レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/06訪問 2015/06/16
(再訪201506)
使い勝手がよいので、ちょこちょこうかがっています。
こちらに来たら、スパークリングワイン(シャンパーニュじゃないよ)をいただいて、アメリカワインがぴったりかな。
ウイリアム・セリエムや、DALLA VALLEといったアメリカワインの世界観を持ったやつをいろいろすすめられて、だんだん好きになってきました。
(再訪201501)
面白い箱だったので、日を置かずに再訪。
前回同様、マネージャーの田部(たなべ)さんが対応してくれました。
お客筋は、前回と同じカジュアルでもビジネスでもおしゃれな人ばかり。
orveauのような、もろオヤジは少数派です。
今度は、似合うと思われるアメリカもののワインをいただきます。
オーボンクリマ白 6,800円 飲みやすく、イージーゴーイング。
ウイリアム・セリエム 「セントラル・コースト」2011 18,000円 田部氏おすすめのアメリカのピノ。
温かい中に広がる世界観が、ブルゴーニュとは全然違いますが、はまってしまいそう。
やはりこちらのお店は、アメリカンが合います。
(初回201501)
六本木東京ミッドタウンにある、高級ダイニングバー。
初めて行くときは、ミッドタウンの中からは行けないので注意が必要です。
六本木駅からは、7番出口から出てミッドタウンの壁づたいに歩き、レジデンス棟のエントランスの先にあるお店の入り口からお店に入ります。こちらに来る人だけしかいませんので、静かで隠れ家感があります。
お店の内装はお金のかかったしっかりしたもの。
エントランスに近いのが、ソファ席。20〜30代のお金のかかったカジュアルな服装をしたお洒落なお客さんが陽気に飲んでいます。
奥はダイニング。
2人客は窓際のテーブル、グループはベンチシートのテーブル席。
大きなダイニングテーブルは、12人は座れる感じでした。団体を入れるか、カウンターのようにして間隔をあけて少人数のグループを入れるか、という感じ。ダイニングは、お洒落な女性客がメイン。みなさん服にお金をかけているように見えました。
そして一番奥が個室。お大尽可能です。今回も、グループで陽気に騒いでいました。VIP対応も可能なのだそうで。
店内かなり照明を落としている上、BGMがかなりの音量で流れ、ミラーボールまで回っています。
orveauのイメージとしては、フレンチやイタリアンというより、高級なアメリカンダイナーだと思いました。
ワインリストは、分厚いもの。
一本2,800円のシャプティエヴァン・ド・ペイからロマネコンティ社各種、アンリ・ジャイエのクロ・パラントウ、ムーリンヌ、トウルクといった高級ラインまで揃います。もっとも、多くのワインは2011以降のもので飲むには早い感じ。熟成ものは逆に1990年代で古酒の領域に差し掛かっています。
今回は、ドメーヌ・エレスティンのジュブレ・シャンベルタンVV1999をいただきます。
店長さんのお勧めでデキャンタージュします。
なるほど、少々硬いかな。
あとは、泡オーストラリアのタルターニ、白オーボンクリマとグラスでいただきます。
お料理は、牛肉の赤ワイン煮込みとモッツァレラとトマトサラダなどいただきます。
普通に美味しくいただきます。
次回は、もう少しカジュアルなラインのワインを気楽にいただきながら仲間でリラックスしたいと思います。
2位
1回
2016/04訪問 2016/05/07
(再訪201604)
今回は、orveauが愛してやまないアンヌ・グロの2001通し。
赤はオート・コート・ド・ニュイ、白はACブル。
抜栓後どんどん変化してゆく赤と、端的においしい白。
いいの置いてますねー。
お食事のほうは、白アスパラ3種盛り。イタリア、ロワール、長崎だって。よくわかりませんが、おいしかったです。
こちらのお店、押しつけがましくなくて、納得感のあるお値段の大好きなワインがあって、お料理がおいしくて、少々地味な内装で大好きです。
(再訪201511)
最近登板間隔が短くなっています。タクシーで歌舞伎座と言えば行ける行きやすさで、二次会に重宝します。
スタッフの人もorveauの趣味をわかっていて、居心地がいいです。
今回は、シャンパーニュ、ルフレーブのピュリニー村名08、ジャン・ルイ・シャーブのエルミタージュ97といただいて、〆シャンボルに定番のアラン・ユドロ・ノエラの村名06であがります。どれも飲み頃をとらえていて美味しく頂けます。
パスタもワインにあっていて、いい感じ。
今日もリラックスできました。
(初回訪問201502)
東銀座、歌舞伎座の裏の地下1階にあるワインバー。
2人用テーブル7台とカウンター8席、暖色系の内装とテーブルクロス、そして壁の油絵…ワインの雰囲気があふれています。
歌舞伎で盛り上がって、その後にという、お大尽系の利用パターンが自然に思いついてしまいます。
グラスでフルーリー 1700円をいただきながら、ワインリストを拝見。泡のグラスは、大盛りグラスでいい感じ。
欠品もいくつかありますが、フランス各地区のいろいろなヴィンテージがそろいます。こちらのソムリエさんは、アラン・ユドロ・ノエラがお好きなようで、いろいろな地区のものがオンリスト。Orveauもこの作り手は、まっすぐで透明感のある味わいなので、好きです。
そのなかから、
アラン・ユドロ・ノエラのシャンボル村名06 15000円
ピエール・モレのムルソー レ・テソン95 17500円
をいただきます。
シャンボルは、飲みごろ感をとらえたまっすぐな味。ムルソーはさすがに20年も熟成すると色もついてまったり感がたまりません。
お料理のほうは、基本アラカルト。
ラタテュイユやら、穴子のキノコ炒めやらをいただきます。
いずれも、きちんとした味付けでおいしくいただけます。
こちらのお店は、レビューアーさんによって評価が分かれているようですが、orveauはいいお店だと思います。
ハコでの利用なども考えてみたいなー。
3位
1回
2015/10訪問 2015/10/07
ホテル・オークラ東京のメインバー。
本館取り壊しにより、別館の12階とペントハウスに移転しました。
12階が喫煙席、ペントハウスが禁煙席という風に分かれました。
お店へのアプローチも大幅に変わりました。
なんと、一階の専用エントランス(車寄せから一番遠いところにあります。初めてのときはベルボーイの人に教えてもらう必要がありそうです。)から専用エレベータ(駐車場からものれます。)で昇ります。このエレベータは、12とP(ペントハウス)にしかとまりません。
12階の客席は、ちょうどいままでバロン・オークラのシガーバーがあったところです。
カウンターとソファー席から構成されています。
バロンの個室がバーの前に作られ、バロンとは別れています。
12階のメイン入り口からアプローチする場合は、桃花林の中を通っていくのだそうです。
伺いますと、orveauのマッカラン1973年のボトルも移転していました。
ペントハウスのほうは、かなりリッチでパーソナルな雰囲気。
これまで、かずかずの要人をもてなしてきたスペースだそうで、ワインスクールのオークラ・ワイン・アカデミーとオーキッドバーになったということです。
こちらは、個室とテーブル席の部屋が二つ。
いい雰囲気です。
桃花林やベルエポックと隣接していることもあり、料理のほうも期待できそうですが、正式には?です。
とてもパーソナル感が強まったオーキッドバー、案外いいかもです。
4位
1回
2016/04訪問 2016/04/07
(再訪201604)
ワインもすごい。
今回は、定番のシャルトーニュ・タイエ ミレジメ08、ロベール・シュビオンのNSG1ER「ロンシエール」2000、〆にギガルのエルミタージュ・ブラン・エクスヴォト2001をいただきます。
エクスヴォトは、濃厚で複雑で世界観があってすごいワインでした。
お料理のほうは、春の味覚ということで、苦みの後味をコンセプトにした変化球尽くし。超絶マリアージュのグラスワインとあいまって、こちらも興奮の極み。
(再訪201602)
調子に乗って最近たまに伺っております。
慣れてくるに従って、実はこちらのお店、料理やワインだけでなくサービスや接客も素晴らしいことが判明。
ワインリストにも美味しそうなワインが目白押しなので、そちらも飲みたいし、超絶マリアージュのグラスも飲みたいしという問題を、ソムリエさんが見事に解決してくれます。
今回は、泡シャルトーニュ・タイエのミレジメ2008、赤は南系からシャトー・ラヤスのシャトー・ド・フォンサレット2006、そして〆白にルイ・カリヨンのピュリニー・モンラッシェ1erコンボット2006のマイブーム3本を注文。そして、それらの間に、マリアージュを考慮したグラスワインをくださいとお願いしました。
すると、フォンサレットは注文時に抜栓、食前酒代わりに泡を軽く飲み終わると、超絶マリアージュのグラスへ、そして肉料理のところで開いたフォンサレット登場、さらにブル赤のグラスとも比較しながら料理に舌鼓。フィニッシュにデセールをいただきながら〆白と、長時間の食事があっという間です。
ソムリエさんたちの話もとてもフレンドリーで客をおだてるのがうまく、接待対応も完璧です。
(初回201512)
言わずと知れた予約の取れない超人気フレンチ。
場所は、品川と五反田の中間のガーデンシティ品川御殿山。タクシーでどちらからもワンメーターです。
ビジネスビル1階の飲食フロアの一画がこちらのお店。
場所柄、空き店舗もあり若干さみしい雰囲気もあります。カンテサンスだから足を運ぶといった趣。
エントランスは、ビル内にはなく、ビルの外から直接入ります。
内装は、石のフロアと木目柄の壁という組み合わせ。
高級感より機能性重視という感じです。
初回訪問は、常連さんに誘われて、ラッキーなランチとなりました。
お客さんは、料理教室の先生とその生徒と思われる有閑マダムの団体、仕事関係の会食…みなさん昼からワインを飲んでおられます。
ランチのおまかせコースに、シャンパーニュ+料理に合わせたグラスワインをいただきます。オーストリアのゲベルツ、サンセール、モンジャール・ミュニュレの09フィサン…いろいろな地方のものが出てきます。
それらすべてが、料理に超絶マリアージュ。ワインの後味の苦みと料理の苦みのシンクロなど、ワインを知り尽くしたセレクトです。そんなに高いワインではないのですが、料理と合わさると別世界のおいしさになります。それぞれのワインに対するソムリエさん(たくさんおられます)の知識や薀蓄も圧倒的。
お腹いっぱいのランチでした。
調子に乗って、今度はディナーに伺います。
せっかくなのでワインリストも拝見。お店の成り立ちのせいか、若いヴィンテージのものが多いのですが、中には飲みごろ感のあるグランヴァンも。
お金が儲かったら、一度くらいはお大尽をかましてみたいと思いました。
とりあえず、シャンパーニュだけボトルでいただいて、あとはおまかせでマリアージュするものを出してもらうことにします。
シャンパーニュの選択もソムリエさんにお任せ。いつもは、シャルトーニュ・タイエのサンタンヌをいただくことが多いかな、と申しますと、リシャール・フリニョー12,960円を出してくれました。ロゼシャンパンのような色合いの黒ブドウのイメージを強く感じるシャンパーニュで単品でもおいしく、ディナーの料理にもよく合います。
その後のおまかせグラスワインも、白バンドール、シャルドネの古代品種のジュラから、なんとルネ・ルクレールのジュブレ・シャンベルタン・1er・ラヴォーサンジャック 80年まで登場。しかも、ブラインドでもってこられるので、ゲーム的要素も加わり熱中します。いずれも状態が素晴らしく、美味しいです。
なんだかんだと楽しんであっという間の4時間でした。
これで一人4万円ちょい。トウール・ダルジャンよりは安いという感じ。二次会いらずなので、総コストを考えるといい感じかな。
ソムリエの皆さんはお客の趣味を把握するのがうまく、気分よくしてもらえました。
5位
1回
2015/05訪問 2015/05/15
青山学院大学の渋谷側の路地にあるフレンチのお店。
電車なら表参道駅から歩きが近いです。渋谷からだと登りが続きますのできついかと。青山学院大学を越えたところで左折、信号のある交差点を右折して右側の路地です。
霞ヶ関方面から車で行く場合は首都高高樹町出口から出て渋谷二丁目信号右折、最初の信号のある交差点で下車、左折してすぐの右側の路地です。渋滞しなければ霞ヶ関から10分ほどでお店に到着できます。
最近マイブームの一休予約。
6500円のプリフィックスのコースをいただきます。
ゴボウを練り込んだ冷たいアミューズ、半熟卵とジュレの前菜、真鯛のポワレ、スペシャリテの三種の神器のパイ包み焼き、イチゴのクレープのデセール、紅茶とフルコースでした。どれもわかりやすい味で美味しくてビックリ。半熟卵もシャンパーニュと寄り添います。またきたくなる美味しさです
ワインリストも拝見。
フランスワイン中心に各地方が揃います。
ただ、ブルゴーニュに関しては、コート・ド・ニュイの村名・プルミエクリュクラスがほとんどなく、少し残念でした。
10,000円以下のものが多く出るということで、セラーにはあるもののリストしていないと。
あるなら出して欲しいところです。
結局、シャンパーニュ ヴーヴ・オリヴィエ 11,000円と、南系のコルビエール6200円をいただきました。
シャンパーニュは、ボランジェにバルクで出しているとことだそうで、ピノ・ムニエの割合の高い大好きな雰囲気。
コルビエールは値段からは想像できない奥行き感で感動しました。
いいの持ってるじゃん。
お水はサンペレグリノ1リットルで決まり。
内装もカッコよく、また来てみたいと思います。
6位
2回
2018/08訪問 2018/08/07
(再訪201503)
急に行きたくなって、2日連続で訪問。
コース料理に赤 アンヌ・グロのミネルヴォア、赤 ジャンラフェのクロ・ド・ラ・ロシュ2001、白ボノー・ド・マルトレのコルトン・シャルルマーニュ1997をいただきます。いい眺めなのでつい写真を撮ってしまいました。オールスターで楽しめます。こちらのコースのスペシャリテは、前菜の中のタラバガニのキッシュ。はじめに、食べてしまいます。
注意すべきは、パンの食べ過ぎ。美味しいのでついつい食べてしまいますが、食べ過ぎるとメインまでたどり着けません。
次の日は、泡が飲みたいと申しますと、マダムがポル・ロジェのブラン・ブラン2002を勧めてくれました。熟成感のある角の取れたすばらしい味。赤は、ミシェル・グロのニュイ・サン・ジョルジュ村名2007。9,000円は酒屋より安いです。さらにムルソー1er1997。ゆったりして店を出ます。
(再訪201408)
今回は、カウンターで。料理は定番のコース。本日のメインは、アンヌ・グロのヴォーヌ・ロマネ 「レ・バロー」08。大好きなアンヌ・グロですが、最近価格高騰が著しく、昆布泥棒など2万円超えのお店が多くておいそれと飲めなくなってきました。こちらは、ヴォーヌ・ロマネらしく鮮やかなカラー映像のイメージで素晴らしい一本。
(再訪201312)
2013年は、いろいろあったモンブスケ。がんばって来ました。
今回は、カウンターで孤独のグルメ状態。
テーブル席は満席、おしゃれなカップルが静かにワインを楽しんでいます。
ポール・バラのシャンパーニュをいただきながら、今夜は、ムーラン・ナヴァン2002 6500円をいただきます。最近はボージョレのビオワインも好きです。これも熟成感があって素敵な景色。ガメイといっても侮れません。
食事の方は、アラカルトで、カボチャのスープ、オニオングラタンスープ、ヒラスズキのポワレといういい加減な注文。好きなものだけいただくのは最高ですね。味の方はやさしくて疲れた胃に嬉しい。
結局、エンジンがかかってしまい、ボトルを
あけた後もグラスワインいただき過ぎてしまいました。
(再訪201211)
今回は4人で伺いました。
orveau一行以外は、カップルばかり。ごめんね。
予約時に、4200円のコースでお願いします。
相変わらず、ズワイガニのキッシュはおいしいです。
今回のワインは、
1 フィリップ・パカレのボージョレ 2012 透明感のある味わいでいい感じ。いわゆる季節ものです。
2 アンヌ・グロの ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 白 2007 溶け込み感があって素晴らしくおいしかった。同行者が感動していました。
3 ミシェル・マニアンのシャルム・シャンベルタン 2004 コスパ抜群のグランクリュ。飲みごろ到来で、郷愁の風味にうっとり。同行者も、グラン・クリュの醍醐味にしびれていました。
4 エグリ・ウーリエのピノムニエ100%もの。今回は〆泡。しっかりした味ですっかり出来上がります。
これで一人15,000円。コスパ最高でした。
(再訪201202)
久しぶりに2次会づかいで伺いました。
週初めだというのに、ほぼ満席。スタッフさんも1人増員して、ますます充実しています。
ワインリストは、相変わらず充実。
こちらのリストの良いところは、適度な入れ替わりがあるところ。
常に新たな刺激があります。
今回は、ルフレーブのマコン・ヴェルジェ09と、ジャン・ラフェの01モレ・サン・ドニ村名をいただきました。
相変わらずのワンパターン。もっとも、マコンはこれまでの07の方が濃い感じだったかな。そして、ジャン・ラフェはこれが最後だということでした。01はジャン・ラフェのラスト・ヴィンテージ。この後ジェラール・ラフェに代わってガクっと評価が下がりました。復活はあるか…。
ミシュランのプチ・ターブルにも掲載されて、ますます好調になってきました。
それから、このお店に対する評価について少々。
モンブスケは、万人受けするお店ではありません。
ワインに興味がない人や、ワインが好きでない人が食事をしに行っても全然楽しくないはずです。料理だって、ワインと合わせて初めてその持ち味を発揮するものばかりなので、ワインが楽しめなければ、料理もおいしくないはず。
逆に、私のようにブルゴーニュの村名やプルミエクリュクラスのワインが好きな人は、このお店のワインリストを見たら感動します。そして、週3回ワインを飲みたい人としては少量の料理でいただけるところがうれしい、ここも店内禁煙と相まってニーズにジャストミート。だから、自分の主観的な感想・意見を書くべき食べログでは、5点になるんです。
ビールで乾杯して芋焼酎とか日本酒が欲しい人を連れてきてしまったら、ストレスがたまると思うし、不愉快だと思います。
ここで、モンブスケが妥協しないのも好き。オープン直後の苦しい時期からよくめげずにやっている、という感じです。
それから、そこそこ以上のクラスのワインは個性を楽しむ飲み物で、人の好みが千差万別のため、地域・ブドウ品種等で限定をしない「お勧め」は本来できないものだと思います。そういう場合は、グラスでいくつか飲んでみて、気に入ったものを飲んでいくのがよいのではないかと思います。1本頼んでから、「しまった!」では、ワインも財布もかわいそうです。
(再訪201110)
オフィスの歓迎会で8人で押しかけました。
一緒に食事してたグループの方、ごめんなさい。
料理はコース4,200円できまり。ワインはいろいろいただきましたが、印象深かったのは以下の3本でした。
1 ペロミノのACブルロゼ2008 6,000円。深みのある味わいでした。ロゼなのにペロミノさんの味でした。
2 ミシェル・マニアンのモレ・サン・ドニ1ERクリュ「ミランド」2004 12,000円。1級ならではの透明感とパンチ力。高級な味がしました。
3 ルフレーブのマコン・ヴェルジェ2007 7,000円。今回の〆白。やはりルフレーブの味がしました。これはおもしろいです。
マニア心をくすぐるワインが少しずつ入ってきます。
一人1本近く飲んで、1万円ちょい。CPもなかなかです。
(再訪201106)
最近、人気が沸騰してきて金曜日などは満席になることが多くなったモンブスケ。
活気が出てきました。
今回は食事もしてブルも飲もうとまいりました。
1 グラスのシャンパーニュ
これを飲みながら、メニューとワインリストを見比べ、あーだ・こーだいうのが至福の時間です。
2 ミッシェル・マニアン モレ・サン・ドニ 2000
マダムによれば、1ERクリュの畑2つからとれる葡萄を使って作っているのだそうで。
樽香が溶け込んで、ホント高級な香りと熟成感のあるおいしさがあります。きれいに掃除されたバラ園を散歩しているような気分になります。
これで10,000円はコスパ最高。
3 アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー 「ラ・コンブ・ドルヴォー」 2008
ミッシェル・マニアンを飲んでエンジンがかかってしまい、途中からorveauが愛してやまないコンブ・ドルヴォーも並行していただくことに。
初めての08です。07が結構いい年で硬かったこともあり、警戒していましたが、08はすでに飲める状態でした。
シラーのようなスパイシーな香りと、つぶしたイチゴの味。抜栓直後は平板な感じだったのが、時間とともに肉厚になってきます。
マダムによれば、スパイシーな香りは、茎に由来しているのではないか、ということでした。
イメージとしては、板野友美という感じかな。
すっかり酔ってハッピーになってしまいました。
(更新・再訪201101)
食事をしながらの打合せの後、どうしてもピノが飲みたくなって1人寄りました。
店内は、orveau以外にカップルと3人組の男女。静かにボトルワインを楽しんでいます。
ワインリストのお勧めワインのところに、ミシェル・グロの村名ニュイ・サン・ジョルジュ2006(8,000円)を発見、注文しました。
黒系果実の若々しい香りが立ち上がり、しっかりした味わいです。
溶け込み感はまだまだですが、十分においしく飲める状態になっています。
抜栓からだんだん開いていっておいしくなりました。
あとは、チーズとフルーツその他を頂きました。
店内の照明は、若干明るめ。これは、ワインの色を見るには有用です。薄暗いと雰囲気は出ますが、ワインの色が見にくくなります。
今回はカウンターに座りましたので、大将やマダムといろいろワインの話ができました。
二人とも、ブルゴーニュワインが大好きなうえとても詳しいので、ついつい、話が弾んでしまいます。
お店の奥には小さな本棚があり、ワイナート、ワイン王国、リアルワインガイドといったワイン雑誌が置いてあります。
orveauのオフィスにも同じようにそれらの雑誌が並んでいますので、とても親近感があります。
ちょっと生活感があるところが、リラックスできて好きですね。
次は主菜も食べますので。
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(初回投稿)
今度は、仕事の後、職場の同僚3人できました。8時30分からスタート、中3日で登板です。
店内は、私たち以外にお客さん3組、女性中心でした。
このお店のワインリストは、ブルゴーニュ中心にお手ごろ価格のものからグランクリュ、さらにはシャトーマルゴーやオーブリオンまであり、中でも、ブルゴーニュの村名クラス、1ERクリュクラスが充実しているのがすばらしいです。
飲んだのは以下の3種類。
1 グラスで泡
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュですっきり。
2 白 オリビエ・ルフレーブ ピュリニ-・モンラッシェ 2006
適度な樽と洗練されたミネラル、メジャー感あふれる1本でした。これで9,000円はお値ごろ感抜群。
3 赤 ジャック・フレデリック・ムニエ ニュイ・サン・ジョルジュ 1ERクリュ クロ・ド・ラ・マレシャル 2006
飲みたいものがたくさんあって迷いましたが、マダムのアドバイスでこれに決定。
最近値段がはねあがって手が出しにくくなっている作り手さんです。
普段飲むならこのマレシャルが上限と言う感じ、シャンボルは高嶺の花、レザムルーズやミュジニーは天空のかなたですね。
スミレの花の香りでスタート、ニュイ・サン・ジョルジュなのに静かな雰囲気の味、堪能いたしました。
06も溶け込んだ味わいで今なら十分に飲めます。
料理は、各人がアラカルトで好きなものを2~3品いただきました。
私は、かぼちゃのスープと、鯵のカルパッチョと、ズワイガニのキッシュという3品を注文。
どの料理も可愛らしい味わいで「俺が俺が」と張り出してきません。もちろん、ワインとの相性もばっちり。
たくさん食べなくていいので、おなかがもたれません。毎回フルコースではからだが持ちませんので、ここのメニューは最高です。
今年中にもう一度は行きたいと思っています。
7位
1回
2015/01訪問 2015/02/14
(再訪201501)
初回いい感じだったので、団体利用で打ち上げます。
ジャブエの1999コルナス、アルマン・ルソーの2002ルショット・シャンベルタン、ソゼの2001シュヴァリエ・モンラッシェ、ヴォギュエの2003ACブルゴーニュとオールスター。
普段、酒を飲まない人まで白ワインに舌鼓。素晴らしいラインナップでした。
(初回201501)
銀座交詢ビルの有楽町側の向かいにある、ワインバー。
西麻布のラグラップでシェフをしていた加藤さんのお店です。
バービルの地下1階に、個室とカウンターのみという個性的な空間が広がります。
ワインは、ホームページで予習したところ、お値頃感のある注目銘柄が目白押しだったのですが、そういったものは、いずれも売り切れでした。気を取り直して厚めのワインリストから、選びます。
まずは、グラスの泡を、と申しますとアンリオの普通モデルが出てきます。
赤は、フレデリック・マニアンのシャルム・シャンベルタン 2002。わかりやすい美味しい香りとおいしい味。グレートヴィンテージが飲みごろを迎えています。
加速防止のための白と申しますと、リスト外からフィリップ・パカレのピュリニー・モンラッシェ 2012を出してくれました。珍しいものでしたので即いただきます。こちらは、最初のうちはピュリニーという感じがしません。いったん締めて温度が上がってくると、酸が立ってきます。透明感のあるおいしいピュリニーでした。
炭酸水と申しますと、サンペレグリーノ500mlが出てきます。
お食事は、4,900円のコースをいただきます。
アミューズに引き続き、ジャンボンペルシエと緑レンズ豆のサラダ仕立て 自家製ピクルス添え。意外においしくびっくり。
アンコウのピカタ 白ワインソース。パワフルな肉質で元気になります。
等々、我々には十分でした。
なかなかよろしいかと。
8位
1回
2015/07訪問 2015/07/27
ホテルニューオータニ・ガーデンコート4階の寿司店。最近開店しました。
ガーデンコートは、ホテルニューオータニの建物のうち、最も赤坂見附駅よりにある建物。
赤坂見附駅からは、弁慶橋を渡ってすぐのところにエントランスがあります。
こちらのビルは、ホテル棟とつながってはいるのですが、上層階はオフィスです。
4階部分が飲食街になっていて、ホテル利用者とオフィスの人が双方利用できるようになっています。
店内は、カウンターとお座敷(個室)に分かれます。
カウンターは、白木の厚いもの。落ち着きがあります。
生ビールをいただきながら、お刺身の後お寿司をいただきます。
お造りは、アジ、カレイ、ハタ、赤身の漬け…と頂きます。それぞれ個性的な味わいでおいしくいただけます。
握りは、中トロ、大トロ、玉子、アナゴ、車海老(軽くゆがいたもの)、タイラガイの磯辺焼き風、シメサバ、白イカ、コハダ
、カッパ巻き…たくさんいただきました。こちらもネタへのこだわりがあります。
シジミの赤出汁とデザートをいただいてフィニッシュ。
ホテルの施設にしては人通りが少なく、落ち着きがあります。
ちょっとした接待にも。
9位
1回
2015/08訪問 2016/01/08
外苑西通りを南青山3丁目交差点から西麻布方面に100メートルほど行った右側にあるメキシカンのお店。半地下にあります。
2000年頃は表参道の駅のそばの裏通りにあったのが、六本木の瀬里奈の奥に移転、その後しばらくお休みしてこちらの外苑前の店舗に移ってきました。
店内は、カウンター2本とベンチシートのテーブル席で定員20人。ハコにして飲み会やったら最高に盛り上がりそうなタイトなスペースです。
こちらのお店のお酒は、何と言ってもメキシカンビールとフローズンフルーツマルガリータ。そして仕上げはテキーラショットガン。陽気に酔っ払います。
今回も、ソル、テカテ、フローズンみかんマルガリータ、〆にショットガンといただきました。相変わらずのおいしさです。
食べ物のほうは、定番のチキンファヒータ+追加トルテーヤ2枚、生ハム+アボカドブリトー、ラタトウイユと頂きます。
しっかりした、けれど食べ疲れしない味で、これまたいい感じ。
ご機嫌になって、お店を出ます。
10位
1回
2015/01訪問 2015/01/09
ホテル・ニュー・オータニのメイン棟ロビーフロアにある、オーセンティック・バー。
トウール・ダルジャンの隣にあります。
濃茶基調の内装は、伝統的なホテルのメインバーの雰囲気。車なら、昭和40年代のトヨタ・クラウン、という感じ。
早めの時間に伺います。
カウンターに案内され、バーテンダーさんと話をしながら飲み物を決めます。
はじめは、とりあえずXYZ。ラムとライムとコアントローのショートカクテル。さらっと作ってくれます。
バーテンダーさんによって作り方が違うかもしれませんが、メジャーできっちり量るという方法ではなく、目分量でシェイカーにお酒などを入れる方式。おいしくいただけます。
次はハバナクラブ7年のソーダ割り。
さらに、エラドウーラ・アネホストレート。さすがにおいしい。
そして、今度はマルガリータ。
つまみは、チーズの盛り合わせ。5種類(ウオッシュ、白、青、固×2)と蜂蜜、パン、干しブドウが付いて賑やかです。
ワインバーのようなわけにはいきませんが、オーセンティックバーならこれで十分すぎかと。
遅くなってきて、カウンターでたばこを吸うお客さんが来たところで退散。
カバーチャージ500円、サービス料10%、そして別途消費税なので、たくさん飲むとそれなりにお勘定もあがります。
2015年2回以上伺い、お世話になったお店です。