10回
2022/05 訪問
2022年5月イードスペシャルのスチームマトンジョイントと、カブリビーフプラオ
<2022年5月再訪>
SNSで見た、野田の最古参パキスタン店の断食月明けのイードのスペシャルメニュー(1日限定)のマトンジョイントがとても美味しそうだったため、例年、スチームマトンジョイントを在庫があれば、3日程度提供している、こちらのお店に久方ぶりに出向いてみました。
11時台にもかかわらず、日本人のおひとりさま、家族連れやグループ客でそこそこ賑わっており、接客は南アジア系男性店員2名とオーナーさんの体制で、店内のモニター2台には過去にお店も紹介された八潮特集のTV番組と、ボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の女性プレイバックシンガーらしきコンサート映像が別々に映し出されて、カオスです。
店員さんが持ってきてくれたイードスペシャルメニューのホワイトボードから、スチームマトンジョイントと、カブリビーフプラオ※(計3,080円)を注文。
※普段はカブリマトンプラオ又はマトンプラオを時折提供
すぐさま、胡麻ドレッシングのかかった、キュウリ、トマトスライス入りで千切りキャベツ主体の小盛りのサラダが割りばしとともに登場。少し汗ばむ陽気にはひんやりして丁度良いです。
15分ほどして料理が登場。
ニンジン、ナッツ、レーズンが載せられ、骨なしビーフがゴロゴロ入った、とてもボリュームの多いプラオ(炊き込みライス)はバスマティライス(高級長粒米)がパラパラして、あっさりしていますが、程よくスパイシーです。
20㎝大の骨付きマンガ肉のスチームマトンジョイントは、ミントソースを合わせると爽やかになり、ビーフよりも肉が柔らかく、とても食べ応えがあります。
さながらカブリビーフ&マトンプラオのようにして完食し、満腹満足となり退店。
昨年オープンした、通り向こうのパキスタン店や、ハラルフード店前を通り、八潮駅に向かいました。
追伸:他にもマトンクンナー(ふくらはぎ)、マトンカラヒ(炒め煮)、タンドリーチョップス(骨付きあばら肉)など魅力的なスペシャルメニューもありました。
2023/04/23 更新
2019/08 訪問
イードスペシャルの肉沢山のマトンカラヒ(炒め煮)
2021年1月9日放送の民放情報バラエティ番組の「ハッピーな埼玉」特集でお店が紹介されていました。
<2019年8月再訪>
野田のお店のHPでイードスペシャルを提供することを知ったものの少し遠いので、行きやすいこちらのお店に久々に出向いてみました。
正装した、大勢のパキスタン人男性グループで賑わう店奥に、イードスペシャルメニューが大きく貼り出されており、マトンクンナー(ふくらはぎ)、ナムキーンゴーシュト(塩味のマトンカレー)の記載があったものの、通常は1㎏単位でしか注文できない、マトンカラヒ(炒め煮)が1人前から注文できるため、ロティ(全粒粉のパン)を選択して迷わずに注文。(1,080円)
すぐさまいつものサラダが登場、それから5分ほどで料理が登場。通常は15分ほどかかるところ、予め大量に調理していたようで、素早いです。
以前こちらに在籍し、野田→春日部→野田(別店)に転籍した口髭のコックさんのマトンカラヒよりも、肉のサイズは半分くらいですが、ボリュームは同様に多く、煮崩れたトマトのほか、刻み生姜や青唐辛子が入り、適度にスパイシーでロティと合わせてサクサク完食。
追伸:オーナーさんによれば、八潮も客が多いので、上野のパキスタンフェスティバルの出店は見送ったとのこと。
また、野田と異なり、在庫がある限り、イードスペシャルは大体3~4日間注文可能です。
2021/02/07 更新
2018/11 訪問
体が温まるビーフパヤ(牛脚煮込みスープカレー)
2018年11月26日放送の某BS民放ローカル線旅番組のつくばエクスプレス編で本場のパキスタンカレーとして、マトンアチャーリ、チキンビリヤニとともにオーナーさんが紹介されました。
<2018年11月再訪>
この夏に近隣にオープンしたパキスタン店に向かうも、シャッターが下りていて、人の気配がせず(たまたま臨時休業?)、やむなくこちらのお店に出向いてみました。
オーナーさんに日曜提供のビーフパヤとロティ(全粒粉のパン)を注文。(計972円)
すぐさま、いつもながらのサラダが登場。割り箸が初見の工芸品のような入れ物に入っています。(別添写真参照)
15分ほどしてビーフパヤとロティが登場。
1年前に食べたものよりも、トロトロに煮込まれた皮が沢山入っていて(運が良かった?)、少しとろみのあるスープは滋味深く、適度にスパイシーで、とても体が温まります。
いつもながら焼き加減の良いロティを浸して、あっという間に完食。
追伸:以前レジ近くにあった、お店の製造品を含むミターイ(菓子)コーナーがなくなり、レジ前で既製品のソーンパプディのみ販売されていました。
また、店頭入口左にモニターが置かれて、お店を特集した人気深夜番組の録画が映し出されており、店内のハラルフードコーナー上の大型モニターでは、お店を取り上げた夕方のニュース情報番組の録画が繰り返し映し出されていました。
帰りにも、行きと同じパキスタン店に再び立ち寄ったものの、閉まったままにつき、電車を乗り継ぎ、別店にハシゴしました。
2018/12/09 更新
2018/06 訪問
イードスペシャルの美味しいマトンカラヒとタンドリーチョップス
2018年6月22日の某民放深夜番組の「埼玉県八潮市にパキスタン人街が!?パキスタン料理店でヤシオスタンと国際交流」特集で、チキンビリヤニ(チキン入りのスパイシーなパエリア風ライス)、マトンカラヒ(マトンの炒め煮カレー)、ハリーム(ビーフ、豆、麦をペースト状になるまで煮込んだカレー)、ナン、ロティ(全粒粉のパン)、牛乳割りのシャルバット(バラ等のシロップ)、ジャレービ(スイーツ)等が紹介されました。
2018年4月22日放送の某民放グルメドライブ番組で紹介されました。
某HPで2017年10月に近隣のパキスタン2店とともにお店が紹介されています。
パキスタン名物のビリヤニは毎日、ニハリ(マトンの骨付きもも肉を煮込んで、とろみを付けたカレー)は土曜、パヤ(脚関節部分の皮やゼラチン質をトロトロに煮込んだカレー)とマトンプラオ(炊き込みマトンライス)は日曜、ハリームはほぼ毎日食べられます。マトンカラヒは1kg単位の予約制(持ち帰りOK)です。
本場のパキスタン料理を味わいたい方は、店内奥のホワイトボードの日替わりメニューからの注文をおすすめします。
料理の内容が分からない場合は、店員さんに尋ねてみてください。
参考までにホワイトボード記載の「○○GOSHT」は、「野菜とマトンカレー」の意味で、SHARJ(G)AM(かぶ)、BINDI(おくら)、KAREELA(ゴーヤ)、SAG(菜の花)、DAL(豆)、GHOBI(カリフラワー)、KADDU(冬瓜(とうがん))、ARBI(里芋)、CHANA(ひよこ豆)、ACHARI(ピクルス:漬物)、ALOO(じゃがいも)、PALAK(ほうれん草)を指します。
なお、単品のパキスタンカレー(ビリヤニやプラオを除く)には、ナン1枚、ロティ(全粒粉のパン)1枚又はバスマティライス(インド・パキスタン産の高級長粒米)のいずれかをセットで付けられます。
<2018年6月再訪>
お店のFacebookでイードスペシャルメニューが3日間提供されていることを知り、最終日の日曜夕方に久々に出向いてみました。
普段は1kg単位でしか注文を受けない、マトンカラヒ1人前のほか、タンドリー(マトン)チョップス、ロティを注文。
先にいつもながらのサラダ、15分ほどして針生姜と刻み青唐辛子入りのマトンカラヒとロティ1枚が登場。
以前食べた時とコックさんが変わったせいか、トマト風味が強くなり、サルマ ティッカアンドビリヤニ(品川)や、マルハバ(池袋)に少し似た見栄えですが、こちらの方はイードスペシャルだけあって、柔らかな骨付き交じりの肉が沢山入って、適度にスパイシーで、素朴な小麦の味がして香ばしいロティとよく合います。
続いて登場のタンドリーチョップスはタンドリーチキン同様にオレンジ色に染まって焦げ目が付いており、カットレモンを絞ってふりかけ、ミントソースと合わせると酸味が加わってさっぱりと美味しく、サクサク完食。
レジ手前に置かれたミターイ(菓子)は、ジャレービ、チャムチャム等があり、ラスグッラーをテイクアウトで購入し、会計(計3,200円)
追伸:テイクアウトしたラスグッラーはシロップがたっぷり染みていて、少し噛むだけであふれ出しましたが、ことのほか適度な甘さでした。(少し加減?)
また、新たにミターイ用の冷蔵ケースも設置されていました。(イード限定?)
2018/07/07 更新
2017/11 訪問
日曜提供のビーフパヤ(牛脚の煮込みスープカレー)
<2017年11月再訪>
先週の至近店アルカラムに続き、八潮に2週連続でビーフパヤ(牛脚の煮込みスープカレー)目当てに日曜昼に出向いてみました。
先客は南アジア系男性のおひとり様と若者2人組、接客はいつもの店員さんと初見の店員さん2名の体制で、店内の大型モニターではボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気俳優サルマン・カーンとカトリーナ・カイーフ等のミュージカルシーン等が映し出されています。
店奥のホワイトボードの日替わりメニューにビーフパヤの記載があることを確認の上、ロティとともに注文(計972円)
すぐさま、至近店よりも小盛りのゴマドレッシングがかかった、キュウリやトマトスライス少々と千切りキャベツ主体のサラダが登場。ゴマドレッシングが少々甘くてよかったです。
10分ほどして、ロティ1枚とステンレスカラヒ(鍋)に入ったビーフパヤが登場。
骨の周りの飴色の皮が付いた塊1つと骨から外れた塊1つはトロトロに煮込まれて柔らかく、味付けも適度にスパイシーで塩辛くないです。
焼き加減の良いロティと合わせてサクサクと完食。
他のカレーに比べれば可食部が少なく物足りないものの、この日は朝食が遅かったため、かえって都合がよかったです。
2018/07/07 更新
2017/09 訪問
埼玉県八潮市役所近くの美味しいパキスタン料理店
<2017年9月再訪>
前日のマイレビュアーさんのUPしたイードスペシャルメニューの写真に触発され、日曜昼前に出向いてみました。
先客はおらず、接客は南アジア系男性店員2名とオーナーさんの体制です。
イードスペシャルメニューのホワイトボードは、既に撤去されていましたが、店員さんに写真で見たマトンナムキーン(税抜1,000円)とタンドーリチョップスがないか尋ねると前者のみあるとのことにつき、ロティ(全粒粉のパン)とともに注文。
その後、別の店員さんからマトンジョイントスチーム(税抜1,500円)が残っていると伝えられたため、追加注文。
いつもながらのゴマドレッシングがかけられた千切りキャベツとキュウリスライスのサラダが登場。
15分ほどして、マトンジョイントスチームと緑色のチャトニ(ソース)が登場。
20cm大の骨にこんもりと肉が付いて、ニハリの3~4倍くらいのボリュームがあります。
肉にレモンを搾りかけ、チャトニを付けると美味しいです。しかしながら、食べ続けていると味が少し単調に感じてしまいました。
続いての針生姜と小口切りされた青唐辛子が入ったマトンナムキーンは、小ぶりな骨付きマトンがゴロゴロ入っており、肉はマトンジョイントスチームよりも柔らかくて美味しかったです。
名前で想像していたほど塩分は感じられず、どちらかというとマトンカラヒの方が好みです。
ロティと合わせて完食。満腹満足な休日ランチとなりました。
追伸:イードスペシャルは食材が残っていたため、3日目以降でも食べられましたが、興味のある方はお店に電話で問い合わせることをお勧めします。
2018/01/19 更新
2017/07 訪問
埼玉県八潮市役所近くの美味しいパキスタン料理店(名物デザートのファルーダを毎日提供中)
オーナーさんのtwitterでお店の最新情報がUPされています。また、某ブログや某HPでオーナーさんのインタビュー記事が掲載されています。
<2017年7月再訪>
ナワブ 日本橋店(都内)で今春からパキスタンスペシャルを提供開始したこともあり、自宅から遠いこちらのお店に足が遠のいていたところ、オーナーさんのtwitterでファルーダ(パキスタンやインド等で人気のデザート)を提供開始したことを知り、久しぶりに土曜昼に出向いてみました。
接客はオーナーさんと南アジア系男性店員1名の体制で、店内の大型画面にはボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気俳優のシャー・ルーク・カーンやアーミル・カーンのミュージカルシーンが映し出されています。
メインでカドゥーゴーシュト(冬瓜とマトンカレー)とバスマティライス(計972円)を注文。
すぐさま、ごまドレッシングがかけられたサラダが登場。可もなく不可もなしです。
15分ほどしてカドゥーゴーシュトとバスマティライスが登場。
針生姜が載せられ、小口切りされた青唐辛子が入ったカドゥーゴーシュトは、サイコロ大にカットされた冬瓜がゴロゴロ入って、骨付き混じりのマトンが柔らかく適度にスパイシーです。
パラパラのバスマティライスに少しずつかけて食べると、良い塩梅でライスが汁気を吸って美味しく、このお店のビリヤニの9割程度のボリュームのライスであるも、サクサクと完食。
続いてオーナーさん曰く「人気がある」デザートのファルーダ(600円)を注文。
少々待つと、透明なプラスチックカップ入りで登場。
白、ピンク、黄緑、黄色、黒とカラフルな甘い粒(インド・パキスタン料理店のレジ脇にあるカラフルなフェンネルに似ているが、ファンネル自体は入っていないもの)が載せられ、うどん程度の太さの白いトウモロコシ由来の麺が入り、その下にイチゴ味のようなローズシロップが混ぜられたバニラアイスがあるので、店のメニュー説明書きのドリンクというよりも、パフェです。
トウモロコシ由来の麺の一部は水分(茹で?)が足りず、乾燥したままのマカロニ同様の固さのものがあり、少々残念。
しかしながら30度を超える暑さにはひんやりして甘く、良かったです。
満腹満足な休日ランチが楽しめました。
追伸:レジ近くにパキスタン産マンゴーが1個350円で売られていました。
2018/06/17 更新
2017/01 訪問
埼玉県八潮市役所近くの美味しいパキスタン料理店
<2017年1月再訪>
都内にハビビ ハラル レストラン(西大島)が昨夏にオープンしたこともあり、自宅から遠いこちらのお店は足が遠のいていましたが、春先のような暖かい陽気に誘われて日曜正午過ぎに久しぶりに出向いてみました。
先客は日本人ばかり、おひとりさまのほか、グループ客や家族連れ、当方の後からも女性グループやカップルが来店して、テーブルがほぼ埋まって盛況です。
接客はこげ茶のシックなサルワールカミーズのオーナーさんと、顔なじみのインド人男性店員1名の体制で、店内の大型モニターには、90年代にインドで大ヒットしたボリウッド映画(ヒンディー語映画)「DDLJ」のシャー・ルーク・カーンとカージョルのミュージカルシーン等が映し出されて、とても良い雰囲気です。
店奥の日替わりメニュー記載のホワイトボードから、日曜限定提供のビーフパヤ(脚関節部分の皮とゼラチン質の煮込みカレー)、ロティ(全粒粉のパン)、チキンビリヤニ(スパイシーなパエリア風ライス)をオーダー。(972円×2=計1,944円)
先にいつもながらのキャベツとキュウリの千切りサラダが登場。
店が混雑していたこともあり、20分ほどして、ビーフパヤ、ロティ、チキンビリヤニ、ライタ(スパイス、キュウリのみじん切り入りのヨーグルトソース)が登場。
ビーフパヤは以前食べた時とは異なり、大きな骨付きではなく、チャナ豆(ヒヨコ豆)くらいの小さな骨がいくつか、皮の中に含まれています。
皮とゼラチン質がトロトロに煮込まれ、適度にスパイシーなスープがおいしく、小麦の素朴な味がする、素焼きのロティにぴったりでサクサクと完食。(少々獣臭があって癖のある料理につき、好みが分かれると思います。)
続くチキンビリヤニは、以前と作風(コック?)が変わったのか、ミントの葉、輪切りの生タマネギ、スライスしたトマトが彩り良く、トッピングされています。
白、黄色、オレンジ色とまだらなバスマティライス(高級長粒米)にチキンの手羽元やあばら部分の骨付き肉がいくつか埋まっていて、刻んだ青唐辛子が利いてスパイシーで、ライタをかけて酸味がついておいしいです。
ティッカハウス(行徳)並みのボリューム(800g程度)につき、軽く茶碗一杯程度を食べ、持参のタッパーに詰めて持ち帰りとしました。
追伸:持ち帰って夕食にした、ビリヤニはとてもおいしく、きれいに完食しました。
2017/07/29 更新
2016/08 訪問
埼玉県八潮市役所近くの美味しいパキスタン料理店
<2016年8月再訪>
北千住駅で草加のパキスタン店に電話したところ、今日のパキスタンスペシャルでビリヤニはないとのことだったので、つくばエクスプレスに乗って、久しぶりに山の日の正午過ぎに出向いてみました。
先客は南アジア系の男性グループとおひとりさま、後から日本人女性が入店。接客はいつもの南アジア系男性店員2人で、後からオーナーさんが入店したので軽く会釈。
店奥のホワイトボードメニューで、このお店では未食のシャルジャムゴーシュト(かぶとマトンのカレー)とバスマティライスを注文。
先にいつものサラダ、待つこと10分ほどで料理が登場。
かぶが煮崩れており、小ぶりにカットされた骨付きマトンもとても柔らかく、針生姜と小口切りの青唐辛子が適度にスパイシーで、Handi レストラン(千葉県野田市)と同様のボリュームの、パラパラしたバスマティライスにカレーを載せて食べるととてもおいしく、サクサクと完食。(972円) 以前よりも心なしか少しマイルドになった感じがしましたが、とても食べやすくてよかったです。
<2015年9月再訪>
大イード(犠牲祭)のスペシャルメニュー狙いでイード3日目の土曜午前11時半過ぎに入店したところ、先客はパキスタン人2名、南アジア系の男性店員4名が椅子に座っており、日本の正月3が日の1月3日のように、イード疲れのご様子です。
この店恒例のイードスペシャルメニューの立て看板が店頭に出ていなかったため、店員さんに尋ねると、店奥のホワイトボードメニューを指さされ、日替わりメニューのマトンビリヤニ等に加えて、マトンジョイントスチーム、マトンクンナー、マトンブナ等の記載がありました。
マトンジョイントスチーム、マトンクンナーのほか、先達レビューを参考にこの店では個人的に初の(ホワイト)ライスをオーダー。
すぐさま、いつもながらのサラダが登場。ボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気女優Aishwarya RaiやKareena Kapoorのミュージカルシーン(DVD?)や、イードのバラエティ番組を流すパキスタンTVを見ながら待つこと15分で料理が登場。
ライスはこの店のビリヤニの9割程度のボリュームのバスマティ(インドやパキスタンの高級長粒米)で、炊き加減が良く、パラパラしてとても良い香りがします。
マトンクンナーは大ぶりのふくらはぎのカットした塊がゴロゴロ入っており、肉の繊維が縦に裂けます。
付け合せのカットレモンを絞り、揚げ玉ねぎスライスや針生姜を全て投入し、青唐辛子は入れない、マトンクンナーをバスマティライスにかけると、適度にスパイシーで絶妙においしく、ライスが余りカレースープを吸わないので、バスマティライスで食べる南インドのミールスのようにサクサクと完食。
続く、肉はこぶし大くらいある「マンガ肉」状のマトンジョイントスチームは25㎝大の骨と関節付きで、骨や関節から肉を外し、肉にカットレモンやミントソースをかけながら食べると、肉のボリュームが多く、味が単調になってきたので、さらにミントソースを加えて完食。満足な休日ランチとなりました。(計2,376円)
追伸:イードの場合、大抵3日間はスペシャルメニューがありますが、4日目以降もスペシャルメニュー用の肉等の食材が残っていれば、イードスペシャル料理が食べられる可能性があるので、興味のある方はお店に電話で確認することをおすすめします。(交渉次第では予約できるかもしれません。)
<2015年5月再訪>
連休の土曜正午前に出向いたところ、パキスタン人と日本人の各グループやおひとりさまで6割程度のテーブルが埋まっており、接客はオーナーさんと南アジア系男性2名の体制です。
店奥のホワイトボードメニューには食べたことのある料理が多かったので、こちらでは1年ぶりになるニハーリ(税抜900円)、ロティとマトンビリヤニ(税抜900円)をオーダー。すぐさまサラダ、15分ほどしてニハーリ、付け合せ(カットレモン、針生姜、刻み青唐辛子、揚げ玉ねぎスライス)、ロティ、マトンビリヤニとライタが登場。
ニハーリは骨の長さが15㎝弱と少し小ぶりながら、肉はマーディナ(伊勢崎市)に肉薄するほどこんもり付いています。また、ホット・スプーン(富山県射水市)、DIL(富山県射水市)やハムザレストラン(富山市)よりはとろみが少ないものの、カーンケバブビリヤニ(新橋)やチャスカ(茨城県坂東市)のスープ状のニハリよりはとろみがあります。(両者の中間くらい)
スパイシーさもパキスタン系の富山勢より強く、コルカタ系のカーンケバブビリヤニやチャスカに匹敵するほどで、顔から汗が滴り落ちるのでお手ふきで顔をふきふき、全粒粉のあっさりした薄焼きのロティと合わせて完食。
続いてマトンビリヤニはいつもながらの大盛りで、ライタをかけて3分の1ほど食べ、残りを持参のタッパーに詰めて退店。(夕食でレンジアップして完食。)
追伸:レジ横のジャレービやラッドゥ等のミターイ(お菓子)に加えて、インド系イベントや新大久保等のハラルフード店でおなじみのハルディラムの豆等の袋入りスナックも販売されていました。
<2015年2月再訪>
土曜午後1時過ぎに出向いたところ、先客はパキスタン人と日本人のおひとりさまで、接客はオーナーさんと南アジア系男性店員2名の体制です。
店内中央付近の大型スクリーンにニュージーランドで開催中のクリケットワールドカップのパキスタン対西インド諸島戦が映し出されており、日本人以外は観戦で気もそぞろな感じです。
店奥のホワイトボードの日替わりメニューに個人的に未食のポタマサラ(砂肝カレー:税抜900円)があるのを発見し、ロティをチョイスしてオーダー。
すぐさま以前よりも一回り小振りの小さな器に入ったサラダ、15分ほどしてステンレス製カラヒ(鍋)に入ったポタマサラ、ロティが登場。
砂肝が30個ほどこんもり入ったポタマサラは針生姜と刻み青唐辛子が沢山入り、この店のマトンカラヒのような赤い油が多く浮いているので、青唐辛子と赤い油を避けつつ、砂肝をそろりとスプーンですくって口に入れると臭みが全くなく適度に柔らかく、スパイシーでとても美味しいです。
さっぱりしたロティと合わせてあっという間に完食。
続けてライタをマトンビリヤニ(税抜900円)にかけて、茶碗一杯ほど食べて、残りをタッパーにつめて終了。
追伸:レジ横の棚のミターイ(お菓子)の中に、舟和の芋羊羹をハーフカットしたような一口サイズ8個入りのチャナダル(ひよこ豆)をすりつぶして作ったハルワを初めて見かけましたが、カロリー摂取過多につき、購入を見送りました。
<2014年12月再訪>
約5か月ぶりに午後1時前に出向いたところ、オーナーさんから「久しぶり」と声をかけられました。
南アジア系男性グループ客、日本人サラリーマン、家族連れ、おひとりさまと多様な客層です。
店奥のホワイトボードメニューに個人的に初見のチャナアチャーリマトン(税抜900円)があったので、セットはロティをチョイスし、マトンビリヤニ(税抜900円)とともに注文。
すぐさま定番のサラダ、15分ほどしてステンレス製カラヒ(鍋)に入ったチャナアチャーリマトン、ロティ1枚、ライタ、マトンビリヤニが登場。
チャナアチャーリマトンはとうもろこしの粒に似たひき割りのチャナダル(ヒヨコ豆)がゴロゴロと大量に入り、一部の豆が煮溶けてドロッとして油っぽくなく、小さくカットされた骨付きを含む柔らかなマトンが10個程あるほか、針生姜や黒胡椒で適度にスパイシーかつアチャールの酸味があって、素朴な味のロティと合わせるとおいしいです。
マトンビリヤニはカルダモン、丁子、青唐辛子、レモン皮のほか、骨付きを含むマトンが10個程入り、バスマティライスはこの店で食べた中で一番パラパラしてサクサクと口に入ります。しかしながら、ボディーブローのように腹持ちするチャナを食べたため、半分程度食べて、残りを持ち帰りました。
追伸:レジ横の棚に店製造のミターイ(お菓子)として透明のパックに入ったジャレービ、ラッドゥ等のほか、日本製チョコレートが500円で販売されていました。
<2014年7月再訪>
夏休みを取って、六本木で公開中のテルグ映画(南インド・アーンドラプラデシュ州映画)鑑賞後にラマダン(断食月)明けのイード(お祭り:正月3が日のようなもの)2日目のスペシャルメニュー狙いで八潮まで出向いてみました。
午後2時過ぎに入店したところ、南アジア系の男性グループ客と日本人カップル1組、後からおひとりさまが入店し、接客は南アジア系男性店員2名とオーナーさん、厨房にシェフ1名の体制です。
外に表示されたイードスペシャルメニューから未食のマトンアチャーリハンディのほか、ロティとマトンジョイントスチームをオーダー。
先にサラダ、10分ほどしてマトンジョイントスチーム、ミントソース、ロティ1枚、マトンアチャーリハンディが登場。
マトンジョイントスチームは15cm大の骨に昨日食べたハンディーレストラン(野田)よりも一廻り巨大な肉が付いており、アツアツで柔らかく、付け合せのレモンを絞り、ミントソースをかけると酸味が加わり、とても美味しいです。
続いてマトンハンディアチャーリはステンレス製カラヒ(鍋)に小振りながらとても柔らかい肉が25個ほどたっぷり入り、酸味が強い上にスパイシーで、素朴な小麦の味がして、ハンディーレストランよりも少し大きなロティと合わせると食が進み、ペロリと完食。
会計時に各種ミターイの箱が30個ほどあったので、オーナーさんに尋ねたところ、パキスタン・カラチからイードのために輸入したとのことで、思わず買ってしまいました。(700円、料理含め計2,700円)
なお、イード初日の昨日は300人の客が来店し、マトンクンナーは注文が多かったので、もう1回仕込んだとのこと。
こちらのお店では、食材が残っていれば、イードの数日間はスペシャルメニューを食べられるので、興味のある方はお店に電話で問い合わせてみてください。
帰りは東京メトロの1日乗車券を持っていたこともあり、フリー区間となる千代田線の綾瀬駅行きのバスに「両新田」バス停から乗った(PASMO利用:247円)ところ、35分程度かかったので、北千住や秋葉原に向かう場合はつくばエクスプレス八潮駅まで歩き又はバスで行く方が早いです。
追伸:他のイードスペシャルメニュー(写真も参照願います)
マトンクンナー、ブナゴーシュト、シンディビリヤニ、チキンアチャーリハンディ、チキンバダミコルマ、マトンナムキンペシャワリ、チャナバトゥラ、マライボディ、チキンボディ、チキンティッカ、チキンボンレスボディ、シクカバブ
なお、買ったミターイにはインド系イベントでよく売られているソーンパプディも1つ含まれており、ギー(バター)たっぷりのヘビー級スイーツが多かったです。
<2014年5月4日再訪>
他流試合(?)を数多くこなしてきたため、約9か月ぶりに日曜午後12時半過ぎに出向いてみました。
先客は日本人女性2人組、子連れの日本人、日本とパキスタンのおひとりさま、後からファミリールームに入ったパキスタン人の民族衣装を着たご婦人を含む家族連れ、男性3人組などで賑わっており、店内にはボリウッド映画のミュージカルシーン等が映し出されています。
店奥のホワイトボードメニューに大好物のニハーリがあるのを見つけ、ロティ2枚とともにオーダー(計1,188円)
すぐさま胡麻ドレッシングのかかったサラダ、15分ほどしてステンレスカラヒに入ったニハーリ、付け合せ(8分の1カットのレモン、みじん切りの青唐辛子、揚げ玉ねぎ、針生姜)とバスケットに載せられたロティ2枚が登場。
ニハーリは15cm弱の骨入りで、マトンが骨から外れており、肉のボリュームはマーディナ(伊勢崎)よりも少ないものの、カレーソースはマーディナよりも油分が少なく、とてもおいしいです。
付け合せを全て入れてしまい、青唐辛子が効きすぎて辛いので、青唐辛子を避けつつ、小麦の素朴な味がして歯ごたえあるロティをニハーリと合わせると絶品で、汗を滴らせながらバクバクと完食。
国内各地のパキスタン料理店を巡ってきましたが、改めてこちらのお店のハイレベルな味に感心しました。
オーナーさんによれば、明日は40人のパヤパーティーがあるとのことで、繁盛しているご様子でした。
<2013年8月10日再訪>
平日に休みが取れず、盆休みもないため、浜松や富山県射水市のイード・アル=フィトル(ラマダーン(断食月)明けの祭り)のスペシャルメニュー狙いの遠征は見送り、37度の酷暑の中、ランチタイムに出向いてみました。
日本人の比率が高いですが、パキスタン人のおひとりさま客も見受けられます。
以前のスペシャルで未食のマトンペシャワリカラヒ、ロティと持参したタッパーでの持ち帰り前提でシンディビリヤニをオーダー、10分ほどして到着。
カラヒは針生姜、青唐辛子、プチトマトが入り、この店の1kg単位で注文できるマトンカラヒよりもスパイシーではなく、肉も小さいですが、イードゆえか、フレッシュで柔らかな骨付きを含む塊が16個もあります。
ロティは小麦粉の輸入価格高騰のせいか、セットで1つしか付かなかったのですが、素朴な味が油ギッシュなカラヒによく合います。
ペロリと平らげて、半月状にスライスされたジャガイモ、レモン、グリーンカルダモンが混ざったシンディビリヤニは骨付きマトンが6個入りで、セットのクミンシードが沢山入ったライタをかけ、茶碗一杯ほどの量をホカホカな状態で食べ、残りをタッパーに詰めて、お会計(2,000円)し、満足なランチとなりました。
追伸:白い帽子に白装束を着た、あごひげのオーナーさん曰く、木、金のイードは大盛況だったとのことです。
<2013年7月15日再訪>
ラマダーン中の午後4時半に入店したところ、日本人グループ1組と飲食抜きで涼んでいるパキスタン人客1人でまったりとした雰囲気です。
この日はこの店では未食のマトンプラオ(900円)がホワイトボードメニューにあったため、注文。
すぐさまサラダ、15分ほどして、ライタとともにマトンプラオが到着。
マトンプラオはこの店のビリヤニ並みのボリュームで、マルハバ(池袋)のビリヤニやラヒパンジャビキッチン(西荻窪)のブラウンライスとよく似た薄いこげ茶色に染まったバスマティライスで、シナモンやブラックカルダモンも入り、肉の油分のせいか、中華料理のちまきのように、照りがあります。
また、骨付きを含む小振りなマトンの塊が15個程あり、柔らかくておいしいです。
ライタがなくても全くスパイシーではなく、ライタをかけてしまうと、プラオの油分と相まってか、マヨネーズ分の多いドレッシングのように、クドく感じてしまいました。
追伸:日本人グループがデザートのザルダやキールはどういう料理か、店員に質問したところ、パキスタン人客が「甘いごはん」と通訳を買って出ていましたが、自分は主食の「ごはん」と被るので、デザートはパスしました。
また、レジ手前のテーブルにラマダーンの日没後のイフタール(軽食)用と思われるデーツ(なつめやし)が6箱置いてありました。
<2013年1月6日再訪>
午後3時前に入店したところ、日本人カップル以外は、パキスタン人と思しき客数人がスタッフと談笑中です。
この日は、マトンバローチ(900円)がホワイトボードメニューに記載されていたため、ロティとともに注文。
サラダ、10分程して、マトンバローチがロティ2枚とともに到着。
マトンバローチはヨーグルト入りなのか、白っぽいですが、マトンホワイトコルマよりもスパイシーで、ブラックカルダモンやカルダモン入りで味わい深く、骨付きを含むマトンが10個程入り、肉がプリプリしてとてもイケます。
噛みごたえのあるロティを浸しながら、ペロリと完食しました。
<2012年12月28日再訪>
午前中で出張先の仕事かつ今年の仕事が終了したため、足を延ばして金曜の午後1時半頃に出向いてみました。
店内はパキスタン人と思しき数人の客と日本人客が数人います。
某ブログでマトンバローチが最近メニュー化されたと知り、注文したものの、この日はなかったため、第2希望の定番メニューのマトンビリヤニ (900円)を注文。
ビリヤニは集団礼拝日の注文を見越して、予め作っていたと思われ、数分でライタ、サラダとともに到着。
骨付きの大ぶりマトンが9つ入り、肉が柔らかく、ライタと混ぜ合わせると、辛味と酸味が絶妙となり、パラパラの大盛りバスマティライスが口にお茶漬けさながらに、さらさらと入り、あっという間に食べ尽くしてしまいました。
来年もこの店に足が向いてしまいそうです。
<2012年10月27日再訪>
イード・アル=アドハー(犠牲祭)のスペシャルメニュー狙いで土曜12時半過ぎに出向いてみました。
8月同様に店入口にスペシャルメニュー看板が立てられています。(別添写真をご覧ください。)
金曜(集団礼拝日)の翌日ゆえか、先客は日本人カップル1組のみで閑散としています。
食べたことのないメニューのマトンホワイトコルマ、シンディビリヤニをロティとともに注文。
イードで多数の注文を見越して、予め炊き込んでいたと思しきビリヤニはサラダ、ライタ、マンゴージュース(従来のパキスタン日替りメニューに付かなかったランチサービスで、富山県射水市周辺のパキスタン料理店を彷彿させます。)とともにすぐさま到着。
10分程してマトンホワイトコルマがロティ2枚とともに到着。
マトンホワイトコルマはマトンコルマよりもヨーグルトが少々入っているようで、マイルドですが、沢山の針生姜も相まって、スパイスは効いており、プリプリの骨付きマトンが12個入りで、噛めば噛むほど味わい深いロティに浸して食べると、とても美味しいです。
半切りの小さなジャガイモが4つ、青唐辛子が3本、骨付きマトンが5つ、輪切りレモン、ブラックカルダモン、杏子も入って、スパイシーかつ多様な味わいのシンディビリヤニはライタを回しかけて軽く茶碗一杯ほど食べて、残りは持参のタッパーに入れ、夕食用に持ち帰りました。
イードの無料デザート(土曜まで提供)のスージハルワ(レーズンやナッツ入りのセモリナケーキ)はあっさりした甘みで、満足なランチとなりました。(計2,000円)
<2012年8月20日再訪>
富山県射水市周辺のパキスタン料理店を4店巡った後、1日挟んだ月曜の開店直後11時半にイード・アル=フィトル(ラマダーン(断食月)明けの祭り)のスペシャルメニュー狙いで出向いてみました。
イード2日目とあってか、先客はおらず、早速オーナーさんにイードのスペシャルメニューを尋ねて、店内のメニュー看板を撮影しようとしたところ、店入口の看板を案内されました。(別添写真をご覧ください。)
オーナーさん曰く、前日は徹夜で料理を用意し、朝7時に開店したところ、店外まで客が溢れて大混雑で、7月からパキスタン・ラホールの有名レストランのシェフが来たため、今まで提供していないメニューもあるとのこと。
以前のイードでありつくことのできなかったマトンジョイント(マトンの関節部分)とマトンクンナー(マトンのふくらはぎ)をロティとともにオーダー。
いつも通り、すぐにサラダ、15分ほどして、マトンジョイント、マトンクンナーがロティとともに到着。
ヨーグルトベースのミントソースは爽快な辛さで、レモンを振り掛けたマトンジョイント(オーストラリアから輸入した巨大な骨付き)によく合います。
マトンクンナーは縦に繊維が裂ける柔らかい大ぶりの肉がゴロゴロ8つ入りで、カレーは少々油っぽいものの、とてもスパイシーで素朴な味のロティを浸して食べると、とてもおいしいです。
思わず、ロティをもう1枚お代わりして、完食し、お会計。(2,200円)
今日も満足なランチとなりました。
<2012年7月1日再訪>
午後2時半に入店したところ、パキスタン人客がセンターテーブルに10人ほどいて、とても賑やかです。
マトンプラオ狙いだったのですが、この日は彼らのおすそ分け的なスペシャルメニューとして、アフガニスタンの首都カブールから名付けられたカブリプラオ(900円)があったので、注文してみました。
先にサラダ、5分ほどしてプラオが到着。
甘く煮た白いナッツ(ピスタチオ?)、刺身のツマのように細長くスライスされたニンジン、レーズン、刻んだデーツが載せられ、牛肉の角切りが2つ、小さな肉が5つ埋まって、照りがあってパラパラのバスマティライスは、モチ米のように弾力性があって、あっさりしています。
パキスタンデザートのザルダに似た味ですが、ザルダと異なり、ライス自体は甘くなく、具材に甘みがあります。
ボリュームはこの店のビリヤニ並みで、大食漢には程良く、満腹となりました。
追伸:オーナーさんによれば、今年のラマダーン(断食月)は7月22日頃から約1か月間で、終了後のイードではスペシャルメニューを提供するそうなので、興味のある方は出向いてみてはいかがでしょうか。
<2011年12月30日再訪>
午後2時に入店したところ、集団礼拝日である金曜日ということもあってか、子供連れを含むパキスタン人客が10人ほどいて、とても賑やかです。
予約していたマトンカラヒ1kg(3,000円)とマトンビリヤニ(900円)を注文。
サラダ、ビリヤニ、ライタ、カラヒの順で到着。
今日のビリヤニはたまたまなのかわかりませんが、かみ切れるほど薄くて柔らかい軟骨部分が多く、骨付きマトン好きにはたまりません。
ライタは容器になみなみと入っており、私が食べた店の中ではビリヤニとともに一番多い量ですが、肉の旨み、スパイスやライタの酸味が混然一体となったバスマティライスを一気に完食。
マトンカラヒは最初から持ち帰るつもりで、四方をパッキン止めできる大型タッパーウエア持参でしたが、我慢しきれず、骨付き肉を一口だけ食べてしまいました。
残りは帰宅後のお楽しみとしてとっておいて、持ち帰りのロティを2枚(400円)つけて合計4,300円でした。
追伸:帰宅後にマトンカラヒを食べましたが、マトンビリヤニやマトンコルマよりも肉のサイズが一回り大きい骨付きマトンがゴロゴロ入っており、沢山の針生姜、青唐辛子、粒コショウなどのスパイスやトマトの旨みも十分で、この店で食べた中では一番おいしい料理でオーナーさんおすすめメニューということが納得できました。
1kgは大食漢の人の2人分程度のボリュームであるため、複数で分けるか、持ち帰るのがよいかと思います。
<2011年11月26日再訪>
午後3時前に入店したところ、日本人カップルのみで静かです。
オーナーさんに今日の珍しいメニューを尋ねたところ、この店で初見参のポットアンドレバー(鳥モツとレバー)があるとのことで、ロティとマトンビリヤニとともに注文。
いつものサラダ、ビリヤニ、ライタ、ポットアンドレバーとロティの順で到着。
ポットアンドレバーはカラヒにてんこ盛りで歯ごたえ良いモツと臭みのないレバーはスパイスたっぷりであっさりとしたロティに合わせてあっという間に平らげてしまいました。
続いてのビリヤニはいつもながら骨付きマトンの塊がゴロゴロ入っており、ライタと合わせてバスマティライスもおいしく、こちらも完食。
(合計1,800円)
日本人向けに手加減しないこの店のパキスタンスパイスマジックに今日もやられてしまいました。
<2011年11月12日再訪>
午後2時半頃に入店したところ、全て日本人客のみでした。(後から持ち帰り注文のパキスタン系客が1人来ました)
オーナーさんに今日のメニューを尋ねたところ、ニハーリかチキンローストとのことだったので、食べたことのないチキンローストをロティとともにチョイス。加えてマトンビリヤニも注文。
しばらくしてサラダ、チキンロースト、ロティが順に到着。チキンは4分の1サイズで表面にスパイスがまぶされており、ミントソースをかけて食べるとちょうどよい味ですが、肉自体は少々パサパサだったのが、残念でした。
マトンビリヤニはいつも通り、スパイス入りライタをまわしかけて、骨付きマトンの塊やパラパラのバスマティライスも相変わらずのおいしさでパクパクと完食。(合計1,800円)
今日も満足なランチとなりました。
追伸:オーナーさんによると1、2日ほど前に予約すれば、スペシャルメニューに応じるとのことでした。
<2011年10月29日再訪>
午後2時半頃に入店したところ、日本人客3組、パキスタン人客2組でこの時間としては賑わっています。
オーナーさんに今日のマトン料理を尋ねたところ、マトンコルマとのことだったので、ロティとともに注文し、食べきれない分は持ち帰りにするつもりで、チキンビリヤニも注文。
サラダ、ビリヤニ、ライタはすぐ到着し、マトンコルマとロティは15分程で到着。
他店の1.5倍から2倍ある大盛りのチキンビリヤニは各種スパイスや青唐辛子入りで大ぶりの骨付きチキンが埋まっており、スパイス入りライタをバスマティライスにかけるとマイルドになってサクサクと食べられますが、今日はマトンコルマもあるので、半分残して持ち帰りに。
続いて針生姜が10数本載ったマトンコルマは大ぶりの骨付きマトンの塊が8つ程入り、コンビーフのような煮溶けた肉もあり、抜群のスパイス感で顔中汗まみれになりながら、ロティ2枚と合わせてペロリと完食。
今日はマトンコルマの油が多かったのが少々残念でしたが、満足なランチとなりました。(合計1,750円)
<2011年8月31日再訪>
事前に店に問い合わせたところ、この日はイード(ラマダーン終了後の日本の正月3が日のようなもの)の特別料理があるとのことで、午後7時半に入店。
パキスタン人のグループが4組いて、とても賑やかです。10回程訪問した中で初めて見かけたパキスタン女性客を含むグループはファミリールーム(個室)にいます。
サリーを着た女性店員の手にはメヘンディ(植物染料で描いた模様)が施され、いつもは見かけない沢山のジャレービ(揚げ菓子)のパックがレジ脇に置いてあり、オーナーさんも次々と来店するパキスタン人客とハグしてお祭り気分です。
この日は特別料理でチキンカラヒもありましたが、骨付きマトン好きの自分(この時間帯唯一の日本人)は迷うことなくブナゴーシュト、ロティとデザートのキールを注文。10分程でロティとブナゴーシュトが到着。
ブナゴーシュトはマトンコルマよりも油が少なく、大き目の骨付きマトンが8個、軟骨部分や煮溶けたコンビーフ状の肉も沢山入っており、とてもスパイシーでおいしく病みつきになる味です。
ロティは少々焼き過ぎでしたが、素朴な味がこってりしたマトンにとてもよく合います。
オーナーさんから「チャナバトゥーラもおいしいよ。昨日来た日本人はみんな頼んだよ。」とのセールストークに負けて、注文。しばらくして、チャナ豆がたくさん入ったカレーと2枚のバトゥーラが到着。
クミンシードが混ぜ込んであるバトゥーラ(フライドナン)の揚げ具合は程よく、クミンの味がしてチャナ豆によく合います。
ひんやりしたキールは人参、米、ナッツをミキサーで細かく刻んだようであっさりした甘さが心地よく、以前のインド人シェフが作ったものよりもクリーミーでとてもおいしいです。
チャナバトゥーラを半分持ち帰りにしてお会計で2,200円。
今日も大満足なディナーとなりました。
追伸:今年のイードはラマダーン終了後の8月30日から9月1日までの3日間に特別料理を提供するそうです。
<2011年8月9日再訪>
午後7時半に入店したところ、イフタール(断食明けの夕食)で民族服を着たパキスタン人客が何人かくつろいでいます。
マトンカラヒを注文したところ、パキスタンシェフがオーナーさんに話しかけ、その通訳によれば、カラヒは調理に1時間かかるからマトンコルマ(800円)に変更したとのこと。
それでもラマダーン期間中ということもあってか、いつものマトンよりも大き目の骨付き肉が8個入っており、とてもスパイシ-で素朴な味のロティーにひたして食べると抜群でした。
次回はラマダーン終了後(8月30日頃)のイードに行ってみようと思います。
追伸:オーナーさんによれば、マトンカラヒは1キロから予約を受付けており、コルマよりもとてもおいしく、あっという間に平らげてしまうそうです。
<2011年8月6日再訪>
午後2時過ぎに入店したところ、ラマダーン期間中につき、日本人客2人のみで閑散としています。
久しぶりにマトンビリヤニ(800円)を注文、先にサラダ、10分程してライタ及びビリヤニが到着。
スパイス入りライタ(キュウリ等の野菜はなし)をビリヤニにまわしかけて、各種スパイスやレモンスライスの入ったパラパラのバスマティライスを混ぜ合わせると単に辛さだけではなく、酸味も加わり、とてもおいしいです。
また、骨付きを含む大き目のマトンの塊も7つ入っており、肉好きにも満足できます。
食いしん坊の自分はサクサクと完食しましたが、量は首都圏の上品な盛り付けの店の2倍以上あるため、少食の方や女性は食べきれない分の持ち帰りを頼んだ方が良いと思います。
個人評価として1,000円以下のビリヤニでは今まで食べた中で質量ともに一番のビリヤニです。
大食漢のスパイスやバスマティライス好きは一度挑戦してみてはいかがでしょうか。やみつきになること請け合いです。(後から来た客も注文していました。)
なお、外看板ではビリヤニは金曜限定のように表示していますが、毎日提供しています。(民族服を着ているオーナーさんは日本語堪能な気さくな方なので、気軽に確認できます。)
<2011年6月4日再訪>
パキスタン系男性客1人、日本人客10数人で圧倒的に日本人率が多くなっており、1年前に初めて行った時は自分以外はパキスタン系客のみだったところ、随分と様変りです。
今日はニハーリと丸いナンを注文し、出てきたサラダに割り箸が出されてびっくりしましたが、ニハーリが出てくるまで時間がかかるので、そのまま完食。
10数分してニハーリと丸いナン(計900円)が到着。ニハーリは針ショウガと千切りの揚げ玉ねぎが載って、長い骨と大きな肉の塊が4個あり、スープをすすると何とも言えないスパイスが相まって、前回食べたパヤのスープに少し似ているような味で割とあっさりしてとてもおいしいです。
ナンはふかふかして甘みがあり、ニハーリのスープに浸すとちょうど良い加減の味わいになります。
ナンがなくなりかけたところ、オーナーさんから追加料金なしで食べられるとのことだったので、ナンを追加。
よくある涙型のナンに比べて小さいですが、2枚を食べて満足しました。
デザートも食べたかったのですが、次に向かうコンサートの開演時間が迫っていたため、今日は断念しました。
次回は食べたことのないメニューに挑戦しようと思います。
追伸:若者客がオーナーさんにビリヤニはないかと尋ねていて、この店の味が浸透してきたのかと思いました。
<2011年5月15日再訪>
パキスタン系男性客3人、日本人客10人前後で店内はにぎやかです。
パヤと丸いナンを注文、ナンを手で打つ音が聞こえ、少し経って「間違ったけどいい?」とオーナーさんが尋ねながら、涙型のナン2枚、カラヒに入ったパヤとサラダが到着。
ナンの味には変わりないので、了承し、ナンを針生姜の載ったパヤのスープに浸しながらすすると、ゼラチン質が溶け込んだマイルドな味です。
肉はブタの鼻のような形で大きな骨二つの周りについている塊が一つと骨のない塊が一つあり、トロトロで柔らかく口の中で溶けてゆくようです。
また、食べ進んでいくとボディーブローのようにスパイスが効いてのどの奥がひりひり、顔からは汗がにじんできました。
ナン2枚では余るかと思いましたが、ちょうど良い具合でパヤを完食。
デザートで初夏のような陽気にぴったりかと思い、キールを注文したところ、残念ながら今日はないとのことで、ザルダ、スージハルワやラスマライには食指が動かなかったため、お会計し、900円。今日も満足な食事となりました。
<2011年5月3日>
午後、雨にも負けず、リトルパキスタン八潮にあるカラチの空に行ってきました。
店内はパキスタン系男性客4人組と1人と高齢の日本人女性客が1人。
テーブルに置いてある日本人向けのランチメニューには目を向けず、店の奥にある今日のメニューのホワイトボードに突進。
メニューに見当たらないパヤがないかとオーナーさんに尋ねたところ、日、月曜のみ提供とのことで、第2希望のアルビーゴーシュト(里イモと骨付きマトンカレー)と丸いナン(計800円)を注文し、暫し待つこと10数分。
やってきましたカラヒ(鍋)に入ったアルビーゴーシュト。里イモの粘りと骨付きマトンから溶けだしたコラーゲンがやみつきで適度な柔らかさのナン(1枚)に浸してバクバク完食。
肉がわずかしかないマトンもありましたが、都内では考えられないほどの大きな塊が7,8個あり、満足、満足。また、付け合せのミニサラダはオレンジ色のドレッシングが少々かかったトマト、キャベツやニンジンで箸休めといった感じです。
もう1食食べたいところ、完食できないことを見越してアルビーゴーシュトの粘りから連想したハリームとロティを持ち帰り(ミニサラダ付き900円)で注文し、帰宅後に夕食でおいしくいただきました。
ハリームはとろろというよりも納豆をしつこくかき混ぜたような粘りとアクセントの針生姜が相まってスパイスが効いており、また食べたくなりました。
ロティは2枚あり、トースターで焼き直したら固くなってしまったので、やはり店で食べた方がよいようです。
残念だったのは、持ち帰り用の薄いプラスチック容器は水平にしていないと液状のものは蓋からもれてしまいそうで、幸いハリームの粘り気で惨事には至りませんでしたが、電車に揺られているうちにレジ袋の中が油でしみていました。
2017/01/29 更新
断食月明けのイードスペシャルは、2023年4月22日~24日頃まで在庫がある限り、提供予定です。また、25日以降も在庫があるものは提供される場合があるので、食べたい方はお店に尋ねてみてください。
<2023年4月再訪>
久方ぶりに午後5時半過ぎに出向いてみました。
イード初日で混雑しているかと思いきや、少し閑散としており、接客はオーナーさんと、南アジア系男性店員2名の体制で、店内2箇所のモニターには、過去にお店を取り上げた日本のTV番組の録画と、パキスタンないし、インドの音楽ライブ映像が映し出されています。
昨年のイードとは異なり、卓上用のイードスペシャルメニューが置かれており、久しく食べておらず、通常メニューにはない、マトンクンナー(ふくらはぎ)とタンドリー(ラム)チョップスをロティ(全粒粉のパン)とともに注文。
すぐさま、白いドレッシングがかけられた、キュウリとトマト入りで千切りキャベツ主体のサラダが登場。
5分ほどでカラヒ(鍋)に入れられたマトンクンナーと、ロティ1枚が登場。
大ぶりのマトンクンナーに、刻み生姜が添えられており、程よくスパイシーで、素朴な小麦の味がして香ばしいロティによく合います。
続いてあばら骨に肉がたっぷり付いたタンドリー(ラム)チョップスが登場。タンドリーチキンと同様に下味が濃いものの、甘味はあまりなく、とてもスパイシーです。
スパイシーなミントソースはさほど付けなくても十分で、肉をかじって、汗を滴らせながら、完食し、退店。
満腹満足なディナーが楽しめました。
追伸:SNS等で知る限り、イードスペシャルは野田のパキスタン系2店、新大久保のバングラデシュ食材店兼食堂、蒲田・十日市場の南インド店、神奈川県綾瀬市のスリランカ店で提供されていました。
帰りに、八潮駅かつ首都高高架近くの大型酒店跡にオープンした、パキスタン系フードコート兼ハラルフードスーパーを覗いたところ、車が沢山駐車場に停まり、民族衣装で正装した家族連れが大勢いました。(満腹につき、ウインドーショッピングのみ)