この口コミは、まみのるさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.5
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク4.5 ]
実は西日本で蕎麦を手繰るのは記憶の限り今回が初めてで・・・
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外観
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入口の案内板
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禁煙に関する協力依頼
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メニュー
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店内においている蕎麦関連の雑誌
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長野県の橘倉酒造の蕎麦焼酎「峠」の蕎麦湯割りと蕎麦味噌
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鴨の治部煮\650
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もりそば大盛り\800+\300
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蕎麦アップ
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2013/07/13 更新
食べログの評価では大阪では一番良い(≒旨い)蕎麦屋らしいです。
ってことはもしかして西日本で一番?まさか日本で・・・・(←でも食べログ評点は原則信用に足りません)
大阪駅はやはりバスの降車場もヨドバシカメラ側に変わっており、以前より時間を要して内心苛々しました。
環状線で京橋へ、おけいはんに乗り換えて郡津を目指します。
郡津・・・
先月『楽々』を訪問した時に乗り降りした交野線の無人駅です。当時、『乃田』のことは知っていましたが、食べ繋ぐのは無謀ゆえ泣く泣く諦めたのでした。
本当なら相棒と訪問したいところですが、彼女は仕事なので単独行動です。
開店より15分早く到着したので周辺をぷらぷらします。帰りに寄る予定の『プイプイ』の場所も確認しました。
戻った店の前で暫し待ち、1734ご主人が暖簾を掲げに出て来て、挨拶を交わし、一番乗りを果たしました。
木を多用した店内の作りは自然と気持ちを落ち着いたものにしてくれます。
こじんまりとしていますが、大小のテーブルとカウンター合わせて20人程度の席でしょうか。ご夫婦だけで営む店としてはマックスかと思われます。
後客があることを想定して私はカウンターに腰を下ろしました。
目の前には〔禁煙にご協力下さい〕とあります。当然と云えば当然でしょう。蕎麦の繊細な香りを楽しむのに煙草は敵以外の何物でもありません。ご協力下さい、という姿勢は奥ゆかしいですが、客が悟るべきですね。
どんな献立で食を進めるかは予め決めてありました。
蕎麦前は日本酒にすることが多いのですが、こちらの焼酎には蕎麦があります。しかも蕎麦湯割りがお薦めとあります。
長野県佐久市の橘倉(キツクラ)酒造の蕎麦焼酎「峠」 \400を蕎麦湯割り で、
アテには 「鴨の治部煮」 \650 を頂きます。
残念ながら付き出しの「蕎麦のあげたん」は無くて、代わりに味噌が1ディップ、いや蕎麦屋ですから壱匙配されました。もろみ味噌のようでもありますが、どうやら「蕎麦味噌」に思えます。嬉しい不意討ちです。蕎麦味噌を出す店、滅多に無いです。
なんとも嬉しいじゃありませんか♪蕎麦味噌を嘗めながら蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを飲む・・・最高です!
これだけで幸せを感じますが、鴨の治部煮が来てそれがいやまします。
添えられているおろし山葵は予想通り最初は仄かな甘味を舌の上に残し、後に軽くピリッとした辛さで鴨肉の旨味を引き出してくれます。
ねぎに関しては山葵も良いですが、焼酎と嘗めていた蕎麦味噌がまた合います。
蕎麦前も終わり近くなり、 「もりそば」 \800 を大盛りで(5割増で+\300)頼みました。女将さんに聞いてみたら今日の蕎麦は長野県松本の方・・・安曇野産でしょうか。
この時点で席は9割方埋まっています。お二人も忙しく動いてます。やはり時間がかかりました。
実は店に入ってから気になっていたのですが・・・時折、ゴリゴリと石臼を挽く音が聞こえてくるのです。胡麻を擦る音ではないようです(笑)。
自家製粉として、恐らく玄蕎麦か丸抜きで保存されている蕎麦の実を挽いて、篩にかけ、水回しから切るまでの工程に最低30分はかかるものです。普通は開店前に作っておくことが多いんですが・・・
それに、こちらのように毎日(?)蕎麦の産地を替えるとなると、仕入れも管理も打ちも大変です。
ご主人のこだわりの仕事ですね。
閑話休題、
こちらの蕎麦は十割りです。
先ず皿を持ち上げて全体の香りを・・・新蕎麦の季節ではありませんが、そして外皮は混じっていませんが、蕎麦らしい香りが認められます。
そして2本ほど摘んでつゆを付けずに・・ずずうっと手繰った後に口中から鼻腔に抜ける控えめな香り。素敵です。
少し細切りで、表面はつるつるしていませんが、十割の証とも言えますし、舌や喉を楽しませてくれるものです。腰も充分です。
つゆは、出汁は鰹の他に鯖か鯵を加えたと思われ、かえしも含めて関東風のようです。しかしピリッと尖った感じは全くありません。
5割増でしたがもう一気に手繰ってしまいました(笑)。
忙しいだろうに絶妙のタイミングで出て来た蕎麦湯は適度な濃度で、そして追加でつゆが供されてます。どうやら温麺の客にも蕎麦湯が配られているようです。もう何というか“心憎い”サービスです。
久々に蕎麦を堪能させてもらいました。もう私的には[5]に限りなく近いです。でもここを5にしたら、東日本の洌伝の蕎麦は・・・
新蕎麦の頃に是非また来たいです。