1回
2018/04 訪問
ここは非の打ち所がない「美味しい料理」と「おもてなし」
食前酒 「白紅酒」・美酒佳肴の酒粕と赤しその白紅酒
春菊と椎茸の白和え
にしんの山椒漬け
春香る 鯉のたたき
「春の盛り込み」・がんこ芋、うどの梅酢漬け、雪中あさつきの卵焼き
春らんまん桜ます紅くるり
会津藩直伝・鯉の甘煮
妻は生ものが苦手なので、湯葉を出していただいた
かわいい箸置き
榮川酒造さんの「 美酒佳肴の『新酒・熟成・大古酒』 三種類を飲み比べ」
説明しながら注いでいただきます
接客応接も完璧です
会津伝統の汁、こづゆ
こづゆはやさしい味付け
会津雑穀古代米
春が来た！甘〜い雪下にんじん
春の香・さちのか
瓦も素晴らしい
中庭は整備されて綺麗
格天井 （ごう天井）
到着時の抹茶サービス
手作りの水ようかん
2018/04/15 更新
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１８（Ｈ３０）．４．５（木）利用しました。
国・登録有形文化財の建物は、
すばらしいの一言です。
歴史有る建物を修復し、
拡張してますが、
自然で違和感なく融合してます。
従業員の皆様の接客応対も自然で
違和感なく気遣いを全くしないで、
ゆったりした時間が流れます。
写真好きに取っては、
全てが被写体で、
楽しい時間を過ごせます。
夕飯までに温泉に入り疲れを癒やし、
湯上がりにビールを一杯飲み、
川の流れの音を聞きながら、
至福の時間を過ごします。
料理は部屋まで運んでいただき、
親切に内容を説明していただけます。
全てが山の食材で、
器と料理のコラボが
すばらしいです。
特に感動した料理は、
「鯉の甘煮」（こいのうまに）です。
濃い口の甘辛醤油で、
たっぷりの生姜を効かせて、
よく煮込んであります。
甘めの味付けと生姜の香りと
新鮮な鯉の身が
抜群の味です。
日本酒はこれです。
榮川酒造さんの「 美酒佳肴の『新酒・熟成・大古酒』
三種類を飲み比べ」です。
仲居さんの説明付きで、
４合瓶で杯についでいただけます。
香りは強くありませんが、
素朴な日本料理に合う、
さっぱりとした味が楽しめます。
「太古酒」は１７度も有るので、
塩辛いつまみで飲んだ方が、
料理に合います。
妻は、リンゴジュースをいただきました。
サッパリ甘い「ジョナゴールド」ですが、
酸味も有り料理に合います。
以下、
春のメニューを貼り付けました。
食前酒
「白紅酒」・美酒佳肴の酒粕と赤しその白紅酒です。
先付
「春菊と椎茸の白和え」・春がほんのり香る甘い春菊を豆腐の衣で和えました。
前菜
「春の盛り込み」・がんこ芋、うどの梅酢漬け、雪中あさつきの卵焼き、
福島酵母牛の美酒佳肴焼き、立川ごぼうのごま和え、菜花の昆布〆など、会津の春味いかがです？
向付
「春香る 鯉のたたき」・雪解けの盆地、春の香りと、
コリコリの鯉の美味しさをお楽しみください。
お凌ぎ
「会津雑穀古代米」・例年大好評のお米の栄養たっぷりの会津雑穀古代米。
今年も、春の香りを蒸かし上げました！餅米のムチムチと、
古代米のプチプチと、春の香りをお楽しみ下さい！
煮物
「会津伝統の汁、こづゆ」・会津伝統の汁 こづゆ、
ホタテのだしが決め手です。春は「磐梯竹」が入っています。
鍋物
「春らんまん桜ます紅くるり」・桜鱒を紅くるりのエキスで煮込みます。
出来上がると、春爛漫の風味です。
伝承の一品「会津藩直伝・鯉の甘煮」・ 向瀧のおしながきには欠かせない、
江戸時代から伝わる伝承の逸品です。『美酒佳肴』と相性Good！
強肴
「にしんの山椒漬け」・会津郷土料理の定番、にしんの山椒漬け。
噛めば噛むほど味が出ます。『美酒佳肴』と相性Good！
揚げ物
「春が来た！甘〜い雪下にんじん」・雪の下で甘味が濃くなった雪下にんじんを春色仕上げ。
ご飯
「会津産コシヒカリ」・会津盆地のコシヒカリ（朝のお米はもっと、もちもちコシヒカリです）
デザート
「春の香・さちのか」・「さちのか」という苺をさっぱり春のデザートに仕上げました。
以上メニューですが、
鯉の甘煮は料理の性質上濃い味付けですが、
他の料理は、素材の味を生かした優しい味付けです。
料理人の思いが良く伝わる味付けです。
お品書きは料理長さんの直筆で、
繊細できれいな文字です。
至れり尽くせりのおもてなしで、
和の空間で、自然の音を聞きながら、
非日常的な時間を感じる最高の旅館です