WEST SIDEさんのマイ★ベストレストラン 2011

「WEST SIDE」の「WEST SIZE」を気にしつつ・・・

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

東日本大震災があった2011年。
命の大切さを改めて痛感し、
生きている事の一つの証として
食べる事の大切さ、楽しさを記録に残しておこうと思ったのが
この食べログスタートのきっかけです。

料理、雰囲気、CP、サービス総合的に再度考え、
最終的には感覚的に順位をつけてみました。

食べログスタートしてまだまだ半年あまりですが、
予想以上に読んでくださったり、コメントをくださる方々がいて
ただただ感謝あるのみです!!

                            WEST SIDE

マイ★ベストレストラン

1位

尾花 (南千住、三ノ輪橋、三ノ輪 / うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/03訪問 2011/05/23

これぞ伝統の味

うなぎ好きにはすでに殿堂入りしているような名店中の名店。
南千住という、微妙な場所柄なかなか行けず終いでしたが今回意を決して訪問しました。

5時くらいの訪問でしたが、数日前の地震の影響か前に2組のみで待ち時間0で入店。
ラガービール〔3銘柄から選択可〕と、うざく、うまきで待つ事30分、念願のうな重が到着です♪
うざくに入っていたうなぎを一口食した瞬間からすでにこの店のうなぎの質の高さは理解できました。

いざ、うな重実食!
やわらかい! ふわふわ! とろとろ!
これは美味しい!!
またご飯とタレとうなぎのハーモニーが最高♪
今回は奮発して4000円のものを頂きましたが値段にそぐわぬ美味しさでした。
美味しさとふわふわ感がマッチしてまるで牛丼をかきこむかのごとく一気に完食してしまいました。
大満足です。
味もさながら老舗旅館のような雰囲気も独特の空間をかもしだしている。

幾人もの人々がここのうな重に酔いしれ余韻の残る中、尾花を後にし、南千住駅までの道を歩いた事でしょう。
そう、駅までのわずか3、4分の道のりが、目指した山の頂点を極め、下山する時のようなそんな達成感とさわやかさが味わえる、そんな世代もジャンルも超えたこれぞ貴重な名店中の名店であると思います。

  • (説明なし)
  • うざく
  • うまき

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2位

のんき (堀切菖蒲園、お花茶屋 / もつ焼き、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2011/07訪問 2016/02/29

葛飾に「最強のもつ焼き」を見た!

「今度はディープな店を攻めてみましょう!」
数ヶ月前、仕事の得意先の仲間二人と飲み、大いに盛り上がりこんな約束をして別れた。
この約束を実施するにあたり、店選びに関して最終的に3つの条件が課せられた。
あえて全くのアウェイな店、もつ焼きがうまいと評判の店、下町のハイボールが飲める店。
この3つの条件を兼ね備えるべき店を綿密に検索した結果、ここ「のんき」にたどり着いたのである。

来るべきXデー、まだ日も沈まぬ初夏の18時半。
それぞれが仕事を早々に切り上げ「のんき」突入。
この時間からかなりの先客で、3人かろうじて座れた感じ。
ほとんどが地元の常連さんて感じで、我々スーツ組は計画通り完全なアウェイ状態。
店内には、なぎらけんいち、亀田兄弟、内藤大助などの色紙が飾られてあります。

まずは生ビール3つとシロタレ3本注文。
しかし、ビールは瓶のみで、焼き物は4本1皿とのこと。
まさにアウェイ丸出しだが、ここから始まり店を出る時には店との距離を
どれだけ縮められるかが今宵の楽しみの1つである。

シロタレが到着。 見た目からして美味しそう。
先に取分けた連れが一口食べてこう言った。
「やべぇー、これ!!」
続いて自分も食べ、やばいの意味がよくわかった。
もちろんマイナスの意味ではなく、やばい位にやわらかくタレが最高の味、この値段(4本で360円)で
こんなに美味しいのはやばいという意味だ。
この美味しさはちょっとしたカルチャーショック。

ビールの次はいよいよ下町のハイボール。
通称「ボール」と呼ぶらしい。
ウイスキーではなく焼酎と炭酸となぞのエキスで割る琥珀色のハイボール。
サーバーから直接入れられ、氷が入っていないのが特徴的。
氷なしなので常に一定の味が保たれる。
美味しいです。 何杯でも飲めそうなサッパリした味。 下町文化を感じます。

シロタレの後も一通り焼き物を制覇。
全部が全部おいしいです。
ここのもつ焼きは本当に史上最強。
常連さんが求めるこの味を共有できたことで少しアウェイから脱出した気分。

焼き場の店員さんたちとも少しお話もできたし、
「ボールおかわり!」と思い切って言ってみれば
完全にアウェイからの脱出成功。

店の情緒に触れながら、散々飲み食いし、大いに楽しみ
これで1人3000円もしないのだから
「のんき」恐るべしである。

ほろ酔い気分の中、帰りの京成電車に揺られながら
「もし明日死ぬと分かったら最後の晩餐で何を食べる?」みたいなよくある質問に対し、
「のんきのシロタレ」という答えの選択肢が増えたな!等とどうしようもない事を考えていた。
こんな自分こそ一番の「のんき」なのかも知れない。


  • (説明なし)

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3位

割烹味楽 (小机、新横浜 / 日本料理、居酒屋、弁当)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/10訪問 2014/03/26

小さい秋に見つけた小京都

いつの間にやらすっかり秋である。
秋になったら慰労会をやりましょうとの仕事の得意先の言葉が実現し
この日、このお店で秋の味覚を満喫すべく宴の段取りと相成った。

ここのお店は名前だけは少し前から知っていた。
3ヶ月ほど前に他社の製品説明会に出席した際に
ご好意でお弁当を出して頂いたのだが、
そのお弁当が素晴らしく美味しく感激した。
どこのお弁当なんだろうと思い、弁当箱を裏返すとそこには「味楽」の店名が。
いつかお店に行って食べてみたいものだと思っていた。
先方が予約してくれたお店が偶然にもここ「味楽」だった。
こんなに早く行けるなんて。  願いはたまには意外とかなうものだ。

JR横浜線の小机駅から徒歩2分という
かなりマニアックなロケーション。
寂れた駅前の商店街の中に一軒だけ他とは異なる凛とした佇まい。

ドアを開けると、ちょっとした待合いの空間になっており
もう1枚ドアを開けてお店に入れる構造になっている。
お店の中は清潔感あふれるパリッとした雰囲気。
今回は3名での利用ということで奥の個室を用意してくれた。

個室の奥にはちょっとした坪庭があり、それがちょっと嬉しい。
坪庭から聞こえてくる虫の声が、まるで秋の到来を喜んでいるかのように聞こえる。

まずはビールを頼んだ。
でてきたビールはサッポロのエーデルビルス。
麦芽100%のピルスナーで強めのコクと苦味が特徴的で
これが何ともおいしく結局この日は全員ずっとこればかり飲んでいた。
付きだしには、ちょっとした和え物と小振りの貝類の天ぷらが出され、
天ぷらの絶妙な揚がり具合いからこれから始まるコース料理への期待が一気に高まった。

 【先付】 名物 フォアグラの茶碗蒸し
 ゆっくりくずしながら頂く。 フォアグラの芳醇な香りの他、浅月、白胡椒、極上の卵、天ぷらの出汁、フランス産の塩などが絶妙にからまる
 他ではなかなか味わえない味。 繊細でなめらかですごく贅沢な気持ちにさせられた。名物の名に恥じない一品だ。

 【前菜】 車海老 松風焼 子持昆布 蛸桜煮 つぶ貝 春菊・菊花・しめじのお浸し 胡麻豆腐 鯛酒盗チーズ いくら醤油漬け
 迷い橋必須の前菜。 みんな綺麗で美味しそうで何から手をつけようか。 どれも一手間かかっており素材の美味しさをさらに高める
 技法に感嘆させられた。この店の実力を見せ付けられたような前菜であった。

 【椀】 でました! 松茸の土瓶蒸! 松茸の他に車海老、はも、銀杏、三つ葉が入りこれらが奏でる香りのハーモニー♪
 秋ならではの至高の一品だ。 あー美味しい♪

 【造り】 鰹、鯛、みる貝。 鰹はからし醤油を勧められた。なるほど生姜とはまた違う風味で鰹の美味しさが引き立つ感じ。

 【炊合せ】 子持鮎と石川芋。 子持鮎の食感とそれにかかる独特の煮汁のような旨みが最高。 
 石川芋もホクホクで甘みもありまさに旬な感じ。

 【焼物】 和牛の塩焼き。 ここら辺でお肉が出てくるのはちょっと嬉しい。 上質の松坂牛。 まさに口の中でとろけました♪

 【酢物】 柿のクリームチーズ和え。 箸休め的の創作的な一品。 柿独特の酸味とチーズの香りは意外に相性良し。
 お肉の後の一品でこれを持って来るところに感心。

 【食事】 ばら寿司。 いくら、鯛、アナゴ、焼き玉子などが酢飯にのっている。 これは美味しいに決まってます!
 食べてみたらお酢の強さがほど良い感じで、重たい感じは全くなかった。

 【デザート】 柿 巨峰 いちぢく。 ここでまた柿を食べられたのは嬉しかった。 柿そのものをここで食べたことで先程の
 柿のクリームチーズ和えの素晴らしさがまた蘇る。

 【名物】 味楽もち。 デザートで終わりと思いきや嬉しい一品が残っていた。無漂白のココナッツ、生クリーム、和三盆糖、吉野葛
 などを絶妙の配分で合わせて練り上げた一品。 これに黒糖に和三盆糖を合わせたみつをかけて頂く極上の和スイーツ。
 独特のもっちりした食感に上品で奥深い甘さ。 これは毎日食べたい位の美味しさだった!

すっかり秋の味覚を楽しみ、大満足であった。
横浜のローカル駅の近くに確かに存在した知る人ぞ知る小京都。
季節事に旬の味をここで楽んでみたいと思わせるお店。

虫たちの音色を背中で聴きながら、素晴らしい料理の余韻に浸りつつ
我々は宴の部屋を後にした。

  • 凛とした店構え
  • エーデルビール
  • 付きだしの天ぷら

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4位

クリスマス亭 (西調布、飛田給 / 洋食、ハンバーグ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2011/10訪問 2011/10/14

魅惑のブラックハヤシライス

ちゃんとした洋食ってやっぱりいいもんだなあ。
訪れる度にそう再認識させてもらえるこちらのお店。
中央高速調布インターチェンジから数分。
高速下の側道を車で走っていると突然現れるアーリーアメリカンな建物。
ここぞその名も微笑ましい「クリスマス亭」である。

外観同様に店内もアメリカナイズされた空間。
来店の際は店員さん皆が明るい笑顔で迎えてくれる。
アメリカ郊外にある家庭に招かれたようなアットホームな雰囲気だ。

今回で3回目の訪問。
最初に食べたハヤシライスがあまりにも美味し過ぎて
結局訪問の度に必ずオーダーしてしまう。

見た目はイカ墨を彷彿させる真っ黒のハヤシソース。
でもこのソース見た目と違い実になめらかな味わい。
7日間煮込んでいるというこのハヤシソースは実に奥の深い味。
風味豊かで独特のコクがあり、最後にフワーっと赤ワインの風味が広がっていく。
コクもこれ以上出てしまうとちょっとしつこく感じるかも知れないが、
そうなるギリギリの所で抑えている感じが素晴らしい。
だからこそ、一口、二口とスプーンが止まらなくなる。

そして素晴らしい料理に花を添えるべきはこちらの接客。
近すぎず、離れすぎずの絶妙な距離感と、明るくハキハキした応対。
客人が帰る時には、接客のスタッフ一人一人が気持ちの良い口調で「ありがとうございました。」の声と笑顔。
そのすぐ後で、客人の顔は見えていないのかもしれないのだが厨房の奥から聞こえてくる
シェフ一人一人の「ありがとうございました。」の声。
本当素敵な店だな~とつくづく思うわけである。

今回はレジ横に売っていたハヤシソースを2つ購入して帰った。
そのハヤシソースには「東京ハヤシライス倶楽部」の文字が。
あとで知ったことだが東京ミッドタウンに入っている「東京ハヤシライス倶楽部」は
ここのソースを元に作られているとの事である。

訪れる度に優しい気持ちにさせられる「クリスマス亭」。
ここではきっとサンタクロースさえもがつい長居してしまうような、
そんな優雅でゆったりとした時間が流れている。

  • アーリーアメリカンな外観
  • 絶品ハヤシライス
  • 家庭でも♪

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5位

蕎麦処 多賀 (伊豆多賀 / そば、うどん、日本料理)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/10訪問 2011/11/15

Take it easy!

連休を利用して伊豆方面への車での家族旅行。
相も変わらず海岸線の道は渋滞だ。
渋滞は覚悟の上でのドライブを兼ねての旅行なのでまあしょうがない。
熱海を過ぎ、伊東方面へ向かう途中、
長浜海岸あたりで渋滞中の車の窓から、
ここら辺には似つかない立派の日本家屋の建物が目の中に飛び込んできた。
お寺かな? と初めは思ったが
よくみるとどうやらお蕎麦やさんらしい。

時刻は午前11時過ぎ。
予定より少し早いがお昼はこちらで頂く事に急遽決定!
この行き当たりばったり感が旅の醍醐味である。

一瞬入るのを躊躇してしまう位の
荘厳で趣のある情緒たっぷりの日本家屋。
中には立派な庭園があり、これを眺めて頂く蕎麦はさぞかし美味しいだろう。
期待はどんどん高まっていく。

家屋の中は広い畳の空間。
由緒正しい名家のご自宅に通されたような気分になる。

私が頼んだのは自然薯のお蕎麦。
待っている時間までもが凛とした気持ちにさせられる。
ほど良くお蕎麦が届き、いよいよ実食である。

石臼でひかれたお蕎麦はとても食感がよく香りも良い。
付け汁は穂のかにカツオの風味が漂い、旨みたっぷりである。
自然薯は粘り気たっぷりでかなりしっかりとした甘みがある優れものだ。
蕎麦、付け汁、自然薯のバランスが実によく、本当に美味しいお蕎麦であった。
良い空間で、美味しいお蕎麦を頂いた上質の時間は
まさに日本人冥利に尽きる感じだ。

怪我の巧名ならぬ、渋滞の巧名で出会えた御蕎麦やさん。
改めてこの日こう思った。
旅はのんびりくらいでちょうどいいのだと。


  • (説明なし)

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6位

和ダイニング 一如 (平沼橋、横浜、戸部 / 日本料理、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/08訪問 2011/08/11

一押しの如し

ここはすごくいいです。
まずそのロケーションが良い。
横浜西口の繁華街を通り過ぎ、岡野の交差点を渡り、さらにその裏路地にひっそり佇む一軒家。
その外観からも隠れ家的名店オーラがあふれている。
また和を基調とした内装も素晴らしい。
カウンター、テーブル、さらにはロフト、離れの個室と訪れる相手、用途によって使い分けできる便利さ。
ロフト席は一回利用する価値あり。
天井もそんなに低い感じはなく、ゆっくり足を伸ばせてくつろげる。
秘密基地の秘密部屋気分が味わえる。

料理は旬の素材をつかった創作系がメイン。
またこれが何を食べても美味しいのである。
刺身も新鮮で盛り付けが上手。
基本創作系だが焼き玉ねぎのような直球勝負の一品もたまにある。
玉ねぎってこんなに甘くておいしかったっけと唸らせる一品である。

酒のラインアップも良い。
日本酒、焼酎はセンスの良いバランスのとれたラインアップ。
最後にしめで飲んだジャワティーの焼酎割は意外なヒットであった。

いろいろな人とこれからも通いたい、横浜界隈では一押しの店である。


ーーー2011年8月ーーー
 
約4ヶ月ぶりの訪問。
やはりここはすごくいいですね!
ここの料理一皿は確かに少なめのボリュームだが、
いろいろ食べたいのでむしろ好都合である。

この日も随分頼んだ。
刺身、焼き枝豆、白レバー焼き、コロッケ、,鯵のきんぴら春巻き、スズキのかつれつなどなど次から次へと。
まだ注文の品が届かぬうちにじゃんじゃん追加するので、店の人が
「まだ他にもでてない料理があるのですが大丈夫ですか?」 と心配されてしまった。
「おいしいので全然食べられますよ♪」
と答えると嬉しそうに笑ってくれた。

この日は日本酒もガンガン!
獺祭の濁り美味しかった!
これは高級シャンパンにも引けをとらない美味しさですね。
結局最後にお蕎麦まで頼んでさすがにお腹一杯。

ごちそうさまでした。
また来ます♪


  • (説明なし)

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7位

COFFEE HALL くぐつ草 (吉祥寺、井の頭公園 / 喫茶店、カレー)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2019/06訪問 2019/06/26

このままに。そのままに。

三鷹に用があったこの日、
せっかくなのでと一駅先の吉祥寺まで電車を乗り継ぎ
やってきたのはくぐつ草
気づいてみれば前回の訪問から早いものでかれこれ7年振りくらいの訪問となってしまった。

どれどれくぐつ草は元気かな?と店まで続く雰囲気抜群の階段をわくわくしながら下り店に入れば
7年前と全く変わらない空間がそこにあった。
洞窟を改造して秘密基地に仕立てあげたかのような唯一無二の空間。
変わりないことにまず安堵の念を抱く。
そして変わりなくこの独特の空間を維持していることに尊敬の念を抱く。

この店をわざわざ訪問しようと思うのは
この独特の空間を楽しみたいのはもちろんだが、
こちらで頂くくぐつ草カレーが抜群に美味しいからである。

じっくり丁寧に時間をかけて炒められたタマネギの甘さがとても美味しくていい感じのカレーなのだが
ところがどっこいクミンやカルダモンなどのスパイスが途中ピリリと顔を出してくる。
クミンやカルダモンなどのスパイスがタマネギの甘味をより際立たせて、
タマネギの甘みがクミンやカルダモンのスパイスの存在を認識させて
これはもはや欧風カレーと薬膳カレーの夢の競演状態。
お互いの長所を相乗効果的に引き出しているのが素晴らしいではないか。

一気にカレーを平らげて
コーヒーをすすりながら
この幻想的な空間と美味しかったカレーの余韻に酔いしれる時間は
まさに至福の時間。

どうか、このままに。
いつまでも、そのままに。
この唯一無二のこの洞窟空間がいつの日か
あわよくば吉祥寺遺産に認定されるその日まで。



ここはかれこれ3、4年前からずっと行ってみたかったお店。
吉祥寺に行くのは、夜の飲み会の時ばかりで、なかなか行けずじまいだった。
この日はたまたま3時間ほど昼間時間が空いたため、思い切って
赤坂から吉祥寺へこの店に行くためだけの目的で強行突破してきました。

くぐつ草は、噂にそぐわぬ、いやそれ以上の素敵な店であった。
例えば、まるでワインセラーに繋がるかような地下へ続く階段。
例えば、木でつくられたぬくもりのあるメニュー。
例えば、オリジナリティーたっぷりの情緒あふれる手作り灰皿。
そして圧巻は洞窟をイメージしたかのようなまるで芸術作品のような内装。
すべてが唯一無二。 まるで個性の演奏会。
なんて素敵な空間なんだ。

そして頂いたカレーのおいしかったこと!
いわゆる欧風カレーなのだが、じっくりつくられているのがよくわかる。
玉葱もお肉も、そしてここに流れる時間までもを全てをじっくり煮込んだやさしいカレー。
どこかなつかしさをも感じさせるような、そんな味わい深いカレー。
ジャズの流れるこの洞窟風空間で、このカレーを食べる時間は、
まさに唯一無二の時間。

創業30年以上ということだが寂れた感は全くない。
年齢を刻むとともに、どんどん渋くていい味がでてくる役者のように
この店はきっとこれからも、唯一無二のオーラを永遠に放ち続けていくに違いない。


 ーーー2012年 1月 再訪問ーーー

この日は人気カレー店「まめ蔵」さんでカレーを食べる計画だったが、
この寒さでの行列待ちには耐えかねて、近くのこちらへの再訪問に変更。

唯一無二の素敵な空間と、絶品欧風カレーは変わりなし。
食後の珈琲もとても美味しく、つくづく良い店だな~と再認識。
これからも、何年先までも、たまにはふらっと訪れ続けたい。
自分にとっては吉祥寺一のパワースポットである。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

さんだ (六本木、六本木一丁目、乃木坂 / 牛料理、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2011/11訪問 2011/11/17

日本酒が欲しくなる和牛料理店

六本木ミッドタウンの近くに、他の肉料理店とは一味違うスタイルで、おいしい牛肉を堪能できる店がある。
和牛料理「さんだ」さんである。
細い路地に隠れ家のようにあった、赤坂店が、再開発のあおりを受け閉店したのは残念であったが、
ここ六本木店でも、赤坂店と遜色のない雰囲気で、和牛料理が楽しめる。

ここのスタイルは、和牛の会席料理スタイル。
和牛の珍しい部位からオーソドックスな部位まで、いろいろアレンジしながら全15品ほど、
会席料理風に一品ごとに、丁寧に説明されながらでてくるのである。
会席料理というより、寿司屋のおまかせに近いスタイルだ。

アキレスケン、ハツモト、ハチノス、フワなどの珍味系から始まり、
デザートの黒胡麻のアイスクリームにたどり着くまで、
牛肉の奥深さ、おいしさをこれでもかという程に思い知らされることになる。

特に、牛とろ寿司は絶品。
上質の塩で、さっぱり、とろりと頂ける。

総じて、満腹になるが、お腹に余裕がある時には、
デザート前にでてくる、牛たんのしゃぶしゃぶのだしをスープに使う
ラーメンがおかわり自由なのがうれしい限りである。

コースは1つのみで、6300円。
非常にCPは高いと思う。

通常、肉料理のときは、ビールで押し通すか、代えてもワインという小生であるが、
ここでは日本酒が欲しくなる!

牛肉は食べたいけど、ステーキや焼肉はちょっとなぁ~という方には
是非お勧めです。


  ーーー2011 11月再訪問ーーー

やはりここは美味しいと再認識。
この日もコースで肉を堪能。
寿司屋のおまかせ風に提供されるお肉の色々な部位。
それぞれの部位に合った食べ方で提供してくれるが嬉しい。
魚を食べる機会が最近は多かったが、
お肉もいいぞ!と天からの声が降ってきた感じであった。
また天からの声が聞こえてきたら、また食べに伺います!

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9位

駒形どぜう 本店 (浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、蔵前 / どじょう、くじら料理、鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/12訪問 2015/01/15

もうひとつのどじょう日

≪ 2014年 12月 再訪 ≫

ちょうどほぼ3年ぶりにほぼ同じメンバーで再訪問。
年末の土曜日の訪問という事もあり店は大盛況。
浅草駅から歩いて店に向かう途中左奥に見えた、
東京スカイツリーの夜景が宴会の前座的にとても映えていた。

今回もひたすらどじょう鍋とどじょうの唐揚げを
ビールと日本酒とともに堪能し
楽しい時間を過ごしてきた。

どじょうと酒と江戸文化に酔いしれて
ちょっと大人になった事を感じた
年末の土曜日のどじょう日。


≪ 2011年 11月 ≫
遅ばせながら、どじょうデビューを果たしてきた。
と言っても正確に言えば、どじょうを食べたのは今回が初めてではない。
二十歳かそこらの頃に、柳川を食べたことはあった。
食べた店が悪かったのか、食べた年齢が悪かったのか定かではないが
その時の印象は、「同じ卵でとじるならばかつ煮の方がよっぽど旨いな!」
と感じたのを記憶している。
更には、「どじょうは所詮は江戸の文化であり、特に美味しいものではなく、食べる雰囲気が良いのである。」
と生意気にもそんな印象がインプットされてしまっていた。
そのためか、あえてどじょうを食べに行こうなんて発想はそれからいうもの私の頭の中には皆無であった。

今回仲間内で早目の忘年会をやることになり、
友人が抑えてくれたのがこちらのお店。
これが真の意味でのどじょうデビュー日になる。
当然お店の名前位は聞いたことはあったが、
「どぜう」と書いて「どじょう」と読む位の知識と関心しかなく、
それは「てふてふ」と書いて「ちょうちょう」と読むと同じ程度のもので
言い換えれば、どじょうという食べ物の対して全く興味がなかったのである。
しかしこのお店のどじょうを愛する友人は、是非一度は!とこの店を一押ししてきた。

総勢6名での仲間内での早目の忘年会。
江戸情緒たっぷりの外観と座敷席を見れただけでも一見の価値は感じられた。
料理などは全て友人にお任せ。
友人曰く、ただひたすらどじょう鍋を好きなだけ食べ、好きなだけ酒を飲めばそれでいいとの事。
しいてその他頼むならば、どじょうの唐揚げ位でいいとの事。
言われるがまま、どじょう鍋とどじょうの唐揚げにビールでスタートした。

まずはどじょう鍋がやってきた。
直径20センチ程の丸い鍋に、どじょうがきれいに12,3匹程収まっている。
これに厚切りに切られたネギをたっぷりかけ、お好みで割下をかけ、ぐつぐつ煮込んでいく。
ネギが少ししんなりとし始めた頃、どじょうとネギを皿に取り、どれどれと一口頂いてみた。
「美味しい~!!」
思わず口から出てしまう程、想像を遥かに超えた美味しさであった。
やわらかくて、甘みと旨みがあって、臭みは全く無い。
そしてこのネギが抜群に美味しい。
割下も甘過ぎず、辛過ぎずちょうどいい感じだ。
後からでてきた唐揚げもこれまた絶品!
どじょうって何か凄いなぁ~とただただ感心。
どじょうを食べ、酒を飲み、またどじょうを食べ、酒を飲み。
このひたすら続ける単純作業がなんとも快感。
あっという間に鍋は空になり、鍋をおかわり。
この作業をずっと繰り返し、結局はどじょう鍋だけで6人で25個も食べてしまった。

こんなに食べても全く飽きは来ない。
なるほど友人がこの店を勧めた理由、この食べ方を勧めた理由がよく理解できた。
こんなにも美味しいどじょうという食べ物を若かりし頃からの先入観で
あえて食べなかった事が今更ながら悔やまれる。
そしてそんなに美味しいものではないと思っていたどじょうに対しお詫びの言葉が頭を駆け巡る。
「どじょうさん、どうじょ、お許しください!!」
こんなしょうもない親父ギャグが飛び出すほど、
どじょうと酒だけの忘年会は楽しいひと時となったのであった。


  • どじょう鍋
  • ドジョウの唐揚げ
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

Picnic Bear's Hill (中川 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/07訪問 2011/08/26

真夜中のピクニック♪

男という生き物はどうも隠れ家好きである。
物心ついた頃からダンボールで秘密部屋を作り上げ、
その中で何をするでもなく、その自分だけの空間に酔いしれてみたり、
時には気の合う友達だけを特別に招待してみたり、
その中でたまにお菓子を分け合って食べてみたりしたものだ。
そんな経験のある人にこそ是非行ってみて欲しいBARがここ「ピクニック」。
私の住む東急田園都市線たまプラーザ駅からタクシーで2メーター程の距離にありながら
その存在を知っているものは地元民でも皆無に等しい。

車で行くとたまプラーザから中川方面に向う途中246を渡り、
左に行くとニトリがある道をもう少しだけ過ぎた所にある焼肉屋さんを左折。
そこからずんずん坂を上ると「皆川園」という園芸屋にぶちあたる。
すでに小高い丘にきたかのようなロケーション。
タクシーで行けるのはここまで。
あとはその右手にある田舎道のような細道を歩いていくのみ。
月明かりだけを頼りに歩くこの道は幻想的な風景。
周りには何もない。 
草の触れ合う音が心地よい。 
星がこんなにも近くに見える。
突然草むらから狸がでてきても驚かないような神秘的な細道。
かれこれ200メートルくらい歩くと道は途絶え、断崖絶壁に。
その道の終点左にまるでウエストコーストにきたかのような
アメリカンチックなBARがようやく現れる。

この場所で、深夜だというのにかなりの人で賑わっている。
若く気のいい男性従業員他、常連さんたちとも臆することなく
気軽に話せる空気が流れている。
この店の存在を何かで知り、この神秘的細道を互いに通ってきたという
共有する体験がなせる技なのであろう。

CPもすこぶる良心的。
全部で4杯のんで2600円くらいだったのでチャージも無しなのではなかろうか。
とにもかくにも面白い店である。

銀座や六本木の会員制のオーセンティックなBARも良いが
「丘を超え行こうよ♪」的なこのBARもまたありである。
男にとって、持っている隠れ家の引き出しの数を増やす作業は
仕事や家庭と同じ位、大切で楽しい作業なのだから。

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