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2023/04訪問 2023/04/23
2023年4月イードスペシャルのマトンクンナーとタンドリー(ラム)チョップス
断食月明けのイードスペシャルは、2023年4月22日~24日頃まで在庫がある限り、提供予定です。また、25日以降も在庫があるものは提供される場合があるので、食べたい方はお店に尋ねてみてください。
<2023年4月再訪>
久方ぶりに午後5時半過ぎに出向いてみました。
イード初日で混雑しているかと思いきや、少し閑散としており、接客はオーナーさんと、南アジア系男性店員2名の体制で、店内2箇所のモニターには、過去にお店を取り上げた日本のTV番組の録画と、パキスタンないし、インドの音楽ライブ映像が映し出されています。
昨年のイードとは異なり、卓上用のイードスペシャルメニューが置かれており、久しく食べておらず、通常メニューにはない、マトンクンナー(ふくらはぎ)とタンドリー(ラム)チョップスをロティ(全粒粉のパン)とともに注文。
すぐさま、白いドレッシングがかけられた、キュウリとトマト入りで千切りキャベツ主体のサラダが登場。
5分ほどでカラヒ(鍋)に入れられたマトンクンナーと、ロティ1枚が登場。
大ぶりのマトンクンナーに、刻み生姜が添えられており、程よくスパイシーで、素朴な小麦の味がして香ばしいロティによく合います。
続いてあばら骨に肉がたっぷり付いたタンドリー(ラム)チョップスが登場。タンドリーチキンと同様に下味が濃いものの、甘味はあまりなく、とてもスパイシーです。
スパイシーなミントソースはさほど付けなくても十分で、肉をかじって、汗を滴らせながら、完食し、退店。
満腹満足なディナーが楽しめました。
追伸:SNS等で知る限り、イードスペシャルは野田のパキスタン系2店、新大久保のバングラデシュ食材店兼食堂、蒲田・十日市場の南インド店、神奈川県綾瀬市のスリランカ店で提供されていました。
帰りに、八潮駅かつ首都高高架近くの大型酒店跡にオープンした、パキスタン系フードコート兼ハラルフードスーパーを覗いたところ、車が沢山駐車場に停まり、民族衣装で正装した家族連れが大勢いました。(満腹につき、ウインドーショッピングのみ)
<2022年5月再訪>
SNSで見た、野田の最古参パキスタン店の断食月明けのイードのスペシャルメニュー(1日限定)のマトンジョイントがとても美味しそうだったため、例年、スチームマトンジョイントを在庫があれば、3日程度提供している、こちらのお店に久方ぶりに出向いてみました。
11時台にもかかわらず、日本人のおひとりさま、家族連れやグループ客でそこそこ賑わっており、接客は南アジア系男性店員2名とオーナーさんの体制で、店内のモニター2台には過去にお店も紹介された八潮特集のTV番組と、ボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の女性プレイバックシンガーらしきコンサート映像が別々に映し出されて、カオスです。
店員さんが持ってきてくれたイードスペシャルメニューのホワイトボードから、スチームマトンジョイントと、カブリビーフプラオ※(計3,080円)を注文。
※普段はカブリマトンプラオ又はマトンプラオを時折提供
すぐさま、胡麻ドレッシングのかかった、キュウリ、トマトスライス入りで千切りキャベツ主体の小盛りのサラダが割りばしとともに登場。少し汗ばむ陽気にはひんやりして丁度良いです。
15分ほどして料理が登場。
ニンジン、ナッツ、レーズンが載せられ、骨なしビーフがゴロゴロ入った、とてもボリュームの多いプラオ(炊き込みライス)はバスマティライス(高級長粒米)がパラパラして、あっさりしていますが、程よくスパイシーです。
20㎝大の骨付きマンガ肉のスチームマトンジョイントは、ミントソースを合わせると爽やかになり、ビーフよりも肉が柔らかく、とても食べ応えがあります。
さながらカブリビーフ&マトンプラオのようにして完食し、満腹満足となり退店。
昨年オープンした、通り向こうのパキスタン店や、ハラルフード店前を通り、八潮駅に向かいました。
追伸:他にもマトンクンナー(ふくらはぎ)、マトンカラヒ(炒め煮)、タンドリーチョップス(骨付きあばら肉)など魅力的なスペシャルメニューもありました。
2021年1月9日放送の民放情報バラエティ番組の「ハッピーな埼玉」特集でお店が紹介されていました。
<2019年8月再訪>
野田のお店のHPでイードスペシャルを提供することを知ったものの少し遠いので、行きやすいこちらのお店に久々に出向いてみました。
正装した、大勢のパキスタン人男性グループで賑わう店奥に、イードスペシャルメニューが大きく貼り出されており、マトンクンナー(ふくらはぎ)、ナムキーンゴーシュト(塩味のマトンカレー)の記載があったものの、通常は1㎏単位でしか注文できない、マトンカラヒ(炒め煮)が1人前から注文できるため、ロティ(全粒粉のパン)を選択して迷わずに注文。(1,080円)
すぐさまいつものサラダが登場、それから5分ほどで料理が登場。通常は15分ほどかかるところ、予め大量に調理していたようで、素早いです。
以前こちらに在籍し、野田→春日部→野田(別店)に転籍した口髭のコックさんのマトンカラヒよりも、肉のサイズは半分くらいですが、ボリュームは同様に多く、煮崩れたトマトのほか、刻み生姜や青唐辛子が入り、適度にスパイシーでロティと合わせてサクサク完食。
追伸:オーナーさんによれば、八潮も客が多いので、上野のパキスタンフェスティバルの出店は見送ったとのこと。
また、野田と異なり、在庫がある限り、イードスペシャルは大体3~4日間注文可能です。
2018年11月26日放送の某BS民放ローカル線旅番組のつくばエクスプレス編で本場のパキスタンカレーとして、マトンアチャーリ、チキンビリヤニとともにオーナーさんが紹介されました。
<2018年11月再訪>
この夏に近隣にオープンしたパキスタン店に向かうも、シャッターが下りていて、人の気配がせず(たまたま臨時休業?)、やむなくこちらのお店に出向いてみました。
オーナーさんに日曜提供のビーフパヤとロティ(全粒粉のパン)を注文。(計972円)
すぐさま、いつもながらのサラダが登場。割り箸が初見の工芸品のような入れ物に入っています。(別添写真参照)
15分ほどしてビーフパヤとロティが登場。
1年前に食べたものよりも、トロトロに煮込まれた皮が沢山入っていて(運が良かった?)、少しとろみのあるスープは滋味深く、適度にスパイシーで、とても体が温まります。
いつもながら焼き加減の良いロティを浸して、あっという間に完食。
追伸:以前レジ近くにあった、お店の製造品を含むミターイ(菓子)コーナーがなくなり、レジ前で既製品のソーンパプディのみ販売されていました。
また、店頭入口左にモニターが置かれて、お店を特集した人気深夜番組の録画が映し出されており、店内のハラルフードコーナー上の大型モニターでは、お店を取り上げた夕方のニュース情報番組の録画が繰り返し映し出されていました。
帰りにも、行きと同じパキスタン店に再び立ち寄ったものの、閉まったままにつき、電車を乗り継ぎ、別店にハシゴしました。
2018年6月22日の某民放深夜番組の「埼玉県八潮市にパキスタン人街が!?パキスタン料理店でヤシオスタンと国際交流」特集で、チキンビリヤニ(チキン入りのスパイシーなパエリア風ライス)、マトンカラヒ(マトンの炒め煮カレー)、ハリーム(ビーフ、豆、麦をペースト状になるまで煮込んだカレー)、ナン、ロティ(全粒粉のパン)、牛乳割りのシャルバット(バラ等のシロップ)、ジャレービ(スイーツ)等が紹介されました。
2018年4月22日放送の某民放グルメドライブ番組で紹介されました。
某HPで2017年10月に近隣のパキスタン2店とともにお店が紹介されています。
パキスタン名物のビリヤニは毎日、ニハリ(マトンの骨付きもも肉を煮込んで、とろみを付けたカレー)は土曜、パヤ(脚関節部分の皮やゼラチン質をトロトロに煮込んだカレー)とマトンプラオ(炊き込みマトンライス)は日曜、ハリームはほぼ毎日食べられます。マトンカラヒは1kg単位の予約制(持ち帰りOK)です。
本場のパキスタン料理を味わいたい方は、店内奥のホワイトボードの日替わりメニューからの注文をおすすめします。
料理の内容が分からない場合は、店員さんに尋ねてみてください。
参考までにホワイトボード記載の「○○GOSHT」は、「野菜とマトンカレー」の意味で、SHARJ(G)AM(かぶ)、BINDI(おくら)、KAREELA(ゴーヤ)、SAG(菜の花)、DAL(豆)、GHOBI(カリフラワー)、KADDU(冬瓜(とうがん))、ARBI(里芋)、CHANA(ひよこ豆)、ACHARI(ピクルス:漬物)、ALOO(じゃがいも)、PALAK(ほうれん草)を指します。
なお、単品のパキスタンカレー(ビリヤニやプラオを除く)には、ナン1枚、ロティ(全粒粉のパン)1枚又はバスマティライス(インド・パキスタン産の高級長粒米)のいずれかをセットで付けられます。
<2018年6月再訪>
お店のFacebookでイードスペシャルメニューが3日間提供されていることを知り、最終日の日曜夕方に久々に出向いてみました。
普段は1kg単位でしか注文を受けない、マトンカラヒ1人前のほか、タンドリー(マトン)チョップス、ロティを注文。
先にいつもながらのサラダ、15分ほどして針生姜と刻み青唐辛子入りのマトンカラヒとロティ1枚が登場。
以前食べた時とコックさんが変わったせいか、トマト風味が強くなり、サルマ ティッカアンドビリヤニ(品川)や、マルハバ(池袋)に少し似た見栄えですが、こちらの方はイードスペシャルだけあって、柔らかな骨付き交じりの肉が沢山入って、適度にスパイシーで、素朴な小麦の味がして香ばしいロティとよく合います。
続いて登場のタンドリーチョップスはタンドリーチキン同様にオレンジ色に染まって焦げ目が付いており、カットレモンを絞ってふりかけ、ミントソースと合わせると酸味が加わってさっぱりと美味しく、サクサク完食。
レジ手前に置かれたミターイ(菓子)は、ジャレービ、チャムチャム等があり、ラスグッラーをテイクアウトで購入し、会計(計3,200円)
追伸:テイクアウトしたラスグッラーはシロップがたっぷり染みていて、少し噛むだけであふれ出しましたが、ことのほか適度な甘さでした。(少し加減?)
また、新たにミターイ用の冷蔵ケースも設置されていました。(イード限定?)
<2017年11月再訪>
先週の至近店アルカラムに続き、八潮に2週連続でビーフパヤ(牛脚の煮込みスープカレー)目当てに日曜昼に出向いてみました。
先客は南アジア系男性のおひとり様と若者2人組、接客はいつもの店員さんと初見の店員さん2名の体制で、店内の大型モニターではボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気俳優サルマン・カーンとカトリーナ・カイーフ等のミュージカルシーン等が映し出されています。
店奥のホワイトボードの日替わりメニューにビーフパヤの記載があることを確認の上、ロティとともに注文(計972円)
すぐさま、至近店よりも小盛りのゴマドレッシングがかかった、キュウリやトマトスライス少々と千切りキャベツ主体のサラダが登場。ゴマドレッシングが少々甘くてよかったです。
10分ほどして、ロティ1枚とステンレスカラヒ(鍋)に入ったビーフパヤが登場。
骨の周りの飴色の皮が付いた塊1つと骨から外れた塊1つはトロトロに煮込まれて柔らかく、味付けも適度にスパイシーで塩辛くないです。
焼き加減の良いロティと合わせてサクサクと完食。
他のカレーに比べれば可食部が少なく物足りないものの、この日は朝食が遅かったため、かえって都合がよかったです。
<2017年9月再訪>
前日のマイレビュアーさんのUPしたイードスペシャルメニューの写真に触発され、日曜昼前に出向いてみました。
先客はおらず、接客は南アジア系男性店員2名とオーナーさんの体制です。
イードスペシャルメニューのホワイトボードは、既に撤去されていましたが、店員さんに写真で見たマトンナムキーン(税抜1,000円)とタンドーリチョップスがないか尋ねると前者のみあるとのことにつき、ロティ(全粒粉のパン)とともに注文。
その後、別の店員さんからマトンジョイントスチーム(税抜1,500円)が残っていると伝えられたため、追加注文。
いつもながらのゴマドレッシングがかけられた千切りキャベツとキュウリスライスのサラダが登場。
15分ほどして、マトンジョイントスチームと緑色のチャトニ(ソース)が登場。
20cm大の骨にこんもりと肉が付いて、ニハリの3~4倍くらいのボリュームがあります。
肉にレモンを搾りかけ、チャトニを付けると美味しいです。しかしながら、食べ続けていると味が少し単調に感じてしまいました。
続いての針生姜と小口切りされた青唐辛子が入ったマトンナムキーンは、小ぶりな骨付きマトンがゴロゴロ入っており、肉はマトンジョイントスチームよりも柔らかくて美味しかったです。
名前で想像していたほど塩分は感じられず、どちらかというとマトンカラヒの方が好みです。
ロティと合わせて完食。満腹満足な休日ランチとなりました。
追伸:イードスペシャルは食材が残っていたため、3日目以降でも食べられましたが、興味のある方はお店に電話で問い合わせることをお勧めします。
オーナーさんのtwitterでお店の最新情報がUPされています。また、某ブログや某HPでオーナーさんのインタビュー記事が掲載されています。
<2017年7月再訪>
ナワブ 日本橋店(都内)で今春からパキスタンスペシャルを提供開始したこともあり、自宅から遠いこちらのお店に足が遠のいていたところ、オーナーさんのtwitterでファルーダ(パキスタンやインド等で人気のデザート)を提供開始したことを知り、久しぶりに土曜昼に出向いてみました。
接客はオーナーさんと南アジア系男性店員1名の体制で、店内の大型画面にはボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気俳優のシャー・ルーク・カーンやアーミル・カーンのミュージカルシーンが映し出されています。
メインでカドゥーゴーシュト(冬瓜とマトンカレー)とバスマティライス(計972円)を注文。
すぐさま、ごまドレッシングがかけられたサラダが登場。可もなく不可もなしです。
15分ほどしてカドゥーゴーシュトとバスマティライスが登場。
針生姜が載せられ、小口切りされた青唐辛子が入ったカドゥーゴーシュトは、サイコロ大にカットされた冬瓜がゴロゴロ入って、骨付き混じりのマトンが柔らかく適度にスパイシーです。
パラパラのバスマティライスに少しずつかけて食べると、良い塩梅でライスが汁気を吸って美味しく、このお店のビリヤニの9割程度のボリュームのライスであるも、サクサクと完食。
続いてオーナーさん曰く「人気がある」デザートのファルーダ(600円)を注文。
少々待つと、透明なプラスチックカップ入りで登場。
白、ピンク、黄緑、黄色、黒とカラフルな甘い粒(インド・パキスタン料理店のレジ脇にあるカラフルなフェンネルに似ているが、ファンネル自体は入っていないもの)が載せられ、うどん程度の太さの白いトウモロコシ由来の麺が入り、その下にイチゴ味のようなローズシロップが混ぜられたバニラアイスがあるので、店のメニュー説明書きのドリンクというよりも、パフェです。
トウモロコシ由来の麺の一部は水分(茹で?)が足りず、乾燥したままのマカロニ同様の固さのものがあり、少々残念。
しかしながら30度を超える暑さにはひんやりして甘く、良かったです。
満腹満足な休日ランチが楽しめました。
追伸:レジ近くにパキスタン産マンゴーが1個350円で売られていました。
<2017年1月再訪>
都内にハビビ ハラル レストラン(西大島)が昨夏にオープンしたこともあり、自宅から遠いこちらのお店は足が遠のいていましたが、春先のような暖かい陽気に誘われて日曜正午過ぎに久しぶりに出向いてみました。
先客は日本人ばかり、おひとりさまのほか、グループ客や家族連れ、当方の後からも女性グループやカップルが来店して、テーブルがほぼ埋まって盛況です。
接客はこげ茶のシックなサルワールカミーズのオーナーさんと、顔なじみのインド人男性店員1名の体制で、店内の大型モニターには、90年代にインドで大ヒットしたボリウッド映画(ヒンディー語映画)「DDLJ」のシャー・ルーク・カーンとカージョルのミュージカルシーン等が映し出されて、とても良い雰囲気です。
店奥の日替わりメニュー記載のホワイトボードから、日曜限定提供のビーフパヤ(脚関節部分の皮とゼラチン質の煮込みカレー)、ロティ(全粒粉のパン)、チキンビリヤニ(スパイシーなパエリア風ライス)をオーダー。(972円×2=計1,944円)
先にいつもながらのキャベツとキュウリの千切りサラダが登場。
店が混雑していたこともあり、20分ほどして、ビーフパヤ、ロティ、チキンビリヤニ、ライタ(スパイス、キュウリのみじん切り入りのヨーグルトソース)が登場。
ビーフパヤは以前食べた時とは異なり、大きな骨付きではなく、チャナ豆(ヒヨコ豆)くらいの小さな骨がいくつか、皮の中に含まれています。
皮とゼラチン質がトロトロに煮込まれ、適度にスパイシーなスープがおいしく、小麦の素朴な味がする、素焼きのロティにぴったりでサクサクと完食。(少々獣臭があって癖のある料理につき、好みが分かれると思います。)
続くチキンビリヤニは、以前と作風(コック?)が変わったのか、ミントの葉、輪切りの生タマネギ、スライスしたトマトが彩り良く、トッピングされています。
白、黄色、オレンジ色とまだらなバスマティライス(高級長粒米)にチキンの手羽元やあばら部分の骨付き肉がいくつか埋まっていて、刻んだ青唐辛子が利いてスパイシーで、ライタをかけて酸味がついておいしいです。
ティッカハウス(行徳)並みのボリューム(800g程度)につき、軽く茶碗一杯程度を食べ、持参のタッパーに詰めて持ち帰りとしました。
追伸:持ち帰って夕食にした、ビリヤニはとてもおいしく、きれいに完食しました。
<2016年8月再訪>
北千住駅で草加のパキスタン店に電話したところ、今日のパキスタンスペシャルでビリヤニはないとのことだったので、つくばエクスプレスに乗って、久しぶりに山の日の正午過ぎに出向いてみました。
先客は南アジア系の男性グループとおひとりさま、後から日本人女性が入店。接客はいつもの南アジア系男性店員2人で、後からオーナーさんが入店したので軽く会釈。
店奥のホワイトボードメニューで、このお店では未食のシャルジャムゴーシュト(かぶとマトンのカレー)とバスマティライスを注文。
先にいつものサラダ、待つこと10分ほどで料理が登場。
かぶが煮崩れており、小ぶりにカットされた骨付きマトンもとても柔らかく、針生姜と小口切りの青唐辛子が適度にスパイシーで、Handi レストラン(千葉県野田市)と同様のボリュームの、パラパラしたバスマティライスにカレーを載せて食べるととてもおいしく、サクサクと完食。(972円) 以前よりも心なしか少しマイルドになった感じがしましたが、とても食べやすくてよかったです。
<2015年9月再訪>
大イード(犠牲祭)のスペシャルメニュー狙いでイード3日目の土曜午前11時半過ぎに入店したところ、先客はパキスタン人2名、南アジア系の男性店員4名が椅子に座っており、日本の正月3が日の1月3日のように、イード疲れのご様子です。
この店恒例のイードスペシャルメニューの立て看板が店頭に出ていなかったため、店員さんに尋ねると、店奥のホワイトボードメニューを指さされ、日替わりメニューのマトンビリヤニ等に加えて、マトンジョイントスチーム、マトンクンナー、マトンブナ等の記載がありました。
マトンジョイントスチーム、マトンクンナーのほか、先達レビューを参考にこの店では個人的に初の(ホワイト)ライスをオーダー。
すぐさま、いつもながらのサラダが登場。ボリウッド映画(インドのヒンディー語映画)の人気女優Aishwarya RaiやKareena Kapoorのミュージカルシーン(DVD?)や、イードのバラエティ番組を流すパキスタンTVを見ながら待つこと15分で料理が登場。
ライスはこの店のビリヤニの9割程度のボリュームのバスマティ(インドやパキスタンの高級長粒米)で、炊き加減が良く、パラパラしてとても良い香りがします。
マトンクンナーは大ぶりのふくらはぎのカットした塊がゴロゴロ入っており、肉の繊維が縦に裂けます。
付け合せのカットレモンを絞り、揚げ玉ねぎスライスや針生姜を全て投入し、青唐辛子は入れない、マトンクンナーをバスマティライスにかけると、適度にスパイシーで絶妙においしく、ライスが余りカレースープを吸わないので、バスマティライスで食べる南インドのミールスのようにサクサクと完食。
続く、肉はこぶし大くらいある「マンガ肉」状のマトンジョイントスチームは25㎝大の骨と関節付きで、骨や関節から肉を外し、肉にカットレモンやミントソースをかけながら食べると、肉のボリュームが多く、味が単調になってきたので、さらにミントソースを加えて完食。満足な休日ランチとなりました。(計2,376円)
追伸:イードの場合、大抵3日間はスペシャルメニューがありますが、4日目以降もスペシャルメニュー用の肉等の食材が残っていれば、イードスペシャル料理が食べられる可能性があるので、興味のある方はお店に電話で確認することをおすすめします。(交渉次第では予約できるかもしれません。)
<2015年5月再訪>
連休の土曜正午前に出向いたところ、パキスタン人と日本人の各グループやおひとりさまで6割程度のテーブルが埋まっており、接客はオーナーさんと南アジア系男性2名の体制です。
店奥のホワイトボードメニューには食べたことのある料理が多かったので、こちらでは1年ぶりになるニハーリ(税抜900円)、ロティとマトンビリヤニ(税抜900円)をオーダー。すぐさまサラダ、15分ほどしてニハーリ、付け合せ(カットレモン、針生姜、刻み青唐辛子、揚げ玉ねぎスライス)、ロティ、マトンビリヤニとライタが登場。
ニハーリは骨の長さが15㎝弱と少し小ぶりながら、肉はマーディナ(伊勢崎市)に肉薄するほどこんもり付いています。また、ホット・スプーン(富山県射水市)、DIL(富山県射水市)やハムザレストラン(富山市)よりはとろみが少ないものの、カーンケバブビリヤニ(新橋)やチャスカ(茨城県坂東市)のスープ状のニハリよりはとろみがあります。(両者の中間くらい)
スパイシーさもパキスタン系の富山勢より強く、コルカタ系のカーンケバブビリヤニやチャスカに匹敵するほどで、顔から汗が滴り落ちるのでお手ふきで顔をふきふき、全粒粉のあっさりした薄焼きのロティと合わせて完食。
続いてマトンビリヤニはいつもながらの大盛りで、ライタをかけて3分の1ほど食べ、残りを持参のタッパーに詰めて退店。(夕食でレンジアップして完食。)
追伸:レジ横のジャレービやラッドゥ等のミターイ(お菓子)に加えて、インド系イベントや新大久保等のハラルフード店でおなじみのハルディラムの豆等の袋入りスナックも販売されていました。
<2015年2月再訪>
土曜午後1時過ぎに出向いたところ、先客はパキスタン人と日本人のおひとりさまで、接客はオーナーさんと南アジア系男性店員2名の体制です。
店内中央付近の大型スクリーンにニュージーランドで開催中のクリケットワールドカップのパキスタン対西インド諸島戦が映し出されており、日本人以外は観戦で気もそぞろな感じです。
店奥のホワイトボードの日替わりメニューに個人的に未食のポタマサラ(砂肝カレー:税抜900円)があるのを発見し、ロティをチョイスしてオーダー。
すぐさま以前よりも一回り小振りの小さな器に入ったサラダ、15分ほどしてステンレス製カラヒ(鍋)に入ったポタマサラ、ロティが登場。
砂肝が30個ほどこんもり入ったポタマサラは針生姜と刻み青唐辛子が沢山入り、この店のマトンカラヒのような赤い油が多く浮いているので、青唐辛子と赤い油を避けつつ、砂肝をそろりとスプーンですくって口に入れると臭みが全くなく適度に柔らかく、スパイシーでとても美味しいです。
さっぱりしたロティと合わせてあっという間に完食。
続けてライタをマトンビリヤニ(税抜900円)にかけて、茶碗一杯ほど食べて、残りをタッパーにつめて終了。
追伸:レジ横の棚のミターイ(お菓子)の中に、舟和の芋羊羹をハーフカットしたような一口サイズ8個入りのチャナダル(ひよこ豆)をすりつぶして作ったハルワを初めて見かけましたが、カロリー摂取過多につき、購入を見送りました。
<2014年12月再訪>
約5か月ぶりに午後1時前に出向いたところ、オーナーさんから「久しぶり」と声をかけられました。
南アジア系男性グループ客、日本人サラリーマン、家族連れ、おひとりさまと多様な客層です。
店奥のホワイトボードメニューに個人的に初見のチャナアチャーリマトン(税抜900円)があったので、セットはロティをチョイスし、マトンビリヤニ(税抜900円)とともに注文。
すぐさま定番のサラダ、15分ほどしてステンレス製カラヒ(鍋)に入ったチャナアチャーリマトン、ロティ1枚、ライタ、マトンビリヤニが登場。
チャナアチャーリマトンはとうもろこしの粒に似たひき割りのチャナダル(ヒヨコ豆)がゴロゴロと大量に入り、一部の豆が煮溶けてドロッとして油っぽくなく、小さくカットされた骨付きを含む柔らかなマトンが10個程あるほか、針生姜や黒胡椒で適度にスパイシーかつアチャールの酸味があって、素朴な味のロティと合わせるとおいしいです。
マトンビリヤニはカルダモン、丁子、青唐辛子、レモン皮のほか、骨付きを含むマトンが10個程入り、バスマティライスはこの店で食べた中で一番パラパラしてサクサクと口に入ります。しかしながら、ボディーブローのように腹持ちするチャナを食べたため、半分程度食べて、残りを持ち帰りました。
追伸:レジ横の棚に店製造のミターイ(お菓子)として透明のパックに入ったジャレービ、ラッドゥ等のほか、日本製チョコレートが500円で販売されていました。
<2014年7月再訪>
夏休みを取って、六本木で公開中のテルグ映画(南インド・アーンドラプラデシュ州映画)鑑賞後にラマダン(断食月)明けのイード(お祭り:正月3が日のようなもの)2日目のスペシャルメニュー狙いで八潮まで出向いてみました。
午後2時過ぎに入店したところ、南アジア系の男性グループ客と日本人カップル1組、後からおひとりさまが入店し、接客は南アジア系男性店員2名とオーナーさん、厨房にシェフ1名の体制です。
外に表示されたイードスペシャルメニューから未食のマトンアチャーリハンディのほか、ロティとマトンジョイントスチームをオーダー。
先にサラダ、10分ほどしてマトンジョイントスチーム、ミントソース、ロティ1枚、マトンアチャーリハンディが登場。
マトンジョイントスチームは15cm大の骨に昨日食べたハンディーレストラン(野田)よりも一廻り巨大な肉が付いており、アツアツで柔らかく、付け合せのレモンを絞り、ミントソースをかけると酸味が加わり、とても美味しいです。
続いてマトンハンディアチャーリはステンレス製カラヒ(鍋)に小振りながらとても柔らかい肉が25個ほどたっぷり入り、酸味が強い上にスパイシーで、素朴な小麦の味がして、ハンディーレストランよりも少し大きなロティと合わせると食が進み、ペロリと完食。
会計時に各種ミターイの箱が30個ほどあったので、オーナーさんに尋ねたところ、パキスタン・カラチからイードのために輸入したとのことで、思わず買ってしまいました。(700円、料理含め計2,700円)
なお、イード初日の昨日は300人の客が来店し、マトンクンナーは注文が多かったので、もう1回仕込んだとのこと。
こちらのお店では、食材が残っていれば、イードの数日間はスペシャルメニューを食べられるので、興味のある方はお店に電話で問い合わせてみてください。
帰りは東京メトロの1日乗車券を持っていたこともあり、フリー区間となる千代田線の綾瀬駅行きのバスに「両新田」バス停から乗った(PASMO利用:247円)ところ、35分程度かかったので、北千住や秋葉原に向かう場合はつくばエクスプレス八潮駅まで歩き又はバスで行く方が早いです。
追伸:他のイードスペシャルメニュー(写真も参照願います)
マトンクンナー、ブナゴーシュト、シンディビリヤニ、チキンアチャーリハンディ、チキンバダミコルマ、マトンナムキンペシャワリ、チャナバトゥラ、マライボディ、チキンボディ、チキンティッカ、チキンボンレスボディ、シクカバブ
なお、買ったミターイにはインド系イベントでよく売られているソーンパプディも1つ含まれており、ギー(バター)たっぷりのヘビー級スイーツが多かったです。
<2014年5月4日再訪>
他流試合(?)を数多くこなしてきたため、約9か月ぶりに日曜午後12時半過ぎに出向いてみました。
先客は日本人女性2人組、子連れの日本人、日本とパキスタンのおひとりさま、後からファミリールームに入ったパキスタン人の民族衣装を着たご婦人を含む家族連れ、男性3人組などで賑わっており、店内にはボリウッド映画のミュージカルシーン等が映し出されています。
店奥のホワイトボードメニューに大好物のニハーリがあるのを見つけ、ロティ2枚とともにオーダー(計1,188円)
すぐさま胡麻ドレッシングのかかったサラダ、15分ほどしてステンレスカラヒに入ったニハーリ、付け合せ(8分の1カットのレモン、みじん切りの青唐辛子、揚げ玉ねぎ、針生姜)とバスケットに載せられたロティ2枚が登場。
ニハーリは15cm弱の骨入りで、マトンが骨から外れており、肉のボリュームはマーディナ(伊勢崎)よりも少ないものの、カレーソースはマーディナよりも油分が少なく、とてもおいしいです。
付け合せを全て入れてしまい、青唐辛子が効きすぎて辛いので、青唐辛子を避けつつ、小麦の素朴な味がして歯ごたえあるロティをニハーリと合わせると絶品で、汗を滴らせながらバクバクと完食。
国内各地のパキスタン料理店を巡ってきましたが、改めてこちらのお店のハイレベルな味に感心しました。
オーナーさんによれば、明日は40人のパヤパーティーがあるとのことで、繁盛しているご様子でした。
<2013年8月10日再訪>
平日に休みが取れず、盆休みもないため、浜松や富山県射水市のイード・アル=フィトル(ラマダーン(断食月)明けの祭り)のスペシャルメニュー狙いの遠征は見送り、37度の酷暑の中、ランチタイムに出向いてみました。
日本人の比率が高いですが、パキスタン人のおひとりさま客も見受けられます。
以前のスペシャルで未食のマトンペシャワリカラヒ、ロティと持参したタッパーでの持ち帰り前提でシンディビリヤニをオーダー、10分ほどして到着。
カラヒは針生姜、青唐辛子、プチトマトが入り、この店の1kg単位で注文できるマトンカラヒよりもスパイシーではなく、肉も小さいですが、イードゆえか、フレッシュで柔らかな骨付きを含む塊が16個もあります。
ロティは小麦粉の輸入価格高騰のせいか、セットで1つしか付かなかったのですが、素朴な味が油ギッシュなカラヒによく合います。
ペロリと平らげて、半月状にスライスされたジャガイモ、レモン、グリーンカルダモンが混ざったシンディビリヤニは骨付きマトンが6個入りで、セットのクミンシードが沢山入ったライタをかけ、茶碗一杯ほどの量をホカホカな状態で食べ、残りをタッパーに詰めて、お会計(2,000円)し、満足なランチとなりました。
追伸:白い帽子に白装束を着た、あごひげのオーナーさん曰く、木、金のイードは大盛況だったとのことです。
<2013年7月15日再訪>
ラマダーン中の午後4時半に入店したところ、日本人グループ1組と飲食抜きで涼んでいるパキスタン人客1人でまったりとした雰囲気です。
この日はこの店では未食のマトンプラオ(900円)がホワイトボードメニューにあったため、注文。
すぐさまサラダ、15分ほどして、ライタとともにマトンプラオが到着。
マトンプラオはこの店のビリヤニ並みのボリュームで、マルハバ(池袋)のビリヤニやラヒパンジャビキッチン(西荻窪)のブラウンライスとよく似た薄いこげ茶色に染まったバスマティライスで、シナモンやブラックカルダモンも入り、肉の油分のせいか、中華料理のちまきのように、照りがあります。
また、骨付きを含む小振りなマトンの塊が15個程あり、柔らかくておいしいです。
ライタがなくても全くスパイシーではなく、ライタをかけてしまうと、プラオの油分と相まってか、マヨネーズ分の多いドレッシングのように、クドく感じてしまいました。
追伸:日本人グループがデザートのザルダやキールはどういう料理か、店員に質問したところ、パキスタン人客が「甘いごはん」と通訳を買って出ていましたが、自分は主食の「ごはん」と被るので、デザートはパスしました。
また、レジ手前のテーブルにラマダーンの日没後のイフタール(軽食)用と思われるデーツ(なつめやし)が6箱置いてありました。
<2013年1月6日再訪>
午後3時前に入店したところ、日本人カップル以外は、パキスタン人と思しき客数人がスタッフと談笑中です。
この日は、マトンバローチ(900円)がホワイトボードメニューに記載されていたため、ロティとともに注文。
サラダ、10分程して、マトンバローチがロティ2枚とともに到着。
マトンバローチはヨーグルト入りなのか、白っぽいですが、マトンホワイトコルマよりもスパイシーで、ブラックカルダモンやカルダモン入りで味わい深く、骨付きを含むマトンが10個程入り、肉がプリプリしてとてもイケます。
噛みごたえのあるロティを浸しながら、ペロリと完食しました。
<2012年12月28日再訪>
午前中で出張先の仕事かつ今年の仕事が終了したため、足を延ばして金曜の午後1時半頃に出向いてみました。
店内はパキスタン人と思しき数人の客と日本人客が数人います。
某ブログでマトンバローチが最近メニュー化されたと知り、注文したものの、この日はなかったため、第2希望の定番メニューのマトンビリヤニ (900円)を注文。
ビリヤニは集団礼拝日の注文を見越して、予め作っていたと思われ、数分でライタ、サラダとともに到着。
骨付きの大ぶりマトンが9つ入り、肉が柔らかく、ライタと混ぜ合わせると、辛味と酸味が絶妙となり、パラパラの大盛りバスマティライスが口にお茶漬けさながらに、さらさらと入り、あっという間に食べ尽くしてしまいました。
来年もこの店に足が向いてしまいそうです。
<2012年10月27日再訪>
イード・アル=アドハー(犠牲祭)のスペシャルメニュー狙いで土曜12時半過ぎに出向いてみました。
8月同様に店入口にスペシャルメニュー看板が立てられています。(別添写真をご覧ください。)
金曜(集団礼拝日)の翌日ゆえか、先客は日本人カップル1組のみで閑散としています。
食べたことのないメニューのマトンホワイトコルマ、シンディビリヤニをロティとともに注文。
イードで多数の注文を見越して、予め炊き込んでいたと思しきビリヤニはサラダ、ライタ、マンゴージュース(従来のパキスタン日替りメニューに付かなかったランチサービスで、富山県射水市周辺のパキスタン料理店を彷彿させます。)とともにすぐさま到着。
10分程してマトンホワイトコルマがロティ2枚とともに到着。
マトンホワイトコルマはマトンコルマよりもヨーグルトが少々入っているようで、マイルドですが、沢山の針生姜も相まって、スパイスは効いており、プリプリの骨付きマトンが12個入りで、噛めば噛むほど味わい深いロティに浸して食べると、とても美味しいです。
半切りの小さなジャガイモが4つ、青唐辛子が3本、骨付きマトンが5つ、輪切りレモン、ブラックカルダモン、杏子も入って、スパイシーかつ多様な味わいのシンディビリヤニはライタを回しかけて軽く茶碗一杯ほど食べて、残りは持参のタッパーに入れ、夕食用に持ち帰りました。
イードの無料デザート(土曜まで提供)のスージハルワ(レーズンやナッツ入りのセモリナケーキ)はあっさりした甘みで、満足なランチとなりました。(計2,000円)
<2012年8月20日再訪>
富山県射水市周辺のパキスタン料理店を4店巡った後、1日挟んだ月曜の開店直後11時半にイード・アル=フィトル(ラマダーン(断食月)明けの祭り)のスペシャルメニュー狙いで出向いてみました。
イード2日目とあってか、先客はおらず、早速オーナーさんにイードのスペシャルメニューを尋ねて、店内のメニュー看板を撮影しようとしたところ、店入口の看板を案内されました。(別添写真をご覧ください。)
オーナーさん曰く、前日は徹夜で料理を用意し、朝7時に開店したところ、店外まで客が溢れて大混雑で、7月からパキスタン・ラホールの有名レストランのシェフが来たため、今まで提供していないメニューもあるとのこと。
以前のイードでありつくことのできなかったマトンジョイント(マトンの関節部分)とマトンクンナー(マトンのふくらはぎ)をロティとともにオーダー。
いつも通り、すぐにサラダ、15分ほどして、マトンジョイント、マトンクンナーがロティとともに到着。
ヨーグルトベースのミントソースは爽快な辛さで、レモンを振り掛けたマトンジョイント(オーストラリアから輸入した巨大な骨付き)によく合います。
マトンクンナーは縦に繊維が裂ける柔らかい大ぶりの肉がゴロゴロ8つ入りで、カレーは少々油っぽいものの、とてもスパイシーで素朴な味のロティを浸して食べると、とてもおいしいです。
思わず、ロティをもう1枚お代わりして、完食し、お会計。(2,200円)
今日も満足なランチとなりました。
<2012年7月1日再訪>
午後2時半に入店したところ、パキスタン人客がセンターテーブルに10人ほどいて、とても賑やかです。
マトンプラオ狙いだったのですが、この日は彼らのおすそ分け的なスペシャルメニューとして、アフガニスタンの首都カブールから名付けられたカブリプラオ(900円)があったので、注文してみました。
先にサラダ、5分ほどしてプラオが到着。
甘く煮た白いナッツ(ピスタチオ?)、刺身のツマのように細長くスライスされたニンジン、レーズン、刻んだデーツが載せられ、牛肉の角切りが2つ、小さな肉が5つ埋まって、照りがあってパラパラのバスマティライスは、モチ米のように弾力性があって、あっさりしています。
パキスタンデザートのザルダに似た味ですが、ザルダと異なり、ライス自体は甘くなく、具材に甘みがあります。
ボリュームはこの店のビリヤニ並みで、大食漢には程良く、満腹となりました。
追伸:オーナーさんによれば、今年のラマダーン(断食月)は7月22日頃から約1か月間で、終了後のイードではスペシャルメニューを提供するそうなので、興味のある方は出向いてみてはいかがでしょうか。
<2011年12月30日再訪>
午後2時に入店したところ、集団礼拝日である金曜日ということもあってか、子供連れを含むパキスタン人客が10人ほどいて、とても賑やかです。
予約していたマトンカラヒ1kg(3,000円)とマトンビリヤニ(900円)を注文。
サラダ、ビリヤニ、ライタ、カラヒの順で到着。
今日のビリヤニはたまたまなのかわかりませんが、かみ切れるほど薄くて柔らかい軟骨部分が多く、骨付きマトン好きにはたまりません。
ライタは容器になみなみと入っており、私が食べた店の中ではビリヤニとともに一番多い量ですが、肉の旨み、スパイスやライタの酸味が混然一体となったバスマティライスを一気に完食。
マトンカラヒは最初から持ち帰るつもりで、四方をパッキン止めできる大型タッパーウエア持参でしたが、我慢しきれず、骨付き肉を一口だけ食べてしまいました。
残りは帰宅後のお楽しみとしてとっておいて、持ち帰りのロティを2枚(400円)つけて合計4,300円でした。
追伸:帰宅後にマトンカラヒを食べましたが、マトンビリヤニやマトンコルマよりも肉のサイズが一回り大きい骨付きマトンがゴロゴロ入っており、沢山の針生姜、青唐辛子、粒コショウなどのスパイスやトマトの旨みも十分で、この店で食べた中では一番おいしい料理でオーナーさんおすすめメニューということが納得できました。
1kgは大食漢の人の2人分程度のボリュームであるため、複数で分けるか、持ち帰るのがよいかと思います。
<2011年11月26日再訪>
午後3時前に入店したところ、日本人カップルのみで静かです。
オーナーさんに今日の珍しいメニューを尋ねたところ、この店で初見参のポットアンドレバー(鳥モツとレバー)があるとのことで、ロティとマトンビリヤニとともに注文。
いつものサラダ、ビリヤニ、ライタ、ポットアンドレバーとロティの順で到着。
ポットアンドレバーはカラヒにてんこ盛りで歯ごたえ良いモツと臭みのないレバーはスパイスたっぷりであっさりとしたロティに合わせてあっという間に平らげてしまいました。
続いてのビリヤニはいつもながら骨付きマトンの塊がゴロゴロ入っており、ライタと合わせてバスマティライスもおいしく、こちらも完食。
(合計1,800円)
日本人向けに手加減しないこの店のパキスタンスパイスマジックに今日もやられてしまいました。
<2011年11月12日再訪>
午後2時半頃に入店したところ、全て日本人客のみでした。(後から持ち帰り注文のパキスタン系客が1人来ました)
オーナーさんに今日のメニューを尋ねたところ、ニハーリかチキンローストとのことだったので、食べたことのないチキンローストをロティとともにチョイス。加えてマトンビリヤニも注文。
しばらくしてサラダ、チキンロースト、ロティが順に到着。チキンは4分の1サイズで表面にスパイスがまぶされており、ミントソースをかけて食べるとちょうどよい味ですが、肉自体は少々パサパサだったのが、残念でした。
マトンビリヤニはいつも通り、スパイス入りライタをまわしかけて、骨付きマトンの塊やパラパラのバスマティライスも相変わらずのおいしさでパクパクと完食。(合計1,800円)
今日も満足なランチとなりました。
追伸:オーナーさんによると1、2日ほど前に予約すれば、スペシャルメニューに応じるとのことでした。
<2011年10月29日再訪>
午後2時半頃に入店したところ、日本人客3組、パキスタン人客2組でこの時間としては賑わっています。
オーナーさんに今日のマトン料理を尋ねたところ、マトンコルマとのことだったので、ロティとともに注文し、食べきれない分は持ち帰りにするつもりで、チキンビリヤニも注文。
サラダ、ビリヤニ、ライタはすぐ到着し、マトンコルマとロティは15分程で到着。
他店の1.5倍から2倍ある大盛りのチキンビリヤニは各種スパイスや青唐辛子入りで大ぶりの骨付きチキンが埋まっており、スパイス入りライタをバスマティライスにかけるとマイルドになってサクサクと食べられますが、今日はマトンコルマもあるので、半分残して持ち帰りに。
続いて針生姜が10数本載ったマトンコルマは大ぶりの骨付きマトンの塊が8つ程入り、コンビーフのような煮溶けた肉もあり、抜群のスパイス感で顔中汗まみれになりながら、ロティ2枚と合わせてペロリと完食。
今日はマトンコルマの油が多かったのが少々残念でしたが、満足なランチとなりました。(合計1,750円)
<2011年8月31日再訪>
事前に店に問い合わせたところ、この日はイード(ラマダーン終了後の日本の正月3が日のようなもの)の特別料理があるとのことで、午後7時半に入店。
パキスタン人のグループが4組いて、とても賑やかです。10回程訪問した中で初めて見かけたパキスタン女性客を含むグループはファミリールーム(個室)にいます。
サリーを着た女性店員の手にはメヘンディ(植物染料で描いた模様)が施され、いつもは見かけない沢山のジャレービ(揚げ菓子)のパックがレジ脇に置いてあり、オーナーさんも次々と来店するパキスタン人客とハグしてお祭り気分です。
この日は特別料理でチキンカラヒもありましたが、骨付きマトン好きの自分(この時間帯唯一の日本人)は迷うことなくブナゴーシュト、ロティとデザートのキールを注文。10分程でロティとブナゴーシュトが到着。
ブナゴーシュトはマトンコルマよりも油が少なく、大き目の骨付きマトンが8個、軟骨部分や煮溶けたコンビーフ状の肉も沢山入っており、とてもスパイシーでおいしく病みつきになる味です。
ロティは少々焼き過ぎでしたが、素朴な味がこってりしたマトンにとてもよく合います。
オーナーさんから「チャナバトゥーラもおいしいよ。昨日来た日本人はみんな頼んだよ。」とのセールストークに負けて、注文。しばらくして、チャナ豆がたくさん入ったカレーと2枚のバトゥーラが到着。
クミンシードが混ぜ込んであるバトゥーラ(フライドナン)の揚げ具合は程よく、クミンの味がしてチャナ豆によく合います。
ひんやりしたキールは人参、米、ナッツをミキサーで細かく刻んだようであっさりした甘さが心地よく、以前のインド人シェフが作ったものよりもクリーミーでとてもおいしいです。
チャナバトゥーラを半分持ち帰りにしてお会計で2,200円。
今日も大満足なディナーとなりました。
追伸:今年のイードはラマダーン終了後の8月30日から9月1日までの3日間に特別料理を提供するそうです。
<2011年8月9日再訪>
午後7時半に入店したところ、イフタール(断食明けの夕食)で民族服を着たパキスタン人客が何人かくつろいでいます。
マトンカラヒを注文したところ、パキスタンシェフがオーナーさんに話しかけ、その通訳によれば、カラヒは調理に1時間かかるからマトンコルマ(800円)に変更したとのこと。
それでもラマダーン期間中ということもあってか、いつものマトンよりも大き目の骨付き肉が8個入っており、とてもスパイシ-で素朴な味のロティーにひたして食べると抜群でした。
次回はラマダーン終了後(8月30日頃)のイードに行ってみようと思います。
追伸:オーナーさんによれば、マトンカラヒは1キロから予約を受付けており、コルマよりもとてもおいしく、あっという間に平らげてしまうそうです。
<2011年8月6日再訪>
午後2時過ぎに入店したところ、ラマダーン期間中につき、日本人客2人のみで閑散としています。
久しぶりにマトンビリヤニ(800円)を注文、先にサラダ、10分程してライタ及びビリヤニが到着。
スパイス入りライタ(キュウリ等の野菜はなし)をビリヤニにまわしかけて、各種スパイスやレモンスライスの入ったパラパラのバスマティライスを混ぜ合わせると単に辛さだけではなく、酸味も加わり、とてもおいしいです。
また、骨付きを含む大き目のマトンの塊も7つ入っており、肉好きにも満足できます。
食いしん坊の自分はサクサクと完食しましたが、量は首都圏の上品な盛り付けの店の2倍以上あるため、少食の方や女性は食べきれない分の持ち帰りを頼んだ方が良いと思います。
個人評価として1,000円以下のビリヤニでは今まで食べた中で質量ともに一番のビリヤニです。
大食漢のスパイスやバスマティライス好きは一度挑戦してみてはいかがでしょうか。やみつきになること請け合いです。(後から来た客も注文していました。)
なお、外看板ではビリヤニは金曜限定のように表示していますが、毎日提供しています。(民族服を着ているオーナーさんは日本語堪能な気さくな方なので、気軽に確認できます。)
<2011年6月4日再訪>
パキスタン系男性客1人、日本人客10数人で圧倒的に日本人率が多くなっており、1年前に初めて行った時は自分以外はパキスタン系客のみだったところ、随分と様変りです。
今日はニハーリと丸いナンを注文し、出てきたサラダに割り箸が出されてびっくりしましたが、ニハーリが出てくるまで時間がかかるので、そのまま完食。
10数分してニハーリと丸いナン(計900円)が到着。ニハーリは針ショウガと千切りの揚げ玉ねぎが載って、長い骨と大きな肉の塊が4個あり、スープをすすると何とも言えないスパイスが相まって、前回食べたパヤのスープに少し似ているような味で割とあっさりしてとてもおいしいです。
ナンはふかふかして甘みがあり、ニハーリのスープに浸すとちょうど良い加減の味わいになります。
ナンがなくなりかけたところ、オーナーさんから追加料金なしで食べられるとのことだったので、ナンを追加。
よくある涙型のナンに比べて小さいですが、2枚を食べて満足しました。
デザートも食べたかったのですが、次に向かうコンサートの開演時間が迫っていたため、今日は断念しました。
次回は食べたことのないメニューに挑戦しようと思います。
追伸:若者客がオーナーさんにビリヤニはないかと尋ねていて、この店の味が浸透してきたのかと思いました。
<2011年5月15日再訪>
パキスタン系男性客3人、日本人客10人前後で店内はにぎやかです。
パヤと丸いナンを注文、ナンを手で打つ音が聞こえ、少し経って「間違ったけどいい?」とオーナーさんが尋ねながら、涙型のナン2枚、カラヒに入ったパヤとサラダが到着。
ナンの味には変わりないので、了承し、ナンを針生姜の載ったパヤのスープに浸しながらすすると、ゼラチン質が溶け込んだマイルドな味です。
肉はブタの鼻のような形で大きな骨二つの周りについている塊が一つと骨のない塊が一つあり、トロトロで柔らかく口の中で溶けてゆくようです。
また、食べ進んでいくとボディーブローのようにスパイスが効いてのどの奥がひりひり、顔からは汗がにじんできました。
ナン2枚では余るかと思いましたが、ちょうど良い具合でパヤを完食。
デザートで初夏のような陽気にぴったりかと思い、キールを注文したところ、残念ながら今日はないとのことで、ザルダ、スージハルワやラスマライには食指が動かなかったため、お会計し、900円。今日も満足な食事となりました。
<2011年5月3日>
午後、雨にも負けず、リトルパキスタン八潮にあるカラチの空に行ってきました。
店内はパキスタン系男性客4人組と1人と高齢の日本人女性客が1人。
テーブルに置いてある日本人向けのランチメニューには目を向けず、店の奥にある今日のメニューのホワイトボードに突進。
メニューに見当たらないパヤがないかとオーナーさんに尋ねたところ、日、月曜のみ提供とのことで、第2希望のアルビーゴーシュト(里イモと骨付きマトンカレー)と丸いナン(計800円)を注文し、暫し待つこと10数分。
やってきましたカラヒ(鍋)に入ったアルビーゴーシュト。里イモの粘りと骨付きマトンから溶けだしたコラーゲンがやみつきで適度な柔らかさのナン(1枚)に浸してバクバク完食。
肉がわずかしかないマトンもありましたが、都内では考えられないほどの大きな塊が7,8個あり、満足、満足。また、付け合せのミニサラダはオレンジ色のドレッシングが少々かかったトマト、キャベツやニンジンで箸休めといった感じです。
もう1食食べたいところ、完食できないことを見越してアルビーゴーシュトの粘りから連想したハリームとロティを持ち帰り(ミニサラダ付き900円)で注文し、帰宅後に夕食でおいしくいただきました。
ハリームはとろろというよりも納豆をしつこくかき混ぜたような粘りとアクセントの針生姜が相まってスパイスが効いており、また食べたくなりました。
ロティは2枚あり、トースターで焼き直したら固くなってしまったので、やはり店で食べた方がよいようです。
残念だったのは、持ち帰り用の薄いプラスチック容器は水平にしていないと液状のものは蓋からもれてしまいそうで、幸いハリームの粘り気で惨事には至りませんでしたが、電車に揺られているうちにレジ袋の中が油でしみていました。
2位
1回
2015/01訪問 2023/07/27
2023年7月27日で現店舗は一旦閉店し、29日から虎ノ門3-18-21久栄ビル2階へ移転再オープンとのこと。
お店のfacebookで日替わりメニューが紹介されており、各店舗毎にメニューが異なります。
なお、神谷町店は2014年11月から土日も南インド料理のランチビュッフェを開始しました。
<2015年1月17日再訪>
お店のfacebookでランチビュッフェ(1,200円)で個人的に未食のプリヨガレ(南インド名物のタマリンドライス)が提供されることを知り、土曜11時半過ぎに出向いてみました。先客は日本人一人だけだったのですが、当方の入店直後から日本人のおひとりさま、カップル、白人カップル、インド人グループが続々と入店し、6割程度のテーブルが埋まりました。
プリヨガレはこの店のビリヤニと同様に少しウエットな茶色いバスマティライスにピーナッツやマスタードシードが入っており、米粒をよく見ると赤唐辛子の細かい粉末がかかっており、少し辛いものの、肉入りのビリヤニに比べるとパンチがありません。
そこで少しマイルドなナダンチキンカレーとスパイシーなアンドラチリチキンカレーをライスに半掛けして食べると、とてもゴージャスになり、肉も柔らかくておいしいです。
いつもながらワダは外がサクサク、中が少しもっちりしており、半切りされたナス入りサンバルに浸しながら食べるととても美味しいです。また、アルーマタル(ジャガイモとグリンピース)カレーもマイルドでおいしいです。
二回戦はサンバルとワダ、タマリンドライスにいつもながらのマトンカレーをかけて完食。
デザートのダリヤパヤサムはピーナッツ、細かい粗挽き小麦の粒と細い麺状のセミヤ(バミセリ)が入り、ミルクのマイルドな甘さでとてもおいしく、3杯食べて終了。また、未食の料理があれば、再訪確実です。
<2014年9月23日再訪問>
お店のfacebookのメニュー紹介でランチビュッフェ(1,200円)に未食のパイナップルプリセリ、ジーラライスとスイートポンガルが提供されることを知り、秋分の日の11時20分に出向いてみました。
開店直後にもかかわらず、日本人ばかり先客数人が既に食事を始めており、早速ベジメニューのパイナップルプリセリ、サンバルとワダを皿に載せ、別の皿にジーラライスをよそい、その上にチキンフライ、マスタードチキンカレー、マトンカレーを載せて食事開始。
ライトイエローのパイナップルプリセリは大ぶりにカットされた熟したパイナップルがゴロゴロ入っていて、ヨーグルトとココナッツベースのようですが、そこそこスパイシーで、茶色く一見プラウのようにも見え、余り味のしない少しウエットなバスマティライスのジーラライスによく合います。
肉が柔らかいノンベジのカレーもジーラライスによく合い、全く食べなかったサラダ、イエローライスとケララパロタ以外は全て2巡しました。
デザートのスイートポンガルは黒砂糖のような甘さで、おかゆのように煮溶けたライス、ダル(豆)、ナッツが入り、容器の下から温められているため、アツアツながらもおいしく、計3杯食べて満足な祝日のランチを楽しむことができました。
追伸:店入口脇に水曜ランチ限定ベジタブルビリヤニ弁当(750円)のメニューが掲示されていました。
<2014年7月21日再訪問>
店のfacebookのメニュー紹介でランチビュッフェ(1,200円)に未食のベジプラウとダリヤプラディウマンが3連休最終日の海の日(祝日)に提供されることを知り、午後1時過ぎに出向いてみました。
先客はインド人を含むグループ1組と日本人男性のおひとりさま、当方の後から数組の家族連れやグループ客、おひとりさまが次々に来店し、店内はインド人ウエイター3名の体制ですが、いつもの平日の混み合ったランチビュッフェと異なり、のんびりと落ち着いた雰囲気です。
インゲン、ニンジン、ジャガイモが入ったミックスべジタブルカレーは少々スパイシーでおいしいです。また、ダイコンの入ったサンバルをサクサクのワダにかけるととてもよく合い、こちらのベジメニューはレベルが高いです。
また、少しウエットなバスマティライスに青唐辛子、ニンジン、シナモンやカルダモンが入ったベジプラウに細かく刻んだキュウリ、ニンジン、玉ねぎ入りのライタ(甘くないヨーグルトソース)をかけると、ビリヤニよりもマイルドでパンチが足りないので、ミックスベジタブルカレーを合わせるとスパイシーになって食が進みます。
続いて、ケララパロタをスパイシーで肉がゴロゴロ入ったアンドラチリチキン、ジンジャーマトンやメティチキンカレーに合わせるとおいしく、もう1度お代わりしたベジプラウにノンベジカレーをかけてノンベジプラウにするとさらに食が進み、完食。
最後にレーズン、ナッツ入りのダリヤプラディウマンは甘いミルクベースのおかゆ状で挽き割りした麦が入ったパヤサムのようなデザートで、常温だったのですが、もう1回お代わりしました。
惜しむらくはランチ営業開始から2時間ほど経ち、ケララパロタが硬くなってしまったことでした。よって、時間に余裕がある限り、ビュッフェではフレッシュな料理目当てにランチ営業開始直後に出向くことをおすすめします。
<2014年2月11日再訪問>
虎ノ門店のオープン以来、こちらには足が遠のいていましたが、2014年2月11日から祝日(土日を除く)もランチビュッフェ(1,200円)を開始したことを店HPで知り、早速11時15分の開店直後に出向いてみましたが、粉雪が舞う寒さにもかかわらず、日本人の先客が2名いました。
マトンビリヤニを少し小さめの皿によそってライタをかけ、チキンフライを少し載せました。全体が茶色く染まったバスマティライスのビリヤニはグリーンカルダモンや丁子のほか、マトンも小さなサイコロ状の塊がいくつか入り、あくまでも他の料理に合わせることを前提としているようで、少し油っぽく、それほどスパイシーではなく、個人的には虎ノ門の方が肉のボリュームとライスのパラパラ加減が良かったです。(なお、ケララパロタとライスはビリヤニがあるため、この日はパス)
チキンフライは名のとおり、唐揚げで、こちらも余りスパイシーではなく、マトンビリヤニの具の少なさを補い、ビリヤニに合わせるととてもおいしかったです。
別の大皿には、サンバル、☆パニルミリチマサラ、☆チキンハンデイマサラ、☆キラボンダ、☆ポテトポリヤル(☆初食の料理)を盛り付けました。
サンバルはハーフカットのナスがゴロゴロ入り、マスタードシードも沢山入っており、少しもちっとした青菜入りの団子揚げのキラボンダに合わせるととてもイケます。
パニルミリチマサラはサイコロ状のカッテージチースがグルテンミートのように弾力があって、おいしいです。
ポテトポリヤルはサイコロ状のジャガイモで、可もなく、不可もなしといったところです。
チキンハンディマサラは少し大ぶりの塊が入って、マイルドです。
2回戦はサンバル、パニルミリチマサラ、キラボンダ、マトンビリヤニ、ライタ、チキンフライを少し軽めによそって、平らげました。
締めのデザートは甘く温かい、ナッツとレーズン入りのセミヤパヤサムを2杯食べて終了。
退店時の12時過ぎには日本人客ばかり10数名でそこそこ賑わっていました。
追伸:木曜限定で、ドーサ(パンケーキ風のセットドーサ)弁当とイドゥリ弁当が各650円、13時30分以降はランチで1枚200円のチャパティやプーリを提供しているそうです。(詳細は写真を参照願います。)
ランチビュッフェでナンを提供している旨を一部の レビュアーさんが記載されていますが、ナンではなく、南インド名物のケララパロタを提供していることを申し添えておきます。
<2012年1月24日再訪問>
午後1時半に入店したところ、ピークタイムを過ぎてもほぼ満席で、子連れのインド人グループもいて賑やかです。
今日のスペシャルメニューのプーリは揚げてから時間が経ったようで油がまわり、固くなったのが残念でした。揚げ物はやはり開店直後が狙い目です。
チャナマサラは黒い豆も入っており、豆好きにはこたえられません。
マドラスチキンカレーは少しスパイシーです。また、ケララ風チキンカレーはココナッツミルク入りなのか、マイルドでとてもおいしかったです。(チキンカレーは各1回お代わりしました。)
ベジタブルカレーはいんげん、ニンジン、ジャガイモが沢山で冷凍ミックスベジタブルのようでしたが、味はよかったです。
ワダはいつも通りサンバルに浸すとたまらない味です。
マトンカレーはいつも通りスパイシーでした。
HAPPY HOURとして1時半以降の入店時にサービスされるマンゴーラッシーは程よい甘さでした。(他にも、ラッシー、コーラ、チャイ、コーヒー、オレンジジュースも選べます。)
締めのミックスパヤサムはセミヤ、タピオカとレーズン入りで1回お代わりしました。
<2012年1月3日再訪問>
店のHPでNew year lunch buffet specialが提供されることを知り、カレー初めとして、開店直後の11時20分に入店したところ、店内では数名の日本人客が食べ始めていて正月3が日で閑散としたオフィス街に立地しているにもかかわらず、この店の人気の高さがうかがえます。
いつも通り、サクサクのワダにはドラムスティックとナス入りのサンバルをかけて、ダルフライ(ひよこ豆のカレー)とアルパラク(ジャガイモとホウレンソウカレー)はケララパロタに浸して食べると優しい味でほっこりとします。
続いて大ぶりの肉がゴロゴロ入ったチキンビリヤニにライタをかけて食べると、しゃきしゃきの玉ねぎがアクセントとなってとてもおいしいです。
マスタードチキンは名前のイメージとは異なり、マイルドで肉もプリプリしておいしいです。
ジンジャーマトンは肉も弾力性があってこれもイケますが、辛さが際立つため、顔から汗が滴り落ちます。
ノンべジメニューは1回おかわりして満腹となりましたが、最後に別腹のデザートのケサリバート(セモリナ粉のパンケーキ)はレーズン、パイン、ナッツが入って少し温かく、甘い味でスパイシーな料理の締めにふさわしいものでした。
今年も折をみて、この店に通ってしまいそうです。
<2011年11月17日再訪問>
午後から有休を取って、13時20分に到着したところ、満席で5分待って入店できました。
店外の黒板の本日のスペシャルメニューにドーサと記載してあったため、クレープ状のものを期待したところ、パンケーキ状のセットドーサだったため少し残念でしたが、ダルやナス等の具沢山なサンバルやミントチャトニも混ぜかけて食べると絶妙の味となり、計4つ食べました。
また、ほくほくのワダもドーサ同様にサンバルとミントチャトニを混ぜかけて2つ食べてしまいました。
ソヤチャンクチャナはグルテンミートとチャナ豆の歯ごたえが良く、オニオンドライもスパイス感がありました。
チキンチェティナードはチキンがプリプリかつマイルドでケララパロタとあわせるととてもおいしく、ついついお代わりしてしまいました。
マトンカレーはランチタイム終わり際だったためか冷めており、今一つでした。
締めのパイナップルパヤサムは具沢山で干しブドウも入っており、午前中の肉体労働の疲れで体が欲していたためか、4杯平らげて、満腹ランチとなりました。
この店の残念な点は、南インド料理が売りなのに名物のワダやドーサをサンバルやチャトニと混ぜ合わせるとおいしくなることを表示しないため、何もつけないで食べて「おいしくない」等の感想が聞こえてくることで、もっと啓蒙してほしいです。
<2011年8月12日再訪問>
店のHPでRaksha Bandhan Specialとしてランチでハイデラバーディマトンビリヤニやパイナップルパヤサムが提供されると知り、開店時に一番乗りしようとしたところ、巨体の外国人2人組に猛スピードで追い越されて3着となってしまいました。残念。
お目当てのハイデラバーディーマトンビリヤニは骨なし肉の塊がゴロゴロ入っており、バスマティライスはパラパラで味がしみており、シャキシャキの玉ねぎが沢山入ったライタをかけると歯ごたえよく、たまらない味です。
チャナは豆が沢山あり、ヴェジスピナッチも程よいスパイス感です。また、ケララ式サンバルは大き目のナスが入っており、いつもよりもスープ状でほくほくのワダに染み込ませるとおいしいです。この日のヴェジメニューはどれも抜群でした。
マトンマサラはビリヤニに混ぜるとスパイシーさが加わり、マトン好きにはたまりません。
チキンモグライは白っぽく、カシューナッツやヨーグルトが入っているのか、とてもマイルドでおいしいです。
最後にお楽しみのデザートのパイナップルパヤサムは大き目のパイナップルが沢山入り、ほっこりと甘くて思わず3杯平らげ、満腹かつ大満足なランチとなりました。
<2011年7月26日再訪問>
店のHPで食べたことのないメニューのクスカ、チキンコサンブ、チキンヴァルヴァルドライが提供されると知り、開店直後の11時半に
到着。既に何組かのグループがビュッフェに群がり始めています。
クスカを事前にネット検索したところ、ココナッツミルクとスパイスをミックスしたバスマティライスとのことでしたが、店の外看板ではクスカチキンビリヤニとの表示で、食べても余りココナッツ味はせず、スパイシーでもありませんでした。ライタと合わせて食べるとさっぱりしてよいです。
チキンコサンブはスープ状のチキンカレーで、肉がゴロゴロ入っており、肉好きにはたまらない味です。
チキンヴァルヴァルドライは名前の通り、ドライカレーでチキンコサンブよりスパイシーで気に入りました。
マトンカレーはこの店でよく提供されており、チキンよりもさらにスパイシーです。
肉目当てで来たのですが、ミックスベジカレーは野菜が沢山入っており、とても満足しました。また、開店直後に提供されるほくほくあつあつのワダにドラムスティックやマスタードシード入りのサンバルを浸して食べると絶妙な味となり、南インド好きにはたまりません。
最後にデザートのタピオカやバミセリの入ったジャックフルーツパヤサムは立て続けにスパイシーなものを食べた締めに胃腸をクールダウンさせる優しく甘い味です。生温かったのが、少々残念で冷やした方がよりおいしいと思いました。
<2011年4月14日訪問>
いつものビュッフェでなく、 店のホームページで「VISHU SPECIAL ALL TRADITIONAL KERALA STYLE DISHES」が出ることを知り、前日深夜まで仕事を片づけ、有休をとって、11時半前に店に一番乗りしました。
いつもは出ないラッサムがあり、スープ替わりにごくごく飲みながら、ライス、ポリヤル、アビヤル、クートゥ、サンバル、チキンカレー、ワダ、ケララポロタなど(ポンガルもあった?)一通り食べた後、2巡目は気に入ったメニューを中心についつい食べ過ぎてしまいました。
震災の影響か、以前よりも外国人の割合が減ったもののインド系、白人系、日本人と多国籍なメタボの男性客やカメラ片手のインド料理フリークであっという間に12時頃に満席となり、回遊魚さながらにビュッフェのトレーをぐるぐると廻る様子は圧巻でした。
追伸:店のホームページに3か月間のランチビュッフェの特別メニューが掲載されているので、食いしん坊なインド料理フリークは要チェックです。
3位
3回
2018/05訪問 2018/05/06
Golden Week Special(チキンモモやココナッツラドゥー等)のランチブッフェ(その2)
<2018年5月再訪>
ネパール名物のモモ(餃子)や、ココナッツラドゥーがゴールデンウイークの日替わりスペシャルで提供されることを知り、渋谷駅移転に伴う区間運転で、撮り(録り)鉄ちゃんばかりが目立つ表参道~青山一丁目駅間の銀座線に乗るなどして、子供の日に出向いてみました。
ブッフェテーブルで料理を盛り付けてから席に戻ると、ウエイターさんがチキンモモを届けてくれたので赤いソースを付けてから頬張ると、少し甘い中華風の味で皮がモチモチです。
チキンスープも日本のお店のスープ同様の優しい味です。
チョーレバトゥーラ(揚げナンとひよこ豆カレー)は、バトゥーラが冷めていたのが残念でしたが、適度にスパイシーなチョーレにほんのり甘いバトゥーラが合います。
レーズン、さくらんぼ、黄桃、白桃入りのカシミリプラオは特にスパイシーではなく、チョーレに合わせると食べやすいです。
マトンシチューは、マイルドで肉が柔らかく食べやすいです。
マルバニチキンカレーはマトンシチューよりはスパイシーですが、チョーレよりはマイルドです。
マンゴーハニーチキンは甘酢あん掛けの鶏唐揚げ同様でインディアンチャイニーズ風です。
キーラボンダ(青菜入りつくね)もスパイシーではありません。
バラチャート(団子状のワダのヨーグルト和え)は、少し甘みのあるヨーグルトと特に味のないおかずのようなワダがミスマッチです。
バトゥーラが品切れになっていたので、追加でサーブされるのを待ってから、チョーレ、カシミリプラオ、マトンシチューとマルバニチキンカレーとともにお代わりしてメインは終了。
デザートのココナッツラドゥーはピンポン球よりも少し小さいサイズで、優しい甘さでした。
最後にバラチャートのワダ抜き(ヨーグルト)を2回デザート代わりの締めにして終了。満腹満足な休日ランチが楽しめました。
お店のFacebookで見かけたことのない、マトンニハリ(マトンのすね肉煮込みカレー)がゴールデンウイークスペシャルの日替わりランチブッフェで提供されることを知り、ニハリ好きとしては居ても立ってもいられず、憲法記念日の昼に出向いてみました。
銀座線渋谷駅の移設工事に伴う区間運休につき、溜池山王駅始発の銀座線に乗り、虎ノ門駅10番出口からお店のビルに行こうとするも、祝日ゆえシャッターが閉められているため、9番出口から地上に出て、大回りして裏側のファミリーマート手前の階段から入店。
ブッフェテーブルから料理を盛り付けて戻ると、ウエイターさんがパニプリや、ベジスプリングロールをテーブルに届けてくれたので、小さなプリ(揚げた球状スナック)の穴にジャルジーラ?を入れて頬張ると、独特の酸味があって、カリカリサクサクした食感がよいです。
ベジスプリングロールは、特にスパイス感がなく、日本のお店で提供される春巻と何ら変わらない味付けで冷めているのが残念。
続いてベジメニューのサンバル、ワダ、ゴビマターマサラ(カリフラワーとグリンピースカレー)、チャナバターマサラ(ひよこ豆カレー)は、ワダが冷めていたものの、中身がもっちりしており、各カレーによく合います。
マトンニハリはパキスタン店にありがちな骨付きのマンガ肉タイプではなく、この店のランチブッフェで提供されるマトンカレー同様の一口大にカットされており、弾力ある肉で少しとろみがついてスパイシーです。
シャミチリケバブはつくね状の肉が冷めていて残念。
シーフードカレーは、海老、アサリ、一口大の白身魚が入っているせいか、だしが利いており、この日のカレーの中で一番美味しかったです。
半切りされたバターナンは、冷めているものの、冷めると硬くなるケララパロタよりは柔らかくて食べやすかったです。
パニプリ、シーフードカレー、マトンニハリとナンをお代わりしてメインは終了。
締めのデザートとして、系列店を含め、日替わりブッフェメニューで滅多に見かけないマイソールパクは、クッキーに近い食感で、インド系デザートにありがちなシロップたっぷりタイプではなく、ほんのりと優しい甘さでした。
追伸:区間運休ゆえ普段はまず見られない、溜池山王行きの銀座線を撮影する鉄ちゃんに触発され、撮影した写真を参考までにUPしました。
店のFacebookで2015年5月にオープンしたニルヴァナム 有明店の日替わりメニューが6月9日から紹介されており、神谷町店及び虎ノ門店と料理が異なります。
また、土曜ディナーの虎ノ門店限定メニューも紹介されています。
<2014年4月12日再訪>
店のFacebookにアンブルチキンビリヤニなる初見のメニューが掲載されていたので、ビリヤニ好きとしては居ても立ってもいられず、土曜の開店直後にランチビュッフェ(1,200円)に出向いてみました。
入店したところ、既に日本人ばかり先客数名がビュッフェの料理を皿に盛り付けており、当方もビリヤニにライタをかけ、サンバルとベジバターマサラをよそって1回戦。
アンブルは南インドのタミルナードゥ州の都市で、イスラム教徒が多く住んでおり、ビリヤニが名物であることは事前にネットで判明したものの、ビュッフェトレー前のメニュー名に英語説明文もなく、チキンがいつもより大ぶりだった以外はいつものビリヤニとの違いがよく判らなかったのですが、シャキシャキの玉ねぎスライス入りのライタと合わせるとおいしいです。
オレンジ色のべジバターマサラはインゲン、ニンジン、グリンピースが入り、バター味がして一口目はマイルドですが、後から辛さが感じられます。
サンバルはいつもながら、大ぶりのナスとオクラが入って、酸味がして美味しいです。
続いてビリヤニをお代わりし、マトンコルハプリ、チキンドピヤズをよそってみました。
チキンドピヤズはビリヤニよりも大ぶりのチキンが皮つきで入っており、ビリヤニの具とすると豪勢です。
最後にデザートのパニールパヤサムはサイコロ状のカッテージチースが入ったものではなく、パヤサムにチーズ分を加えたようで、いつものパヤサムよりも粘度が高く濃厚でとても美味しく2杯食べて終了。
退店時の12時頃には子ども連れのインド人グループや日本人客(30~40代位のおひとりさまが多い)で7割程の客入りとなり、土曜のランチビュッフェの認知度が高まっているようでした。
追伸:この日は風邪気味だったため、いつもより食が進まなかったものの、スパイス効果のせいか、食後はすっきりして1時間散歩しました。
<2013年12月28日再訪>
店のHPで大好物のマトンビリヤニがあることを確認し、冬休み初日の土曜午前11時15分の開店直後にランチビュッフェ(1,200円)へ出向いたところ、既に家族連れを含む数組の客が食事を開始しています。
少し小さめの皿にマトンビリヤニをよそって、シャキシャキの玉ねぎときゅうりのみじん切りがたっぷり入ったライタを上にかけ、別の大皿にプルス、チキンカリミルチ、アルマタール、☆レモンチキン、サンバルをかけたワダを盛り付けて1回戦開始。(未食のメニューは☆付き)
マトンビリヤニはバスマティライスがパラパラしており、大ぶりのマトンと小さくカットされたマトンが混在し、肉が柔らかく、ライタの玉ねぎが歯ごたえよく、おいしいです。
プルスはスープがラッサムのような味がして、カリフラワーが沢山入っており、これもイケました。
また、レモンチキンは全くスパイシーでなく、あっさりした味でしたが、大ぶりモモ肉が柔らかくておいしかったです。(店員が客の幼児に勧めていました。)
風邪が完治しておらず、体調が今ひとつにつき、この日はマトンビリヤニを軽くもう1回お代わりして、最後に日本米のほんのり甘く暖かいキールを食べて、終了。
退店の正午頃には日本人客が7割程度入店しており、土曜のランチビュッフェの認知度が上がってきたようでした。
会計の際に200ml入りインド製紙パックのマンゴージュース(輸入元は東葛西の会社)をプレゼントされ、ちょっとお得でした。
<2013年10月14日再訪>
10月の土曜及び祝日(日曜を除く)にもランチビュッフェ(1,200円)の営業を開始したとの情報を店のFacebookで知り、体育の日の正午前に出向いてみました。
虎ノ門駅のホーム改札口向かいの10番出口に直結したビル地下入口シャッターが閉まっていたため、やむなく一旦地上に出て、ビルの裏側のファミリーマート脇の入口まで回り込みました。(祝日は7番出口から出ることをおすすめします。)
先客は日本人のみ10人弱で、男性のおひとり様が多く、オフィス街と同様に閑散としています。
着席するなり、10月の土曜及び祝日ランチ限定サービスのラッシーが提供されました。
メニューは、チキンビリヤニ、ライタ、☆チキンシンハプリロースト、マトンプルス、☆ベジタブルバターマサラ、サンバル、ワダ、☆ダリヤパヤサムでした。(未食のメニューは☆付き)
この日のチキンビリヤニはウェットで、余りパラパラしていませんでしたが、味は良く、スパイシーではないドライなチキンシンハプリローストを載せると、ビリヤニがゴージャスになり、シャキシャキの玉ねぎスライス多めのライタと合わせると、絶品です。
体調が今一つだったため、この日はジャガイモ、ニンジン、インゲンがふんだんに入ったマイルドなベジタブルバターマサラと、ナスとダルが具沢山のサンバル、ワダと、豆とレーズン入りのダリヤパヤサムのみ各1回お代わりして、終了。
都心の南インド料理店(八重洲、銀座、御徒町等)では、土曜や祝日ランチでは大半が料金を平日よりも値上げするとともに、肉系(ノンベジ)メニューはお代わり不可で、デザートが付かない店ばかりだったところ、バスマティライスはメニュー次第ですが、ビュッフェ形式かつ肉系とデザートのお代わり自由で、平日と同一価格(1,200円)のこの店は、とてもお得です。
<2013年7月8日再訪>
東京駅発の新幹線での出張前に虎ノ門駅から直結で、交通至便のこちらの店に寄り道してみました。
午前11時15分の開店直後に1番乗りしたため、全ての料理がアツアツで、ことにワダ、パロタは出来立てが一番です。
タンドリーチキンのように衣が赤みがかったチキンケバブフライは外はカリッとして、中はジューシーで、かき揚げ状にいくつもの塊が連なっており、さほどスパイシーでなく、とてもおいしかったので、4つ食べました。
チキンチョップスは白いシチュー状で、とてもマイルドでした。
ワダカレーはワダというよりもコフタのようで、ココナッツベースなのか、これもマイルドでした。
ベジタブルプルスは、インゲン、ニンジン、大根がたっぷり入り、とてもヘルシーでした。
ニンジンパヤサムは温かく、沢山のニンジンの小さなスライスが入っており、甘く、2杯食べて終了。
この店はビュッフェ容器の減り具合を見て、料理を適宜追加投入しますが、やはり出来立てが一番につき、時間が許す限り、早めに出向くことをおすすめします。
<2013年1月30日再訪>
有休を取って、毎週水曜に提供されるべジビリヤニを目当てに午後1時前にランチビュッフェに出向いてみました。
店内はインド人グループを含めて8割程度の客入りです。
早速、皿にビリヤニを盛り付け、上にライタをかけ、ワダを添え、小さなカトリにはベジタブルクルマ、サンバルを入れます。
ビリヤニはインゲンや丁子、スターアニス、ブラックカルダモン、ベイリーフなどのホールスパイスがゴロゴロ入っており、バスマティライスは少々冷めていましたが、刻んだシャキシャキの玉ねぎ入りのライタと合わせると絶品で、大半のインド料理店のランチでは日本米のみを提供する中で、ランチでバスマティライス使用のビリヤニが食べられるのはとても好印象です。
続いて、ペッパーチキンカレー、マトンカレー、チキンローストをケララパロタと合わせてみると、味は良いのですが、ランチタイム後半となって、料理が少々冷めていたため、ちょっと残念でした。
この日はライタがけしたビリヤニをついついお代わりして、満腹となったため、デザートのセミヤ入りのタピオカパヤサムはお代わりの2回戦に突入せず、終了しました。
ランチでバスマティライス使用のビリヤニ狙いの方は毎週水曜のべジか、スペシャルメニューでノンベジ(マトン又はチキン)ビリヤニが毎月数回不定期で提供されるため、店HPを確認してから、出向くことをおすすめします。
<2012年12月31日再訪>
大晦日に東京散策がてら、午前11時半前にランチビュッフェ(1200円)で出向いてみました。(☆はスペシャルメニュー)
店内は日本人ばかり10人弱の客で、談笑する声が時折聞こえる程度で、とても落ち着いた雰囲気です。
あられ状のチャナ豆が載った☆ビジベラバス(米と豆のおじや)は胃に優しい味で、ほっこりします。
☆アルゴビ(ジャガイモとカリフラワーカレー)もマイルドで、ビジベラバスに混ぜると、おいしさが増します。
ナスが沢山入ったサンバルをホクホクのワダに浸して食べると、食が進みます。
続いて、ノンベジメニューの☆チキンクルマはマイルドですが、少しクリスピーなケララパロタに浸して食べると、とてもおいしいです。
☆チキンペッパーローストはスパイシーですが、肉がとても柔らかく、これもイケます。但し、油が沢山入っていたため、フォークで油を落としながら、食べました。
マトンカレーはこの店定番メニューで、いつもながら肉が沢山入り、スパイシーです。
もう1巡お代わりした後、最後にデザートのスージハルワ(ナッツ入りのセモリナケーキ)は温かく、ほっこりしました。
お会計の際に大晦日の来店記念か、チャイミックスを渡されたのも好印象です。
来年も南インド料理中心でレベルの高いランチビュッフェに行ってしまいそうです。
<2012年7月17日再訪>
30度を超える午後1時過ぎに出向いたところ、7割程度の客でそこそこ賑わっています。
今日のランチビュッフェ(1,200円)は、店HP掲載のチキンビリヤニ(星印がスペシャルメニュー)目当てで来たため、大皿にてんこ盛りした上に玉ねぎやキュウリのみじん切り入りのライタをかけ、カトリにマドラスチキンカレーとマトンプルスを注ぎ、1回戦です。
☆チキンビリヤニは他のカレーと合わせて食べるようにしているためか、あっさりとした味付ですが、これとライタだけでも単品料理としても十分イケます。
マドラスチキンカレーはチキンビリヤニよりも肉が大きく、程よくスパイシーでおいしいです。
☆マトンプルスは一口頬張っただけでも、顔から汗が噴き出すほど、猛烈にスパイシーで、少々肉が硬かったのが、残念でした。
続いて、2回戦は4分の1盛りのチキンビリヤニ、ケララパロタ、ダルフライ、ビンディマサラ(オクラのカレー)、サンバルとワダです。
ダルフライは優しいダル(豆)の味にほっこりとします。
ビンディマサラは少々スパイシーですが、少し甘いパロタに浸して食べると丁度良い塩梅になります。
ワダはちょっと揚げてから時間が経過したためか、油が多かったですが、中はおからのような味で、サンバルに浸して食べると、とてもおいしいです。
☆パイナップルパヤサムはタピオカやパインがどっさり入り、この日は冷たい状態で提供されていたため、3杯も平らげてしまいました。(神谷町で食べた際には冷たい状態ではなかったです。)
マンゴーラッシー(クーポン利用)は濃厚な味で、良く泡立っており、とてもおいしかったです。
都内のインド料理店の平日ランチビュッフェとしては、個人的に神谷町も含めて、ニルワナムが一番おいしいと思います。
追伸:この日はタミル映画(ラジニーカーントで有名)のサウンドトラックが延々と流されており、南インド情緒満点でよかったです。
<初訪問 2012年3月19日>
マイベスト2位のニルヴァナム2号店が虎ノ門にオープンしたとの情報を知り、有休を取って店HP掲載のスペシャルメニュー(下記☆付きの料理)狙いで午前11時40分過ぎに出向いてみました。
銀座線の虎ノ門駅7番出口を出てすぐ右に見えるTOTOビルを右折し、ファミリーマート入口手前の階段を下りてすぐ、駅から徒歩1分と交通至便です。
店内には既に十人程度の先客がいて、入店後も何組ものインド系ビジネスマンが立て続けに来ました。
店は地下ゆえ多少暗いですが、神谷町よりも隣席とのスペースがあって圧迫感がなく、良い雰囲気です。
ビュッフェは店HP掲載の神谷町と同じメニューですが、神谷町よりも各料理の容器がこじんまりとしています。
ほくほくのワダは開店直後とあってか、神谷町でこれまで食べたものよりもフレッシュで揚げ具合が良く、ナスとオクラがたっぷり入ったサンバルを染み込ませながら食べると絶妙な味わいとなって、南インド好きにはたまりません。
☆ラジマカレーは大きな金時豆が入っており、とても優しい味です。
☆ミックスべジドライはサイコロ状のニンジンやジャガイモがゴロゴロ入って、とてもマイルドです。
☆チキンカラミルチ(ペッパーチキン)は名前と異なり、スパイシーではありませんが、肉がプリプリしておいしいです。
☆マトンチェティナードは今日食べた中では一番スパイシーですが、これも肉がプリプリでイケます。
☆チキンビリヤニは、パラパラのバスマティライスに小振りの肉が入っており、スパイシーではありませんが、シャキシャキの玉ねぎスライスたっぷりのライタ(スープヨーグルト)をかけて食べると、歯ごたえ良くとてもおいしいです。
ノンべジメニューはお代わりの2回戦へ突入しましたが、ついついビリヤニを食べ過ぎてしまい、最後のデザートのほっこり甘い☆ケサリバート(レーズンやナッツ入り蒸しパン状のセモリナケーキ)は1杯で終了。
某共同購入クーポンのサービスのソフトドリンクは泡立ってひんやりしたラッシーをチョイスし、満腹かつ大満足のランチとなりました。
退店した12時半でも満席ではなく、神谷町よりも落ちついて食べられて良かったです。
4位
1回
2015/04訪問 2016/08/19
15cm大の骨付き肉入りのマトンニハリは絶品で、ラッシーとホットチャイ両方がセットに付き、コストパフォーマンスが良いです。
下記の2012年訪問時に在籍した口ひげの男性店員さん(カレーブロガー諸氏から「キノピオ」さんと称される、サフィーさん)は、県外2店を経て、2016年8月オープンのハビビ ハラル レストラン(東京都江東区大島)に転籍しています。
<2015年4月再訪>
担当していた仕事に一区切りついたので、金曜に有休を取って、北陸新幹線と、あいの風とやま鉄道(旧JR北陸本線)等を乗り継いで、4時間半かけて2年8か月ぶりに開店直後に出向いてみました。
先客は日本人女性のおひとりさま、後からおひとりさま、カップルや持ち帰りの南アジア系男性が入店し、厨房兼接客に南アジア系男性店員1名、厨房に2名、後から日本人女性1名が接客に加わりました。
金曜に提供するというマトンニハリ(お店のメニュー表記ではネハーリ)のほか、ギーなしのロティを注文。
すぐさまラッシーとオレンジ色のドレッシングのかかったトマトスライス、千切りキャベツとレタスのサラダが登場。トマトスライスがある分ゴージャスです。ラッシーは適度な濃さで甘くておいしいです。
しばらくしてマトンニハリとロティが登場。針生姜やネギの載ったマトンニハリのボリュームはカラチの空(埼玉県八潮市)の8割程度で個人的には少々物足りないものの、15cm大の骨に肉がこんもり付いており、カレーは適度にスパイシーでとろみもあり、柔らかなマトンによくからんでとても美味しいです。
ギーなしのロティは焼き加減が良い上、適度に柔らかく、小麦の素朴な味がマトンニハリによく合い、バクバクと完食。
店員さんからお代わりのロティを勧められましたが、他店にランチのハシゴをするため、断りました。
食後のホットチャイはほんのり甘くて、肌寒い中、疲れた体を癒してくれました。(計1,100円)
この後、出向いた富山県内の他店でもマトンニハリを食べたのですが、個人的にはこのお店のマトンニハリとロティが一番美味しかったです。また、ラッシーとホットチャイが両方セットに含まれるのはこちらのお店だけであり、コストパフォーマンスもとても良いです。
<2012年8月初訪問>
カシミールでビリヤニ付きランチセットを味わった後は、カモンパーク新湊(道の駅)で名物白えびせんべい等の土産物を購入し、コミュニティバスや万葉線(路面電車)を乗り継いで、高岡大仏へ向かい、日本三大大仏(他は、奈良、鎌倉)を初制覇。閑散とした高岡城址公園を散策し、射水、高岡のミニ観光を終了。
フリー区間の特急自由席乗り放題の北陸フリーきっぷ(注:平成25年3月で廃止)を活用し、高岡駅から富山駅まで特急サンダーバードを乗車すること10分、小杉駅へ各駅停車で引き返すこと10分(乗った時間帯では高岡から小杉までの各駅停車よりも早く到着します。)、北口前の道を渡り、富山方面へ徒歩10分で最後の目的地ホットスプーンの看板が左手に見え、看板のTの字が斜めになっているところが、御愛嬌です。
午後6時頃に入店したところ、先客は1人、後で幼児を連れたハラールフード目当てのパキスタン系の客が2人で、閑散としています。
右手に座敷席が見え、その奥にはハラールフードコーナーもあります。
ボリウッド(インドのヒンディー語映画)俳優のアヌパム・ケール氏や、サッカーブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ元監督に似た風貌の口ひげの男性店員さんに、某ブログや本HPで有名な日替わりメニューを尋ね、ダルゴーシュト(豆とマトンカレー:1,000円)とロティをオーダー。
すぐさまマンゴージュースとサラダ(キャベツの千切り、キュウリスライス、コーン)が到着。
濃厚なマンゴージュースは猛暑で乾ききった喉を潤すやさしい味です。(富山県射水市周辺のパキスタン料理店ではマンゴーラッシーではなく、マンゴージュースを提供する店が多いのは興味深いです。)
続いて、15分ほどしてダルゴーシュトとロティが到着。
ダルゴーシュトのボリュームは八潮のカラチの空並みに多く、盛り沢山のダルと骨髄付きも混じったマトンは豆と骨付きマトン好きにはたまらないスパイシーかつ濃厚な味で、とてもおいしいです。
DILよりも硬いロティはとても素朴な味で、ダルゴーシュトに浸して、噛みしめると小麦の旨みも相まってとてもイケます。
猛暑の中を動き回った疲れとカシミールとの連食ゆえか、3割ほどダルゴーシュトを食べて、満腹となり、残りは持参のタッパーに詰め、お代わりのロティ1枚とサービスの大ぶりモモ肉2つのチキンティッカと合わせてテイクアウトしました。
特急はくたか号や上越新幹線等に5時間乗車した帰宅後に、持ち帰った料理はおいしくいただきました。
追伸:富山周辺に観光や出張をするスパイス好きの方は、電車利用では駅から徒歩圏内のホットスプーンやザイカ・カレーハウス、車利用ではDILやカシミールへ行くことをおすすめします。
また、コミュニティバス(片道200円、1日乗車券300円)は各路線とも概ね1時間毎に1本で、土日祝日は間引き運転をするため、利用する人は予め時間を確認した方が賢明です。
5位
1回
2015/04訪問 2015/04/18
カモンパーク新湊(道の駅)から高岡方面へ徒歩15分のプレハブ建てのパキスタン料理店のランチではチキンティッカ、ミニビリヤニ、ソフトドリンクとふかふかなナン2枚が付きます。
<2015年4月再訪>
ホット・スプーン、DILとハムザレストランを巡った翌日は、時間調整を兼ねて、あいの風とやま鉄道、万葉線(路面電車)を乗り継ぎ、終点腰ノ潟から無料の富山県営渡船で富山新港対岸の堀岡に渡り、新湊大橋の車道直下の500m弱の歩行者専用通路で腰ノ潟まで歩いて引き返し、海王丸パークから射水市コミュニティバス「きときとバス」の新湊・大門線でカモンパーク新湊(道の駅)まで30分、国道8号線の高岡方面へ歩くこと15分、ローソンの先をしばらく行くと、建て替えられた茶色いお店のプレハブが見えました。
午後1時前に入店したところ、先客は南アジア系男性客や日本人のおひとりさま、後から日本人ファミリーや男性グループ客が来店。
南アジア系男性店員さんに日替わりメニューを尋ねると、「キーマとほうれん草」だったため、食指が動かず、前回(2年8か月前)は食べなかったチキンカレー(1,000円)を店員さん曰く「フチュウ」の辛さでホットチャイ(他にラッシー)をチョイスしてオーダー。
すぐさま前回同様にチキンティッカ1つ、トマトスライスが載ったキャベツの千切りサラダ、小さなチキン混じりのバスマティライスのミニビリヤニが登場。富山県射水市周辺のパキスタン料理店の中では一番ゴージャスな前菜です。
しばらくしてチキンカレーと円形のナン2枚が登場。
前回食べたスパイシーなマトンカレーとは異なり、大ぶりの骨付きチキンが3つ入ったチキンカレーはよくあるインド料理店のバターチキンのようにクリーミーでマイルドであり、日本人向けにアレンジされたような味で、朝食でも前日の残りを少々食べた、とてもスパイシーなハムザレストランのマトンプラオの後ではとても胃に優しい感じです。
ギー(とかしバター)がたっぷり塗られている、ふかふかな円形ナンはカレーとよく合いますが、カロリー高めな感じで、チキンカレーと合わせてペロリと完食。
食後のホットチャイはほんのり甘くておいしかったです。
地元の若者たちが「丸いナンを初めて見た」とか、ミニビリヤニを見て「タイ米、タイ米」と大声で言い、「タイ料理店でないのに、なんでタイ米が出るんだろう。」と言っていたのがちょっと面白かったです。
次回行く機会があれば、ロティや、本格的とされる日替わりないし、グランドメニューのマトンカラヒ等を食べてみたいです。
追伸:退店後はカモンパーク新湊からあいの風とやま鉄道小杉駅まで20分、射水市コミュニティバスに乗り、電車に乗り換えて富山駅に戻り、富山地方鉄道の路面電車(環状線)を1周乗ってから北陸新幹線等を乗り継ぎ、3時間の帰路につきました。(富山駅ビルで富山名物の白えび刺身(小皿)を食べ、富山駅で同じく名物のぶりとますの箱寿司を買って車中で食べましたが、レビューは割愛)
dancyu2014年7月号で、こちらのお店がカラー写真付き6頁で紹介されていました。
<2012年8月初訪問>
DILやザイカ・カレーハウスを巡った翌日は、地元出身の立川志の輔師匠の沿線案内のテープが流れる万葉線(路面電車)で富山新港(新湊)に向かい、帆船海王丸や9月開通の新湊大橋を眺めたり、遊覧船に乗って、富山湾の雄大な風景を楽しんだ後、バスと徒歩でお店に向かいました。
午後1時過ぎに入店したところ、子連れを含めた5組の客が歓談しており、テレビにはパキスタン料理店に場違いの高校野球中継が映し出されています。
普通の辛さ(「パキスターニー・スタンダード」と言って通じず、「フチュウネ」と店員から言われました。)のマトンカレー(1,000円)をオーダーし、セットのソフトドリンクはマンゴージュースが出てきました。(他にチャイあり)
先にランチカレーにセットされた具なしのビリヤニ少々、サラダ(キャベツの千切り、レタス)とチキンティッカ、マンゴージュース、続いてマトンカレーとナン2枚が到着。
マンゴージュースは濃厚で、気温33度の暑い中を移動した体にはとても良いクールダウンとなります。
ビリヤニはカレーと合わせて食べることを前提としているためか、あっさりとした味ですが、スパイスが効いています。
チキンティッカは大ぶりの柔らかいモモ肉の塊が1つで、とても味が染みて、おいしいです。
マトンカレーは八潮のカラチの空のマトンコルマよりボリュームが少ないものの、大ぶりマトンの塊(カラチの空のマトンカラヒや神戸三宮のナーンインのマトンコルマ並みの大きさ)が骨付き交じりで8つも入っており、骨付きマトン好きにはたまりません。
ギー(とかしバター)が塗られた丸型のナンは伊勢崎のマディーナのナンととてもよく似たものであり、ほんのり甘く、ふかふかモチモチとしており、焦げも全くなく、適度にスパイシーなマトンカレーに浸して食べると、とてもおいしいです。(私の食べた中では、マディーナと同率首位です。)
無我夢中でバクバクとあっという間に完食し、お会計。
レジで「明日はイードスペシャルだから来てね。」と言われましたが、この日で神奈川へ戻るため、後ろ髪をひかれながら、店を後にし、高岡大仏経由で最終目的地のホットスプーンへ向かいました。(イードスペシャルはいつか機会があれば、食べてみたいです。)
6位
1回
2015/04訪問 2016/08/27
おいしい15cm大の骨付きマトンニハリがカモンパーク新湊(道の駅)近くで食べられます。
<2015年4月再訪>
金曜に休みが取れたので、2年8か月ぶりにあいの風とやま鉄道(旧JR北陸本線)小杉駅近くのホット・スプーンの次にランチのハシゴで午後1時前に出向いてみました。
小杉駅北口のバス停から射水市コミュニティバス1日乗車券(300円)を活用して1回乗車200円の「きときとバス」新湊・小杉線に20分乗って、カモンパーク新湊(道の駅)で下車、しばらく富山湾名物の白えびや魚の常設展示水槽を観たり、土産物をウインドーショッピングした後、そばにあるお店に数分歩いて入店すると、南アジア系と日本人の男性グループ客、おひとりさまがいて、カウンター内ではあごひげを生やした初老の男性店員を含む南アジア系の男性店員が3名働いています。
金曜につき、マトンニハリがあるか確認の上、ロティとラッシーともに注文。(計1,099円)
しばらくしてマトンニハリ、ロティとともにラッシーが登場。マトンニハリは煮溶けたせいか、15cm大の骨から肉が外れており、ホット・スプーン並みのボリュームで、適度なとろみがついており、そこそこスパイシーで美味しいです。
ホット・スプーンよりも薄焼きで、茶色っぽく少々硬いロティは以前は素焼きだったので、今回は特に注文を付けなかったところ、ギー(澄ましバター)が塗られており、ホット・スプーンよりも油分が多いニハリと合わせると脂っこくなって、残念。ギーが不要な人は注文時に申し出ることをおすすめします。
店員さんからロティのお代わりを勧められましたが、ランチ2食目かつディナーも他店に出向く予定につき、パスしました。
ラッシーはホット・スプーンと大差なく適度に甘かったです。
以前は近隣のカシミールのように、日替わりにプラオとサラダが付いたものの、今回はなくなり、消費税値上げのせいかと思いました。
追伸:あいの風とやま鉄道越中大門駅から射水市コミュニティバス新湊・大門線でもカモンパーク新湊まで来られますが、新湊・小杉線よりも本数がより少ないので、公共交通機関利用者は電車と合わせて時刻表を事前確認することをおすすめします。
<2012年8月初訪問>
埼玉県八潮市をはじめとするパキスタン料理(特に骨付きマトン)にハマっている身として、夏休みの研究課題さながらにパキスタン料理店の一大集積地である富山県射水市周辺まで上越新幹線や特急はくたか号など5本の電車を乗り継いで行ってきました。
JR北陸本線小杉駅から1時間毎に1本運行のコミュニティバスで20分のカモンパーク新湊(道の駅)で下車、周りを見渡したところ、目的地DILの建物が国道8号線の鏡宮交差点すぐのところに見えました。
金曜午後1時半過ぎに入店したせいか、男性客が1人でとても静かな店内です。
事前に読んだ本HPや某ブログを参考に日替わりメニュー(八潮のカラチの空でも同様にパキスタン人向け日替わりメニューがあります。)を尋ねたところ、チキンニハリ(999円)があったので、注文。併せてマンゴーラッシーとロティを選択。
3分ほどでスープ、サラダと野菜プラオ、マンゴーラッシーが到着。
スープは沢山の黒コショウと薄い卵とじが入り、とろみがついて中華風のようです。
サラダは、キャベツの千切り、キュウリスライス、レタス、ジャガイモ入りで白いドレッシングがかかり、可もなく不可もなしです。
小盛りのインディカ米の野菜プラオはあっさりとして辛くありませんが、ブラックカルダモンや丁子のスパイスが効いた良い味です。
マンゴーラッシーはラッシーに後からマンゴーシロップを継ぎ足したようで、まだらになっていましたが、味は濃厚でおいしいです。
続いて10分ほどでチキンニハリとロティ1枚が到着。
丸型のロティ(八潮のカラチの空と池袋のマルハバの中間の厚さ)は噛めば噛むほど、小麦の味わいが深くなり、適度にスパイシーなスープ状のニハリに浸して食べると、よりおいしいです。
個人的にはマトンニハリは食べたことがありましたが、大ぶりのモモ肉3つ入りのチキンニハリもとてもイケました。
富山周辺の観光や出張に出向かれるスパイス好きの方は少し足を延ばして、この店に一度行くことをお勧めします。
<店名にちなんだ余談>
インドのボリウッド映画(パキスタンなど周辺国でも大人気)で「DIL」(「心」の意味)が付くタイトルの映画の殆どが恋愛もので、90年代メガヒット作のDIL TO PAGAL HAI(一世を風靡した舞姫Madhuri Dixitや現在でも人気のShahrukh Khan主演)やHUM DIL DE CHUKE SANAM(日本でも「ミモラ」のタイトルで公開されたミスワールドAishwarya Rai主演)などがあり、興味のある方は、ミュージカルシーンを動画サイト等で観るのもお勧めします。
7位
1回
2012/04訪問 2012/06/17
土曜ランチ限定のハイデラバーディチキンビリヤニは骨付きモモ肉1本入り!
神戸元町にあるこちらの店へ土曜の昼12時前に出向いてみました。
元町駅からJRの高架沿いに姫路方面へ歩くこと数分の花隈公園の信号を左折して、すぐのところにあります。
先客は家族連れが1組のみで、半地下の少し暗い店内はとてもコンパクトです。
早速、目当ての土曜ランチ限定ハイデラバーディチキンビリヤニ(1,080円)と店のチラシを持参するとフリーになるソフトドリンクを注文。
数分後に先にオレンジジュース、すぐさまビリヤニが到着。
オレンジジュースは味が少々薄かったですが、フリーゆえ仕方ありません。
ビリヤニはチャーハン盛りにしてあり、玉ねぎの輪切りが3つ、ゆで卵の輪切りが1つ、8分の1カットのレモン、コリアンダーが上に載せられており、三宮のマドラスキッチン並みのボリュームで、なおかつチキンの骨付きモモ肉がこちらの店でも丸ごと1本埋まっています。
モモ肉はプリプリして、とてもおいしいです。
カシューナッツや青唐辛子入りのバスマティライスはよく味が染み込んでおり、グレービー(カレーソース:タマリンドジュース、ひき肉状のピーナッツ、ココナッツ入り)とみじん切りのキュウリ入りライタ(甘くないヨーグルト)を混ぜ合わせると、酸味や辛味も加わって、バクバクと平らげてしまいました。
店員のインド人女性によれば、シェフ2人を含めて、全員がアーンドラ・プラデーシュ州出身とのことで、同州出身者の経営するアーンドラキッチンという店が東京にあることを伝えると、知っているとのことでした。
また、その夜にはナンとカレーのパーティーがあるとのことでした。(残念ながら南インド料理は出ない(注文されなかった?)とのこと。)
マドラスキッチンと偶然の一致か、対抗策なのか分かりませんが、骨付きモモ肉1本入りのチキンビリヤニランチが連日、1,000円ちょっとで食べられて、個人的には大満足の遠征となりました。(東京周辺では考えられない安さで、仮に同様のものを提供した場合は、2,000円近くになると思います!)
次回、行く機会があれば、名物の南インド料理(ミールスやドーサ)を食べてみたいものです。
ビリヤニやチキンの骨付きモモ肉好きの方は土曜ランチに同店へ出向いてみてはいかがでしょうか。
追伸:店の前の通りを海側に歩くこと10分弱で、神戸ポートタワーにも行けて、そのすぐそばから神戸港一周の遊覧船にも乗れるので、神戸観光がてらにこちらの店に立ち寄るのも一興かと思います。(自分は開店前に着いたため、時間つぶしに遊覧船に乗り、ドックで修理中の潜水艦や神戸空港から離着陸する飛行機を間近で観ることができて、良かったです。)
8位
1回
2012/04訪問 2012/05/25
金曜ランチ限定のチキンビリヤニは骨付きモモ肉が丸ごと1本入り!
大阪にコンサートを観に来たため、少し足を延ばして神戸三宮の同店へ金曜の昼12時前に出向いてみました。
生田神社の脇を抜けて、税務署前の大通りの横断歩道を渡り、北側(山側)へ抜ける細い通りを少しだけ入ったところにあります。
店内は少し暗いものの、こじんまりと落ち着いた雰囲気で各テーブルには楕円形にカットされたバナナの葉が置かれています。
先客はいなかったものの、入店後しばらくして女性客が1人入ってきました。
目当ての金曜限定のチキンビリヤニ(1,050円)を注文し、数分でライタ(甘くないスープヨーグルト)とひき肉状の粒(ピーナッツ?)が入ったグレービー(カレーソース)とともに到着。
チャーハン盛りにしたパラパラで味の染み込んだ炊き込みのバスマティライスの中にはチキンの骨付きモモ肉が丸々1本埋まっており、ライタとグレービーを混ぜ合わせると絶妙な味わいとなって、ビリヤニ好きにはたまりません。
自分の知る限り、東京周辺の店で骨付きモモ肉が丸ごと1本入ったチキンビリヤニは見たことがなく、この値段で食べられて、とっても得した気分です。
ビリヤニはサクサクと口に入っていきますが、金曜限定のハラールバイキングランチを提供するナーンイン(同店の近く)にも行きたかったので、軽く食べて残りは後のお楽しみにするため、タッパーに詰めて、退店。
その晩と翌朝にビリヤニを半分ずつ食べましたが、冷めてもおいしくいただくことができました。
次回は、南インド名物のミールスやドーサを食べてみたいです。
追伸:神戸元町のインダスレイでも土曜ランチ限定の骨付きモモ肉入りのハイデラバーディチキンビリヤニが提供されることを知って、ビリヤニ好きとしては、いてもたってもいられず、翌日に食べに行ってしまいました。
9位
1回
2013/11訪問 2017/08/27
ランチのベジタリアンミールスは土日祝日も1,000円ポッキリです。また、骨付き肉入りのマトンビリヤニはスパイシーで味は良いものの、ジャスミンライスがウェットでパラパラしてなかったです。
お店のtwitterによれば、大勝軒隣の旧店舗での営業は2017年6月18日をもって終了し、8月25日からお店の裏側(大勝軒の道路を挟んだ真裏)の新店舗に移転し、営業再開とのこと。
2016年11月20日放送の東京ローカル民放番組 動画(3分~)の「カレー博士が厳選!ワールドカレーツアー」特集でラージさんとベジタリアンミールスが紹介されました。
<2013年11月24日再訪>
鼻炎になり、喉も痛いため、薬膳効果を求めて、1年4カ月ぶりに日曜午後1時半過ぎに出向いてみました。
この日は池袋駅や東池袋駅からではなく、初めて副都心線の雑司が谷駅1番出口から都営荒川線に並行する道を高層マンションやサンシャイン60が見える方向へ進み、都電雑司ケ谷駅の手前の踏切を左折せず、ひたすら道なりに行き、首都高ガード下のお店まで徒歩10分弱で到着。
先客でテーブルがほぼ埋まっていたところ、幸い1席だけ空いていたため、ラッキーでした。(2時半過ぎに退店するまで、入れ替わり立ち替わりに客が入店し、テーブルが空くことはなかったです。)
接客は若い日本人女性2名で、厨房にはマスクをしたラージさんがいました。
いつものベジタリアンミールス(1,000円)をオーダー。
15分ほどして、ステンレスターリーに載せられたミールスが来ました。
この日はホウレンソウをマッシュしたサグパニールのパニール抜きのようなカレー、ナスカレー、刻んだホウレンソウとダルのカレー以外は、いつものサンバル、ラッサム、ヨーグルト、パパド、プーリー、玉ねきのアチャール、小さくカットされたバナナ、半切りのグラブジャムーンとライスで、デザート以外、ヨーグルトも混ぜ合わせて完食しました。
食後に壁に掛かった黒板の日替わりメニューにマトンビリヤニ(1,680円)を見つけ、持ち帰り可能か尋ねたところ、OKだったため、プラスチックの弁当容器に入れてもらい、電車で持ち帰りました。
夕食にレンジアップしたところ、ボリュームは牛丼並盛り程度で、カルダモンや八潮並みの大ぶり骨付きマトンが5つ入ったジャスミンライス(ミールスと同じ米)はスパイシーで味は良かったのですが、ウェットでパラパラしておらず、ちょっと残念でした。
少し揚げたような目玉焼きは半熟で、ハードボイルドのゆで卵が載ったビリヤニしか食べたことがなかったため、ちょっと新鮮でした。
なお、付け合せで、玉ねぎスライス入りのフレンチドレッシングのように少し油っぽいライタ(甘くないスープヨーグルト)と、サラダ菜、トマト、キュウリのスライスがついていました。
<2012年7月16日再訪>
30度を超える猛暑の海の日(祝日)午後1時半に出向いたところ、若干の空席を残すのみで賑わっています。
べジタリアンミールス(1,000円)を注文し、約15分ほどして到着。
今回は、マカロニを揚げたものと赤唐辛子で酢漬けした玉ねぎのアチャール(以前、麹町アジャンタで食べたものに味がよく似てい
た。)が付け合せとして提供され、それぞれがおいしかったです。
また、ココナッツ入りカレーがマイルドで抜群でした。
個人的には、都内のインド人シェフの店で土日祝日でも1,000円で食べられるべジタリアンミールスは、味もコストパフォーマンスもともに素晴らしいものだと思います。
<2011年8月14日再訪>
代々木公園のインドフェスティバルの屋台メニューは今一つにつき、土日祝日でも1,000円ポッキリのランチベジタリアンミールスを目指して12時半に入店、お盆のせいか多少空席があり、のんびりとした雰囲気です。
注文して数分でお待ちかねのミールスが到着。インドの若い女性ウエイトレスがメニューを早口で紹介してくれましたが、インドなまりで少々聞き取れず。残念。
今日はハーフナンではなく、プーリーが出てきて安心しましたが、油が染みすぎてちょっぴりがっかり。
定番のサンバルは大きくカットした大根が3個入っており、ラッサムもトマトたっぷりです。このほか、4種類のベジカレーはダル、ナス、カボチャ?、ホウレンソウ?(聞き取れなかったため、マッシュした色からの想像)もスパイシーでプーリーに浸して食べ、残った分はパパドを細かく割ってライスにふりかけて、サンバル、ラッサム、ヨーグルトと混ぜながら食べ、いつもながら絶妙な辛みと酸味に降参しました。
最後にデザートのハーフミニバナナとハーフグラムジャムーンも完食。今日も満足なランチとなりました。
<2011年4月訪問>
池袋西口公園で開催されたボイシャキメラの屋台メニューに心惹かれず、ネットでラージさんが里帰りを終えて店を再開したことを知ったことから、池袋で頻繁に立ち寄るこちらへ。
テーブルは全て埋まっており、客が退席する都度、すぐテーブルが埋まる程、相変わらずの人気です。
ベジタリアンミールスをチョイス。ライス、パパド、ポリヤル、クートゥ、サンバル、ラッサム、ヨーグルト、中華菓子に似たゴマでまぶした小さい団子状のデザートがついてきます。しかし、いつものプーリーではなく、なぜか、ハーフナンが乗っていてがっかり。ナン自体はおいしいのですが、南インドのあっさりした野菜メニューでは素材に味がなく、薄いプーリーの方が合います。
隣席に手食する若い女性がいましたが、この後、CD店巡りをする自分はスプーンで我慢し、口当たりはマイルドなのにビシッと効いたスパイスのポリヤルやクートゥをナンで食べ、細かく砕いたパパドをライスに振りかけながら、サンバル、ラッサム、ヨーグルトを混ぜ合わせて、さながらインド風茶漬けにしてさらさら完食。辛みと酸味のバランスの良いこの味に今日もやられてしまいました。
追伸:ラージさん以外の店員は初老のインド人男性ではなく、インド人の若い男女ペアと日本人男性の3人体制になっていました。
10位
1回
2015/11訪問 2017/02/18
新丸子で南インド名物のミールスやドーサ等、週末に週替わりのビリヤニ、毎月最終週末には食べ放題のミールスが食べられます。
東急線の沿線誌2017年1月号の武蔵小杉特集でお店が紹介されています。
また、お店のtwitterで週末の週替わりのビリヤニや毎月最終週末の食べ放題ミールス等が紹介されています。
<2015年11月再訪>
ネット情報やお店のtwitterで、2015年11月21日~23日までの終日に、開店4周年記念でバナナリーフに載った食べ放題のミールス(1,000円)が提供されることを知り、3年ぶりに3連休最終日のランチに出向いてみました。
開店直後におひとりさま、カップル、グループ客で満席となり、出入口の上のテレビには南インド映画(タミル?)のミュージカルシーンが映し出されており、オープンキッチンにはインド人男性シェフ1名、厨房兼接客にインド人男性1名、接客に日本人女性1名と南アジア系女性1名の体制です。
早速カットされたバナナリーフが敷かれて、バスマティライスとカトリに入ったモール(甘くない塩味のバターミルク)、ラッサムが載せられて、ミールス専用のステンレス容器からインゲン入りのサンバル、キャベツやグリンピース等のポリヤル(炒め物)、カボチャのクートゥ(煮物)、ダール(レンズ豆又はキマメ?)がライスの上に注がれて、アッパラム(豆のうす揚げせんべい)も置かれて1回戦。
アッパラムを割り砕き、ほかほかでパラパラなバスマティライスと各種おかずをよく混ぜ合わせると、酸味や辛みが絶妙でとてもおいしく、ラッサムをスープのように飲んだり、ライスにかけると、お茶漬けのようにさらさらと口に入っていきます。
バスマティライスの食感が軽いので、思わず全種類を2回ずつお代わりして終了し、店外に並んで待っている客がいたので、そそくさと退店。
満足満腹な休日ランチでした。
<2012年11月再訪>
開店1周年記念でバナナリーフに載った食べ放題のミールス(1,200円)が25日まで3日間提供されることをtwitterで知り、早速初日のランチに出向いてみました。(なお、ディナーは1,500円)
まず、バナナリーフが敷かれて、続いて、バスマティライス、ナスのマサラ、キャベツ、ニンジン、マスタードシード入りのポリヤル、かぼちゃのクートゥ、ニンジン、インゲン、ナス入りのサンバルがミールス専用のステンレス容器から注がれます。
さらに、パパド、カトリにはラッサム、バターミルク(塩とスパイス入りの甘くないスープヨーグルト)が注がれ、この店名物の四種類のチャトニが勢揃いして、1回戦開始です。
手食しようとしたら、料理が熱すぎたため、少し冷ましてから混ぜ合わせて食べました。
この日は少し寝坊したため、朝食を兼ねたこともあり、チャトニで味の変化を楽しみながら、お代わりの4回戦まで突入して、満腹満足なホリデーランチとなりました。
なお、12時前の退店時には、雨天にもかかわらず、カウンターを除き、満席となっていました。
バスマティライスとともに全ての料理が食べ放題かつ野菜たっぷりで、ヘルシーなミールスに興味のある方は、今週末に出向いてみてはいかがでしょうか。
<2012年10月再訪②>
東銀座のダルマサーガラのビリヤニで満腹とならなかったため、日比谷線と東横線を乗り継ぎ、日曜午後2時半過ぎにランチのはしごで出向いてみました。
先客はインド人や日本人のグループやカップルでカウンター以外は席が埋まっています。
店内の液晶画面には字幕なしのインド映画が映し出されており、インド人客が見入っています。
第1希望のラムチョップビリヤニは売り切れにつき、第2希望のべジタリアンドーサセット(990円)を注文、10分ほどして、給食のような窪みつきのステンレス皿に小さなカトリ(容器)に入ったサンバル、野菜カレー、サラダ、日本米、マサラドーサが4種のチャトニセットとともに到着。
マサラドーサ(ラバ(セモリナ粉)マサラドーサ?)は30cm程の大きさで、真ん中にスパイスで味付けされたマッシュポテトが入っており、クレープのような生地がしっとりとモチモチして、これだけでも十分おいしいのですが、大き目のナス入りサンバルやチャトニを混ぜ合わせながら食べると、スパイシーな中にも酸味があって、食が進みます。
野菜カレーは大き目のジャガイモやカリフラワーが入っており、カトリ一杯程度の日本米と合わせて食べるとおいしいです。
サラダはキャベツやニンジンの千切りやサラダ菜少々の付け合せレベルで、可もなく、不可もなしです。
締めのホットチャイはもう少し甘さが欲しかったのですが、胴囲が気になったため、砂糖の追加を我慢して飲み干しました。
この店ではランチ、ディナーにかかわらず、4種類のボリュームたっぷりのチャトニが常に味わえるため、チャトニ好きの方や興味のある方は一度出向かれるのをおすすめします。(一部で知られている甘酸っぱい「チャツネ」とは全くの別物です。)
また、週末限定のビリヤニ狙いの方は、予め電話で問い合わせた上で、店に出向いた方がよいと思います。
<2012年10月再訪①>
出張帰りに少し足を延ばして、武蔵小杉からも徒歩圏内の同店へ平日午後6時過ぎに出向いてみました。
ノンベジディナーミールス(1,980円)を注文、20分程して、テーブルに敷かれた緑色の円形ゴムシートの上にステンレスのターリーに載ったミールスがこの店名物の4種類のチャトニとともに到着。
中央に茶碗1杯分のバスマティライス、アッパラム(パパド)、パロタ、小さなカトリにはセミヤ、ヨーグルト、マトン、チキン、サンバル、ラッサム、ポリヤル、スパイシーチキンがレモンの輪切り付きで勢揃いです。
以前食べたスペシャルランチミールスとの違いは、①野菜カレーではなく、マトンカレーが付くこと、②スパイシーチキンはランチよりも一回り大きいこと、③ライスは日本米ではなく、バスマティライスだったこと、④ワダは付かないことです。
この日はパロタが焼きたてで、外側がサクサク、クリスピーで中がもっちりとして、個人的には今まで食べた中で一番おいしく、スパイシーなマトンに合わせると良い加減でした。
個人的に残念だった点は、ライス、サンバル、ラッサムのお代わりは追加料金(ライスのみ200円、サンバル、ラッサム付きで350円)が必要となることで、大食漢はサンバル、ラッサムやライス食べ放題の他店に行くことををおすすめします。
<2012年3月再訪>
食べログHPの「お店の最新情報」で土日特別メニューで骨付きマトンビリヤニが提供されることを知り、ビリヤニ好きとしてはいてもたってもいられず、店に出向きました。
店内は英語字幕がないタミル映画が流れてまったりとしています。
オーダーして10分程でビリヤニ、ライタ、野菜クルマ、セミヤが載ったターリーとチャトニセットが到着。
ビリヤニはバスマティライスにグレービーが染み込んでいますが、スパイシーではなく、シャキシャキの玉ねぎスライス入りのスープ状のライタ(ヨーグルト)と合わせると歯ごたえよく、辛味が出てきて、とてもおいしいです。
マトンは大ぶりの塊が4つあり、プリプリしていますが、骨付きは1つだけで骨付き肉フリークにはとても物足りなかったです。また、ボリュームも八潮の特盛ビリヤニに慣れた胃袋には少し物足りなく、帰宅後に間食してしまいました。
いんげん入りの野菜クルマはココナッツミルクでやさしい味でしたが、ビリヤニに付く必然性はなく、チャトニセットもビリヤニ自体に味が付いているため、やむなく野菜クルマに混ぜてスパイシーにして食べ切りましたが、さながら刺身がないのにわさびや生姜のすりおろしをなめるような感じでミールスやドーサ等のティファン類がないため、何だかバランスが悪かったです。
デザートのセミヤ(春雨よりも細い麺)はココナッツミルクがマイルドでほっこりしました。
しめてお会計で1,990円のところ、クーポンで割引でした。
<2011年12月初訪問>
某Twitterで新丸子でミールスが食べられるようになったとの情報を知り、土曜の昼に出向いてみました。
新丸子駅東口の商店街を直進し、新丸子の大通りとの交差点を渡って、さらに直進すると郵便局の隣にインド国旗がはためいており、店の目印となっています。
店内には女性客が2名いて、テレビからはUNIVERSAL HERO カマル・ハッサン主演のタミル映画が英語字幕付きで映されています。
店は元居酒屋を居抜きで使っているようでインド風ではありません。
オープンキッチン内にはインド人2名、日本人1名、配膳にインド人1名の体制です。
オープン記念のチラシのチケットを用いてフリーの前菜とスペシャルミールスを注文。
先に前菜として玉ねぎのパコラ(天ぷら)とともにトマト、ココナッツ、ミントのいわばインド国旗のトリカラーのチャトニとジンジャーのピックルが小さな容器に入って提供され、南インド好きには好印象です。
パコラにチャトニやピックルをつけて食べるとスパイシーでなかなかおいしいです。
続いてスペシャルミールスが到着。ターリーの容器がミールス用で底が深く、思いっきり混ぜられる点も好印象です。
カトリにはサラダ、野菜カレー、チキンカレー、サンバル、ラッサム、クートゥ、ポリヤルとタピオカパヤサムが入っており、フライドチキン、ワダ、パロタ、ライス(日本米)、パパドとターリー一杯に並ぶ様は壮観です。
サラダはキャベツでポリヤルもキャベツと重なっているのがちょっぴりマイナスですが、味わいはそれぞれ違っています。
チキンカレーはマイルドかつちょっと薄めでしたが、デニッシュ状のパロタにつけて食べるとおいしいです。
フライドチキンは骨付きの小振りな手羽元でスパイシーではなく、日本のものと変わらない味で残念。
サンバル、ラッサムはマイルドで家庭料理のようなやさしい味です。
ドーナツ状のワダはミントチャトニやサンバルをかけると絶妙な味わいになってたまりません。
野菜カレーは人参、クートゥはダールがそれぞれ入っており、これもやさしい味で最後にはサンバル、ラッサムとともに割ったパパドを振り掛けてライスに余ったチャトニやピックルと混ぜるとスパイシーかつ多彩な味となってパクパクと完食。
デザートのタピオカパヤサムはタピオカが少し固く、残念でしたが、ココナッツミルクはおいしかったです。
最後のチャイはエアブレンドはなかったもののマイルドな味でおいしくいただきました。
しめて1,350円のところ、チケットを用いて1,000円ポッキリでお会計となりました。
全体としてはミールスの味が南印度ダイニングやムットのような家庭料理に近い感じで個人的にはA・RAJのスパイスがガツンとくる方が好みですが、これはこれでおいしかったです。
他のレビュアーさんの投稿を参考にして、神戸、大阪、富山遠征で強豪店ばかりに出会えたことが大満足でした。
1位のカラチの空はイードの多種多様なメニューが素晴らしかったです。
地元神奈川の数少ない南インド料理店で、毎週末ビリヤニを提供するなど工夫している10位のマドラスミールスの今後の躍進に期待です。