WEST SIDEさんのマイ★ベストレストラン 2017

「WEST SIDE」の「WEST SIZE」を気にしつつ・・・

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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おかげさまで今年も超スローペースながら食べログ活動を続けることができました。
何かやたらと肉とカレーのレビューばかりになってしまいましたが!笑
そんな中、今年の夏に食べログBOOKSから発売された「頂点の焼肉」という本で
町屋にある「正泰苑」という焼肉屋さんを紹介したページの中で
私のレビューを一部取り上げて頂き、
とても感慨深い一年となりました。
2018年はもう少しスピードをあげてアップしていきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

  2017年 12月     
                          WEST SIDE

マイ★ベストレストラン

1位

正泰苑 総本店 (荒川七丁目、町屋駅前、町屋 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/01訪問 2017/02/23

町屋 焼き肉 食い倒れ

「なんでこんなに美味しいんだろう?」
食事の最中にこんな感嘆のセリフが皆の口から一様にこぼれだす。
「焼肉ってこんなにも美味しかったっけ?」
ああ、そのセリフは今自分もちょうど言おうとしていたところだ。

職場の内輪の面々8人での焼き肉新年会。
場所は下町情緒あふれる荒川区町屋。
町屋駅から10数分歩いた住宅街の中にポツンとそのお店は存在した。
見た目は場末のさえない一焼肉店。
しかしその実態は泣く子も黙る肉のワンダーランドであった。

最初に食べた熟成タンの盛り合わせ。
これでいきなりハートを鷲掴みにさせられた。
舌の先の部分から、端っこ、中心部、奥部の4部位を食べられるお得なセット。
各部位ごとに厚み、旨み、甘みを食べ比べできて
タンの美味しさと、奥深さを楽しみながら実感できて大満足。

次にカルビに上カルビ。
ここで早目に白飯を投入。

カルビはさしが入りまくりで口の中でとろけます。
ほとんど噛むという作業が不要で
ちょっと甘めのタレとよく合い、これと白飯で永遠に行けそうな感じ。
上カルビはさらにさしがすごく、油の乗りが半端じゃない。
先程以上に噛む作業が不要。
肉の旨味がこれでもかと凝縮されている感じ。
これがワサビをつけて食べると
あら不思議!というくらいに重たさが消え意外とさっぱりと頂ける。
たっぷりとワサビをつけても不思議とワサビ特有のツーンと鼻をつくような辛みが全く顔をださず
むしろまろやかな風味が味わえる。
極上の大間のマグロを食べているような食感だ。

次にハラミと珍しいハラミのしっぽ。
ハラミは今まで食べてきたそれとは一ランク違う別格の美味さ。
厚切りなのだが非常に柔らかいため食感がすごく良い。
肉を食べている感がダイレクトに伝わってくる。
そして特筆すべきはハラミのしっぽの美味しさ。
あえて皮がつけてあり深目に切り込みをいれたオリジナルカットで提供される。
筋が多く脂肪たっぷりなのだが
生姜風味の味付けで隠し味にオイスターソースを使ったというタレがかけられているせいで
この筋が何と言えない美味しさの食べ物に変身してしまっている。
これにはただただ脱帽。

ここいら辺で店員さんが「本日の野菜はいかがですか?」と
籠に盛られた野菜をワゴンサービス状態で聞きに来た。
これは肉で盛り上がった胃や口の中をお化粧直しする絶好のタイミングではないか。
エリンギや銀杏、アスパラ、シイタケなどを各々頼み
しばらくはお肉の休憩タイム。

休憩後は再び焼肉祭りの再開だ。
ホルモン、ゲタ、ももなどを頼みさらにはカルビもお代わり。
どれもこれも文句のつけようのない質の肉の質の良さと美味しさに大満足。

飲み物はビールから始まり、マッコリへと移行して最後は名物のレモン玉で締めた。
このレモン玉だが、酎ハイに丸いレモンシャーベットの玉が入っていて
そのままレモンシャーベットをスプーンですくって食べるも良し。
ほぐして酎ハイに溶かせて飲むも良しで
楽しく、美味しく、なおかつ口の中もサッパリできる優れ物だ。

今回は女子も多かったので彼女らの希望通りに最後はデザートまで。
ということでタピオカとカキ氷を半々ずつオーダー。
タピオカはバニラアイス入りの欲張りデザート。
甘いものは別腹だと言わんばかりに物の見事に皆の胃にいとも簡単に消えてゆく。
かき氷はオリジナルのイチゴソースをかけて頂くスタイルなのだが
このかき氷がまた物凄く美味しかった。
氷を細かく薄く綺麗に削って重ねているので
天然かき氷だと言われて出されればそれを疑わないくらいな
フワフワでまるで雪を食べているかのような食感。
これにオリジナルのイチゴソースがうまく絡み
焼き肉屋さんのデザートというくくりだけで出すのは勿体無いと思える位の美味しさであった。

さんざん飲み食いして動くのが苦しいくらいにお腹も一杯。
さすがにギブアップである。
町屋→焼肉→食い倒れ 
と、うまい具合にしりとりでまとまった今回の新年会は
一同大満足の結果に。
食い倒れ→レッツ ゴー 正泰苑 アゲイン!!
と次のしりとりのワードが全員一致したところで
楽しい宴は幕を閉じたのであった。
(しまった! しりとりの最後「ん」で終わってしまった!!笑)


  • 熟成タン
  • カルビ
  • 上カルビ

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2位

あかりや弧仙 (矢野口、京王よみうりランド / そば、日本酒バー)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/05訪問 2017/08/14

昼下がりの胡麻蕎麦

ある晴れた日曜日の昼下がり。
この日は野球をやっている息子の試合が多摩川沿いのグランドで午後2時からあるとのことで
応援のために最寄駅であるJR南武線矢野口駅で人生初めての下車。
駅前で何か美味い物を食ってから応援しようと勇んで早目に家をでたのはいいが
ビックリする位に駅前にお店がないではないか。
駅前の道路を挟んだ向こう側ににチェーン店の牛丼屋さんらしきものは見えるが
あえてそこは避けたいところ。
もう少し探してみるかと違う方向を歩いてみると
駅前スーパーの正面に凛とした佇まいのお店らしき建物を発見。
近づいてみるとどうやらお蕎麦屋さんのようである。
良し良し♪とばかりに迷わずガラガラと店の扉を開けてみる。

小奇麗な小料理屋さん風の店内。
カウンターはなくテーブル席のみで結構先客で賑わっている。
どうやら石臼挽き自家製の本格的な手打蕎麦を食べさせてくれるお店のようだ。
これは自ずと期待が高まっていく。
初めての店なのでせいろ大盛りで正攻法に攻めようかと思ってはみたものの
ごまだれそばの文字をメニューに発見してしまい
好物であるがゆえに思わずごまだれそばに触手が動いてしまった。
蕎麦は通常のせいろと季節の変わり蕎麦の二色もりも注文可能との事なので
せっかくなので2色盛りでオーダーしてみることにした。

まず最初にほうじ茶と蕎麦揚げが出されて
こいつをポリポリやりながら胡麻蕎麦様の出番を待つ事に。
そしてしばらくして今の季節の変わり蕎麦であるシソの蕎麦切りとごまだれがやってきた。
それにしてもこのごまだれ半端じゃあないくらいしっかりとでかい器に入っているではないか。
小さいお猪口に入ってでてくると思っていたのでちょっと面を食らわさせた。
お蕎麦は細くて綺麗なまでにキラキラと輝いているではないか。
では、たっぷりのごまだれにつけてさっそく頂いてみましょう。

蕎麦は思わず「ひゃっこい!!」と独り言が漏れる程ものすごく冷たくて
細いのにしっかり腰もあり、ものすごく美味しい。
噛んだ後にかすかに広がるシソの風味もまた格別だ。
そしてこのごまだれの濃厚な事。
冷たくて細い蕎麦とばっちり絡み合う胡麻の風味がたまらない。
後から届いたせいろ蕎麦も期待通りの美味しさだ。
それにしてもここまで喉越しが良い蕎麦はなかなかないのではないかという位に
快感に近い喉越しの良さ。
ゴマの風味が相乗効果のように快感指数を高めていく。
ランチタイムという事でわらびもちを食後のデザートでご馳走になったのだが
これがまた手作り感満載で食感がとても良くとても美味しく頂けた。

まさかこんな場所でこんな美味しい蕎麦屋に出会えるなんて。
息子よ、父は昼の美味しいお店探しというゲームに大勝利したぞ。
次はお前の番だ!頑張れ!としょうもないエールを心の中で送り
息子のいるグランドへと向かう相変わらずの父なのであった。


  • ほうじ茶と蕎麦揚げ
  • ごまだれ&しそ蕎麦きり
  • せいろ蕎麦きり

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3位

御食事処 スズキ (新横浜、菊名 / うなぎ、すっぽん、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/06訪問 2017/09/20

住宅街にひそむ「坂東太郎」

坂東太郎。
それは決して昭和の演歌歌手などではない。
日本一の河川として認識されている利根川の相性から名前をとった利根川でとれたブランドうなぎを
うなぎ坂東太郎と称し、
このうなぎ坂東太郎は実に栄養価が高く、天然鰻にも負けず劣らずの美味しさだという。
しかもこのうなぎはしっかりと仕事をする限られた店舗にしか卸してもらえないといい、
この坂東太郎が食べられる店は全国でわずか30軒あまりだという。
そんな貴重なうなぎ坂東太郎を食べられるお店が横浜にもあるとの噂を聞いて訪れてきた。
訪れてきたたといっても簡単に訪れられた訳ではない。
何度か予約の電話をしてみてもいつも満席の日々が続いていたのだが
今回は2カ月後の予約がキャンセルがでたためにたまたま予約が取れて
来ようとしてから実に2年以上の日々を費やしてのようやくの訪問となった訳である。

最寄りの駅は新横浜。
この新横浜の駅は表口(北口)と裏口(篠原口)とで
これが同じ駅なのかと思ってしまうほどのギャップがある。
今回のこちらのお店は何にもない方の裏口(篠原口)から徒歩7~8分の所に存在する。
篠原口をでて、途中横目で畑なんかも見ながら
ゆるやかな坂を上って行く。
駅から少し歩くだけでもう完全な住宅街。
もう少し突き進むとその住宅街の一角に突如3軒の店らしき建物が見えてくる。
右から、外にでている黒板に書かれた今日の一押しメニューが、旬の魚やオリジナル焼うどんの謎の焼き鳥屋さん。
その隣には、店頭でスイカなんかも販売している昭和レトロたっぷりの昔ながらの八百屋さん。
そして一番左に「御食事処」と名乗り、地元密着の定食屋風の外観ながら
まぼろしのウナギやさらにはスッポン料理まで食べられるこちらスズキさんが現れる。

この御食事処スズキは外観同様に店の中も
おおよそこちらで美味しいウナギが食べられるとは思えないほどの
どこから切っても街の定食屋さんといった雰囲気だ。
料理担当のご主人と接客担当の奥様だけの老夫婦で営むスタイルもなんか定食屋さんぽいではないか。

ウナギは40分位時間をみて欲しいとの事。
締めのウナギが美味しく食べられるように時間や腹具合を気にしながら
刺身や、ウナギの肝串、鶏の唐揚げなどを肴に
ビールや日本酒で緩い感じでやっていく。
刺身なんかはちょっとビックリする位に美味しくて新鮮で良いものを頂いた印象だ。
うなぎ無しでも一居酒屋として十分に成り立つくらいに料理はなかなか美味しかった。
いい感じで時間が過ぎ、よしここら辺での腹具合のタイミングで満を持してうな重をオーダー。
坂東太郎の厚さや大きさに応じて値段がことなるようであったが
今回は最高級の肉厚の3/4のサイズでオーダーすることに。

うな重がようやく届き、蓋をあけ、念願の坂東太郎とご対面。
ふんわりと肉厚でキメの細かい男前の坂東太郎様。
ほんのりとついたその焦げ目が食欲をかきたてる。
では、さっそく頂いてみましょう♪

このウナギすごく肉厚なのだが箸を入れるといとも簡単にスーッと切れてゆく。
凄い!!
想像以上にふわふわ・とろとろで
すごく脂がのっているのだがこれがなんともまろやかなうま味を作り出している。
甘すぎないタレがこのウナギのうまさを引き立てている。
これは美味しい!!
泣く子も黙る、温かふっくらご飯ときりっとしたタレと坂東太郎の三位一体の攻撃。
今まで食べたうな重の中で間違いなく3本の指に入る美味しさだ。
他の皆も口にでるのは
「うまい、うまい!!」の言葉のみ。
あっという間にお腹の中へと消えて行った坂東太郎。
ご馳走様でした。

大満足で店をでたのが午後10時くらい。
ふと横を覗けばこんな時間なのに横の八百屋はなんとまだ営業中!
不思議な新横浜住宅街の一角にひそむ坂東太郎は
今宵も誰かの胃袋と心を満足に満たしてあげている事だろう。


  • うな重 肉厚3/4
  • くりから
  • 鰻の肝&鳥から

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4位

もつ焼 まるい (押上、とうきょうスカイツリー、本所吾妻橋 / 牛料理、もつ焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/04訪問 2017/12/29

まるい月と肉の夜

肉好きの人にはたまらない名店が押上にあるとこの店の噂を聞いてから早10年あまり。
その間、時は流れ、近未来の象徴とも言える東京スカイツリーなんかもすぐ近くに出来てしまった訳だが
友人が2ヶ月前に予約をとってくくれたおかげでようやく念願のまるいに潜入する事ができた。
折りしもこの日は満月の夜。
まるい月の日にまるいで肉を堪能なんて長く待った甲斐があったというもんだ。

押上駅から徒歩7~8分。
満月と東京スカイツリーの灯りに導かれるようにして店に到着。
噂通りの年季の入った外観だ。
通された2階の部屋がまたびっくりする位のすごいレトロ。
タイムマシンで昭和30年代位に戻って、
下町の知らない人の民家の2階を訪ねたらきっとこんな感じなんだろうて位の超レトロな空間である。

店は当然ながら予約の先客達で大いに盛り上がっていた。
念願のまるい潜入を記念してビールで乾杯したあと、
何度か訪問している友人のチョイスで下記の品々を注文。

・モツ煮込み
・たん刺し
・馬刺し
・軟骨のホイル焼き
・カルビ焼き
・アボカド刺し

これがまた、どれを食べても、どこを切っても
ちょっと感動してしまう位に全てがビックリする位に美味しい。
肉のうま味はもちろん、そして肉の風味とでも言おうか、
噛めば噛むほどじんわりと口一杯に広がっていく。
肉って凄いんだなぁって思わず感心してしまう。

お洒落とは180度違うベクトルのレトロで雑多な雰囲気の中で食らう最高の肉料理。
こんなお店が人気店で君臨しているなんて日本もまだまだ捨てたもんじゃない。

店をでると満月と東京スカイツリーが「肉は美味しかったかい?」とそっとお出迎え。
「最高でした!」と心の中で返し
肉の余韻に浸りながら、ほろ酔い気分で
満月と東京スカイツリーに先導されながら駅へと向かうのであった。


  • (説明なし)
  • モツ煮込み
  • たんさし

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5位

博多豚骨ラーメン田原 (堀切菖蒲園、堀切 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/04訪問 2017/08/21

「田原」ビックになる予感!!

沿線きってのラーメン屋激戦区との呼び名の高い京成本線の堀切菖蒲園駅界隈。
開店してはいつの間にか閉店し、また新しい店が開店してはいつの間にか閉店し、
それはまるで新人がデビューしてはいつの間にか消え、また新人がデビューしてはいつの間にか消えていた80年代のアイドル事情を彷彿させる。

そんな京成線堀切菖蒲園駅の近くにに今度は博多豚骨のお店がOPENした。
その名は田原
我々の世代は田原といえばやはり俊ちゃんなのではあるが、
まあそれはさておき、どんなものなのか行って見ようではないか。

堀切菖蒲園駅の改札をでて右に曲がって歩いて徒歩1分程。
ちょっと前まではやはり別のラーメン屋さんがやっていた場所だ。
先客は1名のみ。
食券機でネギラーメンをチョイスし
固さはバリカタにて注文。
すぐにラーメンがやってきてさっそく一口飲んでみる。
おお、これはハッとしてGoodな美味しさだ♪
最初の口当たりが思いの他スッキリしているのだが
すぐに濃厚かつクリーミーな豚骨味がやってきて後味は不思議なほどしつこい感はない。
ちゃんとした本場の豚骨スープて感じで
飲めば飲むほどに抱きしめてTONIGHTしたい位にものすごく美味しい。
ばりかたの極細麺がまた美味しくて、この極旨麺とよく絡み合う。
チャーシューは程良い柔らかさでジューシーでなかなかに美味。
ネギやキクラゲが新鮮でシャキシャキな食感でこれまたラーメンのいいアクセントになっている。
本当に完成度の高い豚骨ラーメンだ。
のちにこの店を紹介した博多出身の友人も、
東京でちゃんとした美味しい豚骨ラーメンを久々に食べたと大絶賛していた。
葛飾区の豚骨ラーメンチャンピオンは君に決定!だ。

まだ開店して間もない若いお店なので客がまばらなのが悲しみTOOヤングだが
臭みも少なめで飲みやすい豚骨スープなので女子との哀愁デートにも十分に使えそうだし
これから行列のできるような人気店になりBIGになる予感がビンビンにする。
でもここの店主、実直で誠実そうなので
BIGになっても某田原とは違い勘違いすることなくさらに精進してくれるに違いない。
おっと、ここで重大なお知らせが!!
店名の田原「たはら」ではなく「たばる」と読むとの事です(>_<)
あははははは~~、バカだねぇ~♪ 

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

ガヴィアル (神保町、竹橋、九段下 / カレー)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/01訪問 2017/03/07

君の名は。

とても大好きでよく行くお店なんだけど
店の名前がなかなか覚えられない。
皆様にはそんなお店ないですか?
私にはある。
その代表格がこの店だ。

先日飲み仲間3人とカレー談義になって
さらには話が進んで欧風カレー談義へと発展した時にも
皆この店の名前がでてこなかった。

「あの神保町の交差点の角にある緑色の看板のお店、あそこなかなか美味しいよね!」
「あ、そこ俺も行ったことある。確かにあそこ美味しかった! えっと名前は・・・」
「カーバイド?ちょっと違うか?」
「カから始まるのはそうだったような・・・。」
「ウに点々の字がつかなかったっけ?」
「そうだ思い出した!カヴァイアル!!」
「ん?なんかちょっと違う気もする・・・。」
もどかしくなり仲間の一人がスマホで検索。
はい、正解はガヴィアルでした^^;
て、いつもこんな具合に正確な名前が言い当てられない。
ガヴィアルって何でもインド界隈に生息するワニの種類らしいが
まあ、ややこしい店名はさておき完成度の高い美味しい欧風カレーがここではいつも頂ける。

神保町の欧風カレーといえば、
ボンディ 神保町本店ペルソナと名店が多いが、
ここと併せてこの3店は突き出しにジャガイモがでるスタイルから
チーズ入りのライスにかけて食べるスタイルまで全く同じスタイル。
ボンディから発祥した神保町欧風カレーの流儀を忠実に守っている感じだ。
味も3店ともよく似ているものの似て非なるものであり、
この3店をカップ焼きそばに例えるならば
ボンディ→ぺヤング、ガヴィアル→UFO、ペルソナ→一平ちゃん
みたいな構図ではなかろうかと勝手に判断する。

スパイスの効いたインドカレーはもちろん美味しいのだが
ほっこりまろやかな欧風カレーを
時として疲れた体が要求してくる。

3店とも味はハイレベルで遜色ない美味しさであると感じているのだが、

・席数が多いため待つことはほとんどなく、ゆったり落ち着いて欧風カレーが楽しめる。
・神保町の駅から地上にでてすぐの好立地にある。
・22時まで営業している。
・店内が綺麗で接客も良い。

というようなメリットから必然的に欧風カレーを食べたい時にはここに足を運ぶ確率が高くなっている。

芳醇なバターの風味と玉葱を中心とした野菜と果物の自然な甘みと酸味の中
ふと顔をだす忘れちゃいけないこれはカレーなんだというスパイスの主張。
これがチーズの乗ったライスに実に上手に上品に絡み合う。
こんなにも美味しいのだから、いい加減に君の名を覚えなければいけないな。

ガヴィアル
きっと、もう、大丈夫なはず。


  • チーズカレー
  • ジャガイモ
  • お店は2階

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7位

ビストロ ヴァンブリュレ 表参道 (表参道、外苑前、明治神宮前 / ビストロ、焼肉、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/03訪問 2017/06/19

熟成肉の食べられるビストロ

今何かと話題の熟成肉。
一体どれくらい寝かせたら熟成肉を名乗れるのかははなはだ疑問が残るところではあるが
今宵はそんな細かいことは考えずに現在の熟成肉ブームに乗ることにして
表参道で熟成肉を食べられるというこちらのビストロにいざ出陣!

表参道駅B1出口から徒歩約5分くらい。
地下一階にあるちょっと隠れ家的な雰囲気。
パリのビストロをイメージして作られたという
スタイリッシュな内装に落ち着いた薄暗い照明がなんともいい感じだ。

ビストロを謳うだけあって熟成肉はもちろんの事
カジュアルフレンチ的な一品料理の種類は結構豊富である。
例えばこの日頂いた、
牛レバーのコンフィ
・バーニャカウダ アメリケーヌソース
・アボガドと海老のタルタル
・牛ほほ肉の赤ワイン煮
・トリュフのチーズリゾット
など、どこかのお店でも食べたことあるような感じの、決して珍しい料理ではないものの
どてもそつなく美味しい印象。

しかしここのお店はやはり熟成肉がお勧めだ。
この日は希少部位であるいちぼの熟成肉があるというので迷わずそれをオーダー。
自分自身いちぼは未だかつて焼肉屋で人生において2回くらいしか食べたことは無く
国産和牛のいちぼの熟成肉のステーキなんてものは全くの未体験ゾーンな訳ではあったが
これがまた期待以上に素晴らしく美味しかった。

いちぼは牛のお尻の先の部分にあるだけの事はあり赤身が多く
その赤身特有の肉のうま味が熟成された効果なのかさらにパワーアップしている感じ。
赤身の旨味の中に絶妙に顔をだす脂肪のうま味もまたたまらない。
ジューシーでとても柔らかくてワインにもばっちり合う。
ワインはもちろんの事、自家製のフルーツブランデーなんかもあって
こちらも美味しくてかなりお勧めである。

手頃なお値段で、雰囲気も良くて、熟成肉まで頂けるまさに万能ビストロ。
様々なシチュエーションにも対応できる使い勝手の良さがこちらの魅力だろう。
久々の表参道の夜は、この日の熟成肉のように
しっとりと過ぎてゆくのであった。


  • (説明なし)
  • 黒毛和牛いちぼのステーキ
  • 牛レバーのコンフィ

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8位

富吉 (堀切菖蒲園、堀切 / 焼肉、ホルモン、もつ鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/08訪問 2017/11/30

張り切り勝負宴 IN 堀切菖蒲園!!

仕事先の面々総勢8名で宴会をすることになり
今回幹事の私が選んだのはこちらのお店。
場所は京成本線 堀切菖蒲園駅から徒歩3分ほど。
こちらのお店、外の看板には
1階 居酒屋
2階 焼肉
と、何ともよくわからない表記になっていてディープ臭がぷんぷんただよっている。
たぶん知らない方にはとても入りづらいと思う。
1階はいびつな形のV字型カウンターになっていて
一人焼肉&ホルモンが楽しめて、
2階は団体用の座敷席という構図であり、
実際には1階も2階も焼肉も居酒屋メニューも両方楽しめる訳で
この看板の表記はまるで謎だ。

もう7~8年前に一度だけこちらの1階で一人焼肉&ホルモンを決行した事があるのだが、
予想以上に美味しくて、安くて、店主も楽しくていい味をだしていた好印象の記憶が残っており、
幹事の私は普通の店の選択ではつまらないので
一見「この店大丈夫か?」と思わせておいて
結果大満足して帰ってもらう事を期待してこの店を勝負に選んだのである。
まさに堀切菖蒲園張り切り勝負宴の決行である。

2階の座敷席は結構広くてゆったりくつろげた。
久々に食べたここのお肉は相変わらず本当にどれも美味しかった。
タンもカルビもホルモンもリーズナブルでどれも驚くほどうまかった。
特筆は店のオススメでもあるミノサンドだ。
ミノサンドといっても決してミノが入ったサンドイッチではなくて
脂身の残したミノの事である。
脂の部分がとてもふんわりと柔らいのが特徴的。
それでもってミノの部分はとてもコリコリと食感が良くて
食べていてとても楽しく幸せな気分にさせられた。
美味しいお肉とホルモンに華を添えるべく
サーバーから直接注がれる氷なしの下町ハイボールも飲めるのがまた嬉しいではないか。

店構えを見て不安そうな顔を覗かせていたこの日の仲間達は
皆「うまい、うまい♪」を連呼して
お会計の際には一同安さにビックリして
堀切菖蒲園における張り切り勝負宴は見事に大勝利となった訳である。
今度は久々に一人で1階で下町ハイボール片手にミノサンドを楽しもうではないか。
下町には安くて、うまくて、面白くて、いい店がたくさんあるのを再認識させられた
この日の夜なのであった。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

9位

ナッシュカッツェ (江田 / ケーキ、パン、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/10訪問 2017/11/14

賞味期限60分のモンブラン

季節はすっかり秋と思っていたのも束の間。
最近は朝晩の冷え込みが日を追うごとに激しさを増し、
冬将軍の足音がもうそこまで聞こえてきている感じだ。
秋が終わらないうちに何かをしなければ・・・。
そう、秋と言えば栗。
栗と言えばモンブラン。
という事で近所で評判の高そうなこちらでモンブランを購入してみることにした。

モンブランを購入するためだけの目的で勇んで店に突入。
ただこちらのモンブランは誰にでも売ってくれるという訳ではないらしい。
購入してから1時間以内に食べれる事が可能な方にしか販売してくれないというのだ。
その理由はモンブランの土台に使われているメレンゲが
1時間以上経つと風味や食感が全く変わってしまうとの事で
確実においしく頂いてもらうために販売の際に必ず1時間以内に食べる事が可能かどうか
お客さんに確認をとってから可能な方のみに販売を許可しているという。
おそらくは20分位で口にいれられるのが可能な私は余裕で購入でき
帰宅後さっそくこの注文の多いモンブラン様を頂いてみることに。

マロンペーストは和栗の美味さがダイレクトに生かされいる感じで
生クリームが相乗効果のように上品な甘さを引き立てている。
土台のメレンゲは固くてサクサクとした心地の良い食感で
舌でメレンゲを強く押し込むとジュワっとあふれでてくる卵白の風味がまたたまらない。
なるほど、こだわるだけの事はあるメレンゲだ。
1時間以上経過して水分をたくさん含んでしまったしゅわしゅわなメレンゲでは
モンブラン全体のバランスもくずれてしまうかも知れない。
520円と少し高価なモンブランではあるが
それだけの価値はまああるかなという納得の美味しさであった。

そうそう、こちらのお店、
モンブランの賞味期限の説明のあとにメレンゲを試食させてくれたり
店員のお姉さんたちの笑顔あふれる接客がとても好感の持てるものでした。

去りゆく秋に別れを連れて
来たるべき冬の寒さを迎え入れようではないか。
それにしても今年の秋は
こちらのモンブランの賞味期限みたいに
短くて早かったなぁ。


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10位

ペルソナ (神保町、新御茶ノ水、御茶ノ水 / カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/10訪問 2017/12/29

寄せては返す波のように

小雨降る昼下がりの神保町。
今にも壊れそうなビニ傘をさしながら、肩をすぼめて神保町の街を歩いてみれば
古本屋さんの店頭に所狭しと積まれた古本達が
この雨の湿気のせいで独特の匂いを解き放ち
町全体を古本の匂いで包みこんでしまっているような、そんな錯覚にさえ陥ってしまう。
何故かこの街には雨の情景がよく似合っている。
しかし今の自分はそんな古本の匂いよりも一刻も早く欧風カレーの香りに身をゆだねたい。
そう、欧風カレーを食べる目的でカレーの聖地ともいえる神保町でわざわざ途中下車したのであるのだから。

ボンディ 神保町本店ガヴィアルなどと欧風カレーの店は数あれど
何となくこの日は久々にモダンレトロな雰囲気のペルソナさんにでも行ってみたい気分だった。
もうかれこれ5年振りくらいの訪問になるであろうか。
相変わらずなモダンレトロな雰囲気に心が落ち着く。
つきだしのジャガイモを食べながら
今回オーダーしたチーズカレーの登場を待つことに。
すぐにやってきたチーズカレーは
黄金色のカレーソースの上にたっぷりのゴーダチーズとアーモンドスライスが乗っていて
インスタ映えばっちりのいかにも美味しそうなルックスだ。
ではさっそく頂いてみましょう。

芳醇なバターの風味が口一杯に広がり
あとから野菜や果物の品のいい甘さがやってきて
最後にスパイスの辛さがピリリと反撃してくる。
それはまるで寄せては返す波のよう。
ああ、美味しいなとしみじみと思う。

ゴーダチーズの伸びは半端じゃあなく、味も濃厚で、
たっぷりチーズを乗せた部分においてはカレーよりもチーズの存在感が勝っており
カレー風味のチーズフォンヂュを食べているかのような感覚にさえ思えてくる。
チーズカレーの醍醐味ここにありという感じだ。

変わらずに安定した高いレベルの欧風カレーが食べられる神保町のペルソナさん。
やはりここはいい店だなとつくづくと思うのであった。

店をでて、まだ小雨降り止まぬ神保町の街を
駅目指していそいそと歩いてゆく。
古本の匂いと芳醇な欧風カレーの余韻があい乱れて
滞在時間わずか40分の神保町の独り旅はこうして幕を閉じたのであった。


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