オープソさんのマイ★ベストレストラン 2014

金が欲しくて、働いて、食べるだけ。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

セイロンカリー (大正 / インド料理、スリランカ料理、インドカレー)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/10訪問 2016/02/19

極旨!猪肉のカリー♪@セイロンカリー

今日は約3カ月ちょいぶりの『セイロンカリー』さん。

ちょっとあいだが空いてしまったなぁと、なぜか反省(笑)

14時前やのに、店内はほぼ満席。

相変わらずすごい人気やなぁ。


さて、いつものようにCセットのアンブラセットを注文しようとしたら、今日はスペシャルで猪肉のカリーがあるといわれて即答でそれで!って(笑)

で、最初に出てきたスープ状のものとサラダ。


「コラキャンダ」


スープではなくて、スリランカのお粥、コラキャンダというそう。

ゴトゥコラの葉をすりつぶした汁に米が入った、まんまお粥。

なかなか胃にやさしい感じで旨い。


そして待つこと5分ほど。


「アンブラセット(Cセット)」


左側のカリーが猪肉カリー。

もちろん初めて味わう猪肉のカリー。(猪肉自体は何度も食べてるけど)

おなじみ、パリップとポルサンボル、ピーマンなどとともにフライドエッグが乗っている。

米はバスマティライスで。

最高に旨そうだ。

例によって混ぜ混ぜするのがスリランカスタイル。

猪肉のカレーが旨すぎる!

マトンよりもクセがなく、脂がとにかく甘くて旨い。

こりゃちょっと衝撃的な味との巡り合い。

もちろん、他の材料とのバランスも大事やけどその点でも抜群の安定感。

今日が今までのセイロンカリーさんで最高得点やね。


「フライドライス(Aセット)」


もひとつ、ずっと気になってたけどアンブラばかり食べてきたので未食だったこちらをついに注文(笑)

はやい話、チャーハンやね。

でもこれがとても旨い。

米粒ひと粒ひと粒に油がコーティングされていて、調理技術の高さをうかがわせるね。

米の炊き加減、モチモチ感も素晴らしい。

そして、豪快にタンドリーチキンが付いているのがワイルドやね。

適度なスパイス感と香ばしいチキンの味がフライドライスと絶妙にミックスマッチしているのがええね。


「キリパニ」


食後のデザートにはキリパニが登場。

キトゥル椰子の花蜜をかけたヨーグルトはスリランカのデザートの定番。

甘くて香リが良い蜜の味とヨーグルトの酸味が、スパイスでいっぱいになった口の中をさっぱりしてくれる。


久しぶりのセイロンカリーさん、ますますレベルアップしていて最高やね。

ごちそうさまでした。


セイロンカリー
大阪市大正区泉尾3-14-21
TEL06-4977-0636

  • 外観
  • サラダとコラキャンダ
  • コラキャンダ

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2位

松島 寿司幸 (松島海岸 / 寿司、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2014/08訪問 2014/08/23

旨い魚と地酒に魅せられて♪@松島 寿司幸

東北旅行初日の夜、日本三景・松島に滞在。

宿泊先のホテルに入っているお店がどうもいまいちだったのでネットでお店を検索。

観光地で良いお店を探すのってほんまに一苦労。

なんとか一軒良さげなお店を見つけたので電話で予約を入れてやってきたのが『松島寿司幸』さん。

幸い宿泊先から徒歩で10分程度やったのも助かったなぁ。

食べログなどの評判では、観光地ということもありランチでの口コミが大半でどうも評価がまばらな感じ。

観光地での観光客の評価なんてモノはあまりあてにしてないのでここは自分の舌で確かめるのが確実。

店内はカウンター席とテーブル席があったけど、ボクらは大将の前のカウンター席に着席。

無口そうな大将に日本酒の種類を尋ね、まずは塩竈の地酒『浦霞』の純米生酒からいただく。


「マグロの山かけ」


つきだしはマグロの山かけ。

まぐろの水揚げが日本有数の地だけあってレベルが高い。

これは酒がすすむね。


「お刺身盛り合わせ」


続いてお造りの盛り合わせの登場。

この地では何といっても生のアナゴ、そして本マグロ。

松島のアナゴは小ぶりらしいけど、脂の旨味と身の甘さが素晴らしすぎる。

マグロは赤身と中トロの間くらいのうっすらと脂の乗った部分、これが実に見事な旨さ。


阿部勘、伯楽星、日高見、墨廼江、乾坤一と気がつけばお酒もどんどんすすむ。


「アブラボウズ塩焼」


そして焼き魚を注文。

大将におまかせでお願いしたらアブラボウズがが出てきた。

身に脂がたくさんのっているので多量を食べると腹を下すといわれているけど、味は銀ダラやメロ(銀ムツ)などと近い身質。

確かによく脂が乗っているけど、焼き上がりが香ばしくてかなり美味やね。


「にぎり寿司」


そしていよいよお寿司を。

以下をオーダー。

・フカヒレ
・生アナゴ
・煮アナゴ
・タコ

ひとつのお皿に綺麗に盛りつけされて出てきた。


「フカヒレ寿司」


フカヒレの寿司を食べるのは初めて。

気仙沼で日本で水揚げされるフカヒレの9割を占めているというから驚き。

そのフカヒレを最初に寿司として出したのが気仙沼にある『あさひ鮨』さんというお店だそう。

で、このフカヒレ寿司。

ちょっと言葉にならないくらいに美味しい。


「生アナゴ寿司」


地元松島産のアナゴ。

軽く塩を振ってあるのでそのまま素材の味を楽しむ。

とろけそうな旨味が最高やね。


「煮アナゴ寿司」


今度は煮アナゴで。

鰹をベースにした自家製の煮だしで仕込んだ煮アナゴ。

これは玄界灘の煮アナゴと比べても遜色のない味。

かなり美味しい!

レベルの高いネタの数々に感動。

大将も最初は無口かなと思ったけど、終始笑顔で接してくれ、震災の話、松島の話、魚の話、大阪の話などで盛り上がり、気がつけばお店の閉店時間を軽く過ぎてしまった。


お勘定を済ませお店を出るときに、大将と再会を約束し別れた。

ほんと美味しかった、ごちそうさまでした。


帰り道、真っ暗な松島海岸沿いを歩く。

雨が上がり、月の灯りにしばし見とれて。


松島 寿司幸
宮城県宮城郡松島町松島字町内88-1
TEL 022-355-0021
11:00-21:00(L.O.20:30)
定休日 水曜日

  • 外観
  • 山かけマグロ
  • 山かけマグロ

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3位

おでん 高砂 (野町、北鉄金沢、金沢 / おでん、居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2014/11訪問 2014/11/16

創業昭和11年のお店で一寸一パイ♪@おでん 高砂

本日二軒目、時刻は21時過ぎ。

金沢の片町(香林坊から歩いてすぐ)に昭和11年創業の美味しいおでん屋さんがあると、旅行前に下調べでチェックしていたので訪問。

なんと、看板は消灯しているではないか・・・。

当たって砕けろ。

そんな感じで仕舞われた暖簾を無視し、中に入ってみた。

店内には数名のお客。

看板を消したのはおでん種がほとんど売り切れたからとのことで、残ってるもので良ければどうぞ、って言ってもらえたのでカウンター席へ。

カウンターの中心におでんがずらり。

一見、種がそろってるように見えるけどまだ味が全然入ってない(煮えていない)そうだ。

すじ肉はスタンバイOK。

この地ならではの種、車麩やばい貝などが入っている。

いやぁそれにしても実に旨そうやわ。


おでんのメニュー。

定番の種の中に聞きなれないメニューが。

赤はべん?

ふかし?

魚めん?

はべんはかまぼこのことだそう。

ふかしもかまぼこの一種で、ふわふわにやわらかい円盤状の形のねりもの。

魚めんは魚のすり身を麺状にしたものだそう。

とにかくねりものが好きな県民性なんかな?と思ったり(笑)

他にもしのだ巻(信太巻)やカレーおでん、一品で刺身からとんかつまで居酒屋メニューもあったりでなかなかに楽しそうな空間。

がんどとはブリの手前のサイズ、関西で言うメジロのこと。

どてやきはその地の個性が表れると思っているので注文したところ、売り切れ・・・(涙)


さて、まずはお酒を下さいな。

地元の蔵、福光屋さんの「黒帯悠々」をいただく。

きりっと辛口の山田錦と金紋錦とのせめぎ合い。

これなかなかに旨いね。


「すじ、さつま揚げ」


ではおでんをいただく。

出せる種を教えてください、ってことでまずはさつま揚げとすじ。

濃口しょうゆがべーすのおだしは味がしっかり目。

それでいて塩分が効きすぎていないのが実に良いバランス。

とろとろの牛すじにかかったみそがなんとも旨い。

さつま揚げも十分におだしがしみ込んでいてとても旨い。


「すじ、車麩、じゃがいも」


牛すじおかわり。

そして迫力の車麩。

車麩は沖縄、新潟とここ金沢でよく食されているそうな。

やはりボクはここのおだしが大いに気に入った。

数十年継ぎ足し続けた秘伝のおだしが車麩にしゅんで抜群に旨い。

最高に旨い。

じゃがいもはあまり好んで食べないけど、種が少ないので食べてみた。

これもホクホクで旨いじゃあないか。


「ばい貝、焼豆腐」


焼豆腐もいただく。

旨い。


「ばい貝」


極めつけはこのばい貝。

ビッグサイズ。

殻ごとおでんに浸かっているのを店主さんが見事な手さばきでするりと身だけを取り出してお皿に置いてくれた。

臭味はまったくなくて、おでんのおだしが染みわたったこの食感がたまらない。

具沢山(らしい)がんもやたこ、しのだ巻当たりも食べたかったなぁと思いつつお勘定。

安くて旨くて人情あり。

明日もまた来ることをおやっさんに約束し、ごちそうさま。


おでん高砂
石川県金沢市片町1-3-29
TEL076-231-1018
16:00-22:30
定休日日曜日
※月曜祝日の場合は日曜営業、翌日振替休

  • 看板
  • 看板
  • おでん

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4位

魚屋ひでぞう 難波店 (難波(南海)、近鉄日本橋、日本橋 / 居酒屋、海鮮、寿司)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2014/08訪問 2014/08/11

旨い魚と珍味が充実♪@魚屋ひでぞう 難波店

今夜のスタートはウラナンバの人気店、立ち呑み『魚屋ひでぞう』さんの姉妹店である難波店へお邪魔。

来るのはオープン日以来、二度目やね。

立ち呑み店とは違って、落ち着いた雰囲気の中で座って食事ができるのがええね。

まあ、使い分けができるというのがメリットやね。

ちなみに1Fはカウンターで10席ほどで全席禁煙。

ボク的には禁煙というのはめっちゃええと思う。

そして2Fはテーブル席で20席ほど。

一人から団体まで自由度の高い使い方が出来る。


魚の品ぞろえは大体立ち呑み店と共通してるかな?

一品料理は店舗ごとで考えて仕込んでるとのこと。

これは店舗によって区別化を図る意味でも非常に大事なことやと思う。


さて、まずは日本酒を注文。

まずは東京都東村山市の酒「屋守」の純米中取りから。

ほんと良いお酒やね。

最近でこそ関西でもよく見かけるようになったけど、数年前はけっこう飲めるお店が限られていたように思う。


「つきだし」


まずはつきだしが運ばれてきた。

ひじき、れんこん明太マヨ、ハモ皮ときゅうりのさっぱり酢のもの、の三種類。

こういう肴はめっちゃ好きやわ。

ハモ皮ときゅうりの上にぱらりと乗った茗荷のトッピングがほんとナイスやわ。

これだけで数杯の日本酒が飲めるなぁ(笑)


「刺身盛合せ」


そして最大の楽しみ、素晴らしい鮮度のお造りたち。

三重産の活け〆のシマアジが素晴らしく旨い。

身のしまり方がすごい。


そして本まぐろの中トロ。

脂に甘味があって、ねっとり口の中にまとわりつくような食感が最高。


ハモの湯引きも真ダコも抜群やね。


こりゃ日本酒をお代わりしやんと(笑)

山形のお米である出羽燦々で仕込んだ「東洋美人」の純米大吟醸生酒。

こりゃすばらしく美味しいお酒やね。


「豆腐のみそづけ」


日本酒のあて。

この豆腐、豆の味が濃厚でクリームチーズを食べてるような感覚。

ちびちびつつきながら飲むお酒が旨い。


「ハモ肝のしぐれ煮」


さらに素敵な肴を。

ハモはクセのない上品な白身も素晴らしく旨いと思うけど、こういう内臓系も珍味で旨くて感動。

肝のまったりとした食感は日本酒にうってつけの肴やと思う。


「いわしの梅しそ揚げ」


いわしの梅しそ揚げ。

この一品名の言葉の響きだけでどれだけよだれが出そうになるか(笑)

いわしの臭み(といっても全然臭くはないけど)を梅しそが消してくれていて素晴らしく旨いなぁ。


「うつぼの唐揚げ」


メニューに載っていなかったけど、うつぼの唐揚げを出してもらった。

まったくクセのない白身は弾力があって少しジューシーな感じ。

これもめちゃ美味しいなぁ。


そんなこんなで美味しい、旨いの連呼やけどそれしか言葉が見つからないので仕方がない。


魚屋ひでぞう 難波店
大阪市中央区難波千日前8-4
TEL 06-6648-8839
17:00-24:00
定休日 火曜日

  • 外観
  • メニュー
  • メニュー

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5位

すし哲 本店 (本塩釜、西塩釜 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2014/08訪問 2014/08/21

寿司の町、塩竈にて♪@すし哲

今日は朝5時起床。

南海難波駅からラピートに乗って関空へ移動、Peachに乗って仙台の旅へ。

フライトは台風の前線の影響もあってずいぶんと揺れてくれ、なかなかスリリングやったし(汗)


仙台空港に着いたのが午前9時。

そのまま仙台空港アクセス鉄道に乗って仙台駅に出てから、JR仙石線に乗って本塩釜へ。


塩竈といえばいたるところにお寿司屋さんがある寿司の町として有名な港町。

かまぼこの生産量が日本一、まぐろの水揚げ高も日本有数。

そんな町で寿司を食べないわけにはいかんでしょうってことで、今夜の宿泊先である松島海岸へ行く途中での下車。

ちなみにJR仙石線は、東日本大震災の影響で現在も高城町~陸前小野駅間が不通、松島海岸~矢本駅間も通れないため代行バスでの運行となっているそうで早く復旧することを願うばかり。


さて本塩釜駅到着。

時刻は10時25分。

お寿司屋さんがいっぱいあるって言われても、胃袋はひとつ。

一軒しか行けないのでここは地元の人気店をピックアップやね。


気になったのがここ『すし哲』さん。

11時開店とのことだったので外でしばらく待つことにした。

このお店、一戸建ての店舗でなんと80席もあるという。

1Fはカウンター席に少しのテーブル席、2Fと3Fはすべてテーブル席。

開店と同時にどんどん人が入って行く。

幸いにもカウンター席に案内された。

ほとんどのお客さんがランチを食べに来てる中、ボクはのどが渇いたのでビールを注文。

ビールを飲みながら、板さんたちの握る手つきを眺めるのもなかなか趣があってええね。


まずはつきだしから。

ほっき貝の小柱とひもなど。


カウンター内では左端の大将が、ひたすらまぐろをさばき握っていた。

ここのお店では、まぐろはすべて近海の海で水揚げされたものを使用し、畜養や養殖は一切使っていないとのこと。

板さんごとにそれぞれ握るネタを作業分担しているようだ。

右端の人は軍艦巻とあなごや煮だこを担当。


「すし哲物語」(3,980円)


ランチタイムのメニューは大きく分けて以下の通り。

・すし哲物語 にぎり/ちらし (3,980円)
・特上にぎり/特上ちらし (3,400円)
・上にぎり/上ちらし (2,800円)
・中にぎり/中ちらし (1,650円)

これ以外には、あなご丼やまぐろ丼、巻もの、そして単品のにぎりが注文できる。

せっかくなのでボクはにぎりのセット「すし哲物語」を注文。

なかなか値がはるランチやけどまあ良いや。


有田焼の綺麗な大皿に12貫のにぎり寿司と「すし哲」の焼印入りの玉子焼といった内容。

見るからに旨そうなお寿司たち。

とても美しいビジュアル。

旬のネタをぜいたくに使った内容は以下の通り。

・本まぐろ トロ
・本まぐろ 赤身
・あなご蒲焼
・ガゼウニ
・ほっき貝
・子持ち昆布
・いくら軍艦巻
・煮だこ
・あわび
・ぶどう海老
・カレイ
・玉子焼


すごい面子。

まぐろはトロ、赤身ともそれぞれ極上の旨味。

間違いなくハイレベル。


あなごは煮あなごではなくて蒲焼。

これもうなぎとはまた違った上品でふんわりとした味で素晴らしく旨い。


ぶどう海老、幻の海老。

これは初めて食べたかも知れない。

甘みが強く、身に水分が少なめなのでプリッとした歯ごたえも素晴らしくてとても旨い。


カレイ、ひょっとするとマツカワか?

上品な白身のなかにうっすらと脂が乗っている。


煮だこはほとんど噛む必要もないくらいにとろとろに柔らかい。

こりゃ最高やね。

どうやって調理すればたこがこのように柔らかく仕上がるんやろう?


うにもいくらも子持ち昆布もプリン体には注意やけど素晴らしいね(笑)


最後は卵をぱくっと一口で(笑)


「ぶどう海老のお吸い物」


〆にお吸い物を。

ぶどう海老の頭の濃厚なおだしが最高に旨くて感動。


「苺のシャーベット」


最後に自家製だという、苺のシャーベットで口直し。

苺の味がしっかり伝わってきて、口の中に余韻を残しながら溶けて行く感じがとても名残惜しくて。


塩竈のハイレベルなお寿司を堪能した後は、せっかくなので周辺を散策。

陸奥国一之宮の塩竈神社と志波彦神社を参拝。

ご朱印をいただく。


そして名酒「浦霞」の醸造元、株式会社佐浦さんを訪問。

浦霞は大阪でも時々いただいているのでテンションが上がるなぁ。

併設している酒ギャラリー(ショップ)では、 浦霞オリジナルグラスを購入(300円、旅行中に割ってしまった・・・涙)することで3種類の銘柄を試飲できた。


からくち浦霞 本醸造
浦霞禅 純米吟醸
浦霞 木桶仕込み 山廃純米酒 貳百八拾號


軽やかでありながらキレの良い飲み口~すっきりした味と含み香~伝統の山廃造りを木桶で手間暇かけた素晴らしく上質な仕上がりといった流れを感じ取ることができ、ますます浦霞に惚れたなぁ。


さて、そろそろ塩竈ともお別れの時間。

これから日本三景・松島へ移動します。


すし哲
宮城県塩釜市海岸通2-22
TEL 022-362-3261
平日 11:00-15:00、16:30-22:00
土日祝 11:00-22:00
定休日 木曜日 ※祝日は営業

  • JR仙石線仙台駅
  • JR仙石線本塩釜駅
  • 外観

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6位

カラピンチャ (王子公園、灘、岩屋 / スリランカ料理、カレー)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/10訪問 2014/11/28

神戸でもスリランカ♪@カラピンチャ

今日は神戸に遠征。

せっかくの休みやし、明日は台風が来るしってことで散歩がてらに神戸布引ハーブ園にでも行こうってことで。


と、その前に。

ずっと行きたかったスリランカカレーのお店『カラピンチャ』さん。

13時前に到着。


ところが・・・。

めっちゃ並んでいる!

並ぶの嫌やなぁと思いつつも今日を逃すとまた来る機会を逃してしまうので仕方がない。

予約シートに名前を記入し待つことにした。

待つこと50分。

やっとこさ入店。

カレーでこんなに並ぶことになるとは想像もしてなかった。

すごいなぁ、カラピンチャさん。


ところでカラピンチャというのは、スリランカの公用語のひとつシンハラ語でカレーリーフを指す。

スリランカカレーにはカレーリーフは必須やからね。


カレーのメニューは二種類。

チキンかエビか、あるいは両方か。

好みでオプションメニューがあり、ルヌミリスやアンプルティヤル(ゴラカと魚をスパイスで煮たもの)、揚げ茹で玉子を追加できる。

カレープレート以外では、コットゥロティやヌードルス、アーッパもある。


「カレープレート(チキンとエビどっちも)」


さて、ボクは欲張りなのでチキンとエビの両方のカレーをオーダー。

こりゃかなりのボリューム。

ごはんはスパイス入りライスか日本のお米かが選択できるらしいけど、今日はスパイスライスは売り切れだったのがちょっと残念。

こちらがプレートセット。

・レンズ豆のカレー
・じゃがいもの煮物
・オクラの和え物
・ココナッツのふりかけ
・揚げせんべい

これらのセットに、二種類のカレーという内容。


ルヌミリス付き。

玉ねぎ、唐辛子、鰹節をすりつぶした薬味。

これが何につけても良く合うねんなぁ。


チキンカレーとエビカレーは別の器で。

テーブルには備え付けのアチャールが。


二種類のカレーを全部プレートにかけて。

あとはスリランカスタイルで、混ぜに混ぜていただく。

エビの旨味、チキンのこく、それぞれの素材のベースとなる鰹ベースのだしの味が存分に活かされていてこりゃ素晴らしい味付けやわ。

ロッダやセイロンと比べると明らかに和テイストな感じがある。

スリランカ人シェフの味付けに比べると、こちらのお店のほうが抵抗感なく受け入れれるのかもしれない。


「ヤシの花蜜がけヨーグルト」


食後のヨーグルトもセットでついてきた。

おなじみ、キトゥル椰子の花蜜がたっぷりとかかったヨーグルトは口直しに最適やね。

噂のカラピンチャさん、期待通りの美味しいお店やったなぁ。


カラピンチャKarapincha
兵庫県神戸市灘区王子町1-2-13
TEL078-805-3039
11:30-16:00
定休日月曜、第3火曜

  • 外観
  • 看板
  • メニュー

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7位

ポパイ (今池、今船、動物園前 / すき焼き、居酒屋、水炊き)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2014/11訪問 2014/11/26

一人一鍋一IHコンロで♪@一人鍋ポパイ

なんばで三軒ほど飲んだあと、友人のDちゃんと合流してタクシーに乗りジャンジャン横丁の南側を出たあたりで下車。

飛田本通商店街(動物園前一番街)をくぐり、目当てのお店を目指す。


ここが目的のお店。

その名も『一人鍋ポパイ』という大胆な屋号(笑)

3日ほど前にこのお店の情報を知り、大変気になったのでさっそくお邪魔。

どうやら9月にオープンしたばかりだそうで。


店内はカウンター席7、8席くらいかな?

愛想のいい主人とおかみさんが笑顔で出迎えてくれた。

店の奥には靴を脱いで上がる座敷があったけど、仕切りの暖簾があったので何人座れるかまでは見えなかった。

カウンター席には一人一台IHコンロが置かれていてちょいとびっくり。

コンセントの差し込み口が何個あるんやろうね(笑)


さっそく生ビール(500円)を注文し、まずは乾杯。

そしてボクは牛すき鍋を、Dちゃんはタラ鍋をそれぞれ注文。


「牛すき鍋」(800円)


ほどなくして出てきた鍋を見てまたもやびっくり。

すごいボリューム。

肉もええ肉を使ってるし、軽く1.5人前の量はあるね。

お椀と生玉子も運ばれてきた。

テンションが上がるね。

そして、操作方法の説明を受ける。

電源を入れて加熱ボタンを押し、あがるをMAXに上げてくださいと。

しばらく眺めながらビールは二杯目に突入。

煮立ってきたところで卵を溶く。

味付けは濃すぎずでちょうどいい感じ。

うん、こりゃ旨い!

思えばボクは普段すき焼きとかほとんど食べないのでこうやって溶き卵に肉をつけて食べるのってめっちゃ久しぶりやし楽しい。

上の肉を剥がすように食べると、下には豆腐や白菜や糸コンニャクやら。

無我夢中で食べること10分。

一気に平らげてしまった。

さて、〆はどうしよう?


「黄そば」


メニューを見てたら黄そば(150円)の文字が。

ちなみに黄そばは大阪の下町ではきいそばという。

これがええね。

残り汁に黄そばを放り込んでこれまた溶き卵と一緒に食べる。

ああ、旨いなぁ。

なんかめっちゃ安らぐね。


「タラ鍋」(750円)


ちなみに山のフドウのような風貌のDちゃんはタラ鍋。

こちらもタラの切り身を出し惜しみなくでこの量。

ほんま安い。

電源をON!

加熱ボタンを押して、あがるをMAX!

昆布でだしを取る作業から。

煮えてきたところですべて鍋に移す。

いやぁすごい。

ほんま冬の間はハマりそう(笑)

他にも鍋の種類がたくさんあってこんな感じ。

・とり味噌鍋
・豚味噌鍋
・寄せ鍋
・とりちり鍋
・豚ちり鍋
・とりすき鍋

トッピングも。

・もち(2個)
・くずきり
・薬味
・野菜盛
・豆腐
・うどん

鍋のバリエーションの豊富さと選ぶ楽しみがあってええね。

あの天下茶屋の『なべや』さんのライバル、ここに新登場やね。

またきっと来る思います、ごちそうさんでした。


一人鍋ポパイ
大阪市西成区山王3丁目10
TEL06-6636-5550
14:00-21:00
定休日日曜日

  • 看板
  • 暖簾
  • IHコンロ

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8位

スペイン料理 アロス (野町、北鉄金沢、金沢 / スペイン料理)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2019/11訪問 2019/11/03

バスク料理、塩だらのピルピル♪@スペイン料理 アロス

金沢の夜、はしご酒。

本格的なスペイン料理のお店があるってことを旅行前に調査してたのでちょいと寄り道。

入口付近だけ立ち飲みスペースを設けているってことでちょうど空いていたので入ってみた。


ONGI ETORRI

バスク語でいらっしゃいませ!の意味らしい。

メニューは立ち飲み席専用のやや軽食めなメニュー。


ESTRELLA GALICIA / エストレーリャ・ガリシアはスペインのビール。

これを生で飲めるっていうのが珍しい?

陶器のビールサーバーのカバー、これがちょっと欲しい(笑)


まずは赤ワインをグラスでふたつ。

スペイン料理屋さんなのでワインの銘柄もスペインワインなわけで。

「タリマ ヒル 2011」と「アウダシア・ティント 2012」を注いでもらう。

飲み比べの2種類。

タリマヒルはモナストレル種、かなり濃厚なワインでめっちゃボクの好みやね。

パーカーポイント91点。


一方、アウダシアはガルナッチャ種のワイン。

ガルナッチャも結構好きやけど、このふたつを飲み比べたらだいぶ印象が弱く感じたのが正直な感想やね。


「塩だらのピルピル」


さて料理を。

ずっと食べてみたいと思っていた、ピルピル。

ここのお店の名物でもあるらしい。

塩だらを低温のオリーブオイルとニンニクで時間をかけてじっくりと旨味を引き出して作るというこの料理、アヒージョのようにグツグツにオイル煮にするのではないところがかなり手間だそうで。

さっそくバゲットに乗っけていただく。

旨い!

めちゃくちゃ旨いわ。

塩だらの塩分のみでこの味。

これはちょっと驚いたなぁ。

乳白色に近い色をしているのは、低温で煮ることで乳化することによるのだそうだ。

たらの旨味とニンニクとオリーブの香り、それに塩気だけ。

何て感動的な一品なんやろう。


「じゃがいものスペイン風オムレツ」


スパニッシュオムレツも注文。

いつものウラナンバのお店と手付きがどっちが上か、なんてやらしい目線で調理を眺めていた(笑)

軍配は・・・ここでは言えないけど。

マヨネーズも自家製で二種類の味。

すごくシンプルな料理やけど、むしろそこにプロの腕前が光るともいえる。

めっちゃ旨かった。


「ティエラ セレナ テンプラニーリョ レセルバ 2004」


グラスワインをもうひとつ。

テンプラニーリョをボトルで注文。

目の前には生ハムが。


「スペイン産イベリコ豚生ハム」


見た目からしてめっちゃきれいなハム。

オリーブをかけたりせずにそのままでいただく。

旨いイベリコ豚の生ハムは何といっても脂の旨味が最高やね。


「海の幸山の幸パエリア」


団体のお客がパエリアを食べてるのを見て少し食べたくなった。

でも見るからにボリューミーで圧倒されて。

スタッフさんに一番小さなサイズはどの鉄板か?って尋ねたら割りと小振りの量でも作れるって言ってくれたのでせっかくなので注文。

約30分弱待ったかな?

いちからオーブンで焼き上げたパエリアはとにかく香ばしくてたまらんね。

そこまで腹が減ってなかったのにあっという間に平らげてしまった。


ライチョウの料理なんかもあったし、かなり本格的なメニューが多くてまだまだこのお店の料理が気になってしょうがない。

こりゃまたいつか再訪すべきかな?

素晴らしいピルピルももう一度食べてみたいし。

そんな感じでごちそうさまでした。


スペイン料理 アロス
石川県金沢市木倉町1-7
TEL 076-222-7105
17:30-翌3:00
定休日 水曜日

  • 外観
  • バスク語でいらっしゃいませ!
  • 立ち飲みスペースのメニュー

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9位

やまとや (田町、三田、芝公園 / 居酒屋、立ち飲み、串焼き)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2014/02訪問 2014/08/08

ポップアートの余韻で飲む♪@立呑処 やまとや

六本木ヒルズの森美術館で開催中の「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」に行ってきた。

ポップ・アートといえばアンディ・ウォーホル。

彼のクリエイターぶりはなかなか刺激的でいて、出鱈目で、でも引き込まれるその大衆性も持ち合わせていてボクは結構好きだ。

良い刺激をもらったところで無性に飲みたい気分になり、色々と徘徊するもののなかなか昼酒出来そうなお店が少ない。


そんなこんなで辿り着いたのがJR田町駅にある『立呑処やまとや』さん。

15時オープンと同時にイン(笑)

珍しくキャッシュオンのスタイルらしい。

手前の籠を自分でひっくり返してお金を入れるらしい。

しかし大鍋の肉豆腐がめっちゃ旨そうやなぁ。


「500円セット」


平日の15時~18時限定のセット「500円セット」というのをすすめられたのでこちらを注文。

選べるドリンクは、
・生ビール
・各種サワー
・ハイボール
・清酒 高清水
・ワイン

選べる一品は、
A 煮込み
B 肉豆腐
C 串焼きお任せ3本
D 今月のおすすめ品

という内容。


ボクはお店に入った時から肉豆腐しか頭になかったので、それとハイボールを。

この肉豆腐が濃口の醬油とダシが効いていてめっちゃ旨い。

こりゃ最高やね。


「こまい串焼き」


続いてこまいの串焼きが本日のおすすめということで。

北海道の魚やね。

氷下魚とか氷魚って漢字からしてそんな感じ。

熱燗とこれなんて最高やろうなぁと、酒を禁じている現状がもどかしくなったり(涙)


「馬刺し」


今日は食欲旺盛だ。

ずっと歩きっぱなしやったから多少食べてもええか。

ハイボールはすでに三杯。

馬刺しも思ってた以上に美味しくてこりゃやるなって思った。

この店はなかなかのヒットやと思う。


「ガツ刺し」


まだまだ食べます(笑)

牛でいうところのミノ、豚の胃袋であるガツ。

湯引きしたものをチョジャンで食べるところを、チョジャンの糖分を気にしての塩食いで。

むしろ塩のほうがボクは旨いと思う。

これもハマる一品やね。


「まぐろ・たこ合盛」


ここで、待ち合わせの友人たちが続々登場。

ボクは結構ヘベレケ。

たこぶつはなかなか旨いけど、まぐろは普通かな?

何だかんだでさらにヒートアップし、ハイボールを11杯も飲んでしまったけど、次のお店に移動するらしい。

今夜新幹線で大阪に帰るつもりやけど大丈夫かな?


でもこのお店はまた来たいなぁと思えた。


立呑処 やまとや
東京都港区芝5-34-7 田町センタービル ピアタ1F
TEL 03-3451-3511
平日 15:00-23:30
土曜 15:00-21:30
日曜 14:00-20:30
定休日 祝日

  • アンディ・ウォーホル展:永遠の15分
  • アンディ・ウォーホル展:永遠の15分
  • アンディ・ウォーホル展:永遠の15分

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