スタープラチナ・ザ・ワールドさんのマイ★ベストレストラン 2014

美味しいものを食べると人は幸せになれる

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スタープラチナ・ザ・ワールド (男性) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2014年を総括するにあたって、私のベストレストランにはいくつかの前提条件があることを御説明します。

まず、レビューが半年遅れであるため、実質上半期のベストレストランという扱いになります。
下書きでは書いているのですが、あくまでも備忘録として、1日に1軒ペースでのんびりとアップしているためです。
本当はアタリが多かった鹿児島遠征のお店等も交えたかったのですが、これは自己責任…

次に、再訪のお店は敢えて外すこととしました。
初訪問のお店だけに絞ることで、年ごとのトレンドや動きを自分で把握しておきたいと感じたからです。

なお、必ずしも点数とランキングが一致しないのは印象度も含めて選んだからだと御理解ください。
上位は説明すべき必要もない名店が占めていますが、多国籍系で良いお店との出会いがありました。
7位のフェッラゴーストは、福島のジャンヌダルクが印象的なお店でした。
9位の浜の家は、被災地で立ち上がる姿に心打たれました。
10位のいろり山賊は、本来の食べログの趣旨と反するかもしれませんが、そのエンタメ性が飛びぬけていたので、敢えてランキングに入れてみました(笑)

何はともあれ、2014年も食べに食べた年でしたが、感謝すべきは一緒に食べてくれた方々です。
本当にお付き合いありがとうございました。
縁はずっと続くものと信じて、2015年も食べログ道に邁進していきます。

最後になりましたが、読んでくださっているマイレビュアーの皆様、2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

マイ★ベストレストラン

1位

日本料理 晴山 (三田、田町、白金高輪 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2014/06訪問 2014/12/07

晴れたらいいね

東京都、以前お伺いした中華料理店桃の木の近く、地下に降りて行ったところにあるお店です。
ランチがお得な価格設定3,800円と5,800円でしたので、後者を予約。
こちらのランチはなかなか予約が取れません、実はふられたこと過去3回…

店内はカウンター席、そして奥にテーブルがあるようでしたが、今回はカウンター席に。
カウンター同士の感覚はちょっぴり狭いかな、でも凛としつつ重くない店内の雰囲気は気に入りました。

暑いですね~という雑談から自然にビールを注文してしまいました(笑)
横のカウンターにはセックスアンドザシティのような女性たち(褒め言葉ですよ)、ミシュラン二つ星は客層が違います!

結論から言うと、大満足のランチと相成りました。
料理は奇をてらい過ぎることなく、しかし晴山なりの解釈を込めて、素材を大事に調理されています。
また、お皿によっては様々な素材をそれぞれの素材を活かし、どれかを踏み台にするわけではなく、調和を目指すといいますか、非常に丁寧に調理をされていると感じました。

火入れや出汁等テクニカルな面もさすがの出来栄え、香りが素晴らしい出汁は京都まで薄くはない気がしますが、濃すぎと感じることもなく、とっても美味しいですね。
塩で濃いと言うよりも、出汁の旨味で輪郭がはっきりとしている感覚でしょうか。こちらの料理はこの丁寧で繊細な出汁が生命線と見ました。
土鍋御飯で〆だったのも私の好みとバッチリ合って、うーんお昼ながら料理に酔った♪

しっかりとお見送りもありましたし、居心地も良かったので、次回は夜だなっ!
そう、夜もお値段はお手頃であることを知ったため、次回の夜レビューでしっかりとレビューしたいと思います^^
今回は暫定レビューと言うことにしておきたいと思いますが、非常に満足度が高いものでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

サンルーカルバー (神楽坂、牛込神楽坂、江戸川橋 / バー)

2回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2019/10訪問 2020/06/03

I was in the Seventh Heaven

私が東京で最も好きなバーでして、神楽坂にあるしっとりとしたバーです。
この日は、友人たちと神楽坂の私の人生最高のレストランへお伺いする前に少々時間がありましたので、こちらに0次会としてお伺いしました。
早い時間から空いていまして、夜にお伺いするよりも、早い時間にお伺いする方が空いていますね。
もしかすると、食事時間帯の18時~20時ぐらいが一番狙い目かもしれません…というのも、この日もカウンター席は満席でして、3人でテーブル席。
何回来てもテーブル席しか空いていない気がします(泣)

雰囲気は東京バーなのですが、お人柄の優しさがあふれていまして、非常に居心地が良い空間。
この空間で飲むカクテルが美味しくない訳がありません。
気品と繊細さに溢れたカクテルをいただきまして、神楽坂の素敵な一夜がスタートです!
16.01
東京都、最も好きなバーを3つ挙げるとすれば、こちらのお店は外せないところ。
早い時間から空いているので、0次会使いとして、久しぶりにお伺いしました。
こちらのお店の居心地の良さは、群を抜いています。入れてラッキーでした。
ギムレットを当然ながら最初の1杯にしますが、改めてその完成度の高さに大満足です。
2杯目はマンハッタン。同行者は初めての訪問と言っていましたが、大満足の様子でした。
でもね、こういうバーを知ってしまうと、今後大変になりますよ(笑)

14.12
東京都は神楽坂、ずっと行きたいバーがありまして、ようやく念願かなって行ってきました。
箱は狭く、お客さんは多いと聞いていたので、この日はバーが1軒目と言う使い方をしてみました。

神楽坂駅から近いのですが、建物の中に入口があるのかなと思い迷ってしまいました。
ビルの通り側にちゃんと入口がありますので、そちらから入店です。
店内はバーなので、照明こそ落ちているんですが、受けるイメージは明。
私が今まで一番感銘を受けたバーは秋田のル・ヴェール ですが、そちらと比較すると雰囲気が軽く、溶け込みやすい気がします。
それは新橋さんの人柄もあるのでしょうね。

早めの時間だったのですが、空いているのは唯一のテーブル席のみ。
バーはカウンターが良いのですが、この貴重な一席に座れるのも嬉しいものです。

新橋さんとあとお一方男性の2名でまわされているようでしたが、サービスは非常に丁寧でリラックスできる環境を作ってくださいます。
実は退店後になくしものをして、お伺いしたのですが、その際も実に丁寧に対応していただきました。感謝。
まずはギムレット、ハードシェイクで知られているだけあって、そのシェイクぶりも必見。
細かく砕かれた氷が入ったギムレット、香りを楽しみながらいただきます。
甘さ控えめながらも、口当たりが良く、私史上最高のギムレット。
ギムレットがこんなに美味しいなら他バーでももっとギムレット比率高くなります(笑)
同行者はお酒が苦手なのですが、フルーツカクテルを。いちごでしたが、すいすい飲めると言っていました。
二杯目も頼んでいたので、相当気に入ったのでしょうね。
私は二杯目はマティーニ。オリジナルカクテルも気になったのですが、最初の訪問からオリジナルをお願いするのもちょっとどうかなと思いまして。
マティーニはオーソドックスなタイプ。
アルコールの感覚はそのままに、しかしこちらも口当たり良く…両者のバランスが素晴らしい一杯です。
断られるお客さんが続出していたこと、お腹が空いてきたことから、後ろ髪を引かれる思いながらこれにて退店。

昼過ぎから空いているこちらのお店、次はお昼の顔を見に行ってみたいものです。
本当に夢の中のような時間を過ごせるバーでした~、このようなバーがあるだけで、神楽坂訪問比率が増えそうです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

わさ (都立大学 / 中華料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2014/01訪問 2014/06/04

ヌーベルシノワからのラブレター

東京都、某有名芸人さん等の絶賛を見てお伺いしたいなとずっとBMしていたお店。
ヌーベルシノワの天竺とも言える岐阜の開化亭での修行経験があるという御主人、その腕前に注目です。
ちょっと場所が不便ですね、今回は自由が丘駅を降りて、そこからバス。
バス停を降りるとすぐに蒸しパンのお店があるのですが、そのすぐ横がこちらのお店でした。

オープンのちょっと前にお伺いしましたので、蒸しパン屋さんで時間つぶし。
とはいえ、試食までいただいたので、そちらも購入してしまいました(笑)

今回は予約は比較的近かったのですが、日曜日のランチが取れましたので、まだ予約必須であれども困難までは達していないのかな?
特段にランチの設定がないので、昼夜同じメニューです。となれば、ランチよりも夜に行くモチベーションの方が高くなるのかなぁと想像したり。
何はともあれ店内に入ると、カウンターと奥にテーブル席。非常にシンプルな内装です。高級店の感覚ではなく、自由が丘にあるちょっと洒落た中華屋さんぐらいの内装です(笑)
我々は手前のテーブル席に座りましたが、この日はやはり全席満席。
しかし、二回転目では予約なしで入ってくる方で大丈夫な方もいらっしゃいました。

メニューはグランドメニューとその日のおススメメニュー。
この日は運転の予定もありましたので、アルコールは無しで。
お茶は都度お湯を継ぎ足してくださいますので、なかなかCP良い飲み物です(笑)
まずはグランドメニューより、帆立と雲丹の揚げ餃子は4個で840円。
中にバターが入っているため、一口でどうぞと勧められ、一口でいただきます。
バターと帆立と雲丹が口の中で渾然一体となり、光り輝いていたよう。
バターもバターオンリーではなく、仕掛けがあるのですが、その詳細まではわからずでしたが…これは旨い。
続いて鶏メニューで迷っていると、ハーフ&ハーフが出来るとのこと。
ラッキー、その後他の方に同様の説明をされているときに、お値段は上がりますとの説明をされていました。
ソースもあるからそりゃそうだし、納得ですが、皆に説明されているわけではない気もしますので、一応皆さんに情報としてこちらでもお繋ぎしておきます^^
ということで、お願いをした品はよだれ鶏と棒棒鶏。よだれ鶏は絶対に食べようと決めていました(笑)
他の方のレビューを拝見するとお値段2,000円のようです。
とろっとろに蒸された鶏肉がこの料理の肝でしょうか、棒棒鶏は胡麻がしっかりとした香りで印象的。
しかし、インパクトがあったのはよだれ鶏、鶏肉の柔らかく優しい状態に複雑なスパイスとパクチーで奥行きを醸し出しています。
香辛料の強さだけが前に来るのではなく、調和を目指した、和食のような世界観。
これにはやられましたね~。
続いて本日のおススメから対馬の甘鯛のソテー、2,100円。やはり美味しい中華では魚いっときたいですからね♪
絶妙な火入れの甘鯛は海の香りのソースと合わせるべく、衣をまとっていました。
脂っ気が少なく、毎日食べられそうな中華です。
そして担担麺、こちらも既存の担担麺とは一味違います。
出汁がしっかりと取られたスープは、香辛料だけではない深みがあります。
お肉も美味しいんですねぇ、〆にふさわしい一品です…と言いたかったのですが、途中で追加注文の一品が忘れられていました。
担担麺が先に出てくるのは不思議だったんですよね(笑)
事後対応が良かったので、特に点数には影響させていません。
その一品は豚と筍のザーサイ炒め。
今回のラインナップの中では比較的既存の中華ワールドに近いかしら。しかし、炒め物ではありますが、油が滴るということはありません。
何と言っても素材の良さが引き立っているんですよね~、その良さを引き出すための引きの手法が見られる中華。
デザートも食べたかったのですが、時間的に2時間弱になったので退散することに。
なるほど、立地的には不便なのに人気店である理由は良くわかりました。
お酒を合わせて飲むのもいいかもしれませんが、食事メインで楽しめるお店な気がしますので、伺うなら次もランチかなぁ。
でも、ちょっとだけは飲んじゃおう(笑)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

オーセンティック (浅草(東武・都営・メトロ)、浅草(つくばEXP)、本所吾妻橋 / ベトナム料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/03訪問 2014/08/03

フレッシュハーブに胸ズッキューン

東京都、名店が揃う浅草地下街で念願のこちらのお店にようやくの訪問です。
以前ランチ時にお伺いしたことがあったのですが、都合により時間短縮…かつ、その時間内ではあったのですが、冷たく断られてしまいました…
断り方も御主人自らではなく、お店の女性を介してというちょっとテンションが落ちる断られ方でしたが、評判は良いので、後日夜に予約しての訪問です。

お店に着いたのは予約時間の30分ちょっと前…
大丈夫でしょうか?とお訊ねすると、しぶしぶ感が満載ながら、お料理出すのが遅れても良ければ…と中に入れてくださいました。
カウンターだけの店内ですが、女子率が高いお店のようでした。

まずはベトナムビールから!缶ビールで600円なので、ちょっと飲み物だけは高めかもしれません。
まずは春巻きを蒸しと揚げと。
蒸し春巻きは一本もの、一人で食べるにはちょっと大きいかな~。
この乗っかっていたフレッシュなハーブにまず心打ち抜かれました。それまでは接客でちょっと心が晴れなかったんですけどね(笑)
もちもちの皮も具材も美味しい!
その後の料理もベトナム料理を食べ慣れているはずの私でしたが新鮮でたまらない品が続々と。
フレンチを想わせるようなテイストのがあったり、フレッシュハーブをこれでもかと使ってきたり、女子が多い理由がわかりますね。
お腹的に無理だと思ったので、フォーはあきらめ、フォーのスープだけカップでいただきましたが、化学調味料が多いフォーにあって、この気品!と思わせる素晴らしいスープでした。
また、希少食材もあるんです。
キャットフィッシュ=なまずがありましたので、こちらも注文!
カレー風味をまとい、やはり、ハーブが盛り立て隊です。
なまずは繊細な白身魚、味が淡白ですので、それを調味料でガシガシ味付けるのが今までのパターンでしたが、こちらは繊細に美味しい~。
同行者はなまずと思うと食べられなくなったと言っていましたので、既成概念を捨てて食べましょう(笑)
珍味ではなく、高級食材だと思うんですけどね^^;

最初は接客でマイナスイメージでしたが、意外にお話してくださったり、取り皿は一品一品しっかりと変えてくれたりと、この空間に溶け込んでしまえば気にすることはありませんでした。

お会計も安かったし、大満足。
普段使いのお店としては今のところかなり上位に位置するお店です!

ふらりと来て断られる方々が5組ぐらいいらっしゃいましたので、予約必須であることを申し添えておきます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

カッチャル バッチャル (新大塚、向原、大塚駅前 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2014/02訪問 2014/06/06

アバンギャルドなインディアンバル

今回、こちらのレビューで1,000軒目のレビューとなります。
食べログを始めた時にはまさかこんな軒数に達するとは思ってもみませんでした。
特段1,000軒目だからと言って特別なお店のレビューにするわけではなく、平常運転のレビューです。
ただ、ここまでお付き合いいただいたマイレビュアーの皆様や読んでくださっている方々、いつもありがとうございます。
また、食事にお付き合い頂いている各地の友人・知人にも心から感謝です。(お一人様レビューは少ないと思うので…)
全国各地どこに行っても一緒に食事が出来る人がいる…というのは幸せなことですね。
一区切りの数字という気持ちはありますので、とりあえず溜まっているレビューを吐き出したら、ペースを落としてゆったりと食べログと付き合っていきたいと思っています。

東京都は大塚、遅い時間の東京到着でしたので、地元大塚の友人と合流後すぐこちらのお店に。
友人に予約してもらっていたのですが、遅い時間だから何とか予約が取れたといった感触だったよう。
確かにラストオーダーが近い時間ではありますもんね、駅からはちょっと歩いたビルの2階にお店はありました。

遅い時間にも関わらず待ち人がいらっしゃいました、飛び込みなのでしょうね~。
店内はテーブル席とカウンター席と。
インド料理のお店ですが、シェフも店員さんも日本人、内装も小奇麗でシンプルな感じでした。
この日、テーブル席の方は団体さんでもうその盛り上がりは凄い!
カウンター席はちょっと肩身が狭いかな(笑)肩身だけではなく、通路側の席は後ろを人が通るとちょっと物理的にも狭いかもしれません。

飲み物はビールで久しぶりのかんぱーい。食べ物はまずは彩り野菜のグリル580円。
お値段的にそう期待をしていなかったのですが、野菜の火の入れ方、優しく効かせたスパイス等で野菜の美味しさが引き出されています。
インド料理の野菜へのアプローチって斬新でした。
ガーリックチキンは3個で450円。
これもスパイスが美味しく、ビールが進むお味であったものの、良く食べるメニューなので、想定の範囲内。
カレーは折角ですので、2種類。粗挽きポークと玉子のカレー950円と、良くレビューで拝見する牡蠣のカレー。
白いカレーを予備知識で知っていたのですが、この日は赤い牡蠣のカレー1,000円。
ナンは…大好物のカブリナンを発見してしまいまして…マリアージュとか考えずに条件反射でそちらを。500円でした。
ビールを飲み終えた後は、こちらのお店独特のアルコールである、ラッシーの酎ハイをいただきます。
山梨で飲んだワインと焼酎のブーチューが大失敗だったことが頭をよぎったのですが、なんのその、ラッシーと焼酎の相性も悪くない!
メインのカレー、粗挽きポークと玉子のカレーは酒の肴に良いカレー。
ドライカレーのような粗挽きポークが主成分で水分はちょいと少なめ、また、スパイスの効かせ方が繊細なんです。
これはこれ単品でお酒のアテにしてしまいました。香草の使い方も好みなの~。
赤い牡蠣のカレーはトマトが入っていますが、辛さもしっかり。
牡蠣もゴロゴロ入っていまして、そのエキスとスパイスの幸せな競演。和の一工夫も◎。
カブリナンも焼き方も具の入り方も申し分なし!

料理はかなりインパクトがありました。インド料理の新しいアプローチでしたので、料理面では期待を大きく超えてくれました。
後はお店の雰囲気がかなりかき乱されていて落ち着かなかったことだけがちょっと残念。箱が狭いだけに尚更ですね…

でもこんなお店が家の近くあったらインド料理中毒になっちゃいそうです(笑)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

すし幸徳 (渡辺通、薬院、薬院大通 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2014/08訪問 2015/02/10

幸徳が福岡を席巻する

福岡市は大野城市、前日菊鮨をいただき、本当は福岡市内で夜のみのお寿司屋さんにどうしても行きたかったのですが、なんと研修でお休みとの悲しい御返事…
それでは、夜は狙っていた代打のお店…ですが、寿司は食べたい!
ということで、まさかの二日連続大野城市(笑)
白木原駅から15分と店舗情報に書いてありますが、途中長い信号があったりしますので、20分ちょっとかかってしまいました。

お店に着きましたが、お昼に見ると、本当にこちらが絶品寿司を出すお店なのだろうかとちょっとびっくり(笑)
お家とお店が一体となった造りです。
店内に入ると意外と…と言っては失礼ですが、古いながらも綺麗に手入れがされています。
実はこちらのお店11月いっぱいで閉店され、福岡市に移られるとのこと。順番が前後しますが、レビューを他に先駆けてアップします。

お昼はお任せ8,000円ぐらいからと人に聞いておりまして、電話予約し、お任せでお願いしました。
御主人はまだ若く、人の好さがわかります。
家族経営らしく、奥からはお子さんの声も聞こえてきます。

客は我々だけでしたので、今回は御主人のコダワリをしっかりと聞きながら、お寿司を楽しむことができました。
ただ、こんなやってまっせーというガツガツした気負い感はないため、普通にお話聞いてて楽しいですよ!
仕入れは長浜メインですが、築地から仕入れるものも多いようです。
鮮度系のお寿司はほぼ無く、熟成を上手く使った江戸前寿司。しかし、江戸前of江戸前というわけでもなく、江戸前を基本としつつも無勝手流という印象を受けました。
舎利が美味しいとの先行レビューもなるほど!ササニシキを使ってらっしゃるようですが、炊き上がりまで計算された匠の技を感じられます。
すっごい凝り性なんでしょうね、御主人(笑)

ということで、ネタも非常に良いものばかり揃えています。
お金に糸目は付けない感じ、今回はお話も多かったので、写真は一枚だけ…
全部で18貫いただいたと思いますが、写真がないとどうも(笑)

写真が無くても記憶に強く残っているのは、三厩の鮪。仲卸が石宮さんなんですね、高級鮪だ~(汗)
この鮪、香りも良く、非常に美味しい!
ノドグロもしっかりと味が乗っていて美味しかったですね~。
そうそう、九州には珍しく青柳がありました。貝が得意ではない九州ですが、こちらは貝の目利きもしっかりされています。
海老はでっかい車海老を、2貫にして供してくださいました。ピッチピチの状態から寿司になるのを拝見する贅沢♪
これも甘みが凝縮されていて美味しかったな~。
そうそう、写真の雲丹は、こちらのお店のスペシャリテ。
ちょっと小さめの雲丹の中には旨味がた~っぷり詰まっていました。
あ、シンコも季節感があって、香りがクゥーッとよい具合でした。

山葵も美味しいし、色々な具材に手抜きがないですよね~。技もしかりですが、こちらのお店の最大のストロングポイントは採算とか考えない仕入れのクオリティの高さだと思います。
なので、お会計もそこそこの金額。特段追加をお願いしないお任せでしたが、人に聞いていた額の1.5倍以上のお会計でした。
食べた寿司のクオリティを考えると、納得、むしろ安いかなとも思うのですが、大野城の辺鄙な立地で安いぞと思って来るとギャップがあると思います。

正直、御主人はこちらの箱で窮屈そうな印象を受けましたし、福岡の方でお店を出したいとも仰っていましたので、移転はこちらのお店のポテンシャルを最大限に引き出すのではないかなと思います。
ただ、福岡一等地の家賃を考えたりすると…かなりの高級店になりそうな予感も。

さてさて、どんな羽化を見せてくれるのか、引き続き要チェックなお店です。

  • (説明なし)

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7位

FERRAGOSTO (須賀川 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2014/03訪問 2014/08/10

福島のJanne Da Arc

福島遠征、大好きなお寿司屋さんで、食べ物の話をしていた際に、こちらの名前が挙がりました。
同じ職人さんから見ても非常に手際の良い女性職人がいらっしゃるオープンキッチン風のイタリアンとの情報を得て、当初予定していたランチを予約していなかったのをこれ幸いと、こちらのお店に変更してみました。
念のため予約をしていきましたが、正解!予約なしだと休日は入れないと思いますよ。

お店は駅からもちょっとあるので、タクシーや車が望ましいでしょうね。NTTの近くです。
そもそも須賀川はウルトラマンの街としてちょっとだけ知られていますが、あまり観光資源がないですもんね~。
ムシテックワールドなる施設があって、蛇が触れたり、フライトシミュレーターがあったりとそこそこ面白いとは聞きましたが…(笑)

さて、お店に行くと、テーブル席とカウンター席の小さなお店。
幸いにカウンター席です。お店の前に薪が積んであり、釜が本格的なのでピザも期待できそう。
まだお若い、確実に私より年下の女性が二人、お店にいらっしゃいました。
前情報で姉妹だとお聞きしておりましたが、あまり似てはいらっしゃらず。
物腰が柔らかな接客のお姉さんと、真剣な眼差しで料理に取り組まれているキリッとした妹さん。
美人姉妹ではいらっしゃいましたが、お二人の個性が上手く融和してこちらのお店が出来ているんだなと感心した次第です。

ピザも期待できそうとは書きましたが…お店のランチセットも定番はピザでしたが…かなり出来そうなお店と見ましたので、単品注文することに。
フィレンツェで修業されたとのことですが、私も人生で一番美味しかったイタリアンはフィレンツェで食べたイタリアンでした。
熊本にもフィレンツェで修業された女性シェフのお店がありますが、こちらとも相性が良かったので、期待もしてしまいますね。
単品にも 500円で、前菜、ジェラート、ドリンクがつけられるそうです。
ドリンクにはワインも入っていまして…車じゃなかったら是非飲みたかった(笑)

パスタから自家製パスタパッパルデッレをポルチーニ茸で。
シンプルにリングイネ、ジェノベーゼソースで。
自家製ソーセージと白いんげん豆の煮込み、セージ風味で。
以上3点です。

前菜は自家製のハム、ソースとの絡みが良く、塩梅が絶妙な優しいお味。
そして、ポルチーニ。イタリアンに行くと2回に1回はポルチーニをいただいている気がしますが、こういう本場の薫りが強いお店でいただきたいものです。
ふんだんにポルチーニが使われたパッパルデッレ、タリアテッレよりに更に幅広いこのパスタの力に負けないソースがポイントとなります。
お肉系と合わせることが多かったこのパスタですが、ポルチーニの量を増やしパワーあるソースにすることで、美味しく絡んでいます。
香草とお淑やかなチーズもこのお皿を完成させるのに重要なポイントです。
ジェノベーゼは、混じりけがない、「この地球上でいちばん混じり気の無い気高い緑」by椎名林檎と言いたくなるようなシンプルさ。
シンプルなだけにパスタの持つ力とソースの持つ力、これがクローズアップされます。
フレッシュなバジルから作られた香りは口に入れるか入れないかの段階で鼻腔にどーんと。
もう堪らない…やめられない止まらないのパスタでした。
そしてそして、自家製ソーセージと白いんげん豆の煮込みは、ソーセージ自体のしっかりとした肉質を柔らかな白いんげんが包み、セージがアクセントと言う品。
これも最高、ビールをいますぐ飲みた~いという品。

ブラッドオレンジ&みかんのジェラートが本日のジェラートでしたが、栗のジェラートなど他に気になるジェラートも。
このジェラートもお店で作っているんではないのでは?と思う完成度…

いや、須賀川の方々が羨ましい。
思いっきりワインを飲んで、この店を堪能したいですね~。

そうそう、女性シェフ、ピザと我々の注文と、淡々とそれでいたエネルギッシュにこなされていまして、全然遅いとの感覚無しで食事が出来ました。
その料理に向かう様はまるでジャンヌダルク。
同行者もその姿勢をいたく褒めていましたね~。格好良かったです。

機会があれば本当に夜にお伺いしたかったな~。
どうも御馳走様でした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

おにく 花柳 (人形町、小伝馬町、三越前 / 牛料理、焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/01訪問 2014/05/23

Do you like meat ?

東京遠征です~、夜に美味しいお肉を食べたいと思いまして…でもせっかく東京ですから普通の焼き肉は芸がない。
肉の美味しい宮崎にて、美味しい焼き肉店は体験済。(産地と言っても名店の数は少ないんですけどね…)

ふらふらと食べログをみていたところ、お肉割烹というべきこちらのお店を発見。
点数も高いじゃないですか!ということで、予約の電話をしてみると、丁寧な対応。
期待ができますね~。

お店は様々な駅から同距離で便利が良いと言えばいいけど、不便ちゃ不便(笑)
バスが一番近かったので、久方ぶりのバス利用でしたよ。
お店の近くは飲食店等がないようなビジネス街なのかな、突然お店が現れたように感じました。

店内は綺麗ですし、店員さんの物腰も低く、非常に接客面では安心できるお店です。
月替わりの8800円コースと特選銘柄牛コース7100円がありましたが、事前予約だと更に高いコースもあるのだとか。
シャトーブリアン食べた~いということで、8800円のコースをお願いしました。
肉料理に合うアルコールって、やっぱりワインなんでしょうかね。
今回は焼酎の銘柄が多く、更にお値段もそこそこ安かったので、佐藤の黒でスタートしてみました。
畜産県のアルコールが肉料理に合わないわけはないっ!

先付は常陸牛のすね肉のシチュー カルピスバター 炭火焼きトースト。
トーストのお味こそ、今一つだったものの、すね肉のホロホロ具合や味が濃すぎない点は先付として期待ができる一品です。
カルピスバターが流行っているという話は聞いていましたが、まさかお店で初体験するとは(笑)
続いて、和牛サガリの握り、贅沢にも雲丹が乗った一品です。
最近生肉の握りをめっきり見なくなったので、これは嬉しい。
個人的には雲丹は雲丹で特段のマリアージュを感じないというか、別でも良い気がしますね。
両者甘さが出るので、ちょっとお肉の甘みがぼやけてしまう印象。でもお肉は美味しい。
続いて煮物、海老芋の竜田揚げが美味しく、お肉自体が美味しいのはもちろんのこと、ちょっとした手が加えられており、それもしっかりとしたレベルなんです。
続いて、ここまでガッツリ肉を食べたいという渇望をじらしながら、ようやくの焼物。
そうそう、このコースはざぶとんを追加できるとのことでしたので、ざぶとんも追加しちゃっています(笑)
スターターはやっぱりタン。しかも和牛です。
仙台の牛タンなんて和牛出ることはまずないですから、貴重なお肉!
芯と中と2種類に分けて出してくださいます、これはゴールデンの塩とレモンで。
炭火でセルフ焼きですが、網はちゃんとすぐに変えてくださいます。
続いてシャトーブリアン!神々しいですね、ここで焼酎からワインへのバトンタッチ。
岩塩かポン酢を選ぶことができたのですが、もう岩塩でしょ。
岩塩がお肉の旨味を最大限に引き出し、脂が蕩けるかのよう、優しくそして儚さを感じる一枚でした。旨かった~。
続いて、コースを選んだ時に、野菜のプレゼンがあり、選んだ野菜と共に和牛赤身カメノコのステーキ。
レモン塩かガーリックバターソースでいただきます。
お肉も火入れが自分なのでちょっと難しいのですが、美味しく焼けました^^
ただ、それ以上に野菜も自分が好きな野菜を選べたと言うことで、満足度高し!です。
そして、続いては和牛焼きすき焼き。
すき焼き用の肉を卵と一口御飯と共にいただく贅沢、炭水化物万歳の一品です。
追加のざぶとんも1枚300円だったら絶対に追加すべき品、脂が美味しいんです。
そして、和牛サーロインのしゃぶしゃぶ、九条ネギとのコラボなんて、酒飲みの心をくすぐる一品ではありませんか。
〆の食事は、つくだ煮を使ったお茶漬けor特製和牛カレー。
両者いただきましたが、なるほど焼き肉の〆にはやっぱりカレーかな。
トロトロのお肉が魅惑のカレー、これランチに出したら売れそうだなぁ。
スイーツはさっぱり系でしたが、もうこれだけお肉を食べたらもっとさっぱりとシャーベット系でも良かったかも。

お肉を食べたいけど焼き肉だけでは辛いよ~という30歳以上の男子や女子にはうってつけのお店。
目先を変えながら肉のフルコースをいただくことができます。
お肉も一つのブランドにこだわっていないようで、CPも悪くなく、美味しいお肉を食することができます。

畜産県でも焼くだけでなく、このように手を加えるということがなされれば、地産地消も自ずと進みそうですけどね^^
肉割烹初体験でしたが、食後感が良いので、焼き肉よりも好みです。
病み付きになりそう(笑)

帰りには丁寧なお見送りと、佃煮のお土産が。
お土産はお肉と味噌の絶妙なコンビで、御飯消費に一役買ってくれました♪

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9位

浜の家 (気仙沼 / 海鮮、しゃぶしゃぶ、すき焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2014/03訪問 2014/08/23

魚と肉の二刀流の切れ味は宮本武蔵

宮城県気仙沼市、以前一関市にあった頃にレビューをした浜の家さんが新しいお店をオープンされました。
元々気仙沼で被災され、一関市に移転され営業、そして住み慣れた気仙沼で新しいお城を完成されたのです。

震災が色々な方の人生に影響を与えていますが、このように再度同じ土地で街を支えていくと言う選択は素晴らしいものだと思います。

さて、前回の一関でいただいたランチがなかなか美味しかったので、地元の方に夜のアテンドをお願いしたところ、週末は予約待ちです…とのこと。
そんなに?地方で予約が取れないお店も珍しいと思うのですが、何とか段取りしていただきました。
そして意外な事実を聞くことに…こちらのお店は店名からも立地からも海鮮系が得意だと思っていましたが、震災前はしゃぶしゃぶで有名なお店だったそう。
そもそも食事処になる前は銭湯だったようで、お湯の扱いに慣れているから?(笑)

今回はコースでお願いをしていただいたようです。
気仙沼らしく海鮮系の小鉢、うん、結構味付けのセンスが良く鮮度も良いので美味しいです。
しかし、ビッグインパクトはメインのお肉。
山形牛とおっしゃいましたでしょうか、こちらのお店では美しゃぶと言っているしゃぶしゃぶの食べ方があるようで、その詳細は現場で確認してください^^
いや~、久しぶりに美味しいお肉を食べました。
肉の産地都城も良い肉は外に出てしまうので、このクオリティのお肉のしゃぶしゃぶは久しぶり。
特に東北では肉との出会いがあまりなかったので、猶更嬉しく感じました。
くどさは感じず、肉の甘みが口中に広がり、肉の香りもふわっと鼻に届く、そんなしゃぶしゃぶ。
口中の口どけ感も素晴らしいものがありました。このお肉は恐らく予約がある都度で必要分を仕入されているのでは?

次はすき焼きを食べたいな~と思っていましたが叶わず…
お値段は相応ですが、大満足な夜でした。点数はお肉をメイン評価しています。

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10位

いろり山賊 玖珂店 (欽明路 / 鳥料理、おにぎり、うどん)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2014/04訪問 2014/09/23

圧巻、食のディズニーランド

山口県岩国市、どうしても行きたい場所があったので、福岡の友人とお酒なしで訪問しました。
友人にはどこに行くのかを明かさず呼び出し…(笑)
こちらのお店は壮大な食のテーマパークとしてメディア露出も多いのですが、やはり百聞は一見に如かず!ですね。

こちらのお店を訪問するときには絶対に夜をお勧めします。
夜でなければこちらのお店の本質を掴むことはできないのではないでしょうか。

車でしか行きようがない立地。
高速道路を下りてからは道々に看板がありますので、迷うことはないでしょう。

近づいてくると山の中に大規模にライトアップされたエリアがあり、嫌でも目を引きます。
むしろ車の運転中によそ見をしないように気を付けてくださいね(笑)
しっかし、実際に見てみるとスケールが違う…そのど迫力たるや…想像以上のモノでした。

駐車場に車を停めますが、駐車場もほぼ満車…夜もそんなに早くない時間なので大丈夫だろうと思っていたのですが、こちらの集客力を侮ってはいけません。
ちょうどひな祭りの飾り付けでしたが、これが四季折々で変わるようです。

いくつか食事する建物があったのですが、今回はこちらのお店を一番楽しめると言う山賊というエリアでいただきます。
ちょっと肌寒い日でしたが、外にも炬燵が用意してあったので、外でいただくことに。
桜が綺麗ですねぇ。
席に座って店員さんに注文をどうするか尋ねると、まず食券を買って、その後に席に座ってくださいとのこと。
確かに食券発売所がありました、あまりにも情景に気を取られ過ぎていて、気付きませんでしたよ。
まずは名物メニューから、山賊にぎり508円と山賊焼681円。
炭火をテーブルに置きたい気温でしたので、焼き肉で一番お手頃価格のひちりん821円。
ヤマメの塩焼き521円、山賊スープ562円。
この豪華な箱を維持するのに相当の費用が必用でしょうからある程度のお値段を覚悟していましたが、結構良心的でした。

山賊むすびは梅、鮭、昆布が入った巨大おにぎり。
日本昔話の主人公になったつもりでがぶっとかぶり付きました。
山賊焼きはなかなか豪快なビジュアル、若鳥なので思っていたよりも柔らかく、甘いタレがちょっと好みではなかったのですが、流石発祥のメニューです。
ひちりんは800円なので、七輪をセット。雰囲気がまたグッと良くなります(笑)。味はまあ。
ヤマメの塩焼きは塩が強く、田舎料理って感じですね。
山賊スープも塩分強め、熱々ではなく冷めて出てきたのがちょっと残念。

お店の方が料理を運ぶ時に〇〇さーんと名前を呼んで探されるのも、面白い試みでした。

お料理が飛び切り美味しいというわけではありませんが、絶対にまた再訪したいお店となりました。
とにかく「発想のスケールで負けた」状態です。
こちらのお店にいる間は全く別の世界にいたかのよう、素敵な幻想的な夜をありがとうございました。

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