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御池堺町近くのフレンチ、NAKATSUKAさんにお伺いしてきました。 香りを重視したお料理とコースとのこと。結論から言えば、素晴らしい料理とホスピタリティでした。 まずはアミューズから。品数多く、嬉しいところ。赤海老のチップス、赤紫蘇のジュース、鶉のパテ。胡桃のチップを使って燻製したバターナッツシュー。このシューの燻製香が素晴らしい。スペイン製の瞬間燻製機だそう。 しっかり助走をつけ期待感がさらに高まった一皿目は太刀魚。胡瓜のシャーベットの爽やかさと火入れした太刀魚の皮目の旨味、蕎麦の実の食感を青柚子の香りが包みます。この皿だけは僅かに旨味と酸味の融合がピンと来ず。 二皿目はフォアグラ。ライムの皮で香り付け、ヘーゼルナッツの食感が楽しい。アマゾンカカオとビーツの味も相まってワインが合います。 三皿目は帆立と賀茂茄子。茄子の旨味がジュワッと溢れてくるなかで鱒の子の塩味、マドラスの香りが漂います。 四皿目は原木椎茸等四種のキノコとムール貝のタルト。押し寄せる山と海の幸の強い旨み。それだけだとtoo muchになりそうなところ、シェリービネガーの酸味とマイクロコリアンダーがぎゅっと整えます。素晴らしいバランス。 ポワソンはあこう。ブールグランソースをシードルビネガーで仕上げてあり、ここにレモン汁が加わることで出る酸味があこうの甘味と抜群にマッチします。旨味もチキンブイヨンから取っているとのことで、魚の火入れも含めて素晴らしい一皿。 アントレは備長炭で焼いた鴨。アンチョビバターのソースと、付け合わせは枝豆と落花生。このソースがまた抜群に美味い。 デセールはデラウェアとその皮のグラニテ、無花果のベニエとほうじ茶のアイスの二皿。どちらもハイクオリティ。 プティフールはライチのシブースト、無花果の生キャラメル。これも一つ一つがしっかり美味しい。 最後のハーブティーまで、大満足のコースでした。 私の好みのタイプのフレンチで、シェフも色々教えてくださり、大変楽しい時間を過ごせました。是非定期的にお伺いしたい店となりました
2020/09訪問
1回
東洞院夷川のHUNTERさんに伺ってきました。前から気になっていて、とある方が高評価されていたので伺ってみることにしました。 店の外観、内観共にお洒落な雰囲気。店内は活気があります。 生ハムとパクチーサラダ、スペアリブの毛沢東スパイス、鴨をオーダー。生ハムはしっとりで美味。サラダは脂っ気の強いお肉と合います。 そして何よりお肉。素晴らしかったです。オーブン、恒温調理器、高火力の鉄鍋、炭火を適切に組み合わせた抜群の火入れでした。スペアリブは、その為に合わせているという独自入手のスパイスとの相性抜群。鴨も食感、味ともに素晴らしかったです。「お肉だけ」ではなく、バターソテーのイチジクとの取り合わせは、お料理として本当に美味しかったです。お皿や盛り付けにも細かく気配りされているのも見てとれました。 お腹いっぱいでしたが、最後にどうしても一口カレーを食べたくて、無理をお願いして小盛りに。これもすごいコクでした。 この価格帯で食べられるクオリティではないですね。今後、肉質と共に値段も上がっていくでしょうか。良い店によくある、とりあえず今後メニューの気になるお肉を全制覇して行きたい気持ちと、またスペアリブも鴨も同じものを食べたいという気持ちとがぶつかります。良いお店に出会えて嬉しい気持ちになりました。
2019/08訪問
1回
淀屋橋にあるプレスキルさんにお伺いしてきました。 白イカとキャビアから。そして爽やかな歯ブルーのお皿はフォアグラ。トーションで巻き、コンベクションオーブンを使わないでリンゴのムースとともに。これの口溶けと味わい絶妙。牡蠣は牡蠣のエキスと葉野菜のソースで。オマール海老と淡路鱧はエスドラゴンのソース。 そしてこの日のベストは鮎のフィユテ山椒ソース。鮎の味が凝縮したパイはバターの香りが口一杯に広がったあと、肝と頭の苦味がしっかり効いたアンチョビソースの風味がやってきます。この香りと苦味の融合が日本の夏の味を感じます。素晴らしい鮎の再構成。 メインはウサギのロニョンをウサギのムースとピスタチオで。ロニョン初体験でしたが思いの外臭みはなし。但し、心底美味しいとは感じられず。まだまだ未熟な舌です。。 デセールは玉蜀黍。これまた絶妙な味わい。プティフールも沢山で大満足でした。 また是非再訪したいと思わせる構成とサービスでした。
2021/08訪問
1回
岩倉のローストビーフの店watanabeさんにお伺いしてきました。以前堀川御池にあったお店の移転です。 元のお店も美味しくて良かったのですが、ここはロケーションも含めて本当に最高でした。 京都市街を一望できる丘に広い庭(?)付き。メロンちゃんという山羊が飼われています。 メニューはオードブルを1人一皿選び、お口直しの後にどでかいローストビーフ。この日はオードブルを追加注文しました。またこれが美味。ホワイトアスパラはごん太サイズ。フォアグラテリーヌとブリオッシュの相性も素晴らしい。 勿論ローストビーフは言うことなし。肉に塩胡椒で食べるもよし、グレービーソースをかけてマッシュポテトと食べるもよし。丸ごと火入れしたニンニクがまた香ばしくて最高。 車でないと行けない場所ですが、ここは是非自家用車でなくタクシーで行って頂きたいお店です。最高の景色とともに飲むビールは格別です。ロケーションも含めて、自信を持ってお勧めできるお店です。
2021/05訪問
1回
食べログ フレンチ WEST 百名店 2021 選出店
大阪上本町、谷町九丁目、四天王寺前夕陽ケ丘/フレンチ
レミニセンスをきっかけに最近はフレンチにハマっており、京阪神のフレンチに行く頻度が増えています。この日は、上本町のレストラン コーインさんにお伺いしました。 骨太で重厚なフレンチに酔いしれました。飲み物はペアリングワインでお願いしました。 店内の雰囲気は、少し狭目なせいか、バーのような感じもします(お酒がズラっと置いてあるので、バー使いもできるのかもしれません)。 オードブルは爽やかな蓴菜に、ウニから。この時期はフレンチでもウニが多いですね。勿論美味しいですが、ウニが感動レベルになることって少ない気がします。 引き続きトラフグのカルパッチョ。口いっぱいにフグを頬張る幸せ。 そしてエスカルゴ。濃厚なバターの風味がガツンと押し寄せ、一気にアクセルが掛かります。ワインも進みます。 続いてオマール海老ソースアメリケーヌを丸々半尾+爪。繰り返しになりますが、美味いものを口いっぱい頬張ると本当にハッピーになります。エビの濃い味は臭みも感じず、ドッシリしたソースと合います。 アワビと鱧。アワビの食感完璧。ソースとも合います。 お肉は佐賀牛のステーキ。やはりフレンチの肉の火入れは素晴らしいですね。一見シンプルな一皿ですが、肉の甘味とコクが最大限に引き出されています。これはまた冬に濃い味のジビエを頂きたくなるお味でした。 チーズはあまり得意ではないので、極少量。これは僕の舌をもっと鍛える必要かがありそうです、、、 デセールもたっぷり。お腹がはち切れるほどの量を頂き、大満足でした。先日のレミニセンスさんとはまた違う、かなり骨太で濃厚なお料理で、フレンチの幅広さに僅かながら触れた気がしました。
2020/07訪問
1回
本当のローストビーフ
2018/02訪問
1回
淡路島洲本にあるフレンチ、ラリュエルさんに伺ってきました。 寡黙なご主人(フレンチで料理説明が無いのは少し驚きましたが笑 ただその分、コース説明の紙に詳しく書いてあります。写真2枚目参照)ですが、味は素晴らしかったです。 特に由良産真鯛のエチュベ 蛤のソースで は、火の通り方、味の繊細さかつ力強さが驚きでした。真鯛の旨味と蛤出汁の旨味の掛け算のようでほんまに美味かった。 また、前菜のカワハギのリゾット白子ソテー添えも、白子のクリーミーさと味に負けないカワハギの旨味があり、リゾットが上手にそれらを包んでいました。 どの皿も作り込まれた素晴らしいクオリティでした。 そしてデザート。5人でお伺いしたのですが、メニューに5種類書かれており、それぞれ選ぶのかなと思いきや自動で一つずつ運ばれてきます。あとは仲間内で交換。これも少し驚きましたが(笑)、それ以上にクオリティに驚きました。ワンオペでやってるレベルじゃない。見た目も美しいし味も抜群。どれも甘味と酸味や苦味とのバランスが絶妙でした。そこらのケーキ屋より美味しかったし美しかったです。 ということで、店主さんの寡黙さはあれど、本当に高いクオリティのフレンチが頂けます。これでなんとコース代金3500円。信じ難いです。えげつないコスパ。 大満足でした。淡路島に行く人に、自信を持ってお勧めできるお店です。
2020/02訪問
1回
麸屋町二条のagriさんに伺ってきました。カウンターのみのお店で一見バーにも見えますすが、しっかりフードメニューも充実しています。推しは(おそらく)どろぶた。これの炭火焼はマストオーダーだと思います。炭火でじっくり火入れされます。非常にジューシーかつ柔らく、脂身も甘い。付け合わせの西洋わさび醤油がベストマッチします。前菜盛り合わせや生ハム、アヒージョ等もあり、シメはパスタもあります。そしてなにより安い! 京都でがっつり美味しい豚を食べたい時は、ここが良いでしょう。豚で満たされ、幸せな気持ちになれます。 支払額(アルコールあり)4500 /人
2019/07訪問
1回
普段使いのビストロ
2018/07訪問
1回
0次会に
2018/09訪問
1回
グリルキャピタル東洋亭さんの高島屋店。何故か京都で人気の洋食屋。 大学時代に本店に何度か行き、懐かしくて今回訪問するもやはり味は微妙。 アルミホイルで包まれてサーブされ、自分で切り開くので特別感はあるのですが、その間火が通り続けるので明らかにovercookになっています。肉の旨味やジューシーさは感じられません。 ソースもコクはありますが、のっぺり。 丸ごとトマトも、味や提供温度等に意図を感じません。トマトスライスに胡椒と塩かけてくれた方が美味しい。これは昔、もう少し美味しく感じたんすけどね、、、うーん。 値段と待ち時間(11時を少し回ると行列です)を考えるとコスパは少し悪めです。 列の管理もできないサービスクオリティ。 なんとなくちゃんとしてるっぽい洋食を食べたい、味のよくわからない人が大挙して押し寄せるお店ですね。百貨店にあるというのも「ちゃんとしてるっぽさ」を、後押し。客層もそれを反映して高齢者が多いです。本店は大学生多し。 なんとなく全体の雰囲気重視の人には良いと思います。
2020/10訪問
1回
冷製ウニからスタート。葛粉とアオサのチップスに乗せて。他の方のインスタとか見るとこれはスペシャリテなんでしょうか?勿論美味しいのですが、正直これはそこまで感動せず。 二皿目は鱒。のけ反る美味さです。どのソースにつけても表情を変え、また付け合わせの食感が噛む毎に変わります。また、ペアリングのソーヴィニオンブランが抜群にマッチします。フランスでもサーモンと合わせますもんね。そら、鱒にも合います。ハーブとの相性も素晴らしい。 トマトの冷製はツブ貝やナッツ、オクラ、モッツァレラと共に。これまた絶妙な酸味と食感。 そして車海老の真薯。車海老の火入れは過去最高に感動しました。真薯の食感や旨味、バターの香りが鼻咽腔に広がります。 そしてこの日の白眉は鮎。人生でもトップクラスの一皿でした。鮎の苦味と香りがここまで美味しさに昇華されるのですね。悶絶しました。赤ワインとのペアリングでしたが、これは絶妙なマッチとまでは言えず。 鶏スープはどえらい旨味の塊。 事前に美味いと聞いていて、楽しみにしていた鰻はこれまた火入れ完璧。根セロリのマスタードソースと、白ワインとの相乗効果がたまりません。ペアリングはこの一皿が最も相性抜群だったと感じました。 メインの魚は萩の甘鯛。最初のウニとこれだけはちょっと他との差を感じました。勿論美味しいのですが、特に感動はせず。 メインのお肉は松阪牛。フレンチならではの食材(鴨や鳩等)が良かったな〜とか思いつつ一口食べて、反省しました。まず火入れは抜群。そして三種類のソースのどれもが超高クオリティ。バルサミコ酢のソースと卵黄のソース、八丁味噌のソース。特にこの八丁味噌のソースが、旨味と肉の味に抜群に合いました。 デセールもハイクオリティ。特にさくらんぼとメレンゲの一皿は、味、食感、温度変化(途中で暖かいサクランボソースをかけます)等、素晴らしくおいしく楽しい一皿でした。 食事を通して、勿論抜群に味が良いということに加え、一口一口の味や食感の変化が非常に楽しめる、素晴らしいコースでした。 こちらも名古屋に来たらマストのお店になりそうです。