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味のパラディーソ（楽園）を探す旅
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Y・Tパラディーソ (男性・神奈川県) 認証済
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1回
昼の点数：4.5
2012/09 訪問
本当に美味しいものは声高に主張しない
【2011，9 再々訪】＝惚れたらとことん信濃町～明治通り界隈には年に２～３度来る要件があって、たまたま見つけたこの店のパスタの旨さに虜になったもんだから…。たとえ、ランチタイムぎりぎりの時間だろうと、店の迷惑は承知の上で「なんとかお願いできますか？」なんちゃって案内されるままカウンターに座ったのが午後２：００。ここに「いつか夜来るぞ」と思っているのに叶わない。せめて昼のパスタで我慢なのですが、そのパスタが他の店のそれとはまるで違うので唸ってしまうのでした。この日は、『しらすとカラスミのタリォリーニ』ときたもんだ！迷わず「それでお願い。」と言って待ちます。イタリア料理店では特有のフォッカチャのカットを３ピースほど、オーブンで温めて出してくれます。香草の香りのするカリッと焼かれたパンは、否応なく食欲を掻き立てます。そして、ロングパスタは期待のタヤリン♪ちょうど、パルミジャーノレッジャーノをふんだんに散らしたように、カラスミの黄褐色の身を砕いて麺に散らせてあるのです。温かな麺にはしらすと葱（浅葱かな？）が和えてあって塩加減は絶妙のバランスです。フォークで一巻き口に運びますと、これはこれはどこにも破綻のない、それでいて含みの旨みは豊かに広がる味わい。使っている食材はいずれも海のものですが生臭さがまったくありません。勿論、自家製の生麺ですから芯なしの茹で加減ですが、この味にはこの柔らかさこそ相応しいのだと納得できる食感です。このパスタのどこにも＜これ見よがしな＞、あるいは＜声高な＞主張はありません。素っ気ないほどシンプルに提供されているようでいて、実は細心の注意深さで調理された一皿のランチ・パスタは最後の一口まで美味しいのでした。この日、残念ながら口直しのグラニテは省略。アメリカーノを一杯、熱々でいただいて仕事に戻りました。☆半分UPで更新しました。また、来ます。（いつの日か夜にワイフを連れて・・・）【2012，１ 再訪】＝再びのパスタランチに嵌る！EMILIA に来るのは２度目、東京は信濃町方面出張のついでに、以前美味しかったパスタが忘れられずまたまたお邪魔しました。「カプンティ」と呼ばれるパスタは、卵やオイルは入れず強力粉主体（８分ぐらい？）のデュラムセモリナと水で練った生地を棒状に切り人の指３～４本で押さえるようにグニュっと伸ばしたものだそうです。何でも、南イタリアのプーリア州のパスタだとか・・・。これを鶏肉と野菜を煮込んだソースと絡めて提供するというのが、この日のランチでした。寒かったので店内のカウンターの奥に腰かけて迷わず「本日のパスタ」をお願いします。パラは田舎者ですから、「カプンティ」などと呼ばれるパスタは食したことがございません。どんな食感でどんな味なのか、興味深々です。２種類のパンとともに鶏肉の煮込みソースのカプンティが来ました。早速いただきます。食感はモチモチ！≪讃岐うどんを細めにして不規則な凹凸を入れたショートバージョン≫と言っても伝わらないかなぁ。ソースと絡んだそれは、ほとんど快感に近い食の喜びを与えてくれる一品です。黙々と一気に平らげ、パンでソースを拭ってしまいました。カウンターで仕込みに余念がない若い厨房スタッフに言ってしまいました。 「凄く美味しい！ 感激の味だね。」と・・・。 「ありがとうございます。」それまで無表情だった彼の顔に笑顔が浮かびました。食後は口直しの甘い「みぞれ」をワンショットとカプチーノ。充分満足できました。この店はタダモノじゃない！なかなか、夜に訪問する機会がないけど、ランチでのこクオリティだから推して知るべし。評価の☆を半分ＵＰして更新しておきます。【初回レビュー】信濃町方面のデザイン専門学校へ出張仕事で出向いたおり、この近所のカレーが評判の店に行こうとしてパーキングがなく、周辺をウロウロして、やっと車を停めました。そうしたら、そのパーキングのすぐ近くにカジュアルなイタリアンがランチをやってるじゃありませんか。時刻は午後1:00を回ったところ。「ふ～ん、パスタランチでもいっか…。」と店に入ってカウンターに案内されそうになりました。今日は程良く風があり涼しかったので外席を希望してゆったり座ります。とは言っても、何だか路地っぽい横道に店から張り出したタープの下、丸い小さなテーブルが４～５卓並んでいます。食後の一服が欲しいばかりにここに腰かけてオーダーいたしましょう。一番安いパスタのランチセット（￥1100）をお願いいたしました。 ＊ 海老とキノコのアーリオオーリオソース（ロングパスタ＝ターリオリーニ） この、ターリオリーニ [Tagliolini ]というのは、卵入りの練り粉をのばして幅1～2mmに細長く切り分 けた蕎麦状のパスタのこと。イタリア・ピエモンテ州では人気のパスタで、同州ではピエモンテ語の タヤリン（Tajarin）として知られており、エミリア・オリジナルの手打ちなのだそうです。 ＊ エスプレッソ待つこと１０分少々、フォッカチャを添えてパスタセットが来ました。結構具だくさんで、シメジ、舞茸、エリンギ、ソースには大蒜、干した唐辛子、パセリ、仕上げにパルミジャーノも振りかけかれております。麺はまるで平打ちの中細ラーメン状の手打ちで程良い茹で加減であります。味わいますと、丁度良い塩加減で海老は下拵えがしっかりなされてプリップリ！キノコ類も歯ごたえよろしく次々に湧いてまいりますねぇ。添えられた２種類のパンも美味しかったです。この味は、ファミレスではいただけません。食後のエスプレッソの前に小さなショットグラスにハーブ入りシャーベットが口直しにサービスされます。甘いけど、冷たさにすっきりいたしました。最後のエスプレッソは気合入った苦さで素敵です！勿論オジサンはグラニュー糖をひと匙入れますよ、ハイ。これをグイっと飲み干して、お仕事の続きに向かいました。ご馳走さまでした。いつの日か、夜ゆっくりディナーをいただきたいお店でしたネ。
2012/09/18 更新
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ソファー席
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【2011，9 再々訪】＝惚れたらとことん
信濃町～明治通り界隈には年に２～３度来る要件があって、たまたま見つけたこの店のパスタの旨さ
に虜になったもんだから…。
たとえ、ランチタイムぎりぎりの時間だろうと、店の迷惑は承知の上で「なんとかお願いできますか？」
なんちゃって案内されるままカウンターに座ったのが午後２：００。
ここに「いつか夜来るぞ」と思っているのに叶わない。
せめて昼のパスタで我慢なのですが、そのパスタが他の店のそれとはまるで違うので唸ってしまうの
でした。
この日は、『しらすとカラスミのタリォリーニ』ときたもんだ！
迷わず「それでお願い。」と言って待ちます。
イタリア料理店では特有のフォッカチャのカットを３ピースほど、オーブンで温めて出してくれます。
香草の香りのするカリッと焼かれたパンは、否応なく食欲を掻き立てます。
そして、ロングパスタは期待のタヤリン♪
ちょうど、パルミジャーノレッジャーノをふんだんに散らしたように、カラスミの黄褐色の身を砕いて麺に
散らせてあるのです。
温かな麺にはしらすと葱（浅葱かな？）が和えてあって塩加減は絶妙のバランスです。
フォークで一巻き口に運びますと、これはこれはどこにも破綻のない、それでいて含みの旨みは豊か
に広がる味わい。
使っている食材はいずれも海のものですが生臭さがまったくありません。
勿論、自家製の生麺ですから芯なしの茹で加減ですが、この味にはこの柔らかさこそ相応しいのだ
と納得できる食感です。
このパスタのどこにも＜これ見よがしな＞、あるいは＜声高な＞主張はありません。
素っ気ないほどシンプルに提供されているようでいて、実は細心の注意深さで調理された一皿のラ
ンチ・パスタは最後の一口まで美味しいのでした。
この日、残念ながら口直しのグラニテは省略。
アメリカーノを一杯、熱々でいただいて仕事に戻りました。
☆半分UPで更新しました。
また、来ます。（いつの日か夜にワイフを連れて・・・）
【2012，１ 再訪】＝再びのパスタランチに嵌る！
EMILIA に来るのは２度目、東京は信濃町方面出張のついでに、以前美味しかったパスタが忘れられず
またまたお邪魔しました。
「カプンティ」と呼ばれるパスタは、卵やオイルは入れず強力粉主体（８分ぐらい？）のデュラムセモリナと
水で練った生地を棒状に切り人の指３～４本で押さえるようにグニュっと伸ばしたものだそうです。
何でも、南イタリアのプーリア州のパスタだとか・・・。
これを鶏肉と野菜を煮込んだソースと絡めて提供するというのが、この日のランチでした。
寒かったので店内のカウンターの奥に腰かけて迷わず「本日のパスタ」をお願いします。
パラは田舎者ですから、「カプンティ」などと呼ばれるパスタは食したことがございません。
どんな食感でどんな味なのか、興味深々です。
２種類のパンとともに鶏肉の煮込みソースのカプンティが来ました。
早速いただきます。
食感はモチモチ！
≪讃岐うどんを細めにして不規則な凹凸を入れたショートバージョン≫と言っても伝わらないかなぁ。
ソースと絡んだそれは、ほとんど快感に近い食の喜びを与えてくれる一品です。
黙々と一気に平らげ、パンでソースを拭ってしまいました。
カウンターで仕込みに余念がない若い厨房スタッフに言ってしまいました。
「凄く美味しい！ 感激の味だね。」と・・・。
「ありがとうございます。」
それまで無表情だった彼の顔に笑顔が浮かびました。
食後は口直しの甘い「みぞれ」をワンショットとカプチーノ。
充分満足できました。
この店はタダモノじゃない！
なかなか、夜に訪問する機会がないけど、ランチでのこクオリティだから推して知るべし。
評価の☆を半分ＵＰして更新しておきます。
【初回レビュー】
信濃町方面のデザイン専門学校へ出張仕事で出向いたおり、この近所のカレーが評判の店に行こうと
してパーキングがなく、周辺をウロウロして、やっと車を停めました。
そうしたら、そのパーキングのすぐ近くにカジュアルなイタリアンがランチをやってるじゃありませんか。
時刻は午後1:00を回ったところ。
「ふ～ん、パスタランチでもいっか…。」と店に入ってカウンターに案内されそうになりました。
今日は程良く風があり涼しかったので外席を希望してゆったり座ります。
とは言っても、何だか路地っぽい横道に店から張り出したタープの下、丸い小さなテーブルが４～５卓
並んでいます。
食後の一服が欲しいばかりにここに腰かけてオーダーいたしましょう。
一番安いパスタのランチセット（￥1100）をお願いいたしました。
＊ 海老とキノコのアーリオオーリオソース（ロングパスタ＝ターリオリーニ）
この、ターリオリーニ [Tagliolini ]というのは、卵入りの練り粉をのばして幅1～2mmに細長く切り分
けた蕎麦状のパスタのこと。イタリア・ピエモンテ州では人気のパスタで、同州ではピエモンテ語の
タヤリン（Tajarin）として知られており、エミリア・オリジナルの手打ちなのだそうです。
＊ エスプレッソ
待つこと１０分少々、フォッカチャを添えてパスタセットが来ました。
結構具だくさんで、シメジ、舞茸、エリンギ、ソースには大蒜、干した唐辛子、パセリ、仕上げにパルミジャ
ーノも振りかけかれております。
麺はまるで平打ちの中細ラーメン状の手打ちで程良い茹で加減であります。
味わいますと、丁度良い塩加減で海老は下拵えがしっかりなされてプリップリ！
キノコ類も歯ごたえよろしく次々に湧いてまいりますねぇ。
添えられた２種類のパンも美味しかったです。
この味は、ファミレスではいただけません。
食後のエスプレッソの前に小さなショットグラスにハーブ入りシャーベットが口直しにサービスされます。
甘いけど、冷たさにすっきりいたしました。
最後のエスプレッソは気合入った苦さで素敵です！
勿論オジサンはグラニュー糖をひと匙入れますよ、ハイ。
これをグイっと飲み干して、お仕事の続きに向かいました。
ご馳走さまでした。
いつの日か、夜ゆっくりディナーをいただきたいお店でしたネ。