もかんさんが投稿した霞町 すゑとみ(東京/広尾)の口コミ詳細

もかんのレストラン日記

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掲載保留霞町 すゑとみ広尾、六本木、乃木坂/日本料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク -
1回目

2010/07 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

しみじみうまいなあ

◆再訪◆

◆10・7月
スターターは雲丹・はんぱな和食店で、素材勝負のこういった食材を扱うと、どうなるか。まともな鮨屋に遠く及ばないので、程度の差から残念な思いをすることが多い、が、ここは違う。
雲丹そのものの質もさることながら、食べさせ方、ややもすると、こってりしすぎて、くどくなりがちな雲丹を、薄味のジュレでさっぱりと食べさせる、つけあわせの生姜風味の酢の物的キュウリも秀逸で、ただものではない。

ここの椀物はいつも野菜のみだ、そういったポリシーなんだろう、今回の冬瓜も、しみじみうまい。

程良く脂の乗った鱧のおとし・ジューシーに焼きあがった小ぶりな鮎の塩焼き、締めの飯物の一歩手前に出された煮鮑&胡麻豆腐、こういった主役級も間違いがないが、脇役にも抜かりがまったくない、椀物のみならず、炊合せの出汁も飲み干してしまうし、鱧に付く梅肉ソースの残りなんかも、酒のあてになる、あますもの残すものがない、私にとってこれが良店の条件かもしれない。
デザートのマンゴー、甘味、香り、食感、とも最良と言えるもの、和食店のデザートで、ちょっくら感動するとは、今回も満足した。


◆10・3月
3月になったので、おすすめされていた筍を食べに行く

焼いたふぐ白子、生このわた、ボタンエビ、この辺りが特にうまかった

先ほどから気になっているのが、入店直後に火中にほうりこまれた、ぶっとい筍のことだ、奴の出番はいつなのだ、もしかすると事前の特別注文系(蟹やすっぽん)でうちには関係ないものなのか、謎のまま、食事は進行していく。

筍、一品目は、お椀の中に登場、うまいがそれほど感動するべきものでもなかったりもする

恒例の焼き物選び、筍かのどぐろかぐじの・・・・えっ?たけのこ、なるほど、はい、はい、はい、ここで登場するわけだ、その奴が、野菜なのに焼き物の主役扱いね、添え物ではなくて、そこまでの自信、よろしい、受けて立ちましょう、筍!!(他の焼き物は一人ずつ別々に注文できるが筍は二人で注文しなければならない)
そう、この焼筍、調理に一時間程かかる為、あらかじめ焼いておいたとのことなのだ、注文があることを想定して。
じっくりと時間をかけて焼きあがった筍が登場した、まず縦半分にカットされる、それが二人分だ、中の堅目の部分はくりぬいて食べやすい大きさにカットしてくれる。
梅醤油(確か)か塩で食す筍、うまい、自然な甘みがすごい、この筍は京都ではなく九州のものらしい、そこのものじゃないと、このトウモロコシのような甘さは出ないらしいのだ(そんなにトウモロコシの甘さが欲しかったらトウモロコシ自体を。。。とか言わないように)
そんでもって、姫皮の部分が柔らかくてうますぎる、今日の一番がこの焼筍の姫皮部分、うまかった。。。

締めの炊き込みご飯も選択制、ウニ、鯛にはご遠慮いただき、こうなりゃ最後も筍でいきますよ、いきました。旬の筍ご飯、これがうまくないわけがない。
筍を満喫し、次は鮎の季節に、また必ずと心に誓う。。。。

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2010年1月

2年程前から行きたいなとは思い、何度か予約チャレンジはしていたのですが、なかなかタイミングが合わず、去年の年末初めて訪問いたしました。

いや、正直そんなに期待をしておりませんでした、そこそこうまいもんが食えればいいかなと、軽い気持ちでの訪問です。

で、久しぶりに、いい裏切られかたをしました。

いやいやいやいや、気に入りましたここ。お気に入りの和食なんてなかったんです、ここを知るまでは、東京での食事で和の雰囲気を味わいたければ鮨屋がベストだなんて思っていました、いや、もっと早くここを知っていればと後悔いたしましたよ、だもんで、年明けて確認の意味もこめて、また伺いました、で、やはりうまい!!

◆焼いたふぐの白子を白みそで煮たものを柚子の器にいれたやつ
うまい

◆カラスミを軽く炙ったもちで挟んだもの
もちで巻くとうまいのな、カラスミに合わせるのは大根よりこっちが気に入った

◆あんきも
どこで食っても生臭いから、あんまり好きじゃなかったんだけど、ここのは別物、まったく生臭くないうまいだけ

◆甲箱蟹(ズワイのメス)
食べやすく甲羅の中に外子やら内子やら蟹肉やらがおさまってます

◆野菜のお椀(大根やらネギやら)
優しい味です、いい出汁ってのはこういうことか

◆ノドグロの焼き物、グジの頭の焼き物
ノドグロうまいです、通期であるということなんで季節を問わずいつでも食えるそう

◆アナゴの炊き込みご飯、ふきとじゃこの炊き込みご飯
アナゴのにはいくらがのっかってきました、ふきのもうまかった

初回2回目と混ざっていますが、こんのものが出てきました、これ以外にも、いろいろでてきたんですが、どれもこれもうまい。
料理、酒代込みで一人2万程、値段的にも十分満足。


そんな幸せな訪問中、ここではおまかせ一本のコースメニューの他に、季節ごとに特別メニューが用意されていることを知る、この季節はすっぽんと蟹だそうだ、奥手な私は亀に手を出す勇気はまだ湧いてこなかったのだが、蟹には興味がある、ここで用意してくれる蟹は、知る人ぞ知る【間人蟹】なんですと。

間人蟹・・・越前蟹、松葉蟹と数あるブランドずわい蟹のなかでも、頂点に君臨する蟹。私の知る限り、最高級のブランド蟹であります。詳しく知りたい方はググってください

その京都で獲れる蟹の王様を、この店の技術で食す、これは至福以外のなにものでもないな、お代は一人4万程、悩むことはない、京都旅行をしたと思えば安いもんだ。


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当日、前のめり的に、すゑとみに向かう、出迎えてくれたのは緑のタグをつけた王様【間人蟹】その人だ、その間人蟹を・・・・

生で、焼いて、茹でて、雑炊にして、炊き込みご飯にして
(炊き込みご飯は、初めからひと口食べて持ち帰りの予定で作ってくれた)

初めから最後まで、きっちり面倒みてもらって、最良の状態で食べた間人蟹は、本当にうまかった感動的にうまかった。(余談・検証のためというわけではないが、このひと月くらい後、都内の有名蟹店に松葉蟹を食べに行った、うまかったのだが、満足度がこことは段違い、これは間人と松葉の違いというよりも店の違いによるところが大きいのだなと感じた、その蟹店は蟹を出す蟹店でしかなく、ここ、すゑとみは蟹を料理する料理店であったのだと)

ちなみに、間人蟹のコースは蟹以外にも、うまいおつまみがちょんちょんと出てきて、お酒もそこそこ飲んで1人5万でした。高いけど、高いけど、すんごい蟹を食ったって満足感を考えるとね、いい経験しました。

とまあ、間人蟹は置いといても、この店は季節ごとに訪問したいと思う、お気に入りの店です。

2010/07/05 更新

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