レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2013/06訪問 2015/10/16
2015. 9月再訪
久しぶりに岐阜にお出かけ。
買い物を済ませた後、さて、どこでカフェしようかと思案。候補はいくつかあったのですが、もう1度フランドルさんのコーヒーをいただきたくて、再訪しました。
山、畑ののどかな国道沿いに、フランドルさんはポツリと立地します。
アートなドアを開けて入店すると、先客はなし。
店内奥の、テーブル席に落ち着きました。
必要最低限の装飾といった、コーヒーを純粋に楽しむ空間。
BGMも静かに流れ、オーナーの方のポリシーを感じる店内です。
マスターがメニューを持ってきて下さいました。
こちらは、コーヒーオンリーの潔いメニュー。軽食類やスイーツといったものはありません。
◇ケニアAA 500円 (深煎り)
◇グァテマラ コンボステラ 500円 (中深煎り)
をお願いしました。
コーヒーはひと口サイズのチョコを添えて提供されます。
コーヒーといえば、焙煎した豆の香りが香ばしく鼻を抜けてゆくのが好みなのですが、フランドルさんのコーヒーは、実にクリアで雑味のない、まるでミネラルウォーターのような味わい。サラリとしていて、それでいてしっかりとしたコーヒーの風味は、完成度の高さを伺わせます。
コーヒーを楽しんでいると、ポツポツと後客の方が入られてきました。
マイベストなコーヒーのひとつであると、再確認出来ました。
気軽に訪れることの出来ない立地ですが、また必ず再訪したいお店です。
◇ ◇ ◇
2013.6月訪問
滋賀より関ヶ原を越えて、垂井町に差し掛かったところにある、国道沿いにポツンとある珈琲専門店。静かな山間の風景に溶け込んだ、黒い小さな建物。
美味しい珈琲を求めて立ち寄りました。
駐車場に車を停車し、入店です。
お店のドアに手を掛けようとすると、人の形をしたドアノブが目に入りました。
店内に入ると、珈琲の焙煎された香ばしいアロマに包みこまれました。肩の力が抜けるような、なんともいい香りが漂います。
店内の最奥のテーブル席に落ち着きました。
シンプルな店内です。趣向を凝らした雑貨などが置かれているカフェとはまた違った、引き算の雰囲気。すべてが珈琲にまつわるもので、構成された世界。
しかしよく見ると、アートなオブジェが主張少なめにほんの少し。BGMはジャズがボリューム小さめに遠くに流れています。こだわりを感じる空間ですが、ストイックな堅苦しさは微塵も感じない、清楚な雰囲気。
さあ、後は至高の1杯を待つのみですよ。(笑)
年配の女性の方が、メニューをもってきて下さいました。
珈琲のみの、こだわりを感じるメニューです。
私は、まずは店名を冠した、「フランドル ブレンド」 450円、
相方は、ストレートの中から、「コロンビア スプレモ」 450円を注文。
いずれも中深煎り、インスピレーションで選択しました。
メニューが通ると、奥で豆の選別をされていたご主人が、カウンターで珈琲を淹れてくださいます。抽出はペーパードリップ。物静かに、丁寧に淹れて下さいます。
無音に近い空間で、カップを用意する音、お湯を注ぐ音が、最上のBGMですね。
ポタリ、ポタリと珈琲が落ちていくのを、吸い込まれるように見つめていました。
これは、今度伺う時は、カウンターだな・・
珈琲には小さなチョコが付いてきました。
まずブランドルブレンド、ひと口含むと、苦味・酸味のバランスが最高、“澄んだ”という表現がぴったりの透き通った飲み口。これは、とても美味しいです。
相方のコロンビアスプレモ、これはまた、雑味が皆無のフルーティーな1杯。こちらもいいですね・・
付け合わせのチョコが、珈琲にとても合う。自家製でしょうか?とても柔らかく、大人の甘さ。すぐに完食がもったいなくて、ちびちびといただきました。
しばらくすると、後客が来店。賑やかな奥さま方でした。
珈琲が来るまでワイワイ話しておられましたが、珈琲を飲まれると、途端に静かに。話題も替わって、ご主人と珈琲談義をしておられました。う~ん珈琲の魔力。。
しばし、珈琲の余韻を楽しんでから、退店しました。
満足のランチコースを食べた後のような、満たされた感じです。
穏やかな峠道で、素晴らしい1杯に巡り会いました。
この1杯のために、たびたび関ヶ原を越えることになりそうです。
3位
1回
2013/06訪問 2013/06/13
久しぶりに鶏白湯をいただいてから、定期的に通っております。通えば通うほど、ハマってしまいますね。
地元にありながら、未食のメニューがあったので、順番に食べていこうかと。
◇鶏白湯マー油 700円
鶏白湯で唯一未食であったメニュー。醤油ベースのスープに自家製荒挽き焦がしにんにく油が投入されています。こりゃあ、旨い!マー油を浮かべることで、全く別の1杯に。鶏白湯のマイルドな旨さに絶妙にパンチが加わった感じです。ガッツリいきたい時は、オススメ。
◇湖国ブラック 750円
気になっていた1杯。県内産のたまり醤油をベースとした真っ黒なスープに背脂が浮かび、それをすくいあげるガッシリとしたちぢれ麺。濃い味かと思いきや、コクのある醤油ラーメンといった感じ。振りかけられた唐辛子・黒胡椒・ガーリックチップが味を引き締めます。太いメンマや、スープをよく吸った麩のトッピングも個性的。気分を変えたい時にいただきたいですね。
◇日香麺 晴香 750円
澄んだ醤油スープに水菜のトッピングが涼しげな1杯。キリッとした醤油スープに魚介の風味がシャープに香る。麺は細めのコシのあるもの。かなり好みです。ニッコウさんを象徴するような1杯だと思いますよ。
◇日香麺 清香 750円
とろんとした塩スープの優しい仕上がりの1杯。丸鶏・豚・香味野菜・魚介がバランスよく溶けだしたスープ。あっさりしていながら、旨味たっぷりの1杯でした。
鶏白湯の方に目が行きがちでしたが、日香麺も看板メニューたる美味しい1杯でした。
個人的には、鶏白湯塩、鶏白湯マー油、日香麺晴香が好みでヘビーローテーション。たまに気分を変えて、湖国ブラックといった所です!
限定は中々曜日が合わず。。今度は久しぶりにつけ麺をいただきたいのですが、基本ラーメン派ですね。
◇ ◇ ◇
滋賀のラーメンシーンのトップランナーであるニッコウさん。
数多くの方がレビューされ、あまりレビューする必要性を感じませんでしたが、
久しぶりに伺ってみて、やはり流石の美味しさでした。
ブロックを積み上げた小さな店舗で、彦根市の郊外に位置します。
駐車場には県外のナンバーもちらほら。
昼時で待ちが発生していましたが、そこはラーメン、回転は早くすぐに座れました。
メニューはある程度絞られたラインナップ。
ただどれも魅力的であり、ある意味究極の選択で、大いに葛藤してしまいます。
私は鶏白湯の醤油700円とコリコリ鰹飯300円、
相方は初めての訪問でしたので、鶏白湯の塩を推奨しておきました。
店内は店主の趣味が反映されてか、ポップな印象。BGMも軽いノリです。
店員の方もテキパキ仕事をされ、さして待たずにラーメンが提供されました。
鶏白湯は実にまろやかなスープで、バランスの良さが際立ちます。スープが飲みやすい分、麺がガッシリとした主張のあるもので、これもスープとの絶妙なバランス感。トッピングのチャーシューもほろほろとした柔らかさで美味しい!その他、茎わかめがトッピングされてましたが、これはこれでアリなのかなという印象。
コリコリ鰹めしは、まあ普通に美味しくいただきました。
食べた瞬間に衝撃が走るようなタイプの1杯ではないのかも知れませんが、トータルとしてハイレベルだと思います。醤油と塩では、やはり塩の方が個人的にはオススメかな。
相方は、あまりラーメンは食べないのですが、美味しいといってスープを完飲してました。あまり普段ラーメンを食べない方や、女性の方にもお薦めですね!
久しぶりに訪問して、その美味しさを再確認しました。
ただ、ラーメンの食べ歩きを趣味としておられる方ならまだしも、遠方から高い期待感で来店されると、意外と普通と感じられるかも知れません。
あくまで普段食的なレベルの高さで、ご当地グルメ的な際立った個性と、インパクトがあるかというと、違うかも知れません。今は各地に、新進気鋭の美味しいラーメン店が沢山ありますからね。
地元民としては、間違いなく定期的に通うレベルであります。
ご馳走さまでした!
4位
1回
2013/10訪問 2013/10/13
草津駅に程近い住宅地にある、「ヴィオレット・ステラ」さんにディナーに伺いました。
緑に囲まれた南欧風の、可愛らしい1軒屋のフレンチレストランです。
レストランの敷地内には、そこそこ広い駐車場を完備されています。
ディナーは完全予約制とのことで、予約をして伺いました。
予約を告げ店内に案内されました。
ピンクのテーブルクロスと飾られる花が印象的な清楚な雰囲気、女性が好みそうな空間です。照明も少し落としめで、静かなBGM。
やっぱレストランて雰囲気も大事だわー、と改めて感じました。
着席して、まずは飲み物から。
私は運転手なんでジンジャーエール、相方はフルーツカクテルをオーダーしました。
今回は4000円のコースをいただきました。
◇アミューズ
万願寺とうがらしのジュレに、キッシュ。後からとうがらしの辛味がピリリとくる面白いひと皿でした。
◇前菜
【秋刀魚の燻製と自家菜園の秋ナスのマリネと季節野菜のサラダ仕立て】
前菜から本日のディナーの当たりを予感させるひと皿。秋刀魚の燻製をバルサミコソースでいただくのが至福の味わいでした。味付けの具合がとても好みです。地産にこだわった野菜も新鮮で楽しめる内容です。
手作りパンは2種の提供です。おかわりもいただけます。
パン自体も美味しいのですが、何気にバターが美味しかった。バター追加したら、+50円でした。
◇お魚料理 【イシモチのポワレ】
イシモチというのは聞きなれない魚でしたが、あっさりとした白身の魚でクセのない味わい。皮のパリパリ加減と塩加減が絶妙で美味しかった。パプリカのソースに和えていただきます。
◇お肉料理
【和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み】
【フランス産 鴨肉のロースト】
私は和牛ほほ肉、相方は鴨のローストをそれぞれ選択しました。
和牛のほほ肉はほろほろとして、とても柔らかな食感。味付けも濃すぎず、お肉にまで繊細な印象を受けます。付け合わせは地産の永源寺まいたけでした。
相方の鴨肉のローストを少しもらいましたが、こちらの方が個人的には美味しかった!食感が弾力があって肉の厚みも申し分ないものでした。
お肉料理が終わって、結構満腹になりました。
◇デザート盛り合わせ・食後のドリンク
クリームブリュレに生姜のアイス、生姜のタルト。
生姜なんて珍しく感じましたが、〆のデザートまで、満足できました。
ドリンクはコーヒーと自家製のハーブティーを選択できます。
全体を通して、繊細でヘルシーな印象のフレンチ。結構好みに合致するものが多く、満足のコースでした。レストラン自体の空間の演出もよく、雰囲気も楽しむことができました。
帰りにもうひと部屋あるのを確認。そちらはお子さん連れの家族客用のスペースとのことでした。
5位
1回
2013/01訪問 2013/01/17
明けて新年、プチ新年会に友人と3人で伺いました。
肉をとことん喰らうというテーマにて、焼肉 竹 さんに訪問。
夕食に伺いましたが、外観はやや照明が暗めな感じです。が、駐車場はほぼ満車。
入口付近に備長炭が積み上げられていました。
店内は大阪の下町のような、ディープさが漂います。
狭くはあるんですが、チェーン店の合理化された空間とは違う、雰囲気と活気を感じますねぇ。
丸坊主の高校生くらいの子が、注文を聞きに来てくれました。
親の手伝いですか?(笑)
メニューは、かなり種類が多い!
近江牛の品揃えは勿論、希少部位という項目や、肉のお刺身の項目もありました。ごはん物や、麺類、1品物も豊富でした。
なにせ、メニューだけで、他の焼肉店とは違う異色な感じを受けます。こだわりと、サービス精神を感じますね。
お店はお得なセットメニューを推している感じでしたが、ホルモン系が苦手な物がいたため、単品で注文します。
ロース1280円×1 カルビ980円×1 黒豚とろ880円×1 上タン1280円×1
近江しゃも もも980円×1 子持ちししゃも380円×1 いか580円×1
ガーリックチャーハン780円×1 中ライス200円×3 生ビール500円×?
その他、アイスなどもろもろ追加しましたが、こんな感じでたのみました。
お肉は軽い!羽が生えているように軽い!
ロース、カルビは王道の商品。肉を食べているという満足感を得ながら、胸に持たれるような脂っこい感じがしませんし、その旨味もしっかりと堪能できました。またつけタレもあっさりとした物を採用されています。
軽いからドンドンお腹に入って、食べるペースが早い!
黒豚とろ、脂がよくのっていて、火柱が上がります(笑) プリンとした食感で旨味たっぷりです。
ガーリックチャーハンは、久しぶりに美味しい物をいただきました。ニンニクがたっぷりでその風味を良く感じるものでした。これは、良くあるガーリック風味じゃなくて、口臭前提の本物のガーリックチャーハンです。
お肉はいずれもごはんが良く進みます。ごはんは必須ですねぇ。
アルコール含む会計にて一人4000円程でした。
これだけ肉を食った感があって、お腹がもたれないのは、肉の脂が上質なんでしょうね。
あと、焼肉店は近江牛の有名店と違って、肉の量が思う存分食べれる所がいいですね。
近江牛の、穴場的なお店です。
満腹で大満足でした。ご馳走様!
6位
1回
2013/01訪問 2013/01/30
久しぶりに近江八幡の コーヒー オッタ さんに伺いました。
閑静な住宅街に溶け込むように佇む、1軒屋のカフェです。
カフェの軒先に5台分の駐車スペースがあり、そちらに停車して入店しました。
昼過ぎの店内は、満席近く賑わっていて、1番奥のテーブル席に案内されました。
お客さんは女性が多いですが、男性もこられてますねぇ。
ホワイトカラーで統一された店内は、統一感があって、落ち着くものです。
北欧をコンセプトとされていて、食器やインテリアも北欧ブランドのもの。勧められた雑誌も、北欧関係、珈琲関係のものばかりでこだわりがヒシヒシと伝わってきます。
相変わらず、物腰柔らかな女性オーナーの方が、注文を取りに来て下さいました。
私はフィーカセレクト400円に、うぐいす豆のバターケーキ300円、
相方はオッタセレクト400円に、パイナップルのアーモンドケーキ300円を注文しました。
珈琲はスペシャルティーコーヒーを自家焙煎されて提供されています。
やはり、この珈琲は絶品ですね。今回もとても美味しくいただきました。
今回いただいたフィーカセレクトはフルーティな味わいの、香り高いものでした。
オーナーの方はおっとりしてそうで、丁寧な方なんですが、この店内のインテリアのこだわり、珈琲、スイーツ共にかなり本格派です。
居心地、珈琲、こだわりの詰まったカフェです。
カフェ好きの方には、オススメです。
◇ ◇ ◇
11年11月訪問
コーヒーオッタさんにカフェに伺いました。
近江八幡のエコ村内のカフェです。
特に大きな看板を挙げられているわけではなく、カフェの前まできて小さな看板があるくらい。お客は口コミでこられているのでしょうか。
水色の一軒家カフェで、芝生の駐車場に自家菜園が見えます。なんとなくお上品な雰囲気を感じます。
入店すると、絵本のような世界。
窓からは柔らかな陽光が差し込み、ゆるやかな空気とゆったりした時間が流れています。北欧のインテリアや雑貨を店内に使ってコンセプトにしておられるようで、その世界観に包みこまれます。
窓際のテーブル席に着席しました。
女性のオーナーの方がメニューを持ってきて下さいました。このオーナーの方が物腰柔らかでとっても感じのいい方。
なるほどオーナーの和み系のお人柄が店内に溢れて、このカフェ独特の雰囲気を醸し出していますね。
私はオッタセレクト400円とクレームカラメルを注文。
同行者は紅茶400円とかぼちゃのチーズケーキ、ミルクアイスクリームも注文。
コーヒーはほっこり(通常サイズ)とたっぷり(+50円)で量が指定できるようです。
店内はカントリー調の音楽が静かに流れていました。
もってきて下さったコーヒーは品の良い北欧デザインのカップ。周りを見るとカップのデザインはお客によってすべて違うデザインですね。
コーヒーははっきり言って美味しい。まずものすごく良い香ばしい香りが漂います。苦味・酸味も程良く、まろやかな口当たりでフルーティー。甘さすら感じます。
同行者の紅茶も非常に香りが良く、スイーツもボリュームがあって、素直に美味しいと思えるもの。珈琲を注文するのなら、このスイーツはセットでお願いしたいですね。
雰囲気だけではなく、こだわりの自家焙煎珈琲がお薦めのオッタさん。
良い休日の午後になりました。
またこの絶品の珈琲を味わいに再訪したいです。
7位
1回
2013/09訪問 2013/09/10
野洲の県道2号線沿い、デイスターモールの向かいにあるイタリアン店です。
この辺りでは、最も飲食店が集中する一角で、賑やかな所です。よく道路を走行していると目に入るイタリアン店なのですが、こういう目立つ所にあるお店って、意外と訪問が後回しになってしまうのです。
お店横の駐車場に停車して、お店に向かいます。
入口付近にメニューが掲示されています。見るとランチは3つ。
1680円、2750円、3800円の3つのコースを用意されています。
気軽なランチの気分だったので、少しウッとなりましたが、入店しました。
店内に入ると、満席近い感じでしたが、すぐに座ることができました。
外観と店内のイメージが違いますね。
濃い茶色を基調とした落ち着いたカラ―に、オレンジ色を帯びた柔らかい照明の光。各テーブルにはテーブルクロスにカトラリーがきちんとセットされていて、少し高級感のある雰囲気でした。
お隣には小さなお子さん連れの家族がおられましたが、小さなお子さんにもきちんと対応されているのが印象的な、丁寧な接客でした。
注文はメニューAの1680円を2つ。
前菜、フォカッチャ、本日のパスタ、デザート盛り合わせ、ドリンクといった内容。
メインのパスタは3種よりの選択で、
私⇒ 秋刀魚と小松菜のトマトソース
相方⇒ タコとオクラのバジルソース としました。
◇前菜
5種の盛り合わせでした。店員の方がそれぞれの説明をしてくださいます。
野菜にこだわりがあるのがすぐにわかる味わいでした。ミニトマトのマリネの甘さにびっくり。玉ねぎの冷製スープも印象に残る甘さでした。
◇フォカッチャ
これは変わったタイプ。ケーキとか、カステラといってもいいような食感ですが、ほんのり塩が効いています。
◇パスタ
パスタはそこまでオイリーな感じではなく、具材たっぷり。麺の茹で加減も良好で、美味しくいただきました。相方のバジルソースは特に良かったですね。バジルは独特な風味があってあまり選択しないのですが、とても食べやすい仕上がりで、バジルソースの方が好みの味付けと感じてしまうくらいです。
◇デザート盛り合わせ、ドリンク
最後のデザートまで、こだわりを感じる物が出てきます。私は特にピスタチオのプリンが秀逸に感じて、新鮮な味わいでした。
とてもクオリティ高く満足いくコース。ちょっと贅沢な気分です。
店内の掲示物をみると、契約農家さんから食材を仕入れられておられるようですね。
雰囲気、接客、料理と記念日にぴったりのイタリアンレストランだと思いました。
8位
1回
2013/05訪問 2013/05/20
桜のトンネルで有名な、海津大崎の南端に位置する骨董品を扱われているお店。
ドライブの途中に、休憩に訪れました。
桜の時期は賑わうこの辺りも、初夏のシーズンになると通過する車もまばらで、非常に静かな感じです。豊かな緑と静かな琵琶湖、リゾートホテルやコテージなんかもあって、ちょっとした避暑地の趣ですね。
湖北から湖西にかけてぐるっと回って、「古道具 海津」さんで小休止とすることに。
お店は年数の経過した古い蔵を、改装されて営業をされています。
まず骨董品の並ぶスペースをやや緊張しながら通過して、奥のカフェに。
こじんまりとしたカフェです。店内にやや大きめのテーブルが1卓。そして、テラスに2人掛けのテラス席が2卓。
骨董品店の奥にこのようなカフェがあるとは、思いもよりません。
店内もアンティークに囲まれBGMにはJAZZが流れる、居心地の良い雰囲気。しかしここはテラス席でしょう。
テラス席に腰をかけると、目の前に静かに広がる琵琶湖。
う~ん、気持ちいい!開放感たっぷりです。
湖岸沿いには石垣が残る文化財的な景観が広がります。なんでも、水害から町を守るために、江戸時代に造られたものとか。
注文は、私、相方共にカレーライスと飲み物のセット 1200円。
ドリンクはホットコーヒーにて。
コーヒーはフレンチプレス。メイプルクッキーが添えてあります。
小さなカップに3杯分くらいありました。このフレンチプレス、温度が冷めにくいんですね。景色を眺めながら少しずついただきましたが、最後まであたたかなコーヒーを楽しめました。コーヒー自体も香り高いものです。
カレーはサラッとしたタイプ。コクがあって、後でジワリと辛さがきます。お肉も柔らかく煮込まれていて、美味しくいただきました。
30分程テラスでまったりさせていただきました。
とても贅沢な時間を過ごした気分。
桜の時期は、椅子取りゲームでしょうか。。(笑)
9位
1回
2013/08訪問 2013/08/15
永源寺にキャンプに行った際に、お昼に伺いました。
藁ぶきの山荘で風情を楽しみながら、イワナ料理を堪能できるということで、予約をしておきました。
永源寺のヒトミワイナリーと同じ系列ということで、そちらのワイナリーのファンでもあるので、安心して伺いました。
お昼時にお店に到着。軒先には水車が回り、田舎ののどかな雰囲気を感じます。
とても静かな風情です。
お店の前まで来ると、店員の方が迎えて下さいました。
入店すると、昔の古民家の趣はそのまま。中央の囲炉裏のある部屋に通されました。
驚いたことに、猛暑の日だったのですが、冷房なしで実に涼しい。窓は開け放たれていて、風の通りも良く、心地よく過ごせます。
川がすぐ近くに流れているのも、この涼しさの一因でしょうか。
この日は、3700円のコースをいただきました。
配膳の方が明るい接客で 会話を楽しみながら料理を堪能させてもらいました。
料理は膳にて提供して下さいます。
まずは生ビールをたのんで、乾杯です。
【前菜3種】
〆岩魚、永源寺こんにゃく、にがうりのおひたし
永源寺こんにゃくはお味噌で。にがうりは苦味なく食感がパリッとした感じで美味しい。
【岩魚のお刺身】
岩魚のお刺身に、岩魚のカルパッチョ、岩魚をたたいて梅で和えたもの。
臭みが全くなく、クセのない味わい。また供される器が趣があって素晴らしい。
【岩魚の塩焼き】
目の前の囲炉裏で焼き上げて下さいます。
岩魚は鮎より肉厚で食べ応えがあります。サッパリとした味わいで、塩加減がとてもいい。
とても贅沢な逸品です。
【岩魚の南蛮漬け】
これはとても美味しかった。酸味も控えめで、うまく漬けられています。
【そうめん南瓜】
箸休めにさっぱりと。スダチでいただきます。
【丁子麩の揚げもの】
湖東地区の郷土料理の丁子麩。辛子和えが一般的ですが、揚げて生姜醤油風味で。
【焼き物】
茄子をとうもろこしの味噌で。長ネギを山椒の味噌で。岩魚をほうれん草のペーストで。
とうろもろこしの味噌は珍しい味わいでした。
【ごはん物】
岩魚ごはんに自家製の香の物。岩魚のあら汁。
岩魚ごはんは優しい味わい。化学調味料無添加の自然な仕上がりです。ご飯のおこげの具合もよろしく、しみじみといただきました。
【自家製梅のゼリー】
最後ガツンと持って行かれました。シンプルな品ながら、とても美味しくいただきました。
料理を提供されるスピードはややスローペースでした。しかしながら、それもゆっくりとした風情を感じる演出に感じてしまう、趣のある食事でした。
量的には、上品な感じかな。
こちらは1日1組限定で宿泊もできるようです。
ロハスな雰囲気での食事、とても贅沢な時間でした。岩魚の塩焼きだけでも、いただく価値があると思います。普段はワンプレートランチが人気のようです。
食事後は山荘すぐ下の愛知川で、川遊びを楽しみました。
10位
1回
2013/07訪問 2013/08/05
長浜の黒壁スクエアの中心地でお店を構えておられる「京極寿司」さん。創業60年の老舗の寿司屋さんです。
今まで鯖寿司しか買ったことなかったんですが、1回食べに行ってみようと。
事前にメニューをチェックすると、“店主のお任せコース”をやっておられて、3570円と、5250円の2つのコースを用意しておられました。
3570円のコースをいただいて、後で好みの寿司を何貫か追加して、5000円ぐらいの予算でいこうと、ザクッと計画して、夜に伺いました。
お店に到着すると、小上がりの板の間のテーブルに案内されました。
落ち着いた割烹店って感じで、いい雰囲気です。
和服にたすきを締めてハチマキ姿の、大将がカッコイイ。
まずは飲み物からということで、
私は生ビール、エビスでした。相方はワインで。
乾杯♪ ビールがよく冷えてます。
【前菜三種盛り】
自家製のたまご焼き2種、冬瓜、白和え、赤こんにゃく。冬瓜が生姜効いてて旨い。
【お造り盛り合わせ】
お刺身はどれも小ぶりながら、コリコリ食感でとても新鮮。やはり寿司屋の刺身は違う。
もっと食べたかった。
ここでお酒を御代わり。
近江の地酒、冨田酒造さんの【七本槍】
澄んだ切れ味、文句なく旨い。
【穴子の天婦羅】
これは最高に美味しい。サックリ軽い仕上がりで、プリプリの食感。
もっと食べたいw
【鮎の塩焼き】
結構大きな鮎。頭からガブリと。肉厚で臭みなく、塩加減がいいですね。
ここでお酒、清酒の【六瓢箪】を。
なにこれ辛い!辛口だー。けど旨い。
【旬のお寿司五貫】
ネタは毎朝金沢より、仕入れられるとか。
ビワマス、平目、鰻巻き、鮪赤身、梶木
わさびがキリッと効いてるのがいいですね。
おいしゅうございます。
でもやっぱり追加しようと、お店の若いお兄さんを呼ぶ。コソコソと値段を聞きましたが、
丁寧に教えてくださいました。
追加で、鱧、鯵、鱚昆布〆、ノドグロを。
ノドグロって、初体験。それなりに美味しいw
【自家製デザート】
3種より選択できます。寿司屋のデザート、侮れない仕上がりでした。
お店の雰囲気も落ち着いていて、気持ちよく酔わせていただきました。
なんとなく背筋が伸びる食事も、いいものでした。
大津に買い物に訪れた際、ひと足伸ばして気になっていたイタリアン「ラーゴ」さんに伺いました。
旧大津公会堂という歴史ある建物の中に入店しておられます。
人気そうなお店でしたので、事前に予約をして伺いました。
お店の重厚な黒の扉を開くと、スタイリッシュな空間が広がっています。歴史ある建築物の質感と、モダンなインテリアのコントラストが、非日常な感じを存分に醸し出しています。室内は、それほど広くはなく、こじんまりとしていました。
店員の方の接客で、2人掛けのテーブル席に案内されました。
いつもカジュアルなお店に行くことが多いのですが、接客ひとつとってみても、ちょっといつもと違うお店に来たな~という印象です。
お昼のコースは2つあり、Aコースの2625円のコースを2つ注文しました。
◆甘い人参のスプーマ コンソメのゼラティーナ北海道産甘エビ添え
付き出しはゼラチン質のムースです。よくかき混ぜて下さいとのことで、混ぜていただきました。中に生クリームのような物が入っていて、インパクトある濃いめの味付けです。これは、1品目から引き込まれる味わいでした。甘エビのプリッとした食感がアクセントで、美味しくいただきました。
パンもここで2つ提供されます。全粒粉のパンと、バジル風味のものでした。おかわりもできて、パスタのソースやオリーブオイルに付けていただきました。
◆小さなアンティパストミスト
前菜のサラダです。必要最低限のほのかなドレッシングの味付け。やさしい味わいでしみじみといただきました。
◆地産ブロッコリーと春菊のフェディリーニ
オイルソースのパスタです。パスタの茹で加減、食感がアルデンテで超好みでした。やはりイタリアンなので、パスタが美味しいとうれしくなります。
◆蔵尾ポークの肩ロース
メインディシュは3種から選択できました。私は蔵尾ポーク、相方はタラのサルタ―レをそれぞれ注文しました。豚肉の味付けが絶妙!粒マスタードと粗塩を付けていただきましたが、特に粗塩を付けて食べると絶品でした。
◆柑橘類のグラニータ
口直しです。普通ならシャーベットだけなのですが、中にゼリーが盛りつけられていました。濃密な柑橘系のお味でフレッシュな逸品でした。
◆ファッロとお米の甘いリゾット ヴァニラのジェラート添え
デザートです。最後まで手の込んだ逸品でした。お米のリゾットとバニラアイスの取り合わせが絶妙で、最後のデザートまで感心させられっぱなしでした。
最後濃いめのエスプレッソをいただいてフィニッシュです。
丁度良いお腹の加減でした。
滋賀にこんな本格イタリアンがあるなんて、驚きました。
ホスピタリティも行き届いていて、雰囲気良好、コスパも抜群だと思います。
また記念日にでも、ディナーに再訪したいお店になりました。