ぽちーぬさんのマイ★ベストレストラン 2015

ぽち~ぬの伊能忠敬的食地図作成日記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2015年はクラフトビールのお店にたくさん伺いました。
日本のブルワリーレストランはビール、料理共にとてもすぐれています。
この素晴らしい伝統を守り続けて欲しいです。
1位は日本最西端与那国島の居酒屋海響です。場所だけでなく料理お酒雰囲気共々とても素晴らしい居酒屋でした。
2位は新潟にあるクラフトビールスワンレイクのレストランです。ビールに合う燻製は最高でした。
3位はサロマ湖畔にある旅館悠林館です。こちらの生ホタテの新鮮さは驚異的でした。
4位は熊本の温泉宿竹ふえです。温泉も料理も素晴らしく、そして熊本の米焼酎が地元のお酒の味として最高でした。
5位は札幌のクラフトビールノースアイランドのレストランです。こちらのお店の雰囲気が大好きです。
6位は盛岡のベアレンさんです。こちらも川に映る夕陽を見ながらビールを頂ける素晴らしい場所です。
7位は石垣島の居酒屋まるさ本店です。郷土料理を味わえる南西諸島で一番の居酒屋だと思います。
8位は札幌のツキサップじんぎすかんクラブです。こちらのお外で食べるバーベキューは最高ですね。
9位は名古屋のワイマーケットブルーイングキッチンです。名古屋市の真ん中でできたビールと名古屋メシが良いです。
10位は長野県上田市のみすず飴本舗です。このお菓子は一度食べたらやみつきです。懐かしの味ということで。

マイ★ベストレストラン

1位

島料理 海響 (与那国町 / 居酒屋、海鮮、沖縄料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/07訪問 2015/08/02

日本最西端居酒屋で頂く泡盛とかじき料理

こちらの居酒屋海響さんは、海の響きと書いて「いすん」と読みます。
海響こそが日本最西端の居酒屋です。
日本最西端の島である与那国島の一番西の集落の一番西側に店があるので正真正銘の日本最西端居酒屋です。
ちなみに日本で一番北は択捉島、一番東は南鳥島、一番南は沖ノ鳥島なのでいずれも普通では行けません。
最西端のこちら与那国島だけが人が住み、人が行ける一番西の端です。

こちらのお店、人口の少ない離島である与那国島にあるわけですが、かなりレベルの高い居酒屋です。
与那国島の名物であるかじきまぐろを中心とした多彩で美味しい料理。木造の清潔できれいな店内。さりげなくおしゃれな絵がかかり、天井からは漁師の網がぶらさがりしゃれた漁船ライトが装飾として灯っています。
席は4人がけの小さなカウンタの他は掘りごたつ風のテーブルです。その席もゆったりとスペースがとってあります。
この雰囲気は何とも落ち着きます。いつものように相方とカウンタに陣取ります。
お店は大繁盛です、地元の方が老若男女こちらの料理を楽しみにしているようです。

料理ですが、与那国島と言えば何と言ってもかじきまぐろです。毎年かじき釣りの選手権が行われています。
かじきまぐろの料理は多彩です。刺身は新鮮なかじきの身を味わえる一品です。ピンク色の切り身を見ただけで新鮮とわかります。
こちらは何をつけるのが良いか。それは与那国産の島唐辛子です。唐辛子を泡盛につけて発酵させ辛味を凝縮した調味料です。この何とも言えない島唐辛子の発酵した旨み。南の島の最高に料理に合うスパイスです。
とても辛いですが、かじきまぐろに飛びっきり合います。
カウンタでガラス瓶に入ったものが売ってあったので3瓶買って帰りました。家に帰ってからも与那国の味を堪能しています。
あとは、かじきのバター焼き。これはかじきステーキですが、火を入れて魚の味わいがより深まります。
かじきアボガドもすぐれた逸品です。かじきの刺身とアボガド、とまとをしょうゆドレッシングで和えたものです。見映えも実にきれいで、こちらの料理人のセンスは味も飾り付けもピカ一です。

料理のニューは与那国の島料理がとてもたくさん並びます。
「アーサとごぼうのかき揚げ」「ジーマミ豆腐の揚げ出し」「島たけのこのサラダ」「ヘチマのみそ炒め」「長命草のサラダ」など、どれも地味ですがこの南の島ならではのものです。
味のほうも超一流です。雑なところは全然無く繊細な味付けとセンスある飾り付けです。
そしてまた良いのがお塩です。与那国島には海水で塩を作る工場があり、その与那国塩を付けて頂くかき揚げの味はこの風景光景に馴染みます。
このお塩は天才的。買ってきて家で料理をしてみましたが、旨みとミネラルが素晴らしいです、料理の味は塩味次第ですね。

お酒ですが、最初のビールはもちろんオリオンの生です。本当オリオオンは南の島の飲料水です。ゴコゴクおいしすぎ。
でもちょっと待って。こちらでは何と言っても与那国の泡盛でやりたいです。
与那国には泡盛の蔵がいくつかあります。有名なのはアルコール60度のどなん酒です。
口に含むとアルコールが鼻を抜けます。
泡盛は水割りでやるのが地元流。これでやると何杯飲んでも酔いません。次の朝もスッキリ起きることができます。
与那国の泡盛は石垣よりもくせが無く、むしろアルコールを楽しむ感じの味。
とにかく島の料理に良く合います。

そして〆はやはり与那国そばの塩焼き。
細麺の与那国そばを塩焼きそばにしたものですが、これが何とも言えない旨みを持った麺料理に仕上がっています。
こんなの近所にあったら週一で食べに行きます。本当。

日本最西端の島、与那国島で日本で一番最後に沈む夕陽を見た後で頂く島料理。
ここへ来るためだけにまた与那国島に来るでしょう。間違いなく。
それほど大好きになった日本最西端の居酒屋海響さんでした。

P.S
お店を出てから、宿へ行く途中が真っ暗で星がとてもきれいでした。
道に寝っ転がって天の川を見ました。
天の川が見える日本で一番西の島、大好きです。

  • 看板です。
  • かじきの刺身は7色がきれいです。
  • 長命草の白和えです。

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2位

瓢湖屋敷の杜ブルワリー ザ レストランスワンレイク (神山、水原 / イタリアン、スイーツ、ビアガーデン)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/08訪問 2015/09/13

地産地消の料理が美味しい日本屈指のブルワリーレストラン

ついに来ましたスワンレイクの本拠地であり聖地です。
スワンレイクのビールはいつも東京駅や代々木の直営ブルワリーにて堪能させて頂いておりますが、やはりここ聖地で頂きたいと思っていました。
スワンレイクビールはスッキリと味わいが軽く、どのビールも爽やかで阿賀野川の水の味が感じられる大好きな味です。
今回の新潟2大イベントはミスチルライブとスワンレイク祭りということで、ま、どちらかと言うとここに来るためにライブ行った感じですが。(笑)いずれにしてもついに来てしまいました。

こちらのレストランはすごく行きにくいところにあります。自動車で行けば良いのですが、そうすると。。。飲めません。だめです。だから公共の交通機関で行く必要があります。公共の交通機関での行き方は最後のほうに書きました。
新潟から1時間半ほどかけて着いた場所は、空が青く空気が澄んで、田んぼが広がる何とも癒される田舎の風景です。
その中に、こちらのレストランと五十嵐邸が現れます。

こちらのレストラン、まずは雰囲気がいい。レストランの中もおしゃれでとても素敵ですが、こちらは何と言っても外のテラスで飲めるのが良いです。
快晴の夏の日でかなり暑いですが、やっぱり外で飲むのが気持ちいい。写真付けましたが。本当に良い庭です。
レストランの中はこじんまりと清潔な感じ。カウンタの奥のほうにはビールの製造装置があります。
カウンタにタップがあのビールタンクからほぼ直結と想像するだけでワクワクしますね。
ビールが新鮮で美味しいはずです。

そのビールですが、何がすごいかと言うと、フリードリンクのメニューがあります。
2時間3000円でスワンレイクのビールが好きなだけ飲めます。季節限定ビールに加えて、なんとバーレイワインまでフリーです。こういう細かいことを言わないところだけでも気分が盛り上がります。
今回のラインナップは、
「こしひかり仕込みビール」「アンバーエール」「ポーター」「ゴールデンエール」「ヴァイツェン」「インペリアルスタウト」「リアルエール」「バーレイ」「グレースタウト」「クリスタルエール」
です。これが飲み放題なんてすごすぎます。
特に「グレースタウト」はベルギービールのテーストと炒ったモルトがハーモナイズした味で、まさに地球外ビア(これはお店の宣伝文句)、フルーティなスタウトです。
「クリスタルエール」はシトラスの香りがするアメリカンホップを使って作ったビールです。これまたフレイバーが素晴らしい。
その他のビールは他でも飲んでいますが、さすがに工場のそばでできたて生の味はやっぱり違います。格別です。
実はこのフルードリンク、ワインやカクテルた焼酎や日本酒なども入っているのですが、ビール以外は見向きする必要なしですね。(笑)

料理ですが、これまた最高です。驚くほどすぐれています。
基本的に洋食ですが、地域の食材と新潟の塩や調味料を使った地産地消です。
例えば冷製カポナータは食べられる花を添えたり、見映えの工夫も上品です。
ピラフはアンバーエールを入れて炊き込むなどビール工場ならではのメニューの工夫もあります。
新潟の村上のお塩につけて食べるじゃがいもも秀逸。とにかく野菜が美味しい。
パンもこちらの工房で焼いています。ふっくらして小麦の香りが漂う美味しいパンです。

そしてこちらの真打ちは燻製の盛合せです。食材はもちろん全部新潟産。今回は黄金豚、越の鶏といかです。こちらも敷地内の燻製小屋で焼いたものです。
ボリュームたっぷりで食べごたえがあります。豚の肉の旨みが燻製の香りと良くマッチします。鶏もシコシコしていてビールに良く合います。そしてイカは新鮮な生っぽいのに燻製の香りがついて、こんなに美味しい燻製は久しぶりに食べました。
もうこれ、すごすぎます。
ビールを1周して、次のサイクルに入っていますが、この燻製には、グレイスタウトやポーターが良く合います。
そしてもう一つのウリはピザです。
今回はオルトラーナですが、これパイ生地ももちもちしており、野菜ピューレも何とも言えないうまみです。

ではこちらへの行き方を指南致します。
土日の昼飲みの場合です。
まずは新潟駅から水原駅行きのバスに乗ります。新潟バスセンター3番出口から出発です。
1時間かけて水原駅前に着きます。
ここでバスを乗り換えます。阿賀野交通のコミュニティバスが11:05に駅前を通ります。
これで、瓢湖を通り過ぎ、20分くらいで金屋下五十嵐邸最寄バス停で降りると、裏手のほうにこちらのブルワリーがあります。
帰りは、13:00発で水原駅まで行けますが、ま、1時間くらいでは満足できないのでタクシーを呼びことになると思います。水原駅まで10分弱1500円くらいです。
そこから1時間に1本新潟バスセンター行きのバスに乗ると新潟まで帰れます。

ここまでして行く価値があるのかと言うと、間違いなくあります。
こちらのブルワリーレストランは私の食旅でも料理、ビール、価格設定、すべてが屈指のレストランでした。
スワンレイクビール、本当大好きです。

  • エンブレムです。
  • タップです。
  • こうやるのがお決まりです。

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3位

悠林館 (遠軽 / 旅館・民宿)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999

2015/10訪問 2015/10/18

サロマ湖の幸を素のまま堪能できるお宿です

こちらの悠林館さんはサロマ湖を見下ろす丘の上に立つ地元密着型お宿です。
丘のふもとには道の駅がありますから、行くにはわかりやすいです。

こちらのお宿の売りは何と言っても北海道の海の幸。その中でもサロマ湖で獲れる貝類を頂けるのが最大の魅力です。

夕食は、大枠メニューは固定的で季節によって若干変わるようです。今回は、
●「ほっけの炭火焼き」
これは食堂にある炭火焼暖炉で焼き上げます。2人で一匹分です。頂くころに合わせて持ってきて頂けるので、シトシトの身と炭火の香りでこんがり焼けた皮を熱々で頂けます。皮まですべて頂きました。
●「豆腐サラダ」
地元の森永乳業が造る天然豆腐の周りに新鮮野菜とドレッシングがかかります。豆腐も野菜もとにかく新鮮。これに地元サロマ湖産牡蠣を燻製にして2年以上寝かせたものを合わせます。この燻製の牡蠣の濃縮した味がまろやかで深みを伴い燻製の香りが豆腐や野菜に合います。
これは白ワインにピッタリの味です。
●「ホタテの刺身(殻付)」
こちらの真打ちです。その日とれたてのサロマ湖ホタテを殻付きで刺身にしています。少ししょうゆをたらしてヘラでこそげて頂きます。貝殻からなかなか離れません。味ですが全く新鮮さが違います。シコシコしておりホタテの旨みが口の中に広がります、宿の方曰く少し時間が経つと味が落ちるそう。早めに頂くことで最高のホタテが味わえます。これはサロマ湖の近くならではですね。
●「カニ一匹」
これは言うまでもなく2人でカニ1匹まるごと頂きます。新鮮なのですぐに身が取れます。もちろん味も最高。
●「鶏の唐揚げ」
函館の近くのほうのブランド鶏を半身揚げてあります。実に味が濃くうまい。魚料理の中でこれは箸休めです。そういえば北海道と言えば魚貝類の他にざんぎが有名ですね。
●「牡蠣蒸焼き」
ラッキーなことに解禁2日目で頂けました。
海水の塩味と牡蠣の旨みが自然に融合しています。小ぶりな牡蠣には旨みがぎっしり詰まっています。本物の牡蠣とはこういうものなのですね。
貝からあふれ出た塩水まで全部飲み干しました。実においしい。
●「押し寿司」
最後の〆はごはんでなく押し寿司です。これがまた一口寿司で良く押してあり、最後のメニューとして納得感が大でした。
●「デザート」
部屋に戻るとメロンとブドウが置いてありました。
このメロンが劇的美味しさでした。もちろんブドウもフレッシュ。

量が多いとの評判でしたが、あまりに美味しすぎて、気づいたころには2人で貝殻の山を築き完食していました。

料理全般ですが、とにかく手の込んだものはありません。素材をそのまま、醤油や調味料も最小限にして素材そのものの新鮮さを味わう。これこそが北海道最大の魅力ですね。
飲み物についてですが。こちらはちょっと貧弱。
生ビールはサッポロ。
日本酒は北海道の1種類のみ。もう少し北海道地酒の種類が欲しいです。
ワインも白赤北海道のものがありますが、特に料理には白ワインが合うので、白ワインも北海道産の種類が欲しい。今回は白ワインを一本空けてお食事を頂きました。
北海道の海の幸は北海道のお酒でやりたいところです。
梅酒は自家製梅酒があり、これはすごく美味しいです。
あと、食堂の外では冷蔵庫が置いてあり、そこから好きなようにとってあちこちで飲むことができます。清算は自己申告です。
その中にはサッポロクラシックがあり、これはとてもグッドです。

夜寝る前に、部屋では氷を頂き持参したウイスキーをやります。
あては部屋に置いてあるかりんとう。このかりんとうが甘みほどほどの美味しさで、実にウイスキーにピッタリ。
ちなみにウイスキーはセブンイレブンで購入したニッカの「余市」。本州側では余市は品切れとのことですが、北海道ではまだ販売しているようです。狂喜乱舞して大量に仕入れてきました。

朝ご飯も秀逸です。
●「米や野菜」
地元のもので食べ放題です。米がうまく野菜が新鮮。とにかくこちらの料理は全てが新鮮です。
●「塩辛」
こういうのがたまらないですね。ご飯と一緒も良いですが、これはじゃがいもと一緒に頂くのがグッドです。ビールが飲みたくなりますね。
●「じゃがいも」
北海道のじゃがいもは違う、旨みが詰まっています。
●「ホタテ焼き」
昨日はお刺身でしたが朝は焼いて頂きます。とにかくこちらはホタテを満喫できます。
●「マスのルイベ」
マスが凍っており、時間たつと融けてまろやかな味になるのが絶妙です。こちらは北海道ならではの醤油と一味で頂きます。この一味醤油お刺身にはピッタリです。
●「納豆や卵」
米がうまいので、納豆ごはんにしたくなりますね、卵ももちろん地のものです。
●「しいたけと揚げと海苔の七輪焼き」
これは七輪で頂きます。しいたけもこの近くのものです。
この七輪焼きはとにかく海苔がウリです。サロマ湖の海苔はほんの少しだけあぶると潮の香りが漂います。実に自然を感じる良い海苔です。
●「ホタテ稚貝の味噌汁」
これが朝食の隠れた名作です。味噌汁ちというよりはタップリ入ったホタテ稚貝の出汁を味わう汁です。この旨み、実にしみます。

夕食も朝食も全く素材を頂く料理。久しぶりに美味しい一夜でした。

部屋についてですが弱い灯りが照らす、落ち着いたシックな空間です。清潔で落ち着きます。
ベットでは無くたたみで寝るのもまたいいです。
お風呂は温泉ではありませんがシリカ石を使った温まるお湯です。
サウナもありますので食事前にたっぷり汗を流してビールに備えることができます。
1Fや2Fに休めるところがあり、北海道の漁師風の空間で、木の椅子にもたれながらビールでひとくつろぎもできます。

こちらの悠林館さん魚貝類が好きな人は、家族でもカップルでもどんな方でも満足できるお宿と思います。
大きなホテルでは無くこじんまりとした雰囲気で、地元の新鮮食材を楽しみ、手作りの旅行が好きな人々にはピッタリ合うと思います。

北海道でも北のほうでオールシーズン通してやっていくのは、なかなかに大変と思いますが、ぜひ頑張って行って欲しいです。
またぜひ訪ねたいお宿でした。

  • 外観です。
  • ホッケを焼いています。
  • ホタテとカニです。

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4位

竹ふえ (南小国町その他 / 料理旅館、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/04訪問 2015/05/24

料理も雰囲気も温泉も竹源郷の趣です

普段は地方居酒屋にたたずむ私ですが、久しぶりに温泉宿に寄らせて頂きました。
こちら竹ふえさんは、熊本の黒川温泉から車で10分程度山の中に入ったところの白川温泉にある一軒宿です。
一軒宿なので周りには本当に何もありません。数えきれないほどの竹に囲まれたこの宿だけです。
その玄関を入ると石造りの階段の周りを竹林が取り囲んでいます、というか宿全体のあらゆるところが竹藪に囲まれています。
お部屋は11部屋のみ。それぞれ趣が異なります。

お食事ですがお部屋で頂きます。
その前にお風呂です。何といってもこちら源泉かけ流しです。私、源泉かけ流しが大好きです。
部屋専用の風呂の他に外にあるそれぞれ趣向のあるお風呂を時間制で貸切にできます。
お風呂の外にはアイスクリームとラムネが置いてあり自由に食べたり飲んだりできます。
そしてお風呂の冷蔵庫には牛乳の他に、ビールや日本酒も自由に飲めます。
でも夕食のビールを美味しくするために誘惑に打ち勝ち何も飲み食いしないことにしました。

夕食ですが、熊本県なので、山の幸、海の幸、熊本牛と素材は申し分ないですが、何と言っても馬の料理も味わえます。
牛肉や馬肉は選択することもできるので、2人以上であれば牛肉も馬肉も両方とも頂けます。
夕食の様子ですが、まずはほぼ全ての器が竹でできています。箸も竹。これは楽しい演出です。
部屋の一枚ガラスから見る外の景色も竹です。とにかく竹に囲まれまれます。
先付は、「アスパラガスのじんだ和え」と「もずく酢山芋かけ」などなど素材の味を生かしつつも凝った料理が出てきます。
八寸は、凝ったものがいろいろとありますが、出ました辛子蓮根、これまた熊本の郷土料理です。
川の恵みである鮎のうるかなども出てきますので、このへんで郷土のお酒など頂きたいところですが、お酒のメニューはとにかく豊富です。ワイン、日本酒、焼酎何でもありです。
しかしここはやはり熊本と言えば球磨焼酎、米焼酎でしょう。
ここですごいのは米焼酎の100mlの小瓶が30種類弱揃っています。熊本中のありとあらゆる米焼酎がある感じ。
全然わからないので、名前の雰囲気で選んで飲みましたが、米焼酎の甘味が辛子蓮根やうるかなどに実に良く合います。

その後の「土瓶蒸し」は香り高く胃に優しい一品です。
「造り」はこのような山の中で、と思えるほど新鮮で多種なお魚がたくさん出てきます。中でも今回あわびが新鮮で美味しかったです。あとあわびの肝がついていますので、これがまた米焼酎にピッタリです。
お刺身が醤油と塩、両方で食べられるのも良いですね。

そして、真打ち「馬刺し」の登場です。新鮮で実に濃厚な味です。さすが本場です。
そしてもう一つのメインは阿蘇山でできた溶岩焼きです。これで焼く熊本牛は良く脂が落ちてあっさりと味わえます。
その後も、「鯛の酒蒸し」「熊本黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」「海老のかきあげ」「鯛昆布〆」「留椀」と様々なメニューが出てきます。
そして最後はたけのこごはん、これまた竹筒に入って出てきます。この徹底ぶりは感服しました。
最後はデザートを頂き、夕ご飯が終了。

しかしお楽しみはここからも続きます。
部屋のお風呂に入り、ついている冷蔵庫から缶ビールを飲み、また風呂へ入って、と言う愉悦ループが実現できます。飲みませんでしたが日本酒の冷酒もお風呂で飲めます。
アイスクリームの冷蔵庫があちこちに置いてあり、このアイスクリームが濃くて美味しいです。種類も多く、私のお気に入りはラムレーズンで、一泊2日において5個も食べてしまいました。
貸切風呂もあり、どの風呂もそれぞれ趣が異なり竹林の風景と相まってとても落ち着きます。夜のライトアップは素晴らしい幻想的な雰囲気を醸し出します。
また庭も広くて、きちらではかがり火のもと、滝の流れを見ながらバーベキューもできます。
入口には焼酎の瓶が置いてあり、こちらも特別に造られた焼酎を自由に頂けます。

めちゃくちゃ酔っぱらってぐっすり寝た後の朝食も素朴ですが美味しいです。
自家製の豆腐に加えて、熊本郷土料理の呉汁もあります。
あとおいしいのは椎茸です。大きな生椎茸を網で焼きます。少し塩を付けて食べると椎茸の甘味と深みが感じられる驚きです。
そういえばこちらは大分県にも近く、この辺は椎茸の産地でもありました。
ご飯も地元のお米を土鍋で炊くスタイル、米が美味しくおひつをたいらげてしまいました。
また食後のコーヒーは部屋においてある石臼のミルでコーヒー豆を自分で挽いて飲めます。やっぱり挽いたコーヒーは香りが高いです。

こうして一夜の夢物語が終わりました。
異次元空間に迷い込んだかのように空間でしたが、料理も雰囲気も素晴らしい温泉宿竹ふえさんでした。

  • 宿の入口です。
  • 宿内にはこのような小物がたくさん。
  • 宿内では焼酎が自由に飲めます。

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5位

ビアバー・ノースアイランド (バスセンター前、狸小路、西4丁目 / ビアバー、バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/06訪問 2015/08/09

北の大地の本格的クラフトビール

ノースアイランドは札幌のお隣、北海道江別のクラフトビールです。
ホームページによると、カナダでの修業を基に、2人のブルーマスターによって『NORTH ISLAND BEER』は造られています。
「Beer is Art」を標榜して美味しいビールを地道に造り続けています。
東京のクラフトバーではたまに飲むのですが、今日は本場で飲みたくてやって参りました。

二条市場前の雑居ビル的飲食店街の看板を見ると、「BEER BAR NORTH ISLAND」の看板が。
この看板、北海道らしく真ん中に雪の結晶をデザインして実にかっこいいです。
狭い階段を2Fに登り。これまた狭い通路を歩いた先に看板が。扉を開けると実にシンプルなカウンタと立ち飲みの席があります。
グループで飲む場合は3Fにテーブルがあり、そちらが良いですが、本日は相方と2人なのでカウンタで飲むことに。
6席のカウンタの前にはこれまたシンプルで銀色に輝くタップが並んでいます。
8種類の生ビールがタップから注がれるのを待っています。
ちなみにビールは、ピルスナー、ブラウンエール、ヴァイツェン、スタウト、コリアンダーブラック、IPA、インペリアルスタウト、スモーキーラガーの8種類です。生ビールがタップから注がれるのを待っています。
時期によってはシーズンビールも加わるそうです。

ピルスナーは実にスッキリした味わいでうまみとホップのバランスが実に良いです。
ブラウンエールやスタウトなどキャラメルやローストの香りがあるビールも実に心地よい味わいです。
こちらで秀逸なのはスモーキーラガーです。ラガービールに燻製の風味が加えられています。この燻製の香りとビールが実に良くマッチします。これは素晴らしいビールです。
コリアンダーブラックも同様にコリアンダーの香りがスタウトにまとわりつき、この組み合わせでこのような香りと味が生まれるのか、と感心してしまいました。
IPAも良いできです。北海道の心象雰囲気はこの苦味と会いますね。
アイディアと丁寧さとビールを愛する心が伝わってくる、とても良いクラフトビールです。
ビールを飲むだけですが想いというのは伝わりますよね。

さすがに本場で飲むビールの味は気候や雰囲気も相まって最高の味です。
このシンプルで隠れ家的な暗さの中でカウンタで飲むのが心地よく、音楽は、エリッククラプトン、プリンス、ビル・ウィザース、マーヴィン・ゲイなどこれまたカナダ発のクラフトビールを飲むビアバーにふさわしい。
しかも全席禁煙でビールの香りを大事にしているのも好感度大です。

ちなみに食事メニューも比較的揃っています。
少しの量でビールの味を引き立てるものが多く、この日はわかさぎのフライを頂きましたが、非常に美味しいです。
カウンタの奥では、マスターと女性スタッフがタップに次いでくれますが、この方々との会話が楽しい。
進められるままにほぼビールを制覇してしまいました。

あと月1回最終日曜日に昼飲みと称して昼12:00からビールが頂けます。
こちらもいつか来てみたいです。札幌に住んでいる人うらやましすぎ。

マイクロブルワリーのビアバーの中でもこちらは味、雰囲気ともに最高に好きになりました。
ちなみにこちらは、マイレビュアーのmayu97さんのレビューで知って参りました。
mayu97さんありがとうございます。食べログは世界が広がって本当にありがたいです。

札幌に行ったらこのノースアイランドビアバーは夜のオープニングとして定番になりそうです。
クラフトビールを好きな人たちに本当におすすめです。

  • 看板です。
  • 階段2Fに上ると狭い通り。
  • ありました。入口です。

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6位

まるさ 本店 (石垣市 / 居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/07訪問 2015/08/23

石垣島料理居酒屋の最高峰

こちらのまるさ本店はホテル日航八重山ホテルの近くにありますので市内の繁華街からは遠いですが、八重山郷土料理で泡盛ゆんたくしたい人は遠くでも行く価値ありです。ちなみにゆんたくって井戸端だべりのことです。
こちらでは石垣の居酒屋料理が存分に味わえます。レンタカー屋のお兄さんもおすすめのお店。いつも混んでいるらしいです。
いかにも石垣らしい玄関をくぐると、店内はカウンター5席と、ゆったりめスーペースを使ったテーブルと掘りごたつが並ぶつくりです。
石垣島のこの広々としたつくりの居酒屋は本当に落ち着きます。

ゆったりテーブルでも良いと言われましたがここは例によってカウンターで頂きます。
薄暗い店内を流れる石垣音楽が実に心地よいです。沖縄音楽って本当癒しですね。

メニューですが、魚料理が中心ですが、ラフテーやテビチ、石垣牛などお肉系や野菜系も豊富です。
そしてすごいのが石垣の泡盛が全部揃っているところ、ゆず酒やうめ酒も石垣の請福のものです。

料理のほうですが、今回頂いたのは以下のとおり。
最初はまず何と言ってもお刺身5品盛です。ブダイを中心に石垣のお魚ばかりです。
石垣のお魚は北海道の刺身とは全然違い、身がゆるい感じですが、南の島ではこの刺身の味が合います。
特筆すべきはコ「コマ貝の刺身 クースしょうゆ」です。少し湯がいたコリコリした貝ですが、これをクースしょうゆで頂きます。しょうゆに泡盛古酒を合わせたもののようですが、このしょうゆが実に良く合います。
サイドメニューは、「島らっきょう」と「島野菜の漬物盛合せ」です。
島野菜はマンゴーやパパイヤですが、これが漬物になっています。もちろんゴーヤは欠かせません。
郷土料理としては「島たことエンサイのちゃんぷる」です。
エンサイは空芯菜のことですが、タコとの相性ピッタリ。味付けもほど良く泡盛の水割りにピッタリです。

お酒スターターはやはりオリオンビール生です。八重山で頂くオリオンは実にスッキリ爽やか。石垣ビールもありますが、やっぱりここはオリオンです。
さてこちらではやはり泡盛です。
泡盛水割りセットをもらって、一合づつカラカラで頂きます。
夏はお水は要りません。氷がどんどん溶けて水割りになります。カラカラで頂く泡盛が料理にピッタリで心地良いです。
請福ゆず酒と請福うめ酒もこの暑い島ではさっぱりゴクゴク行けます。泡盛で漬けたうめ酒は濃いですが、これが実に梅味と泡盛香がマッチして実にいいです。

魚料理のメイン1つ目は「グルクンのアーサー揚げ」です。グルクンにアーサーを合わせて揚げており、グルクンのから揚げ味とアーサーの海藻風味が良くマッチしています。ここも泡盛ゴクゴクです。
そしてこちらの魚料理の真打はマース煮です。今日ある魚一匹丸ごとで作りますが、今日は「エーグゥのマース煮」です。
マース煮とは単なる塩でお魚を煮ただけのものですが、これが実に滋味深く魚の旨みを引出し、最高の逸品です。これも石垣の塩が天然の海水造りで魚の旨みを引き出していると思われます。
このスープ的塩味は泡盛を飲む胃に優しいです。白身の地魚も淡泊で実に美味しい。
肉料理は「とろとろてびち」です。やっぱり八重山地方の豚料理はおいしい。その名通りてびちがとろとろです。
そして〆は「からそば」です。
これは、独特の細麺八重山そばの冷麺風油あえですが、これが実に美味しい。こんなに美味しい麺は久しぶりに食べました。食べた瞬間これはうまい、と声をあげてしまいました。

石垣島の居酒屋は、八重山料理、泡盛、どの店も味や居心地などレベルの高い店が多いです。
その中でもこのさるさ本店は格別一段上の石垣居酒屋の最高峰であると思いました。
このお店に来るためにまた石垣島に行きたいです。

  • 石垣らしい入口です。
  • コマ貝の刺身です。
  • たこと島野菜エンサイのちゃんぷるです。これが秀逸。

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7位

ビアパブ ベアレン (盛岡、上盛岡 / ダイニングバー、ビアバー、ヨーロッパ料理)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 2.6
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/05訪問 2015/06/21

北上川のほとりでベアレンビールを堪能

盛岡のクラフトビールと言えばベアレンビール。私の大好きなクラフトビールの一つです。
こちらはベアレンビール直営のビアパブです。
今日の生ビールのタップは、「クラシック」「シュバルツ」「アルト」「ドライスタウト」「ラードラー」「コローニア」の6種類です。これに加えて岩手県産のサイダーもあります。
ビールはどれもさすがです。水の良さが感じられるスッキリ感が心地良いです。
食事のメニューもたくさんあり、白金豚の網焼きや鶏のもも肉のグリルなど本格的な料理もあり、どれもこれもビール向きです。

しかし、ここで何がビールを美味しくさせるかというと、それは景色です。全国にいろいろなビアパブがありますが、ここが最高なのは店の奥にあるスペースの景色です。
外にあり木の格子でできあがっていますが、すぐそばを北上川が流れています。お外でこの川の流れを見ながら夕暮れ時にベアレンビールを飲むことができるは最高です。
この雰囲気、ぜひ写真を見て頂きたいです。
北上川の気持ち良い川風に吹かれながら、パイントに入ったシュバルツを、夕暮れの赤い夕陽を見るなどイキなこともできます。

なおお店の前の道では土曜日の夕方によ市というマーケットをやっています。
いろいろなものが並びますが、何といっても買い食い、買い飲みが楽しいマーケットです。このよ市の中にこちらのビアパブがあるので、お店に入らなくても寄るとこちらのビールを買って路上で飲めます。
加えて、よ市ジョッキ倶楽部があり、マイジョッキでビールが飲める企画もあります。
盛岡に住んでいたら絶対に入部していましたね。(笑)
外の通りでは、よ市の人たち、どんどんビールを飲んで楽しそう。外国人も結構いますね。

直営店なのでビールもお安いし、その他に海外のクラフトビールのびんビールもあります。
クラフトビール好きな人は盛岡に行ったらここは絶対にはずせないですね。

  • 看板です。
  • ビールと川です。
  • シュバルツと川が合います、

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8位

ツキサップじんぎすかんクラブ (南郷13丁目、南郷18丁目、福住 / ジンギスカン、焼肉、ビアホール)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/06訪問 2015/06/14

夏の北海道 大自然を感じながらジンギスカン

こちらのツキサップじんぎすかんクラブさんは久しぶりの来訪です。
こちらのウリは何と言っても北海道の夏の自然の中、お外で食べるバーベキューです。
その爽快さはぜひ写真をぜひ見て頂きたいです。北海道の緑と爽やかな空気の中で食べるジンギスカンは最高です。
お店は地元の方で一杯です。

こちらのスタイルは、タレが後付なこと。お肉は漬け込んでいないので、後でタレをつけて食べます。
タレはしょうゆ風味であっさりした味わいです。
お肉は生マトン肉なので柔らかくて羊らしい味わいです。1人前でも結構なボリュームですが、くどくないのでたくさん食べられます。
焼くのも炭火なのが自然的で嬉しいです。お肉はあまり焼かず、火が通ったすぐのところで食べるのが美味しい。
脂身が少ないので煙もあまり出ません。お肉の赤身の部分を中心に、肉本来の旨みを味わうスタイルです。
ジンギスカンなのでもやしや野菜もつきますが、脂が出ないので、焼くスタイルです。この焼いたモヤシがまた旨いです。
副菜メニューで、たけのこ焼き、アスパラガス、ニンニクの芽、メンマなどもあります。
今回は全部頼んでみましたが、北海道のお野菜ってなんて美味しいのか。野菜の旨みが凝縮した感じ。
付いてくるおにぎりも美味しい。米も自然の中では美味しく感じます。
ビールはもちろんサッポロビール。
生ビール、黒生ビール、ハーフアンドハーフがあります。こういうところではどんどんグイグイ行けますね。
周りの皆さんも、どんどんビール行っているようです。

食べ放題のメニューもありますが、一つメニューに書いていないことで注意があります。
それはビールの飲み放題に黒ビールが含まれていないこと。
私ジンギスカンに合うのは黒ビールであると思っているので、食べ放題は頼みませんでした。
値段はとても魅力があるので、ここはぜひ黒生を含めて欲しいです。

あとこちらへは自動車で来ないと不便なのですが、唯一バスがあります。
福住駅もしくは南郷十八条駅から1時間に1本バスがあり、月寒東4条16丁目で降りるとすぐです。
バスで行くと好きなだけビールが飲めるからいいですね。もっともここへバスで来る人はあまりいませんが。(笑)

こちらは久しぶりの来訪です。本当に良いレストランです。前は相方と一緒に来ましたが結婚する前なので大分昔のこと。
今回は北海道はサザンオールスターズのライブです。
このお店来るために、ライブはいつも北海道にしようか、って思うくらいです。
札幌市内にもいろいろなジンギスカンのお店がありますが、こちらのツキサップじんぎすかんクラブさんは夏の晴れた日に外で風にあたりながら、煙を気にする必要もなく、黒生ビールをガンガン飲みながら旨くて安いジンギスカンをお腹一杯食べることのできる人生讃歌のようなお店です。

  • 入口です。
  • 建物です。
  • 看板です。

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9位

ワイマーケットブルーイングキッチン (国際センター、名鉄名古屋、近鉄名古屋 / ビアホール、ビアバー、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/04訪問 2015/05/17

名古屋発名古屋愛のオリジナルクラフトビールブルワリー

こちらは名古屋駅から歩いてすぐの国際センター駅にある、名古屋発オリジナルクラフトビールのブルワリーです。
正真正銘ここで醸造しています。こんな大都会の真ん中にあるブルワリーは全国でも珍しい。
入口を入ると1Fにはビールのタンクが佇んでいます。まさに造った場所でビールを飲むことができるブルワリーです。ビールタンクを左に見ながら階段を2Fに上るとそこがレストランです。
シックなつくりの入口、外が見える開放的な空間、明るく清潔でタップが並ぶカウンタ、飲む前から気分が盛り上がります。
今日は人数が多いので、奥のソファを皆で囲みます。

さてビールですが、ラガー、ピルスナーからヴァイツェン系、IPA、ポータースタウト系まであらゆるタイプが揃っています。オーソドックスなタイプに加えて次々と新しいタイプのビールを創りだすので、行くたびに違うビールを飲めるようです。
まずはメイヨンラガーから、ライトラガーですっきりした飲み口です。軽いけど生ビールのフレイバーが心地よいです。ちなみに命名はここが名駅4丁目なのでメイヨンです。
お店の名前やビールの名前に名古屋の地名をフューチャーしています。
ペールエールはアメリカンペールエールで柔らかい味。このブルワリーのビールはライト系の味わいです。水がスッキリした味わいなのでこういう味になっていると思います。
IPAはスーパーヒステリックIPAとセッションレッドIPAの2種類です。どちらもIPA独特の苦みが効いていますが、フルーツフレーバーだったり、ホップの香りが聞いていたりとして特徴があります。
タップのビールは8種類、全部Lサイズ、パイント+αサイズで頂いてしまいました。あまりにもおいしすぎ。

食べものも種類豊富で味も美味しいです。
何よりも売りは名古屋メシを押し出しているところ。名古屋メシは全国にも珍しいB級感あふれる品々のオンパレードです。
ここで気づきましたが、名古屋メシは味が濃いのでビール向き。
名古屋風台湾タコライス(ちなみに台湾にはこれありません)(笑)、牛すじの自家製ビールどて煮、エビフライタルタルソース、新名物を狙う(笑)鉄板名古屋ハヤシなどなどです。
そして一番のメイン料理はロティサリーチキンです。これは専用のオーブンで焼き上げたチキンの丸焼きです。
大きなチキンの丸焼きをじっくりオーブンで焼き上げるスタイルのもので、こちらもプレーン(ゆず胡椒味)と名古屋風(山ちゃんの手羽先風味)の2種類の味があります。
こちらのレストラン、クラフトビールも料理も名古屋愛が伝わってきます。
その他メキシコ料理をフューチャーした、ナチョスやワカモレなど、いずれもビールと合うメニューのオンパレードで味の質も実に高いです。
あとビールには欠かせない。スモークやサラダ、厚切りベーコンやソーセージ、こちらも世界金賞の質の良いものが揃っています。すべてにハズレなし。

もう一つ特筆すべきは、こちら昼からやっているので、昼から飲むこともできるんです。(土日は15:00から)
名古屋の街中、夕暮れの堀川を歩きながら江戸時代の雰囲気に浸り、こちらへたどり着く。そして明るいマジックアワーに造りこんだクラフトビールを頂く。これを愉悦と言わず何と呼びましょうか。
名古屋に行ったらいつでも行きたい、飲みたい。素晴らしいです。
クラフトビールが好きな方には超絶おすすめの名古屋新名所、正真正銘の名古屋オリジナルブルワリーです。

P.S
先日ここで結婚式の2次会打ち上げパーティをやっていました。
男女とも25歳くらい、それぞれ8人くらいづつで結構な大集団。
新郎新婦は在席していなくて、司会を務めた男女2人が幹事。男女はお互い知り合いでは無い様子。
男子は理科系風真面目な感じ。女子は文科系お嬢様風で可愛い感じ。おそらく新郎新婦とはお互い大学時代の友人である様子。
会は始まりましたが、男子が女子と席を交互にせず融合して飲もうとしないから、男子は仲間同士、女子も身内だけで飲んでいる様子。
こういうのって男子が知らない女子の間に飛び込み、女子を楽しませ、かつ密かに好みの女子を見つけて後でプローチするのが普通かと思っていましたが、その気配が無い様子。
しばらくすると女子のほうが動いて1人、1人と固まった男子の間に入り込み、会話を盛りあげている様子。
男女役割逆じゃない、これ!!
最終的には、皆楽しそうで良かったですが、うーん最近の若者男子もう少し頑張って欲しい、女子も苦労するねこれ、
などとそんな大きなお世話を楽しみながらビールを飲んでいた一夜でした。

  • 入口です。
  • トレードマークです。
  • 名古屋めしメニューも頂けます。

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10位

みすゞ飴本舗 飯島商店 上田本店 (上田、城下 / スイーツ、和菓子、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/10訪問 2015/11/29

愛するみすず飴はいまも健在

私が日本の中で一番好きなお菓子。それがみすず飴です。
味が好き。舌触りが好き。何よりもこの飴は私の幼少時の記憶そのものです。
みすず飴は100年以上の歴史がある信州上田のお菓子です。

みすず飴は、一言でいえばフルーツゼリーですが、甘すぎずフルーツの香りがほのかに香る控えめで素朴な味が何とも懐かしさを醸し出します。
特徴ですが、
①果物の玉手箱です。完熟果実で作られています。あんず、もも、りんご、うめ、ぶどう、さんぽうかんの通常6種類に加え、現在はいちごが復活しています。
②オブラートで包まれています。このオブラートの舌触りが絶妙です。一口サイズがセロハンに包まれています。

こちらの飯島商店みすず飴本舗の店内は大正時代に造られ、外観は重厚な石造りです。
店内は古くて大きな古時計や、木造のピアノやテーブルなどノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
そして何よりも可愛いのは、みすず飴のキャラクターです。写真を付けたのでぜひ見て欲しいです。

こちらの飯島商店みすず飴本舗は、国の有形文化財に指定された由緒ある建物です。
上田の駅前すぐのところにあるので、上田に寄った際は、ぜひこちらの飯島商店を訪ねるのがおすすめです。
そしてみずず飴の試食をすれば、たちまちこの素朴で控えめなみすず飴の魅力のとりこになると思います。
愛してやまないみすず飴、末永く続くことを祈っています。

  • これがトレードマークです。
  • 正式名は飯島商店です。
  • みすず飴です。

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