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小石川ランチタイムメモ
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カメバズーカ (男性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2008/12 訪問
至福の刻
毎年恒例になりつつある、師走のももんじや。開店と同時に席に着き、まずは鹿のモツ煮で乾杯。相方は当然熱燗。続いて鹿刺しを堪能する。仲居さんが鍋の支度をして一通り説明をしてくれると、後はわれわれだけの時間。割り下とお湯を足しながら煮込む。ひたすら煮込む。牡丹は煮込めば煮込むほど軟らかくなる。いつの間にか会話も途切れ、静まり返った座敷に鍋の煮えるグツグツという音だけが染み入るように流れる。真冬の座敷で鍋の出来上がるのをひたすら待つ。なんともいえず、幸せな気分になる。煮込み始めて1時間半くらいで食べごろになる。ここで狸汁とご飯を注文する。これでもかというくらい、しっかり煮込んだ肉を噛み締める。至福。開店から閉店までの時間を贅沢に過ごす時間の余裕がなければ、本当のももんじやの価値はわからない。年末年始の週末は忘年会・新年会などで賑やかだが、平日はそれほどでもない。週末を外せば飛び込みでも入れることはあるが、なるべく予約をしてゆくことをお勧めする。歩いて5分以内の靖国通り沿いにある回向院には鼠小僧次郎吉の墓がある。さらに南東方向にある本所松坂公園は「日本一の嫌われ爺さん」こと吉良上野介邸跡地である。12月14日は泉岳寺の義士祭だが、両国界隈でもイベントが開催されるようである。ここは敢えて敵役に思いを馳せつつ旬を迎えた牡丹鍋を楽しむのも「江戸の粋」ではないか。座敷は襖と衝立で仕切られており、宴会でもない限り隣席の紫煙が流れてくることはほとんどない。追記。狸汁は臭みが強いので好き嫌いが分かれるため、初心者にはお奨めしません。突き出しの鹿のモツ煮込みは、まさに滋味って感じです。
2007/12/06 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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カウンター席
ソファー席
座敷
毎年恒例になりつつある、師走のももんじや。
開店と同時に席に着き、まずは鹿のモツ煮で乾杯。相方は当然熱燗。
続いて鹿刺しを堪能する。
仲居さんが鍋の支度をして一通り説明をしてくれると、後はわれわれだけの時間。
割り下とお湯を足しながら煮込む。ひたすら煮込む。
牡丹は煮込めば煮込むほど軟らかくなる。
いつの間にか会話も途切れ、静まり返った座敷に鍋の煮えるグツグツという音だけが染み入るように流れる。
真冬の座敷で鍋の出来上がるのをひたすら待つ。なんともいえず、幸せな気分になる。
煮込み始めて1時間半くらいで食べごろになる。
ここで狸汁とご飯を注文する。
これでもかというくらい、しっかり煮込んだ肉を噛み締める。
至福。
開店から閉店までの時間を贅沢に過ごす時間の余裕がなければ、本当のももんじやの価値はわからない。
年末年始の週末は忘年会・新年会などで賑やかだが、平日はそれほどでもない。週末を外せば飛び込みでも入れることはあるが、なるべく予約をしてゆくことをお勧めする。
歩いて5分以内の靖国通り沿いにある回向院には鼠小僧次郎吉の墓がある。さらに南東方向にある本所松坂公園は「日本一の嫌われ爺さん」こと吉良上野介邸跡地である。12月14日は泉岳寺の義士祭だが、両国界隈でもイベントが開催されるようである。ここは敢えて敵役に思いを馳せつつ旬を迎えた牡丹鍋を楽しむのも「江戸の粋」ではないか。
座敷は襖と衝立で仕切られており、宴会でもない限り隣席の紫煙が流れてくることはほとんどない。
追記。
狸汁は臭みが強いので好き嫌いが分かれるため、初心者にはお奨めしません。
突き出しの鹿のモツ煮込みは、まさに滋味って感じです。