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蕎麦前からスタートするなんて粋じゃないですか! まずは「汲み上げ湯葉」…キンと冷えた湯葉自体が豊かな甘さを味合わせてくれます。山葵とのコントラストも素晴らしいのです。そこに蕎麦つゆをたらりと垂らすとさらに旨味が引き立ちます! 一品目から感激してしまいます! お酒はもちろん「蕎麦焼酎のそば湯割り」粋でしょ 二品目は「珍味三種盛り」 「子持ち蒟蒻」はシシャモの卵を練り込んだものです。前歯でサクリと齧ると蒟蒻の香りと粒々の食感を同時に楽しむことが出来ます。 続いて「ホタルイカの沖漬け」に箸を伸ばします。 熟成が進んだホタルイカは濃厚です。塩味が濃い旨味に変わっています。舌先に載せたホタルイカを上顎に押しつけると口中で蕩けます…それを蕎麦焼酎で漱いでおいて、次は 「サメ軟骨の梅肉和え」最近は居酒屋でも見かける肴ではありますが…これは全然違います。梅肉の爽やかさが清々しい!この繊細さはなんだぁ!って叫びそうになるのを堪えましたよ 「蕎麦焼酎のそば湯割り」をおかわりしましょう! 三品目は「出汁巻き玉子」ですよ! これはもう蕎麦前の御決まりですよね。 じんわりと沁みた玉子を箸先で摘んで焼酎をクイっと煽ります。出汁と玉子と蕎麦焼酎、この三者の相性はばつぐんです。 パクパクと食べてしまいそうですが…今夜のテーマは「粋」です。はやる心を抑えて…箸を箸置きに納めて…小さく頷きながら焼酎を舐めるのですよ そう池波正太郎先生のイメージを醸したい 玉子焼きの半分ほどを食べ終えたタイミングでほんの少し蕎麦つゆを垂らしてみるとこれも良い❣️ 四品目は「鴨ロース」の登場です。美しい肉肌に見惚れながら箸を伸ばします。 蕎麦焼酎が空いたので、ここで生中に切り替えます。 ここでも「鴨ロース」の出来上がりがまるで違います。そもそも素材が違うのか、手の込み方が違うのか、あるいは両者なのか!ともあれ全然違います。 心中では「うわぁ〜」ってため息が漏れています。 鴨肉の柔らかさと旨さ、どちらも最上級です。 添えもののシメジと長ネギの炒めものも美味。 もう感動しかありません。 そして「天ぷらの盛り合わせ」 上等な海老、甘い赤パプリカ、厚切りで噛みごたえ十分な蓮根、旨みが溢れるシメジ、熱の通り具合が絶妙な茄子、今が旬のそら豆は2粒! もちろん生中が合います!熱々の天ぷらを齧りながら、生中を流し込むと「ふー!」ってため息が何度も何度も溢れてしまいます。 さぁ、いよいよ蕎麦です…もう気持ちもお腹も充分に満足していますが…蕎麦の香りを確かめながらズルズルと勢いよく啜り込んでこそ「粋」ですよね。 持ち上げた蕎麦の下半分だけをつゆに浸しておいて、大きな音を立てながら啜りあげるんです! 蕎麦は田舎蕎麦をチョイスしています。 いやぁ!素晴らしい! 蕎麦前から田舎蕎麦にいたる完璧すぎる組み合わせです。…じつはボクが組み合わせたものではなく これはここの「おまかせコース」なのです。 そして驚くなかれこの「おまかせコース」は3,000円(税込)なのですよ 驚きと感動の2時間でした!
2023/04訪問
2回
前回お伺いした時に衝撃的に美味しかったものですから愛南町で車を止めてお伺いします。 ここの麺がぴったりとボクの好みなのです。 太めでもっちりとした麺はとにかく噛み心地が良いんです。 店名の「白椿」は粉の名称のようです。高級な小麦粉だそうですよ。 今回は「肉うどん」を注文しましょう。 寒くなると「肉うどん」が食べたくなりません? 甘めに煮込まれた肉を口中に運ぶと寒さで緊張している身体からふーっと力が抜ける気がします。 「肉うどん(750円)」に「おにぎり(100円)」に「ちくわ天(100円)」…食べ過ぎですね。 ちょいと自身を甘やかし過ぎかもしれません さて、 まずは出汁を啜って間違いない美味さにうむうむとひとり首を縦に振ります。 続いて麺を啜ると「あぁ、これこれ!」ボクと相性の良い麺です。もっちりむっちり申しぶんありません。 そして「肉」‼️ 甘すぎない味付けがよいですね 薄切り牛肉の旨味がしっかり味わえます。 甘過ぎる肉うどんに出会うことがたまにありますが、 ここのものは、肉と出汁のバランスが絶妙です。 きっと上質な肉を使ってるのでしょうね。ばら肉の脂旨さが味わえます。大満足!期待通り! もちろん「ちくわ天」は揚げたてです。サクリサクリとした食感が楽しめます。 「ちくわ天」テーブルに醤油がありません。店内を見渡しても醤油が見当たりません。塩を使えということでしょう。 皿上に塩をこぼして「ちくわ天」で撫でるようにして味わうと…なるほど、この方がうどん出汁の味わいを邪魔しないのかもしれません。 麺、出汁、牛肉、ちくわ天、どれも美味しいですしなにより全体のバランスが良いですね 季節によっては「穴子天」が食べられるらしいのですよ。…この辺りの穴子は夏でしょうかねぇ? 楽しみです。
2022/12訪問
1回
お天気も良いので少し遠出をして「カレー食堂 種」へ。 2年ぶりでしょうかねぇ。いかんせん遠いのですよ。 しかし、その分ロケーションも素晴らしい! 古民家を改装した建物と庭の様子、辺りの景色はそれだけで特別な気分にしてくれます。 そして何より、素晴らしく美味しい! 今日は 「ケララチキンカレー」をチョイスします。 ケララはと南インドの州の名前です。 つまり南インドカレーです。 北インドカレーが濃厚コッテリなのに対して 南インドカレーはあっさり辛口です。 このケララカレーはスパイシーで爽やかです! トマトとココナッツミルクをたっぷりと使っているのでスパイスを辛いは感じません。 刺激的な辛さではなくソフトでスパイシーな香りがスッと抜けていきます。とても食べやすい仕上がりです! それでいて心地よく汗が浮かんでくるのは、やはりスパイスの調合の巧みさなのでしょう。 そして、皿の中央の辺りには「サンバル」 サンバルは、ニンニクや唐辛子、赤玉ねぎ…などを、石臼でつぶしペーストにした万能調味料。 さらに「豆カレー」も皿上に盛り付けられています。 ゴマとにんじん、ゴーヤ、荏胡麻のアチャール。アチャールはピクルスですね。 水菜、ゴーヤ、ハヤトウリのアチャールも乗っかってます。 せんべいのようなものは「パパド」ですかね?こうばしい香りとパリっとした食感を愉しみます! そして今日のお楽しみは「タマゴのワダ」 ゆでたまごを豆粉のコロモで揚げたものです。 コロモのサクリとした食味のバランスがばつぐんです。 それぞれの料理を皿上でわっさわっさとかき混ぜながら味の変化を愉しみます!これがまた楽しい! うむうむと美味しさに唸りながら完食した後には オープンエアのテラス席でチャイをいただきます。 シナモンの香りと吹き抜ける風と暖かな陽の光が心地よく、そのままうたた寝をしてしまいそうなほどリラックス出来ます。 のんびり伸びのびと出来る幸せな時間です。 ありがとうございます
2021/10訪問
2回
お気に入りの蕎麦屋! 蕎麦の香りも良いし、蕎麦つゆの加減も好き! 「蕎麦はね、箸でするりと持ち上げたらね。麺の下半分だけをつゆに浸してズルズルと音を立てながら啜り上げるのだよ。そうすると蕎麦の香りとつゆの味わいが愉しめるんだ。麺をつゆに漬けるのは野暮だね!」なんて昔、どこかの落語家さんが言ってましたね。 愛媛の甘口つゆの蕎麦なら全漬けもありかもしれませんが、昨今では愛媛県内でも鰹出汁のキレの良い蕎麦が食べられます!半漬けがおすすめ。 出来れば、一口目は何も漬けないで、二口目は塩を微かに着けて…なんてやり口で蕎麦本来の味を確かめたいものです。 そして、ここの天ぷらも美味! 旬の素材が贅沢ですしコロモのサクサク感が堪りません
2023/01訪問
1回
「今年で開店51年目です。」ってマダムがおっしゃいます。 「以前、三番町にあった頃にもお伺いしてたんですよ。」ってボク。 「昭和を懐かしんで、お見えになる方が最近多いんですよ。」 店内には「more than you know」セルマ•グレーセンの甘く切ないボーカルが静かに響いています。客はボク一人だけ。980円のランチをオーダーします。 「肉と魚…どちらになさいます?」「肉は何ですか?」「豚の塊肉をグリルで焼いて厚めにスライスしたものを2枚。デミグラスソースで召し上がって下さい。」 「魚は?」「サーモンをバターでソテーしています。」…しばらく迷って肉をチョイスします。 ロースの脂を丁寧に取り除いてグリルで焼いたのでしょう。脂の気配が全くありません。上品な旨味だけが残ったソテーにはワインの風味がほんのりと香るデミグラスソースが見事にマッチしています。ライスではなくてパンをオーダーしてソースをすっかりすくえば良かったなと小さな後悔が浮かびます。 肉ばかりではなく、スープもサラダもどれも丁寧な仕事です。 肉に添えられたサツマイモの蜜煮も蕗の煮もの(ルバーブですか?って尋ねたら蕗ですって)も… なるほど、このしっとりと落ち着いた風味が昭和なのかもしれません。大満足でフォークを置きます。 「すみません。珈琲をいただけませんか?」 「ごめんなさい。ラストオーダーは14時なんです。」…時計に目をやると14時15分…どうしても珈琲が飲みたいわけではなく、もう少しこの空間に居たかっただけなのです。「そうですか…」と立ち上がりかけると…「少しお待ちください。すぐに淹れてきます。」 10分ほどは待ったでしょうか丁寧に豆から挽いてくださったのでしょう、テーブルに届いた珈琲はカップも美しい昔ながらのしっとりコクのある珈琲でした。 お腹を満たしてくれるばかりでなく、気持ちも満たしてくれる良いレストランです。
2022/05訪問
2回
辻が花さんの牡蠣@2014年11月08日㈯の晩ごはん