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marathon-man (男性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数：5.0
2010/02 訪問
街の洋食屋ですといいはるお店で、本当の本物を
こういう店って使いこなす側の実力が問われるような気がします。ワインリストの素晴らしさと、リーズナブルな値段で「すご～い」というと、単なるワインバーですよ、とか、街の洋食屋さんですよとか、オーナーがおっしゃっていましたが、あにはからんや（ふる～、このいいかた）、街の洋食屋さんで、こんなシャンパーニュ、グラスでサービスしとらん！！まずシャンパーニュをグラスで頂けますかというと、出てきたのが、なんと「ルイロデール、クリスタル」！ これってボトルで開けるにも金額を考え、考慮を要するレベルのめちゃうまシャンパーニュじゃありませんか！もちろんうまいです。で、これを頂きながらメニューを見ると、なるほど、街の洋食屋さんというのはこういうことでしたかという料理です。マッシュルームサラダ、カモのコンフィー、ハンバーグ（これをハンバーグと呼んではいかんです）という名のひき肉ステーキ。そして、最後にはオーナーお勧めのナポリタンスパゲティー。１）マッシュルームに付け合わせでもってきていただいたトリフソルト。これはフランスでしか流通してなかったはず。すごい香りに感動。２）カモのコンフィー、これは僕の大好物ですが、たぶん、そんじょそこらのイタリアンレストランよりうまい。そして合わせたのがシャトークリネをグラスですよ。そりゃうまいわ。３）ハンバーグと言ってはいけないひき肉のステーキ。肉汁満載。４）そして、このナポリタン。 １００％、泣きます。そこそこ年齢いっている我々は、「これってあのころ食べたあの味だぁ～っ」て叫んでしまうし、お嬢様がたは「何これ、シンプルなのに深～い！」。ワインリストを見ると、メージャーなものから、センターを少し外したものまで、リーズナブルな金額で並んでいるではありませんか。ここって、お客様の経験や、知識量によっていかようにでも対応できるお店です。楽しみ方のバリエーションはお客様の能力次第いって言うことでしょうか？最後に頂いたレモンシャーベット。レモンをくりぬいてその中にレモンシャーベット。まずはスリースプーンはそのままで。そのあとはレモンをその食べた部分に絞りまた食べて。最後に、なんとグラスに残っている赤ワインを少々たらしていただく。赤ワインの渋さとレモンの甘さのマリア-ジュです。想像つかないけど、想像できないくらいうまい。これはもはやイリュージョンです。やはりワインは96年がうまいだの、ステーキはA5でもどこそこがいいだの、楽しく食べることにとって本当に必要？っていう、微妙に知識をひけらかすような会話がどれだけ無力か。決して多くうんちくを語るわけでもなく、にこにこと笑顔で対応してくれるオーナーに感謝。大きな窓から銀座の並木を見ながら、とてもいい時間を過ごせました。肩の力を抜いて本当においしいものをと思う方、口の肥えたお嬢様を喜ばしたい、そんな方にはものすご～くお勧めです。
2010/03/06 更新
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こういう店って使いこなす側の実力が問われるような気がします。
ワインリストの素晴らしさと、リーズナブルな値段で「すご～い」というと、
単なるワインバーですよ、とか、街の洋食屋さんですよとか、オーナーがおっしゃっていましたが、あにはからんや（ふる～、このいいかた）、街の洋食屋さんで、こんなシャンパーニュ、グラスでサービスしとらん！！
まずシャンパーニュをグラスで頂けますかというと、出てきたのが、なんと「ルイロデール、クリスタル」！ これってボトルで開けるにも金額を考え、考慮を要するレベルのめちゃうまシャンパーニュじゃありませんか！もちろんうまいです。で、これを頂きながらメニューを見ると、なるほど、街の洋食屋さんというのはこういうことでしたかという料理です。
マッシュルームサラダ、カモのコンフィー、ハンバーグ（これをハンバーグと呼んではいかんです）という名のひき肉ステーキ。そして、最後にはオーナーお勧めのナポリタンスパゲティー。
１）マッシュルームに付け合わせでもってきていただいたトリフソルト。これはフランスでしか流通してなかったはず。すごい香りに感動。
２）カモのコンフィー、これは僕の大好物ですが、たぶん、そんじょそこらのイタリアンレストランよりうまい。そして合わせたのがシャトークリネをグラスですよ。そりゃうまいわ。
３）ハンバーグと言ってはいけないひき肉のステーキ。肉汁満載。
４）そして、このナポリタン。 １００％、泣きます。そこそこ年齢いっている我々は、「これってあのころ食べたあの味だぁ～っ」て叫んでしまうし、お嬢様がたは「何これ、シンプルなのに深～い！」。
ワインリストを見ると、メージャーなものから、センターを少し外したものまで、リーズナブルな金額で並んでいるではありませんか。ここって、お客様の経験や、知識量によっていかようにでも対応できるお店です。楽しみ方のバリエーションはお客様の能力次第いって言うことでしょうか？
最後に頂いたレモンシャーベット。レモンをくりぬいてその中にレモンシャーベット。
まずはスリースプーンはそのままで。そのあとはレモンをその食べた部分に絞りまた食べて。
最後に、なんとグラスに残っている赤ワインを少々たらしていただく。赤ワインの渋さとレモンの甘さのマリア-ジュです。想像つかないけど、想像できないくらいうまい。
これはもはやイリュージョンです。
やはりワインは96年がうまいだの、ステーキはA5でもどこそこがいいだの、楽しく食べることにとって本当に必要？っていう、微妙に知識をひけらかすような会話がどれだけ無力か。
決して多くうんちくを語るわけでもなく、にこにこと笑顔で対応してくれるオーナーに感謝。
大きな窓から銀座の並木を見ながら、とてもいい時間を過ごせました。
肩の力を抜いて本当においしいものをと思う方、口の肥えたお嬢様を喜ばしたい、そんな方にはものすご～くお勧めです。