シモ007さんのマイ★ベストレストラン 2013

知らないと決して行かないであろうビルの4階にそこはある。

カウンターでBARとして一人でも勿論楽しめるし、
ゆったりソファを複数人でラウンジ感覚でも楽しめるし、
テーブル席でしっかりした食事もできるし、
何かと便利な銀座のガストロノミックBAR。


空間は柔らかい明かりが灯され、真空管アンプでお洒落な音楽が包み込む。
音響関係はリップスライムのSuさんが監修しているそうで、
そりゃお洒落でいい音なわけだ。

料理はオープンキッチンが併設されているので、
BARとして考えれば、料理のレベルは非常に高いと思う。

中でも毎回必ず頼んでしまうお気に入りが以下

○シャトーブリアンの和牛カツサンド　3,000円
○ミヤマのネパール修業スパイスカレー　1,500円

奮発して頼んだカツサンドを、初めて食べた時は衝撃的だった。

1954のカツサンドも驚いたが、それを上回る出来栄え。
勿論、値段は高いので美味いのは当たり前かもしれないが、
研究し続けたら肉はシャトーブリアンに行きついたそうだ。

パン粉を極力少なくして、
肉の旨味がしっかり伝わるパンとのバランスが素晴らしい。
分厚いサンドなのにスッと歯でちぎれ、
肉の味をしっかり引き立てたカツサンドで、とても美味しい一品だ。

店長深山さんが作るカレーも〆には有難い一品。
ネパールで修業したというカレーはスパイスを上手に使っていて、
BARで食べられるカレーの域を超えている。


古き伝統のインテリアと斬新さを上手く融合させた、
新しいスタイルのお店だと思う。

とても居心地がいいBARなので、今後も通い続けるだろう一軒。

押上にはスカイツリー以外で降りることが無かったが、
界隈の下町風情を楽しみながら、
スマホのGPSが無いと迷いそうになりながら、
こんな場所に行列が、、という感じでようやく到着。

予約していたのでスムーズに入店でき、
目当てのカウンター席を確保。

メニューの札が並んだ壁が昭和の香りを醸しだして、
いい味出しているんだよな。

肉のラインナップが多くて悩むが、
提供できるモノである程度お任せにしてみた。

頼んだ料理は以下。

○煮込み　380円
○馬刺し　850円
○なんこつホイル焼　600円
○白　380円
○牛レバスライス焼き　多分780円くらい


最初に煮込みが到着。
モツの処理は完璧で、部位も色々入っていてとても美味い。
この煮込みで最初からハートを掴まれてしまった気分。

今のところ世間のとは違う、
個人的に勝手に言わせてもらっている東京三大煮込み
「岸田屋、米山」に続き「まるい」がランクイン。
それぞれ嗜好の違う煮込みだが、
共通しているのは素材がよくて、
煮込み具合と味のバランスが絶妙という事かな。

特に馬刺しは凄く良かった。
刺身は馬刺しだけしか出せないとの事で残念だったが、
この厚みある赤身の馬刺しは絶品だ。
ねっとりとしていて甘みがある。
この厚みと量で850円とは驚いた。


なんこつホイル焼きは、
他の方が頼んでいて食べてみな、とオススメされた品。
軟骨が細かく砕かれていて、
歯が無くても美味しく食べられるナンコツにしたのだとか。

さっぱりしていて、
箸休め的な肉料理としては面白い一品だった。

シロはかなり大ぶりなのを炭で大量に焼いて、
タレをたっぷり掛けた品。

シロの大きさと旨味、
タレとのバランスが良くて、久々に唸るシロを食べた気分。


最後に目当てのレバーが登場。

巨大なレバーを見せてもらい、調理が始まる。
カウンターにレバーが置かれるのだが、
刺しで盗み食いしたくなる衝動を何とか押さえる。

レバーは焼いて登場。
これまた豪快な厚切りで食べ応え十分。
美味いけど、刺身で食べたくて仕方なかった一品だった。


他にもチャレンジしてみたかったが、もう満腹でギブアップ。
カウンターなので大将の話しと料理のライブ感が楽しめて、
とても愉しめた。

そしてお会計は二人で6杯くらい飲んで、
たらふく食べて7170円とは安い！


お酒もグレープハイは400円で
グレープが丸々一個もついてくるし、
お酒も肉料理も、チマチマした感じではなく、
豪快に安く提供している太っ腹な感じがいいな。
いつまでも頑張ってほしい。

値段の高い高級肉料理店は美味いに決まっているが、
この値段でこのクオリティとは感動モノだった。

財布を気にしないで、
美味しい肉料理を鱈腹食べたくなったら、再訪確実の一軒。

オーナーバーテンダーが新天地に移ってからは、
後継者がこのブランドをどう創り変えていくのか愉しみだったが、
この銀座店も移転の関係で2014年12月で閉店し、
別の場所（銀座）で再開するとのこと。

大好きなBARだったので非常に残念だが、
時代の流れなので仕方ないな。
BARの愉しさを一番教えてもらったBARかもしれない。
今までありがとう。

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何人ものバーテンダーから、
此方は面白いので行ってみるといいよ、と勧められたBAR。
やはり間違いなかった。

銀座という場所柄、
凛としたカチカチ系の雰囲気を求めていたらここは違う。
レベルの高いカクテルを愉しく飲ませてくれるBARだ。

店内は必要最低限の灯りしかないので、
写真がパッとしない点はお許しを。

何よりもオーナーバーテンダー田辺さんのカクテルへのこだわりが凄い。
これは表現し辛いのだがシェーカーも独特の振り方で、
カクテルと対話している、という表現がいいのか、
作るプロセスを楽しく見せてくれる。


更にカクテルに合わせて、
毎回違うピッタリなお菓子やアテが提供されるのだが、
そのセンスがとてもいい。

例えばフレンチコネクションは丁寧にステアして氷無し。
何で氷が無いのかと思ったら、合わせに温めたガトーショコラが登場。
チョコと合わせてまったりとやって下さい、と出された時は驚いた。

マティーニのオリーブは勿論絶品。

ビンテージ物のウイスキーには、
30ヶ月寝かせたブルーチーズなどが提供。

カクテルだけでなく、お菓子やアテとのマリアージュが楽しめるのである。

デザートカクテルもどれもレベルが高いので試す価値あり。

最後は自家製コーヒーリキュールで〆るのが定番になってきたのだが、
まさにコース料理のようにカクテルで演出してくれる。


こんなに魅せられたBARは初めなので、
すぐにリピートしてしまったのだが、
何度来ても色んなカクテルが出てくるので毎回愉しませてくれる。

でも来年からは田辺さん不在だけでなく、お店の場所も移転するとのこと。
ちょっと困るなぁ。

カウンターはライブ感を感じられてやっぱりいい。

そして超有名人になっても、
サービス精神を忘れないくろぎさんの姿勢が好きです。

料理はどれも美味しく、
最後の葛きりも勿論好きだが、手作りわらび餅も凄く美味しかった。

今日も美味しく満足な夜でした。


「2012/5」

カウンターのライブ感は堪りませんな。期待が高まる。

料理はどれも華やかで目も楽しませてくれた。

初鱧の叩きはとてもいい食感。
お椀は蛤。蛤だけで取った出汁らしくこれは絶品だった。
焼き物は稚鮎。揚げは特に香ばしく酒が進む。
お造りは見た目も鮮やかで、食べるのが惜しい。
宮崎牛はサービスで頂く。柚胡椒との相性が抜群だ。

ここまででどれだけ食べたのだろう？
と思うほどの種類を食べて満腹感に。

最後の食事は蛍烏賊と新生姜のご飯。
好きなだけご飯、味噌汁をお代りしていいと勧めて頂き、
何て気前がいいだろう。
もう腹いっぱいだったが、ご飯が美味し過ぎてお代りしてしまった。

甘味は葛きり。目の前で出来上がるライブ感は楽しいし、食欲が増してくる。
別腹とはこのことだな。

最後はお土産まで頂いてしまい、
腹いっぱい、胸一杯で楽しく大満足のくろぎさんだった。

また会員様に連れてきてもらう事ができた。
入り口でいつか自分のICカードをかざしてみたいものだ。

ドラマ半沢直樹でBARのシーンが数回あるが、
あの重厚感あるBARはさては？
と思ったが、やっぱりネプラスの六本木店だった。

この日は和スイーツが3種類提供され、
洋酒と合わせるのも面白いものだと思った。

ハーパー50年物を頂き、
現行物と飲み比べさせてもらったが、あまりの違いに驚いた。
ヴィンテージ物が本当に多いBARだな。

最後にオーナーが抹茶をたてて頂き、
とてもいい〆になった。

BARで和菓子を頂き、最後に抹茶を飲めるとは、
雰囲気もそうだが改めて粋なBARだな。

今宵も大好きな空間で、
会員様と楽しいBAR時間を過ごす事ができて満足な夜だった。


「2013/5」

映画のセットを手がける
ヌーヴェルヴァーグが設計した数々のBARに惚れ、
都内のBARは大体足を運んでみたが、やっぱりどこも個性があって素敵だ。

そんな中、此方だけは会員制の為、
行きたくても行けなかったのだが、
機会があり、念願叶って会員の方に連れてきてもらう事ができた。

いつも通りすがるだけだった鉄格子を開け、
怪しい地下の階段を降りるとカードをかざして開く重厚な扉。

店内は銀座の一等地には勿体無いくらい、空間を贅沢に使った造り。

大きなシャンデリアが映えるテーブル席もあるが、
やはり大好きなカウンターへ。

皮のソファータイプの椅子は、
一人のスペースがゆったりしていて贅沢な配置。

バックバーはオールドボトルがオブジェのように飾られている。

この空間は流石ヌーヴェルヴァーグと思わせる。
他の設計したBARもそれぞれコンセプトは違うが、
此方はやや抜き出ている印象。

オールドボトルが充実しているが、
会費制の為、一杯あたりの料金はかなり安く設定しているとのこと。

ラフロイグの飲み比べをさせてもらったのだが、
どれも提供するグラスが凄く、それだけで酔いそうだ。

キッシュやスイーツなどを酒に合わせて色々提供してくれるので、
楽しいマリアージュが完成できるのは嬉しい配慮。

銀座にある極上の贅沢隠れ家BARは、
バーテンダーの間合いも絶妙でサービスも一流。

やっぱりBARは奥が深くて好きだなと思えた夜だった。

年内最後の訪問で天然鰻が食べられたので満足。

「この天然鰻がお前らのだからな！」
大将の小言を聞きながら（笑）、目の前でさばいてもらい、
最後まで楽しく、美味しく、大満足の鰻コースが堪能でき、
いい年越しができそうだ。

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鰻が好きなら是非一度は訪問する価値がある名店。

「新年早々からお前の顔は見たくね～よ！
　でも今日は滅多に入らない浜松の天然があるから食わしてやるよ！」
ということで、ようやく天然を食べさせてもらった。

養殖と天然を食べ比べしたが、あまりに違いすぎて驚愕。


話題の親父様のインパクトは強烈だが、
意外と目は隅々まで見ていて、口で店の空気を自在に操り、
手元はしっかり動かしているのでまさに職人技。

合わない人は多いと思うが、憎めないキャラなのが凄い。

今回は大将の前に座らせてもらい、
接客についての考えなどをたっぷり聞かせてもらった。


鰻はいつものように大将にお任せして一通り楽しむ。
調理は目の前で捌いて焼いているので、鰻料理のライブが見られる感じ。


他店で同じ鰻を出されたとしても、
提供されるまでの調理過程を見ることや、
親父さんの思いやこだわりを聞くことで、
情報が大事な調味料に変化して、一段と美味くなるのだと思う。


肝心の鰻料理は串ものがどれも絶品。
えり、ひれ、きも、一口蒲焼、れば、など
鰻丸ごと食わしてくれて美味いし楽しい。
天然の串も出してもらったが、柔らかさが全く違う。

そして留めは「心臓」。
これは動いたままなのでためらったが、一気に飲み込む。
飲み込んだので味は不明だが苦いらしい。

串を一通り楽しんだ後に、お待たせの「白焼き」が登場。
養殖と天然を食べ比べて、大きくて肉厚なのに
脂っこく無く旨みだけなのが凄い。

そしてメインの蒲焼きが登場。

お重じゃなくて、茶碗でご飯よそうから、
蒲焼おかずで食べなよ！って、どれだけのおかずですか！？
と突っ込みたくなる心境。

蒲焼を半分おかずとして食いご飯をかきこむ。
美味いに決まっているじゃないか！


蒲焼の残りをご飯に乗っけて、
皿に残ったタレをかけてご飯に掛けてかきこむ。
これは最高の贅沢だな。

タレも皿の残りをかけたほうが、
油が残っていて旨みがあるらしい。


味は当然満点だが、親父様の話しや調理を目の前で見えて、
ライブ感覚として楽しめた時間だった。

今日もたっぷりいじってもらい、
美味しい天然鰻を楽しく食べさせてもらって大満足。

焼き手が変わったあと初訪問
信頼できるフォロワーさんの情報通り体制変更されていた

体制だけではなく提灯が綺麗になったり、
ドリンクメニューができていたり、初めての来店者には親切なだが、
よく考えれば普通かと。でも変化は大事。

ドリンクの値段は不明、一杯とかハーフとかもあれば頼みやすいはずだが。

串は二本縛りになってしまっていて、
1人利用としてはだいぶハードルが上がった。
値段というより色々な種類を食べられなくなるのが残念

最初は焼き具合を確かめたくてレバーを注文したが残念ながら固い
普通の焼鳥屋なら美味いと言われるかもしれないが、
此方はレベルが高かっただけに、あのトロッとした絶妙な焼き具合が欲しいところ

火入れが強いのか、ハサミで焦げを落とす頻度が凄く多い

ポテトサラダは相変わらず好きなネットリタイプで美味い

なんこつは縛りがなく一本提供、
レモンが軽く掛かっていて、火入れもよくて美味かった

阿波尾鶏は以前無かったような、安定的な味だった。

二本縛りなのでそこまで食べられなく、
大好きだったつくねは次回にとっておこうと決めて退席。

当然普通の焼鳥屋よりは安くて美味しいかもしれないが、
もっともっと追求して以前以上の焼鳥を提供して欲しいなと思った一軒。
北千住の焼き鳥だとダントツで好きなお店。
20時頃には既にネタがなくなっているので、早い時間が絶対オススメ。

団体客も多く入店できずにいるが、
店内は変形テーブル席が一席あるが、
カウンターメインなので二人までが落ち着くかと。

いい感じで硬派な店主達もお店の雰囲気に合っていていい。

瓶ビールを爽快に開けてもらったあとは、
玉ひも、ハツ、とり刺しを注文。

ポテサラで繋いだあとは、レバーとなんこつを。
ポテサラは細かくなっていてネットリ感が好み。
レバーは高級店顔負けのレアな火入れが絶妙。
大きなナンコツもあれば頼むべき逸品。

つくねは麻の実がいいアクセントな手作りで毎回〆に食べる一本。
食べ飽きたらカレー味にしてもらうのもいいかと。

値段が書いていないので最初はドキドキしたが、
飲んで食べても2,000円台で高級店の半額以下は当たり前。

いつまでも通い続けたい大好きな焼き鳥屋の一軒。
最初はフラっと入ってみたのがきっかけで、
大当たりだったので、その後何度も訪問している焼き鳥店。

赤提灯が似合う渋くて狭い店内は煙モクモク状態で喚起が悪いので、
匂いや清潔感を気にしていたら入らないほうがいい。

ご主人達は煙草も吸いながら焼くので、
気を使った接客や笑顔とかのサービスを求めるなら
入らないほうがいい。

そんなのはどうでも良く、
硬派な店内で安くて美味しい焼鳥だけを食べたい時にはオススメの一軒。

焼き鳥は壁の札を見て注文。
値段無しなので最初は不安だったが、大体150円くらいだと思う。

何より本数縛りが無いので、
一人で行っても好きなのを1本ずつ注文できるのが有難い。
人気店ゆえ20時過ぎには品切れで、
札が裏返しになってしまうので、早い時間の入店がオススメ。

肉はどれも大きめで食べ応えがあり、
高級店なら値段が倍以上する肉質だと思う。

特に好きなのが、レバーとつくね。
レバーはレア焼きでネットリ感がたまらない一串だが、
その日によってバラつきはある。

つくねは軟骨が沢山入ってゴロッとして大き目。
足りなくなるとその場で丸めて、串に刺して焼いてくれるので、
手作り感が凄くよくて美味しい。

炭火じゃないが、焼き加減がよくて好み。
たまに塩加減が強い感じがあってバラつきもあるがご愛嬌。

サイドメニューのポテトサラダや一夜干しも、とてもいいツマミだ。

最初、サワー類の頼み方が迷ったが、常連さんを見様見真似で何となく把握。
既にお酒と割られた状態でジャパンのボトルに入って出てくるので、
そのままグラスに注げばいい状態で提供されるのも面白い。

料金はドンブリ勘定な感じがするが、
一人2000円ちょっとで結構飲み食いできるので安心価格。

ちょっと先にはミシュランの星を取った高級焼き鳥店があるが、
硬派な雰囲気で焼鳥だけを食べるには、自分は五味鳥派だな。

これからも通い続けたいのでずっと頑張って欲しい一軒。

三ノ輪は老舗の名店が多いのでたまに下車するが、
こんなにいいお店はオフ会で教えて貰わなかったら、
ずっと知らないままだっただろうな。


初めてお会いするレビュアー様ばかりだったが、
挨拶はそこそこにすぐに宴会モードへ。
ホッピーがあっと言う間に無くなるスピードと共に、
飲兵衛集団は明るい方が多くて一気に打ち解ける。

料理の注文は大常連様に全てお任せで。

・おばんざいの盛り合わせ
・こころ（ハツ）
・レバー
・砂肝
・つくね
・ハラミ串
・野菜たち
・メインの鳥の水炊き鍋

などなどが続々と登場。

まずは最初に出されたつくねが、
予想以上のふわふわ食感でレベルの高さを思い知らされる。

レバーは大ぶりなのに焼き具合が絶妙でかなり美味い。
塩とタレ両方食べ比べしたが、
塩はややパサパサ感が出てしまうのでタレのほうが好み。

こころ（ハツ）は一番気に入った。
こんなに大きなハツは初めてだ。
大ぶりだが大味では無く、
旨味を十分引き出す焼き具合で絶品。

野菜のこだわりも凄く、
大きななす焼きやアスパラなどがとても美味しい。

そして、おばんざいが充実していてレベルが高い。

ポテトサラダが好きで居酒屋では必ず頼むのだが、
ここにもあるじゃないか。
じゃがいもの食感がしっかりしていて、
このポテトサラダは美味いな。
と思ったら、インカのめざめで作られているようで、
惣菜のレベルは串に負けていない。

メインの水炊き鍋は
鳥ガラコラーゲンの凄い固まりでできたスープで、
大ぶりな鳥もも肉と自家製つくね、旬な野菜で十分愉しめた。
これで3000円は安い。
常連様に鍋を仕切って頂いて、
申し訳ないくらいに自分は食べる事専門に。。

いや～美味しかった。
この鍋は食べる価値大の一品。
冬のシーズンはまた食べたい。


最後に店主とご挨拶をしてオススメを聞くと、
生かわだとおっしゃる。
この日は早々に品切れだったので出せなかったそうだ。

そうなると食べないと気が済まない性分。

ここのレベルが高いことは実感したのだが、
食べていない串をじっくり味わいたく、
そして生かわを食べたく、
その後一人で再訪してしまった。

再訪時はカウンターで大将の焼き場の前に座らせて頂いた。
かなり強い炭火で、丁寧に焼いていらっしゃる。
部位の詳しい説明を聞きながらの食事には特等席だ。

料理は大好きなポテトサラダを一人占めし、
焼鳥を思う存分堪能したく頼んだのは以下。

・もも　240円
・手羽先　220円
・レバー　160円
・はつ　160円
・ササミ　420円
・生かわ　220円
・ポテトサラダ　350円
・かしわ飯　250円
・とりスープ　160円

やっと食べられた生かわは、びっくりするほど美味い。
胸肉の希少部位を皮と一緒に焼いているので、
よくある皮とは全く違う一品。これは食べる価値アリ。

最後はかしわ飯ととりスープで〆。
かしわ飯はいい染み具合で本当に美味しい。
そしてスープは、前回食べたコラーゲン鍋の味だ。
そこらの鳥スープとはレベルが違いすぎた。

やはりここの串は大ぶりで食べ応えあるが、
焼き具合も絶妙で大味にならずにとても美味い。

そして串だけでなく、
おばんざいレベルが下手な飲み屋より凄いのが嬉しい。

初回時はたらふく飲んで食べて約4500円、
再訪時は3000円ちょい。安い。

焼鳥の人気店にもたまに行くが、
高くて美味いは当たり前と思い知らされた瞬間。

焼鳥店としているが、自分の好きな惣菜等が、
いいとこ取りできるお店なのでかなり満足。

これから三ノ輪下車が多くなりそうだな。

そして名店になりそうな予感。

こんなにいいお店を教えて頂いた
マイレビュアー様達に感謝を込めて。

今日は11/11は通称立ち呑みの日。

どこに行こうかと迷ったが、
馴染みの落ち着く立ち呑みのがいいのか、
やっぱり此方で一杯やることにした。

立ち呑みの日限定で一品サービスがあり、
手焼厚焼玉子を頂いた。

その他にもお客さん全員に祝い酒が振舞われ、
元気で楽しい立ち呑みの日を過ごす事ができた。

今年一番通った立ち呑み店は、
今後もずっと通い続けそうだ。


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定期的に通っているお気に入りな、亀有の立ち飲み店。

日替わりは勿論のこと、新メニューもあったので更新。

生かじきが入ったとのことで大将と写真を一枚。
珍しい刺身で頂き、肉厚なかじきが380円。

賄いで始めたという海戦茶漬け400円は、
その日あったら必食メニューだと思う。

新鮮な魚達が贅沢にゴロゴロ入っていて、いい出汁が出ている。
これで400円なら安くて美味くて腹いっぱいになるし、
飲んだ後の〆には最高の一品だ。

そして入口付近は禁煙スペースが一部出来ていて、
立ち飲みには珍しい配慮で助かるな。

これからも進化し続けてほしい一軒。

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「2013/4」
結構通っていてお気に入りな、亀有の立ち飲み店。

何でも大将は数えきれないほど立ち飲み店を
巡ってこの店を出したということで、
いいとこどりしている立ち飲みだと思う。

掛け声があって活気がよく、
初めてでもすんなり入り込める環境は嬉しい。

料理も手軽で、
築地の独自ルートを確保しているそうなので、
魚介系はどれも安くて美味しい。
寿司屋や料亭に卸すネタで、
見た目など訳あり系を安く仕入れているので、
立ち飲み価格で食べられる。

たまたまそんな流れで入手できるという
本マグロも580円で食べられたりするので有難い。


駿河湾のあじのたたき380円や
たらこの炙り380円、
目板カレイの醤油揚げは何と100円！

そして厚切りハムカツ330円が凄い。
大露路ともいい勝負の分厚さで、
個人的には都内最強な気がするな。
これで330円は大満足の一品。

居酒屋定番メニューは
どれも立ち飲み価格で食べられて楽しいお店。

駅から離れていてもこれだけ繁盛しているので、
みんな大好きな立ち飲みなのだろうな。
益々人気の立ち飲みになりそうだ。

ＢＡＲが好きでたまにの贅沢でいろいろ伺うが、
ここは凄くホスピタリティが高いBARだと思う。

店内はテーブル席が3つあって広く、
カウンターにはメニューが置いてある。
この手のきちんとしたBARでメニューを見たのは久々だ。

メニューの有無については店主のこだわりに左右されるが、
飲み手目線で考えるとあって困ることは無い。
むしろ助かるほうが多いと思う。

大会で優勝された方なので、
肝心のカクテルは抜群にレベルが高く、
特にフルーツカクテルは凄い。

オーナーバーテンダー含め、
スタッフは3人いるのでサービスが行き届き、
間合いも上手いので凄く居心地がいい。
ここはBARでは重要なポイントだと思う。


お会計時は頼んでもいないのに明細書をもらえた。
その後はコースターに可愛く記載。

明細書にはカクテルの値段までもしっかり記載してあるではないか。
BARでこっちから値段なんて聞けないよ～、、、
とずっと思っていたのでこれは改めて有難い。

値段もそうだが何飲んだか覚えるの大変なので、
カクテル名が書かれているのは助かる。

更に明細書には御礼のメッセージまでもあり、嬉しいな～。


総じてここはホスピタリティが高いBARだと思った。

カクテルのレベルが一流で、
サービスがしっかりしているのは前提で、
他のBARより飲み手目線だなと感じたのは以下の点。


・一流BARでは珍しく予約ができる
・スタッフが3人いるので隅々まで目が届く
・メニューがある
・お通しが選べる
・チャージが500円で安い
・明細書が貰える
・御礼のメッセージまで手書きで書いてある


BARはお互い初回の印象が大事だと思っているが、
ここは満足度が高いので、
自然と通いたくなってしまう雰囲気がある。
勿論自分もそうだが。

どんどん人気が高くなりそうなBARだな。