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味のパラディーソ(楽園)を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
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1回
昼の点数:4.5
2021/02 訪問
多摩川の土手で夕陽を浴びる
六本木で五美大卒・修展を見た後、新宿に足を伸ばし損保ジャパンの「FACE2021」展も鑑賞した。こちらは、現在(あるいはこれから)作家として頑張ろうという方々」が応募する公募展だ。16年前の若い衆の一人が入選している。コヤツはM美の日本画を卒業後,、院に進み、さらに定職に就かず画業を続けている。最近ようやく色々な公募で名を見るようになったから、志を曲げていないのだろう。最近、メンタルに少々支障をきたした受験生の若い衆が予備校に通えず、パラを頼って出身校に通って訓練している。この子がこの日のツアーに同行していたのだが、ついに『J』美と『T』美に合格できた。あとは、月末~3月の『G』大を残すのみとなったところで、一寸だけ私大合格のお祝いをしてやろうと言ってしまった。まだ、何をするかも決めてなかったが、ケーキは大好きだと言うので突然寄り道を思い付いた。新宿初台から、南下して世田谷通りを環八に向かう。自由が丘がスウィーツのメッカだ。「せっかくだしもうちょっと足を伸ばそう」と駒澤大学を左折し、ここで「タカギ」にしようかと一瞬思ったがやり過ごし、やがて第三京浜と言うところで尾山台の老舗を思い出した。環八通りに面した場所に大きなカッコいい店舗となったことを見つけたら「やべっ、こっちに新しくできてる! 自由が丘じゃなくここだ!」受験生はキョトンとしているが、パラの興奮に!(^^)!。何年ぶりだろう。この店の絶品クレームブリュレに感動して何度か通ったのは、もう10年以上前のこと。新しい店舗は以前の商店街にあった頃より広くなり、イートインの喫茶スペースもある。(ただし、今はコロナ対策で休業中だが)遅い午後だったので品数は多くないが、それでもショーケースの中は魅力的なプチガトーがいくつか並んでいる。くっついてきた連れは苺などフルーツの載ったタルトを所望、それにセフィールがいいという。パラはオーソドックスにフォンダンショコラを選んだ。この日、店内飲食はできないが、外が暖かいのでどこか公園でいただこうとミニスプーンをつけてもらった。「ここから多摩川は近い」という閃きで店から直ぐの交差点を南下する。住宅街を抜けてコインパーキングに車を停め、自販機でホット飲料を購入した。土手を登り、道路を越えると視界はグーンと開けて、南西部に傾いた陽光が眩しい。河川敷の開けた草地では、サッカーに興じる若者、犬の散歩をする地元民、日向ぼっこする老人、駆け回る子ども達、混んではいないがのどかな休日らしい眺めだ。倒木の乾いた幹に腰を降ろし、キラキラ輝く川面を見下ろす位置で箱を開けた。タルト生地がとても美味しいと言う。セフィールのお酒の聞いたチョコレートムースはうっとりしたと言う。その下の小さなチーズケーキ状のドームは予想を超えた味と風味だと言う。パラのフォンダンも濃い!この、ネットリする食感に溶け出すビターなチョコレートは官能的だ。連れは、町の普通のケーキショップの品物と格段にレベルが違うと実感したと言う。人が技術を極め、本気で顧客を満足させようと表現したものは受け手に感動を与える。私たちのような素人が難癖をつけるような評価はできないと思った。暖かな夕陽を浴びた、ほんの一時の癒しの時間。極上のスウィーツをいただくにはあまりにお洒落じゃないシチュエーションだったが、幸福感は高かった。東京帰りにまた寄ろう!
2021/02/24 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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ソファー席
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六本木で五美大卒・修展を見た後、新宿に足を伸ばし損保ジャパンの「FACE2021」展も鑑賞
した。
こちらは、現在(あるいはこれから)作家として頑張ろうという方々」が応募する公募展だ。
16年前の若い衆の一人が入選している。コヤツはM美の日本画を卒業後,、院に進み、さらに定
職に就かず画業を続けている。
最近ようやく色々な公募で名を見るようになったから、志を曲げていないのだろう。
最近、メンタルに少々支障をきたした受験生の若い衆が予備校に通えず、パラを頼って出身校
に通って訓練している。
この子がこの日のツアーに同行していたのだが、ついに『J』美と『T』美に合格できた。
あとは、月末~3月の『G』大を残すのみとなったところで、一寸だけ私大合格のお祝いをして
やろうと言ってしまった。
まだ、何をするかも決めてなかったが、ケーキは大好きだと言うので突然寄り道を思い付いた。
新宿初台から、南下して世田谷通りを環八に向かう。自由が丘がスウィーツのメッカだ。
「せっかくだしもうちょっと足を伸ばそう」と駒澤大学を左折し、ここで「タカギ」にしようか
と一瞬思ったがやり過ごし、やがて第三京浜と言うところで尾山台の老舗を思い出した。
環八通りに面した場所に大きなカッコいい店舗となったことを見つけたら「やべっ、こっちに
新しくできてる! 自由が丘じゃなくここだ!」
受験生はキョトンとしているが、パラの興奮に!(^^)!。
何年ぶりだろう。
この店の絶品クレームブリュレに感動して何度か通ったのは、もう10年以上前のこと。
新しい店舗は以前の商店街にあった頃より広くなり、イートインの喫茶スペースもある。
(ただし、今はコロナ対策で休業中だが)
遅い午後だったので品数は多くないが、それでもショーケースの中は魅力的なプチガトーがいく
つか並んでいる。
くっついてきた連れは苺などフルーツの載ったタルトを所望、それにセフィールがいいという。
パラはオーソドックスにフォンダンショコラを選んだ。
この日、店内飲食はできないが、外が暖かいのでどこか公園でいただこうとミニスプーンをつけ
てもらった。
「ここから多摩川は近い」という閃きで店から直ぐの交差点を南下する。
住宅街を抜けてコインパーキングに車を停め、自販機でホット飲料を購入した。
土手を登り、道路を越えると視界はグーンと開けて、南西部に傾いた陽光が眩しい。
河川敷の開けた草地では、サッカーに興じる若者、犬の散歩をする地元民、日向ぼっこする老人、
駆け回る子ども達、混んではいないがのどかな休日らしい眺めだ。
倒木の乾いた幹に腰を降ろし、キラキラ輝く川面を見下ろす位置で箱を開けた。
タルト生地がとても美味しいと言う。
セフィールのお酒の聞いたチョコレートムースはうっとりしたと言う。
その下の小さなチーズケーキ状のドームは予想を超えた味と風味だと言う。
パラのフォンダンも濃い!
この、ネットリする食感に溶け出すビターなチョコレートは官能的だ。
連れは、町の普通のケーキショップの品物と格段にレベルが違うと実感したと言う。
人が技術を極め、本気で顧客を満足させようと表現したものは受け手に感動を与える。
私たちのような素人が難癖をつけるような評価はできないと思った。
暖かな夕陽を浴びた、ほんの一時の癒しの時間。
極上のスウィーツをいただくにはあまりにお洒落じゃないシチュエーションだったが、幸福感
は高かった。
東京帰りにまた寄ろう!