4回
2017/12 訪問
美味しい肉沢山のララゴーシュト(マトンの挽肉と骨付き肉カレー)
<2017年12月再訪>
今年のイードのスペシャルメニューに登場後、何回か日替わりスペシャルに登場した、ララゴーシュト(マトンの挽肉と骨付き肉カレー)が別グルメサイトのお知らせに掲載されたことを日曜朝に発見し、昼に出向いてみました。
日本人の家族連れ、カップル、おひとり様や、南アジア系男性客で賑わっており、接客は民族衣装の日本人女性と、南アジア系男性ウエイター3名、大型モニターには少し昔のボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)のミュージカルシーンで、独特のソプラノボイスの有名女性プレイバックシンガー ラタ・マンゲシュカルの曲が数多く流れています。
ララゴーシュト、ロティ(全粒粉のパン)、デーシーサラダ(生のタマネギ、にんじん、キュウリスライスにスパイスをかけたパキスタン名物のサラダ)、ホットチャイとクーポンサービスのタンドリーチキンを注文。(計1,080円)
10分も経たずに料理が登場。
ステンレスカラヒ(鍋)に入り、針生姜や刻み浅葱が載せられたララゴーシュトはマトンの挽肉たっぷりのグレービーに骨付き混じりのマトンが沢山入っていて、肉がとても柔らかく、小麦の素朴な味のロティと合わせるととても美味しいです。
デーシーサラダは、こってりしたララゴーシュトの良い箸休めとなり、口がさっぱりします。
手羽元のタンドリーチキンは少しスパイシーかつジューシーです。
この日は他店にハシゴ予定ゆえ、ロティ2枚のうち1枚は持ち帰り。
食後のホットチャイは、強い寒風が吹きすさんで冷えた身体を暖めてくれました。
2017/12/17 更新
2017/02 訪問
夏場を除く日曜限定提供のマトンパヤはスパイシーで体が温まりました。
<2017年2月再訪>
先週開催された開店5周年記念50%OFFイベントには体調不良で行けず、心残りだったため、翌週日曜午前に出向いてみました。
先客は複数の日本人グループやおひとりさま、当方の後から南アジア系男性グループ等が来店し、盛況です。
接客は民族衣装の日本人女性1名、南アジア系男性店員3名で、大型モニターにはパキスタンのニュース等が映し出されています。
日曜限定提供のマトンパヤ(パキスタン名物のマトンの脚部分の煮込みカレー)とナンを注文。また、クーポン画面を提示し、マライティッカ(ヨーグルトやスパイスでつけ込んだチキン)も注文。
すぐさま、千切りキャベツ主体のサラダが登場するも、デーシーサラダ(生の大根、タマネギ、にんじん、キュウリスライスにスパイスをかけたパキスタン名物のサラダ)に変えてもらいました。
15分ほどして、マライティッカ、うどんのどんぶりよりも一回り小さいサイズの白い陶器に入ったマトンパヤと、ギー(澄ましバター)が塗られた40cm大の涙型のナンが登場。
千切りキャベツが添えられた、大ぶりのマライティッカは優しい味でおいしいです。
マトンパヤは15cm大の骨がきれいに剥がれており、トロトロに煮込まれた皮やゼラチンが柔らかく、マトン独特の臭みもないです。
また、他店のパヤよりもスパイシーかつ、とろみも余りない、さらさらしたスープで、ほんのり甘いナンによく合います。
小さな関節の骨等を取り除きながら完食。
食後のホットチャイに砂糖を入れると、丁度良い甘さでおいしかったです。
全体的に少々物足りないボリュームでしたが、この日は他店にハシゴ予定につき、かえってよかったです。(よってライスの追加サービスは有り難くも、断りました。)
2017/02/18 更新
2016/07 訪問
千葉県野田市の美味しいパキスタン料理店
某グルメサイトのお店のブログの最新情報や別グルメサイトのお知らせによれば、2016年3月12日より、バスマティーライス(インド・パキスタン産長粒香米)を白飯で常備し、ランチバイキングや今日のスペシャル、単品で提供しているそうです。
また、上記サイトでは翌日又は当日のバイキングメニュー(デザートあり、ドリンクバー追加可能)及び、4種類以上のパキスタン料理の日替わりメニュー(ホットチャイ付きで、ビリヤニやプラオを除き、ナン1枚、ロティ2枚、バスマティーライス1皿又は日本米1皿の選択制で、ディナーでも提供)や各種イベントがUPされます。
なお、パキスタン名物のニハリ(マトンの骨付きもも肉を煮込んで、とろみを付けたカレー)は毎週木曜、チキン・ビリヤニ(チキン入りスパイシー・パエリア風ライス)は毎週金曜、マトン・パヤ(マトンの骨付きすね肉をトロトロに煮込んだカレー)は夏場(5月頃~)を除く毎週日曜、ハリーム(マトン、レンズ豆、麦をペースト状になるまで煮込んだカレー)は毎週月曜に提供しているそうです。
また、不定期にチャンプマサラ(マトンの骨付き胸肉のカレー)、タンドリーチキンビリヤニやマトンビリヤニを提供するそうです。
<2016年7月再訪>
下記文中のイフタールサービスは2016年は7月5日をもって終了しています。
ラマダン最後の日曜18時半に、サービスで提供されるイフタール(日没後の軽食)目当てで出向いてみました。
着席してすぐにスパイスがかかった白桃等のフルーツチャートが登場。デザートのような盛り付けで、ブドウ等の果物だけの八潮よりもゴージャスです。
続くパコラ(天ぷら)は八潮同様に玉ねぎ等の野菜のみと思いきや、日本の唐揚げのような鳥モモ肉も入って、ボリュームが多く美味しいです。
シャルバット(ローズシロップ)の水割りは、かき氷のシロップ同様に人工甘味料のような独特な癖があって、個人的には少し飲みづらいです。
クーポンサービスのシークカバブ1本は、ヨーグルト入りのミント?チャトニ(ソース)を付けると酸味が加わり、とてもさっぱりしておいしいです。
日替わりのスペシャルメニューからチョイスした、ゴビゴーシュト(カリフラワーとマトンのカレー)はパラパラして軽い食感のバスマティライスにぴったりで、煮溶けたカリフラワーと柔らかな骨付き混じりのマトンがスパイシーでとてもおいしくサクサクと完食。(計1,080円)
近くのテーブルで南アジア系の男性客がミルク割りのシャルバットを飲み、サモサ(インド・パキスタン名物の三角揚げ餃子)を食べていたので、ウエイターさんに所望したところ快諾されて登場。
赤唐辛子ベースで甘い味付けのソースをサモサに付けるとちょっと中華風でおいしいです。また、ミルク割のシャルバットは八潮でも飲んだことがありましたが、とてもマイルドで飲みやすいです。
締めのホットチャイはいつも通り砂糖を入れると適度に甘くておいしかったです。
<2016年2月再訪>
不定期に提供しているチャンプマサラ(マトンの骨付き胸肉のカレー)が上記サイトに掲載されたのを建国記念日の当日朝に見つけたので、午前11時半前に出向いてみました。
先客は日本人客1組、当方の後から日本人ばかりおひとりさまや、グループが数組入店し、客の大半はバイキングコーナーに向かい、接客は一時この店を退店し、FIVE H(イオンノア店内)に移籍していた南アジア系男性店員が復帰しているほか、数人の南アジア系男性店員と民族衣装を着た日本人女性1名の体制です。
第一希望のチャンプマサラのほか、毎週木曜のレギュラーメニューのオジリ(マトン・ホルモンのカレー)、ロティ(全粒粉のパン)、ライスと、いつものサラダではなく、ネット情報で知った、パキスタン人向けのデーシーサラダ(生の玉ねぎやニンジンスライスにスパイスがかかったもの)をオーダーするとともに、ネットクーポンを利用してラッシーもリクエスト。
先にラッシー、続いて残りの料理が登場。
チャンプマサラはこのお店のお知らせでは、ラムチョップと同じ部位とのことで、デリーダイニング(横浜・関内)で食べたことのあるラムチョップのような、がっちりした長いあばら骨に少し硬めで脂身たっぷりの肉が付いているものと異なり、ブロック状にカットされた骨付きや、少し細長い骨なしの塊がいくつか入っており、噛み切れるほど柔らかい軟骨や肉をライス(日本米?)と合わせるととてもおいしかったです。
しかしながら、油がとても多かったので、適度にスパイシーなカレーをフォークですくって油を極力避けました。
チャンプマサラを食べつつ、合間にデーシーサラダのシャキシャキした生の玉ねぎやニンジンスライスをボリボリかじると、とても良い箸休めになりました。
続いてのオジリは大腸と思しき、とても柔らかなモツばかりで、カレーの味はチャンプマサラに似ており、ライスが軽い食感のバスマティーライス(長粒米)よりも水分を含んだ分ヘビーだったので、半分弱を食べ、残りは持参のタッパーに詰め、ロティ2枚とともに持ち帰りにし、食後にチャイを飲んで会計(計2,160円)し、帰路につきました。
追伸:持ち帰ったオジリとロティを夕食にしましたが、ロティは時間が経つと硬くなり、水で濡らしてラップをかけ、レンジアップしても硬いので、店で焼き立てのものを食べるのが一番のようです。
<2015年12月再訪問>
平日の木曜に有休が取れず、ようやく巡ってきた休日の木曜が大晦日だったため、カレー納めを兼ねて木曜限定提供のこの店では未食のニハリを食べに、午前11時半前に出向いてみました。
先客は日本人の家族連れやグループが6~7組いて、そこそこ賑わっており、店内のモニターにはボリウッド映画のミュージカルシーンが映し出されており、南アジア系男性ウエイター3名と、民族衣装を着た日本人のご婦人が接客にいそしんでします。
この日はニハリ、ロティのほか、タンドリーチキン1本(ネットクーポン利用)、ネットで予め調べた、お店のバイキングメニューのデザートにこの店では未食のフルーツカスタード(黄桃入りのプリンのような味のババロア)があったため、オーダー。
すぐさま、キャベツの千切りとニンジン少々のサラダ、フルーツカスタード、10分ほどしてロティ2枚とニハリが登場。
針生姜や刻んだコリアンダーリーフの載せられたニハリは15cm大の太い骨と細い骨各1本が肉から既に外れており、骨髄を吸おうとしたものの、ストロー状に空洞が空いておらず、うまく吸い出せなかったのは残念。
油分はニューホットマサラ(埼玉県草加市)のニハリより少ないものの、結構多く、若干とろみが付いており、スパイシーでおいしく、ギーの塗られていない素朴で小麦の香ばしい味のロティにぴったりで、肉が柔らかく、クンナー(ふくらはぎ)に近い感じで、よく煮込まれたのか、肉の繊維がほろほろと崩れます。
タンドリーチキンは肉がジューシーかつ、そこそこスパイシーでとてもおいしかったです。
別注文の黄桃入りフルーツカスタードはニルヴァナム(東京・神谷町)やニルワナム 虎ノ門店のデザートの大半と同様の少し温かい状態で提供され、ほぼプリンに近かった大阪ハラールレストラン のカスタードとは違ってババロア状で、これはこれで美味しいのですが、個人的には同店同様に冷やした方が好みです。
最後においしいホットミルクティーを飲んで帰路につきました。
<2015年8月再訪問>
埼玉県春日部市のパキスタン料理店でニハリを食べた後、草加市の別店に日替わりのスペシャルメニューを電話で問い合わせたところ、マトンプラオやハリーム等しかなく、食指が動かなかったので、こちらのお店の元店員さんが開業したFIVE H(野田市)のビリヤニとの食べ比べも兼ねて、毎週金曜にチキンビリヤニを提供している、こちらのお店に午後2時前に出向いてみました。
先客は日本人のおひとりさまやグループと、南アジア系男性グループ数組、当方の後からも続々と来店し、ランチタイム後半でもそこそこ賑わっています。
接客は民族衣装の日本人のご婦人(オーナー夫人?)、南アジア系男性店員2名、店内のモニターにはボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気女優カトリーナ・カイフや人気俳優サイフ・アリー・カーン等のミュージカルシーンが映し出されています。
クーポンを利用できるタンドリーチキンとともに、チキンビリヤニをオーダー。また、この日(8月14日)はパキスタンの独立記念日で、ドリンクバー又はラッシーが無料で提供されるとのことで、ラッシーをチョイス。
先にサラダ、10分ほどしてチキンビリヤニ、ライタ(甘くないスパイス入りヨーグルトソース)とタンドリーチキンが登場。
骨付き胸肉等が4つほど埋まっているチキンビリヤニは前回よりも美味しく、少々ウエットなカラチの空(八潮)の味に近いものの、個人的にはFIVE Hのパラパラしたチキンビリヤニの方が好みです。
また、チキンの旨みがビリヤニに移ったせいか、肉自体は濃厚な味付けのタンドリーチキンの方が美味しかったです。
適度な甘さの氷入りラッシーは30度超えの暑さの中、片道25分歩いてきた身にはとてもありがたかったです。
パキスタン料理のハシゴはさすがにキツく、ビリヤニを半分食べて、残りは持参のタッパーで持ち帰り、夕食にしたところ、店よりもレンジアップした方が水分が抜けて、よりスパイシーになって、おいしかったです。
<2015年2月再訪問>開店3周年記念全メニュー50%Offの巻
某グルメサイトのお店の最新情報で、開店3周年記念として1日限りの全メニュー50%Offを今年も実施することを知り、中国人観光客や、缶ビールとつまみで赤ら顔のおやじ達が大勢乗っている東武日光行き快速を乗りつぐなどして、愛宕駅から早足の徒歩25分を含む2時間半かけて開店時刻の11時少し前に出向いてみました。
既に子供連れを含む日本人ばかり20人ほどが開店を待っており、当方の後にも10人ほど並びました。
入店後まもなくテーブルと個室が全て埋まり、その後も入口付近には南アジア系を含む20人ほどが待っており、駐車場が満杯で、民族衣装の日本人の御婦人、南アジア系男性店員3名がてんてこ舞いです。
お目当てのマトンカラヒ(マトンの炒め煮カレー:1,080円→540円)でロティ(全粒粉のパン)をチョイスするとともに、チキンビリヤニ(1,080円→540円)もオーダー。
10分程してキャベツの千切り主体のありきたりなサラダ、少しして小さなステンレス製カラヒ(鍋)に入ったマトンカラヒとロティ1枚が登場。
マトンカラヒはカラチの空(八潮)の1人前の8割程度のボリュームで、カーンケバブビリヤニ(新橋)のラムカラヒゴーシュトと同様のボリュームであり、2年前に食べた時と異なり、油が浮いていない上、骨つき肉がとても柔らかく、カレーも適度にスパイシーで、焼き加減が良く、小麦の味が素朴であっさりしたロティと合わせると絶品です。
焼き立てのロティが途中でもう1枚追加され、バクバクと完食。
続いて登場した、カラチの空並みのボリュームのチキンビリヤニは、マトンカラヒの後とあってか、あまりスパイシーに感じられず、あばら付近の胸肉2個が骨付きマトンの後では、ちょっぴりさみしいです。
カルダモン、丁子、刻み青唐辛子入りで白、サフラン色、オレンジ色とまだらなバスマティライスは適度にパラパラしており、ライタ(スパイス入りヨーグルトソース)をかけると酸味が加わってサクサク食べられます。しかしながら、マトンカラヒとの連食につき、腹9.5分目として残る茶碗1杯ほどをタッパーに詰めて持ち帰りとし、砂糖2さじを入れたチャイ(ホットミルクティー)を飲んで退店しました。
大半の日本人客はバターチキンのあるバイキング目当てで、見かける限りパキスタンスペシャルを食べている客は日本人1組だけだったのが、個人的には少々残念でした。
追伸:レジ脇にミターイ(お菓子)として、ジャレービ、色とりどりのゼリー状のものが500円、「スラック」というサモサの生地のかけらのスナックが300円で売っていました。
また、帰宅後にレンジアップしたチキンビリヤニは刻み青唐辛子ゆえか、適度にスパイシーでおいしかったです。
当方が食べたもの以外の、当日のスペシャルメニュー(サラダ、チャイ、カレー類はナン1枚又はロティ2枚付き:1,080円→540円)
・マトン・パヤ(マトンの骨付きすね肉をトロトロに煮込んだカレー)
・パラク・ゴーシュト(マトンが入った、ほうれん草カレー)
・チキン・カラヒ(チキンの炒め煮カレー。)
・アンダ・チャナ(ゆで卵とひよこ豆のカレー)
・チキン・コルマ(自家製ヨーグルトを使った、チキンカレー)
※バイキングメニューは割愛
<2014年7月再訪問>イードの巻
お店のお知らせHPでラマダン(断食月)明けのイード(正月3が日のようなもの)のスペシャルメニューが提供されることを知り、夏休みを取得して新宿で公開中の人気俳優サルマン・カーン主演のド派手なアクションのタミル映画(南インド・タミルナードゥ州の映画でスーパースター・ラジニカーント(男優)が有名)的なボリウッド映画鑑賞の後に、丸の内線、千代田線、常磐線、東武アーバンパークライン線を乗り継ぎ、愛宕駅から徒歩25分、片道2時間少々かけて、1年5か月ぶりに出向いてみました。
午後2時過ぎにもかかわらず、イードということもあり、店内のテーブルは民族衣装に正装した子供連れを含む南アジア系の客で9割方のテーブルが埋まり、日本人は数名しかいません。また、接客は民族衣装の日本人女性1名と南アジア系男性店員3名が忙しく立ち回っています。
店員さんからイードスペシャルメニューとバイキングの説明を受けるも、予めお店のお知らせHPで確認の上決めた、カラチの空(八潮)でも未食のマトン・マシリ・コルマ(1,620円:自家製ヨーグルトの効いた、マトンのすね肉のカレー)でロティ2枚をチョイス(他にナン1枚が選択可能)するとともに、カラチの空でも食べたことのあるマトンジョイントスティーム(1,620円:マトンのすね肉にスパイスを付けて蒸したもの。)もオーダー。
先にサラダ、数分でマトンジョイントスティーム、続いてロティとともにマトンマシリコルマが登場。
サラダは千切りキャベツ主体でキュウリとニンジンのスライス、レタス、サラダ菜が入っており、プラボトル入りのフレンチドレッシングをかけて食べるも、可もなく不可もなしです。
マトンジョイントスティームは15cm大の大ぶりの骨にこんもりとスパイスがまぶされた、すね肉がついており、ミントソースも提供されましたが、関節部分はゼラチン質もたっぷり付いており、何も付けなくても適度にスパイシーでおいしいです。また、付け合せの生の玉ねぎやニンジンのスライスをポリポリかじると良いアクセントになりました。ただ残念だったのは、肉が余り熱くなかったことと、骨の空洞にある髄が吸い出せなかったことでした。
続いてマトンマシリコルマはシディークパレス麻布十番店より少し大きく、カラチの空並みのステンレス製カラヒ(鍋)に針生姜や刻み青唐辛子や赤い油が少々浮いた適度にスパイシーなカレーとともに、10cm大骨付きの柔らかなすね肉が入っており、素朴な小麦の味がする薄焼きのロティと合わせると美味しいです。こちらは骨の空洞にある濃厚な髄が上手く吸い出せて満足しました。
マンゴーラッシー(クーポン使用でサービス)はグラスの底にマンゴーソース、上の方が白いラッシーという二層構造になっていたので、よく攪拌すると美味しかったです。
会計をしていたところ、店員さんからプレーンのスポンジケーキ状の洋菓子(野田市内のお店製造)をイードのサービスで渡されるとともに、キールを食べるか尋ねられ、快諾し、再び席に戻り、うっかり飲み忘れていた料理とセットのホットミルクティーとともにナッツがトッピングされたキール(ミルク入りのライスプディング)が登場。
ホットミルクティーは砂糖を2杯入れると、適度な甘さとなり、濃厚でひんやりしたキールと洋菓子も美味しく、イードのごちそうを食べられて満足なランチとなりました。1時間に1本のバスの時間が合わず、帰りも愛宕駅まで徒歩25分込みで片道3時間半かけて帰宅しました。
こちらのお店はパキスタンカレーのセットにミルクティーが付く上、ロティが2枚になるので、東京方面からは遠く交通費がかかるものの、ドリンク別料金かつロティ1枚のカラチの空や、ドリンク別料金のアルカラム(ロティは2枚付く)よりも魅力的です。
追伸:他のイードスペシャルメニュー(お店のお知らせHPより)
<イード・スペシャル・ディッシュ>
・チキン・チャルガ(1,620円:素揚げしたチキンを酢やヨーグルト、スパイスに漬け込んで蒸したもの)
・ラホーリ・ティッカ(1,080円:酸味と辛味のスパイスが際立つ、炭焼きチキン)
・ラホーリ・フライド・フィッシュ(1,080円:酸味と辛味の際立つ、白身魚のフライ)
<「イード」スペシャルカレー>(ホットミルクティー、ナン1枚又はロティ2枚付き)
・チキン・マクニ・ハンディー(1,080円:ボンレスチキンに、生クリーム、バターをたっぷりきかせた、白いカレー)
・マトン・ブナ・ゴーシュト(1,080円:マトンの炒め煮にしたスパイシーなドライタイプのカレー)
・マトン・ピシャブリー・カラヒ(1,080円:スパイスを多用せず、トマトとししとうの味が際立つカレー)
・バルティー・チキン(1,080円:レモンの酸味が効いた、チキンの炒め煮カレー)
・チャナ・バトゥーラ(1,080円:ナンを油で揚げたバトゥーラを、ひよこ豆のカレーと一緒に)
・シンディー・ビリヤニ(1,080円:チキンとじゃがいものスパイシー・パエリア風ライス)
お店のお知らせによれば、2014年2月9日の開店2周年感謝祭「全品50%OFF」ランチバイキングとスペシャルカレーは、大雪が残るにもかかわらず、決行したそうです。当方は車が使えず、公共交通機関と徒歩で片道3時間越えの見込みにつき、残念ながら今回は見送りしました。
<2013年2月初訪問>開店1周年の巻
某HPで開店1周年記念全品50%OFFを知り、首都高、常磐道、国道16号線等を通り、片道2時間かけて、初めて出向いてみました。
11時半頃に到着したところ、正面の店入口にはパチンコ屋開店のような立派な花輪が2つも立てられており、20台の駐車スペースは満車で、駐車待ちの車がさらに2台並んでいたため、食べ終わった客の車が出庫するのを車内で30分待ち、続いて店入口に入ると、混んでいるファミレスの様に10数人の客が順番待ちしており、着席するまでに計1時間待ちました。
民族衣装を着た日本人女性と南アジア系男性店員がてんてこ舞いで、注文を取っています。
見渡す限り、日本人客ばかりで、殆どがバイキングです。
店内の大画面モニターにはインドのボリウッド映画(ヒンディー映画)のシャー・ルーク・カーン、カージョル、アクシャイ・クマール、プリヤンカ・チョープラー、プリーティ・ジンター、サイーフ・アリー・カーンなど名だたる大スターが踊るミュージカルシーン(インド映画DVDブランド「B4U」のロゴ付き)が延々と映し出されています。(興味のある方は動画サイトを検索してみてください。)
パキスタン系メニューを確認したところ、チキンビリヤニもありましたが、マトンカラヒ(1kg:3,000円→1,500円)があったため、迷わず注文し、15分程して到着。
カラチの空(八潮)と同様の大きなカラヒ(鍋)にトマトやレモンスライス、針生姜、刻んだ青唐辛子やコリアンダーリーフ、沢山の骨付きの大ぶりマトンが入っています。
ロティは4枚付きで、別料金のカラチの空よりもリーズナブルです。
さらに某クーポンサイトのタンドリーチキン1P無料が可能か尋ねたところ、快諾(注:その後の毎年恒例の開店記念セール時は不可につき、要注意)され、10分程して到着。千切りのキャベツやニンジンサラダが添えられ、骨付きの大ぶりチキンは味がよく染み込んでおり、柔らかく、とてもおいしいです。
噛みごたえがあり、味わい深いロティを浸しながら、カラチの空と同等のスパイシーでおいしいマトンを半分ほど食べ、残りをタッパーに詰めて、次なるパキスタン料理店のランチのハシゴへ出向きました。
追伸:茶色い油が沢山浮き出ていたため、コレステロールが気になる方はフォークで具を食べるなどして、油を避けることをおすすめします。
2017/01/29 更新
<2018年7月再訪>
ネットで掲載されている他店の日替りメニューに食指が動かず、こちらのお店が掲載した他グルメサイトのお知らせを見たところ、以前食べて、抜群に美味しかったチャンプマサラのヨーグルト入り版の、チャンプコルマが日替りのスペシャルメニューで提供されることを知り、久々に日曜昼に出向いてみました。
東武アーバンパークラインの愛宕駅が工事中で、柏方面ホームに新設された改札口を東口と称したり、茨城急行バスが少し古い路線バスの標準サイズから、コミュニティバスで多く運行されるような新型で一回り小さいサイズになった変化に少々驚きつつ、小雨が降ったり、急に日が差したり目まぐるしい天候の中、歩いてお店に到着。
チャンプコルマ、ロティ(全粒粉のパン)、デーシーサラダ、ホットチャイ(計1,080円)、タンドリーチキン(クーポンサービス)、キール(ライスプディング:スタンプサービス)をオーダー。
チャンプコルマは、骨付き部分の肉は柔らかく、骨なし部分は少々硬く、ヨーグルトが利いて口当たりは少し優しいものの、適度にスパイシーで、肉のボリュームが結構あります。
素焼きのロティは少々油っこいチャンプコルマにぴったりです。
にんじん、玉ねぎ、大根を細長くカットしてスパイスをかけたデーシーサラダは、少々油っこい料理の良い箸休めになります。
タンドリーチキンは大ぶりでジューシーです。
キール(ライスプディング)は良く冷えてほんのり甘く、カルダモンの香りも高く、これまで食べた中でも最高レベルに美味しかったです。
香りが良いホットチャイを飲み、満足な休日ランチが楽しめました。
追伸:帰りの愛宕駅から、忍術道場帰りの黒装束のYou達が大勢電車に乗り込んできました。参照HP