たのちゃんさんが投稿した魚山人(佐賀/玄海町)の口コミ詳細

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魚山人玄海町/海鮮

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2022/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

これでもか!!と満腹の漁師メシ

[2022-5-16訪問]
もうかれこれ10年以上も前のこと、秘境グルメ番組で「船でしか行けない海鮮料理店」というのを見ました。

獲れたての魚介が山ほど出るらしいので、いいなあとは思いましたが当時は "へ~佐賀県の奥地か、私には無縁の場所だな"
と思い忘れていましたが。しかし今回博多で時間が空くのでどこに行こうかと画策したところ、時間さえ合えば電車とバスとで簡単に行けることがわかりました。

ただ、人数が「4人から20人の2組限定」という記載があったので、出来るだけヒマそうな連休明けの平日を狙って聞いてみたところ、
「この日なら2人でもいいですよ」とのお返事。(*^^)v v(^^*) ヤッタネッ!
魚山人さんは12時からの昼の部と17時からの夜の部だけですが、昼の部は東京から直行だと間に合わないし
うまく接続するバスがありません。
しかし夜の部にすると20時前くらいに終了し、そのあとの足が無い・・・近くに泊まるしかないのです。
旅館・民宿に片端から電話するも折しも玄海原発の定検時期で13か月間にわたり関連企業に付近の宿は全部押さえられている。
やはりレンタカー借りるか(酒が飲めない)、諦めるしかないよね~と思ってたところ、民宿 要太郎さんの女将から「せっかく魚山人さんが取れたなら何とかしてあげようと会社に頼んで1室空けてもらったのでどうぞ来て下さいね!!」と神の声が。
かくして魚山人ミッションは遂行されたのであります。
車で行って酒の飲めないグルメなんてあり得ない、という私のポリシーなんです。

当日は博多発13:27の地下鉄で終点の西唐津へ。そこから15:23東洋バスで「金の手」というところに向かいます。
唐津で乗換える手もありますが、バスターミナルは駅から遠いし運賃は100円余計にかかります。西唐津だと駅前がバス停でラクチンです。
魚山人さんとの待ち合わせは「仮屋漁港」の浮桟橋に17時。時間の余裕があったので、金の手から徒歩で仮屋漁港に向かいました。

閑静な漁村風景を眺めながら徒歩約30分後、ブログで見覚えのある漁港の氷販売施設が見えてきました。やれやれ。
17時過ぎ、むこうから1隻の漁船がやってきます。船上からは手を振る姿が。魚山人さんのご主人でしょう。
船からは昼のお客さんでしょうか、2名の女性が降りてきました。この時期やはり閑散期で空いているのでしょうね。
混雑期以外は2人okのようです。1人だとどうなのかな?
岸壁から浮桟橋へのタラップが細くて荷物をたくさん持っていると海に落ちそうでコワイです。

内海なので海は穏やかです。10分弱で魚山人さんに到着!!やはり周囲には何もない。秘境ですね。

入ってすぐのホールには著名人の色紙がぎっしり。
料理はおまかせコースのみで、通常が5000円か6000円で6000円は「ウニ」が付くのでこれにしました。
あと10000円コースもありますが、魚が「クエ」など高級魚に変わるそうだけど、まあこれはいいな~・。
この日のお品書きは下記12品でした。
1.刺身盛り合わせ 鯛、ヒラマサ
2.甘鯛のさつま揚げ
3.生うに
4.蒸しあわび
5.カサゴの唐揚げ☆2人で3尾
6.ヒジキのキッシュ★1人2枚
7.サザエのツボ焼き 1人2個
8.カサゴとベラの煮つけ☆2人でカサゴ2ベラ1
9.イサキの焼き魚☆大きなのが1尾
10.タコのカルパッチョ★ 丼に山盛りいっぱい
11.ウニとホタテの茶碗蒸し青春の香り
12.寿司とお吸い物 古代米のシャリ 1人にぎり3カン、巻き2個
☆をつけたものは獲れたものにより変わるみたいで、あとは定番です。
クチコミによると季節・日によって、イカ、ワタリガニ、えび、ところてん、牡蠣などの日もあるみたいせす。
2~4月は鯛、4~8月はサザエ、6~8月はムラサキウニ、7~9月はあわび、9,10月は赤ウニ、11~2月はフグ、12~3月はナマコ、6~7と10,11月はタコが旬を迎えそれらが食卓に上がるそうです。

さて、ここの料理は素材を最大限に生かしていることです。洋食みたいに料理技法で美味しくするので
なくその食材が一番おいしい状態で供することに徹しています。
刺身にワサビではなくゆず胡椒。しかも手作り!!これは感動ものでしたね。刺身が何倍もおいしく感じられます。
鯛もコリコリ。東京で食べる鯛はどれもねちょっとしていて、刺身として好きな食材ではありません。
直前まで生け簀で飼っておいて、さばき方に秘密があるのかもしれません。嫌いだった鯛の刺身を見直しました。
開店3年目に仲良しになったというフレンチの鉄人坂井シェフとのコラボもいい意味洋食の良さを取り入れて
います。★印
このほかポン酢、醤油など調味料も自家製、野菜も自家製とのことです。うに以外は自給自足のようです。。

しかしいかんせん量が多い。5番の唐揚げくらいでそろそろ満腹になり以後惰性で食べる感じです。
サービス精神旺盛なご主人がどれもいっぱい食べさせたいという心意気はよくわかりますが、満腹になると味が
わからなくなるという点も配慮して1品の量や順序を配慮してもらいたいなと思いますね。

この日は2人で貸切でしたので、ご主人が張り付いてサービスやらトークをして下さいました。
思いがけない客人との裏話とか興味津々。
また地方で一軒だけ有名店になり繁盛してしまうとさまざまな「やっかみ」が生じるんですね。漁協組合員なのに
自分だけ漁港の浮桟橋使用料を取られているとか。いろいろ苦労話も聞かせてもらいました。
奥様は調理に専念されているみたいでついに姿を拝見しませんでした。

お勘定は2人で13800円(酒代、税込)

20時前、仮屋漁港まで船で送っていただき、もう要太郎さんの送迎車が来ていたので、そのまま民宿へ直行!
すごい連携プレイですね。ご主人同士仲良しみたいでした。
更に要太郎さんには翌朝も西唐津駅まで送っていただいたので、もうアタマが上がりません。
皆さまのおかげで魚山人ミッションも滞りなく終了いたしました。

2人だからと諦めているあなた、閑散期にちゃれんじを!!

  • ここからバスで向かいます

  • 魚山人へは送迎の船のみで

  • 桟橋からお店の全景

  • テーブル

  • 刺身盛り合わせ

  • 甘鯛の薩摩揚げ

  • うに盛

  • あわび酒蒸し

  • サザエのつぼ焼き

  • 家宝の徳利で唐津の地酒を

  • カサゴの唐揚げ

  • カサゴとベラの煮つけ

  • イサキ焼き

  • ひじきのキッシュ

  • タコのカルパッチョ

  • 茶碗蒸し

  • 古代米の寿司

  • 窓から日没風景

  • 筑肥線

2023/06/29 更新

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