WEST SIDEさんのマイ★ベストレストラン 2013

「WEST SIDE」の「WEST SIZE」を気にしつつ・・・

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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早いもので食べログ活動も2014年4月で
3年目に突入!!

マイペースながらもまだ続いているのは
いつも暖かい目で見て下さる読者様のおかげです♪

2013年に初訪問したお店の中から
マイベストレストランを選んでみました!!
2013年も素敵なお店との出会いに感謝♫

2014年も地道にレビューアップしていきますので
今後ともよろしくお願い致します!!


 WEST SIDE

マイ★ベストレストラン

1位

魚んと (高津、武蔵溝ノ口、溝の口 / 海鮮、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/11訪問 2013/11/21

I 魚んと you !!

美味しい魚と美味しい日本酒を楽しもう!!
という事で地元の飲み屋さんで知り合いになった計6名で訪れたこちら魚んとさん。
仲間の一人が強く推奨するこちらのお店に初訪問。

場所は溝の口駅から徒歩7~8分位。
高津駅からの方が近く徒歩5分位だろうか。
この日は奥にある座敷の個室を予約していたので問題なかったが
金曜日の夜という事もあり、カウンター、テーブルともびっしり満員で
この店の人気ぶりが十分に伺えた。

メンバーも揃いいよいよ宴のスタート。
まずはビールで乾杯してから食べ物をチョイスする事に。
こちらはお通しはなくて一品400円~550円の品々の中から早物3品としてを選ぶと
計900円でサービスで提供してくれるというシステム。
鴨肉焼きびたし、秋にんじんの唐揚げ、ミミガー柚子胡椒をチョイスしてみたが
もう一品サービスで追加され4品入りのプレートで支給された。
のっけからちょっと嬉しいサービスだ。
で、このつまみ達がどれも美味しいのである。
これは今宵は酒が進む事は必至である。

次に刺身の盛り合わせ7人前をオーダーする事に。
この日の魚15種類くらいの中からお好みで選べるシステム。
本メジマグロ、関サバ、天然カンパチ、ホッキ貝、大生甘海老
それとあまり他店ではお会いできないミンククジラのたたき、八角の7品をチョイス。
またこの刺身が鮮度抜群で本当美味しかった。
切り身も大き目で厚切りで7人前で3500円という安さ。
一人頭600円以下でこんな沢山の種類の新鮮な刺身が食べられるって凄い事だ。

刺身に合わせて日本酒にシフトする事に。
日本酒も店主のこだわりの日本全国の美味しい酒がそろっており
どんな味かを説明してくれるのでついつい利き酒のように5杯も呑んでしまった。 笑
どの酒も美味しくそれぞれに主張があり魚との相性バッチリであった。

刺身の合間にあん肝、レンコン唐揚げ、クリームチーズのみそ漬け他数品を追加。
どんだけ日本酒のつまみに合ってんだ!ていう位どれもいちいち美味しい。
途中店員さんが来て「良かったら甘海老の頭揚げてきますよ!」と実に気の利いたサービス。
最後は〆で明太高菜チャーハンを皆でシェアしてお開きに。

食いも食ったり、呑みも呑んだりでお会計は6人で26000円程度。
これで一人頭4000円ちょいて、安っ!!

溝の口界隈には安くて美味しい店がたくさんある。
その中でもここは秀逸といった印象。

I 魚んと you !!
すいません。
私は貴方に惚れました!!

  • 刺身七人前
  • 秋ニンジンの唐揚げ他 どれもマイウ~♪
  • 気の利いたつまみ達を追加で♪

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2位

福笑 本店 (恵比寿、代官山、中目黒 / 野菜料理、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/04訪問 2013/05/07

笑う門には福来る

近年稀に見る早い桜の開花で
油断しているうちにちゃんとした花見も出来ぬまま過ぎ去った今年の春。
もう一度今年の桜を見ておきたい。
そんな衝動にかられて4月下旬に久々にお訪れたこちらのお店。

恵比寿駅から徒歩3分ほどの距離にあるマンション。
店の看板はでていない。
インターホンで部屋番号の501を押して
予約の名前を告げるとオートロックのドアが開き
あとはエレベーターで5階まで。
エレベーターのドアが開けばワンフロアー全て店内。

照明を落とし気味の店内の中あちらこちらに
スポットライトを浴びて映えるのは立派な八重桜の木々達。
春は桜、秋になれば紅葉というように
季節に合わせたお花のディスプレイを楽しみながら
おいしい料理を堪能できるちょっと大人の恵比寿の居酒屋。

まず飲み物が豊富なのが良い。
ビールを始めとして、九州を中心とした焼酎や日本酒さらには梅酒と実に豊富なラインアップ。
特筆すべきは都内では数件しか飲めないという
サッポロの無ろ過ビール「白穂乃香」が飲めるという事。
はなやかでフルーティーな香りと上品な旨みが実に良い。
ビールが苦手な人でもこれは大丈夫という人も多いと聞く。

食べ物は全てが、食品添加物・化学調味料を一切使わないこだわりの品々。
食材の良さがここの売り。
刺身は朝獲れの魚介を提供しており鮮度抜群で素晴らしく美味しい。
あとは野菜が優秀でトマトとアスパラが特にお薦め。
糖度たっぷりでみずみずしいトマトは、まるでプラムを食べているかのような甘さと食感。
アスパラはボイルされた形で出され貫禄のぶっとさ。
味わった事のないようなアスパラの甘みとシャキシャキした食感がたまらない。
噛む毎に体の中が綺麗になっていくような気分になる。

その他、宮崎地鶏焼き、明太子の天ぷら、自家製カラスミなどの九州料理が豊富に揃い、
とれもこれもが酒の肴にいい感じで頂ける。
何を食べても美味しくて贅沢な気分に浸れる。

気の置けない仲間と、綺麗な桜を見ながら、美味しいお酒を飲みながら、美味しい物を食べれば
自然と笑顔がこぼれて、幸せな気持ちが訪れる。
笑う門には福来る。
まさに店名を地で行くような、そんな恵比寿のパワースポットなのである。

  • 501号室をピンポ~ン♪
  • オートロックの扉が開きました♪
  • 店内は八重桜が満開♪

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3位

リトル スミス (銀座、日比谷、内幸町 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2013/05訪問 2013/06/04

地下2階のミステリアス

銀座6丁目の、とあるビルの地下2階。
一応ビルの外には簡易な看板はでているものの
地下2階に降りてみれば看板は皆無。
無機質極まる地下2階のこの空間の中、異彩を放つ木製のミステリアスな扉。
この扉の向こうにはどんな世界が待っているのだろうか?
表向きはBARだが実は闇のカジノが行われているのでは?
なんてついつい勝手な妄想が膨らんできてしまう。

思いきってその重厚な扉を開けてみれば
目に飛び込んでくるのは、この扉に負けないようなミステリアルな空間。
洞窟をイメージしたかのようなインパクトの強い圧巻の内装にまずは誰もが驚かされる事だろう。
そして綺麗な曲線を描いた独創的な楕円形のバーカウンター。
薄暗い店内に程よく間接照明が効いていてムーディーで落ち着いた雰囲気の店内。
これぞ唯一無二の大人のための空間といったところか。

そんなミステリアスの空間に負けない位素晴らしいのがこちらのカクテル。
世界大会や全国大会などで優勝しているバーテンダーさんが数名働いており
独創的で繊細なカクテルが頂ける。
旬のフルーツで作って頂くカクテルは
フルーツそのものが持つ甘さとお酒のバランスが絶妙でいつもその美味しさに感動させられる。

お通しでだされるコンソメスープをまずは頂いてから、
やはりお通しでだされる野菜スティックを肴にシングルモルトをロックで数杯頂き
途中カクテルを頂いて、最後にまた一杯シングルモルトで〆るのが
ここでの自分なりの定番。
ミステリアルな空間でこの定番作業を行う時間は
自分にとって大切でとても大好きな時間。

古今東西、男性とはとどのつまり
お店にしても女性にしてもミステリアスなものには弱い生き物なのかもしれない。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

赤坂松葉屋 別亭赤松 (赤坂、赤坂見附、溜池山王 / すき焼き、しゃぶしゃぶ、鉄板焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/09訪問 2013/10/17

Autumn has come ! (秋が来た。 今秋です!)


いつの間にやらすっかり秋。
秋と言えば松茸!
特に今年は豊作であると聞く。
それならば今年の松茸を堪能しようではないかと訪れたこちらのお店。
場所は赤坂と赤坂見附の中間位か。
鉄板焼き料理が楽しめるのが魅力のお店だ。

今回頂いたのは「赤松・田町通りコース」8400円。
内容は下記の通り。

・ 先附
・ 前菜
・ 土瓶蒸し
・ 松茸と魚介の鉄板焼き
・ 焼き野菜
・ サラダ
・ 飛騨牛のステーキ
・ 松茸ごはん
・ 甘味

野菜、茸、肉、魚と非常にバランスの良い構成だ。
芳醇な松茸の香りを随所に楽しめ、
飛騨牛の旨みも堪能できてこの値段は決して高くないと感じた。

目の前の鉄板で焼いてくれる飛騨牛のステーキももちろん美味しかったが
今回の主役はやはり松茸だ。
特に松茸ご飯の美味しさには感銘を受けた。
日本の秋っていいなぁとしみじみ思う。

はるか昔、中学生の時に
英語の授業で現在完了形を初めて習ったとき
例文は決まって「Spring has come.」だった。
訳は「春が来た。 今春です。」
何のこっちゃ?と思った方も多いはず。
実際そんな日本語使わないだろと思ったものだ。

時が過ぎ、なるほどこういう時に使うんだとこの日思った。
Autumn has come.
まさに秋が来て、今秋ですという感じ。
この日の松茸がそっと教えてくれた秋の到来。

  • 先付
  • 前菜
  • 松茸と魚介の鉄板焼き

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5位

オッティモ・シーフード・ガーデン 新宿店 (新宿、新宿三丁目、代々木 / イタリアン、シーフード、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/01訪問 2013/03/27

時にはイタリア人のように

どういう理由かよくわからないが
以前勤務していた会社の同期入社の女子2人からお誘いを受け
彼女たちが良く利用しているというお勧めの新宿イタリアンで食事会をすることになった。
一応のハーレム状態といったところか!?

仕事の都合上彼女たちより1時間遅れでの参加。
新宿高島屋の横のビルの3階。
急な階段を3階まで登りドアを開ければ小洒落た空間がそこに広がっていた。
三方ガラス張りなので解放感がすごくあるのが良い。
店に入り彼女たちを探しているうちに驚愕の事実に気が付く。
お客さん女子しかいないじゃん!!
そうほぼ満席の店内は猫も杓子も女子会だらけ!
客の男子自分一人!というすごい構図になっている。
先にワインを飲みながら盛り上がっている彼女達を見つけ出し合流。

「この店いつもこんなに女子率高いの?」
挨拶もそこそこに彼女たちに尋ねると
「そうそう♪ でも今日は特別高いかも!!」との事であった。

久々の再会を祝して赤ワインで乾杯。
お腹もすいているしたくさん食べようとの事で

・ペンネカルボナーラ
・牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
・赤うにとフレッシュトマトのスパゲティー
・香ばしいフォアグラをのせた焼きリゾット

などをオーダー。

どれもこれも素材を味を上手に生かした繊細で優しい味のイタリアン。
油っぽくないのがいい。
いかにも女子達が好きそうな味である。

香ばしいフォアグラをのせた焼きリゾットは特に美味しかった。
おこげ状に焼かれたカリカリリゾットと口の中で溶けてしまうようなフォアグラのハーモニーは
食感、温感、香り、味のバランスともに最高で至福の一皿であった。

しかし今回自分は頑張った。
女子2名を相手にし、ましてや小洒落た店でイタリアンとワインを頂いている訳なので
さながらイタリア人男性のように
いつも以上に陽気に、優しく彼女たちに接し、
精一杯ウイットに富んだ会話を心がけ、時にはユーモアあふれるジョークを交え
彼女達の仕事や家庭での悩みに真剣に耳を傾けたりして
精一杯のエセイタリア人男性を演じてみた。

彼女達も楽しかったと大いに喜んでくれて
「ここの近くに美味しい焼き鳥屋さんがあるから次回はそこにしましょう♪」
とノリノリの感じでお誘いを受けた。

そうか次回は焼き鳥屋さんか~。
とりあえず次回は目一杯イタリア人を演じなくても良さそうだ(笑)。


  • ペンネカルボナーラ
  • 赤うにとフレッシュトマトのスパゲティー
  • 牛ホホ肉の赤ワイン煮込み

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6位

シンフォニー東京湾クルーズ (日の出、竹芝、浜松町 / ビュッフェ、フレンチ、屋形船・クルージング)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/10訪問 2013/11/07

光と風のシンフォニー

10月の素晴らしい秋晴れの日曜日に
知人の船上ウェディングに列席してきた。

結婚式には今まで結構な数に出席している自分ではあるが、
いったい船上ウェディングなんて何年ぶりだろうか。

かなり昔に友人の結婚式で何回か経験しているものの
地味婚主流の現在の時代においてこの華々しい船上ウェデイングはなんかすごく新鮮に感じる。

出航場所はゆりかもめの日の出駅近くの港。
ここから出航して約2時間の東京湾クルージングを楽しみながら
美味しい料理を食べながら、結婚披露宴を開催するという流れだ。

定刻通りにシンフォニー号は出航し、
披露宴は終始和やかな雰囲気の中粛々と進められた。

そして肝心のお料理はなかなか美味しかった。
この日頂いたスペシャルメニューは下記の通り。


 <前菜>

伊勢海老のバプール 海藻サラダ添え
辛し味噌のソース

 <スープ>

ズワイ蟹とかぶらの真丈
和風コンソメスープ

 <魚料理>

真鯛の炙り
アラで炊いたお米のリゾットに青菜を添えて
鰹だしの淡いソース

 <口直し>

季節のシャーベット

 <肉料理>

国産牛 塩パン包みのロースト
山葵の香り広がるソースに温野菜を添えて

 <デザート>

お菓子とフルーツの盛り合わせ


あくまでもクルージングが主で料理はあまり期待していなかったのだがこれがなんのその。
珍しい一品こそ無いもののどれも上品で非常に良い味つけ。
旧き良き時代の正統派フレンチという印象


飲み物は乾杯用のシャンパンから、ビール、ワイン、ウイスキーなど。
ビールは期間限定品のアサヒスーパードライの東京スカイツリーラベルでだされたのがちょっと嬉しかった。

お色直しの最中にはデッキにでて
昼酒の影響でほろ酔い気分の中、秋の太陽の日差しと潮風を一身に体に浴びてくつろいだ。
この時間は何とも気持ち良く、何とも贅沢な気分にさせられた。

さてさて、まずはこの素晴らしい結婚式に招待して頂いた知人にまずは感謝。
この日をもって結婚という航海の旅にでたお二人の末永い幸せを願いたい。
結婚とは決して後悔の旅ではないはずなのだから。

  • 受付&待合所
  • シンフォニー号
  • シンフォニー号

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7位

銀座鳥繁 (銀座、東銀座、日比谷 / 焼き鳥、鳥料理、カレー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/04訪問 2013/05/23

全ての鳥はドライカレーに通ず。

創業は昭和6年。
実に80年もの歴史を持つ銀座6丁目に店を構える老舗焼き鳥屋「鳥繁」。

歴史を重ねるお店には必ずといっていいほど
その店ならではの名物料理が存在するのではなかろうか。
この店の名物と称されているのは手羽先とつくねと、
ある意味焼き鳥屋には掟破りのなんとドライカレーなのである。

まず来店し最初のオーダーの際に
「〆のドライカレーはどうされますか?」と必ず聞かれるシステムになっている。
知らない客は「えっ? ドライカレー?」という風になり、当店の名物だという説明を受ける訳だし、
知っている客もドライカレーの存在を再確認できて結局は大抵頼んじゃう訳で、
ドライカレーが終着駅になるような流れができている。

最初にドライカレーをどうするか尋ねる理由は
お店曰く炊飯量を見極める準備をするためとの事だが、
ドライカレーの存在をアピールできると共に、
〆のドライカレーを考慮しながら腹の具合いと相談しながら焼鳥を頼んでくださいとの意味もあるように思えて
焼き鳥屋だけに、まさに一石三鳥くらいの効果が期待できるのではなかろうか。

このドライカレー、鶏肉・玉葱・パセリの構成で
見た目は素朴で昔懐かしい感じなのだが
名物を謳うだけあって確かに美味しい。
上質の鳥の出汁とカレー粉が実に上手にマッチして上品でほんのりスパイシーな仕上がりになっており、
一口二口と食べ進む事にシンプル イズ ベストの王道を行くようなその味に感銘を受ける事になる。
鳥スープとこのドライカレーはやはりここでは外せない。

肝心の焼鳥も全体的に大振りで実に美味しい。
一口食べれば上質の鳥を使用しているのが容易に理解できる。

看板メニューの手羽先とつくねは特に美味。
手羽先は鳥の旨さが凝縮されている感じで実にジューシー。

つくねは実に柔らかな食感で他のつくねとは一線を超えたまろやかな風味。
今まで食したつくねの中で自分的にはここのつくねが一番好きかもしれない。

まもなく夏がやってくる。
暑い夏にはキンキンに冷えたビールと焼鳥でキュッとやって
最後はドライカレーで〆る。
その楽しみがあれば、予想される今年の猛暑も少しは歓迎できるかも知れない。


  • 手羽先とぼんじりを塩で♪
  • つくねと肝をタレで♪
  • かしわを塩で♪

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8位

ほさかや (自由が丘、奥沢、九品仏 / うなぎ、居酒屋、焼酎バー)

2回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2021/11訪問 2022/01/05

生生流転

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
今年最初のレビューは大好物の鰻からスタートで!!

およそ5年ぶり位に訪れたのは
鰻好きには有名なこちらのほさかやさん。
東京お洒落な街の代表格自由が丘の駅から歩く事わずか数十秒の場所にありながら
昭和の時代の下町の飲み屋さんチックな佇まいという
このミスマッチ的なギャップもこの店の魅力の1つである。

テーブル席などはなくて
年季の入ったコの字型のカウンターのみという潔さがいかにも昭和な感じで何だか妙に落ち着く。
以前は喫煙当たり前ながらも灰皿は置いてなく
吸殻は床に捨てるという大胆なルールであったのだが
店内は全席禁煙となり時代の流れに沿った感じだ。

この日はビールと
からくり、きも、ひれ、かしらの串フルコース1300円と塩焼き400円。
それに鰻丼1500円に肝吸いをつけて
久しぶりのほさかやでの鰻時間を堪能してきた。

表面はパリッと香ばしく、中は脂乗りがよいからくり
独特の食感とほろ苦さがたまらないきも
真っ黒な外観からは想像できないような上品な脂の旨みととろける様な食感のひれ
かりかりした食感が心地よく骨まで軟らかいかしら
ふわふわ、ほくほくの食感が最高でわさびをつけるとさらに美味しさを増す塩焼き
どれもこれもとても上手に丁寧に焼かれていてビールと共に最高に美味しく頂けた。

そして最後はうな丼の登場だ。
使用されている国産の鰻は程よい焼き加減でふっくらかつ香ばしく焼きあがっており
あっさり辛めのタレとの相性は最高で
熱々ふっくらに炊かれた白いご飯にもばっちり合いますね。
一緒についてくる浅漬けなんかもさりげなく実に美味しい。
総じてこの値段のうな丼では文句のつけようのない美味しさではなかろうか。

今回ちょっとびっくりしたのが
前まではどちらかというと高齢の常連ぽい男性客で店内は常に埋まっていた印象なのだが
今回は若いカップルや若い女性一人客なんかがカウンターの半分以上を占めていて
時代と共に客層も変わっていくんだということを痛感させられたのであった。

創業してから約半世紀。
鰻が採れなくなりそれに伴い値段も高騰したり
コロナの問題もあったりしたが
生生流転しながらも
基本は変わらずに安くて美味しい庶民のための鰻を提供し続けてくれる町の鰻屋さん。
いつまでも残してほしい自由が丘の風景なのである。


東京お洒落な街の代表とも言える街自由が丘。
そんな街のイメージとは裏腹に、駅から1分程の距離にありながら
下町チックな昭和の空間をかもし出している鰻の店「ほさかや」さんに昼下がりに訪れた。

店内はテーブル席はなく全部で12、3名座れるコの字型のカウンターのみという潔さ。
ランチメニューうな丼1200円の他に、
きも焼き、ひれ焼き、かしら焼き、塩焼き。からくり焼きなどの串物が
300円~350円で食べられるのだから鰻好きにはたまらないだろう。

今回は仕事の合間で時間もあまりなかったので
残念ながら酒と串焼きは自重しうな丼のみのオーダー。

あらかじめ蒸された串刺しの鰻を炭で焼いて
串をはずしてタレのかかったご飯にのせて提供されるうな丼。
これにお吸い物と大根とキャベツの浅漬けが付いてくる。
以前はお吸い物ではなく肝吸いでなんと900円という破格の値段設定だったようだが
折からの鰻の値段の暴騰によりやむを得なくこの値段になったとのことだが
それでもこの値段で鰻を楽しめるのだから、
鰻好きにはうれしい限りである。

まず浅漬けがとても美味しい。
ちょうど良い漬け具合いで、あ~つくづくビールが欲しい!
そして肝心のこのうな丼が値段にそぐわぬ美味しさ。
芳しい香りに、ふっくら柔らかな鰻。
タレも甘過ぎず自分好み。
ごはんもしっかり量がありお腹も十分満たされる。

いいですね! この店。
自由が丘という地にまだ残っていることがある意味奇跡。
次回は夜に訪問して、
必ずや串焼き一通りをお酒と共にキュッとやろうと心に誓い
軽やかな足取りで店を後にしたのであった。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

江山楼 長崎中華街本店 (新地中華街、西浜町、メディカルセンター / 中華料理、ちゃんぽん)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2013/07訪問 2013/08/13

長崎 チャイニーズ スタイル

長崎の旅2日目は、朝から軍艦島クルーズ。
3回に1回はその日の天候で上陸できないとの事であったが
幸い天気に恵まれて滞りなく上陸でき、大いに軍艦島を堪能してきた。

クルーズが終わるといい感じにお昼時。
長崎港から少し歩いた所にある長崎新地中華街までやってきた。
横浜、神戸と共に日本3大中華街と呼ばれているらしいが
横浜の中華街に比べると規模はかなり小さく
こじんまりとした感じの中華街だが、それなりに雰囲気はある。

中華街の中では代表的なお店らしいこちらのお店で昼食をとることに。
2階の広い居間に通される。
長崎ちゃんぽんは昨夜旅館の夕飯の最後にだされて食べたので
今回はちゃんぽんと並ぶ長崎グルメの代表格の皿うどんの細麺をチョイス。
そしてやはり長崎の定番のトンポーロー。
あとはチャーハンや飲茶諸々をオーダー。

まずは皿うどん。
魚介や野菜など具だくさんで程よくあんかけスープがかかっている。
これにオリジナルの甘酢をかけて頂いてみる。

あんかけスープのせいだろうか?
いわゆる普通のあんかけかた焼きそばに比べて旨味がある。
これがパリパリの細麺とよく合いとても美味しい。

トンポーローは切れ目の入った饅頭にはさんで
いわゆるハンバーガーをかぶりつくかのように頂くのが長崎流。
豚肉の柔らかさもさることながら、甘辛いタレが饅頭になじんでとても美味しい。
これは今回の旅で一番美味しかったと息子が大絶賛していた。

チャーハンもいい感じでパラパラしていて味付けも絶妙。
飲茶もそつなく美味しかったという印象だ。

今回長崎を旅行することで長崎にも中華街が存在する事を初めて知った。
どの店も長崎の名物料理である、ちゃんぽん、皿うどん、トンポーローなどをメニューに取り入れ、
しっかり長崎をアピールしながら、その店独自のオリジナル商品に仕上げるのに余念がないようであった。
長崎にある小さな小さな中華街。
この街にはこれくらいの大きさが丁度良いように思えた。

  • 皿うどん
  • トンポーロー
  • チャーハン

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10位

bar 松虎 (恵比寿、代官山、広尾 / バー、カフェ)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/04訪問 2013/07/06

ハロー ダークネス!!

BARてそもそも大抵は薄暗いもの。
とは言うもののこれだけ暗いBARも珍しいなという位こちらは真っ暗なBARである。

恵比寿駅から広尾方面に歩いて4、5分の距離。
ビルの一階に小さい表札がでているのみ。
その表札を頼りにビル横の階段で2階まで登り
ドアを開ければそこに現れる暗闇の空間。
照明はほとんど無く、頼りになる唯一の光は店内中央にある囲炉裏の灯。

思えば忌まわしい東日本大震災の直後
私の地元でも計画停電を余儀なくされ
果敢に営業していた飲食店では薄暗い中蝋燭の火などを頼りに営業していたものだ。
計画停電の時間が終わり、店に電気がつくと
そこで初めてそこに居合わせたお客さんの顔がわかり
誰からともではなく拍手が起こったものだった。
そんな記憶がふと蘇るようなあの時に似た薄暗さ。

旬の野菜や干物などをオーダーして中央の囲炉裏で焼いてもらい
それを肴にグラスを傾けるのがここでのスタイル。
バチバチと炭の弾ける音が静寂な暗闇空間に響きわたり
まるで目を閉じてBGMを聞いている時のような不思議な心地よさを覚える。

メニューらしいメニューはなく
カゴに盛られた本日の食材からこれとそれ焼いて下さい!という感じでオーダー。
季節のフルーツカクテルもカゴに盛られた旬のフルーツの中から選んで
これで作って下さい!て感じでオーダー。
この日は天豆とエイヒレを肴に
金柑を使ったフルーツカクテルやラスティーネイルなどを頂く。

本当は天豆やエイヒレは日本酒でやるのが間違いなくいいのだけど、
たまには重厚なクリスタルグラスに入れられて届くこちらのカクテルやモルトで
暗闇空間に浸りながらグラスを傾けるのもなかなか乙である。

今宵も
どこかの誰かが
暗闇BARで
大人の隠れん坊。


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