asakusa777さんが投稿したきよ田(東京/銀座)の口コミ詳細

(主に)浅草の良い店美味しい店メモ(現在レビュー活動を物凄くスローペースで再開中です)

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この口コミは、asakusa777さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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きよ田銀座、日比谷、有楽町/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2015/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0

【銀座】全てのネタのパワーが凄い!銀座の飛び切り粋なお鮨屋さん。

この店に行くのは久しぶり。
ダイエットを始めて以来、好物でもあり炭水化物爆弾でもある鮨を遠ざけてはいるが、それでも月に一度くらいは食べたくなる。
12月のこの時季は大間の本まぐろがとっても良いとくれば、もうこの店以外考えられなかった。
「随分お痩せになりましたね〜」と大将、ダイエットを始めて以来久しぶりに会う人の反応はだいたいこーゆー具合だが、やっぱり嬉しいもんだね。
この日、大将が出してくれた酒は黒龍の「龍」という大吟醸、黒龍らしくとても爽やかでスッキリしていて美味かったな〜。
肴は『平目、鯛、縞鰺、生いくら、小肌、蒸しあわび、みる貝、赤貝、まぐろをいろいろ、平目潮汁』、握りはそれらの幾つかに『うに、車海老、煮はまぐり、穴子』が加わった。デザートは『たまご焼き、干し柿』だ。
やはりどれも美味い。
本来は肴と握りでネタがダブルのは好きではないが、何と言ってもネタの持つパワーが凄いのとシャリがこの上なく美味いので全く問題ない、と言うかむしろ大歓迎だ。
どれも凄かったが、やはりまぐろが素晴らしかった。
とろだけでもじゃ腹やカマや背ビレ下などいろんな部位を食べさせてくれた。
脂具合も熟成具合も申し分無し、甘さといい香りといい素晴らしいまぐろだった。
う〜ん、やっぱしこの店の鮨は最高だ。
大間が終わる前に来て大正解だった。

(2014,8月)

今日は友人が地方から上京、彼と東京で会う時はこの店で鮨を食べてから銀座でクラブ活動が定番コース。
とくれば、今夜だけはダイエットは小休止、思いっきり食べて飲むことに致しましょう。
ダイエットを始めて以来マトモな鮨を食べるのは初めてです。もう味も忘れかけてたカモ。
しかし旨いっ!やっぱし旨いっ!
俺が大好きな鮨の最高峰はやっぱしコレですね〜。
流行りで人気の鮨屋のようにネタ数が多いワケじゃないしコジャレた肴があるワケじゃない。
あるのは最高な素材と必要最低限な仕事だけ。
それが大好きです。
噴火湾のまぐろは冬の大間に負けず劣らずの濃厚な味、赤身、中とろ、大とろをそれぞれ部位を変えての波状攻撃にノックアウト寸前。
季節のネタとしては新子と新烏賊。
3枚付けや4枚付けの小さ過ぎる新子は見た目は良いが味が浅い。これくらいの大きさが新子としてはベストではないかと思う。
仕込んだばかりの若い新子と少し熟れた新子の2種類、どちらも旨い。
新烏賊はその極上な食感が真骨頂、天使のホッペタのようだ。新烏賊の下足も出してくれた。
そして、まぐろと並ぶこの店の代名詞である穴子、染み渡るな〜。
この日の白身は星ガレイとマコガレイ、ワタシは白身の王者はマコガレイだと信じて疑わないが、極上の星ガレイは別格かも知れないな。ただ、関東では極上の星ガレイを安定的に仕入れるのは不可能、やはりこのネタは関西ならではなのだろう。この夜のように極上モノにお目にかかれればラッキーだ。
この日大将が出してくれた酒は黒龍のしずくと八海山の非売品の大吟醸。
この店の繊細この上ない素材の味を引き立てるのにこれ以上ない淡麗な美酒、これを2人で痛飲しました。
イヤ〜、旨かった、久しぶりのきよ田、久しぶりの本物の鮨、旨い酒、もう最高です。
すると、この店の御手洗いの扉などが少し新調されているのに気が付いた。
聞けば、この店の先代からの常連である向島の職人さんの作だそうだ。
どこまでも粋、御手洗いの扉に見惚れてしまうなんて初めてだった。

(2014,2月)

鮨好きの友人が上京、「旨いモン食べてガンガン飲もうぜ〜」と気合十分、「よっしゃ〜、なら銀座を制覇するか〜」とワタシ、とくれば先ずはこの店で下地作りです。
旨い酒、旨い肴、旨い握り、友人や大将との楽しい会話、銀座の夜はこうして始まるのが良いですね。
解禁になったばかりの白魚、この上なく甘く爽やかな香りのミル貝とミル貝の貝の子、極上の味わいの鯛と平目、春の風のような赤貝、こはだ、車海老、煮はまぐり、烏賊、雲丹、蒸し鮑、穴子、そして日本海のまぐろ、、、。
「最高」では無い物は無い。全てが最高。
圧巻は握りに入ってからのまぐろラッシュ。赤身、中とろ、大とろ、さらに部位を変えまぐろを味わい尽くしたというカンジ。
今までは「ソレは何処産?」とか「熟成して何日目?」なんて聞いていたが、最近は聞こうとも思わなくなった。
この上なく旨いのだからそれで良いじゃないか。
聞いてどうなる?
信頼する料理人が自信を持って出してくるのだから、ただ黙って食べれば良いだけだ。
「しかし旨いな〜」と唸りながら食べる我々、それをにこやかに見守る大将、「良い時間」が静かに流れる極上の空間だ。
大将が出してくれた酒は黒龍の3種類、この店の澄み切った味わいの鮨にはぴったりの酒。

食べ終わると大将が「今日はこれからどのクラブにご出陣ですか?」と聞くので、「イヤ〜、候補は2~3あるんだけど、どこから攻めるかまだ決めてないんだよね〜」というと、「それなら私が気に入ってるクラブに案内しますよ。お二人なら絶対に気に入りますから。」という大将、会計を済ませるとその店まで連れてってくれました。流石は大将、ストライクでしたよ〜。


(2013,9月 再投稿)

大間の本まぐろの季節がやって来ましたね〜。
まぐろは鮨ネタの王者、その理由はシャリに最も良く合いシャリと一つになる事でその旨さが何倍にも膨らむのがまぐろだからだとワタシは思ってます。
同じまぐろでも刺身で喰うのと握りで喰うのとでは旨さがゼンゼン違います。
まさしく鮨の為にあるような魚、そんなまぐろの中でもこれからの時期に大間で揚がる物は極上です。
まぐろとくればこの店、なのでさっそく友人と味わいに行きました。

『赤身、中とろ、大とろ』をそれぞれいろんな部位で楽しませてくれました。
旨い、旨すぎる。
ねっとり濃厚でありながらとても爽やか、甘くてホンの少し酸っぱくて、香りも極上です。
相変わらずクッキリと冴えたシャリとの相性はこれ以上ないくらいバッチリです。
その他の利尻の平目を始めとするネタの数々も素晴らしい。
九州のこはだも新しい物と仕込んでしばらく経った物を2種類、肴と握りで楽しませてくれました。
そして徐々に脂が乗ってきたアナゴも、まぐろと並んでこの店を代表するネタです。そして旨すぎる。

この日はお酒も二種類、黒龍の他に非売品の八海山もありました。
この酒がまた凄い。
綺麗で強くて、まさしくこの店の鮨とバッチリ合う旨い旨い酒でした。
ふぅ〜、もう満腹、大満足です。
次回はもう少し秋が深まった頃に来ようかな。
さらに脂が乗ったまぐろ、今から楽しみです。


(2013,4月 再投稿)

二ヶ月ぶりに友人と行きました。
頂いたのは『まぐろ、マコガレイ、白魚、鯵、縞鯵、生とり貝、赤貝、ハマグリ、蒸し鮑、雲丹、こはだ、車海老、穴子、玉子』を肴と握りでいろいろ頂きました。
やっぱしどれも旨かった〜。そしてサンザン飲んじゃいました。
普通、こーゆー鮨屋で肴と握りでネタがカブるのはあんまし好きでは無いのですが、この店だけは全く別で大歓迎です。
全てのネタのパワーが凄くって、例えば雲丹や赤貝などは普通は塩か煮切りが欲しいところですが、この日のそれらのネタは塩も煮切りもなんにも要りません。旬のネタが持つパワーの凄さに脱帽です。
この日のまぐろは高知産、いろんな部位を7~8箇所ツマミや握りで頂きました。春のまぐろ特有の素晴らしい香りです。
旬のマコガレイはワタシが白身で1番好きなネタ、特に縁側は絶品で、縁側としては平目よりよっぽど好きです。いつものようにアラから取った潮汁、絶品です。
ハマグリはなんと今や幻の江戸前です。なるほど、コレがホントのハマグリの味ならば、世間一般に出回ってるモノとは明らかに別物ですね。
縞鯵はアラを塩焼きにしてくれました。コレ、泣けるほど旨い。
名残りの白魚は雄雌2匹づつ、雌は卵をいっぱい持っていてまた独特の味わいです。
そして、この店では今期今日からスタートしたと言う生のとり貝、コレがまさにスペシャルな逸品でした。
物凄くデカいけどとても繊細な味と鮮烈な香り、全身が爽やかさで包まれます。

イヤ〜、旨かった〜!喰って飲んでサイコーです。
やっぱしお気に入りの鮨屋は良いですな〜。
これで勢いついて久しぶりに銀座のネオン街で明け方まで暴れちゃいました。
「俺もまだまだイケるな〜」と妙にご満悦なオッサン2人です。

(2013,2月再投稿)

四ヶ月ぶりに友人と訪問、極上の酒と肴を楽しみました。
この店に来ると何時も『まぐろ』の旨さに驚かされますが、今回特に『隠岐の本まぐろ』にはひっくり返りました。
中でも『とろの漬け』にはビックリしました。旨い!旨すぎる‼
極上の味わい、極上の香り、こんなに爽やかでこんなに味が濃いとろは食べた事がありません。最高のまぐろをギリギリまで熟成させた結果、こんなにも旨くなるんですね。改めてまぐろとこの店の凄みを思い知りました。
同じまぐろの『赤身』や『赤身の漬け』や『漬けてないとろ』も同じ、とにかく「旨い!」としか言葉が出ませんな。
その他『閖上の赤貝、蒸し鮑、蒸し鮑のヘソ、生とり貝』等をツマミで、『佐島の真鯛、白魚、アオリ烏賊、車海老、雲丹、コハダ、穴子』などをツマミと握りで味わいました。
色々なネタを出すような鮨屋では、普通ツマミと握りでネタがダブるのは好きでは無いのですが、この店に限っては大歓迎です。
この店はそんなに多くの種類のネタがあるわけではありません。しかし、それらのネタはどれも極上中の極上です。鮨ネタはシャリと一緒になる事でさらに旨くなるので、先ずはツマミで楽しんで、その後で同じネタをニギリとして楽しんで、そんな楽しみ方が出来る数少ない鮨屋ですな。

イヤ〜、旨かった旨かった、もうサイコーです。
この友人とは、何時も食事した後にはクラブにレッツゴーなんですが、この店で食事するとその後の戦意が大きく削がれるんです。あまりに満足しちゃうので他の欲求が萎えちゃうんですな〜。モチロン飲みには行きますが、2人ともまるで聖人君子みたいになっちゃいます。
我々のスケベ心まで削ぐとは、改めて「きよ田、恐るべし」ですな〜。


(2012,10月再投稿です)

青森のくろまぐろが旨い季節がやってきましたねぇ〜。
ヒカリモノもいいし白身もいい、貝や穴子もいいですが、やっぱし鮨ネタの王者は冬のクロですな〜。
まだ少し型は小さいのですが、待ち切れずに友人とこの店にやって来ました。

大将が出してくれた本まぐろのいろんな部位の赤身と中とろ、もう最高でした。
確かに旬真っ盛りの味わいと比べると「あと一歩」ってカンジですが、それでも香り、甘みは素晴らしい。
冬の青森産特有の深い味わいはタマリませんね。
あと1~2ヶ月経ったらどれだけ旨くなるのか、想像しただけで震えて来ます。
さらに、この日大将が自信満々で出してくれたのが『佐島の真鯛』です。
コレまたスゴい鯛でした。
背の身の刺身、塩で食べても良し、塩&山葵も良し、モチロン煮切りでも良しです。同じ身の握りは昆布締めで、もう泣けます。さらにこの鯛の砂ずり部分を刺身で、ワタシはこれほど旨い鯛の刺身を食べたコトが無い。脂が乗っているんですケド、兎に角ソレが爽やかで、熟成された香りと極上の甘みと合いまってもう気絶ものの旨さでした。鯛1匹から4~6切れしか取れないので、常連の特権ですな。
トドメはこの鯛の骨とアラから取った『潮汁』で、コレはもう即死ものの旨さです。

この他『鮑酒蒸し、いくら醤油漬け、締め鯖、小肌、雲丹、烏賊、大車海老、赤貝、穴子、かんぴょう巻き、たまご』などをツマミで握りでいろいろ食べました。モチロンどれも最高の味わいです。
酒もサンザン呑んだなぁ〜。『八海山 大吟醸』と『黒龍 大吟醸』を取っ替えひっかえどんだけ呑んだだろう。最後の方は記憶が定かではないのですが、何故かその後行ったクラブの記憶はバッチリなのが不思議です。

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(2012、8月再投稿です)

友人とエクストラコールドでノドを潤した後、食事は銀座で行きつけのこの店です。
先月行ったばっかしなので、ネタは殆ど同じです。
しかし、その中でも8月ならではの驚きの味わいと出会えました。

この店の代表選手の『まぐろ』、この日は入店直後から大将が「今日は最高のまぐろがありますよ~」とおっしゃっていたように、冬の極上の大間に匹敵するような最高のまぐろが楽しめました。
北海道噴火湾産のまぐろ』、これをじっくり熟成させたまぐろはまさしく極上中の極上です。『赤身』はネットリ濃厚、『中とろ』は美しくて細かいサシがまんべんなく入っていて、『大とろ』に至っては白く輝いています。
味わいが最高なのは当然ですが、旬の大間が持つあの独特の崇高な香り、それが一層強くなって口の中に甦りました。
夏のまぐろと言えばどちらかというと爽やかさが身上ですが、この時期にこんなまぐろと出会えるなんて、さすがわ「きよ田」、全面降伏です。

もう1品は『大車海老』です。
コレ、なんと『秋田産』だそうです。
秋田の車海老、あまり有名ではありませんが、実はこの時期だけ最高の大車海老が数は少ないのですが揚がる事があるのだそうです。
大将が築地で目ざとく見つけて、その中でも最高の物を選り分けてきたのだそうで、それをサっと茹でて出してくれました。
何より、その色合いの美しさに圧倒されました。
燃えるような赤、透き通るような白、最高に美しいです。
その味わいは、、、上手い言葉が思いつきませんが、旨みが倍、甘みも倍、そして、これは良い鮨ネタに共通して言える事ですが、何より香りが素晴らしいの一言です。

ワタシの携帯のカメラでは、まぐろといい大車海老といい、その美しさを全く捉えられないのが残念です。
その他のネタもやはり秀逸、新子、〆鯖、とこぶし、紫雲丹、真子鰈、星鰈、縞鯵、穴子、、、、、。
さらにこの日は大将がまたしても旨い酒を出してくれました。
黒龍』の杜氏の名前を冠した大吟醸、名前は忘れちゃいましたが、淡麗そのもののさけを友人と2人でメチャクチャ飲んじゃいました。

ワタシにとっては最高の鮨屋、そこで気心知れた友人と飲む酒は何より最高です。
大将、いつもありがとうございます。次は秋が深まった頃、極上の大間を味わいに伺います。

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(2012、7月再投稿です)

このお店、5点の昇格です。
友人と訪れ旨い肴と握りの数々を堪能し、もうコレ以上は望めないだろうと思い昇格させました。

この店のスペシャリティーは『まぐろ』『小肌』『穴子』です。
この時期のまぐろはもう終わりに近づいた「佐渡」産です。
最高の熟成具合、香りも味も絶品、特にまぐろはシャリ」と一緒になって何倍にも旨くなる。この日は握りで『赤身、中とろ、大とろ、大とろ(蛇腹)、中とろ海苔巻き』を堪能しました。旨すぎて悶絶です。
穴子』はいつも通りフワトロの煮穴子を「ガッ!」っと炙って死ぬほど熱くなったヤツを決死の覚悟で握ります。ホントに旨いです。
小肌』は『新子』はつまみと握りで爽やかで若い味わいを楽しんだ後に『小肌』も握られます。この小肌、一週間熟成させたというスゴい旨さ、シャリとの間にオボロが忍んでいました。親子両方楽しめるのは楽しいですが、やっぱし味は親の小肌に軍配ですね。

その他、つまみは『真子鰈、真子鰈えんがわ、真子鰈潮汁、生とり貝、大とろ炙り、蒸し鮑、玉子焼き』です。
この中で特筆すべきは『生とり貝』です。かなり大きいサイズですが、味も香りも最高でした。スイカのような清々しい香りが鼻に抜けます。『真子鰈の潮汁』も相変わらず極上の味わい、鰈の全ての旨みが凝縮されています。

握りはその他は『真子鰈、星鰈昆布〆、赤貝、車海老、雲丹、雲丹巻き』です。
真子鰈と星鰈を両方味わえたのは嬉しかった。ワタシとしては純そのものの真子鰈の方が好きです。

酒は『黒龍 大吟醸』、こーゆー鮨にはやっぱし個性的な酒より淡麗で爽やかな酒が合いますね。
デザートの『桃太郎』という種無しのマスカットも旨かった。皮ごと食べられるんですな。

やっぱりこの鮨屋は最高です。
大将や若い職人さんといろんな話をしながら、友人とゆっくり飲めて食べられる、出される料理は全て旨い。
まさしくワタシ的にトップクラスのお店です。

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(2011、12月再投稿です)

再びきよ田さんです。

友人とゆっくり飲みながら心から寛いで話しが出来る店としては、今やこの店がイチバンです。
そして何より大間のマグロが最高に旨い時期、またしても極上でじっくり熟成されたいろんな部位のマグロを堪能出来ました。

さらにこの日は大将が『黒龍 しずく』を出してくれました。
とても淡麗だけどしっかりと個性もある旨い旨い酒で、マグロにカンペキに合います。

直前なのに無理を聞いてくれた大将、ホントにありがとう御座いました。

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(2011、11月再投稿です)

地方に住む友人が上京したので、前回も一緒に行ったこの店に行きました。
前回彼をこの店に連れて行ったらとても喜んでくれたので、この店の代名詞でもある『黒マグロ』が、特にその近海物が旬を迎えたこの時期にこの店に再訪するコトはもう必然です。
前日の予約だったので初めは「明日は予約でいっぱいです」と言われたのですが、名前を告げると大将にかわってくれて「777さんですか、お久しぶりです。ご希望の時間より少し遅い時間なら席を用意しますよ。最高のマグロが入っているのでゼヒどうぞ」と言ってくれました。

今日では、時期によって多くの地域でマグロは獲れますし冷解凍の技術向上によって外洋産のマグロも通年美味しく食べられるようになりましたが、やはり旬の『大間の本マグロ』の味は格別です。
初夏の頃の軽く爽やかだったマグロが、晩秋になってネットリ濃厚な味わいに変わるこの時期は、まさに「マグロを喰わずして何を喰う」です。赤身の味も濃厚になりますし、タップリのった脂も極上な味わいですよね。
また、マグロは部位によって味わいはマッタク違います。
ひと口に『とろ』と言っても『大とろ』、『中とろ』があって、それも「腹かみ、腹なか、腹しも、背かみ、背なか、背しも、かまとろ、かま」と其々味わいが違います。
さらに「じゃ腹」や「砂ずり」でも筋を入れた方が好きな人、剝して筋が無い方が好きな人と好みも分かれます。
以前、すきやばし 次郎の店主の二郎さんに、「ウチは常連さんには、その常連さんが好みの場所をお出しするようにしているんです。この人は背ビレの下の部位、この人には砂ずりの剝しを、ってな具合です」と伺ったコトがあります。
良い鮨屋の常連になる意味とはこーゆーコトです。店主が最高に旨いと思った部位でも、その人の好みに合わないカモ知れない。お互いに理解し合い尊敬しあえるようになれば、最高の鮨を食べることができるというコトです。
有名店に1度行っただけで「高いだけ」とか、なかなか予約が取れない人気店にタマに行って店主の好みを押し付けられる、それでは「旨い鮨を喰った」とは言えませんからね。
有名店や人気店の鮨をある程度知ったら、あとはその中でも気に入った店を何軒かに絞りそこの常連になる、コレが一番旨い鮨を食べるコトが出来る方法だと思います。

この日はとても親交の深い友人との酒、そして旨い鮨、最高の夜でした。
ツマミは『利尻の平目』(コレ絶品)、『じゃ腹炙り』(泣ける)、『蒸し鮑』、『いくら醤油漬け』、『こはだ
握りは『まぐろ』(赤身、中とろ、大とろのいろんな部位と巻きもの)、『こはだ』、『雲丹』、『穴子』(コレも絶品)です。
どれもホントに旨かった。
旬の大間って独特の香りがするんです。ちょっと酸っぱくて甘いような香り、これが良いマグロになるほど強くなる。良いマグロを1週間くらい熟成させた丁度食べ頃のマグロの香り、なんとも爽やかで色っぽいです。
そして、何より言えるコトは、「良いマグロはシャリと一緒になってその旨さが何倍にもなる」です。
刺身で食べるより、ゼッタイに握りで食べるべきです。
なのでシャリも重要です。
この店のシャリは、とにかく粒がしっかりクッキリしています。新潟の山奥の小さな田んぼで獲れる米だそうで、まさにこの店のマグロを受け止めるのにピッタシな米ですな。

友人との楽しい酒でかなりいいコンコロモチになってしまったので、写真はあんまし撮れてません。
いろんなマグロの艶やかな姿をお見せしたいのですが、ココの鮨は写真で見るより店で直に見て食べるべきなので、大間が終る前にゼヒお出かけクダサイませ。

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(2011、6月投稿分です)

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銀座に高級な鮨屋は数あれど、かつてここはその中でもトップクラスの店だった。
日本一値段が高い鮨屋、日本一敷居が高い鮨屋、日本一マグロが旨い鮨屋であった。
財界人や文豪たちのサロンのような店だった。
新津武昭」氏、伝説の鮨職人でありこのきよ田の主だった氏の鮨は、当時まだ若造だった俺には有り難過ぎてよく判らなかった。
やっと自腹で食べられるようになった今、新津氏はもうこの店にはいない。2001年に引退してしまった。今では鮨 青木 西麻布店で不定期で握っていると聞いたが未だ訪問出来ていない。
新津氏は弟子を取らなかったので現在のこの店の主の鮨がどこまで「新津流」なのか、どこまで「オリジナル」なのかは判らない。
新津氏に薫陶を受けたあら輝の鮨の方が近いのかもしれない。
しかし、現在のきよ田の鮨も間違いなくトップクラスの鮨と言える。現在の主も本当に素晴らしい職人で、やはりマグロにかける情熱は誰にも負けないのではと思う。
もしかしたら、以前のきよ田の伝説は現在のきよ田にとって邪魔なのかも知れない。予備知識など持たずにまっさらな気持ちで現在のきよ田を堪能する方がよっぽど利口であり素晴らしい鮨を味わえる、そう痛感しました。
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という前置きはさておき、今日は友人と銀座で食事です。
地方に住む彼が急用で上京すると連絡が入り、慌てて予約しました。
といっても当日になって銀座で彼の希望である鮨屋は、旨い店ほど予約が取りずらい。
銀座で鮨といえばワタシはすきやばし 次郎だが、あそこは握りを食べるだけの店、酒を飲みながら語り合うというのには向かない。
なので、二郎さんのお弟子さんの青空に電話したが満席、あら輝鮨 水谷鮨かねさかも同じ、さわ田に至っては店休日ときた。
と、その時この店のことを思い出した。
若い頃連れてってもらって緊張しまくった店。
新きよ田になって1度行ったが、とても美味しかった店。
グルメガイド全盛のこの時代、よく取り上げられる店と比べて地味で目立たないが確実に旨い鮨屋であるこの店があったと思いさっそく予約を取った。
嬉しかったのは、前回この店に行ったのがもう3年くらい前なのに、ワタシの事を覚えていてくれたこと。「ずいぶんお久しぶりですね~」という主の言葉と笑顔がなんとも心地よかった。
この主、とてもソフトで優しい人です。

ツマミからスタート、ビールから冷酒に移り、頃合いを見て握りに移ります。
この日のツマミは『真子鰈、真子鰈縁側、縞鯵、蛸、蒸あわび、大とろ炙り、小肌、雲丹、みる貝、赤身、中とろ、真子鰈の潮汁、玉子焼き
そして握りが『赤身、中とろ2種類、大とろ、小肌2種類、墨烏賊、生とり貝、穴子、かんぴょう巻き

この店のカンバンメニューはやはりなんといっても『マグロ』です。
今はマグロがキツい時期だと思ったら、そんなコトは無く、日本海の佐渡付近で獲れる一本釣りの本マグロが最高に旨い時期だそうです。
秋から冬の大間の本マグロのネットリ濃厚なマグロとはちょっと違って、僅かに酸味がある爽やかだけど旨みが強いマグロです。
腹カミの筋の多い大とろを薄くスライスして炙ったツマミは最高の味わいです。
そして、やはりマグロは握りになることでより一層美味しくなる。同じマグロ、同じ部位なのに、握りで食べるとより一層美味しく感じる。
マグロとシャリの相乗効果、「魚を旨くする」と書いて「」とは、まさにこの事を言うのでしょう。

そして主が胸をはるもう一つのカンバンが『小肌』です。
産地の違う2種類の小肌をツマミと握りでそれぞれ食べさせてくれました。
さらに特筆すべきが『真子鰈』の潮汁、具はなく真子鰈の骨から出た旨みだけの汁、最高の味わいです。
そして、『穴子』、炙る必要なんてない最高の穴子をあえて、しかもかなり強めに炙ります。良い鮨屋、旨い穴子を出す店は穴子は炙りません。「炙るのは質の悪い穴子を誤魔化すため」なんて言いますが、この店は違います。これはちょっと珍しい。そしてこれもトビキリ旨い握りです。「ヤケドとの闘いですが、その価値はあるでしょう?」と主、その通りです。

今や「隠れた名店」、ゼヒお試し下さい。

  • 黒龍「龍」

  • 白身三種

  • まぐろ大とろ炙り

  • 生いくら

  • うに

  • 煮はまぐり

  • 車海老

  • まぐろ

  • まぐろ

  • うに(別種)

  • 穴子

  • 干し柿

  • たまご焼き

  • ぐい飲み、何やら名人の作品らしい。

  • 細い路地を入ったところにあります

  • 噴火湾産まぐろ 赤身

  • 噴火湾産まぐろ 大とろ炙り

  • 秋田産 大車海老

  • 紫雲丹

  • 愛知産 新子

  • 〆鯖

  • この時期だけのかっぱ巻き

  • 真子鰈

  • 超絶品! とり貝

  • 新子

  • 大とろ、中とろ

  • 大とろ 砂擦り

  • 星鰈昆布〆

  • 小肌 旨すぎて泣けます。

  • 赤貝

  • 車海老 巻き

  • 穴子

  • 種無しマスカット 桃太郎

  • 蒸しあわび

  • 利尻の平目

  • いくら

  • じゃ腹の炙り

  • 中とろ

  • 雲丹

  • 縞鯵 真子鰈

  • 大とろ炙り

  • 雲丹

  • 蒸しあわび

  • 穴子

  • 赤身 中とろ

  • 真子鰈の潮汁

  • 小肌

  • 中とろ

  • 大とろ

  • 穴子

  • 年季の入った自転車、今でも築地の仕入れはコレで行くそうです。

  • いくら醤油漬け

  • からすみ

  • 〆鯖

  • まぐろ中とろ

  • 佐島の真鯛

  • 真鯛の潮汁

  • たまご

  • 2013.2月 絶品のとろ

  • 2013.2月 蒸鮑

  • 2013.2月 蒸鮑のヘソ コレ最高

  • 2013.2月 白魚

  • 2013.2月 雲丹

  • 2013.2月 閖上の赤貝

  • 2013.2月 もう生とり貝が!

  • 2013.2月

  • 2013.2月

  • 2013.2月

  • 2013.2月 

  • 2013.2月

  • 2013.2月

  • 2013.4月 正真正銘江戸前の蛤

  • 2013.4月 縞鯵アラの塩焼き

  • 2013.4月 最高の生とり貝

  • 2013.4月 雲丹

  • 2013.4月 大とろ炙り

  • 2013.4月 赤身漬けとこはだ

  • 2013.4月 中とろ

  • 2013.4月 マコガレイの潮汁

  • 2013.4月 初物の西瓜

  • ここから2013,9月です。

  • 新いくら 塩加減が絶妙です。

  • 平目と鯛

  • 大とろ炙り

  • 鮑の肝(身は撮り忘れです。)

  • 雲丹

  • こはだと赤身

  • 完璧に手当てされ極上の熟成具合の大間本まぐろ

  • 新烏賊

  • 車海老

  • きよ田スペシャルの穴子

  • 大とろの鉄火巻

  • たまご

  • ここから2014,2月です。

  • ここから2014,8月です。あまりに見事な御手洗いの扉

  • 内側から

  • 新烏賊の下足

  • 星ガレイ

  • 蒸し鮑

  • 噴火湾 赤身

  • 新子

  • 鮑肝

  • 雲丹

  • 噴火湾 炙り

  • みる貝

  • マコガレイ

  • 新烏賊

  • 新子

  • 新子

2015/12/17 更新

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