皿まわしさんのマイ★ベストレストラン 2016

友人に夕食を誘ってもらい、聞いた店名が「草喰なかひがし」さん。
まさかと思いつつ、自分では一生行かないお店だな～と思い、緊張しつつ伺いました。
銀閣寺近くの、意外にも人通りの多い界隈にお店はあるのですね。

引き戸を開けて、予約を告げるとカウンターに案内されました。
中東さんを中心にお弟子さんが沢山おられて、TVで良く見るような光景ですね。まずは供されたお茶を啜りながら様子を伺っていると、常連風の方や、外国人のゲストを連れてこられる方など、客層も様々。外国人の旅行客も来られていました。どうやって、予約をゲット出来たのでしょうか？
慣れてくると堅苦しさが抜けて、リラックスしてきました。中東さんも気さくな雰囲気の方で、独特のジョークを連発されて、敷居の高さを感じさせません。

しばらくして、夜のコースのスタートです。
今回は15000円のコース。4月に伺ったのですが、まさに春の山の恵みが凝縮されたような内容。感動と驚きの連続でした。

◇八寸
　春の恵みが詰め込まれた、圧巻の八寸で、こちらの凄みをダイレクトに感じることが出来ました。春の山菜、筍、ホタルイカ等・・　こんな八寸は初めて、技巧もここまで極まると、芸術の粋ですね。ここで食事が終わっても、食べる価値があると感じました。

◇白和え
　特に注目したことがなかった白和えが、こんなに主張してくるなんて。名人が作ると、これ程に昇華されるのですね。コリコリとした春の山菜の食感がたまりません。つくしも美味しいんだ・・　初めての経験です。

◇白味噌椀
　京都らしい一品。あっさりとしていながら、濃厚な口当たり。エンドウ豆もシャキシャキで食感のアクセントになります。

◇焼物
　富山産のさくらますの味噌漬けに、ブロッコリーをペースト状にしたものが添えられ、菜の花や、春キャベツ、キノコ等々。春野菜一色の流れに、魚が投入されたことにより、コースに深みが増しました。

◇お造り
　鯉のお造りを中心に、春の山菜がグルリと取り囲む美しいひと皿。
　醤油がムース状にされて添えられていて、初めて体感する味わい。前衛的な感覚を感じる、感性を刺激されるような味わい。

◇若筍の土瓶蒸し
　目の前で調理されていたのですが、中東氏が沸騰した土瓶に苦戦されていたのが笑える。“へしこ“が添えられていて、箸休めのような感覚の1品。遊び心も感じられます。

◇なれ鮨
　ここで強烈な逸品。しょっ辛い味わいで、好きな方にはたまらないでしょうね。少しの量を、チビリといただく、酒のアテに最適の味わい。

◇お浸し
　これでもかという山の恵みの連発。様々な技法で、山菜の味わいを堪能出来ますね。
　
◇揚げ物
　メインと言っても良いひと皿。隠岐の岩牡蠣をハーブ系野菜、アスパラ、トマトペーストで。山菜尽くしの独特の献立の中で、唯一肉々しい味わい。といっても、中東流と言っても良い、繊細さを兼ね備えた味わい。ここで一気に満足感が上昇。

◇炊合
　順番はこれでいいのか！？　またしても山菜系のひと皿。実に堪能させていただきました。

◇ごはん
　メインはめざしとおっしゃるように、中東さんらしい〆の提案。ごはんは何回でもおかわり出来ますし、勿論お約束のお焦げも堪能。お茶漬けでもいただけました。やはり、白飯が真のメインといったところでしょうか。

◇コーヒー、水菓子、小菓子
　ちゃんとフルーツのデザートが出るなんて驚き。コーヒーもいただいて、中東ワールドの終焉です。独特の献立、ここにしかない唯一無二の内容に感じました。

こだわり、伝統、技法、素材、感性といった様々な要素を楽しめる名店。
旅行に行く気分でいかがでしょうか。

久しぶりに南草津にランチへ。
前から行ってみたかった「グリーチネ」さんへ予約をして伺いました。
南草津のフレンドマートのすぐ裏手、住宅地の奥に位置します。こんなところに・・という立地ですね。古い洋館風の建屋、お店は2階になります。

入店すると女性スタッフの方が迎えてくださいました。
ご夫婦で経営されているようですね。
店内はクラシカルでムーディーな雰囲気。落ち着いて食事が出来そうな大人の空間といったところでしょうか。
テーブルは2つだったと思うので、2～3組限定のレストランですね。

ランチコースは2つ。
◇全6品のパスタ＋メイン＋デザートのコース　3800円
をお願いしました。

アルコールも注文して、乾杯です。
◇前菜・・　生ハムをベースにハーブ系の野菜や果物をあしらった、センスを感じるひと皿。
　　　　　　ドレッシングの味付けが絶妙です。
◇スープ・・　失念しましたが、緑黄色野菜のスープ、濃厚＆マイルドな仕上がり。
◇パン・・　手作り焼きたて、外カリ中フワで完成度高いパン。オリーブオイルやパスタソースに付けていただきました。
◇パスタ・・　冷製パスタ、トマトソースの順に2皿の提供。特に冷製パスタは立体的な盛り付けにホタテが鎮座していて、
　　　　　　　さっぱりした味付けとインパクトある食材の組み合わせ。気に入りました。
◇メイン・・　プラチナポークのロースト。肉厚で豚の脂の旨みと甘みを堪能できるひと皿でした。メインが締まると、コース　　　　　　　全体の印象に重厚感が増します。
◇デザート・・　何品かからの選択。丁寧な手作り感も出ていて、最後まで満足のコース内容でした。

大人のプチ贅沢に最適な内容のイタリアンコース。
こういうスタイルのお店も増えてきました。
色々と要望にも対応してくれそうなので、また今度はゆっくりとディナーに訪問したいと
思います。

湖南方面にドライブに出かけ、ランチは目的地であった「玄鹿」さんに伺いました。
土山町はお茶の産地とあって、茶畑が広がります。
長閑な風景の中を走行し、国道より少し逸れて集落に入ると、すぐにお店を発見できました。
看板が立っていないと、まずもって普通の日本家屋のお宅ですね。

平日でマニアックな立地ながら、蕎麦好きのみなさんは流石ですね。店内は満席の状態でした。少し待って、店内に通されました。
お部屋も、田舎の親戚の家に訪れたような、懐かしいような飾らない雰囲気。
ご家族で営まれているようで、実にソフトでアットホームな接客です。
縁側のテーブル席に腰を下ろし、早速注文です。

こちらの特徴として、蕎麦が“田舎”と“吟醸”があり、それぞれ蕎麦の味わいが違うようです。どちらも二八でされているようですね。

私、相方共に、
◇そば膳　1600円
　(天ぷら、変わり種ご飯、香物、お蕎麦)　を選択。
蕎麦は私は田舎、相方は吟醸としました。

蕎麦が運ばれてくるまでは、蕎麦のお菓子をポリポリと食べながら待ちます。
まず最初に水蕎麦が供されました。水で蕎麦をいただくという趣向の1品。
純粋に蕎麦の風味を味わって下さいといった、意図でしょうか。自信がないと出来ませんね。

10分ほどでそば膳が提供されました。
私は田舎蕎麦、早速つゆに付けていただいてみると、細めながらしっかりとした弾力を感じる蕎麦は、喉ごしも良く瑞々しい味わい。蕎麦を語れる程食べ歩いてはいませんが、これはとても美味しい蕎麦ですね。
相方の吟醸の方は、田舎の野趣溢れる味わいに比べ、繊細な味わいなのかな。
つゆの塩梅も、とても好みの感じですね。

天ぷら、炊き込みご飯も、とても丁寧な手作りを感じる仕上がり。
天ぷらはサックリと揚がっていて、蕎麦の合間に挟むと、食事全体の満足度が上がりますね。
最後は蕎麦湯をいただいてフィニッシュ。
個人的にはとても好みの味わいで、食後の満足感は高かったですね。
すべて丁寧な手作りを感じるそば膳でした。
また機会があれば、再訪したいと思います。

まだまだ暑い時期、冷たいものを食べに伺いました。
以前より興味のあった「キトネ」さんに。路地裏という立地で、中々にマニアックな立地です。
退廃的という言葉が適切かわかりませんが、とても古い雑居ビルの1階。
ナチュラル×独自のこだわり、なんとも雰囲気のあるお店です。

行列のよく出来るお店のようですが、運よく、すぐに席を確保できました。
店内入口付近は雑貨販売のスペース、奥に10人程のキャパの小さなカフェスペースがありました。
窮屈な空間のように思えますが、空間づくりを上手にされているのか、不思議と居心地は悪くありません。

さて、お目当てのかき氷を注文です。

◇本日のかき氷　1300円
◇コーヒー　　　550円×2
をお願いしました。

しばらくしてやってきたかき氷は、何ともカラフルなビジュアル。
思わず、「すげぇ～」と声が出ますね。
かき氷は時期によって内容が変わるようで、
本日のかき氷は、キウイ、マンゴー、すだち蜜、きび蜜、白いんげん豆でした。

早速いただいてみると、もちろん氷の質自体も、ふわふわ、しゃりしゃりで口溶けの良いものですが、秀逸はやはり蜜でしょうか。蜜というよりも、キウイ、マンゴーは生のフルーツを絞っておられて果肉感もあり、自然な甘さ。すだちも合うものなんですね。
この、数種類のフルーツの味わいのコントラストは、目から鱗ものでした。このオリジナリティーは名物になりますね。
唯一、いんげん豆はどっちでもいいかな。


見逃せないのがコーヒーのおいしさ。
かき氷にしろ、ドリンクにしろ、質の高さを伺わせるカフェでした。
かき氷の世界も熱いな～、と感じさせる話題の逸品でした。

とある平日の夜に伺いました。
拳ラーメンさんは、京都ラーメンのトップランナーの一角、業界を牽引されているイメージです。カリスマ店といっても良いでしょうか。
夜の訪問でしたが、幸いにもすんなりと入店出来ました。

入店して、カウンター席に着席しました。
店員の方は、ウエスタンハットをかぶっておられて、他のラーメン店とは違う雰囲気ですね。
メニューは、拳ラーメンの濃・淡、鶏白湯そば、といった所がデフォルト。油そば、汁なし坦々麺も気になります。毎月の限定も豊富のようで、メニュー選択の際は迷ってしまいますね。

◇拳ラーメン【濃】　の特製（全部のせ）750円＋250円
◇黒鮪と黒地鶏の味噌つけめん　海苔ごはんセット　1100円
をお願いしました。
やはり、限定が気になってしまいます。

私は、黒鮪と黒地鶏の味噌つけめんをチョイス。
味噌つけ汁は石釜のような器で提供され、冷めにくく熱々のままいただけました。鮪と地鶏の風味はよくわかりませんが、とにかくスープにはコクがあり具沢山で、実に食べ応えがありました。麺もツルツルとした瑞々しい食感のもので、クオリティーが高い。海苔ライスも進んで、非常に美味しくいただけました。
限定でもまとまった味わいで、バランス感ありますね。流石と感じました。

相方は、拳ラーメンの「濃」の特製。
まずはレアチャーシューをふんだんにあしらった見た目に、テンションが上がりますね。
スープをひと口含んで、直感的に当たりを感じるクオリティー。麺、スープのバランス感、トッピングもレベル高い。
こちらも満足度高い1杯でした。

どの1杯を注文しても、はずさない安定感を感じてしまいます。
定期的に伺いたいお店ですね。　

宮島より広島市内に入り、平和記念公園を観光の王道コース。
市内はとても綺麗な街並みですね。素敵なカフェも多そうな雰囲気です。
何だかんだしているうちに、もう夕食時。
広島といえばお好み焼きでしょう、ということでタクシーに乗り込みます。

定番、ディープ系の老舗店と迷いますが、間口の広そうな「みっちゃん総本店」さんへ伺うことにしました。
タクシーの方の話では、夕食時はどこも行列だよと言っておられましたが、到着するとやはり行列。それでも10人程なので、最後尾に付きました。
人気店なのでオペレーション安定しているようです、15分ほどで入店出来ました

結構広めの店内。カウンターはお好み焼き店によくある長い鉄板、全体に小綺麗にされている店内はお客さんで賑わっています。人気店ですが従業員の方も多いので、サービスレベルは良さそうです。個人のディープ系のお店は結構待つこともありますからね。

中央のテーブル席に案内されました。
注文は列で並んでいる時に、ある程度決めていました。

◇特製スペシャル　そば入り　1350円
◇牡蠣入りお好み焼き　そば肉玉子　1300円
◇生ビール　中　500円
他、ビールのアテにするめいか、枝豆を注文しました。

まずは生ビールで乾杯です。
やってきた広島風お好み焼きは、まず見た目のボリューミーさにテンションが上がります。
お好み焼きには切れ目が入れてあって、食べやすいようになっていますね。
味わいといえば、際立ったパンチを感じるということはないですが、ソース、生地、具材、それが一体となった食べ応えが、非常にしっくりとくるバランス感良好のもの。
期待していた味わいですね。美味しいと思います。
ソースの甘みがまたいいですね。
こういう有名店に来ると、期待が膨らみすぎて、想像と異なる味わいも多いのですが、期待を裏切らないお好み焼きでした。

両若男女、広く一般の方に受け入れられるような、安定感ある広島風お好み焼きでした。
観光客にも、やさしいお店であると思います。

宮島の宿泊に選択したのは「錦水館」さん。
宮島のほぼ中心で、海沿い、厳島神社・商店街にも近い観光の拠点としては便利な立地です。お宿はかなりの老舗ながら、最近改装されたのか、和モダンな雰囲気。ややカジュアルな路線に舵を切っておられるのかな。ブックカフェなんかも併設されています。
重厚な老舗の雰囲気ではないですが、綺麗なお宿で居心地はいいですね。
海沿いのお部屋の景色も良好、マッサージ機の常設っていうのもポイント高い。こちらは天然温泉もあって、ゆっくり旅の疲れを癒せました。

さて、温泉の後はお待ちかねの夕食です。
レストランと部屋食の選択が出来たのですが、ゆっくりいただきたくて部屋食でお願いしました。
まずは宮島ビールで乾杯です。

・食前酒
・生野菜
・先付け
・前菜
・茶碗蒸し
・お刺身
・小鍋
・焼物
・食事　おみそ汁　香の物
・デザート

料理は膳で、ご飯・焼物以外は一遍に出てきます。
全体に水準の高さを伺える料理でありましたが、驚きの要素は少なかったように思います。贅沢な感想ですが。農家直送の生野菜、瀬戸内海のお刺身も美味しかったが、自分が今、宮島に来てご当地の食事を取っているな～、という感想は湧いて来ず。
最後に、牡蠣の西京味噌のグラタンが出てきましたが、ぼちぼちといった感想でした。
とはいえ、サービス・居心地をはじめ、一定の満足を感じる夕食ではありました。

厳島神社も近いので、夜は大鳥居のライトアップで夕涼み。

朝食は素晴らしかった。
朝食会場に移動しての食事でしたが、清潔感もあって、雰囲気が良かった。
純和食の正統派な献立でしたが、どれも美味しい。朝食でも生野菜がバイキングでありましたが、朝に新鮮な生野菜はいいですね。フレッシュな気分になります。

総じて満足な宮島の思い出をつくることが出来ました。

福井の三方五湖にやってきました。
この辺りの名物といえば、「へしこ」と「うなぎ」でしょうか。梅干しも有名ですね。
ドライブで爽快な気分になり、ランチにうなぎ。非常に贅沢な流れです。
車で走行していると、「鰻」の看板を良く見かけます。あまり印象はなかったのですが、三方五湖はうなぎが有名なんですね。

その中でも人気店のひとつ、「源与門」さんを訪問することに決定。
福井で鰻で検索すると、１番上に出てきますね。
鰻というといまや人気の食材、行列に一抹の不安を抱えながらも、お店に向かいました。
到着すると、広い駐車場に立派な建屋。結構大きなお店です。
満席で盛況でしたが、平日であったのですぐに案内してもらえました。
小上がり座敷席に落ち着きました。窓からは立派な庭が望めます。

さて、注文ですが・・
この日は三方五湖の天然鰻の入荷ありとのことでしたが、5000円くらいするので断念。
それでも奮発して・・

◇特重　3300円　（税込）
を2つお願いしました。

広い厨房の方では、従業員の方が炭火で鰻を炙っておられるのがちらっと見えます。待っている間に店内を見ていると、有名人の来店も多いようで、結構知名度の高いお店なんですね。
15分ほどで鰻が到着しました。

うな重には吸物と漬物が付きます。
パカッと蓋を開けると、鰻1匹分の重厚感、迫力がありますね。
鰻は炭火で炙られた部分はパリッと、身はふっくら。肉厚・脂・食感と優等生的なバランスの取れた食べやすいうな重です。王道の食べ応えでしょうか。特重で量が多いのかと思いましたが、少し多い程度で女性でも十分に食べられる量ですね。
しかし、うなぎ特有のガッツリ感があるのにふっくらとした食べ応え、たれの甘辛な塩梅と、やはり特別感があります。

昼間から、贅沢をした気分です。
うなぎはやっぱり高揚感ある食べ物ですね。

ランチは満席ばかりで断念することが多かったのですが、ディナーにTELすると、当日でも運よく空いていました。
京都市役所近く、閑静な住宅地にひっそり佇むフレンチ店です。
近くのコインパーキングに停車して、入店しました。

入店するとにこやかに女性スタッフの方が迎えてくださいます。
インテリア、照明とオレンジを基調としたような店内のカラ―。南国風のコンセプトの、肩肘張らないカジュアルな雰囲気。
女性スタッフの方の対応が実に丁寧。細めに気が付いたサービスは、ゆったりとした気分で食事をさせていただけます。

メニューを提示されて、4900円（税別）のお店オススメのフルコースディナーをいただくことにしました。

◇キングサーモンのババロア　
　スモークしたマグロと南仏野菜のジュレ
◇ずわいがにのフラン
◇ゴールドラッシュのポタージュ
◇ル―ジェのポワレ　ソースベルモット
◇ブラックアンガスフランクのロティ　ペッパーベリー風味
◇デザート盛り合わせORチーズ盛り合わせ
◇パン、コーヒー
という内容のコースでした。

料理は1品ごとにスタッフの方が説明してくださいます。
中々凝った内容で、1品目のサーモンのババロアに添えられた黄色いいくらが、プチプチの食感で初めて食べる味わい。
ずわいがにのフランはカニの風味を濃厚に感じ、具材の卵白がジュレ状になったものが、豆腐のようで、こちらも珍しい食感。
メインのル―ジェとはフレンチではポピュラーな魚だとか、パリパリの皮目で美味しい、クリーミーなベルモットソースとの相性も良好。アンガス牛のロティもしっかりと肉の満足度を感じるものでした。
いずれも、ソースの味わいが絶妙で、素材とよくマッチしていました。

最後、デザートとコーヒー。相方はチーズの盛り合わせを。
5000円でコスパの高いディナーコースで、納得のディナー。
満足度の高い食事を楽しむことが出来て、気分良くお店を後にしました。願わくば、ワインと一緒にいただきかったですね。

以前より気になっていた佰食屋さんのステーキ丼。
行列必至と聞いていたので腰が引けていましたが、肉の気分の日に決行しました。
しっかり予習が必要です。
AM9：30より整理券を配布されますが、整理券をもらうにも行列とのこと。とは言っても平日、9：30頃に到着しましたが、スムーズにもらうことが出来ました。この時点で食べることが出来るのは12：30からとのこと。
適当に辺りでカフェしてから、伺いました。

12：30に到着すると、店内に通されます。そこから更に10分程でテーブルに案内されました。今まで色々と工夫されたのでしょう、お店の前でひたすら並ぶことを思えば、実にスムーズに感じました。こういうオペレーションもサービスであると思います。

テーブルに着席し、早速注文です。
◇国産牛ステーキ丼　1000円×2
◇おみそ汁単品　50円×2
◇ハンバーグ単品　500円
をお願いしました。
ごはんや肉の増量の選択肢もありましたが、ハンバーグが気になったので注文してみました。

10分程待って、ステーキ丼が提供されました。
提供の際、ガーリックチップを振りかけると、尚美味しくなりますよと説明があります。
ステーキ丼はライスを覆うように、赤身のステーキ肉が花びら状に盛り付けられています。これをスプーンでいただくのですが、このステーキが適度な薄さで食べやすい。レア気味に焼き上げられたステーキは柔らかく、また枚数が多いので、十分に楽しむことが出来ます。タレの味も好みでガッツリ感もあり、ライスと肉の枚数のバランスがよく、どちらかが多すぎないのも良く考えられていると感じました。

途中、ガーリックチップを振りかけて、味の変化を楽しみました。
ハンバーグはというと、肉がしっかり詰まった肉々しいタイプ。ジューシーな感じではないですね。2人でシェアして丁度良い量でした。

中々満足感あるステーキ丼でした。
この価格で満足感あるステーキ丼を提供するために、とても工夫されていると感じました。
またイベント気分で伺いたいですね。