johnbull2009さんが投稿したAZUR et MASA UEKI(東京/乃木坂)の口コミ詳細

246 Goumet Street

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AZUR et MASA UEKI乃木坂、六本木、表参道/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

最上級のワインとストーリー性ある料理のマリアージュ AZUR et MASA UEKI@西麻布|246 Gourmet Street

2016年のベストワインメーカーに選出された「AZUR WINES(アズール・ワインズ)」の
ワイナリーフレンチレストランである、AZUR et MASA UEKIでカリフォルニア最上級ワインと
上質な日本食材によるフレンチのマリアージュを心行くまで堪能してきました!

場所は西麻布交差点から根津美術館に抜ける道沿い。
裏通りでありながらいいお店が多いこの道。ひっそり感と相まって、
西麻布に来たなあとしみじみ思う場所。

3、4分歩くと左手に見えてくるのが、こちら
AZUR et MASAUEKI
http://www.masaueki.com/
落ちついたライティングで、西麻布の街にマッチング。

待ち合わせにやや早かったので、ラウンジを兼ねたウェイティングスペースに通してもらう。

AZUR WINESの蔵を模したスペース。丘の下にこんな洞窟のようになっているそうで
ソファはAZUR(イタリア語=青)ちょっとした所にお店こだわりを感じますね。

こちらのお店は、2016年のベストワインメーカーに選出されたジュリアン・フェイヤードが
手がける知る人ぞ知るワインと、厳選した日本食材を用いたフレンチを楽しめるワイナリー
フレンチレストラン。シェフは、フレンチの鬼才と称されることも多い植木将仁氏。
最上級のカリフォルニアワインに、植木シェフのストーリー性ある料理のマリアージュが
どうマッチングするのか? テーブルについてからも、ワクワク感が止まりません。
コース価格はコース料理は1万2,000円〜ワインのペアリングは6,900円〜。

真っ白なテーブルクロスがひかれたテーブルにキャンドル。
おしぼりにはローズマリーの香りをまとって。広げて手を拭けば気持ちが爽やかに。
春のメニューに変わって、間もなく訪れたこの日。

メニューは

幸いなる出会い
甘美なる憂愁
潮騒
清澄
荒波を乗り越えて
ゆらめく微光
里山からの贈り物
来たれ愛しい人
葉洩れ陽
朱に触れて
小さな宝石たち

謎めいた料理名がたくさん載っていて、さらなる期待感。
楽しみを残すためにピックアップして、紹介したいと思います。
 

まず、アミューズブッシュ。盆栽の鉢がやってきて木には実が。
こちらはブドウの木の枝に飴でコーティングしたトマト。

収穫してお食べくださいとのこと。
ねじりながら枝から離して食べてみれば、トマトの中からラタトゥイユがプシュッと飛び出る。
手を使って、もいで食べる。フレンチにきてこの非日常的な新鮮感と、今から食べるぞ!と
モードが切り替わる、上手い演出。

続いては
甘美なる憂愁Sweat Melancholy
フォアグラのコンフィ、活牡丹海老、ショコラシャンティ

一番下にはデコポン、その上にフォアグラコンフィ、
そば粉のガレット、チョコレートムース、横には牡丹海老。

一緒に食べれば口の中に広がる、多重奏。こちらは五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)
を表した一皿。五味を一皿で食べることは少ないので、珍しい体験に驚き。

そしてこれに合わせるワインはAzur Rosé2015
シラーを使っているけど、赤のシラーはないというAzur
ドライでスパイシーな味わいが、五味と寄り添いながら引き立てています。

続いては
潮騒 The Sound of Waves
平貝とミモレットのグラティネ、天然野イチゴのブールブラン

まず棚田のような段々が続くお皿に驚く。
こちらは有田焼でオーダーメイドで作られたそうで、
三河湾とそれを望む丘を表現しているとのこと。三河湾部分には平貝が、丘には野いちごが。

ミモレットチーズでグラティネされた平貝の旨み、塩気に野いちごの少しワイルドな
甘味を携えたソースが絶妙なる調和。

それに合わせるのは
Azur Sauvignon Blanc 2014
イチゴの甘酸っぱさを邪魔せず、伸びやかな酸味が心地よいですね。

鉄器で来たこちらのメニューは「清澄」

中国茶よろしく、器をあっためて注いでいただきますが
これは詳細を書くとつまらなくなるので、写真のみで。
ペアリング、マッチングの妙を特に感じた一皿。ぜひ体感してみてください。

メインに入り
里山からの贈り物
伊豆天城 仔鹿の藁焼き 天然山菜 ソースポワグラード

まずはワインから登場。
Cabernet Sauvignon 2012は、リーデルのマンバで登場。
独特な形の中を通ることでワインを空気と触れ合わせ、より魅力的なワインへと変化させる

お肉は仔鹿。スモークされ、野山をかけている姿を想像させる。
そして、周りを彩る野菜は天城の山菜、ケール、コゴミ。
仔鹿が食べていたかもしれないものたち。その相性は言うまでもなく。
臭み、エグミももない春を感じる山菜でした。

天城の鳥獣被害軽減のNPOから仕入れているというこちら。
海や山に敬意を表し、自然の命を大切にしている姿勢が見えました。

そして
来たれ愛しい人 The longing One
千葉銚子地はまぐりリゾット山うどエストラゴン

銚子の海岸を意識したという一皿。
砂浜に打ち上げれた貝の中にはリゾット。上品な蛤出汁がしみじみと。
そこにエストラゴン、そして八角のようなスパイスの香りも。

デザートは
朱に触れて A Scarlet Touch
あまおうのババサヴァイヨンクリームとちおとめソルベ紫蘇
あまおうととちおとめの共演で、いちご感の高いデザート。
目にも鮮やか、春を感じさせる楽しい一皿に、

ワインは都農ワインのキャンベルアーリーロゼ
一口飲めばいちごのワイン?と思わせる甘い香りと、果実味。
いちご感をさらに高めるワインでした。

最後に嬉しい出会いが。
なんとAZUR WINESの名ワイン醸造家、ジュリアン・フェイヤード氏が家族で来日中
とのことで、少しお話しさせて頂くことに。ボルドーとナパ、双方の知恵や技術を
結晶させたワイン造りを続ける彼ですが、まったく偉ぶるところなく一人の客である僕にも、
丁寧に説明してくれて、いたく感動。もっと飲みたくなってしまいました笑

植木シェフと、サービスマンの神様のような雨宮氏にジュリアン・フェイヤード氏が作る
カリフォルニアワインが融合し、それぞれの思いが結実するレストラン。
西麻布で記念日や、大切な人とのお祝いをするのに是非ともお勧めしたいお店です。

2017/05/16 更新

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