orveauさんのマイ★ベストレストラン 2011

orveau推参!

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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ベストレストラン2011は、行った回数の多いところを上位に入れました。
人気がありすぎて予約がとりにくいところは、いける回数が少ないので、あまり上位にいません。

自分としては気に入っているお店ばかりです。

マイ★ベストレストラン

1位

ゴブリン NISHIAZABU (乃木坂、六本木、表参道 / ダイニングバー、フレンチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/04訪問 2012/04/28

ゆったりワインバー

(再訪 201204)

遅い時間帯に、〆のワインをいただきに伺いました。
店内、適度にリラックスしていていい雰囲気です。

カウンターで、鬼塚さんに、イタリアンのビオを、と申しますと、

ラルコ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ2004

を出してくれました。
イタリアのブドウ品種でできていて、アマローネのような味と香りがある自然な作りということでした。
いただいてみると、ナチュラルに広がる味です。とても楽しめました。
今回は、自分が一番酔っ払いだったかも。


(再訪 201203)

相変わらずお世話になっているゴブリンですが、最近雰囲気が変わってきました。
ワインバーというより、カジュアルなダイニングバーという感じに。

ブルゴーニュワインも、オタク心をくすぐるものがリストから姿を消し、微妙な雰囲気に。
賑やかなのはいいのですが、ワインを一気飲みしている団体などがいて、ワインがかわいそうでした。

料理は相変わらずおいしいのですが…。


(再訪201111)

2011年の最多出場選手。
年初めのころから、ワインのリストも変化してきました。
ちょっと新しめのものが増えています。
おいしいビオワインがそろうので、楽しいです。

料理は相変わらず好調。

ただ、最近、店内で大騒ぎするお客と遭遇する頻度が高くなっており、それだけがマイナスポイントです。

(再訪2011.3)

初めて行ってとても楽しい雰囲気が気に行ってしまい、ここのところ何度もリピートしています。

今回は、4人組で行きました。
メンバーの一人がジャック・セロスのシャンパーニュを飲みたいということでしたので、狙い撃ちです。

ジャックセロスは、V.O、ロゼ、シュブスタンスの3種類がありましたが、シュブスタンスをいただきました。
酸化熟成のイメージもあるこのお酒、名酒の風格十分で、圧倒されました。
リラックスしているのに背筋が伸びるイメージです。

そのあとのワインは、当初の予定を変更して、ジスレーヌ・バルト シャンボール・ミュジニ 1ERクリュ「シャトロ」 04をいただきました。
まさに教科書に書いてあるようなシャンボルのワイン。薄い果実味にミネラル感、一見繊細でエレガントなのですが、実は背筋が伸びている、いい感じでした。

これですっかり調子が出てしまいました。

ただ、カウンターで煙草を吸っている人がおり、禁煙ではないのだということが分かり、少し残念でした。
テーブル席までは遠いので影響はありませんでしたが、隣で座られて、置き煙草されたらちょっといやだなーなどと考えました。


(初回訪問2011.2)
ここのところ、西麻布でワインを飲む頻度が高くなっているorveauです。

ゴブリンは、六本木から六本木通りで西麻布右折、最初の信号を左折して20メートルくらいいったところにあります。
1階の入り口のところに黒板が出ていましたので、すぐわかりました。
階段をあがってお店に入りますが、カウンターもテーブルもとても大きくてゆったりしています。
照明もちょうどよく、おしゃれなスペース。

電話で予約したときは、テーブルといっていたのですが、カウンターのほうが楽しそうだったので、カウンターに変更しました。

夜10時過ぎに到着しましたが、店内は、女性客が8割。皆さん、こだわりのお酒がありそうです。
とてもよい雰囲気です。

とりあえず、シャトー・ヌフ・デュ・パプ ブラン 2008 グラスを注文。こちらは、グラスワインがとても充実していて、グラスでは珍しい白でした。
グルナッシュブランのまったりした味が、妙に冬に合います。
グラスワインの量は、かなり多め。
これですと、ボトル1本から5~6杯くらいしかとれなそうです。

白ワインを飲みながら、ワインリストを拝見。
ブルゴーニュについては、かなり充実しています。

結局、大好きな、ジョルジュ・リニエ モレ・サン・ドニ 1ERクリュ 「クド・デ・ゾルム」2004 10,500円を飲むことに。
かなりお値ごろ感のある設定です。
これに対し、ジャック・フレデリック・ミュニエのニュイ・サン・ジョルジュ村名「クロ・デ・フーシェ」2006が17,600円でしたから、ジョルジュ・リニエのお値ごろ感が際立ちました。

お店の人によれば、仕入値の問題が大きいそうです。ジャック・フレデリック・ミュニエは、ここのところ、高値安定ということでした。

クロ・デ・ゾルムは、飲み頃に来ていました。
抜栓直後から、溶け込んだ熟成香がして、すばらしい仕上がりです。
色も、ボトルの奥が透けて見えるほど薄く、薄旨の雰囲気を出しています。
ゆったりした花の香りと土の香りで懐かしい雰囲気、よかったです。

お食事は、以下のものをいただきました。長崎県の唐津の素材を使ったものが多いのですが、それは、オーナーさんが唐津在住だそうで、唐津の食材にこだわりがあるからということでした。

ざる豆腐
オリーブオイルがかかっていて、白ワインに合います。

からすみのオイルスパゲティー

唐津産のからすみということです。
濃厚な味わいで、クロ・デ・ゾルムにあいます。

ニース風サラダ

玉子がおいしかったです。

魚のカルパッチョ

これまた、唐津で捕れる、カサゴのような魚のカルパッチョ。
うまみがあってすばらしいです。 

ぱっと見ミーハーなお店なのですが、料理はとてもおいしく、ワインも侮れない品揃え。
フレンドリーな接客とあいまって、すばらしい空間を演出しています。
奥には8人収容の個室もあるようなので、またお邪魔したいと思います。

  • ラルコ・ヴァルポリチェッラ

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2位

御料理 宮した (牛込神楽坂、飯田橋、神楽坂 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/12訪問 2014/01/03

気骨の和食

(201312再訪)

今回は、仕事関係の忘年会で伺いました。
ふぐを食わせろというオファーが多かったので、ふぐ尽くしの会です。

ふぐは、トップバッターの薄造りで昇天してしまいます。あとは、流れに乗って、唐揚げやら、焼きやら、そしてチリいって雑炊でフィニッシュ。
唐揚げや焼きには宮した独自の個性が発揮されていて、面白くかつおいしかった。

お酒の方は、生ビールで乾杯しようとしたら、いきなりのヒレ酒を所望する人がおり、初めから宴会モード。
あとは、自慢の日本酒をいろいろな種類いただきます。
あまりに美味しそうだったのか、ウーロン茶を飲んでいたメンバーまで、日本酒を飲むことになり、大変盛り上がりました。

ご機嫌になってお店を後にしました。

(201210再訪)

最近は一人で伺うことも多くなっています。
カウンターに、一人で来ている常連さんが何人かいます。
今日は私一人でカウンターを独占。

土瓶蒸しが最終コーナーで、フグが始まったというのでそれに食いつきます。

土瓶蒸し、フグ刺し、焼フグ、鰺の南蛮漬け、雑炊、フルーツと頂きます。

お酒のほうは、少々疲れ気味ということっで、生ビール、村裕、梅酒のソーダ割りと頂きます。

これで元気復活とあいなりますか。

(2011.07再訪)
神楽坂祭りの最中に伺いました。
カツオのお造り、鱧と松茸のお吸い物、鮎の塩焼き、そうめんといただきました。
どの料理も素材が素晴らしいです。
鮎は、焼きの最後に笹の葉を焼いていぶすのですが、ちょっとかけるだけという感じ。
やり過ぎるとくどくなるからだそうです。
松茸は季節外れに出てきたものだということでした。


(2011.5 再訪)
今回はおひとりさまで伺いました。

「おいしいところで」と注文したところ、凝りまくった前菜盛り合わせ、山菜、稚鮎、鱧のお吸い物といただいて、なんと、和牛サーロインステーキ。鉄板焼き屋さんのようにきちっと作ってくださいました。

お酒の方は、生ビールは1杯にして、南部美人、呼友、春鹿‥‥といただきました。やはり、日本料理には日本酒ですね。
通常、2合でダウンするのですが、今回は飲みすぎました。

それから、大将がブログ始めた、とのことで、さっそく拝見しました。
http://ameblo.jp/hiroten723/

相変わらず気合が入っています。
今回も、気骨の料理をいただいて、元気になりました。

(2011.3 再訪)

その後も一人では何度か伺っていたのですが、今回は会社の歓迎会でした。
ここのお店は、美味しい和食が食べられるということで特に女性に人気があります。

今回のお料理は、鯛のおかしらの煮つけをメインにしたコースでした。
野菜の先付け、前菜の盛り合わせ、お造り(鯛、初ガツオ、アオリイカ)、鯛のおかしらの煮つけ、鯛のお茶漬け、果物、デザートといただきました。

どの料理もしっかりした味付け(濃いのではありません)。
食べた後もたれません。

お酒は、生ビールで乾杯後、豊丕と呼友をいただき、とてもいい感じで会を終えることができました。

これで一人10,000円そこそこ。考えられない満足度です。


(2010.12 初回投稿)
会社の忘年会で伺いました。

ここの大将は、物腰の柔らかな紳士。とても優しい言葉遣いで話をしてくれますが、仕事に関してはとてもシビアな人だと思います。異様にきれいな厨房のステンレス、きれいに磨かれた鍋、ぎらぎらに輝く包丁などを見れば、仕事に対する並々ならないスタンスがわかります。

お話を聞いても、「われわれは、魚の命をもらっているのだから、それを無駄にするような食べ方をしてはならない。」といった明確なメッセージをもらえます。

ここのお店のびっくりするところは、だし汁のすごさ。おひたしと、炊き合わせと、味噌汁では、いずれも違うだし汁を使い、それぞれがびっくりするほどおいしいのです。宮したに来たら、汁物を楽しむのが最高です。


今回の料理は8,000円のふぐコース。
あんきものアミューズ、先付け、一人一皿のふぐ刺し、唐揚げ、ちり、雑炊、イチゴとストロベリーアイスのデザートでした。
唐揚げは、よく味の染みたやわらかい仕上がりでびっくりしました。ちりは、これまただし汁のきいたおいしいちり、びっくりです。

お酒は、はじめ生ビールで乾杯、そのあと、特別に取ってもらっていた名酒「呼友 純米大吟醸」を4合瓶でいただき、さらにひれ酒が飲みたい人はひれ酒をいただきました。呼友は、ナチュラルな味わいなのですが深みがあり、素晴らしいお酒でした。

和食でおいしいところに行こうとすると、恐ろしく高いのが定番ですが、ここは、リーズナブルな値段で楽しめます。

季節ごとに来たいお店です。

  • ふぐ刺し

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3位

モンブスケ (恵比寿、代官山 / フレンチ、ワインバー)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/08訪問 2018/08/07

悲報 モンブスケ閉店です。

(再訪201503)
急に行きたくなって、2日連続で訪問。
コース料理に赤 アンヌ・グロのミネルヴォア、赤 ジャンラフェのクロ・ド・ラ・ロシュ2001、白ボノー・ド・マルトレのコルトン・シャルルマーニュ1997をいただきます。いい眺めなのでつい写真を撮ってしまいました。オールスターで楽しめます。こちらのコースのスペシャリテは、前菜の中のタラバガニのキッシュ。はじめに、食べてしまいます。
注意すべきは、パンの食べ過ぎ。美味しいのでついつい食べてしまいますが、食べ過ぎるとメインまでたどり着けません。

次の日は、泡が飲みたいと申しますと、マダムがポル・ロジェのブラン・ブラン2002を勧めてくれました。熟成感のある角の取れたすばらしい味。赤は、ミシェル・グロのニュイ・サン・ジョルジュ村名2007。9,000円は酒屋より安いです。さらにムルソー1er1997。ゆったりして店を出ます。

(再訪201408)
今回は、カウンターで。料理は定番のコース。本日のメインは、アンヌ・グロのヴォーヌ・ロマネ 「レ・バロー」08。大好きなアンヌ・グロですが、最近価格高騰が著しく、昆布泥棒など2万円超えのお店が多くておいそれと飲めなくなってきました。こちらは、ヴォーヌ・ロマネらしく鮮やかなカラー映像のイメージで素晴らしい一本。

(再訪201312)

2013年は、いろいろあったモンブスケ。がんばって来ました。
今回は、カウンターで孤独のグルメ状態。
テーブル席は満席、おしゃれなカップルが静かにワインを楽しんでいます。

ポール・バラのシャンパーニュをいただきながら、今夜は、ムーラン・ナヴァン2002 6500円をいただきます。最近はボージョレのビオワインも好きです。これも熟成感があって素敵な景色。ガメイといっても侮れません。

食事の方は、アラカルトで、カボチャのスープ、オニオングラタンスープ、ヒラスズキのポワレといういい加減な注文。好きなものだけいただくのは最高ですね。味の方はやさしくて疲れた胃に嬉しい。
結局、エンジンがかかってしまい、ボトルを
あけた後もグラスワインいただき過ぎてしまいました。


(再訪201211)

今回は4人で伺いました。
orveau一行以外は、カップルばかり。ごめんね。

予約時に、4200円のコースでお願いします。
相変わらず、ズワイガニのキッシュはおいしいです。

今回のワインは、
1 フィリップ・パカレのボージョレ 2012 透明感のある味わいでいい感じ。いわゆる季節ものです。
2 アンヌ・グロの ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 白 2007 溶け込み感があって素晴らしくおいしかった。同行者が感動していました。
3 ミシェル・マニアンのシャルム・シャンベルタン 2004 コスパ抜群のグランクリュ。飲みごろ到来で、郷愁の風味にうっとり。同行者も、グラン・クリュの醍醐味にしびれていました。
4 エグリ・ウーリエのピノムニエ100%もの。今回は〆泡。しっかりした味ですっかり出来上がります。

これで一人15,000円。コスパ最高でした。


(再訪201202)

久しぶりに2次会づかいで伺いました。
週初めだというのに、ほぼ満席。スタッフさんも1人増員して、ますます充実しています。
ワインリストは、相変わらず充実。
こちらのリストの良いところは、適度な入れ替わりがあるところ。
常に新たな刺激があります。
今回は、ルフレーブのマコン・ヴェルジェ09と、ジャン・ラフェの01モレ・サン・ドニ村名をいただきました。
相変わらずのワンパターン。もっとも、マコンはこれまでの07の方が濃い感じだったかな。そして、ジャン・ラフェはこれが最後だということでした。01はジャン・ラフェのラスト・ヴィンテージ。この後ジェラール・ラフェに代わってガクっと評価が下がりました。復活はあるか…。
ミシュランのプチ・ターブルにも掲載されて、ますます好調になってきました。

それから、このお店に対する評価について少々。
モンブスケは、万人受けするお店ではありません。
ワインに興味がない人や、ワインが好きでない人が食事をしに行っても全然楽しくないはずです。料理だって、ワインと合わせて初めてその持ち味を発揮するものばかりなので、ワインが楽しめなければ、料理もおいしくないはず。
逆に、私のようにブルゴーニュの村名やプルミエクリュクラスのワインが好きな人は、このお店のワインリストを見たら感動します。そして、週3回ワインを飲みたい人としては少量の料理でいただけるところがうれしい、ここも店内禁煙と相まってニーズにジャストミート。だから、自分の主観的な感想・意見を書くべき食べログでは、5点になるんです。
ビールで乾杯して芋焼酎とか日本酒が欲しい人を連れてきてしまったら、ストレスがたまると思うし、不愉快だと思います。
ここで、モンブスケが妥協しないのも好き。オープン直後の苦しい時期からよくめげずにやっている、という感じです。

それから、そこそこ以上のクラスのワインは個性を楽しむ飲み物で、人の好みが千差万別のため、地域・ブドウ品種等で限定をしない「お勧め」は本来できないものだと思います。そういう場合は、グラスでいくつか飲んでみて、気に入ったものを飲んでいくのがよいのではないかと思います。1本頼んでから、「しまった!」では、ワインも財布もかわいそうです。


(再訪201110)

オフィスの歓迎会で8人で押しかけました。
一緒に食事してたグループの方、ごめんなさい。

料理はコース4,200円できまり。ワインはいろいろいただきましたが、印象深かったのは以下の3本でした。
1 ペロミノのACブルロゼ2008 6,000円。深みのある味わいでした。ロゼなのにペロミノさんの味でした。
2 ミシェル・マニアンのモレ・サン・ドニ1ERクリュ「ミランド」2004 12,000円。1級ならではの透明感とパンチ力。高級な味がしました。
3 ルフレーブのマコン・ヴェルジェ2007 7,000円。今回の〆白。やはりルフレーブの味がしました。これはおもしろいです。

マニア心をくすぐるワインが少しずつ入ってきます。
一人1本近く飲んで、1万円ちょい。CPもなかなかです。


(再訪201106)

最近、人気が沸騰してきて金曜日などは満席になることが多くなったモンブスケ。
活気が出てきました。

今回は食事もしてブルも飲もうとまいりました。

1 グラスのシャンパーニュ
これを飲みながら、メニューとワインリストを見比べ、あーだ・こーだいうのが至福の時間です。

2 ミッシェル・マニアン モレ・サン・ドニ 2000
マダムによれば、1ERクリュの畑2つからとれる葡萄を使って作っているのだそうで。
樽香が溶け込んで、ホント高級な香りと熟成感のあるおいしさがあります。きれいに掃除されたバラ園を散歩しているような気分になります。
これで10,000円はコスパ最高。

3 アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー 「ラ・コンブ・ドルヴォー」 2008
ミッシェル・マニアンを飲んでエンジンがかかってしまい、途中からorveauが愛してやまないコンブ・ドルヴォーも並行していただくことに。
初めての08です。07が結構いい年で硬かったこともあり、警戒していましたが、08はすでに飲める状態でした。
シラーのようなスパイシーな香りと、つぶしたイチゴの味。抜栓直後は平板な感じだったのが、時間とともに肉厚になってきます。
マダムによれば、スパイシーな香りは、茎に由来しているのではないか、ということでした。
イメージとしては、板野友美という感じかな。

すっかり酔ってハッピーになってしまいました。


(更新・再訪201101)
食事をしながらの打合せの後、どうしてもピノが飲みたくなって1人寄りました。

店内は、orveau以外にカップルと3人組の男女。静かにボトルワインを楽しんでいます。

ワインリストのお勧めワインのところに、ミシェル・グロの村名ニュイ・サン・ジョルジュ2006(8,000円)を発見、注文しました。

黒系果実の若々しい香りが立ち上がり、しっかりした味わいです。
溶け込み感はまだまだですが、十分においしく飲める状態になっています。

抜栓からだんだん開いていっておいしくなりました。

あとは、チーズとフルーツその他を頂きました。

店内の照明は、若干明るめ。これは、ワインの色を見るには有用です。薄暗いと雰囲気は出ますが、ワインの色が見にくくなります。

今回はカウンターに座りましたので、大将やマダムといろいろワインの話ができました。
二人とも、ブルゴーニュワインが大好きなうえとても詳しいので、ついつい、話が弾んでしまいます。

お店の奥には小さな本棚があり、ワイナート、ワイン王国、リアルワインガイドといったワイン雑誌が置いてあります。
orveauのオフィスにも同じようにそれらの雑誌が並んでいますので、とても親近感があります。
ちょっと生活感があるところが、リラックスできて好きですね。

次は主菜も食べますので。


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(初回投稿)
今度は、仕事の後、職場の同僚3人できました。8時30分からスタート、中3日で登板です。
店内は、私たち以外にお客さん3組、女性中心でした。

このお店のワインリストは、ブルゴーニュ中心にお手ごろ価格のものからグランクリュ、さらにはシャトーマルゴーやオーブリオンまであり、中でも、ブルゴーニュの村名クラス、1ERクリュクラスが充実しているのがすばらしいです。

飲んだのは以下の3種類。
1 グラスで泡 
 ブラン・ド・ブランのシャンパーニュですっきり。

2 白  オリビエ・ルフレーブ ピュリニ-・モンラッシェ 2006   
 適度な樽と洗練されたミネラル、メジャー感あふれる1本でした。これで9,000円はお値ごろ感抜群。

3 赤  ジャック・フレデリック・ムニエ ニュイ・サン・ジョルジュ 1ERクリュ クロ・ド・ラ・マレシャル 2006
 飲みたいものがたくさんあって迷いましたが、マダムのアドバイスでこれに決定。
最近値段がはねあがって手が出しにくくなっている作り手さんです。
普段飲むならこのマレシャルが上限と言う感じ、シャンボルは高嶺の花、レザムルーズやミュジニーは天空のかなたですね。
スミレの花の香りでスタート、ニュイ・サン・ジョルジュなのに静かな雰囲気の味、堪能いたしました。
06も溶け込んだ味わいで今なら十分に飲めます。


料理は、各人がアラカルトで好きなものを2~3品いただきました。

私は、かぼちゃのスープと、鯵のカルパッチョと、ズワイガニのキッシュという3品を注文。

どの料理も可愛らしい味わいで「俺が俺が」と張り出してきません。もちろん、ワインとの相性もばっちり。
たくさん食べなくていいので、おなかがもたれません。毎回フルコースではからだが持ちませんので、ここのメニューは最高です。

今年中にもう一度は行きたいと思っています。


  • 左アンヌ・グロ、右ミッシェル・マニアン
  • 今夜は特別。孤独のグルメLIVE。
  • アンヌ・グロ ヴォーヌロマネ「レ・バロー」2008

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4位

ラ ニュイ ブランシュ (銀座、日比谷、内幸町 / ワインバー、イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/02訪問 2012/04/06

おしゃれな?ワインバー

(再訪201204)
遅めの夕食で伺いました。
最近は、女性のお客さんが多くなったそうです。今回も女性率5割弱。

今回は、大将おすすめの05ミレジメのブラン・ド・ブラン、モルゴン09のビオ、ルイ・ラトウールのピュリニー1ER2000、JFミュニュレのクロ・ド・ラ・マレシャル2004、クロ・ナポレオンと頂きました。

マレシャルのファーストヴィンテージは、はや8年。素晴らしい落着きになっています。
これまた落ち着いてきたピュリニー00も角が取れていい感じ。

料理も相変わらずおいしくて、やはり、ニュイ・ブランシシュは好きなお店です。

(再訪201111)
使い勝手が良いので、ちょこちょこうかがっています。
大将にビオワインを教わって以来、ビオワインの楽しさを知りました。
今回も、モルゴン、ピュリニー・モンラッシェ2007、ギスレーヌ・バルトのシャンボルと頂きました。
お客さんの女性割合が高く、いい雰囲気でした。


(再訪201106)
今回は、早めの時間帯で軽く食事もしました。
4人で伺って、シャンパーニュはガティノワ・グランクリュ、赤はジャック・フレデリック・ミュニュエ ニュイ・サン・ジョルジュ「クロ・デ・フルシェ」2006をいただきました。

ガティノワは黒ブドウ割合が高く、ロゼシャンパンのような色。香り高くしっかりした味わい。ちょっと高級なガティノワです。
クロ・デ・フルシェは、とてもコンディションのよいボトルでした。
料理は野菜料理を中心に4品。

これで1人ちょうど1万円。コスパもいいです。

なお、この日は、お客さんの男女割合が5対5。いい雰囲気でした。
お店として安定している雰囲気がありました。


(更新投稿・2011年2月)
仕事が9時に終わって、残業飯を食べることに。
9時を回るとアルコール中心のお店しかなくなってきます。
こんなとき、ニュイ・ブランシュだと、しっかり食べられます。

9時20分入店。90パーセントの入り。
相変わらず男性比率が著しく高く、女性客は2人だけ。
野太い声で、がやがやしています。でも、聞こえてくるのはワインの話。こんな雰囲気も悪くはありません。

今回は、大将一押しボージョレのビオワインを飲みながら、食事(焼野菜、燻製チーズ焼、鹿のラグーパスタ)を頂きました。
2人で15,000円、ちょうどいい感じです。

ボージョレのビオワインは、とてもおいしいです。
ガメイというだけで馬鹿にする人もいるのですが、きちんと作りこまれたビオデナミのワインは、とても複雑でおいしい味がします。
「今日も、空いててよかったー。」
という感じです。


(初回投稿・2010年12月)

ニュイ・ブランシュは、残業飯から接待まで対応できるワインバー。

雑居ビルの地下1階にあって隣がカラオケスナック。この前行ったとき、そこのママとおぼしき人からお客と間違われて声をかけられたことがあります。愛嬌のあるロケーションです。

店の内装は、照明が落とされていてとてもおしゃれ。お客さんのいない店内を見ればデートスポットとして最適です。暗くて写真がうまく撮れません。

こんなところにオヤジ達が大勢たむろしていてはいけないと思うのですが、満員に近い感じでお客さんが入ると、オヤジ割合が高いです。自分がオヤジそのものなので、全く文句を言えた義理ではありません。自分も含めて、ワインの楽しさを知ってしまったオヤジが増えていることを実感します。

このお店のワインリストは、充実しています。

品揃えはフランス中心ですが、シャンパーニュ・ブルゴーニュ・ボルドーだけでなく、ロワールやプロバンスといった日本ではまだまだなじみの薄い地域も広くカバーしています。値段は、ワインバーで飲む場合の標準的な価格だと思います。安くてうまいものから、15万円のルーミエ・レザムルーズまでオンリストされています。

最近一部のマニアの間でブームになっている、南仏のビオワインについても、大将(オーナーソムリエ、というより大将と言うイメージの人です)に聞くと、「南仏は湿度が少なくて風が強いから、農薬は使わなくても葡萄が育つんですよ。」と明確なコメント。さすがです。

料理は、しっかりした味でどれもおいしく、ワインにもよくあいます。

今回は、男性4人、女性2人の6人でテーブル席に。他のお客さんも、女性比率が普段より高い感じでした。

ワインは以下の4本。どれもすばらしかった。

1 泡 ガティノワ NV 
10,000円前後 黒ブドウの割合が高く、ロゼシャンパンのような色のしっかりした味わい。乾杯をしたら、ワインクーラーから出して温度変化にともなう風味の変化を楽しみます。

2 白 ラルー サントーバン1ERクリュ 2004 
10,000円以内とコストパフォーマンスが高いので、これに決定。落ち着いたシャルドネ。熟成も進んで溶け込んでいます。

3 赤 オーレリアンヴェルデ ブルゴーニュ・オート・コート・ドニュイ 2006 
ブラインドで飲んだら、ちょっといい感じのニユイ・サン・ジョルジュ村名と間違いそうなおいしさ。これで7,000円前後というのは信じられません。大将一押しのブルゴーニュです。06もグレートヴィンテージでない分、飲み頃感があります。

4 赤 ドメーヌ・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ1ERクリュ フォレ・サン・ジョルジュ 1999
名手のグレートヴインテージのビオワイン。まだまだ若くてパワフル、濃厚で複雑な表情を見せてくれる名作でした。


食事は、大皿をシェアする形で、焼き野菜、魚介のカルパッチョ、パスタなどを楽しみました。

料理がおいしく、ワインもそのときの気分に応じて、気軽系から気合系までそろっているので、登板回数の多くなるお店です。


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5位

バロン オークラ (虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木一丁目 / ワインバー、バー、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/10訪問 2015/10/07

極楽浄土のワインバー

(201510再訪)
本館取り壊しに伴うリニューアル後、初めてうかがいました。
今までバロンがあったところが、ベルエポック/バロンになり、今までベルエポックだったところが桃花林になりました。
ベルエポック専用のスペースは、平場の6テーブル。バロンは、もともとあったロマネコンティの個室と新たに加わった2テーブルの個室になります。
これは、フレンチのフルコースを食べている隣で、焼きそばをいただくのはどうかという配慮によるものだそうです。
もっとも、ベルエポックのお客さんが個室を希望した場合はそちらが埋まってしまうとのこと。
バロン利用の場合は、必然的に個室料金がかかることになり、少々今までよりお高くなります。

今回は、ゴッセのセレブリス・ロゼ1998をいただきます。キラキラピンクのエチケットが接待を盛り上げます。
味は熟成感のあるおいしいもの。
バロン、健在です。

(201506再訪)
ホテルオークラ本館建替えに伴い、2015年6月末でいったんクローズし、9月にベルエポック/バロンとなるのだそうで。
今の営業形態はこれで最後ということで記念に伺いました。
株主総会後の打ち上げもてつだってか、かつてないにぎわいです。電話も鳴りっぱなし。
遅い時間になると、落ち着いてきて、なじみのお客がクローズを惜しんで記念のワインを飲みに来ています。
ちらっと見えたものだけでも、ヴォギュエのシャンボル1ERやら、シュヴァルブランやら。

今回は、江川ソムリエの接客もあり、思い出に残るお酒をいただきます。
1 泡は、ペリエ・ジュエのジョセフィーニュ2004 ベルエポックより熟成感のある味わい。バブリーでカラフルなボトルプリントがいい眺めです。
2 赤は、DRC エシェゾー2002 口に入れた途端に左右に広がる味わいと久しぶりのDRCの香り。ラグビーの、完璧なラインができたパス攻撃です。江川さんのおすすめで、鴨のレバーをつまみに頂きます。うーん、塩辛をなめながら日本酒を飲んでいるような、矢代亜紀が聞こえてきそうな雰囲気になりました。
3 我慢できず、白も。ルフレーヴのシュヴァリエ・モンラッシェ2001 こちらは口に入れた途端に縦に延びるロングパス。パワフルさが尋常でありません。

営業再開後も、これまでのような極楽浄土が味わえますように。

(201312再訪)

今回は、ゆったり会食をしました。
料理は、ロースとヒレの塩釜焼をメインに、中華フレンチごちゃ混ぜメニューでバロンならでは。どれもワインとよりそいます。

ワインのほうは、気分に合わせて…今回は、王道の気分でした。
1 ドラモット ブリュット NV 乾杯はこれでしょ。
2 ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ村名2002 熟成感がでてきて素晴らしい世界観が。
3 ミシェル・グロのヴォーヌ・ロマネ1er「オーブリュレ」 2001 これも飲みごろジャストミート。立ち上がる花の香りにうっとり。ところが、同行者は、後のボルドー・ポイヤックの方が好きだと…
4 ピション・ラランド 2003 とても飲みやすいピション・ラランドでした。緑っぽいかおりから動物的な香りから、複雑な香りと味わいで、同行者の間では本日の人気№1でした。
5 この後はグラスでいろいろと。シュバル・ブランやら、ジャクソンのシャンパンやら。

一同、楽しみました。
バロンで仲良くなったソムリエさん達は、オークラの他のレストランに異動しても、それぞれの場所で親切にしてくれるので、ついついオークラにはまってしまいます。


(201210再訪)
バロンでは、最近極楽浄土系ワイン会がたびたび開催されています。
今回もその一つ。
ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ06通し六連発企画です。

クラヴォアヨン、コンベット、フォラティエール、ピュセルのプルミエ・クリュ4杯(各100ml)と、バタール・モンラッシェ、シュバリエ・モンラッシェのグラン・クリュ2杯という豪華な顔ぶれ。

午後6時抜栓で、午後8時からいただきます。
抜栓直後にありがちな酸が暴れている雰囲気は皆無、状態は最高です。
クラヴォアヨンとコンベットは親しみやすい感じ、フォラティエールとピュセルはたたずまいに雰囲気があって鋭さがある感じ。
バタールは、鉈のような重量感、シュバリエは研ぎ澄まされたサーベル。

食べ物のほうは、生ザーサイ、温野菜、真鯛のポアレピュリニー・モンラッシェソース添えをいただきます。いい感じでマリアージュします。

6杯では到底足りず、単品でシュバリエ・モンラッシェと、ビエンブニュ・バタール・モンラッシェ06を1杯ずついただきます。

今回は、陽気に酔っぱらうというよりも目がさえてくる感じでした。

(201207再訪)
結構来ているのにレビューはサボっていました。
今回は、ブルゴーニュワインの楽しさを知ってもらう企画。6人の団体さんの2次会使いで個室も取らずに押しかけました。
ほかのお客さんごめんなさい。
お店に到着すると、伝説のソムリエ、江川和彦氏がバロンオークラに戻っていました。

1 まずは、ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ 1ERクリュ「ピュセル」2001 34,650円
  さすがシャルドネの王道。プルミエクリュの最高峰。メジャーでミーハーな雰囲気で楽しめます。

2 〆は、だれでもおいしく飲める、アルマン・ルソーのシャルム・シャンベルタン 2003 26,250円

  みなさん、はまってくれたかな。


(2011.5再訪)
地震の影響で、2011年4月中クローズしていたバロン。
5月からは、日・祝以外は営業するということです。
今回は、ホテル・オークラの金券がいろいろなルートから集まったので、ちょっと強気な極楽浄土を、と伺いました。

1 はじめは、グラスで、ブシャール コルトン・シャルルマーニユ 2005。
王者の白。少し冷え気味だったので、シャンパーニュもいただきます。
温度が上がってくると圧倒的な力を感じます。

2 いつものドラモット ブラン・ド・ブラン

3 DRC リシュブル 2004
江川さんによると、リシュブルの04がとてもいいそうで。
確かに抜栓直後からフローラル系香水の香りがドカッときます。
とはいえ、あまりぶっ飛んでいないのがオフヴィンテージ04のいいところ、という感じ。

4 ルフレーブ バタール・モンラッシェ 2005
モンラッシェ系のグランクリュは飲んだことがなかったので、どれがいいでしょう、と聞いたら、バタール・モンラッシェと答えてくださいました。素晴らしいコンディションで、村名クラスにはないパワフルさがあります。

5 最後は、希望者のみ、ウニコ 1999~グラス
わかりやすい真打という感じ。
興奮してしまいました。

料理の方は、温野菜、フカヒレのステーキ、ラタトウイユ、いろいろ野菜の炒め、イセエビの炒め物と、何の節操もなく中・仏混合でいただきました。

今夜もトリップしてしまいました。


(初回投稿)
言わずと知れた日本有数のワインバーです。

種類・クオリティともに圧倒的なワインリスト。読むだけで30分はかかります。
料理は、フレンチと中華の双方から好きなように選べます。
ワインに合わせて味付けをしているようで、何を食べてもワインに合います。
ビシソワーズを飲んで、フカヒレの姿煮を食べて、牛ロースの塩釜焼を食べて、餃子を食べる、というような不謹慎な頼み方もできます。

今回は、失礼ながら2次会使い。男3人女1人でお邪魔しました。

このメンバーでは久しぶりのバロンなのでついついタガが緩んでしまいました。
飲んだのは以下の3本。

1 ドラモット NV
きりっとおいしいシャンパーニュ。バロンでの定番です。

2 アルマン・ルソー シャンベルタン 2000 
香りを嗅いだとたんに王者降臨。圧倒的な存在感なのに、飲み口軽快。そこそこ熟成も進み、素晴らしい状態でした。

3 アルベール・グリボー ムルソー 1ERクリュ クロ・デ・ペリエール 1998 
熟成して味が溶け込み、とろっとしたすばらしいムルソーでした。


なんでも受け入れてくれるのがバロンオークラ。まさにお殿様状態です。
それだけに、自分を律しないと‥‥。

今回も極楽浄土のような時間を過ごすことができました。


  • 06ルフレーブ6連発

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6位

ウタカタ (六本木、乃木坂、広尾 / フレンチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/11訪問 2013/11/30

オールドヴィンテージのワインバー

(再訪201311)

しょっちゅう伺うことはできませんが、たまに飛びたくなると吸い込まれます。
今回は1983通しで二本。他のお店では飲めないピュリニー.モンラッシェ1級と
ニュイ.サン.ジョルジュ。やっぱりワインはやめられない…。


(再訪201210)

ちょっとしたお祝いで伺います。
今回は、ジョセフ・ドルーアンの名作、ボーヌ・1ERクリュ「クロ・デ・ムーシュ」の紅白飲み。
白は1999、赤は1985です。

白は、金色で照りが異様にきれい。抜栓直後は、酸化熟成の匂い、それが3分でなくなり、とても芳醇な香りに。
赤は、全く劣化が始まっておらず、抜栓から時間が経つにつれて刻々と表情を変えてゆきます。

パンにつけるオリーブオイルに硫黄香のある岩塩が溶かし込んであって、まるで卵。とてもおもしろかったです。

思わず微笑んでしまう紅白ワインでした。

(再訪201203)
今度は熟成ブルを、ということで伺いました。吉田さんお任せでいただきました。

赤 ニュイ・サン・ジョルジュ1ERクリュ 1976

葉巻の香りが出なければニュイ・サンではない、という吉田さんの格言。
このお酒は、全然レンガ色が入っていません。
抜栓してから、急速に焦点があってゆきます。葉巻の香りと若々しい飲み口。魅了されました。

白 シャサーニュ・モンラッシェ1ERクリュ 1978

琥珀色のシャルドネ。酸化熟成のイメージはありません。素晴らしい仕上がりです。

やはり飲み過ぎてしまいました。

(再訪 2011.7)
うたかたに連れて行けという要望が多かったので、また伺いました。
今回はお食事も。ワイン入門の人にわかりやすいものをとお願いしました。
でいただいたのが、グラスのシャンパーニュに引き続き、

ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ 1ERクリュ「クラヴァイヨン」 2000と1992のボンヌ・マール。

相変わらず状態は完璧。ピュリニーの方は、飲み頃の少し高めの温度でのサーブ。さすがです。熟成感もあり、酸もあり、華やかさもありで王道を行っています。

ボンヌ・マールは、吉田さんのお勧めで。いままで、ボンヌ・マールでは飲み頃にジャストミートしたことがなかったのですが、これはぴったりでした。
少し弱い年ということで、飲み頃が早く来たということです。深い香りと飲んだときに空間を感じる味わい。
これなら、今回のお客さんもワインを好きになってくれるでしょう。

(再訪 2011.3)
前回、あまりに感動したので、またお邪魔しました。

今回は、打ち上げの二次会使いで失礼しました。
テンションが上がっていたので、ジャック・フレデリック・ミュニュエ ミュジニー 86をいただいてしまいました。

相変わらずコンディション抜群、すごいです。
まさに台風の目。静かな味わいを取り巻く狂気に似たパワー。
そして誰が飲んでもおいしいと感じる果実味。

すごすぎです。


(初回投稿2011.3)
食べログで評判のワインバーにチャレンジしてみました。

おしゃれなビルの5階ですが、入口の看板にはワイングラスしか書いていないので、「ウタカタ」かどうかわかりません。隠れ家の演出が万全です。

店内はおしゃれな日本仕様。
カウンター、テーブル、ソファー席とそろっています。

お客さんは、orveau以外にひと組だけ。
芸能プロダクションの遊び人の社用族おじさんのような人とウオーター系女性のカップル。
西麻布ならではです。

食事は、一人5,000円でおいしいものを少しずついただけます。
面白いメニューだと思いました。
ホワイトアスパラのサラダ、ホタルイカのパスタ、鴨のグリル、和牛のシチューご飯付きといただきました。
どれもしっかりした味付けなのですがワインとの相性を考慮してか極端な味はしません。

グラスシャンパーニュで乾杯。初めて飲むレコルタンのグラスでした。

ワインリストは、オールドヴィンテージのワイン満載でとても充実しています。
安いのはあまりないので、このお店に来たら、最低でも1人2万円は覚悟しましょう。

赤ワインは、ソムリエさんに相談して、結局
ジョセフ・ドルーアン シャンボール・ミュジニ村名1970をいただきました。

大阪万博の時のワインです。
なのに、レンガのニュアンスなし。びっくりしました。
口あけ直後からおいしく飲め、しかも時間がたつと焦点があってくる恐ろしいワインでした。
とても村名とは思えません。
複雑な甘い香りでスタート、香水のようなシャンボルで嗅いだ事のないような香りを放ち、時間がたっても落ちません。
素晴らしい保存状態に拍手です。

これでエンジンがかかってしまい、ルフレーブ ピユリニー・モンランッシェ村名1979をいただきました。
今度はディスコブームの真っ最中のころのワイン。

かなり枯れたイメージもあり、ブラインドでいただいたら、なんてこたえていただろうと思います。

とても長いスパンの時間軸でワインを見ることができました。

  • ジョセフ・ドルーアン ボーヌ1er「クロ・デ・ムーシュ」99白、85赤
  • 中身はソゼ
  • ルロワに買収されて今はないドメーヌだそうで

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7位

広東料理 センス (三越前、新日本橋、日本橋 / 中華料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999

2011/02訪問 2011/02/09

親分になった気分の中華

きわめて評判が高く、ぷらっと行こうと思ってもなかなか行けない中華。

豪華なマンダリンオリエンタルホテルの象徴とも言えるお店。正面に東京スカイツリーが見える抜群の眺望、きちんとした接客、上品でおいしい料理、そして、煩悩を刺激するワインリスト。小人数で食事会をするとき、全員が行きたいお店ナンバーワンにあげる人気店です。

ここの個室は、なかなか予約できませんが、取れれば最高です。左に東京スカイツリー、右にレインボーブリッジを見ながら、北京ダックをお店の人に巻いてもらって、モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュの「クロ・ソルベ」やローザン・セグラなどのワインを傾ける‥‥親分になった気分です。1万円を超える室料を払ってもあまりある満足度です。たまにはいいよね、そんな極楽浄土も。

今回は、夜の個室が予約できなかったため、取り敢えずお昼にダイニングで会食しました。

ダイニングの方も、お客さんのざわざわ感がすばらしいと思います。
ちょっと盗み酒をして、タヴェル・ロゼグラス1,300円と、ピュリニー・モンラッシェ07プルミエ・クリュグラス3,500円を頂きました。
昼のロゼは、最高です。ピュリニーの方は、はじめていただく作り手でしたが、樽を効かせた濃厚な味わいながら、繊細な酸がニューワールドとの一線を画するすばらしい味でした。

料理の方は、一番安い、5周年特別ランチ(飲茶のランチコース)3,800円をいただきました。
これでも満腹。十分です。
あっさりしていながら印象的な味、数え切れないほどの品数、すばらしいです。

お店の人も、orveauが前回何を飲んで何を食べたか、完全に把握していて、注文しそうなものを予測してメニューを見せてくれます。すごいことです。

3月になったら、夜・再挑戦しようと思います。

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8位

ブルーストーン (表参道、外苑前、乃木坂 / ヨーロッパ料理、ビアバー、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.2

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2013/08訪問 2013/11/13

路線変更したリラックス系のバー

(再訪201308)
お店の経営がかわったと聞いて初めて来てみました。

内装もオーディオ装置も変わりませんが、特にお酒のメニューが大幅変更。
フルーツカクテルのメニューは姿を消し、ビールがメインに。
そして、ワインも、ブドウ品種で選ぶ1杯700円のものに。

シュナンブラン700円をいただきます。グラスは小さなもの。味は悪くありませんが、それを目当てにくることはありません。

一気にカジュアルな路線に変更されていました。

液晶テレビが設置され、そのそばにDVDだかブルーレイの装置が置かれています。
自慢のマッキントッシュへの音の方の接続は、そこから3メートル程度のアナログ接続。
恐ろしくいい音から、ふつーのBGMになっていました。

身近なのはいいけど、少々残念でした。


(初回訪問201107)
ブルーノート東京から青山墓地方面に少し行ったところの裏路地にある隠れ家バー。

行き止まりの路地に面した路面店です。
近くを散歩していてお店を発見、飛び込みました。
店の前まで行ってしまえば前面がガラス張りなので入りにくさはありません。

店内はカウンター約10席、あとは、ソファー席でゆったりしています。
貸切でパーティーなどをしたらリラックスできそうな雰囲気。

びっくりするのが高級オーディオ。マッキントッシュのアンプにデンマーク製のポッドスピーカーズで、恐ろしくいい音を鳴らしています。ボリュームは絞っていますが、音の広がりが違います。オーナーの趣味なんだそうで。

バーテンダー(マネージャー)の萩原さんは、とても丁寧な接客の人。
お店の売りは、フルーツカクテルだということで、それをいただくことに。

パッションフルーツとバカルディ・ホワイトのショートカクテル 1,300円
グレープフルーツとハバナクラブ7年のショートカクテル 1,300円
チャージ500円、内税、サービス料なしで3,100円の明朗会計。

どちらもおいしかったです。
ベースがハバナクラブ7年ですと、さすがに高級な味になります。

なかなかいい空間をもったバーです。

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9位

よしの (乃木坂、六本木、表参道 / バー、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2011/05訪問 2011/06/15

焚火の匂いのバー

(再訪201106)
その後何度かうかがっております。

テーゼが満員でも、こちらは入れることが多く、スタッフさんにも覚えてもらって居心地が良くなってきました。
ワインの趣味も把握してもらって、かゆいところに手が届くサービスになっています。


(初回投稿201105)
名店バー、テーゼの姉妹店。テーゼの隣にあります。

入口も隣です。エントランス前に薪が積んであります。

店内、極めて雰囲気があります。男同士、女同士だと少しきついかも。仮に恋人同士でなくても男女ペアで伺いたいところです。
そして、暖炉では先ほどの薪が燃えていて、焚火の匂いがします。このにおいをかぐのは何十年ぶりでしょうか。

相変わらず、スタートはフルーツカクテルで。
今回はパッションフルーツとラム酒のカクテルをいただきました。
とても相性がよく、素晴らしいスターターです。

食事もテーゼとほぼ共通です。
今回は、ソーセージの盛り合わせとマルゲリータのピッツアをいただきました。
どちらもさりげなくおいしいです。
そして、ワインについては赤ワインが充実していたので、ジャン・ラフェのジュブレイ・シャンベルタン村名2001 11,500円をいただきました。

ジャンラフェは、とても保存状態がよく、フレッシュな感じの薄うま系。お値ごろ感十分です。
抜栓10分で本領を発揮します。

ジャンラフェがなくなったら、是非、ジョルジュ・リニエのモレ・サン・ドニ村名か1ERクリュの「クロ・デ・ゾルム」を入れてくれたらいいなあと思います。ヴィンテージは00、01、04、07あたりですと楽しめると思います。

なんだかんだいいながら、ゆったり・まったりしてしまいました。
こちらも侮れませんよ。

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10位

コットンクラブ (東京、二重橋前、有楽町 / レストラン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2012/11訪問 2012/11/09

贅沢ライブ

(201211再訪)

久しぶりにコットンクラブに来ました。
やはり、こちらは、東京に3つあるライブレストラン(ビルボード、ブルーノート)の中で一番音がいいです。
また、4人ボックスからステージまでの距離が近くてすばらしいっす。

そして福地ソムリエによるサービス。
安定感があります。

今回は、ゴッセの中級モデルとロゼワインを1本ずついただいて、軽い食事をしました。

ワイン+ファンクで今日も官能直撃です。

(201111初回投稿)

東京駅丸の内南口、旧東京中央郵便局の裏の東京ビル(TOKIA)2階にある、ライブレストラン。

ブルーノート東京と同じ経営。
オフィス街からの足回りがよいだけでなく、適度な狭さでステージとの一体感があり、PAの音質がとてもいいライブハウス。

平成17年のオープンからしばらくは、ディスコ世代が熱狂するR&Bバンドが目白押しで出演していたため、しょっちゅう来ていました。最近は、そのようなバンドがあまり来ないため、久しぶりの訪問となりました。

そして、ここの魅力は、おいしいワインが抜群のサービスで飲めること。
個性派ソムリエの福地さんが、ピンポイントで趣味に合うワインを持ってきてくれます。当然、グラスもサーブも完璧。手酌なんて絶対させません。

今回は、Aシェヴィ ピュリニー・モンラッシェ村名 2007 11,000円と、アルマン・ルソー ジュヴレイ・シャンベルタン村名 2005ハーフボドル8,900円をいただきました。

どちらも「らしい」味で気分が高揚します。

料理は、結構おいしいと思います。いつも、パンとエシレバターはいただいています。

ファンク系のR&Bバンド、ぜひ呼んでくださいね。


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