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「中華そば」
2010/06訪問
1回
「自家製デミグラスソースのオムレツ」
2010/12訪問
1回
沖縄料理のお店。ビルの4階にある。店内の照明は暗め。 店名の「友達」は、「どぅしぐゎあ~」と読むらしい。 昼は食堂、夜は居酒屋さん。日曜日も営業している。 お昼に3回訪問した。 ある日の「日替り定食」(580円)は、「冷やしソーミンチャンプルー」だった。 これは、素麺に、にら、もやし、スパム(?)、にんじん、といったものが入り、ねぎと紅生姜が載せられていた。爽やかな酸味のある冷たいダシがかかっており、サッパリとおいしくいただけた。 これに、簡単なサラダ、もずく酢、じゅーしー(沖縄でポピュラーな炊き込みごはん)、お吸い物、コーヒーが付いていた。じゅーしーの味もよく、非常に満足した。 またある日の「日替り定食」(580円)は、「冷しそば定食」だった。 これは汁無しの冷たい沖縄そばに、ソーキ(豚のあばらの肉)らしきもの、錦糸卵、キュウリ、ネギ、紅生姜、といったものが載っていた。これに、上から、強力なゴマやマヨネーズのような味のタレがたっぷりと掛けられており、全面的にこの味が支配していて、細かいことはよくわからなかった。「冷しソーミンチャンプルー」とはずいぶん印象の違う一品だった。 また、この日の定食に付いていた海苔のお吸い物がショッパイこともかなり気になった。 また別の日には「ソーキそば」(通常500円、毎月7日は300円)をいただいた。 ソーキは、ボリュームたっぷり。よく煮込まれておりトロトロの食感。こちらのソーキには骨は入っていない。麺は細め、やや黄色みがかっている。表面はつるつる。プリプリしている。もそもそ感はほとんどない。汁は、カツオの風味などは効かせないタイプの、ほぼ豚などの獣のダシの味だろうか。葱、紅生姜、錦糸卵が載っていた。 夜にも1回行ってみた。 「オリオン生ビール」は550円。お通しにもずく酢が出た。 沖縄訪問時にすっかり味をしめた「やぎ刺し」(1,480円)がメニューに載っていた。当地では沖縄料理店であってもあまり見かけないので嬉しくなって注文したが、残念ながら品切れ。 「ナーベラー」は700円。ナーベラーとはヘチマのこと。輪切りのヘチマと豆腐とニラとスパムらしきものの味噌煮込み。ちょっと味噌の量が多すぎたようだったが、その点以外、基本的には悪くなかった。 「島らっきょう」は600円。鰹節が振り掛けられていた。独特の風味と塩気がお酒に合う。量がたっぷりと奢られており、これだけでかなりお酒が飲めそうだった。 泡盛の「残波 白 25度」(500円)をロックで。 赤い発酵豆腐のとうふようをチマチマ突付きながら泡盛を飲むのが好きな私は、「とうふよう」もいただきたかったが、これも品切れ。 「チキアギー」は600円。魚のすり身を素揚げにしたようなもの。「薩摩揚げ」と呼ぶ地方が多い。薩摩(鹿児島)では「つけ揚げ」と呼んでいる。発音が似ている。油っこいこれをつまんでお酒を飲むのも悪くなかった。 お勘定は3,250円だった。
2010/09訪問
2回
「九州旅客鉄道株式会社」のグループ企業の、「ジェイアール九州フードサービス株式会社」によるラーメン店。 所在地は、熊本駅内にある、やはりグループ企業の「ジェイアール九州ビルマネジメント株式会社」が運営する、「フレスタ熊本」という駅ビル商業施設の1階。 お店には、改札内からも改札外からも入れるが、客席フロアは仕切りで二分されており、相互の往来はできない。改札内側の客席は、カウンターテーブルのみ。 11時から14時まで禁煙。 「馬すじ豚骨ラーメン」(650円)をいただいた。 駅のお店だけに、提供スピードはそこそこ早め。 麺は、テボ茹での様子。中細、ストレート。ほぼ白に近い象牙色。ヘタな細麺にありがちな粉っぽさやざらつきはなく、つるりとした、細い割にプリプリした麺。ただし、それ以上のものではない。 汁は、豚骨。(ちなみに、醤油、醤油豚骨もある様子。)透明度は低めだが、とくに白っぽい粒状物が目立つ様子はない。脂っこさは少なめ。どこかで味わったことがある業務用スープの味に似ているような気がする。熊本のラーメンによく見かける焦がしニンニクと同様の黒っぽい粒々が浮いていたが、それらしい風味はさほど感じない。おとなしい汁である。物足りなく感じる人もいらっしゃるかもしれない。テーブルには、おろし生ニンニク、胡麻、胡椒、紅しょうが、からし高菜、ラー油といったものが用意されていた。 トッピングの主役は、馬すじ。馬すじとはいかにも熊本っぽく感じるが、ことラーメンに関しては、これが入るお店は、熊本でもさほど多くはない模様。なお、このお店では、これが入ると、チャーシューが抜かれるようだ。馬すじは、煮込まれたもの。量は値段の割にはそこそこ奢られていた。硬めのしっかりした食感は悪くなかったものの、煮込みの味付けが強烈にショッパイのが如何ともしがたかった。他には、ネギ、メンマ、キクラゲ、モヤシ、煮卵といったところ。 なお、このお店の自動券売機で食券を買うときの決済は、現金のみ。JR九州のICカード「SUGOCA」での決済はできない。このお店のお隣の「吉野家」や、市中の「松屋」などのファーストフード店ではすでに「SUGOCA」で決済可能というのに、御本家の鉄道会社が営業する、駅内のお店で決済できないというのはお笑いではないか。ほとんど「駅の立ち食い」の範疇のお店の味に多くを求めるつもりはないので、味にあまり褒めるところが無かったことについて酷評する気はないが、しかし、それならば、「駅の立ち食い」特有の利便性くらいは、他よりもきっちり備わっていて欲しいと思う。
2011/01訪問
1回
遅めのランチで憩う
2007/10訪問
1回
2010年に開業なさったカレー屋さん。 このお店のカレーは、基本的に「チキンカレー」(480円)1種類。大盛は、店内で食べる場合・持ち帰りの場合は追加料金なし、配達の場合は80円増し。トッピングは、とんかつ・チキンカツ・ソーセージが200円、野菜・コロッケ・魚フライ・チーズ・納豆・茄子が150円、ゆで卵が100円。 私はトッピングなしの「チキンカレー」を大盛でいただいた。 カレーは、鶏ガラベースで、一日煮込むとのこと。色は、日本風カレーとして標準的な、まさに「カレー色」。とろみはあるが、ほぼ汁状といっていい。私は好きだ。具材は、野菜を擂りおろして入れたのか、とろけたのか、一辺1cmくらいの薄い座布団状のチキンがわずかに1~2片の他は、固形物らしきものはほとんど視認できない。口あたりの甘い、なにかフルーティな味もする。厨房には、「特製ヱスビーカレー」の大きな赤缶(カレー粉)と、「GABAN」の青缶(スパイシースパイス類)が数種あるのが見えた。良くも悪くも、野暮ったいほどにツーンと香り高く、いがらっぽいほどに刺激的でワイルドな味の、あの「特製ヱスビーカレー」の特徴が、あまり強く前に出てくるカレーではないように感じられた。過剰な塩辛さを覚えなかったのはよかった。後半は、唐辛子系の辛さが次第に強くなっていった。 お米は、「七城米」というものを使用しているとのこと。 このカレーライスには、真っ赤な福神漬けが直にどっさり載せられていた。この強力な味は、カレーライスの味わいを台無しにしているとしか私には思えない。知っていれば「福神漬け抜きで」とお願いするところ。このたびのような初めての訪問に際しては、用心して尋ねてみるべきだった。迂闊だった。 夜は、カレーの他に、日替りの晩御飯メニュー、お酒、居酒屋系おつまみなども出される様子。 客席は、カウンター4席、2人がけテーブル席、2人がけソファ席+スツール2席。店内には大きめの音量で音楽が流れている。お店の方と元より知り合いの若い方の集いの場としての性格もあるお店なのだろうか、という印象も受けた。 全面喫煙可。 駐車場は、1台分あり。 支払いは、クレジットカード不可。 営業時間は、11時半から15時半まで、および、18時から22時(金・土曜日は24時)まで。 (2011年記す)
2011/01訪問
1回
お好み焼店。中年のご夫婦お二人でやっていらっしゃるようにお見受けした。 関西風お好み焼を主に、広島焼、一銭焼などがいただける。 関西風はカウンター向かって左の鉄板、広島焼、一銭焼は向かって右の鉄板で焼かれる。おそらく左の鉄板の温度が低め、右の鉄板の温度が高めなのではないかと想像する。それから、どうやら、主に、旦那様が関西風を、奥様が主に広島焼と一銭焼を担当されているようにもお見受けした。 関西風はかなり時間をかけてゆっくりじっくりと焼く。野菜の蒸し焼きに時間がかかる広島焼よりも完成までの所要時間が長いから相当なものである。仕上げは、ソースを塗り、マヨネーズと辛子を追加してそれを更にソースと絡め、塗り広げ、青海苔を振って完成。切らずにお皿に載せて出してくださる。これをお箸でいただく。塗ったソースの量は多めだったが、食べてみると多すぎるとは感じられない。全体として非常にソフトなお好み焼である。ヤマイモの存在感が非常に大きい。粘っこいとろみを感じる。ヤマイモのベッチョリ感に完全支配されない程度に、ふわふわ感も危うく確保されている。しかし野菜の存在感、生地表面のサックリ感やこんがり感といったものは非常に希薄、という具合で、かなり極端な性格のお好み焼だった。たまにはこういうのも楽しいが、いつもこれだと飽きるかもしれない。 広島焼については、そもそも「広島焼」と称しているお店では、広島のお好み焼とはかなり違ったものが出て来る傾向があるから注意を要するのだが、こちらでは比較的広島の流儀に則った焼き方だった。やや変わっている点は、最初に作る薄焼生地の直径が極めて大きいこと、天かすを野菜の上ではなく生地の上に載せること、微塵切りの紅生姜をやはり生地の上に散らすこと、生地の上に野菜や肉を載せてからひっくり返すまでの時間がやや長めなこと、の四点である。キャベツは比較的細切りだが、量はたっぷりと盛り上げる。肉+野菜+天かす+紅しょうが+生地のパートを、生地が上側にくるようひっくり返してから、上に軽めの錘を載せ、野菜を蒸し焼きにする時間はちゃんとしっかり取っていた。麺は細めで、とろみのあるソースをたっぷり絡めて再加熱していた。最後に上面の薄焼卵にソースをやはり多めに塗り、青海苔だけでなく削り粉も振っていた。 十文字にヘラを入れ四分割してお皿で出された。これをお箸でいただく。生地の粘りが強く、麺も細めのため、お箸でなかなか上手く切れない。せっかくテーブルに鉄板があるのだから、お箸よりもヘラでいただきたかった。キャベツの蒸れた感じとシャキシャキした感じとがうまく両立していたのはよかった。麺に絡んだソースと最後に上面に塗ったソースが多すぎるのと、最後に振った削り粉の風味が強すぎるのが気になった。あくまでも個人的な嗜好だが、これはたぶんガーリックパウダーや化学調味料を少し足したうえでソースと削り粉を大胆に減らすとよいのではないかという気がした。ボリュームについては満足いくものだった。