wbonbonさんのマイ★ベストレストラン 2013

ぼくの食生活

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2013年は様々な地を訪れました。
いずれも水樹奈々さんのライブに参加するための遠征に拠るところが多いのですが、拠点を広島から大阪に変えた点も少なくありません。
東京スカイツリー、愛媛県道後温泉、古都京都、奈良東大寺、和歌山金剛峰寺、三重県伊勢神宮、そして海外では韓国、台湾。
その国、その土地にそれぞれ歴史・産物があり、それらを映した料理を享受できたことは良い経験になりました。

紀元前より続く道後温泉に身を浸し、明治に建造されたという本館でいただいたフルーツ牛乳、
甘いものが手に入りにくい時代に考案されたアサヒの鍋焼きうどん、
かつてあった、そして今もあるお店とその料理に想いを馳せ、

愛媛県の道後麦酒館でいただいた宇和島産の鯛めし、
京都の京野菜を使用した打田漬物のお漬物、
台湾でいただいた八角の香り漂う料理の数々と、韓国の辛口料理とコピー商品…
口に合うもの合わないもの様々からその土地に生きる人の営み、文化を舌で感じ、胃袋で吸収した1年でした。

マイ★ベストレストラン

1位

鍋焼うどん アサヒ (大街道、石手川公園、市役所前 / うどん)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/07訪問 2014/03/16

鍋焼きうどん/アサヒ

 松山グルメのひとつに鍋焼きうどんがあるらしい。旅行ガイドブックを見ると鍋焼きうどんのことが載っていました。

 2年前、愛媛県出身の水樹奈々さんのライブで松山を訪れたときには、ことりというお店で鍋焼きうどんを食べたので、今回はその近くにあるアサヒというお店で食べてみることにしました。


 アサヒの提供する鍋焼きうどんは一杯500円。
 アルミの一人用の鍋に入っていて、テーブルに直に置かれます。
 そのためかテーブルの表面の仕上げが熱によって解けたように変質しているのが見て取れました。

 鍋焼きうどんに入っている具材としては、牛肉、お揚げ、ネギ、竹輪やかまぼこなどの練り物です。

 うどんは少しくたっとしているのが鍋焼きライクです。
 スープが甘めなのが特徴でしょうか。

 店内の貼り紙を見ると、創業当時まだ甘いものが貴重だった頃に初代当主が生み出したのが、この鍋焼きうどんらしいです。甘めのスープにも納得です。

 現当主の方が、いち早くわたしのことを観光客だと見抜き、松山市内のガイドマップをくれたのは、観光客として嬉しかったです。スマホとかガイドブックなどを所持していましたが、それでもこういった気を利かせてくれるのは嬉しいことです。

 地元の若者からお年寄り、もちろん観光客まで幅広い人が利用しているようでした。
 全体的な印象としてはことりよりこちらのアサヒのほうが個人的には好きです。
 今度水樹奈々さんが松山でライブをするときは、また訪れたいと思います。長く続けて欲しいです。

  • 鍋焼きうどん 500円
  • 鍋焼きうどん
  • (説明なし)

もっと見る

2位

重亭 (難波(南海)、大阪難波、近鉄日本橋 / 洋食、ハンバーグ、オムライス)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2013/05訪問 2013/05/12

ハンバーグステーキ + ライス/重亭

 なんば駅を出て、商店街から少し入ったところにある洋食屋さん重亭
 作家の池波正太郎氏が贔屓にしていたお店らしく、旅行ガイドブックにも頻出するお店です。

 自分も最初は大阪観光の一環として踏破しておこうと思い入ってみたのですが、これが非常に誠に大変にすばらしい料理を提供するお店でした。

 ハンバーグステーキ(1,100円)はナポリタンスパゲッティなどが添えられており、風貌は一見すると家庭的ですが、家庭料理とは一線を画すポテンシャルを持つ洋食メニューです。

 ナイフを入れてあふれ出す肉汁にビックリです。
 そして口に入れて、玉葱のジャキジャキとした食感と肉のふっくらとした二重の食感でさらにビックリ。
 辛すぎない甘めのソースが肉の旨味を邪魔していなくて、肉食ってる!という満足感が得られます。
 高級感ばかりが勝る味ではなく、お店の佇まい、店員さんの親身な接客などといった雰囲気・イメージが料理に表れているお店です。べらぼうに美味しいながらも自分に近いところにある味なのが良いです。

 観光で大阪のグルメを食べ歩く方は多くいると思いますが、その中で“洋食屋”というカテゴリー中からお店を選択するなら、この重亭は間違いなく外せないお店です。
 オススメ。自分はすでに何回も通ってます。とにかく美味しい。

 店内はテーブル席のみ。
 あまり大きいお店ではありませんが、お一人様から家族連れまで利用できます。
 お客さんの様子を眺めているとハンバーグやオムライスが人気のようでした。

  • ハンバーグステーキ 1,100円 + ライス 150円
  • ハンバーグステーキ
  • (説明なし)

もっと見る

3位

やまちゃん 本店 (大阪阿部野橋、天王寺、天王寺駅前 / たこ焼き)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/06訪問 2013/06/30

あべのハルカスのふもとの美味しいたこ焼き屋さん やまちゃん本店のヤング(8個入)

 大阪の新名所、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」の麓にあるたこ焼き屋さん やまちゃん本店
 通りを歩いていると、デパートなどの高層ビルの隙間に忽然と姿を現す店舗が、大阪府外から来た自分には少し物珍しい光景に移りました。
 しかしお客さんはひっきりなしに訪れていて、店舗の横で立ち食いをしている人も何人かいました。
 自分もその流儀に倣うことにして、たこ焼きを立ち食いです。

 たこ焼きメインのメニューですが、ソースは何種類か選べます。
 しかしメニューの一番上に表記されていたのは「ベスト」というソースやマヨネーズなどフレーバーが掛からない、生地のみのたこ焼き。
 さすがにソースは欲しいなと思って、自分はヤング(8個入400円)を注文してみました。ソースとマヨネーズが掛かった若者受けしそうなメニューです。

 しかし一口食べてみて、何故ソースが掛かっていないたこ焼きが「ベスト」なのかが分かりました。
 見事に外はカリッ、中はトロっとなっているのです。
 いや本当に褒め言葉が浮かばなくてこういった決まり文句を言っているのではなく、リアルに外はカリッ、中はトロっとなっていました。
 これがたいへん美味しくて、ソースなどのフレーバーが無くても全然いけるのです。いやむしろ無いほうが良かったリします。おそらくここまでのものは、自分が今まで食べたたこ焼きにはありません。一口食べて驚くレベル。

 本当に大阪のたこ焼きはクオリティが高いです。
 今回は8個入りを食べましたが、5個入り250円のお手軽サイズも用意されているようなので、気軽に利用できそうです。また行ってみようと思います。

  • ヤング8個入り 400円
  • (説明なし)

もっと見る

4位

麺や 六三六 茶屋町店 (大阪梅田(阪急)、梅田、大阪 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/08訪問 2013/08/11

とろみスープが超絶美味しい!麺や六三六の煮干ラーメン

 麺や六三六は関西を中心に店舗を展開している煮干スープの美味しいラーメン屋さん。
 梅田に寄った際に自分も食べてきました。訪れたのはNU茶屋町のほど近くにある茶屋町店です。

 自分が広島にいたときにも煮干ラーメン屋さんには何店か行ったことがあるのですが、スープの味が濃くて辛い、という味わいが共通していて、あまり好きではありませんでした。しかしこの麺や六三六はそんなことは無く、味は濃厚だけれどどぎつくなくたいへん美味しかったです。

 ひとまず店名の入っている特製六三六らーめん(880円)を注文。

 まず驚くのはこのとろみのあるスープです。
 とろみがあるにもかかわらず、背油や魚油がほとんど使われていないというではありませんか。
 煮干の味わいもしっかりとしていて、ご飯ものとあわせても良さそうです。

 特製六三六らーめんには厚めのチャーシュー3枚と玉子1個、メンマ、海苔、ナルト、ネギが乗っていて内容充実でした。トッピングをいろいろ食べたい、という人にはこのラーメンが良いようです。
 ネギなどケチケチしていないのが良いです。とろっとしたスープの中でこのネギの食感は良いアクセントになります。
 チャーシュー麺なども用意されていますが、チャーシュー一枚一枚に厚みがあるため、これでも十分なボリュームです。

 今回はラーメン1杯のみしか食べませんでしたが、メニュー表を見るとご飯ものも充実しているし、つけ麺なんかもあります。また来ようと思います。

 店内はカウンター席とテーブル席があり、椅子の下には荷物入れ用のカゴも完備。
 注文は食券制なので、入って直ぐの券売機で食券を買ってから席に着きましょう。

 本当に美味しいラーメンでした。さすが天下の台所、食い倒れの街。広島でここまでのラーメンは食べられません。

  • 特製六三六らーめん 880円
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

5位

道後麦酒館 (道後温泉、道後公園、南町 / ビアガーデン、居酒屋、ビアバー)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/07訪問 2013/07/15

愛媛といったらこれ!地元メニューいっぱいの居酒屋で鯛めしを頂く/道後麦酒館

道後麦酒館
 道後麦酒館は道後温泉本館の直ぐ北側、目と鼻の先にある居酒屋さん。道後温泉に来た人はほぼ間違いなく目にするお店です。

 ここはお昼から営業しており、麦酒のテイクアウトも出来ます。
 なので観光客の人は麦酒片手に、その周辺のお店でつまみを買ったりして楽しんでいました。

 本当は自分は夜に訪れたかったのですが、お客さんでいっぱいだったため、旅行最終日の帰り際のお昼に寄ることにしました。

 目的は宇和島風鯛めしを食べることです。
 近辺には鯛めしを提供するお店が他にもあったのですが、生憎満席だったためこちらにしました。

 以前にNHKのミュージックジャパンという番組で、伊予観光大使の水樹奈々さんが鯛めしをお勧めしていたのを見て、自分も食べたくなったのです。
 道後麦酒館の提供する宇和島風鯛めし(950円)は鯛めしのほかに、すまし汁、小鉢、お漬物がセットになったメニューです。
 居酒屋メニューといってもサイドメニューのような感じは無く、思ったよりボリュームがありました。
 せっかくなので道後サイダー(450円)もあわせて注文です。

 宇和島風鯛めしは、ほかほかご飯の上に鯛のお刺身が乗ったご飯物。
 上にかけるお醤油は別の器に用意されており、あらかじめ客が好みでそこへワサビを溶かします。

 鯛めしの中央には卵黄があり、その上には刻み海苔です。

 一口食べてみると、卵黄のコクが淡白な鯛の身と良い調和をなしておりたいへん美味しかったです。
 鯛の上にかける醤油も上品でどきつくありません。ワサビが良いアクセントになります。
 鯛のコリコリとした食感と、ご飯のふっくらとした食感のメリハリも心地よく、全体としてたいへん完成度の高い一杯だと思いました。

 宇和島まで行く時間が無かったのですが、松山市内でこんなに美味しい鯛めしが食べられて良かったです。
 お勧めです。

 ちなみにサイダーのほうは、普通のサイダーと柚子風味のサイダーの2種類が提供されていました。
 わたしが選んだのは一般的なごく普通の方のサイダーです。
 たいへんすっきりとした飲み口で、鯛めしとあわせるのも意外とアリな感じでした。

 今度道後に来たときには、夜に訪れてお酒とおつまみをいっぱい注文してみたいですね。

 店内はカウンター席とテーブル席、お座敷あり。
 ホールの店員さんの接客もしっかりしていて感じが良かったです。

  • 宇和島風鯛めし 950円
  • 宇和島風鯛めし
  • 道後サイダー 450円
  • (説明なし)

もっと見る

6位

くまのの里 鴨尾 (福山市その他 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/05訪問 2013/05/06

ざるそば定食/くまのの里 鴨尾

 くまのの里 鴨尾 は福山市熊野町の山中にある手打ち蕎麦屋さん。
 メインストリートから細い道に入り数十m山を登ると見えてくるのですが、この細道の場所がなかなか分かりづらく、ナビを使っていないと初見では見過ごす可能性が高いです。

 11時30分から営業開始ですが、わたしが11時40分ごろ訪れたときは既に店内は客さんでいっぱいで、しばらく待つことになりました。

 メニューはざる蕎麦、掛け蕎麦、月見蕎麦に大別され、一品料理としておばんざい(お惣菜)が何種類か用意されていました。

 わたしはざるそば(800円)に小鉢一品(300円)を注文しようとしましたが、なにやらざるそば定食(1,000円)にご飯と小鉢一品が付いていてこっちのほうがお得とのことなので、変更してざるそば定食のほうを注文してみました。

 ざるそば定食(1,000円)はざる蕎麦のほかにご飯、おばんざいが一品ついたセットメニュー。
 ざる蕎麦とご飯がセットになっているのはいささか珍妙な光景に見えますが、おばんざいと一緒に食べればなかなかいけます。
 そのおばんざいですが、店内のカウンターに何種類か盛られており、その中からお客さんが好きなものをチョイスするシステムでした。おばんざいの種類はあまり多くなく10種類も無い感じで、肉じゃが、かぼちゃの煮つけ、茄子の煮浸し、レンコンなど根菜の金平がありました。わたしはその中から肉じゃがをいただいてみることにしました。

 肉じゃがは味の染みた家庭的な一品。
 ジャガイモは大きくカット、というかカットされていないものもあり、とにかく大きなものがゴロゴロ入っていました。
 この肉じゃがが大変美味しく、これとご飯だけでモリモリいけました。個人的には肉じゃがとご飯の組み合わせは好きではなかったのですが、ここのは別です。肉じゃがを「美味しい」と思ったのはいつぶりでしょうか。そば屋とはいえ、この肉じゃがはオススメ。

 ちなみに肉じゃがのお肉は牛肉が使用されていました。

 メインのざるそばはコシの強い一品で、麺は細めでした。
 つるつると喉越しがよく、食べやすかったです。

 店内はテーブル席メインで、カウンター席が少しありました。
 古民家を再生したと思しき店内は雰囲気があり、蕎麦や家庭的なおばんざいを提供するお店としては合っています。
 営業時間は14:00までとのことですが、わたしが訪れたときは13:00前にはお昼の営業を終えていました。日によるのでしょうが、どうしても食べたい、という方は早めに行くことをおすすめします。

  • (説明なし)
  • ざるそば定食 1,000円
  • 肉じゃが

もっと見る

7位

道後温泉 本館 (道後温泉、道後公園、南町 / その他)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/06訪問 2013/07/23

3000年の歴史をもつ日本最古の温泉、道後温泉でフルーツ牛乳をいただく

 愛媛県松山市の観光地といえば道後温泉
 3000年の歴史を有する日本最古とも言われる温泉です。

 むかし家族で愛媛を訪れたときに1度温泉には浸かったことがあるのですが、なにぶん数十年前の話。
 今回改めて温泉に浸かってみることにしました。

 道後温泉には4つのコースがあり、それぞれ料金が違います。
 館内には「神の湯」と「霊の湯」の2つの浴室があり、旅行ガイドブックの『まっぷる』によると、前者は銭湯の雰囲気のある浴室で、後者が高級感のある浴室とのことです。
 コースは全部で4つあり、それぞれ料金が違います。
 たぶんむかし利用したときは「神の湯」にのみ入った覚えがあるので、今回は「霊の湯」に入ることにできる“霊の湯二階席”コースを利用することにしました。料金1200円。

 『まっぷる』では“神の湯二階席”コース(800円)がビギナー向けと書かれてありますが、そちらはタオルの貸し出しが無いし、“霊の湯二階席”コースでは「神の湯」と「霊の湯」の両方に入ることができるので、それを考えると、観光で初めて利用するならいっそのこと“霊の湯二階席”コースのほうが良いんじゃないか、というような気がします。

 温泉と言うことで、写真撮影は気まずかったので館内を写した写真は無しです。
 チケットを番台のおじさんに渡し、まず畳敷きの2階席に通されます。
 そこは20~30人ほどが集まれる空間で、座布団の前にはカゴが用意されていました。
 そのかごに荷物を置いて、貴重品だけ持って脱衣室の方に向かいます。
 今回わたしが利用した“霊の湯二階席”コースでは「霊の湯」だけではなく「神の湯」の方にも入れるため、館内は貸し出される浴衣を着て移動するのが良さそうでした。
 
 「霊の湯」の浴室は思ったより小さめでした。
 わたしが訪れたのは土曜日でしたが、利用客も少なめでゆっくり入ることができました。
 温泉は若干熱め。
 シャンプーはありましたがボディーソープは無く、代わりに石鹸が用意されていました。
 脱衣室にはドライヤーがあり、無料でガンガン使えました。しかしそこにあった貼り紙によると、個人で持参したドライヤーの利用は禁止との事でした。

 脱衣室は、窓や裏口が開けられていてやたらと開放的。建物の裏手が林になっていたため覗かれる心配はなさそうでしたが、ちょっと落ち着きません。

 温泉を出て、再び畳敷きの広間に戻ると、自分の座布団の前にはお菓子が用意されており、熱いお茶も提供されました。
 何十年か前に利用したときは広間の利用でも坊ちゃん団子をいただいた覚えがあるのですが記憶違いでしょうか。
 ともかく、熱いお茶と共におせんべいをバリバリいただきます。

 しかし季節は夏。
 冷たい飲み物も欲しくなります。
 そこで広間にあった冷蔵庫の中から、らくれんのフルーツ牛乳をいただきました。お値段たしか110円。
 らくれんというのは四国で牛乳・乳製品を製造している会社らしいです。

 このほか、この“霊の湯二階席”コースの特典として、「又新殿(ゆうしんでん)」の見学ができます。
 館内の店員さんに案内されて、別室に通されました。
 この「又新殿」というのは『まっぷる』によると「明治32年に建築された日本で唯一の皇室専用の湯殿」とのらしいです。
 昭和天皇も利用したとかで、復元ではなく当時のまま残っているとか。
 室内のふすまには装飾がされていて、さらに奥の間の天井は折り上げ天井になっていたりと、身分の高い人が利用する部屋であるとパッと見で分かります。
 しかしわたしのような庶民も利用できるのが道後温泉。皇室の方が同じ館内を利用するのは難しいのではないか、と思いましたが、窓から屋外を覗いてみると、わたしのような庶民が利用する出入口とは別に、裏手の方に専用の出入口(割と立派な)が設けられており、そこから直接この「又新殿」に侵入できるような動線が組まれていました。

 とにかくこの道後温泉本館という建物は、館内が複雑な割に動線が整理されているという印象を受けました。
 温泉なので男女交わることが出来ないうえに、前述の皇室の方の専用の部屋もあります。浴室も単純に男女2つの浴室ではなく「霊の湯」「神の湯」2つの浴室にそれぞれ男性用女性用がり、控えの間も何種類もあり…と言った感じで、動線によって利用できる室を制限しているのが巧妙でした。
 一度平面図を見てみたいものです。温泉利用はもちろん、館内を見学する利用方法も有りなんだな、と思いました。実際に展示室など、館内を見学する施設が何箇所もありました。

  • らくれん フルーツ牛乳 110円
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

8位

やきとり 桃介 (大街道、勝山町、県庁前 / 焼き鳥、鳥料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/07訪問 2013/07/25

松山市内で今治風焼き鳥を喰らう。やきとり 桃介 で焼き鳥三昧

 やきとり 桃介 は松山市の大街道から少し中に入ったところにある焼鳥屋さん。
 
 以前に今治市を訪れた時に焼き鳥を食べようと思っていたのですが、大阪の串カツ屋なんかと違い、どうも今治の焼き鳥屋は夜にしか営業しないようで、生憎時間が合わず食べるのを断念した過去があります。
 なかなか今治に宿泊する(夜に訪れる)機会が少ないのですが、幸いなことにここ松山市内に今治風焼き鳥を提供するお店を発見!それがこのやきとり桃介でした。

 カウンター席メインのお店です。

 カウンター席に陣取るとお通しが出てきました。お通しは海老と枝豆のボイルでした。
 手の込んだ料理ではありませんが、お酒のお供にあっても困らない、必要十分なおつまみです。ありがたくパクつきます。
 とりあえず愛媛名物ゆずサワー(400円)と冷奴(300円)を注文します。
 わたしが席に着いたときに、いきなり店主さんから「皮焼でよろしいですか?」と聞かれたのでそれも注文しました。
 どうやらこのお店は今治風焼き鳥(皮焼)の注文がデフォらしく、後から来たお客さんの様子をみても、客が注文する前から皮焼の調理に取り掛かっていました。


 今治風焼き鳥である皮焼(400円)は当店の看板メニュー。
 今治風焼き鳥というのは鉄板で焼く焼き鳥のことで、串に刺さっていません。
 そのため皮の縁がカリカリになっていて食感も良いです。

 甘めのタレがたいへん美味しく、お酒ともよく合います。
 目玉焼きと一緒になっているため、玉子の黄身ですこし味がまろやかになって美味しかったです。

 なお、この桃介では、来店時にキャベツ(無料)が提供されるので、お皿に残ったタレはそれにつけて余すことなくいただくことが出来ます。

 この日はお腹がすいていたのでどんどん注文します。

 皮焼以外は串に刺さった焼き鳥が提供されるようです。
 とりねぎ焼き(300円)といった定番のものから、焼き鳥とは少し外れるピーマン焼き(300円)いわゆるピーマンの肉詰めなんかも提供しており、鶏肉をあの手この手で調理したメニューばかりです。
 アスパラ焼き(300)もアスパラのまわりに鶏肉が巻かれた1本で、シャキシャキしたアスパラの食感が良かったです。
 つくね(300円)は4個セット。串で焼かれたものを、串から抜かれて提供されました。

 今治名物といえばもうひとつ、せんざんき(500円)があります。それもこのお店でいただくことが出来ました。
 せんざんきとは鶏の唐揚げのことで、愛媛方面でこう呼ばれているそうです。

 当店が提供するせんざんきは大ぶりのものが4個入り。
 値段の割にボリュームがあり、結構油っこかったので、最後に注文したのは少し苦しかったです。
 しかし味は最高。ジュワッっとジューシーで、味付けも比較的濃い目にされていました。お酒によく合います。

 松山市内で美味しい今治風焼き鳥が食べられてたいへん満足。
 ただ、お店がかなり狭いため、絶対に行きたい人はあらかじめ予約をしておくことをお勧めします。

  • 皮焼 400円
  • お通し
  • 冷奴 300円

もっと見る

ページの先頭へ