レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2014/07訪問 2015/02/16
夜の京都、賑やかな繁華街を路地裏に入り、ビルの隙間を抜けていくと、
雑居ビルの2階に目的のカフェの入口を見つけることができました。
すでに、切り取られた映画の1シーンであるかのような、空気感が漂います。
階段を上がり、重厚な扉を開けて、入店しました。
このクラスのカフェともなると、ある程度、自分の中でイメージが出来上がってしまっていて、どこかハードルを設けてしまっているのですが、それを十分に上回る店内が広がります。
かなり、濃厚な空間です。
少々薄暗い店内に、浮かび上がる照明。やや、殺伐とした床や壁の質感に、店主の感性を反映したインテリア。
堅苦しさはなく、寛げるゆるい空気感も残してあるのが、絶妙です。
お客さんは、まばらに入っておられ、一番奥のテーブル席が空いていて、そちらに落ち着きました。
豆が残り少ないということで、相方と同じものをオーダーしました。
「EFブレンド5」 650円
それと、自家製ミニチョコレートケーキ 400円をひとつ。
BGMが、シャガレ声男性ボーカルのゆるいインディポップ。
なんていうベストなセレクトなんだろう。
このBGMで、このカフェの奥行きと深みが増しているような・・
BGMも、接客のひとつであるということを、再確認するこだわりの選曲に感じました。
しばらくして、珈琲が提供されました。
重厚な苦味がやってきます、が、雑味のないクリアな後味。温度もこちらのお店らしく、ぬるい一歩手前のゆるい雰囲気。とにかく、ひと口めが美味しくて、何度もそれを再確認するために、ひと呼吸挟んで、口に運びます。ストロングなだけでない、丁寧さも感じる、入魂の1杯に感じました。
ミニチョコレートケーキは、ねっとりと濃厚な大人の風味。コーヒーにとても合うものです。オススメ。
しばし、濃厚な空間に身を委ねながら、会話を楽しみました。
唯一、タバコの煙が漂いますが、こちらはお店のスタイルと理解しました。
何気ない平日の夜が、ちょっとした意味のあるものに変わった気分です。
夜の方が、より濃密にこちらの雰囲気を楽しめるかも知れません。
3位
1回
2014/05訪問 2014/07/07
小豆島に到着して、早速昼食の時間です。
私の提案で、生そうめんで有名な「なかぶ庵」さんへ向かいました。
小豆島の穏やかな景色を楽しみながら走行して、集落に入っていきます。
民家の中に看板を発見しましたが、1度通り過ぎてしまう程、わかりにくい立地です。
とにかく道路が細くて、軽で走行するのが、無難なくらいです。
「なかぶ庵」さんは、いかにも素麺工場といった建物で、そのすぐ横に、小さな小屋があります。暖簾をくぐり入店すると、テーブルが5卓程の簡素な飲食スペースが現れます。少しお土産物も販売しておられます。
工場の片手間で、営業されているような雰囲気です。
生そうめんは温かなものと、冷たいものの2種類でされていました。
折角なので、温と冷、両方いただこうと、相方とそれぞれ注文しました。
すぐに冷たい生そうめんが提供されました。
見た目は、ごくシンプルな雰囲気で、少々の薬味が付きます。
早速ひと口いただいてみると、口にした瞬間、今まで食べて来た素麺は何だったのだろうと思うくらいの、衝撃ともいっていい、プリプリの弾力と、モチモチの食感が広がります。
独特の噛み応えと喉ごしです。ただ、ただ、驚きの内に食べ進めていました。カルチャーショックともいっていい程の感覚です。
夢中で完食しました。
相方の、温よりも、冷たい素麺のほうが、より食感が楽しめると感じました。
本来、生そうめんは、工場の方のみが味わえる、知る人ぞ知る美味だったようです。
素麺というと、天日干しした乾麺が一般的ですが、工場で製麺した直後の状態の手延べそうめんというのが、生そうめんということのようです。
ご当地ならではの、希少な味わいと感じました。
とても、満足したので、お土産に生そうめんを購入して帰りました。
自宅でいただいてみても、やはり、普通の乾麺の素麺とは違う、プリプリの食感を味わえました。現地で出来立てを味わうまでとはいきませんでしたが、独特の生そうめんの食感は十分に楽しめました。
小豆島を訪れたなら、なかぶ庵の生そうめん、
必食に感じました。
4位
2回
2021/07訪問 2021/07/08
久しぶりに近江八幡のハコテアコさんでカフェタイム。
道路から少し上る入口サイドには、紫陽花の花が綺麗に咲いていました。
平日でしたが、駐車場は結構埋まっています。
靴を脱いで、上がるスタイルのカフェです。
中央のソファ席は、ランチのお客で賑わっていましたが、
窓際のカウンター席が、運よく空いていました。
個人的には、このカウンター席が、最も雰囲気を堪能できます。
相変わらず、BGMはアナログレコード、しかもビートルズのアルバムで古民家と洋楽のコラボ、良きセレクトです。
こちらの建築物の重厚な質感に、クラシカルなBGMで、畳みかけられました。
◇ホットコーヒー 430×2
◇ショコラキャラメルパフェ 600円 (税別)
をオーダーしました。
まずはコーヒーから。
カップのデザインも、自分好みでした。
コーヒーは豆から挽かれたもので、焙煎の風味が香る、美味しいもの。
パフェは、マグカップで登場。
アイスとホイップとバナナにキャラメルソースがトッピング。
オーソドックスで食べやすい味わいでした。
フードも雰囲気もポテンシャル高し。
ドライブ途中のカフェにも最適です。
休日のお昼にランチをかねて伺いました。
近江八幡のユースホステル内に素敵なカフェがあるとか。
湖岸道路より近江八幡市街に入って行く、よく通る道路沿いに看板は立っているのですが、気に止めたこともなかったです。ユースホステルの建物が小高い丘の上のあって、視界に入らないので全くその存在に気付きませんでした。
今回は車で細いあぜ道に入り、ユースホステルに向かいます。
少し上るとすぐに建物が見えてきました。
重厚でいかにも歴史ありそうな建築物。どっしりとした外観に風格すら感じます。
こちらの建物は築100年の木造建築で、国の有形文化財に指定されているそうです。カフェの看板を確認し、ワクワクしながら建物内に入りました。
入店すると、女性の店員の方が迎えてくださいました。
カフェ利用を伝えると、1階のカフェスペースに案内してくださいます。
店員の方は、とてもにこやかで丁寧な接客でした。
カフェは、昔の応接室のような部屋をリノベートされたようですね。テーブル席と窓際のカウンター席がありました。
先客は入れ違いで帰られた所。まだ穴場なんでしょうか、私達の独占です。テーブルのソファ席に落ち着きました。
店員の方がメニューを提示されて、BGMをON。なんとアナログレコードのBGMです。80,Sの清涼感あるサマーソング。この空間にとてもマッチしていますね。
メニューより私は、
「近江牛すじカレーライス サラダ付き」1000円、
相方は、「近江牛合挽きミンチの煮込みハンバーグ サラダ・スープ・パン付き」1200円、
それからシェア用に、+280円で「スイーツ4種盛り合わせ」をオーダーしました。
ランチメニューはワンドリンク付いていて、
ホットコーヒーとダージリンとしました。
持ってこられたランチは、どれも丁寧な手作りを感じさせるものでした。
カレーはすじが柔らかく煮込まれていて、コクも適度にあり、食べやすいものでした。量はやや少なめでしょうか。
相方のハンバーグはデミグラスソースたっぷりで温玉がトッピング。少しもらいましたがこちらも美味しいですね。パンが自家製で作られていてもっちりとした食感のもので、ハンバーグによく合います。
デザートはレベル高いですね。カフェ利用の場合も、このデザートプレートなら注文したくなります、これで280円というのもお得。
歴史ある建築物の中で、静かに、ゆっくりと流れる贅沢な時間を堪能しました。
人気のカフェになるのではないでしょうか。
5位
1回
2014/07訪問 2014/07/19
一乗寺界隈のラーメンの有名店は、興味はありつつも、行列が気になって敬遠していたのですが、会話の流れから急にテンションが上がってしまい、伺うことにしました。
何故か、数あるお店の中で極鶏さんの名前が頭に入っていて、気になっていました。
やはり、レビューを読んで、インスピレーションが働く、何かがあるお店なんだなと・・
お店の前を車でゆっくり通過して様子を伺うと、10人程の外待ち。これ幸いと、近くのパーキングに停車してお店に向かいました。
到着すると、整理券を配って、時間が来るとお店前に集まるシステムのようです。
20~30分待って、入店できました。
この、ストレスのないオペレーションは、人気店には必須と感じました。
お店の方も、バイトではなく、慣れた感じの男性4名での運営でしたので、安定感抜群ですね。店内もラーメン店にありがちな、脂ぎった感じもなくて、清潔感があります。
テーブル席に着席すると、すぐにラーメンが提供されます。
外待ちの時に注文しておくので、着座と同時の提供です。スピードを追求されてますね。
私は、おすすめ印があった、「鶏だく」700円、ごはん110円、
相方は、「鶏だく」の玉子かけご飯セット 900円 をオーダーです。
鶏だくは、見るからに濃厚そうで、ポテッとしたポタージュ状のスープ。
いただいてみると、どろりんちょとした粘度のスープが、麺にまとわり付きます。
ここまで濃厚か~、と感心しながら食べ進めました。
鶏系なので、見た目よりはあっさりなのでは、とも思っていたのですが、ストレートに濃厚な1杯でした。
麺も、このスープに負けず、固めの食感で、好みのものでした。
トッピングのネギは、たまに食べると、清涼感を加えてくれます。よく考えられたトッピングだと感じました。
レンゲが付いてないのが、不思議に思っていたんですが、麺を完食すると、スープもなくなっていました。
男が作ったラーメン、て感じのガツンとくる1杯でした。
満足度高し、すべての要素が、平均値の高いお店と感じました。
食後はしばらく、胃がドーンときてましたが。
6位
1回
2015/10訪問 2015/11/26
2015、10月 栗東バル4件目
栗東バルの〆はボストンコモンさんへ。
やっぱり最後は肉でしょうということで、やって来ました。
もう閉店間際になっていましたが、バルのお客さんがチラホラ来ておられました。
テーブルに着席して、早速バルメニューの注文です。
こちらのバルメニューは、
「フィレステーキ50gにパスタ+ドリンク」
ドリンクは赤ワインをお願いしました。
提供されたステーキは、お皿に小さなお肉がコロコロっと乗ったもの。さすがに500円では無理があるのでしょうね。柔らかいステーキでしたが、あっという間に完食です。
やはり、物足りないのでガーリックライスも追加してしまいました。
やはり、バルはお店をハシゴすることに醍醐味がありました。
総じて、満足な栗東バルでありました。来年は違うお店にも行ってみたいものです。
◇ ◇ ◇
2014、4月訪問
栗東にオススメのステーキハウスがあるとの情報をキャッチし、ランチに伺いました。
交通量の多い道路より少し中に入った、静かな住宅街にお店はあります。
お店は自宅を改装されたような、アットホームな佇まい。星条旗が目印です。
お店の前に3台分でしょうか、駐車スペースがあり、そちらに停車しました。
入店すると、コックの正装をされたご主人が迎えてくださいました。
ご家族経営のようです。マスターと、息子さん?、奥さんの3人で運営されています。
店内はカウンター席に、4人掛けテーブルが2卓、6人掛けが1卓のこじんまりとしたスペース。調理用の大きな鉄板が目立ちます。かしこまった感じはなく、アットホームな雰囲気が流れます。
栗東でステーキハウスを開業されて、16年の老舗のようです。
テーブル席に着席して、早速メニューに目を通します。
ステーキのランチメニューの他に、1品の鉄板焼きも豊富ですね。お酒に合いそうです。
私は、ラージステーキランチ 2100円を注文。
ビーフ160g、サラダ、ご飯、おみそ汁、香の物、コーヒーという内容、
ここにご飯を、気になったガーリックライスに変更しました。(+料金)
相方は、ビーフステーキランチ 1700円、
ビーフ120g、サラダ、ご飯、おみそ汁、香の物、コーヒー を注文。
焼き方はおまかせとお伝えして、ウェルダンとしました。
注文を済ますと、鉄板でご主人が調理に取りかかられます。
これが、実にリズミカルな調理で、ショーを観ているようで楽しい。とてもサービス精神に溢れたご主人です。また、多人数のステーキを焼き上げる手際が見事なものでした。
さして待つことなくステーキランチが提供されました。
ステーキは食べやすいように、カットされています。
付け合わせは、ステーキソースで調理されたもやしとこんにゃく、サッと火の通ったブロッコリー、カレー風味に焼き上げられたじゃがいもと玉ねぎ。
ステーキは柔らかく焼きあげられていて、満足の食べ応え、私はラージを選択したので量もたっぷり。おろしぽん酢に付けていただきました。
できれば塩や、わさび醤油なんかでもいただきかったですね。
感動したのはガーリックライス。いままで食べた中で最も美味しかったガーリックライスでした。さっぱりしているのにしっかりガーリックが効いているのが新鮮でした。
オススメです。
とても満足のランチでした。
最後はマスターが外に出て、見送りまでしていただきました。
次回はディナーコースを是非いただいてみたいですね。
7位
1回
2014/07訪問 2014/08/18
海路で熊本より、島原にやってきました。
せっかくなので、市内を少し散策、お昼時になりました。
市内を車で走行していると、あちこちで「具雑煮」の看板をみかけます。島原の郷土食「具雑煮」は、この地に来たのなら必食に感じ、老舗の姫松屋本店さんに向かいました。
お店は、島原城の目の前にあります。駐車場はお店の裏手に大きなスペースを確保されていて、安心しました。
風格あるお店の暖簾をくぐり、入店しました。
店内は和風の落ち着いた空間で、広くゆったりとしています。
平日でしたが、お客は次々に来店され、満席近くの盛況です。
私達のような観光客も見かけますが、地元の方も多く来店されているようですね。
若い女性の店員さんが多かったのですが、みなさん物腰柔らかで丁寧な接客。この辺りも、老舗の余裕みたいなものを感じますね。
メニューは丼物や、定食類も豊富です。
やはり、私、相方共に、
島原名物 「具雑煮」並 980円を注文しました。
具雑煮は土鍋にて、提供されました。
パカッと蓋を開けてみると、まずお餅が目に飛び込みますが、竹輪、竹の子、蒲鉾、玉子、椎茸、穴子、お野菜などが入り、見るからに具沢山。
さっそくお出汁から口に運んでみると、このお出汁の美味しいこと!
日本人なら、誰しもが美味しいと思う、お出汁の塩梅ではないでしょうか。
お餅ももっちりと柔らかな味わいで、どの具材もお出汁がよく染み込んで、しみじみと美味しくいただきました。
島原の歴史も感じることが出来る、郷土色溢れる1杯ですね。
とても満足な食事でした。
島原を訪れたなら。姫松屋さんの「具雑煮」、オススメ致します。
8位
1回
2014/12訪問 2014/12/21
京都を訪れた際に、ディナーに予約して伺いました。
本格パエリアがいただけるということで、以前よりBMしていたお店です。
繁華街の雑居ビルの奥まった場所にお店はあるため、少々気付きにくい立地でしょうか。
外観からお店の様子は窺い知ることは出来ないので、恐る恐るといった感じでドアを開けて入店しました。
入店してみると、各テーブルにグラスが配置され、装飾や内装も雰囲気のある素敵なレストランでした。ダイニングバー的な、カジュアルな感じを想像していたので、いい意味で期待を裏切られた感じです。
中央のテーブル席に落ち着きました。
接客の方のとても丁寧でハキハキとした案内に感心しましたが、サービス料500円程付いていました。注文はスペイン語?でコ―ルされます。
シェアする感じで、アラカルトで注文していきました。
◇ハモンセラーノ(スペイン産生ハム) 500円
◇イトヨリのカルパッチオ 850円
◇タコのアヒージョ 850円
◇イカスミのパエリア 1800円
◇芝エビのパエリア 1600円
◇キリンフリー×2 を注文しました。
パンもおかわり自由で提供してくださいます。
生ハムはカウンターの肉塊から切り分けて提供されます。しっかりとした歯触りと食感で、いい塩加減です。パンにも合いますね。
イトヨリのカルパッチオは岩塩が振りかけられていて、すだちの酸味と塩味が絶妙にマッチ。美味しいものでした。
タコのアヒージョ、ガーリックオイルで熱々に沸騰した状態での提供。タコがプリプリ!、これもガーリックオイルにパンが合いますね。パンが進みます。
そして、メインのパエリア。
芝エビのパエリアはエビがふんだんに盛り付けられていて、殻ごと食べることが出来ます。ライスにものすごく海老の風味が香っています。流石パエリアだけあってお米が立っていて、少し歯ごたえのある食感がいいですね。
相方、私共に好みはイカスミのパエリアでした。
イカスミなんてあまり食べなれないので、最初はどうかなと思ったんですが、これがオススメ。なんともいえないイカスミのコクと風味がとても美味しいものでした。
量的には、お茶碗1杯分よりちょっとあるかな?といった感じでした。
本場仕込みの、とても美味しい本格パエリアでした。パエリアだけでなく、1品の方も満足のいく内容で、全体のレベルの高さを感じました。
プチ贅沢に最適のスペインレストランでした。
9位
1回
2014/02訪問 2014/02/17
オープンして間もないパティスリーなんですが、すでにいい評判は聞いていたので、以前から伺いたいと思っていたんですが、やっと行くことができました。
長浜城近くの、テナントが並ぶ建物の1角に入っておられます。
お店の前には共用の広い駐車場があります。
さっそく入店してみると、白と黒を基調としてスッキリとした、スタイリッシュな店内。
町のケーキ屋さんといった趣とは、ひと味違う感じですね。
ケーキのショーケースに目をやってみると、ありゃ、ほとんど売り切れ。
午後3時で、3時のおやつのつもりで入店したんですが、遅かったようです。
最近は、早期売り切れのパティスリーって、多いですね。人気なのか、わざとなのか、陳列する量が少ないのかは、謎ですが。
とりあえず、カフェスペースに着席。店員の方が、注文を聞きに来てくれます。
イートイン用のパンケーキや、焼きたてシュークリームなどカフェメニューも豊富にあるんですが、ケーキが食べたかったので・・
私は、「ブルーベリークラフティ」450円、ドリンクを紅茶の気分だったので、
「マリアージュフレール アールグレイ」500円、
相方は、「アップルパイ」500円と、「レギュラーコーヒー」400円としました。
しばらくして、ケーキの登場です。
色々とデコレーションされて、綺麗に盛り付けられています。また、トッピングも豊富。
まず私のブルーベリークラフティを食べてみると、実に爽やかなヨーグルトクリームが印象的。そこにブルーベリーのフレッシュな甘さが際立ちます。土台のタルトもサクッとして、固すぎず食べやすい。
これは好みのケーキですよ。
プレート上に生クリームではなくて、バタークリームのようなものがトッピングされているのですが、これをケーキに付けて食べてみると、ひと味違う濃厚な美味しさに変化。驚きました。
これで、単品ケーキと同価格なんて、お得と思いました。
ドリンクのアールグレイもしっかりと茶葉から淹れられたもので、香りが豊か。
相方のアップルパイはボリュームたっぷりで、リンゴがサクッとした食感。とても満足そうでした。
これはリピート必須。とても美味しいケーキでした。
もっと、他のケーキも試してみたいですね。
10位
1回
2014/10訪問 2014/11/20
久しぶりに信楽方面にドライブ、この辺りは個性的な蕎麦屋さんが点在していて、蕎麦巡りにも楽しいところ。本日はその中で気になっていた1店に伺うことにしました。
信楽の中心街よりは離れた、山深い小さな集落にお店はありました。
茶畑に囲まれた静かな立地で、いかにも美味しい蕎麦が打てそうな環境。気持ちのいい空気が流れています。
開店前の到着でしたが、すでに数組のお客が待っておられました。
他のお客さんに教えてもらって、お店の玄関まで行き、名前を記入、そして掛けられている札を人数分取ります。この札がなくなれば、その日の蕎麦はもうないとのこと。
平日でしたが30コ程の札は、開店前にはすでに数個になっていました。競争率高そうですね。
開店後、2巡目くらいで、入店出来ました。
店内はこじんまりとした設えで、4人掛けと、6人掛けのテーブル席が1卓づつ。それから囲炉裏を囲む6人席がありました。
4人掛けのテーブル席に案内されました。
2人だったのですが、相席にはされませんでした。その分待ちましたが、食べる時はゆっくりといただけました。
私、相方共に、
「盛り(ざる)」950円、私のみ「かやくご飯」300円、
それから「そばがき」1000円を注文しました。
蕎麦の提供の際には、ご主人が出てこられ、蕎麦のオススメの食べ方を説明して下さいます。とても丁寧な物腰で、1人1人のお客を非常に大切にされているのが伝わってきます。
蕎麦は、まずはそのまま、次に岩塩で、最後につゆでということでした。
蕎麦は太めの格好で、いかにも粗挽きの野趣あふれる風情のものです。
豪快にすすりたいところですが、十割という蕎麦の味わいと風味をじっくりと味わいたくて、思わずちょっとずついただきました。岩塩で食べる蕎麦というのも、新鮮なものです。
つゆの個性は控えめ、とにかく太めの蕎麦を噛んで味わって食べるといった、力強い味わいのものでした。
かやくご飯は、よく出汁の染み込んだほっこりとしたもの、そば湯はトロっとしたタイプのもので、どちらも美味しいものでした。
そばがきは、蕎麦の次に提供されます。
炙られた蕎麦の実と、蕎麦の葉が添えられていました。
こちらは、生醤油とわさび、それから返しで、好みで付けていただきます。そばがき自体はとても素朴な味わいで、少しねっとりとした食感。蕎麦を使ったお茶菓子といった感じで、あっさりとしていながら深い味わいのものでした。
奥深い蕎麦の世界の一端に触れたという、貴重な体験をしたという珍しい心境になりました。
今度は温かな蕎麦をいただいてみたいですね。
記念日のランチに予約をして伺いました。
草津市の湖岸道路の近くの住宅地にポツリと佇む1軒屋のイタリアンです。一見すると、普通の住宅に見えるのですが、よく見るとイタリアンなのがわかります。
3台分程の駐車場を確保しておられ、そちらに停車して入店。
店内は白を基調としたシンプルでスタイリッシュな空間となっています。静かなBGMが流れて落ち着いた雰囲気。窓際のテーブル席に着席しました。
ご夫婦で運営されているようです。この日は、3000円のランチコースにもう1品プラスしてもらって、4100円のコースをいただきました。予約の電話の際も苦手な食材や、コースの内容など、快く対応してくださいました。
ランチコースは以下の内容でした。
◇前菜
◇スープ
◇パスタ(2種類)
◇魚のメイン
◇肉のメイン
◇デザート
◇食後の飲み物、小菓子
まずはドリンク。モレッティというイタリアビールをお願いしました。ライトな飲み口のスッキリとした味わいのビールです。
前菜は前衛的な盛り付けのサラダとソテーしたホタテ。説明して下さいますが、聞きなれない野菜が多くて頭に入らない。。 とにかくどれも美味しかった。フレッシュなサラダと火を入れられたものとが混在していて凝った内容。前菜から引き込まれてしまいました。
スープはミネストローネ。具材がどれも柔らかく煮込まれていて、決して濃い味付けではないけど印象的な味わい。
パンは安納芋のフォカッチャと、チャバタというパンの2種。これが、両方とも絶品の仕上がり。かなり驚きました。チャバタのみおかわり出来ます。スープやパスタに付けていただきました。
パスタは2種。手打ちでされています。ひと皿めは春菊とズワイガニのパスタ、ズワイガニの風味と旨味がすごい。2皿目はトマトソース。こちらはニョッキのようなもちもちの団子状のパスタと白身魚の具材。どちらも小量ずつですが、絶品でした。めちゃうま!
メインは魚、肉の順で。タラのポワレはパリパリに皮をソテーされたタラとソースに白子がサンドされていました。お肉の方は豚肉でした。こちらは盛り付けられた野菜と一緒に食べるのが印象的。どちらもスマートな味わいでした。
最後はデザートとドリンク。デザートは紅玉リンゴのパテ。シャリッとした食感と甘さ。イタリアンでこんなに手の込んだデザートは初めてかも。
最後のデザートまでひと皿のハズレなし。かなり満足のランチコースでした。
退店時はシェフがお見送りをして下さいました。
アットホームな雰囲気でゆっくりと食事を楽しめました。料理の説明も丁寧にしてくださいます。記念日にぴったりのイタリアンレストラン、この内容、満足感ならばコスパもバツグンですね。