魚菜っ葉さんが投稿したあなごめしうえの 宮島口本店(広島/宮島口)の口コミ詳細

魚菜っ葉の奮闘絵日記

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あなごめしうえの 宮島口本店宮島口、広電宮島口/あなご、弁当、丼

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

あなごめし うえの@2014年11月14日㈮の昼ごはん

宮島至近まで来たからにはあなごでしょ!! 断然あなごです!!
・・・・牡蠣も大好きなんですけどね(笑)
さて、宮島あたりであなごと言えば「うえの」でしょう!! 断然「うえの」です。

創業は明治三十四年ですからおよそ百有余年の老舗です。
つい先ほど、じつはお昼の時間にもお伺いしたんですが
「今なら一時間待ちです。」って言われたもので仕事を終わらせて
出直してきました。16時を少し過ぎた時間です。おなかはぺこぺこです。

平日のこの時間でしたらすぐに案内してもらえます。
もう少し後になるとあらためて混みあってしまうそうです。
駐車場の有無を確認すると建物の裏にあるとのことですから
そちらに向かいます。駐車場に車を止めたら裏口から入店します。

小じんまりとした裏口ですがとても良い雰囲気です。
古民家の風情をそのまま残した建物です。

ゆっくりと見学するのも悪くはないのでしょうが
とにかく今はハラペコです。まずは空腹を落ちつけることにしましょう。

店内の様子です。古めかしいイメージを醸しつつも
カウンターテーブルの上部にはスポットライトが設えてあります。

テーブル上のあなごをどんぶりごとライトアップしようという目論みです。
あなごめしが格段ぶ美味しそうに見えるだろうことはもちろん、
写メやカメラで撮影する際にも一段と写真を引き立てることになります。
SNSが盛んな昨今ではこうした効果を狙うお店は少なくありません。
美味しい料理を提供することがお店の第一義ではあるでしょうが
せっかくなら、その美味しさを最大限に伝えたいのは当然です。
カウンターテーブルの色合いや椅子の背張りにも配慮があります。

テーブル席だって良い雰囲気です。
額には歴代の穴子弁当の包装紙が飾られています。

誂え家具の様子はいかがでしょう?老舗感がたっぷりです。
さらにこの貼り紙が良い!!

「注文のおすすめ」って貼り紙です。「お二人なら白焼きは一皿で
あなごめしはお好みで」って書いています。さらにその上に
「穴子の白焼きには辛口冷酒を少しだけぐいのみ一杯百円也」
なんてことが書いてあります。
ついつい白焼きと冷酒を注文しそうになるじゃないですか(笑)
・・・・・・でも、今日は車で来てるんでした。

さて、注文したのは「あなごめし特上2160円」です。
こうしてどんぶりにフタをしてくるところにも演出を感じます。
やおらフタを開けまと・・・・どうですか?

出たぁ!!素晴らしい!!キチンとお行儀良く整列出来ています!!
ずいぶんな量ですね。通りかかったお姐さんに「何尾分ですか?」
って尋ねると「2尾です。」って。かなり大きなのが2尾ですね。
そして香り!!香り!!香り!!香り!! 炭火で焼いているんでしょうか?
芳ばしい香りが立ち登って来て身体中を覆われるほどです。

まずもってそのビジュアルにやられ、さらには香りにやられます。
目に来て鼻にくるわけですよ(笑) もうこのままやられ続けたいですね。

いっそ完膚なきまでに叩きのめされたい!!とさえ考えます。
そして、それは見事に実現されるのです。

あなごをひとくち目を運んだ瞬間にやられました(笑)
このあなごは蒸し焼きしたものではなく、
どうやら直火で焼かれたもののようです。
余分な脂が焼け落ちて、表面のカリリとした食感と
ふっくらとした身の旨味だけがそこに濃縮されています。

思わず、その場に箸を落としてしまうほどの感動です。
あなごを口中に残したまま「う~む」って唸っています。
「う~む」唸るとそのまま芳ばしい香りが鼻腔を攻撃してきます。
いやぁ、参った。本当に参った。

続いてOnthericeで口中に運びます・・・・・・。
・・・・・・一瞬、気を失ってしまいましたよ(笑) 
いやいや、少し冷静になってご報告しましょう。
あなごのドンブリが登場したら、私たちは煮穴子か蒸し穴子が
タレがタップリと沁みたごはんの上に乗っかってくると思うじゃないですか。
しかし、ここの穴子は丹念に焼きあげられたものでした。
その一方で、ごはんにはほとんどタレがかかっていません。
むしろ水分少なめに炊き上げられたごはんです。
ごはんにもうっすらと味がします。穴子の出汁で炊いたごはんでしょうか?

「そうか!!」とここで膝を叩きます!!
もともとは宮島のお弁当として名物になったあなごめしですから
そうした汁気がたっぷりなものよりはこうしたものの方が
重宝されたのでしょう!! 車中で液漏れするようなものでは困ってしまうでしょう。
いずれにせよ、この旨さは格別です!!
じっくり、じっくりと味わってあらためて店外にでます。

勘定場だって味があります。
設えのひとつひとつに手が加えられいます。

旅先での風情や演出を愉しめる上に、
美味しい食事が堪能できます。

入口のそばのショウケースには歴代の弁当が陳列されています。

さすがに名店だと言われるだけに準備は万全です。
そのぶん食事待ちの時間も長くはなるのでしょうが
その間を退屈させないだけの準備も十分なようです。

古民家の食卓の再現風景や

裏庭の井戸の風情を垣間みることもできます。

ショップやカフェも併設されていますから
時間を持て余すことはないのかもしれませんし、
何代も続くだけの商才さえも感じられます。
いずれにしても、宮島に来たなら、ぜひ立ち寄るべきお店です。
・・・・・かく言う私はまだ宮島に渡ったことさえないのですがね(笑)

2014/11/16 更新

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