「クラッハー・グラン・クリュ」
最近、私が感動したのはこのブルーチーズ。
ソムリエ、チーズ製造者、チーズ熟成士。
3者の共同開発で1999年に生まれた青カビタイプのチーズです。
クラッハー社の貴腐ワイン。
「ベーレンアウスレーゼ」を惜しみなく染み込ませ、熟成させた最高傑作のチーズです。
このチーズ、カットして食す訳ではありません。
素材の味を最大限に引き出す、最良の食べ方があるのです。
・まずは室温で約1時間ほど放置、チーズが18℃ぐらいになるようにする。
・チーズが適温になったら、青カビの部分と白い部分が均一になるように混ぜ合わせる。
・香りを存分に堪能するためにはジェラートのように空気を含ませながら混ぜる。
・丁寧に練ったものをクラッカーやパンにのせ、香りを楽しみながら食す。
※できればクラッカーはプレーンなタイプが良いとおもいます。
気品のある芳醇な香り。
ブルーとチーズとの絶妙なハーモニー。
瞬時に口の中に広がり、儚く消えていきます。
絶賛されるだけのことはあります。
ちょっとこの世のものとは思えません。(笑)
世界には想像を絶する美食がまだまだあるんですね。
興味のある方は是非試してみてください。
一度食したら、決して忘れられない味になること間違いなし。