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1回
夜の点数:4.2
2009/12 訪問
夜の点数:4.2
東京内においては、他で味わえない『粉物』
2010/01/01 更新
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予め説明しておくと、雰囲気の評価が今一なのは服に粉物を焼く油の匂いが染み付いてしまうから(だけ)である。よって、この店に行く際は、汚れて構わない服装で行くべきだ。また、ビールなどグラスをキンキンに冷やした状態で供するので、旨い。にも拘らずやはり評価が今一なのは、置いてあるのが焼酎や日本酒に偏っているから(だけ)である。
大阪出身の若者2人が奮闘するこの店の粉物は、ただただ驚くばかり。生粋の東京人の私をして、大阪の食文化の奥深さを思い知らしめた…などと言うと大袈裟だが(笑)、兎も角も、旨い!安過ぎて申し訳ないたこ焼など、週に8回食べても(2週位なら笑)飽きが来ない。持ち帰りも良いが、やはり店内で熱々を頬張るのが楽しい。
綺麗な大阪訛りのほとんどない標準語を喋る店長は、なかなか格好が良い(笑)。しかも謙虚で真面目だから、店内は何時も活気に満ちているし、若者が多くを占める客層(日曜祭日は家族連れも目立つが)にも慕われている。この辺りが、この店の一番の魅力かもしれない。
野方の有名店には、他に秋元屋があり、駅から近いこともあって、そちらの方がこの店よりも有名らしい。しかし、私が知る限りでは、秋元屋のレベルのものを同じような値段で出す店は他に何軒もあるが、ここと同じレベルのものを同じような値段で出す店は、残念ながら東京では他にはない。それに加えて、場末感の目立つ秋元屋には望むべくもない、この店の若者中心の客層が醸し出す健康的な喧騒…。野方NO.1はどちらの店か、自ずと明らかであろう。