 四万十の晩ごはんは「味劇場ちか」 いつも通りの間違いない味…なのですが GWの最中ですからビリカツオやビリ鯖はありません。 お造りは「石鯛」、 今日イチ美味しかった「イカの子の煮付け」、 季節ですね「破竹とえんどう豆」、 この時期に毎年食べている「ナスの揚げびたし」 少し脂が欲しくて「イカゲソのバター焼き」 いつもの〆は「焼きサバ寿司」…どれも美味! 本日は始めて2階カウンター席から板場を見下ろしながら飲っています。 なるほど、こうした演出が味劇場というネーミングの由来なのでしょう。 明るい時間から飲み始める背徳感が酔いに勢いをつけてくれるのですが… 料理人の包丁捌きを見るだけの独り呑みはちょいとだけ時間を持て余しますねぇ。 帰り道には今年初めてのカエルの鳴き声…初夏ですねぇ。 美味しい食材がますます目白押しです。 一言目には…暑いですねぇって。 こんなに暑いと食欲はなくなるし…(ホントです) ビールだけでいいやって! いつもの「味劇場ちか」へ。 いつも通り「びりカツオ」と「びり鯖」をどちらもハーフサイズで盛り合わせてもらってゆっくりと味わいます。 厨房を半円形に囲むカウンターにひとり腰掛け、 しかも感染防止の為のプラスチックボードに挟まれて、 眼前には柱が、その柱の奥のTVではコメンテーターが賑やかにオリンピックのハイライトを語っていますが…柱のせいでまったく見えません。 ざわつく店内で独り客はボクだけです。 カツオも鯖も、最も美味しい時期は真夏ではないなぁ…なんて思いながら…それなら鮎でもと思いますが今夜は品切れだそうです。 2品目は「焼き鳥」を。 ここで焼き鳥を食べるのは初めてです。 塩派なボクですが、今夜はタレで。 うん!美味い。  専門店の破壊力はありませんがイメージ通りの味わいです。 熱帯夜、生ビール、焼き鳥の組み合わせは風物詩ですものね。 大学生の頃、彼女とちょいちょい出掛けてた下北沢の「名児爺」って焼き鳥屋を連想してしまいます。 3品目は「ガシラの唐揚げ」 前回来た時にカウンターの上に並んでるのを見つけて注文したお気に入りです。 こぶりなガシラ(ホゴ)を背開きにして中骨を抜いて身と骨を別々に揚げています。 これを摘みあげて、指先でパシリと折って、かるくポン酢(おそらく自家製でしょう。酸味が絶妙にやわらかい)に浸して口に運びます! 鼻から抜ける香ばしさとガシガシとした歯応えとガシラの身の甘さが、この上なく夏のビールにあいます! 4品目の「焼き鯖寿司」で〆ます。 肉厚な鯖と、そこに窮屈なほどに押し込まれた酢飯を炙ったものです。 酢飯の表面が少し焦げて香ばしく、 夏鯖とはいえ…その脂と酢飯とがベストマッチです。 今夜は一切れだけで〆ようと思っていたのですが…食べ終わる頃に、ついもう一切れを追加してしまいます^_^ そして「赤出し」もね。 4,000円弱の支払いを済ませて 店外に出ると来年通りの蒸し暑い夜です。 いつもの夏と違うのは コロナ禍のストレスと東京オリンピックの歓喜が 日常にすっかり浸透しているってことです。 おやすみなさい。 酒呑み(ボクは違います)にとっての夏の醍醐味のひとつは “明るいうちから呑む!”ということだそうですね。 19時を過ぎてもまだ明るい宵の口ですから とぼとぼと歩いて「味劇場ちか」へ。 ボクが一人目の客かななんて考えながら店内に入るとすでに出来上がっているお客もいたりします。 「ありゃ、こんな時間からお客がいるんですねぇ!」って訊ねると 「お盆の頃には、17時開店と同時に満席になることもあったからねぇ。」って。 「ただし、コロナになる前やけどね。」だそうです。 アクリル板で仕切られたカウンターに座って見渡すと「旭ガニ」がズラリと並んでいます。眼の前には「ガシラの唐揚げ」も。 まずは四万十の地酒「藤娘」の常温を手元に貰って「ビリ鯖」と「ビリカツオ」の刺身をどちらもハーフで注文します。 そして「ガシラの唐揚げ」。ガシラをボク達はホゴって呼びます。 これは、注文を受けてからニ度揚げしますから頭も骨もガリガリ齧れるんです。香ばしくて骨の間の身が美味しいんです。 そもそもガシラなんて頭が大きいばかりで身体自体は小さいですから、こうして食べるのがよろしいのでしょう。 今夜は時間がありますからゆっくりと食べます。 「ビリ鯖」「ビリカツオ」はいつも通りのオーダーですが日毎に味の違いがあるのも、当たり前ですが面白いですね。…これは昨日のものの方が上等でした。とは言え、このレベルのものはそうそう食べられないはずです。 「藤娘」が空いたので「ダバダ火振り」をロックで。この栗焼酎には華やかな香りがあります。 「四万十鶏の唐揚げ」もハーフで注文します。 これまでも気にはなっていたのですけど、初めて注文します。ハーフといっても三切れもあります。 まずはコロモから立ち上ってくる香りに魅惑されて、いやがおうにも食欲がさらに加速します。 ガブリと齧ると肉汁が溢れ出ます。 外のコロモはカリリと揚がっているのに、内側の四万十鶏はぷっくりとしています。この揚げ加減は絶妙です。お見事! どんな料理でも美味しく仕上げてくださいます。 そして、今夜も天然鮎をいただきます。 じつは今夜の鮎は茶漬けで食べたいなぁと思っていたのです。なーに手間は取らせません。 熱いご飯の上に鮎をそのままのせて出汁を掛けて 山葵を添えてもらって食べたい! なんてのをお願いしようと考えていたのですが もうお腹がいっぱいです。 鮎一匹だけを食べるのが精一杯です。 今夜は早い時間から食べ始めたから もっと あれこれと食べようと思っていたんですけどねぇと、 少しばかりの心残りをかかえて店外に出ると 辺りはすっかり夜の景色です。 なぜかウキウキとしてしまいます 四万十市の夜は必ず「味劇場ちか」に居ます。 まずは「ダバタ火振り」をロックでお願いしたら、 「びりカツオ」(この日一番最後に水揚げされたカツオです。)の刺身をハーフサイズで… 今日のカツオは今シーズン最高です! シルキーな食感でその身がねっとりと舌に纏わりついてきます。 「清水サバのタタキ」もハーフで。 自家製のポン酢とサバの相性が抜群です。 もう感動しかありません! 「太刀魚の塩焼き」これがtoday’s specialですね! 大きな切り身がデンと登場します。 パリパリに炙られた皮とその下のしっとりとした白身のバランスが最高です! 皮に振られた塩気と白身とを同時に口に運ぶと良い塩加減になるのですが、身が厚いものですから、そのうち塩気が足りなくなります。 と、塩を振られてカリカリに焦げている背鰭を箸先で崩しては白身と一緒に食べます。 白身の豊潤な旨味と、塩気と香ばしさと栗焼酎とのマリアッジュは飛び切りですなぁ! さて、ここの「海鮮サラダ」はこれまで食べたことがなかったのですが、ここの海鮮サラダは絶対に美味しいはずです! という予想がハズレるわけがありません!海鮮がたっぷり! さらに、驚いたことにはトマト! 特別なものではないのでしょうが、初夏の味わいが濃厚なトマトです。 そしてドレッシングに独特な甘味があるのです…食べたことあるけど思い出せない味というのはあるもので…しばらく悩んで出た結論は…梅酒、梅シロップ…?気になってしょうがないので大将に質問するとわざわざ厨房まで確認に行ってくれます…「南高梅を使ってます。」って。 この辺りで〆られれば良いのですが…つい「豚角煮」を注文してしまいました…。脂身がとろりと蕩けて最高です。「ビールを一杯だけください!」って。角煮を箸先でほぐしながらビールで流し込む作業は大好きです。 最後に炭水化物…いつもなら「焼きサバ寿司」なのですが、今夜のおすすめ「本鮪3種盛り」がずっと気になってますもので…。行っときましょう!ビールにも合うはずです!間違いない! 「お兄さん!この近所に住んでるのかと思ってましたよ。」って馴染みの店員さんに声をかけられますから 「そもそも、この近所じゃないし、お兄さんと呼ばれる歳でもないな。」っ応えておきます。 どうやら、 四万十市の飲食店も一昨日から 20時までの営業自粛期間なんだそうです。 そんなこととはを知らずに立ち寄ったものですから 地元のひとではないと見破られたようです。(笑) さて、時計に眼をやると18時半。 いつも通りの 「びりカツオとビリ鯖をハーフで!」と注文しますが 「もう、今夜のびりカツオは硬いところしか残ってないんでカツオにしてください。」って言うから「はいはい。」って素直に片手を上げて見せます。 一人前の半分ずつを一皿に盛り付けてもらうのがハーフ&ハーフ。 そして「酔鯨」を冷やで! つい、うーん!と唸ってしまいます。 刺身と相性が良いのでスルスルと入るんです。 本日のおすすめの「シイ貝の塩茹で」 小さめの紫い貝のことをこの辺りではシイ貝と呼ぶようです。 二枚貝を開いたらそのまま指先で摘んで口に放り込むと、貝の新鮮さが一口で伝わってきます!  ここのおすすめは間違いがない! 「茄子の揚げ浸し」は初夏の逸品ですし、 「土佐ジローの出汁巻」「とり天」を食べ終える頃には酔鯨を数杯重ねています。 「ラストオーダーです!」って声が聞こえてから そろそろ〆の「焼鯖ずし」を注文します。 ついつい二切れも頼んでしまいましたが、 後悔のない味です! 最後に緑茶を淹れてもらって仕上がりますが もちろん、まだ20時です… 店を出ると…近隣の店も灯りを落として 四万十の夜はひっそりとしていますから、 あの汗、酒臭い夏の宵の喧騒さぇ懐かしく思えてきます! 旭ガニは地物のカニなんだそうです。 この辺りでは梅雨の頃から獲れ初めてそろそろ終盤。茹でる前から紅いから旭ガニだとか…。 これは思いのほか身が詰まっています。 指先で摘んで磯の香りと一緒に口に運ぶとしっかりとした弾力と甘さが押し寄せてきますから、つい「おぉ!」なんて呻いてしまうのです(笑)。 さらにミソをカニスプーンで何度もすくって、すくって、すくって。ほんの僅かなカニミソでも濃厚ですねぇ、ひとサジごとにビールがすすみます…なんて言いたいのですが、じつは今夜はノンアルコールです(笑)。 この旭ガニには冷酒が絶対に合いますよ!身にカニミソを絡ませて四万十の地酒かなんかでチビチビやるのが最高でしょう! あとは、いつものビリカツオの刺身をハーフサイズで。ビリカツオの名前の由来はその日の漁一番最後の水揚げのものだからなのです。味と鮮度は言わずもがな、加えてシルキーな舌触りはここでだけ味わえるものです。 手づくり寄せ豆腐は夏の間だけのお楽しみですから注文しないではいられません!これも冷酒が良いなぁ! そうそう今回は豚角煮も注文したのです。 丁寧に作られてますね。ここでは海のものばかりを食べるのですがこうした居酒屋定番メニューも特段に美味しいのです。さすがです! さて、〆の中トロマグロのにぎりは 隣席の大阪から来ているイケメンサーファー父子が絶賛していたので注文してみます。 彼らが「これは大トロでしょ!」って言う通り口に運んだ途端に脂がふんわりととろけます! これもすごいですよ!とにもかくにも、ここ「あじ劇場ちか」は何を食べても美味し過ぎます! 〆の〆にいつも通りの焼き鯖寿司を一切れを注文して熱いお茶を淹れてもらうのです。 店を出ると激しい雨も上がり、少し秋めいた風が流れています。 次回は秋の旬を食べに来るのだぁ!って一人ガッツポーズです!(笑) 「今夜のビリカツオは最高ですよぉ〜!」って。 「ビリカツオってなんですか?」って尋ねると 今日の漁の最後に水揚げされたカツオなんだそうです。夕方に捕れたものを今夜いただく。 「しかも、今日のカツオは力がある!」なんて力説を聞きながら…ホントかなぁなんて疑いながら口に運んでビックリ! 確かに最高の美味しさです!脂のりと身のきめ細かが素晴らしい! まさに、これまで食べたカツオの中で最善のものです!「味劇場ちか」さんの清水サバは毎回美味しいのですが カツオでもここまでのものを手に入れてくるんですね。おそらくこのカツオも土佐清水のものなのでしょうね。 川海老の唐揚げ、土佐ジロー鶏の玉子焼き、そして鯖寿司の炙り!はいつもの私のお決まりですが 茄子の揚げ浸し 鯖味噌煮ニンニク丸ごと入り なんてメニューも美味! 素晴らしい! #味劇場ちか #居酒屋 #四万十市

2023/01訪問

16回

ぽるころっそ

薊野/とんかつ

3.61

24

-

¥2,000~¥2,999

定休日
月曜日、火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.9

東京出張では高田馬場にホテルを取ることが多かったのです。 高田馬場にはとんかつの「成蔵(なりくら)」がありました。毎回お伺いするのが楽しみでした。 (今は閉店してお弟子さんが阿佐ヶ谷にお店を構えています) 「とんかつひなた」も行きました。 「とんた」にも出掛けました。 いずれ劣らぬ名店ばかりです。 どうして東京のトンカツと同じものが四国では食べられないのだろうと思ってました。 大袈裟な考察を持ち込むとしたら…牛肉文化圏と豚肉文化圏の違いでしょうかね さて、2020年11月に高知に開業した「紅豚ぽるころっそ」です。やたら評判が良いのです! 注文したのは「特上ロースカツ定食(2,500円)」 カットされて上に向けられた断面はぷっくりとふくれて弾力を誇示し、肉汁が薄っすらと浮かんでいます。そしてなにより揚げたての香りが素晴らしい。 加えて、 一緒に運ばれてくるライスは香り米とさえ呼ばれる仁井田米。こちらからも独特の香りが立ち昇りますのでいっそうと食欲をそそられます。 さぁ、味わいましょう!並んだうちの真ん中から食べ始めるるのがボク流です。 口に運んだ瞬間に、その旨さに驚きます! まずはコロモがサクリと心地良く前歯を刺激するとそのまま脂身が蕩けます!そして口中から鼻腔へと香りが突き抜けるのです。 そして肝心の肉質はきめ細やかで柔らかです。四万十豚ならこれまでなんども食べていますがこんなに上質なものがあるんだと驚きます。豚を厳選しているのはもちろんのこと!あとは丁寧な下ごしらえなのでしょう。 そうそう、小皿にワサビ、練り辛子、トリュフ塩が運ばれてきますし、卓上にはあまみ海水塩、ヒマラヤ黒塩、セルマランドゲレンテの塩、オリーブオイルが準備されています。 ここではトリュフ塩、あまみ海塩が好みですね! ライスは仁井田米、漬物は自家製、さらに豚汁の野菜が美味しいですね。しっかりと歯応えを残した煮具合なのです。手が混んでいる!もちろんキャベツのシャキシャキ感だって秀逸ですよ。 まず非の打ち所がない! ただひとつ残念なことがあるとしたら…食べ始めと食べ終わる頃の肉の旨味の変化ですね。 もちろん揚げたてのほうが格段に旨味が引き立っています。 ボクは旨い旨いと唸りながら食べていたものですから後半のものは少し温度が下がってしまったようです。 店主さんの注意書き通り、熱々サクサクをモリモリ食べましょう! 東京の上級店に肩を並べるトンカツです! ごちそうさまでした!最高に美味しいとんかつでした そうだそうだ、「サクっとろ豚すじコロッケ」も規格外の美味しさでしたよ!

2022/11訪問

1回

UDON KUA'AINA

具同/うどん

3.32

24

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定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.9

四万十市内でこんなに美味しいうどんが食べられるなんて驚きです。 「UDON KUA'AINA」…なんて読んだものでしょう?「うどんクアアイナ」でしょうか?読めません いかつい店主がゴシゴシとうどんを練っています! うどん(並)は450円…(並)のくせにボリュームはうどんチェーンのものの(大)と同量ですね。おかずはどれも80円。 強めのいりこ出汁にむっちりとした無骨な中太麺です。「ひやあつ」が通じるのもうれしい! まさにボクの好みなんです! …今日のはちょいと低加水率かなぁ。 夏向けの加水率なのかもしれません! 加水率が低くなるとますます無骨さが増しますが それも好みです! 営業時間は11時から13時15分の2時間ちょい。

2021/07訪問

2回

ログカフェ コットンタイム

土佐長岡/カフェ、洋食、喫茶店

3.19

27

-

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.9

「ログカフェ・コットンタイム」 高知南国市でふらりと立ち寄ったカフェが大正解! とにかく居心地が最高! 田園風景を眺めながら 大きな窓から入ってくる軟らかい風を受けていると うっとりと眼を閉じてしまいます。 チキンの焼きサンドとモカブレンドの珈琲も しっとりと優しい味わいですね。 風、陽光、緑って料理を素晴らしく演出してくれますねぇ〜。 本を持ち込んだら5時間くらいは寛げそう! いや、きっとうたた寝をするだろうな(笑)

2021/04訪問

1回

料亭 濱長

デンテツターミナルビル前、はりまや橋、梅の辻/日本料理

3.30

38

¥20,000~¥29,999

¥2,000~¥2,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.9

高知 濱長でおきゃく@2014年11月13日㈭の酒宴

2014/11訪問

1回

居酒屋大吉

堀詰、大橋通、はりまや橋/居酒屋、海鮮、くじら料理

3.55

143

¥4,000~¥4,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:3.9

居酒屋大吉@2017年02月11日(土)の晩ごはん

2015/05訪問

2回

かいだ屋

うなぎ 百名店 2022 選出店

食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店

かいだ屋

ごめん町/うなぎ

3.68

529

¥3,000~¥3,999

¥3,000~¥3,999

定休日
月曜日、火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:-

昼の点数:3.9

かいだ屋の鰻は脂をいかに美味しく食べさせることに執心してるのかなぁって思っています。 しっかり火を通した皮の下から溢れ出てくる脂の旨味が格別です。 そこに「仁淀川山椒」で風味をそえます。 この時に「山椒」は鰻とご飯の間に加えてくださいね。 これはにぎり寿司をいただく時にネタとシャリの間にワサビを仕込むのと同じ方法なんです。 まず鰻自体の旨みとタレの絡み具合を愉しんだ後に 山椒でキリリと引き締めて爽快感で漱ぐというイメージです。 さてさて、驚いたことに 鰻重のお値段が安くなっていました! 3,300円(鰻1本でこの値段は安い)だったものが3,200円に。 心意気を感じますねぇ! ここは「土用の丑の日には休業します!」なんて頑固そうなところも好きなんですよね。 鰻の旬が冬場であることはご存知の通りです。 この時期の鰻の脂乗りは格別です。 その格別な鰻をかの有名店「かいだ屋」さんでいただきます。 夏場だったら2時間待ちなんてざらなのですが 冬の平日ですから待たずに入れます。 それでも、焼き上がりまでは30分ほど待ちます…車中に置いてきた文庫本を取ってこようかと席を立ちかけたタイミングでお重が届きます。 そっと重蓋を持ち上げた瞬間に甘辛いタレの香りに包まれて卒倒しそうになります!香りだけで素晴らしい! まずは鰻を一切れ!身の表面はカリリと焼き上がっていて噛むとカシャリと音が響きます。それでいて皮の側はしっとりと穏やかで、 その身と皮の間の脂の豊潤さが堪りません!耳の下、上顎と下顎がくっついているあたりがジーンと痺れます!涙がこぼれそうになる美味さです! 気を失いそうになるのを正気に戻して、ごはんに山椒をふるのですが…山椒は鰻にかけるのではなく、ごはんにかけるのが正しいのです。 そして、この山椒がまた素晴らしい。仁淀川産のものらしいのですが鮮烈です。 実を言いますと、鰻が運ばれて来るのを待つ間、この山椒を手の甲に載せては何度も舐めていたんです(笑)すると、まず山椒のふわりとした香りののちに辛味が舌先に刺激を与え、それが落ち着くと柑橘系の爽やかが残るという逸品です。色も緑が鮮やかで美しい。 これをごはんにハラリと振りかけて置いて、その上に濃厚な味わいの鰻をセットしてパクリと一口で押し込みます! 鰻の脂と山椒の爽快感とごはんの旨味が完璧です!あらためて気を失いそうになります!(笑) このごはんも地元浜改田産のコシヒカリだそうです。冷蔵保存したものを一日の分だけ毎朝精米してるんですって。 それにしても、美味しすぎますね!ごはんを大盛りにしておけば良かったなぁって一口食べた瞬間から後悔してますよ(笑) この冬の間にもう一度は寄りたいものです。

2023/02訪問

3回

なにわや

東宿毛/お好み焼き

3.05

6

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

「元日も営業するんですよ!9日までは休まず営業します…倒れんかったら(笑)」 っておかあさんは明るい 宿毛にある「なにわや」ってお店です。 注文したのは「お好み焼き玉子入り(400円)」の「焼きそばミンチ普通 麺1玉(380円)」です。 そうどちらも最安値をチョイスします。 まずは「焼きそば」から、太麺の焼きそばですがソースがよく絡んでいます。具材は刻みキャベツとミンチが少量ずつなのですがこれが美味い! ソースが甘過ぎないのです。ほんのり酸味が香る薄味な仕上がりです。これが太麺とよく合う!麺自体が旨い! 「この太麺は美味しいですねぇ。ボクは太麺好きなんですよ。」とお話しすると特注麺なんだそうです。 ついつい「近所の製麺所なんですか?」なんて訊ねたくなるのですが…そんな質問をすると必ず同業者を疑われて以後お店の方の口がかたくなるので… そしてお好み焼き!驚くほどふっくらと仕上がってます。シンプル!子どもの頃はこんなシンプルなお好み焼きを近所の駄菓子屋で食べてました! ただし、出来上がり具合は全然違います! この生地の膨らみ加減は最高です。生地と刻みキャベツとソースだけでらこれだけのお好み焼きが完成するんだぁと驚きます。素晴らしい! ひと通り食べ終えて先ほどのお話になります。 「元日も営業するんですか?」 「うちには帰省のお客さんがたくさん来てくれるので開けないわけにはいかんのです…」 このお店は創業55年目だそうですよ。中村(いまの四万十市)で32年、宿毛に移転して22年なんだそうです。当時から子どもたちに大人気で大忙しだったそうですよ。今でこそ少子化なんて言われますが当時は大勢の子どもたちが店から溢れ出すほどに賑わっていた。 「その頃子どもたちが帰省するたびにに懐かしがって顔を出してくれるんですよ。だから倒れん限りは頑張ります(笑)」って。 駐車場あります。店舗の横一軒を挟んだ大きな駐車場の「2.3.5」番です

2022/12訪問

1回

二ノ宮金次郎

東宿毛、宿毛/ラーメン

3.40

48

-

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日、水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

宿毛市にある大好きなラーメン屋「二ノ宮金次郎」 まぁ、奇を衒ったネーミングではありますが 店舗もラーメンを素晴らしくスタイリッシュです。 味は言うまでもなし! (ちなみに二ノ宮はここの地名なのです) 金次郎の一押しは「坦々麺」でしょう。 これまでに何度かいただいてます。 「醤油ラーメン」も大好きなのですが 今日は「塩ラーメン」をチョイスしましょう。 「海老、帆立、アサリの魚介出汁に煮干しの香り」だとメニューに紹介がありますもの!ボクの好きなものばかり さてさて、 スタイリッシュな塩ラーメンの登場です! トッピングが美しい! 黄色が鮮やかなゆで卵にグリーンの春菊、角切りトマトの赤に紫タマネギ 鶏チャーシュー1枚と豚チャーシューが2枚 太いシナチクが2本と海苔。白胡麻が振られています。これで850円❣️ まずはスープをひと啜り…じんわりと沁みてくるスープです。香りもとても良い! 麺は細麺。スープが絡まってよく馴染みます。 メンマも上質ですし、鶏チャーシューには鰹出汁が沁みてます。 途中、トマトで舌先を漱ぐとあらためてスープの繊細な味わいが際立ちます。 海苔の香りも良いなぁ!紫タマネギの微かな刺激も素晴らしい! 初めてここでラーメンを食べた時は衝撃でした。 一体、どこで修行をした方なんだろうって。 噂に依ると宿毛市の「まんき屋」で修行した方だとか… このスタイリッシュな店構えとラーメンの味わい。ますます興味津々です。 #宿毛グルメ #宿毛ラーメン #二ノ宮金次郎 #ラーメン #ラーメン好きな人と繋がりたい #ぎりちゃん松山

2023/03訪問

1回

こいちご飯

古津賀/うなぎ、そば、うどん

3.28

12

¥3,000~¥3,999

¥2,000~¥2,999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

2021/10訪問

1回

中華そばKobi

江川崎/ラーメン

3.08

14

-

~¥999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

これはボク好みの味わいです❣️ まずはスープを口に運ぶと…おや薄味だなぁ。 なんて思うのですが2口、3口と啜り続けるうちにその旨味がじ〜んと沁みてくるんです。 まずは宗太節のカツオ風味が心地良く、さらにうっすらと浮いている脂は四万十鶏のものでしょう! 麺は京都の麺屋棣鄂(ていがく)のものです。 ここは、 四万十市街と江川崎の中間あたりにある古民家のラーメン屋さん「Kobi」です。2020年2月にOpenしたお店です。 中華そば680円! 麺は中太麺をチョイス、トッピングはネギ、煮卵が半分(これにもカツオ風味が効いてます)、 バラ肉のチャーシュー2枚は蕩ける仕上がりで八角の香りが良いですね。これも四万十豚のものだそうです。 そして、シーズンごとに変えるという山菜はイタドリを炒めたものですね。シャキッシャキッとした食感も素晴らしくマッチします。 淡く、それでいて丁寧なスープを啜りながら ひとつひとつの素材をじっくりと愉しみます。 もちろん古民家の雰囲気がその味わいをさらに上質に演出してくれます。 苔むした岩壁に向かって食べる中華そばは格別です! じつにじつに、好みの味わいです❣️ 良いお店に出会えました!

2021/07訪問

1回

レストラン 味彩

堀詰、大橋通、蓮池町通/ビュッフェ

3.00

2

-

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.5

2016/02訪問

1回

スパイスカリー大陸 高知蔦屋書店

知寄町、知寄町二丁目/カレー、アジア・エスニック

3.05

10

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

1回

焙煎工房こやま

鹿児、東新木/喫茶店

3.06

4

-

-

定休日
木曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.5

1回

新ロイヤルホテル四万十

中村/ホテル

3.21

23

-

-

定休日
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夜の点数:3.5

朝ごはんを食べたら…今日もお仕事! それにしても!ここの朝ごはんは格段に美味しいのだ! 疲れてるのかなぁ…ボク。 新ロイヤルホテル四万十のモーニングブッフェはとんでもなく美味しい! なのに、 この後のシフォンケーキとフルーツのデザートに手が伸ばせない。……不覚だぁ。

2023/01訪問

4回

屋台安兵衛

餃子 百名店 2021 選出店

食べログ 餃子 百名店 2021 選出店

屋台安兵衛

蓮池町通、高知橋、はりまや橋/餃子、居酒屋

3.68

955

¥1,000~¥1,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:3.5

屋台安兵衛

2021/02訪問

3回

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