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1回
夜の点数:4.0
2015/03 訪問
夜の点数:4.0
一般にラーメン店の評価は難しいのであるが・・・
2015/04/14 更新
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他店のレビューの際にも触れたように、ラーメンの評価は難しい。人それぞれの小さい頃からの食べなれによって好みが左右されるからである。正直、醤油感の強いいわゆる醤油ラーメンは、私的にまったく合わない”はず”であった。
他の方も書かれているように、店名が変わったようで、最初は間違えたのかととまどったが、前で椅子に腰掛けて待っている人がおり、ここで間違いないと確信する。カウンターだけであるが、待ち人数も少なめであったため、待てばそのうち回ってくるだろうと自分も腰掛ける。が、思った以上に時間がかかる(その理由はあとで判明するのだが)。
で、呼ばれて入店。なににしますか?と聞かれて、ここで和歌山風もなあと高井田風を注文。と、目の前の早なれ寿司も気になり合わせてお願いする。寿司の評価は皆さん分かれるようだが、どうも和歌山市場の専門業者さんから引っ張っているようなので、ふるさとの味として味あわせていただければいいかなと、いただいた。程よい酢の酢飯と鯖に笹の葉のほのかなにおいがちょうどよかった。欲を言えば鯖が小さいかな、ということだが、今時、これより大分小さい奈良の柿の葉寿司でもいい値段するから、ボリュームから言えば充分だろう。
さて肝心のラーメンであるが、寿司を食べ終えてもなかなか出てこない。何故だ、とみていると、どうも麺が太くて湯であげに通常のラーメン店よりも時間を要している模様。それで待ち時間も少し長くなるわけだ。
と、ようやくラーメン登場。醤油黒いスープにおののく。個人的に過去外れてきたパターンだからだ。とはいえ、まずは一口。醤油の味が強くて濃い。う~ん。と思いつつ麺を頂く。まさに、もちもちでありながらつるつるとのどごしがいい。これは旨い。スープを再度すすると、あれ、濃いけど醤油の角をあまり感じず、むしろまろやかでコクや旨みを感じる。ついつい、何度もすすってしまう。これはうまいぞ。また、麺に若干ざく切りにしたねぎがうまく絡んでスープとバランスよく馴染んでうまいことうまいこと。チャーシューは薄切りだがモモなのか脂が少なくこってりしたスープにかえって馴染みがよい。ラーメンに胡椒を振らない派の私としては、思いっきり事前に店主に振られたのに不安を感じたのだが、食べると隠し味になっていて、これも悪くない。本当に予想外のヒット店であった。この内容で1杯650円なら、なんばという場所も考えれば納得である。
最初に戻れば、評価の難しいラーメンだが、私的には好みのカテゴリではないのにそれでもおいしくいただけた、ということで高評価とさせていただいた。