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1回
夜の点数:4.0
2013/08 訪問
夜の点数:4.0
小樽の老舗寿司屋にて大満喫の夜
2013/08/16 更新
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実家から徒歩にて寿司屋通りにある政寿司を家内と訪れる。途中で、食べログで高評価の宝寿司の前を通ったところ、入り口に「本日は予約で満席です」との表示が掲載されていた。政寿司には予約時間である6時の5分前に到着したところ、こちらも60分待ちの表示があり、席待ちのお客さんが結構いた。実は、母がこのお店のオーナーの親戚筋にあたる方と知り合いで、その人経由で予約を入れてもらっていた。名前を告げたところ、直ぐに1Fにあるカウンター席に通してもらう。しかも真ん中のカウンター席をもらえた。母に感謝。
日本酒を飲みたい気分だったので、地元の田中酒造の生酒を頼む。120mlと300mlとがあり、味が異なると言われた。お勧めは120mlとのことだったのでそれに従う。大き目のお猪口に給仕の女性が注いでくれる。こくがあって旨い酒だ。
つまみから始める。今が旬の「ばふんウニ」を頼む。小樽には、「ばふんウニ」と「むらさきウニ」の2種類があり、前者は味が濃く、後者はあっさりしている。私は前者が好きだ。続いて、蝦夷アワビの刺身をもらう。大きさは本州のアワビの半分くらいしかなく、身がこりこりしているのが特徴。蝦夷アワビの肝は、とても上品な味で絶対にお勧め。アワビを頼むと、お願いしなくても肝を自動的に出してくれるのが嬉しい。そして、イカそうめんを頼む。ここでは、卵黄とばふんウニ入りの出汁にイカそうめんをつけて食べる。この食べ方を考案したのはお店ですかと聞いたところ、漁師さんから教えてもらったとのこと。さすがに漁師さんは最高の食べ方を知っている。
焼き物はシシャモがお勧めと言われる。一度食べてみたいと思っていた鵡川のおすのシシャモと言われて嬉しくなる。身の味が濃く脂がのっていた。
これ以上、おつまみを続けると満腹になるので、握りをお願いした。ここはシャリ・ネタ共に小さめで私の好みだ。キンキ、近海で揚がった鮪の赤身、小樽の蝦蛄をお願いした。家内は、私の倍の6貫を食べていた。よく食べて飲んだ楽しい夜を満喫した。