LA Tacheさんが投稿した雙柿庵(東京/武蔵五日市)の口コミ詳細

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LA Tache (男性・東京都) 認証済

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移転雙柿庵武蔵五日市/そば、日本料理

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
  • 昼の点数:4.9

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2013/08 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

【再訪】大人の遠足

(2013-8月再訪)
以前にお伺いした後に、土家さんに行ったところ、土屋さんを通して
お礼を言われ、何時の日か再訪しようと考えておりました。
予約時に女将さんから、エアコンが無いことから18時半頃の訪問を提案されたのですが
帰りの時間を考慮し、17時半の訪問をお願いし当日を迎えました。

猛暑が続いている最近なのですが、不思議と武蔵五日市まで来ると
吹く風が心地良いですね。
のんびりと風情を味わいたいところですが、バスの出発時刻が間近だったので
足早にバス停まで行き、ギリギリの乗車(^^;)

バスで行くと数分で到着し、外観を眺めると、どうしても見惚れてしまいます。
夢見心地のまま入店すると、女将さんから前回の訪問後に土屋さんにお礼の
連絡をしたことと、前回の訪問を事細かに覚えている旨をお聞きし
ひたすら恐縮してしまいました。

夏場なので、メニューは¥5000の一種類しかなく、基本的にはお昼の構成と
同じですが、季節の点心には冬瓜、そうめん南瓜が使われており
かけ蕎麦は、更科を用いた冷かけになったりと、季節感満載の趣きでした。
また、鴨のローストは相変わらず美味しく、持ち帰ってワインで楽しみたい程でした。


おまけに冷酒はかき氷で冷やされて提供されて、蝉の鳴き声を聴きながら
飲む日本酒は乙なものです。

エアコンは無く、店内は扇風機と団扇しかありませんが、此方にはそれを補う
風情、季節感を感じさせる料理と心遣いがあります。

次は秋が良さそうです。

追記:バスの乗車時刻を逸してしまい、帰りは駅まで歩いて帰りました。
    今回は大人の遠足with肝試しといった趣向でしょうか(^^;)


(2013-1月訪問)
何なんだろう?、この感覚は。
伺う前日にカレーを仕込み、玉ねぎを炒めている間に、電話を掛けてみたところ空いているとのことで
経路探索を行った上で、当日を迎えました。
まさか予約が取れるとは思わず、その後は色々考え込みながらカレー作りに没頭しました。
カレーを煮込み、テレビの天気予報を見ると雨ではなく、雪になる見込みとのこと。

一夜明けて当日を迎えると、外は雪景色であり、念には念を入れて、予定よりも一本早めの電車で移動しました。
途中で五日市線に乗りこむと、手動式のドアで開閉されており、段々と都心から離れてきたことが感じられてきました。
武蔵五日市駅に着くと、先が見えない程の雪模様。
予約の電話時に店主からは、タクシーか若しくはバスにて数分とのことでしたが、バスの時刻表を見ると
1時間に1本か2本程度しか運行されておらず、その時点で歩くことを決心しました。
念のために駅前の交番にて場所を問いましたが、分からない模様。
迷ったら電話して欲しいとのことでしたので、それを心の支えとして、駅から出発しました。
簡単に申しますと、秋川街道を道なりに進むと、お店の近辺に到着します。
とは言え、坂道が続くし、トラックが頻繁に通り過ぎるので、春、秋を除いてタクシーでお店に向かわれることをお奨めいたします。
途中で写真を撮りながら歩いて、約20分弱でお店の近隣まで着きましたが、お店の場所が分からずに
堪らずに電話を掛けたところ、お店から程近い場所であることが分かりほっとし暫し歩くと難なくお店に着きました。

お店の入り口には見事な笹が生い茂っており、店内へのアプローチが見事で見惚れてしまいました。
店内は暖が取られており、店内をキョロキョロ見回して席につきました。
女将さんに伺うと昭和5年に建てられたお店をバリアフリー用に店主がリニューアルしたそうです。
先ずは、昆布茶で味付けをした蕎麦湯で迎えて頂き、メニューの説明をして頂きました。

注)店内の撮影並びに、携帯電話での通話は禁止ですのでご留意願います。
  この雰囲気を十分に楽しむための配慮と考えるべきでしょう。

最初に瓶ビール(ヱビス)を注文すると、蕎麦味噌と蕪の浅漬けが出てきました。
軽く炙った白味噌の中に蕎麦の実が隠れており、柚子の風味が豊かな一品であり、ここで定番である
大七を冷やで合わせました。
次には前蕎麦として、蕎麦がきの出番です。
北海道の牡丹という品種が使われているそうで、香りは淡く味は透明感があり、途中で塩を振りかけてみると
日本酒との相性が良く、これで間違いのないお店であることを確信しました。
次に季節の点心として数々の肴が盛られたものが登場しました。
構成としては
・黒豆
・鮪の角煮
・シャラン産鴨のロースト
・炙った鯖
・黄身寿司
・ワカサギの南蛮漬け
etcで満たさており、チェイサー代わりに瓶ビールを追加注文しました。
その次には、出し巻玉子ですが、箸を入れると汁がジワーッと出てくる土家に似た出来上がりです。
味付けは、ほんのり甘く自分好みでした。
そういえば、温かい椀物が無いなあ?と思っていたら、細切りの油揚げが乗せられたかけ蕎麦が出てきました。
出汁の塩加減は丁度良く、思わず飲み干してしまいました。
因みに蕎麦は更級であり、気品のある一品でした。
途中で、里芋の揚げたものが出て、最後の〆蕎麦として
おろし蕎麦を選択しました。 初めての来訪なので、もり蕎麦にすべきかな?と考えましたが
女将さんより、最初はもり蕎麦として楽しみ、後は辛み大根と共に楽しむのも乙ということを聞き、即決しました。
ここで次なるお酒である酒屋八兵衛を注文しました。
出てきた蕎麦は細切りで角が立っており見事な蕎麦であり、もり蕎麦として楽しむのも良いのですが
日本酒と一緒に楽しむとなると、大根おろしが丁度良いです。
最後に和菓子と蕎麦湯で〆ました。

そもそも、此方に伺うきっかけとなったのは、珍しく閑散とした土家にて土屋さんと話していると
「うちを気にいって頂けたのであれば、是非行ってみてください」
と言われたことです。
雪が降っていなければ、丁度良いハイキングコースなのですが、本日は吹雪いており、タクシーを使えば良かった
と思いつつも歩みを進めると、時が止まったお店に辿り着き、土家の完成形が此方なのかな?
と感じました。
女将さんはソムリエの如く日本酒の説明を行い、各料理の説明も穏やかな口調で行い
無庵の女将と双璧を為す、心地良い接客でした。
お店を後にする前に、女将さんにバスの時刻を調べてもらいご夫婦揃った挨拶をして頂き
バス停に戻りました。

何か夢心地と言いますか、何とも言えない感覚に陥っております。
間違いなく再訪はするのでしょうが、春が見え始めた頃の方が良さそうに思えます。
まあ、大人の遠足を楽しんだ一日でした。


  • お店へのアプローチ

  • 着きました。

  • ここからスタート

  • 橋を潜って。

  • 右手にバス会社の駐車場があります。

  • まだまだ進みます。

  • もうそろそろです。

  • こちらをぐるっと廻った所にあります。

  • 着きました!

  • お店の外観。

  • 次は何時?

  • また来ちゃいました。

  • 外観

  • メニュー

  • お客様へ

  • さあ、入りましょう。

2013/08/18 更新

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