レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2014/04訪問 2014/09/06
(201409再訪)
今回は、銀座で食事の後、団体で二次会。遅めの時間に伺いました。
ワインマニアの後輩との〆となりますので、どうしてもミーハーな注文に。
今回は、
泡 シャルトーニュ・タイエのサンタンヌ 自然でやさしいorveauの定番。
赤 ジョルジュ・ルーミエのシャンボル村名2002 ビッグヴィンテージのルーミエ、不公平にならないようにデキャンタージュです。さすがに、おいしい。
白 エティエンヌ・ソゼのピュリニー・モンラッシェ1er 「レ・フェール」2002 熟成感とともに酸もキッチリ。みなさん美味しいと言ってくれました。こちらもブドウの力を感じる味わいです。ムルソー・シャルムの隣の畑だそうで。
ゆったりできました。
(201404再訪)
何度もうかがっているのですが、レビューはサボっておりました。
今回は、以前の職場の美魔女3人組との会食。
1 泡 ジャック・レサーニュ 11,000円。ナチュラルなかおりがすがすがしい。青りんごのイメージです。
2 白 ルフレーヴ マコン・ヴェルジェ 2011 8,000円。ルフレーヴの香りでこのお値段。いつも感心します。
3 赤 アラン・ユドロ・ノレラ シャンボル 2007 12,000円。大滝氏から、これはいいよと勧められて飛びつきます。期待通りの熟成感とまっすぐな味わい。
食事のほうは、前菜2品のプリフィックス。同行者が美味しいと連呼していました。
私としては、白アスパラがいい感じだったかな。
また、ゆっくりしてしまいました。
(201208再訪)
ちょうど帰りやすいロケーションにあるので、ついつい寄ってしまうことが多くなっています。
軽く飲んだ後の〆に、と寄りました。
一本〆だからと、ジャック・セロス VO をいただきます。熟成感のある、控えめな口当たりですが、後からこみあげてくる余韻がものすごく、興奮してしまいました。
結局、すぐ飲み終わってしまい、大滝氏お勧めのジャン・グリボーの昆布泥棒2004をいただくことに。
http://www.rnsq74.com/archives/1196
稲わらの郷愁とはかなさを感じる味わいが、とてもいい感じ。
今回は、店内の雰囲気が最高でした。隣で飲んでた方、ごめんなさい。
(201206再訪)
ワインリストにグロフィエの04レザムルーズを発見して即食いついてみました。
抜栓直後から立ち上がる洗練された郷愁、空間を感じる味わい、すばらしかったです。
この日のシャンパーニュは、大瀧さんのすすめで、ピエール・カロの1999ミレジメ。熟成感のある高級な味わいでした。
料理は魚系で2皿。レザムルーズもよくマリアージュしました。
相変わらず興奮ワインリストです。
(201203再訪)
シャンパーニュとブルゴーニュのワインリストにさそわれ、ちょこちょこ寄っています。
遅くまでやっているところが、2次会使いに便利です。
今回は、グラスシャンパーニュ、ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ1ERクリュ「クラヴォワヨン」2000 20,800円とシルヴァン・カティアールのヴォーヌ・ロマネ1ERクリュ「アノルヴォー」2001 26,000円をいただきます。
ルフレーブは、さすがの溶け込み感。2000までさかのぼると、いい感じになります。
アノルヴォーは、フラジェ・エシェゾー村の畑なのですが、ORVEAUが愛してやまない、シャンボル「コンブ・ドルヴォー」に隣接した場所にあります。こちらのほうは、シャンボルに比べて力強い感じ。適度な熟成感がたまりません。
お料理は、前菜とフォアグラ・トリュフのリゾット、酵素豚といただきました。こちらも相変わらずおいしいです。
(201202初回訪問)
麻布十番1番出口からすぐのところにある、ビストロ/ワインバー。
裏通りにあって、見つけるのが難しいお店です。
店内は、白基調のシンプルでスタイリッシュな内装。
カウンター6席とテーブル席。
カウンターでいただきます。
ピエール・カロのブラン・ド・ブランのグラスをいただきながら、飲み物メニューを拝見。
いきなり初めのページから、シャンボルフェア。一気に興奮します。
好きなラインのワインが目白押し、しかも割安感があります。
そのなかで、ジャック・フレデリック・ミュニエ シャンボル村名04 12,000円をいただきます。
ワインは、ほかに、レミ・ジョバールのムルソー「レ・シュバリエ」(村名畑名)96 16,000円と、アルマン・ルソーのジュブレイ・シャンベルタン00 16,000円をいただきました。
シャンボルは、期待通り静かに広がる郷愁がすばらしく、ムルソーは、素晴らしい熟成感。ルソーはいつもの落ち着いた雰囲気、とブルゴーニュ好きには、たまりません。
ワインリストには、ほかにも飲みたいワインがたくさんオンリスト。
興奮のあまり、途中から酔ってクドいオヤジになっていたかもしれません。
料理のほうは、一番安い5,300円のコースをいただきます。小技が効いていてこちらもとてもおいしくワインに寄り添います。
次はもう少し落ち着いて、ワインを選びたいと思います。
3位
1回
2014/05訪問 2014/05/31
恵比寿ガーデンプレイスの線路を隔てた反対側にある京料理のお店。
恵比寿南一丁目交差点を目黒駅方面に50mほど行ったところの路地を左側に入ったところにあります。通りには面していないので、行き過ぎないよう注意が必要です。番傘が目印として置いてあったので、かろうじてわかりました。
店内、和の高級を追求した内装です。トイレも凝りまくり。
京を意識した、ということですが、orveauにはきわめて洗練された江戸に見えました。
京都の料亭には、どうしてもアウエー感に伴う緊張がありますが、こちらのお店はそんなことはありません。居心地はいいです。
料理は、メニューはなく、おまかせ一刀流。
ちょっとずつ出てきます。
味はどれも素晴らしい。どの料理にもとても手間がかかっています。
そして、一見すると何かわからない物も多く、口に入れると食べたことのない美味しさが広がります。
一例としては、お刺身。今回は、穴子、鰺、イサキと出てきたのですが、見ただけでは種類が特定できませんでした。
穴子は、とても大きな個体からのお刺身なので、元の姿の想像がつきません。
鰺も50センチ級の大物で、皮がひいてあるのでこれまた鰺と分かりにくいです。
イサキは、皮を残してありました。これも普段見慣れない形。
そして、味はいずれも落ち着いてうまみのある素晴らしいものでした。
日本酒は料理に合わせて1合ずつ頂きます。十四代の特別版、田酒の特別純米酒等々素晴らしいものが目白押し。
料理に合わせて出してくれるので、マリアージュは完璧です。
このあたり、フレンチの雰囲気でとても斬新です。
公表されているものとは裏腹に、とても新しい和食だなあと思った次第です。
4位
1回
2015/08訪問 2016/01/08
外苑西通りを南青山3丁目交差点から西麻布方面に100メートルほど行った右側にあるメキシカンのお店。半地下にあります。
2000年頃は表参道の駅のそばの裏通りにあったのが、六本木の瀬里奈の奥に移転、その後しばらくお休みしてこちらの外苑前の店舗に移ってきました。
店内は、カウンター2本とベンチシートのテーブル席で定員20人。ハコにして飲み会やったら最高に盛り上がりそうなタイトなスペースです。
こちらのお店のお酒は、何と言ってもメキシカンビールとフローズンフルーツマルガリータ。そして仕上げはテキーラショットガン。陽気に酔っ払います。
今回も、ソル、テカテ、フローズンみかんマルガリータ、〆にショットガンといただきました。相変わらずのおいしさです。
食べ物のほうは、定番のチキンファヒータ+追加トルテーヤ2枚、生ハム+アボカドブリトー、ラタトウイユと頂きます。
しっかりした、けれど食べ疲れしない味で、これまたいい感じ。
ご機嫌になって、お店を出ます。
5位
1回
2014/11訪問 2015/02/15
麻布十番、二の橋交差点のそばにある、蕎麦店。
おしゃれなエントランスでオオバコ。でもって、JBLのスタジオモニタースピーカーからクラシックやジャスが流れ、木と打ちっぱなしコンクリートの組み合わせで、天井高のある、かなりいい感じの内装です。
今回は残業飯で伺います。9時過ぎに到着しますと、すでに店内ほぼ満席。
場所柄、女性も男性もおしゃれな人が多い感じです。
皆さん、自分の好きなお酒があるようで、初めの一杯の注文は早いです。
orveauは初めてですので、メニューを拝見。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎、ワインと充実しています。しかも、どの酒も、長野県のものを中心に据えるこだわりがあります。セレクトのセンスはかなりいい感じ。
甲州ブドウのワインが飲みたかったので、アルガブランカ・イセハラ 2013 7500円をいただきます。これで白ワインとしては店内最高価格。品の良い、甲州の味がいい感じ。
お蕎麦屋さんなので、手酌で十分。このあたりこだわってはいけません。
それでも足りず、日本酒の佐久の花大吟醸1合 1360円もいただきます。濃くて凝縮感のある味が印象的です。
お料理のほうは、どれもおいしそう。
温野菜サラダ 野菜炒めに近いイメージ。キノコが多く、美味しくいただけます。
豆腐の味噌漬け フランスパンにつけて食べるタイプ。想像とは違う姿で出てきます。
野沢菜 長野といえば野沢菜でしょう。甲州ブドウのワインとの相性もいいです。
辛子こんにゃく サイコロ状のこんにゃくの表面に包丁が入っていて、そこに辛子がつけてあります。予想外のおいしさに感動します。
そばがき 蕎麦湯に入ったかなり大きめのそばがきです。とても美味しくいただけます。
最後に、せいろ。歯ごたえがあってとてもおいしい。
納得しつつお店を出ます。
6位
2回
2018/08訪問 2018/08/07
(再訪201503)
急に行きたくなって、2日連続で訪問。
コース料理に赤 アンヌ・グロのミネルヴォア、赤 ジャンラフェのクロ・ド・ラ・ロシュ2001、白ボノー・ド・マルトレのコルトン・シャルルマーニュ1997をいただきます。いい眺めなのでつい写真を撮ってしまいました。オールスターで楽しめます。こちらのコースのスペシャリテは、前菜の中のタラバガニのキッシュ。はじめに、食べてしまいます。
注意すべきは、パンの食べ過ぎ。美味しいのでついつい食べてしまいますが、食べ過ぎるとメインまでたどり着けません。
次の日は、泡が飲みたいと申しますと、マダムがポル・ロジェのブラン・ブラン2002を勧めてくれました。熟成感のある角の取れたすばらしい味。赤は、ミシェル・グロのニュイ・サン・ジョルジュ村名2007。9,000円は酒屋より安いです。さらにムルソー1er1997。ゆったりして店を出ます。
(再訪201408)
今回は、カウンターで。料理は定番のコース。本日のメインは、アンヌ・グロのヴォーヌ・ロマネ 「レ・バロー」08。大好きなアンヌ・グロですが、最近価格高騰が著しく、昆布泥棒など2万円超えのお店が多くておいそれと飲めなくなってきました。こちらは、ヴォーヌ・ロマネらしく鮮やかなカラー映像のイメージで素晴らしい一本。
(再訪201312)
2013年は、いろいろあったモンブスケ。がんばって来ました。
今回は、カウンターで孤独のグルメ状態。
テーブル席は満席、おしゃれなカップルが静かにワインを楽しんでいます。
ポール・バラのシャンパーニュをいただきながら、今夜は、ムーラン・ナヴァン2002 6500円をいただきます。最近はボージョレのビオワインも好きです。これも熟成感があって素敵な景色。ガメイといっても侮れません。
食事の方は、アラカルトで、カボチャのスープ、オニオングラタンスープ、ヒラスズキのポワレといういい加減な注文。好きなものだけいただくのは最高ですね。味の方はやさしくて疲れた胃に嬉しい。
結局、エンジンがかかってしまい、ボトルを
あけた後もグラスワインいただき過ぎてしまいました。
(再訪201211)
今回は4人で伺いました。
orveau一行以外は、カップルばかり。ごめんね。
予約時に、4200円のコースでお願いします。
相変わらず、ズワイガニのキッシュはおいしいです。
今回のワインは、
1 フィリップ・パカレのボージョレ 2012 透明感のある味わいでいい感じ。いわゆる季節ものです。
2 アンヌ・グロの ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 白 2007 溶け込み感があって素晴らしくおいしかった。同行者が感動していました。
3 ミシェル・マニアンのシャルム・シャンベルタン 2004 コスパ抜群のグランクリュ。飲みごろ到来で、郷愁の風味にうっとり。同行者も、グラン・クリュの醍醐味にしびれていました。
4 エグリ・ウーリエのピノムニエ100%もの。今回は〆泡。しっかりした味ですっかり出来上がります。
これで一人15,000円。コスパ最高でした。
(再訪201202)
久しぶりに2次会づかいで伺いました。
週初めだというのに、ほぼ満席。スタッフさんも1人増員して、ますます充実しています。
ワインリストは、相変わらず充実。
こちらのリストの良いところは、適度な入れ替わりがあるところ。
常に新たな刺激があります。
今回は、ルフレーブのマコン・ヴェルジェ09と、ジャン・ラフェの01モレ・サン・ドニ村名をいただきました。
相変わらずのワンパターン。もっとも、マコンはこれまでの07の方が濃い感じだったかな。そして、ジャン・ラフェはこれが最後だということでした。01はジャン・ラフェのラスト・ヴィンテージ。この後ジェラール・ラフェに代わってガクっと評価が下がりました。復活はあるか…。
ミシュランのプチ・ターブルにも掲載されて、ますます好調になってきました。
それから、このお店に対する評価について少々。
モンブスケは、万人受けするお店ではありません。
ワインに興味がない人や、ワインが好きでない人が食事をしに行っても全然楽しくないはずです。料理だって、ワインと合わせて初めてその持ち味を発揮するものばかりなので、ワインが楽しめなければ、料理もおいしくないはず。
逆に、私のようにブルゴーニュの村名やプルミエクリュクラスのワインが好きな人は、このお店のワインリストを見たら感動します。そして、週3回ワインを飲みたい人としては少量の料理でいただけるところがうれしい、ここも店内禁煙と相まってニーズにジャストミート。だから、自分の主観的な感想・意見を書くべき食べログでは、5点になるんです。
ビールで乾杯して芋焼酎とか日本酒が欲しい人を連れてきてしまったら、ストレスがたまると思うし、不愉快だと思います。
ここで、モンブスケが妥協しないのも好き。オープン直後の苦しい時期からよくめげずにやっている、という感じです。
それから、そこそこ以上のクラスのワインは個性を楽しむ飲み物で、人の好みが千差万別のため、地域・ブドウ品種等で限定をしない「お勧め」は本来できないものだと思います。そういう場合は、グラスでいくつか飲んでみて、気に入ったものを飲んでいくのがよいのではないかと思います。1本頼んでから、「しまった!」では、ワインも財布もかわいそうです。
(再訪201110)
オフィスの歓迎会で8人で押しかけました。
一緒に食事してたグループの方、ごめんなさい。
料理はコース4,200円できまり。ワインはいろいろいただきましたが、印象深かったのは以下の3本でした。
1 ペロミノのACブルロゼ2008 6,000円。深みのある味わいでした。ロゼなのにペロミノさんの味でした。
2 ミシェル・マニアンのモレ・サン・ドニ1ERクリュ「ミランド」2004 12,000円。1級ならではの透明感とパンチ力。高級な味がしました。
3 ルフレーブのマコン・ヴェルジェ2007 7,000円。今回の〆白。やはりルフレーブの味がしました。これはおもしろいです。
マニア心をくすぐるワインが少しずつ入ってきます。
一人1本近く飲んで、1万円ちょい。CPもなかなかです。
(再訪201106)
最近、人気が沸騰してきて金曜日などは満席になることが多くなったモンブスケ。
活気が出てきました。
今回は食事もしてブルも飲もうとまいりました。
1 グラスのシャンパーニュ
これを飲みながら、メニューとワインリストを見比べ、あーだ・こーだいうのが至福の時間です。
2 ミッシェル・マニアン モレ・サン・ドニ 2000
マダムによれば、1ERクリュの畑2つからとれる葡萄を使って作っているのだそうで。
樽香が溶け込んで、ホント高級な香りと熟成感のあるおいしさがあります。きれいに掃除されたバラ園を散歩しているような気分になります。
これで10,000円はコスパ最高。
3 アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー 「ラ・コンブ・ドルヴォー」 2008
ミッシェル・マニアンを飲んでエンジンがかかってしまい、途中からorveauが愛してやまないコンブ・ドルヴォーも並行していただくことに。
初めての08です。07が結構いい年で硬かったこともあり、警戒していましたが、08はすでに飲める状態でした。
シラーのようなスパイシーな香りと、つぶしたイチゴの味。抜栓直後は平板な感じだったのが、時間とともに肉厚になってきます。
マダムによれば、スパイシーな香りは、茎に由来しているのではないか、ということでした。
イメージとしては、板野友美という感じかな。
すっかり酔ってハッピーになってしまいました。
(更新・再訪201101)
食事をしながらの打合せの後、どうしてもピノが飲みたくなって1人寄りました。
店内は、orveau以外にカップルと3人組の男女。静かにボトルワインを楽しんでいます。
ワインリストのお勧めワインのところに、ミシェル・グロの村名ニュイ・サン・ジョルジュ2006(8,000円)を発見、注文しました。
黒系果実の若々しい香りが立ち上がり、しっかりした味わいです。
溶け込み感はまだまだですが、十分においしく飲める状態になっています。
抜栓からだんだん開いていっておいしくなりました。
あとは、チーズとフルーツその他を頂きました。
店内の照明は、若干明るめ。これは、ワインの色を見るには有用です。薄暗いと雰囲気は出ますが、ワインの色が見にくくなります。
今回はカウンターに座りましたので、大将やマダムといろいろワインの話ができました。
二人とも、ブルゴーニュワインが大好きなうえとても詳しいので、ついつい、話が弾んでしまいます。
お店の奥には小さな本棚があり、ワイナート、ワイン王国、リアルワインガイドといったワイン雑誌が置いてあります。
orveauのオフィスにも同じようにそれらの雑誌が並んでいますので、とても親近感があります。
ちょっと生活感があるところが、リラックスできて好きですね。
次は主菜も食べますので。
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(初回投稿)
今度は、仕事の後、職場の同僚3人できました。8時30分からスタート、中3日で登板です。
店内は、私たち以外にお客さん3組、女性中心でした。
このお店のワインリストは、ブルゴーニュ中心にお手ごろ価格のものからグランクリュ、さらにはシャトーマルゴーやオーブリオンまであり、中でも、ブルゴーニュの村名クラス、1ERクリュクラスが充実しているのがすばらしいです。
飲んだのは以下の3種類。
1 グラスで泡
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュですっきり。
2 白 オリビエ・ルフレーブ ピュリニ-・モンラッシェ 2006
適度な樽と洗練されたミネラル、メジャー感あふれる1本でした。これで9,000円はお値ごろ感抜群。
3 赤 ジャック・フレデリック・ムニエ ニュイ・サン・ジョルジュ 1ERクリュ クロ・ド・ラ・マレシャル 2006
飲みたいものがたくさんあって迷いましたが、マダムのアドバイスでこれに決定。
最近値段がはねあがって手が出しにくくなっている作り手さんです。
普段飲むならこのマレシャルが上限と言う感じ、シャンボルは高嶺の花、レザムルーズやミュジニーは天空のかなたですね。
スミレの花の香りでスタート、ニュイ・サン・ジョルジュなのに静かな雰囲気の味、堪能いたしました。
06も溶け込んだ味わいで今なら十分に飲めます。
料理は、各人がアラカルトで好きなものを2~3品いただきました。
私は、かぼちゃのスープと、鯵のカルパッチョと、ズワイガニのキッシュという3品を注文。
どの料理も可愛らしい味わいで「俺が俺が」と張り出してきません。もちろん、ワインとの相性もばっちり。
たくさん食べなくていいので、おなかがもたれません。毎回フルコースではからだが持ちませんので、ここのメニューは最高です。
今年中にもう一度は行きたいと思っています。
7位
1回
2016/04訪問 2016/05/12
グランヴァンがグラスで飲める。ワインに興味のない人は入らない方がいい。
(再訪201604)
土曜日に早い時間からやっているので、ゴルフ帰りに寄ることが多くなっています。
こちらが満席のときは、恵比寿にある二号店のゴーディショに行きます。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13191212/
ソムリエールは、こちらの2階を担当していた裕子さん。ゴーディショは場所が地味なこともあって、満員ということはめったにありませんので重宝します。
今回は、時間が早かったこともあって本家の予約が一発でできました。
ワインは、泡:ブルーノ・パイヤールのブラン・ド・ブラン、白:モレ・ブランのサン・トーバン1ER「ピュセル」1999、赤:ロベール・グロフィエのジュブレ・シャンベルタン村名2003と頂きました。グロフィエは抜栓直後は接待の香りと味だったのが、時間が経つにつれてダーク・チェリーな雰囲気に。ソムリエさんのアドバイスに従って、飲む直前に開けたのがよかったです。
こちらのお店のコスパについて一言。
ワインにあまり興味のない人にとっては、一杯3,000円~5,000円のグラスワインなど、ボッタクリだと思うでしょうが、ワインマニアの立場から言えば、素晴らしいの一言に尽きます。その日の客層によって、普段飲めないような名品が開いていますので。
(再訪201412)
今回は、遅い時間帯に伺いました。
すでに、カウンターは満席、2階に一テーブルだけ空いていたので入れてもらいます。
〆白、と申しますと、グラスで、コントラフォンのムルソー2000年が登場。
広がりと熟成感のあるぶっ飛ぶ美味しさに理性がなくなり、ジャン・ラフェのシャルム・シャンベルタン1999をボトルでいただいてしまいました。こちらは、orveauの舌では、美味しい熟成ピノとしかわからない感じでした。
遅い時間帯なのに、皆さん楽しそうに語り合っていて、客層も素晴らしい。お店の人達ともすっかり仲良くなってしまい、居心地がとても良くなってきました。
(再訪201409)
渋谷でブルといえばこちらのお店、早めの時間帯にカウンターを攻めてみます。
ちょうど、ソムリエ試験の時期のためか、そちら系の話をしているお客さんが多かったかな。
リストは、いつも入れ替わるようで、今回食いついたのは、ジャッキー・トルショーのラストヴィンテージ2005。モレ・サン・ドニのクロ・ソルベと、シャンボルのサンティエがオンリスト。
ちょうど、恵比寿の和食いがらしさんでボトルを見た後でしたので、クロ・ソルベをいただきます。
ソムリエさんからは、トルショーらしくないけど、と言われます。
確かに、色もしっかりしていて、薄うまという感じではありませんが、端的に美味しかった。
最近、滅多にお目にかかれない作り手、もう飲めないと思っていたので嬉しかったです。
お料理は、ラタトゥイユ、茸の炒め物などをいただきます。
窓の外は、焼き鳥屋さんの煙が漂っているところがまた素敵。
いつものことながら、酔って少々くどくなってお店を後にしました。
(再訪201210)
前回すばらしかったので、早速予約して三階のテーブル席に行ってみました。
目移りしながら、アルマン ルソーのシャルムシャンベルタン1998をいただきます。スタッフさんが状態最高というだけあって、素晴らしい仕上がり。いい気分になれます。
そして、コント・ラフォンのムルソー「クロ・ド・ラ・バール」2003をいただきます。
これも、まったり感が素晴らしく、充実の極み。
お料理も野菜中心に頂き、体調よしです。
結局何だかんだと、たくさんいただいてしまいました。
階段を踏み外さないように注意してお店を出ます。
(初回201209)
井の頭線渋谷駅の前にあるワインバー。
開店直後の5時に飛びこみます。
カウンターでグラスをいただきます。
ジャイエ・ジルのオート・コート・ド・ボーヌ・ブラン 2008 1300円
店内の黒板に「HCDB」とあったので、何の略かとおもいきや…。
凝縮感もそこそこあり、コスパ抜群です。0次会の予定がエンジンがかかりそうです。
ジャン・ルイ・トラぺのマルサネ2007 1400円
作り手の名前から、かたいのではないかの懸念もあったのですが、前日抜栓と聞いていただくことに。
ポテンシャルの高い、おいしいマルサネです。
シャトー・ラヤスのシャトー・ヌフ・デュ・パプ2004 4000円
ワインリストを見ながら、シャトー・ラヤスのヌフ・パプがあるんですねー、というと、それは今日開けることができます、といわれ、グラスでいただくことに。
グルナッシュ一刀流の変わり者のヌフ・パプ。南方面も04は天候不順だったようで、溶け込み感も十分。
やはりこのお店、すごいです。
サンペレグリーノ500円も定番。
お食事の方は、ラタトゥイユ800円と温野菜1050円をいただきます。いずれもとてもおいしいです。
温野菜など、スープで煮込んで出してくる凝りよう。
皆さんの評価が高いのはわかっていましたが、自分で行ってみてよくわかりました。
(再訪201404)
今回は4人で会食。料理は定番の5000円プリフィックス。
ワインの方は、
1 泡 ポール・バラ
2 白 アラン・シャヴィー ピュリニー・モンラッシェ 2010
3 赤 ルイジャド シャンボル 1er「フスロット」2001
と定番を飲みます。ここで、少し飛んでみましょうということで、
4 ヴォギュエ ACブルゴーニュ・ブラン 2004
をいただいてしまいます。
やはり、圧倒的なパワーがこみ上げてきます。ワインは麻薬です。
最後に、ポムロルのフルール・ド・クリネ1998をグラスで頂いてフィニッシュ。
今回も楽しめました。
(再訪201401)
二次会利用で少しはじけました。
ボギュエのACブルブラン2004とジャック・セロスのイニシャル。
元々大好きですし、この二本なら抜栓してすぐ飲んでも美味しいから。
状態も申し分ありません。
来てくれた人たちも、喜んでくれたようです。
(再訪 201310)
行きやすいので、ついついうかがってしまうことが多くなっているこちらのお店です。
今年は霞が関系オヤジになっているorveau、銀座が行きやすいので出没頻度が増しています。
さすがに最近は、お店からも識別されて居心地がよくなってきました。
元気なら5000円のコースをいただきながらワイン三昧というのが定番です。フォアグラ丼は分かりやすくて喜んでくれる人が多いです。
こちらの得意ワインはアラン・シャヴィの白ワイン達。ルフレーヴと比べても遜色ない味わいで値段三分の一というのが魅力です。
何かのきっかけで火がついて、ルーミエのように天空の彼方に行ってしまわないことを祈るのみです。
そして、いつもリストされている、昆布泥棒のバックヴィンテージ。こちらは、毎回誘惑に駆られ、悩まされます。
(再訪 201204)
お客の入れ替わる9時30分なら入れるだろうと電話したところ、OKとのことでオヤジ同士の接待使い。
今回は、ボルドー好きな人だったので、グラスのドウーツを飲みながら、ラ・ミッション・オーブリオン1987 33,600円をいただくことに。ソムリエさんの助言により、デキャンタージュなしです。状態が素晴らしく、複雑な風味とシルクの舌触り。
ワインリストを眺めると、シャンボルの品揃えが凄くなっていました。
同伴、デート、ワイン会、接待、女子会、ワインオタク…さまざまなお客筋といい感じのワイン、そして親しみやすくてワインにあう料理。
今回はテーブル席。隣席が近く話はお互い丸聞こえ。周りのお客さんもワインのつまみです。
(再訪 201110)
行きやすい場所にあるので、ここのところ登板回数の多いシノワ銀座です。
今回はやはりカウンターでいただきました。今回の客層は、オヤジだらけ。自分もオヤジなので文句言えませんが。
近くにいたアブラギッシュ・オヤジ二人組は、何と、シャンボル名手の1級、しかも渋いヴィンテージ。ところが、接待利用だったらしく、ワインの話はなし、うるさくて場所をとるうえ、ぞんざいな態度でがっかり。ソムリエさんのお勧めを飲んだらしい…。ソムリエはキャバクラの黒服じゃないよ。
場所柄しょうがないんだよね。
シャンボルはやめて、ルイ・ジャドのピュリニー・モンラッシェ 1ERクリュ 1999をいただきます。
かなり黄金色の強い、照りの良いピュリニーでした。温度とともに味も香りも激変。溶け込み感もあり、パワフルでした。
お店のスタッフさんは、いろいろな癖のあるお客を軽快に捌いていて、さすがです。
混んでいても9時にはお客が入れ替わる傾向があるので、そのころを狙ってゆくのもよいかも。
自分も、他のお客さんから「あのオヤジ、うざいよね」といわれないよう、気をつけないと。
(初回訪問 201108)
銀座6丁目の電通通りに面したメジャーなワインバー。
店内はあまり広くなく、床がフローリングで声が反響するため、お客さんが満員になるとかなり賑やかな雰囲気になります。
同伴と思しきアブラギッシュなおじさんとちょい派手目の女性のカップルが3分の1、女子会・女性二人組といった感じのお客さんが3分の1、残りは普通のカップルという感じ。
がやがやしているので、男3人組のorveau一行もリラックスして放言三昧。
これはこれでよろしいかと。静かすぎると息が詰まってしまいますので。
グラスのシャンパーニュ1,680円で乾杯。ブラン・ド・ブランですっきりしたタイプ。
白は、Aシャヴィ ピュリニー・モンラッシェ 1ERクリュ 「レ・ピュセル」 2007 9,800円。
これはお買い得。そして、温度によって表情を大きく変える素晴らしい味わい。
ソムリエさんによれば、このワインは、温度低目で飲んだほうが引き締まっておいしい、ということでしたので、1杯目はセラーの温度でいただきましたが、その後クーラーに入れてもらい、冷えたところで出してもらいました。
冷えてくると、酸が際立ってシャープな印象に。いいワインでした。
赤は、アンヌ・グロ シャボール・ミュジニ 「コンブ・ドルヴォー」2003 18,900円。
火のヴィンテージのコンブ・ドルヴォーを見つけ、即注文。
これも素晴らしい状態で、ある程度熟成が進み、太った印象がなくなっていました。
端的においしく、時間によっていろいろな表情を見せてくれました。
お料理のほうは、おすすめコース5,250円のプリフィックスで十分。
シマアジのカルパッチョ、野菜の前菜、和風フォアグラ丼、ハタのポアレと頂きました。
しっかりした味付けでおいしくいただけます。
消費税は内税でサービス料10%です。
いろいろな評価がありえますが、orveauとしてはいいお店だと思います。