大炎上カトウさんのマイ★ベストレストラン 2011

「ベッカライ・ビオブロート」というパン屋の評判を聞くとバラバラで面白い。

近所に住んでる某居酒屋の店員は、「休んでばっかりのやる気が無いパン屋」
大阪の帝塚山に住んでいる姉御は、「美味すぎて泣けてくる国宝級のパン屋」
西宮の某喫茶店のマスター曰く、「ベッカライ？なんや塩辛いんか？そのパン屋」

といろいろだったので、実際にオイラも行ってみたのだが、
１度目は臨時休業、２度目はパンが売切れ状態、３度目も同じく売切れ状態・・・
と悲惨な結果に。

ところが別件でたまたまお店の前を通った際、オープンしていて覗いてみたらパンが置いていた！
喜んで噂の「クロワッサン」１個１７０円を購入。

近くの公園で食べてみた。

美味すぎる！めちゃくちゃ美味い！とにかく美味い！
皮はパリッとしているのに、生地自体が重厚で"しっとり"と言うよりも"しっかり"。
香りが素晴らしく、良質な乳製品を使わなければできない風味。
生地の美味さも別格で、麦の力強く、旨みが口の中で大爆発！
なんというレベル高さ！

結論としては、美味し過ぎるパン屋。
通常クロワッサンには「パリパリ系」と「しっとり系」に別けられると思うが、大抵は皮が"サクサク"だと生地も"サクサク"、皮が"しっとり"だと生地も"しっとり"になるお店が多く、「ブーランジェヤマウチ」の様な皮が「サクッ」で生地が「しっとり」としているお店を見つけるだけでも大成功と言える。だが「ベッカライ・ビオブロート」はそれを超える出来だったので驚愕してしまった。皮は「パリッ」で生地が「しっかり」しているだけなく、香りや味自体が素晴らしすぎる！
バターをベタベタに使い、質の悪いクロワッサンを作り続ける自称本格派のパン屋には、ここのお店のツメの垢を煎じて飲んで欲しい。
また購入したいぞ！

近鉄西大寺の駅近くに、美味しいケーキ屋さんがあると聞いて行ってきました。
阪神大震災から逃れて菖蒲池で避難生活をしていた以来の西大寺でしたが、駅が大きく変貌を遂げていてビックリ。

さてお店の方は、2分ぐらいで西大寺(駅ではなくお寺)の向かい側にある。
外観は至って平凡。マンションの1階にある貸店舗そのまま。
ひと気がなければそのまま通過しそう。

中に入ると、ショーケースがデンと構えており随分狭苦しい。
それもそのはず、外側の道に面している1枚窓とショーケースの間のスペースが、やっと1人通れるぐらいしかない。
余裕の無い店舗設計に
「ここはそんなに美味しいお店なのか？」
と不安に襲われる。

値段をみるとビックリ！
メチャクチャ高い！500円超しているケーキがザラ！
一番安そうなシュークリームで280円！
ここの同じ種類のケーキなら、尼崎の「ショウタニ」だと3個は買えるだろう。
目がクラクラしてきた。

イートインが出来るというので、横の喫茶コーナーで食べてみることに。

注文したのは「シュークリーム」「アンブロワジー」「エヴェレスト」の3品とコーヒー。
お店が猛アピールしていたACミランにいる選手ような「アンブロワジー」を頼んでしまったが、このケーキ1個で600円以上。

さて食べてみる。
まずは「アンブロジーニ」じゃなくて「アンブロワジー」。
おおっ！実に美味しい！
オイラはチョコレート嫌いなのだが、コレハウマイ！！
中に何が入っているか検討もつかないが、ジャムとかも入っているかな？
幾層にもいろんな味がするのだが、ちゃんと統一した美味しさになっているのが凄い！
ツメの甘いフランス菓子屋に見られるような、バターで舌がベタ付く事もない。
素材もちゃんとしたものを使っているようだ。

「エヴェレスト」
美味しいが何処かで食べた味。
特に印象に残らない。

「シュークリーム」
ウハッ！これは旨すぎる！！
あんまり期待してなかったけど、思い切り裏切られた！！
シッカリとした皮に濃厚だけなく爽やかなカスタードクリーム！
バランスも素晴らしい！ここのシュークリームに比べると、
京都の グルニエや芦屋のパティスリー プランのシュークリームが屁に思えるぐらい美味しい！

結論としては、高くても美味しいケーキ屋さん。
食べる前までは、「ケーキにこんな値段なんてアホちゃうか？」と思ってましたが、
実際に食べてみると「こんな美味しいケーキならこの値段でも納得」になりました。
「アンブロワジー」は他店で食べた事がないので、あの店と比べてどうだこうだと言えませんが、
他店でも必ずある「シュークリーム」を食べてみるだけでお店のレベルが解った様な気がしました。

石山寺へお参りした後、呑み屋の姉ちゃんを連れて寄ったお店。
オイラは外観からして、あまり入る気がしなかったのだが寄ってみる事に。

外観は、５年以内ぐらいに改築したっぽい木造の和風建物。
道路側に張り出す１枚モノガラスに、お店の気合いを見ることができる。
瀬田川の流れを優雅に店内から見れるのも良い。

スタッフも若いお姉ちゃんで素晴らしい。★を付けるなら４．５は堅い。
応対も落ち着きがあってなかなか。

オーダーしたのは、本蕨７００円とふじ野(白玉)７００円。
１０分ぐらいで出てきた。

食べてみる。
まずは「本蕨」。早い話が「わらび餅」である。
おおっ！美味いじゃないの！！
見た目はグロテスクな黒色だが、シッカリとした素晴らしい風味を持った"わらびもち"。
"プニュ"じゃなし"グニュ"と粘りがあるのに、ベタつかない食感も素晴らしい。
いや"わらびもち"というのは失礼だろう。これは"蕨餅"である。
もう少し"きな粉"にパンチが欲しかったけど、ソレを補う美味しさ！
石山寺という観光地だったので、舐めてました。

次は「ふじ野」。
白玉は平凡だけど、餡がきめ細やかで美味い！
サラッとした食感なのに、シッカリとした味で風味も良い。
蕨餅の様な衝撃さは無いけど、充分に美味しい。

結論としては、素晴らしい和菓子屋さん。
特に「本蕨」には瞠目。
本格的な和菓子屋さんで、このお店の様な「本蕨」を出すと野性味溢れまくりでアクが強い傾向にある思う。
例えば京都で名店と言われる「宝泉」の蕨餅なんか、
オイラ的に「確かにスゴイんだけどこれは美味しいのか？」と内心思ってしまう。
その点ここのお店の「本蕨」は、香りと美味さが両立した素晴らしい出来。
また食べに行きたいな。

堺に美味しい"持ち帰り専門寿司屋"があると聞いてお邪魔しました。
場所は阪堺電車「御陵前」駅と南海「湊」のちょうど中間ぐらい。
両駅から歩いても５分以内。

外観は昔からある"ザ・お寿司屋さん"といった風情。
広い歩道から３人の職人さんが、黙々と寿司を作っている様子が見える。

ココで疑問が浮かび上がる。
御陵前の電停から歩いて来たのだが、人通りがあまりない。
それなのに、こんなペースで寿司を作って大丈夫かいや？と。

お店の中に入ると、予想以上に狭くて驚く。
玄関にオバちゃんがいて、３人居ればギュウギュウになる狭いエリアだけで切り盛りしている。
目の前には１段上がった所に広間が見えるのだが、そこは使用してない。
なんと玄関だけで商売をしている！なんちゅうお店や。

オーダーしたのは、評判高い「穴子握」と「穴子箱」、「上巻」の３品。
出来上がるまでお店の中で待つ。

待っている間、疑問点は氷解した。
お客さんから電話が時々かかってきて、商品を予約している様だった。
商品を取りに来るお客さんも１０分ぐらいの間で３組ほどいた。
それも平均５箱ぐらいを購入している。
これだけの注文量だと、職人さんも黙々と寿司を作りまくらなければならない。
納得する。


家に帰ってから食べてみる。

まずは評判高い「穴子握」。
溶けそうな美味さに驚く！これは持ち帰り寿司のレベルを超えている！
フアフアした蒸し穴子もさる事ながら、寿司飯の旨さが半端じゃない！
ただ穴子のタレに、少しキレがないのは残念。なので少しバランスが悪い。
だけど値段を考えれば充分合格。いや１０００円以内だと首席クラスの味と言った方が良いだろう。

次は「穴子箱」。
う～ん、ここの穴子は蒸しに向いているのか？
焼きになると、穴子本来の力強い旨みが欠けている気がする。
ただ箱寿司の完成度レベルはかなり高く、寿司飯とのバランスは秀逸。
大阪寿司本来の塩梅が良い。
寿司の完成度なら穴子箱>穴子握かもしれん。
６００円台という事を考慮すると、塾に行かずに公立高校を出て、東大合格した子供みたいな寿司である。
カネをあまりかけてないのに優秀。

最後は「上巻」。
特に期待をしてなかったけど、これが反則級に美味い。恐れ致しました。
海苔、田麩、玉子焼、寿司飯の各パーツの旨さに驚愕。
特に田麩。ほれぼれする旨さ。
これが６００円台。凄すぎる！

結論としては、スゴイ持ち帰り寿司屋。
確かに味だけを絶対評価にすれば、ここよりも美味しい寿司屋はたくさんあるかも知れない。
だけどこの価格で、このレベルの寿司を出すお店をオイラは知らない。(と言っても寿司屋なんぞにはあまり行かないのだが)
特に完成度の高い「上巻」の旨さには惚れました。
また買いにいくぞ！

アニータに騙されたオッチャンが高級食材を買いまくり、お店の人から「王子様」と呼ばれていた事で有名な古川市場。
興味があったのでお邪魔してみました。

市場の外観は、南紀白浜にある大型土産物屋さんっぽい雰囲気。
市場内は魚を中心に小さなお店が引きしめあっている。
その店先に「のっけ丼」と書かれた旗が、アチラコチラに出ている。
案内所に置いてあったパンフを見てみると、市場に並んでいるものをちょっとずつ買って、ご飯の上に載せるのが｢のっけ丼｣らしい。
要は釧路和商市場名物「勝手丼」と同じ。

実はオイラ、海鮮丼自体が苦手。
理由は御飯と刺身の美味しさがバラバラになるという理由であまり好きでは無い。
なので「のっけ丼」はパスしようとしたが、市場に並んでいたモズクが美味そうで店先で地蔵と化してしまった。
お店のオバチャンが声をかけてくれた。
「食べるかい？１皿１００円だよ。のっけ丼にすると美味しいよ」
「御飯はいらへんねん。丼じゃなしに、そのまま食べれる？」
「ああイケルよ。問題ないよ。」
そう聞いてから、オイラにスイッチが入った。

まずは陸奥湾で採れたモズク。ポン酢醤油で食べる。
沖縄産と違い優しい味わい。フワッとしか食感がタマラン！美味しい！

次は「田中」という鮮魚屋さんで、水槽に入った貝を見つめる。
「お兄さん、食うかい？今はツブ貝が美味いよ！」
その声に甘えて、つぶ貝の刺身を注文。１つ３００円！
オッチャンが水槽から取り出して、そのまま捌きだす。
ホヤも食べたかったので、オジサンに声をかけると
「このホヤかい？良くないから刺身は辞めておきな」
とかなり親切！

さてそのツブ貝。
食べてみてビックリするほど美味かった！
コリコリとした歯ごたえに、ジューシー過ぎる旨みが口の中でドバドバ！！
文句無しに美味い！
決められた市場の所定の場所で食べてると、先ほどのオッチャンがやって来て
「つぶ貝美味しいだろう？」
当たり前の様に頷くオイラ。幸せである。

結論としては、とっても楽しく美味しい市場。
何より市場の人が親切なのが嬉しい。
市場の各店には「のっけ丼」仕様の小分けされた刺身などのネタを並べているが、
お世話になった「田中」の様に、その場で捌いてくれるお店で購入した方がベターかな。

どこかの「和商市場」と違い、スレていない。
どこかの「函館朝市」の様にＣ級品を高値で売りつけたりもしない。
どこかの「唐戸市場」の様に鮮度がガタ落ちの魚を寿司にして観光客に売りつけることもしない。

次回青森に来る事があったら、また寄りたいぞ。
これからもこのままで居て欲しいな・・・・

「阪急西宮ガーデンズ」は開店してから１年以上。
便利さと設備、様々なテナント、広い駐車場、駅から直ぐと言う事もあって、オイラの廻りでも評判が良い。
しかし食堂街については「不味い、高い、少ない」とブーイングの嵐。
オイラも何度か足を運んだが、あまりの酷さに唖然とするばかり。
ランチ１０００円以上は当たり前の値段設定に目眩。しかも量が少なすぎ。
デブなオイラが満腹になるには最低３千円は欲しい。
子連れ家族とかが安心して食べられるのが、フードコートのうどんやタコヤキぐらいしかない。
土地勘のある人は、反対方向の駅北側周辺で食べるのが基本になっている。
だけど歩くのには遠すぎるし、駐車場を併設した飲食店は皆無。

阪急西宮ガーデンズに来て、
「子供にたくさん食べさしてやりたい！だけど値段がクソ高い・・。近くに駐車場を併設しているお店はないか？」
という親子連れにピッタリなお店を見つけました。
それが今回お邪魔した「マルヤ」。

お店は山手幹線と御手洗川が交差する場所の近く。
ガーデンズから車で３分ぐらいの場所。
店の横には３～４台停められる駐車スペース。
外観は如何にも町の大衆食堂。「中華」「洋食」を同時に掲げているのが少し変。
メニューを見ると、ホッと安心する。
ラーメン３５０円、八宝菜４００円、オムレツ４００円、ハンバーグ４００円。
素晴らしい値段設定に思わずガッツポーズ。

「チキンライス」４５０円をオーダー。
５分ぐらいで出てくる。

見た目からして素晴らしい。
１．５合以上あると思われるボリュームに目が釘付けになる。
味はケチャップをタップリ利かした家庭の味。
もちろん冷凍じゃない。
デブなオイラも１品で大満足！

結論としては、素晴らしい街の食堂。
とにかくＣＰが優れているので、ワンコインでもお腹一杯になった。
ガーデンズにメシ難民になっている親子連れには超オススメ！
もちろんオイラみたいなデブにもオススメ！
但し、「私イタリアンが大好きでリストランテ ベリーニに行きたいのぉ」という女は間違っても連れて行ってはならない。

苦楽園に美味しい串カツ屋さんがあると聞いたので、行ってみる事に。

場所は苦楽園口駅から樋之池方面に行く途中にある喫茶店「上島珈琲店」の手前を左折して50mぐらい。
駅から歩いても３分ほど。

フレンチっぽいシックな外観は、如何にも「苦楽園」っぽい。
中に入ると、「串カツ」を出すお店と思えない内装。このお店が「バー」であっても驚かない。
フライヤー囲む凹字型のカウンターは大阪でもお馴染みのスタイルだが、そのフライヤーとカウンターには距離が1m以上離れている。
カウンターもチリ１つ落ちてない清潔さ。白木調とも木目調とも言える材質も良い。
壁と一体となったクローゼットは、この辺りのマダムには好評だろう。
オイラが中国で購入した安物のコートも感動のあまり泣いているに違いない。

夜はコースのみ(昼はどうか知らん)。４８００円ぐらいだったかな？
で、その際に感じた事を箇条書きにしてみます。

・串カツはかなり美味しい！衣重視ではなく、素材の旨さを引き出す様に低温でじっくり揚げるタイプ。
・なので「串カツ」というより「串フライ」という感じ。
・油が良いの、嫌な臭いとか全く口に残らない。
・串カツの種類によってお皿を１品ずつ替えて出す。細かいなぁ(^^;)
・ワインに凝っているらしく、ボルドーの１級格付けであるシャトー・ラトゥールをはじめ高そうなワインがずらり。
・なので、値段のクソ高いワインを押しつけてくると思いきや、グラスワインで串カツに合うのをちゃんと支給してくれた。
・いちいち手が込んでいる。単純な串カツは殆どない。
・揚がった串カツは見た目にも美しい！
・ただ素材自体に活きの良さを感じることはあまり無い。
・野菜ステックがボウルに盛られているのもオシャレ。
・サービスは合格レベル。苦楽園マダムも満足とまではいかないと思うが、不平は言わないだろう。
・揚げ出しっぽい串カツに出されたトロミの固形スープ味には閉口。
・ミネラルウォーターでお金を取るのはどうよ？

結論としては、非常に良い「串カツ」屋さん。
これなら、この周辺に住んでいる成金オバハ・・・じゃなくマダムも納得するであろう。
ＣＰも「苦楽園」としたら、かなり良好な部類。
但しドリンク代が高めなので、左党の人は注意が必要かな？
揚げ方もかなり気に入った。
素材のジューシーさを薄目の衣でしっかりと包み込み、旨みを蒸気として昇華させずに揚げる技術は素晴らしい。
ただ気になるのは客入り。この内容なら、いつも満席でもおかしくない内容なんだが・・・
雰囲気も良いし、また行きたいな。

青森県大鰐町。
「第２の夕張」として名高く、新聞の記事で良く見かける地名。
その大鰐町に食べログで高評価を得ているのがこの「シュバルツバルト」。
デザートレストランという聞いた事が無い業務形態。

気になったので青森へ旅行した際に、お邪魔してみたした。

場所はＪＲ大鰐温泉駅から徒歩5分ほどの住宅エリア。
大鰐温泉駅には特急日本海も停車するので、大阪からダイレクトで行ける。
2万円＆12時間以上かかるので、そんな列車に乗って来る人はマニアしかおらんけど。

外観はハイジが住んでいそうな山小屋風。
中に入ると、天井が高く、ステンドグラスが美しく、木製の調度品が息をしている様に佇む。
つまり内装は素晴らしい。

デザート3品とオリジナルコーヒーを注文。
食事の感想については、以下箇条書きにさせて頂きます。

・盛り付けに感動！ソースを模様に見立てており、バランスが素晴らしい！
・どの皿も手を抜かない。シェフの気合が皿から伝わってくる。
・付け合せのピスタチオのアイスに驚愕。突き抜ける様なピスタチオの香りが口の中で大爆発！「パティシエ・エイジ・ニッタ」のアイスクリームを絶賛していたオイラが恥ずかしい！レベルが違いすぎる！
・ベイクドタイプのチーズケーキ美味すぎ！コク、口当たりとも申し分なし。生地とベイクド部分のバランスが3対７ぐらいなので変わってるなぁ、という食べる前の印象だったけど、これが良かった！生地の力強い美味さにも脱帽。
・ケーキを邪魔しないようにしているのは理解できるけど、ソースにもっと果物の風味が欲しかったかな？個人的な要望レベルだけど。
・スパニッシュプリンは謎。酸味が利いて美味しいけど、何をしたいのか解らなかった。
・オリジナルコーヒー美味すぎ！なんだコレ！くどさや雑味等が全く無い！香り、味、苦味のバランスがとても良い！レベル高ぇ！

結論とすれば、とても美味しいデザートレストラン。
品によっては？というのもあったけど、全体的にレベルが高かったです。
ＣＰ面を考慮すれば値段相応かな？
ただピスタチオのアイスは凄過ぎ。これだけでも来て食べる価値があります。
最後の会計時にシェフが挨拶に来てくれてビックリした。"デザートレストラン"と自称しているだけはある。
また青森に行く時があったら、お邪魔したいです。

新在家に美味しいお寿司屋さんがあると聞いて、お邪魔してみました。
場所は43号線沿いで、阪神石屋川車庫の裏側。
観光バスがよく停まっている甲南漬本舗の敷地内。

訪れた日には、店先に韓国人観光客が20人ぐらい居たのでビックリ。
韓国でも有名な寿司屋なのか？
と思ったら、甲南漬本舗にやって来てた団体さんでした。

午後1時過ぎに暖簾をくぐると、ほぼ満席状態。
1席だけ空いていたカウンターに座る。
店内はカウンターが10席ほど、テーブル席が３つ(だったかな？)
お客さんの層は、マダムを接待する営業マンと中小企業の社長さんらしき人達。
それに店内でグラサンをかける黒一色の男達が居たが、目を合わさない様にした。
正に神戸なお客さん達。

スタッフは4人。
板さんが2人、お姉さんが2人。
オーダーしたのは「にぎり定食」2500円と奮発してみた。
以下食べてみての感想を箇条書きしてみます。

・値段の割りに美味しいにぎり寿司。1万円出してもこのお店以下の寿司屋があるのも事実。
・通しの3品のレベルが高い！ゴマ味噌であえたサヤエンドウ美味すぎ。
・ネタは吟味している様に思われるが、ネタによって品質のバラツキが激しい。
・特に車エビについては首を傾げる。
・〆サバの出来はなかなか。
・シャリは関西風の甘めで、なかなかの出来きばえ。
・わさびはどうなんやろうか？ネタによって替えている様な気がするが・・・
・お茶は寿司を邪魔しない程度のレベル。
・ガリはイマイチ。既製品？かな。

結論とすれば、とにかくＣＰが素晴らしいお店。
確かに寿司自体は超一流レベルではなく、１．５流ぐらいだけど値段を考えると充分に納得できる。
とにかく良心的なお店。人気店なのも納得です。

六甲道駅周辺をブラブラしていたら、長田の名店「元祖平壌冷麺屋」が見えたので、思わず店内へ。

場所は六甲道駅から北東の山手幹線沿い。
オレンジ色の看板が、かなり目立つので気づかず通り過ぎる事は無い。
店内はテーブル席が主体で、カウンターが端に4席ぐらい。
スタッフは厨房１名、接客１名の２名体制。
接客のお姉さんは性格が良さそうな感じで、☆４．５は堅い。

オーダーしたのは冷麺定食(ビビン麺)９５０円。
ビビン麺とビビンバ、冷麺用のスープが付く。

先にビビンバが出てきた。
コップ大に盛られた唐辛子ソースをお好みでかけて食べる。
混ぜて食べてみる。

美味い！唐辛子ソースがよく絡み合い、すこぶる美味しい！
ご飯とビビンバの具の相性もピッタリ！

ビビン麺と冷麺用のスープ、それにビビン麺用のコチュジャン。
麺が美味い！注文してから打っているのだろうか？
ピンッと張った平壌風の麺。咸興との明らかに違う。
冷麺用のスープも素晴らしい。
トンチミの優しく爽やかな味が全開！
薬臭かったり、化調で舌がヒリヒリすることもない！
これは美味い！
ただビビン麺のバランスがイマイチかな？
平壌と名前がつくお店なんだから、素直に冷麺にしとけば良かったな・・・
冷麺用のスープとこの麺なら相性はバッチリだったはず。

結論としては、かなり美味しい冷麺屋さん。
とにかくスープのレベルが半端でなく美味しい！
冷麺のスープに化調を放り込んで、味を誤魔化す韓国料理屋が多い中、このお店のスープは素晴らしい！
次は冷麺を食べに行きたいかな？