ハナコタの父さんのマイ★ベストレストラン 2012

ハナコタの父のB級ランチガイド

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ハナコタの父 (70代以上・男性・茨城県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

帰燕 (六本木一丁目、溜池山王、赤坂 / 日本料理)

2回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/04訪問 2018/09/16

鯛茶漬け定食をいただきました(再々訪∞)

 前の職場の時は何回か来ていますが、今回は6年振りでしょうか。

 平日、開店5分前に到着、行列6名。

 ランチのメニューは、”和定食”と”鯛茶漬け”の2種類、¥1,700(税込)。

 ”和定食”は、卵豆腐、鮪胡麻醤油かけ、縞ホッケ塩焼き、若鶏と根菜黒酢あん。

 ”鯛茶漬け定食”は小鉢3種、お新香盛り合わせ。

 何食かはわかりませんが、いずれも”限定”の文字が付いています。

 女性スタッフが人数と注文を確認に来て、時間になると逐次案内されます。

 入口入って右側の個室がいくつか並んでいる方に案内されました。4人用テーブルの小さな部屋。相席ですが椅子の後ろは通れない狭さで、仲居さんも一苦労です。派手な飾りはありませんが、シンプルな上品な造り。

 ”鯛茶漬け定食”はお盆で渡されます。

 ご飯は茶碗に軽く一杯ですが後で追加があります。店頭のメニューにはコシヒカリとありましたが、ご飯が美味しい。おかずが要らないくらい。

 鯛は小さめですが量は十分。胡麻ダレは胡麻の風味は弱めで塩加減はちょうどよいのですが全体的には普通。薬味は山葵、生海苔、茹で三つ葉、あられ。

 小鉢は卵豆腐、煮こごり、佃煮で、それぞれは少なめなものの、確かな味の変化を楽しめご飯が進みます。

 ご飯の追加は土鍋で来ます。土鍋で来ると言っても、土鍋の中にご飯が入っているだけですが。量は軽く3膳分くらい。久しぶりにいっぱい食べましたが、普通の男性では足らないかも。

 鯛茶漬けの出汁は塩加減薄めで、鯛の胡麻ダレを足します。出汁は2膳分くらいですがお代わりもできます。

 お新香盛り合わせは、赤蕪、人参、山芋、胡瓜、沢庵。きちんとした日本料理店の味。

 鯛茶漬け自体は普通の味でしたが、¥1,700でこれだけのものをいただけるなら十分でしょう。

 会計はテーブルで行いますが、急かされるのもあまりいい気分ではないですね。

 向かいで食べていた和定食の方がバラエティーに富んでいるようで、そちらの方が良かったかな。隣の芝生と奥さんがきれいに見えるだけかもしれませんが。

 帰る頃は2名の行列でした。予約のお客さんが多いようです。

 ついに、やっと、どうにか、もう、お陰さまで、600件目のレビューとなりました。

 数が多ければ偉いというものではないと言うことは重々承知しております。引き続き、皆様の厳しいかつ親身なご指導ご鞭撻により、よりレベルUPを期したいと思っております(何時になく謙虚です(^.^))。

 ビルの谷間の洒落た趣の割烹のお店。

 入り口を入ると左に引き戸、右にドアがあります。どちらに入りましょう。左の方は小窓から店内が見えるのでそちらに入ります。右側のドアは個室のよう。

 平日11時半ころ、7席ほどのカウンターに先客2名。テーブルは1卓だけ。すぐに満席。客筋が良いのでしょう、満席でもうるさくありません。人数が少ないせいもありますが(^.^)。

 店内は明るくきれいで、華美でなくすっきりした飾り付けが気持ち良い。カウンターの一枚板も磨きこまれています。カウンター正面の壁には和紙が貼ってあり趣がありますが、夜は如何にも高そうな雰囲気(-_-;)。

 席に着くとすぐに焙じ茶とおしぼりが出されます。おしぼりは大きくてしっかりしたもので好ましいですが、寒い季節なので冷たいのより温かい方がありがたいかな。

 ランチは1種類¥1,500しかないので何も聞かれないし、言いもしません。

 料理の内容は、お店の入り口に書いてあるだけで、店内には甘味のメニューしかありません。”長芋の千切り”、”マグロ胡麻だれかけ”、”寒ブリ照焼”、”豚肉玉子とじ”とありました。

 ”マグロ胡麻だれかけ”は、5,6枚のマグロ薄切りに胡麻ダレがかかっている。濃厚な胡麻ダレは鯛のようなさっぱりした魚の方が合うような気がしますが、胡麻ダレのせいでしょうか、マグロが非常にトロッと感じられて美味しい。胡麻ダレは醤油味がやや強めですが、後から非常に強い胡麻の風味を感じます。山葵も良いアクセントになっています。

 ”寒ブリ照焼”は、見た目濃い醤油色のタレがたっぷりかかっています。照焼というよりもつけ焼きといった感じでしょうか。口に含むとそれほど塩ッぱくはなく、ちょうど良いお味です。もちろん魚にクセなんかありません。きちんと串で焼かれています。

 ”豚肉玉子とじ”は、小さな土鍋でグツグツ言わせて出てきます。ネギ、三つ葉が入っていて、玉子はトロトロで上品な味に仕上がっています。薄味だがダシの効いた汁をスプーンで最後まで掬っちゃうほどです。

 ”長芋千切り”は細く切られていて、芋の上にこれまた非常に細く切られた海苔が載っている。「海苔はもっと大きいのが良いな」というのは舌がそれほど繊細でないということでしょうか(-_-;)。

 糠漬けも美味しい。味噌汁は青海苔と豆腐。ダシもきちんと効いているし、青海苔の香りが高い。

 ご飯は普通のご飯茶碗ですのでお代わりをします。

 お茶はなくなればすぐに注いでくれるし、食事の後は新しいのをくれます。

 お弟子さんたちの躾も良さそうで、これだけの料理と雰囲気なら、CP抜群です。

  • 鯛茶漬けセット ¥1,700
  • 鯛
  • 鯛UP

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2位

霞庭 まつばら (六本木、乃木坂、麻布十番 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/05訪問 2012/07/28

”自慢の銀だら”はさすがに絶品です

 700件目のレビューですが、相変わらず低価格ランチです(-_-;)。

 まだ新しそうなビルの3F。ビルの入り口にメニューが置いてあります。

 ランチメニューは、 

 和牛ロースの重ね焼き          ¥1,500
 銀ダラの西京焼き             ¥1,500 
 近江牛のステーキまたは魚炭火焼き ¥3,500 
 本日のお薦め 黒豚のやわらか煮   ¥1,500 

 その他要予約のお弁当やおまかせが¥3,500、¥6,300であります。

 エレベーターを3階で降りるとホールにはきれいなピンクの花が飾ってあります。

 暖簾をくぐると右側がカウンターと個室。派手な豪華さではなくて、落ち着いた瀟洒な和風の造りです。

 カウンター席は4席ですが先客2名。個室は3,4室あるようですが、満室でした。

 おばさんグループの話声が大きくて閉口です(-_-メ)。おばさんグループは他の部屋にもおりましたが、こちらは大変静か。

 平日1時半ころだというのに、個室での会食のメインはこれからのようで、カウンターの上にもお皿を並べて盛り付けやら何やらで大わらわの様子です。

 若いお姐さんは急いでカウンターの上のお皿をどかしてセットしてくれます。こんな忙しいときに一人で来て何だか邪魔をしているようで恐縮です。

 いつもこうなのか聞くと、その日によって混み具合はまちまちで、どういうわけか雨の日はガラガラだそうです。

 狭めの厨房には魚焼きのコンロ、ガスコンロなどもあり3名でやっています。ガスコンロなどが見えるのは余り好きではないのですが、此処のはそれほど汚くもないので許容範囲といったところ。更に奥にも厨房があるようです。

 ”銀だらの西京焼”を注文します。こりゃあ、先客の分もあり大分時間がかかるだろうと、のんびりと作っている様子を眺めて楽しんでいましたが、個室のグループよりも先に出来上がりました。

 グループは注文が違っても同時に出さなければならないので、こちらが先になったのでしょうか。気を利かして先にしてくれたのでしょうか。

 大皿に、銀ダラ、出し巻き玉子と茄子、水菜と刺身のツマのような大根、漬物が載っています。

 銀ダラの身はそれほど厚くはありませんが、食べてみると脂ののりがハンパじゃありません。身はプリプリしているものの口の中でほどけて行きます。脂は多いのに味噌の風味と辛めの味付けが上品に引き締めています。味噌は西京味噌というより田舎味噌のような風味です。

 メニューには”当店オリジナルの味噌に漬け込んだ自慢の銀ダラ”とありますが、まさにその通り、自慢できます。

 大根おろしが鬼おろしで擂ったような粗めなのも好ましい(単に好みなだけですが)。

 玉子焼きと茄子には挽肉入りの餡がかかります。

 漬物は山芋の糠漬けといぶりがっこ。いぶりがっこは硬いので薄く切って出されることが多いようですが、ここのは厚いけれども丁寧に包丁が入っていて噛みやすくなっていて感激しちゃいます。

 赤出汁もカツオのダシが良く効いていて美味しい。

 土鍋で炊かれたご飯は若干軟らかめですが、きっちり美味しくてお代りします(一膳の量も少ないですが)。

 デザートは白い色をしていますが胡麻のムースでしょうか。生クリームも効いていて美味しい。

 大将のお人柄でしょうか、目配り、指示は穏やかで客にまでわかるような緊張感がないのが良いですね。

  • 銀だら西京漬けセット¥1,500
  • 銀だらUP
  • 出汁巻き玉子UP

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3位

紫野和久傳 大徳寺店 (北大路 / 弁当、日本料理、和菓子)

4回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2023/11訪問 2024/04/13

何回食べても飽きが来ません(再々訪∞)

 最近は帰りの新幹線やホテルでお弁当を食べる機会がなくて、2,3年ぶりくらいに老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店で”鯛ちらし”を買い求めました。税別¥2,700。ちょっと値上がり。

 日曜の夕方でしたがお弁当はまだ残っていて、予約なしでも買えました。昔は予約必至でしたが、日曜だから多めに作っているのでしょうか。こちらのコーナーに限らず料亭のお店のコーナーでもまだまだお弁当はありましたので、デパ地下は便利ですね。

 お味の方は、たぶん鯛のエキスが染み込んだ弾力のある薄く味付けされた酢飯と少量ながらも多くの種類の手の込んだおかずが絶品で、さすがに和久傳さんといった感じで久しぶりに満足しました。

 鯛はご飯の上にびっしり載っています。思ったより新鮮さは感じませんでしたがお弁当なので致し方ないところ。鯛はなくてもいいかな。と言ったら”鯛ちらし”になりませんが。

 久しぶりに買いましたが、献立表が入っていなくて、献立表と料理を比べながら食べる楽しみがなくなったかな。

 あと、以前は賞味期限が9時までだったようですが、今回は11時までと言われました。
 京都旅行の定番、”鯛ちらし弁当”¥2,700(税込)。

 最近はいつもJR伊勢丹の地下で受け取ります。ホテルで食べたり、帰りの新幹線で食べたり。

 お店は8時までですが、商品のお渡しは賞味期限の1時間半前までとのことで、7時半まで。

 おかずの中身は品書きを見てもらうことにして、それぞれ少量ながらもは季節ものの種類が多く、穏やかな確かな味を楽しめます。さすがは高級店のお弁当、お高いだけのことはあります。

 ご飯の鯛は量も多く、もちろんクセなく美味しくいただけますが、ご飯がもっちりして好きなタイプ。

 刻み混布が入り、生姜や柚子が隠し味になっているようです。

 
 京都へ行った際の恒例の”鯛ちらし弁当”¥2,700。

 電話予約してJR伊勢丹の地下で受け取ります。最近は直接伊勢丹に電話しますが。

 季節感ある和風のとりどりのおかずは、どれも素材を活かした穏やかな確かな味を楽しめるし、クセのないぷりっとした薄切りの鯛ともっちりしたほど良い酢飯のハーモニーも素晴らしい。

 もう何年も何回もいただいていますが、飽きもせずどころかいつも舌鼓を打ちながらいただいています。お高いですが、大いに満足できます。

 1回きりで捨てるのがもったいないくらいの箸が付いていて、さすが一流どころのお弁当は違うなと思わせます。

 
(28年3月)
 京都へ行った際の定番。何回食べても飽きない美味しさは敬服します。写真を2枚追加しました。

(27年4月) 
 鯛ちらし弁当¥2,700(税込)。相変わらず好みの安定した味です。写真を2枚追加しました。

(26年12月)
 ”鯛ちらし弁当”は相変わらずの安定している好みの味です。

 献立とお弁当のおかずの写真2枚をアップしました。

(26年4月)
 京都訪問時の定番の”鯛ちらし”¥2,500(税抜き)。

 「春のこの季節は鯛の身がさくら色になるので特に”櫻ちらし”と称しています」と教えてくれました。

 脂がのった鯛はもっちりして特に美味しかったようです)^o^(

(25年9月)
 京都に行った時の定番になりました。

 写真を見ると、行っている時期は毎年ほとんど変わらないのにおかずが毎回違っています。違いがわかるようにおかずと献立を並べてみました。写真見ても思い出せませんが(-_-;)。

(24年9月)
 もう何年か続けて、”鯛ちらし¥2,625”を注文です。相変わらず美味しくて京都に来る楽しみの一つですね。

(23年9月)
 またまた、鯛ちらし(¥2,625)を電話でJR伊勢丹で受け取るよう予約。午後6時と予約したが都合で7時近くに。携帯に取りに来るよう伝言が入っています。

 相変わらず美味しい。鯛は生臭くないしご飯はもっちりしていて、顔が笑っちゃいます。おかずにも勿論大満足です。

 年に一度くらいだから少々お高くても納得します。

 食べログ高評価の高台寺の”祇園○との”とかのお店で、ランチ¥4,000で失敗したことを考えたら十分満足できます。

 和久傳さんでなくては味わえない味です。京都に来る楽しみの一つです。

 昨年の写真と比べると包装紙が変わっている。おかずも微妙に変わっているようですが、前年のを詳しく覚えていないので問題なし(^.^)。ちょっとずつ進化変化しているのでしょうか。

(22年10月)
 今回は、鯛ちらし(¥2,625)のみの注文。前日に予約したら、「今月からおかずが増えて、何とかかんとか(?)。でも、お値段は変わっていません。」と言ってくれたけれども、前回から1年以上経っているし、写真撮っていないし、ごめんなさい、前回のおかず良く覚えていないのよ。でも、美味しかったのは覚えているので、またこうして予約しているのよね。

 確か、前回は夕方の分は4時から新しくなるようなこと言っていたと思うが、今回は3時半からとのこと。堺町店でも受け取れるというので、そちらでお願い。

 おかずの献立は、水菜・壬生菜・菊菜・菊花・とんぶり浸し、焼椎茸・シメジ・柿・胡桃和え、海老芋素揚げ、茄子揚げ煮、銀杏、酢取茗荷で、なるほど前回のレビューと比べると(前回がどれほど正確かは別にして)、揚げ物、和えものが入ってバラエティに富んでいて、美味しさの幅も広がったよう。

 相変わらず、鯛はもちろん生臭さなんて全然ないし、量も結構ある。ご飯がもっちりして酢加減も味加減も絶妙で美味しい。山椒の葉の香りが良いアクセントになっている。

(21年2月)
 大徳寺さんの南東の角、北大路沿いにある近代的な外観のお店。1Fはおもたせのコーナー、と言っても商品の見本が少し置いてあるだけ。平日の昼、予約なし、2Fへと案内される。

 2Fは、カウンターのみ10席ほどだが空間は広く取ってある。内装は現代和風といった趣。壁に大徳寺さんから頂いたという経文の版木が飾られている。

 料理は、”典座(てんぞ)料理(¥5,250)”のみ。野菜だけの精進料理で、炊き合わせ、揚げ、焼き、和え、など手を変え品を変え、季節の野菜をいろいろな調理法で、それぞれの完成度が高く、楽しませてくれる。一つ一つの量は少ないが、約80分かけてゆっくりゆったり食べるので、結構腹もちする。

 ここは、お弁当やお菓子も美味しいとのことで、帰りに”鯛ちらし(¥2,625)”をJR伊勢丹で受け取るよう注文。夕方4時に出来たてが届くというので、4時に予約。

 ”鯛ちらし”は、芋、人参、牛蒡、高野豆腐の炊き合わせ、シイタケ旨煮などのおかずの確かな味は勿論だが、鯛も生臭くなく、すし飯がもっちりして鯛や混布などの旨みが加わって、まさにえも言われぬ美味しさ。

 今まで、京都土産と言うといづうの鯖寿司だったが、これからは和久傳さんのお弁当にしましょう。

 ”西湖(せいこ)”というお菓子(¥2,625)は、蓮根と和三盆を練ったものだが、プリプリもっちりの感触と上品な甘さの逸品です。

  • 鯛ちらし
  • 鯛UP
  • おかずUP

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4位

末廣 (京都市役所前、神宮丸太町、丸太町(京都市営) / 寿司、日本料理)

2回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/09訪問 2019/03/09

生っぽい鯖が好きです(再々訪∞) 

 最近は鯖寿司は千登利亭で買い求めることが多いのですが、久しぶりに寄ってみます。

 古くて庶民的な作りの風情あるお店。

 注文してから作り始めます。といってもあらかじめ酢でしめてある鯖を酢飯に乗せるだけなのでしょう、すぐに出来ます。

 鯖寿司1人前、¥2,000。ちょっと値上がりしています。

 包みを開くと、竹の皮を模した白いビニールの包み。京都の老舗らしくないですね。

 薄い混布をまとっていますが、そのままいただきます。

 鯖は身の厚い部分と薄い部分が半々。

 鯖は絶妙の締め具合で生っぽくコリコリしています。

 酢飯はもっちりして穏やかな酢加減で、鯖と一体になって美味しい。

 以前のレビューを見ると、箸や醤油が付いていたりなかったりですが、今回は両方とも付いていました。


(2013'09)
 1人前¥1,850を購入です。

 店内の写真5枚追加しました。角の削れたテーブルが街の老舗感を出しています。

 酢飯がやや甘めで醤油が要りますが醤油は付いていません。前回は醤油は付いていましたが、箸はなかった。今回は逆のようです。忘れたのでしょうか。醤油が無いと何だか千登利亭の方が美味しいような。☆4.5⇒4.0に修正です。

(2012'09)
 京都に来たら、私的には鯖寿司は外せません。

 京都の中でも今のところこちらのが一番。と言うことで昨年に引き続きこちらに訪問です。例によって、作っている間は世間話です。

 ホテルに持ち帰って食べますが、昨年より生っぽくて美味しく感じます。胃から上がってくる息も全然生臭くなくて良いですね。

(2011'10) 
 京都新聞に載っていたので行ってみた。

 最近の京都新聞の記事は何だか宣伝っぽいが、以前のは各界の著名人が本当に推薦しているようで、いくつかの店を訪問したがいずれも記事通りで信頼できた。

 店構えは、とても有名店や老舗とは思えない、ごく普通のちょっと古びた造りで、知らなければ通りすごしてしまうほどのもの(笑)。

 入り口脇に見本が置いてある。ちらし、稲荷などもあります。鯖寿司は¥3,700とあるが、半分のは書いてないので、引き戸を開けて聞いてみます。

 「ありますよ、お持ち帰りですね(¥1,850)、包みますので座って待っていてください」。

 入って右側が調理場、左手にテーブルが並んでいます。

 店員さんはおばあさんと中年の男性で、親子でしょうか。おばあさんが包んでいる間、せっせと箱寿司を作っている大将と世間話。親切にいろいろ教えてくれる。

 店内のテーブルは安っぽいのが3卓。椅子もちゃちくて、冬季は蒸し寿司を提供するようだが、この時期は店内で食べるのはあまり想定していないよう。奥のテーブルには、注文の品らしいのが袋に入って置いてあります。

 店内は昔ながらの木造りで飴色になっていて風格があります。妙に落ち着いちゃいます。

 早速、ホテルに帰って包みを開きます。

 巻いてある昆布は半透明の薄い昆布です。そのままいただきます。

 6つに切られた鯖は頭の方はかなりの肉厚だが尻尾の方はごく薄い(-_-;)。半身だし、全部薄いのよりマシでしょ。

 ちゃんと醤油も付いていて旅行者にとってはうれしいところです。箸は付いてなかったけれどもね。新幹線で食べることを考えると、箸もあった方が親切ですね。

 鯖の〆はごく浅く、生っぽくてとろとろ。これは美味しい。今まで食べた中で一番美味しい(^.^)。尻尾の方も十分美味しくいただけます。

 若いころ、カミさんが作った〆鯖を食べて、〆鯖ってこんなに美味しいのか!と感動したときのような味。ただし、この時は三日三晩、煙草も吸えないほど七転八倒して(当時は喫煙者でした)、それから20年くらいは鯖には近づきもしませんでした。カミさんは平気でしたので、やはり腹の黒い人にはかなわないのかな。

 酢飯もやや甘めの酢加減で、しっかり酢の味がするのにカドが取れてまろやか、穏やか。硬さはちょうど良く、鯖と良く練れていて一体化している。

 う~ん、参った。

 ここの鯖寿司を食べると、他の鯖寿司を食べたくなくなる。
 
 「他の鯖寿司はどんなのかな」と試す気がなくなる。これは良いことなのか、残念なことなのか。

 ガリはビニール袋などでなくて、そのまま添えられている。お土産用に長時間持ち歩くのを前提にしていないのですね。

 食べているときは全然生臭くないが、後で生臭い息が出てきたのは残念。

  • 鯖寿司断面
  • 鯖寿司断面
  • 鯖寿司半分¥2,000

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5位

土手の伊勢屋 (三ノ輪、三ノ輪橋、南千住 / 天丼、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/01訪問 2015/04/05

好きなお味の天丼ですが行列長すぎです(再々訪)

(H27.1)
 休日11時半過ぎ、15名ほどの行列で、店内は15人は入れるだろうから30分ほどの待ちだな、と踏んで並びますが、なんとお店に入ったのは50分後、天丼が来たのは60分後。

 天丼の”イ”¥1,400と”ハ”¥2,300、味噌汁、お吸い物各¥150を注文。

 以前の口コミを読み返して見ても、天丼もお吸い物も、内容も味も値段もまったく変わっていません。

 天丼は相変わらず好きな味ですが、”イ”で十分だし、1時間も並ぶほどでもないし、口が肥えて以前ほどの感動もないし、同じ値段なら銀座の茂竹の方が満足感が大きいので☆4.5から3.8に修正です。

 店を出た1時頃には30人くらいの行列でした。

 写真を5枚追加しました。

(H24.1)
 行列が15,6人だったので並んでみた。11時半開店だが、11時50分だったので最初のお客さんはそのうち出てくるでしょう。

 並んでいる間に若い店員さんが、人数確認と注文取りに来る。前回のおばあさんと違ってきちんとメニューの説明もしてくれる。

 今回は天丼”(イ)¥1,400”と”(ハ)¥2,300”、”お吸い物¥150”を注文。

 奥のテーブル席に座るが、狭くてコートやバッグを置く場所はない。店内は古い木造で黒光りしていて風情がある。

 「登録有形文化財」の表示がかかっていた。一昨年は気が付かなかったと思ったらH22.9の登録だった。

 窓の擂りガラスには海老の模様が入っているが、よく見ると微妙に違っている。時代物です。

 天丼(イ)は前回と同じなので割愛。

 (ハ)には蓋が被さっているが穴子などははみ出している。相席の人は(ロ)だが、蓋はない。蓋は何か意味があるのでしょうか、と思ったら、わかりました(勝手にわかったつもりなだけですが)。

 ご飯の上の天ぷらの量がハンパじゃない。天ぷらを蓋に移さないとご飯にたどり着かない。上の天ぷらをどかしても下にはかき揚げがある。

 天ぷらは、穴子、海老2尾、海老と小柱のかき揚げ、しし唐、南瓜、珍しいところではじかみ。

 穴子はクセなくしっかり穴子の味がして美味しい。海老はプリッとと言うよりフワッとした感触。一方、かき揚げのエビはプリッとしていて全然揚げすぎの感がない。南瓜は大きい分、少し硬いところがあった。

 甘辛のタレの具合もちょうど良いので、大量の天ぷらを胸焼けもせずにムシャムシャと食べられます。

 お吸い物はダシも効いていて思ったより美味しい。椎茸は少々硬いものの椎茸の味が恐ろしく濃い。穴子の肝はちとクセがあった。

 カミさんと二人なので、(イ)の烏賊のかき揚げやキスも食べられて満足満足。カミさんも珍しく満足。

 店員さんは若い男性だけで、動きも接客も良く、気持ち良く食べられた。

 12時50分に店を出たときは、2人しか待っていなかったので、最近はすいているのでしょうか。1時頃が狙い目かも。

(H22.1)
 たまに近くを通ると、いつも20人くらい並んでいて、諦めていた。休日11時半過ぎ、たまたまか今日は10人程度の行列。よし、今日は並ぶぞと、待つこと20分強。

 店内は黒く煤けており、外見と同様レトロで年季を感じさせる。奥の座敷と4人用テーブル4つ席で25,6席くらい、奥の方は暗そう。

 品書きに天丼イ(¥1,400)、ロ(¥1,900)、ハ(¥2,300)とあるので、初老のおばちゃんに違いを聞くと「イは海老とキスとかき揚げ、ロはキスの換わりに穴子、ハは海老2匹」と早口で言う。

 「かき揚げ丼は?」と聞くと即座に「出来ません」と事務的に答える。今日はもう終わったのか、昼時はやらないのか、休日はやらないのか、たまたま今日は出来ないのか、季節的にやらないのかなどとの説明は当然なく、もちろん「申し訳ありません」の一言もない。

 そんなに説明するのが嫌なら品書きに書いておけば良いのに。それとも一見の客は不愉快にさせて行列を短くしようという魂胆か。このおばあちゃん、お茶を頻繁に注ぎ足してくれるのは良いが、その時も一言も口をきかない。

 天丼は”イ”と”ロ”を頼んでから20分強、並んでから都合45分でありつけた。天ぷら自体はゴマ油の香りがして好ましい。

 海老は小さめでやや揚がり過ぎ。イカは大きめの賽の目切りだが癖もなく柔かく揚がっている。キスと穴子は衣がカリッとしており、具はやわらかく揚がっている。

 汁は甘さを抑えてあり、くどくなく、天ぷらの衣、具、汁、ご飯が一体となって美味しく、あっという間に食べられる。

 穴子は丼ぶりからはみ出すほど大きいが、汁も丼ぶりからはみ出ていて、丼を持つと手がべたべたする。紙ナプキンくらい置いて欲しい。

 味噌汁やなめこ汁はダシが効いて美味しいし、キャベツの浅漬けも大葉の香りが効いている。

 ¥1,400の”イ”で十分CPは高いと思うが、今度はエビのかき揚げ入りという”ハ”を食べて見たい。

 12時半過ぎに店を出たら20人以上の行列が出来ていた、ラッキー!

  • 天丼ハ¥2,300 H27.01
  • 天丼イ¥1,400 H27.01
  • お吸いもの¥150 H27.01

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6位

群林堂 (護国寺、茗荷谷、新大塚 / 和菓子、大福)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/07訪問 2016/09/17

お豆さんいっぱいの豆大福です(再々訪∞)

(16'07)
 土曜の10時少し前、 20人、30分待ち。帰る頃は40人待ち。

 ”混雑時は個数制限”の貼り紙があり、聞くと「今は20個まで、もっと混んできたら10個にする」とのこと。もちろん20個の大人買い。1個170円。

 松島屋より一回り大きく餡も甘めで食べ応えはありますが、豆は硬め。この豆だと総合的には松島屋の方が好きかな。

(13'07)
 猛暑日のランチタイム、さすがに3,4名の行列で、女性ばかりなので注文個数も少なくすぐに順番が来ます。と思いきや、2つに分けて包んでもらってからやっぱり箱に入れてくれと言うお客さんにもお店の人は嫌な顔一つせずに気持ち良く対応しています。

 20個の大人買いですが、半日も持ち歩いているとさすがに皮がしとってしまいます。

 お店に新聞の切抜きが置いてあり、それによると”もち米は宮城産”とありますが、”震災以降お客様への食の安全を考え、佐賀県産の餅米を使用”とあります。う~ん、考えさせられますね。

(13'02)
 平日の12時頃、みぞれ混じりの天気のせいか、並び始めてから約10分で買えました。

 相変わらず、甘めの餡に絶妙にマッチする塩加減の豆は、しっかり豆の味を感じられ、量も多くて美味しいですね。

 今回は10個買いましたが、次回からは20個くらいの大人買いをしましょう。

(12'09)
 先々月(7月)は水戸で偶然はやしやの豆大福を買い求め、先月(8月)は岡埜榮泉の豆大福を頂戴し、豆大福で食べログを見ていたらこちらも高評価で、マイレビュアーのうどんが主食さんも絶賛していたのでいつかは買いに行こうと思っていました。

 「いつかは、なんて思っていてもいつなのよ。大体、護国寺や有楽町線なんて用ないじゃないの」と自分で自分を責めます。これくらいの責めはいつものカミさんの攻撃に比べたら全然大したことはありませんが(^_^;)。

 そうは言っても、そこは自分には甘い私のこと、早速池袋に用事を作ります。

 お客さんのところへ寄った帰りに買いに行こうとしましたが、食べログ見ると午後には売り切れてしまうこともあるとのこと。これは計画が狂いましたぞ。

 鞄の中の余計なものは全部出して、取り合えず先に行って見ましょう。護国寺の駅を出れば、行列が出来ているだろうからすぐにわかるでしょう、と地図も持ちません。

 ところが、地上に出て周りを見ても行列なんか見えません。適当に歩いてみると、2,3人並んでいるのが見えました。いつもラッキーです。

 平日12時少し前ですが、以外に空いていました。ちなみに天気は晴天です。猛暑は空いているのかな。

 サラリーマンは大きな箱で買っています。おばちゃんは20個くらいを3つか4つに分けて包んでもらっています。大福の他には豆餅、団子、水羊羹なども売っていますが、皆さん「○個」と個数を言うだけです。自動的に大福の個数です(^'^)。

 貼紙を見ると、大福は¥160/1個、豆餅も¥160/1個とあります。6個以上から箱に入れてくれるようなので、6個、箱入りで注文です。店内の写真を撮る間もなくあっという間に包んでくれます。箱代は¥40でした。

 並び始めてから出てくるまでのホンの5分ほどの間に10人くらいの行列が出来ています。こうやっていつもセーフなら良いのですが(-_-;)。

 家に帰っても大福は潰れることなく健在です。セロファンに包まれていないので、皮が硬くなるのは早そうです。

 モッチリした皮に豆がいっぱい入っていてこれは嬉しい。豆の塩加減も餡の甘さと相まって良いい加減です。

 餡はつぶし餡。つぶし餡とはいってもそれほど粒々感はありません。色が濃くて甘い。

 餅、豆、餡のベストの組み合わせで¥160/1個ならCPも良いですね。つぶし餡が嫌いなカミさんもさっさと自分の分を確保していました。

 豆餅も豆がこれでもか、と言うほど入っていてこちらも美味しい(*^_^*)。

 たまたま古い料理雑誌を見ていたら、読者の投稿欄に群林堂が載っていて、1個¥80とありました。日付を見ると平成2年です。ざっと20年で倍ですか。年率3.53%は高いのか安いのかな)^o^(。

  • ”個数制限”の貼り紙 H28.07
  • 行列の様子 H28.07
  • 豆大福20個

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7位

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/03訪問 2012/03/21

穏やかだが深みとコクのあるソースに脱帽です

 平日12時ころ、先客1組、後客2組いずれも女性でそれほど混んでいません。山手通り沿いのラーメン二郎 目黒店は開店前から20人以上並んでいましたが、こちらは全員男性でした(^'^)。

 2人用テーブル9席ほどの店内は、クリーム色の塗り壁で間接照明を上手く使った、落ち着いて洒落た雰囲気。

 ランチは、¥1,000一種類のみ、コーヒー、デザートは別料金であることを告げられます。確か入り口横に書いてありましたが、わざわざ丁寧に言われるとしっかりしたお店なんだなと感じます。

 入り口横の黒板には”軽い前菜”、”サルミッチャのラグー、ペンネリガテ”とありましたが、良くわからん(-_-;)。

 テーブルは合板の安っぽいもので、箸置きがないものだからスプーンやフォークの油がテーブルに染み付いています。夜はきちんとテーブルクロスがかけられるのでしょう。

 はじめに前菜3種が運ばれます。サラダとひよこ豆と玉子焼き。それぞれ作り方から丁寧に説明してくれます。いいですねぇ、非常に興味をそそられます。余計な心配ですがいちいちこんなに丁寧に説明していたらこりゃ大変です。4組しかいないからいいようなものですが。

 ひよこ豆はほろほろ鳥や何かの皮で煮込んだと言っていましたが、まろやかで芳醇で美味しい。ズッキーニの玉子焼きもバジルとチーズが効いています。

 天然酵母のパンは白くて皮に焼き目は付いていないが、カリッとしていて中はモッチリしている。3切れくれましたが、食べ終わると黙っていてもお代わりもくれます。

 メインのパスタが来るまでは時間がかかる。15分以上かかります。店員さんが気を利かして本を持ってきてくれました。以前のお店が紹介してあるとのことですが、どれも超高級そうなお店ばかりです(-_-;)。

 メインのペンネのソースは、「豚と牛の挽肉で作ったソーセージで煮込んで、パルミジャーノチーズ(?)をかけて・・・、スターアニスとピンクペッパーを加えた」とのこと(たぶん)。

 トマトその他も入っているようですが、穏やかでまろやかな上に、コクと深みがあります。これはすごい!ソーセージの旨味でしょうか、極上です。とても真似できない味です(アタリマエダロ!)。八角の香りも微かに効いているし、ピンクペッパーも所々に口に広がります。ペンネはモッチリ感があり適度な弾力があってこちらもいけます。

 Giglioといいこちらのお店といいこういうパスタを食べてしまうと、その辺のパスタなんか食べられなくなってしまうのが困るところです(*^_^*)。

  • メインのペンネ
  • メインのペンネUP
  • 前菜セット

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8位

御曹司 松六家 (六本木、六本木一丁目、乃木坂 / 日本料理、しゃぶしゃぶ、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/03訪問 2012/04/06

旨味抜群のとろけるような肉を味わえます

 ランチタイムは混んでいそうなので平日の1時過ぎに訪問。引き戸を開けると若い女性2名が立っています。「お待ちですか?」「すぐですよ」じゃあ待ちましょう。

 狭い通路沿いに厨房の出入り口があって、まだそこから料理を運んでいる。帰る人が多いのかと思いきやこれから食べる人の方が多そう。

 2、3分すると店員さんが来て1名であることを確認。と同時に表に出て行って暖簾を片付けます。後で調べたらLOは13:30でした。10分ほど早く閉めたようですが、危ないところでした。

 「すぐですよ」の言葉を信じて待っていましたが、なかなか呼ばれません。帰る人がいないので当然と言えば当然。

 「「すぐですよ」に釣られて入って、中で随分と待たされるなんて○俗のお店のようですな」とは友人の言(-_-;)。

 お嬢さんたちに罪はありませんが、ついに私も鞄から本を出して読み始めます。客先訪問の時間は適当に言っておいて良かった(^'^)。

 結局、部屋に案内されたのは30分後です。部屋は全部個室のようで、案内されたのは2人用のテーブル1卓の小さな部屋でした。引き戸を閉めると密室状態、こりゃデートには最適ですな。もう関係ないけれども。

 ランチのメニューは、

 黒毛和牛ひつまぶし御膳     ¥1,200 
 特選地鶏の親子丼と板蕎麦   ¥1,000 
 3種のお造り               ¥300 
 松六家の昼会席(要予約)     ¥3,800 

 部屋に入るとお兄さんがおしぼりを手渡しでくれます。「大変お待たせして申し訳有りませんでした」とごく自然に言葉が出ているのが気持ち良い。

 待っている間に注文しておいたので、料理は5分ほどで来ます。料理が来るまでの間、テーブルに置いてある”ひつまぶしの食べ方”を読みます。簡単に言うと、”まずはそのまま”、”次に薬味を載せて”、”最後に出汁をかけてお茶漬け”ということのよう。料理を持ってきたおばちゃんは、一応説明してくれます。

 丼にはご飯の上に肉が載っています。枚数は数えませんが、思ったより多い。きれいにさしが入っていてレア状態。口に含むと肉はトロッととろけるようで肉の味もしっかり感じられて美味しい。やや甘め薄味の醤油タレが肉の旨味を引き立てています。

 タレはご飯にもかかっていて、ご飯も美味しくなります。ご飯を大きく取ろうとすると、中に入っている肉も一緒に取れてしまい、肉が多すぎちゃうくらい。多すぎるのはよいですが、後からのご飯の追加を考えると、美味しいからといって肉だけムシャムシャ食べない方がいいでしょう(反省(-_-;))。

 薬味は、三つ葉、山葵、胡麻団子、あられ、海苔、山椒があり、いろいろと楽しめるのも良いですね。

 サラダは、”6種類の有機野菜”がウリのようで、野菜は確かに何種類か入っていますが量は少ない。上にジャコがかかっていたり塩昆布が混ざっていたりと一工夫されています。

 その他、小鉢に湯葉、ひじき、漬物、甘味。湯葉にはいくらが飾ってあったり、ひじきはコリコリした食感があったりして、こちらも一工夫。出汁は昆布と鰹の和風だし。甘味のチョコレートムースは”出しましたよ”程度のご愛嬌。

 ご飯はお櫃で追加されます。お櫃に入れる量も聞かれますので大喰いの方も量的には全然問題ないでしょう。

  • ”ひつまぶし御膳”¥1,200
  • ひつまぶしUP
  • ご飯の上の肉と中の肉の比較

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9位

山田家 (山形 / 和菓子、どら焼き)

4回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2023/05訪問 2023/10/28

日本橋三越の山形展でも人気です(再々訪∞)

 年1回の日本橋三越の山形展の初日に伺いました。

 平日の開店15分前に地下の入口に並びますが100人近くの行列。皆さんが皆さん山形展に行くわけでは無いでしょうが、すごい行列です。入口は地下に2か所、地上には4か所くらいあるので合計したらすごい人数になるでしょう。

 案の定、山田屋さんの所に行くとすでに30人以上の並びで、階段の下まで続いています。もちろんすぐに行列は延びて数えきれないくらい。数えようともしなかったわけですが。

 例年ですと整理券の配布や個数制限があるのですが、この日はそんなのはなくて、一人で大10個も買うお客さんがいたりして売り切れないかとヒヤヒヤものです。

 販売個数は大¥1,000 100個、小¥600 250個 とのこと。

 何とか買えたものの10時半ころには「大はこれで終わりです」のアナウンスがあり、小もあと30個くらいで、後ろの人は多分買えないでしょう。最後まで見届けるほどの暇はありませんでした。

 肝心のお味はほろっとした口当たりが何とも言えず、お豆の風味と上品な甘さが口の中でいハーモニーを醸し出しています。

 また来年も来ようと思わせる逸品です。



 コロナで遠ざかっていたデパートの地方展。

 今までは仕事の都合で昼近くの訪問で、お目当ての”白露ふうき豆”の大箱は売切れになっていたので、今回は開店と同時に訪問です。

 地下の入口は50人くらいの行列。エレベーターで展示会場に上がって一目散に山田家さんに向かいますが山田家さんの所だけ既に20人くらいの行列。

係りの人が大箱、小箱の整理券を配っています。大箱(¥1,001、490g)小箱(¥601、280g)、合わせて一人5箱まで。以前は確か一人2箱までだったように記憶していましたがしばらく来ない間に変わったよう。

 では知り合いに配る分も含めて大箱5箱をいただきましょう。

 家に帰って早速いただきます。

 きれいなうぐいす色で、口に入れると軟らかくほどけてふくよかな豆の風味が口いっぱいに広がります。うん、これこれ、この食感と風味なんだよなぁ。デパ地下では山田家さん以外のふうき豆は常時置いてありますが、どことなく違う風味が違うんですよ。

 昔、山形のレストランでおばちゃんが「山田家のふうき豆じゃなきゃダメだよ。」と教えてくれたのがわかります。その山形店ではふうき豆しか売っていないのにお客さんがいっぱいだったのを思い出します。

 残りは小分けして冷凍しておきます。冷凍すると味は落ちますが、地方発送はしていないようだし年に1回だけの販売なのでやむを得ません。

(17'06)
 初めて山形の山田屋さんでふうき豆を買ってからかれこれ13,4年。恒例の日本橋三越の山形展に行き出してから10年近く経つでしょうか。表彰ものです。

 朝の開店とほぼ同時に並びます。開店時のデパートには初めて入ったような気がしますが、店員さんが各売り場に並んで、いらっしゃいませと頭を下げます。特に1階の化粧品売り場を通る時は、居並ぶ美女たちの前を歩くのも気恥ずかしく、にっこり笑ったつもりがただのにやついた爺さんだったりするし、緊張しながら歩きます。

 ふうき豆は今年は大小2種類を販売。昨年は小だけてした。

 大が490g、¥1,000、1日100個、小が280g、¥600、200個、お一人様1個限りとあります。お一人様1個といってもどちらも1個ずつOK。

 12時まで有効の整理券を配っていてますが皆さんそのまま並んでいます。開店と同時に行列が出来ているのはこのコーナーだけで大層な人気。

 30人くらい並んでいますが回転が早いのでもう1回並んで計4個買います。

 豆の風味と甘さと口の中でほどけて行く食感は何とも言えません。同じ山形のふうき豆でも他のお店のとは微妙に違います。

 小分けして冷凍庫で保存。カミさんはこんなに買ってきてどうするんだと怒っていますが、年に1回しか買えないのでちょっとずつ楽しみます。カミさんも好きなのが困りものです(^_^;)。


(’16年6月)
 恒例の日本橋三越の山形展。

 大きいのを3箱買おうと思っていたら、今年は小さい箱¥600だけで、しかも1人1個だけ。

 平日11時頃20人くらいの行列ですが1人1個と決まっているので流れは早い。並び直してまた買います。用を済まして12時頃行ったら行列5人。また買っちゃいます。

 鞄に入りきれないので1階の案内所で紙袋を貰います。持っていたビニール袋を見て、「7階ですか、買えて良かったですね」。案内嬢もよくご存じです。

(’14年6月)
 例によって日本橋三越の山形展。
 
 箱は大小あって、¥1,000と¥600の2種類。何年も値上がりしてないなと思ったら520g⇒490g、300g⇒280gと減量していました(-_-メ)。

 最新の価格表とお豆の写真を追加しました。

(’13年6月)
 毎年やっている日本橋三越の山形展での購入。美味しくて好きです。一杯買って冷凍しておきます。

(’12年6月)
 日本橋三越での恒例の「山形展」。

 今年は初日と最終日の昼に行ったが両日ともまだ一杯残っていた。常連さんらしきお客さんも驚いていた。レジのおねえさんに「珍しいね」と言うと微笑みながら肯いていたので、彼女もいつもと違うのを知っているのでしょう。

 人気に陰りが出たのでしょうか、良く品切れになるので大量に置いたのでしょうか。

 味は相変わらず、飽きずに(年に一回ですので)美味しい。

(’11年6月)
 今年もまた日本橋三越で「山形展」をやっていたので買ってきた。

 今年は¥600の箱しかないよう。夫婦で一回で食べるには十分過ぎる量で、相変わらず口の中でホロホロと甘くほどけていき、顔が笑う。

 冷蔵のケースに入って売られているが、昼休みの同じ時間に行っても完売していたりかなりの量が残っていたりして、変動が大きそう。

(’10年6月)
 あれは確か、’05年3月のこと。まだ雪の残る山形に出張で、ランチのレストランでおばちゃんに土産は何が良いかと聞いたところ、「山田家のふうき豆だね、山田家じゃなきゃダメだよ。」と言われ、場所を聞いて買いに行った。

 大通り沿いのビルに挟まれた小さな店で、店の中ではふうき豆を秤で計って箱に詰めている。ふうき豆しか売っていないのにお客さんが大勢いたのに驚いた。

 家に帰って食べてみると、えんどう豆の風味香りが高く、ふんわりと柔らかく口の中でホロホロとほどけていく。ほど良い甘さもあって止まらない。こりゃぁ、ずんだよりよっぽども旨美味いぞ。それほど高くなかった気がする。もっと買ってくれば良かった。

 という風に思っていたら、日本橋三越で山形展をやっていて、出店はしていたけれども、11時すぎには売り切れとのことで、次の日、会社を抜け出して10時20分ころに買いに行くと20人くらい並んでいた。昨年はすぐ買えたような記憶があるが。

 後ろのおばちゃんが整理係の店員と話しているのを聞くと、「最近は名前が知れ渡ってしまった、他の店のもあるけれど山田家のじゃないと美味しくない」とのことだった。まぁ、並んでも買おうというくらいの人だからそれくらいは言うかな。食べログでは高評価だが11件しかレビューされていない(H22,6)ものの、知る人ぞ知る人気商品になってしまった。

 まとめ買いしても良いのだけれども、あればあるだけ、妻も一緒になって食べてしまうので、一年に一回のお楽しみとして大きい箱(¥1,000/520g)を2つ買った。ちなみに小さい方の箱は¥600/300g。

 同じ三越の地下の菓子売り場にも違う店の”ふうき豆”を売っているが、やっぱり山田家の方が香りと柔らかさで勝っていると思う。

  • ふうき豆
  • ふうき豆 大
  • パッケージ

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