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1回
昼の点数:4.5
2010/11 訪問
昼の点数:4.5
ランチコースに投資する価値アリ!最高級のビステッカを一度はご賞味あれ!
2010/11/19 更新
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一流の一流たるゆえんは、他のお店にはないオリジナリティーを発揮しながら、
コストパーフォーマンスとサービスを忘れないことだと思う。
アロマ・クラシコの料理は一流を証明していると感じた。
休日の午後2名で利用。週の初めに意外に簡単に予約が取れた。
4800円のランチコースを思い切って注文。
実は訪問前から「処女牛のビステッカ」を食してみたくて、ランチコースと決めていた。
結果は期待通り、いや期待以上の料理に連れと二人で驚嘆、大満足!
東京のお店の実力を思い知った。
いずれも5-6種類の中から選択;
◆前菜
・安納芋(あんのういも)と生ハムのリコッタチーズソース
安納芋はほんのわずかであるが、信じられないくらいに甘い。
芋の甘さと生ハムの塩味、そしてカテッジチーズのとろみが絶妙のハーモニーを醸し出す。
・ヒゲダラのフリットの根セロリ和え
ソースはさっぱりしたチーズ系。ヒゲダラはかりっとしたフリットに。ソースの味もなかなかいい。
◆パスタ
・真サバの燻製とおいし菜のスパゲティー
真サバの燻製が深いアミノ酸を放出!ウイキョウの風味。ちょっと味わったことのない深い味わい。
・(連れが食べたパスタ充分に思い出せません。ごめんなさい。サフラン風味が斬新でおいしかったです)。
◆肉料理
冒頭に書いたとおり、「処女牛のビステッカ」を選択。
これは2名以上でしか注文できない。
出てきたのは、炭火で焼いた霜降りの牛肉。
店員さん「アロマクラシコ名物のビステッカでございます」
つまりこれを食べないとこのお店に来た甲斐がないのだ!
表面はローストされているが、中はかなりのレア。
しかし、臭みはまったくない。
いや、むしろこれ以上火を入れると、かえって風味が失われるかと思うほど絶妙に焼き上げている。
付け合せに、イタリアンパセリ、そして緑色のマスタード。
これを一切れ一切れの牛肉と一緒に食す!まさに天国である。
一緒に口直し用のシャーベットが出される。
このシャーベットはかなり酸っぱく、肉を数切れ食べるごとに食すると、
肉の脂身が口の中から一気に消える。
なんという素晴らしい組み合わせ。芸術の域に入っている。
◆デザート
・ヘーゼルナッツのババロアとマンゴシャーベット
甘みをかなり抑えた大人の味。
・リコッタチーズとイチジクのロールケーキ、キャラメルアイス添え
こちらもすべて甘みを抑えた大人の味
デザートはいずれも中の上、と感じた
◆お酒
・食前酒としてブルーシャンパンとマンダリンスプマンテを注文
いずれもオリジナルの洒落たレシピー。
これからの料理を予感させる精緻なものである。
・ワインはグラスで注文できるが、グラスワインといえどもブランド指定で注文できるのがうれしい。
1000円前後で相当レベルの高いワインが飲める。
なお、パンは、ニンジンのパン、など前菜、メインと同時に2回給される。
また、水の代わりに「オリーブ茶」が給される。
このオリーブ茶、マイルドでおいしいが、飲みすぎに注意!おなかの弱い人はかなりの確率で来ます!
このお店の体験は衝撃であった。
東京のイタリアンの実力!
ビステッカは一生に一度食べるべし。
チャンスがあれば絶対再訪する!