2回
2018/03 訪問
味もサービスも最高峰
ディナーで何回かおじゃましています。
それなりのお値段のフレンチの中でもこちらは私の1番好きなフレンチです。
お食事の素材もフランスから取り寄せたものが多く、上質です。
コースのバランス、一品一品の料理のクオリティの高さ、どれをとっても申し分ない。
そして料理だけでないのがこちらのお店。
店内の装飾品等がとてもハイセンスで、上質です。かといってわざとらしさがなく、とても居心地のよさと落ち着ける感じがあります。
居心地のよさは店内の雰囲気だけでなく、ギャルソンの方も大きく関わっていると思います。
年配の男の方と女性の方と2人おられて、どちらの方もとても素敵です。
特に男の方は、長くこちらにおられると思うのですが、丁寧な食事の説明、品格のあるふるまい、気配り、でも堅苦しくなく親しみやすい雰囲気をつくってくださるのです。
こちらの食事の時間は本当に幸せいっぱいになります。
と、好きすぎて前置きが長くなりました。
今日の食事は、1万円のコースです。
前菜の前のお楽しみは、うさぎのテリーヌとオリーブを調理したものが中に入っているクロワッサンです。
手が込んでいておいしかったです。
一皿目のオードブルは、ホワイトアスパラガスとホタテです。
側にはアンティチョークのソース。ホワイトアスパラガスはフランスから取り寄せたと言われていました。
上のハーブも一つ一つ説明してくださり、味の変化やアクセントとなり、アスパラガスの柔らかさと合っておいしかったです。
二皿目のオードブルは手長海老とそら豆です。
春らしいお色。
こちらのお料理とても気に入りました。
手長海老はそら豆のソースで隠れていますがぷりぷりです。
その下にオマール海老でとったビスクが敷かれてあって、このビスクが最高においしいのです。
スープ皿一杯飲み干したい気分でした。
お魚料理は天然鯛とホタルイカのクリームソース。
お魚料理はクリームソースだと俄然テンションが上がる私です。
こちらのソースも色々な材料で丁寧に作られているのが分かるソースです。
旬のホタルイカもおいしく、天然鯛の焼き方も外はパリ中はふわふわでとてもおいしかったです。
お肉料理は鴨のローストフォアグラのせ。フォンドボーのソースです。
フォアグラ好きの私はまたテンションが上がります。
肉とフォアグラの組み合わせ最高です。
しかもビーフとフォアグラの組み合わせは今までも何回か食べましたが、鴨肉とフォアグラは初めてのような気がします。
鴨肉の焼き具合、なかが桜色、とても美しいピンクでシェフの腕の高さを感じます。
フォアグラも質の高い、まったくくせのない柔らかなおいしさ。
時間をかけて作ったと言われたフォンドボーのソースとの相性も最高でした。
デザートはチョコのムースとイチゴです。
生クリームがおそらく本当の純生クリームだったので、とてもおいしかったです。
飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。
コーヒーにしました。
コーヒーはいつもデザートの後に運ばれて来て、それにまたミニデザートがつきます。
今回はカヌレとマカロン。
最後まで楽しませてくれます。
本当に本当に至福の時間でした。
ミシュランの星を獲得されたことがあるのも納得です。
最後はシェフとギャルソンが外まで見送ってくださいます。
深々とお礼をされ、恐縮です。
イケメンシェフの腕とセンスに感服です。
みなさんにぜひお勧めしたいお店です!
2018/04/01 更新
変わらぬ料理のクオリティ。
変わらぬお店の洗練さ。
変わらぬサービスのスマートさ。
変わらず満足感の高さを感じることができました。
前菜のホタテのしたのソースのおいしさ。
きのこのスープは、きのこの旨味をしっかり感じる濃厚さ。
お魚料理のソースは、こちらのお店のものが1番好きです。
もちろんお肉の火入れ具合もベスト。
最後のコーヒーのおとものプチスイーツまで、手を抜くことなく、渾身のお料理だと感じます。
素材を生かした味付けと、料理と料理のソースや味付けのバランス、最高です。
お料理を説明してくださる男の方、最初にこちらのお店を訪れてから随分経つのでお歳を召されましたが、こちらのお店になくてはならない存在かと。
お料理やお店の雰囲気を底上げしてくださるとてもスマートなおもてなし。
いつも距離感がとても心地よいです。
まだまだご活躍を期待しています。
やはり、こちらに来ると、このお店のフレンチが1番好きだなぁ。と思い知らされます。