おおおやぶん０９さんが投稿したじどりや 穏座（滋賀/小野）の口コミ詳細

この日はうどん店主、ラーメン店主、伝説の食べロガーを
含めて合計６人でこちらのカウンターで美味しい料理をいただくことに。

以前に一度友達に誘ってもらって特別コースをいただいたことがあるんやけど
今回は通常のコースメニューをいただこうという事で
車を飛ばして訪問してまいりました。

電車でも行けるんやけどお酒を飲むよりも
じっくり美味しい鳥料理をいただきたいし
帰りが楽やから私は車のほうが楽かな～。

お店の雰囲気などは過去の記事も参照お願いします。

さて、時間になって全員そろったのでさっそくコース開始。

めちゃくちゃこだわられてる料理の数々が出てきます。

「付だし」

この小魚はいさざという琵琶湖で取れる魚だそうです。
海老豆、シジミとともに
これからの料理に期待を抱かせてくれますな～。


「冷製スープ」

ホウレン草、ソラマメをピューレにして
上にのってるのはヘシコとの事。
このヘシコがええ味を出してて青臭さを感じさせずに
すっといただく事ができます。
よく冷えてて美味しいな♪


「スモーク」

オリーブオイルを横に添えてくれてます。
パンのところにはスモークソルトというのが添えられてるんやけど
この塩がめちゃくちゃ美味しくって
それだけでお酒のあてになる感じやったな。
こちらのパンは特注で黒オリーブを入れてあるとの事。
パンにまでこだわってはるんやね！

色んな部位をスモークにされてるんやけどレバーの部分が私は一番好きやった。
しっとりとした食感でやや煙を感じつつ
含むと口の中にレバーの旨みがぶわぁっと広がる。
臭みは全くなくってほんまに美味しいっす。


「鶏がら温スープ」

品名は記憶が抜けててちゃんと覚えてないっす・・・
めちゃくちゃでかいジャンボマッシュルームと
四角くカットされた鶏肉が入ってます。
これが鶏の旨みがほんまにたっぷりでゴクゴクと飲みたくなる味わい。
マッシュルームの風味も加わって
是非ともここに麺を入れて食べたい感じやで。
お替りしたかったな～。


「ナマコ風？？？」

さて、ナンの部位でしょうか？と
質問されたので食べてみるとすごいゼラチン状で
コリコリとした部位やねんな。
聞いてみるとトサカの部分を使用しているとの事。
確かにナマコっぽい食感で面白かったわ！


「六種」

色んな調理方法の地鶏とピクルスを出していただきました。
前回はこのピクルスにロマネスコって食材が入ってたな～。

下段の左右には雄、雌のモモ肉の料理でそれぞれ食べ比べてくださいとの事。
どちらも地鶏という事でプリプリ感はすごいんやけど
右側の雌のほうが私は好きやったかな。
鶏味噌も美味しいしほんまたまりませんわ。

雄のモモにはタスマニアマスタードが添えられてて
下にはカレーソースが敷かれてあるねんな。
単純に塩焼きだけじゃなくって
いろいろ手が込んでて１品１品驚かされます。


「刺身６種」

これまたいろんな部位の刺身を提供いただきました。
とりあえず私の眼は一番前にある「白肝」に奪われてしまったけど
砂肝や脾臓の部分も綺麗な色合いでほんまに美味しそう。
お手製の藻塩をチョロッとつけていただくんやけど
この藻塩も美味しいし刺身はそのまま食べても
甘みがあって全然食べることができる。

最初に食べてくださいという「ずり」は
店主よりスナズリという呼び名の由来などを聞きながらいただきます。

コリコリっとして何もつけなくても十分美味しい部位で
新鮮だからこそできる食べ方ですな。

何をおいても白肝はもういう事ないってくらい甘みたっぷりで。
口の中にとろーっと広がる至福の瞬間がたまりませんでしたな～。


「手羽先」

目の前で焼き上げてくれはるんやけど
この肉厚感が焼いてる間にも口の中が食べたくって
よだれでいっぱいになりますわ。
パラパラと振られてるのはフリーズドライした醤油との事。
焼いてる途中には魚醤を振り掛けられて味もしっかりついてるし
かぶりつくと鶏の脂が口の中に広がる。
面倒なので１０本まとめていただきたい！


「サラダ」

口直しに提供されたんやけど
自家製タマネギを使用したドレッシングが
ボリュームたっぷりのサラダなんやけどさくっと食べさせてくれます。
こんなに大量のサラダを食べるのは久々やったな。


「ホルモン焼き」

色んな部位のホルモンを焼いて提供されました。
小さい黄色いのはキンカンなんやけど
プチプチとしてて噛むと口の中に「卵黄（って呼んでいいのかな？）」が広がる。
ガーリックの風味もよく美味しいな～。


「鶏唐揚げ」

特製ソースがそこに入ってて
そちらをつけながら食べてくださいとの事。
コリコリとした食感の部位が食べごたえあります。
ソース、レモンでさっぱりといただけるし
ここまで食べてきてもまだまた行けますわ。


「ぼんじり」

通常ぼんじりってもっと小さいイメージやってんけど
メッチャ肉厚で大きいのが提供されました。
横に添えられてるのはゆず胡椒なんやけど
めちゃくちゃ辛いので大量につけるとやばいです。
噛むと脂がぶわっと広がるんやけどそれが脂っぽさを
感じさせずに甘みとして感じることができます。
塩もよくあってて美味しいな。


「まつば」

どこの部位かなと思ったら人間でいう鎖骨の部分との事。
１羽に１つしか取れないらしい。
ささみチックな赤身メインの肉で骨の周りの肉をかみ切っていく。
普段なかなか食べない面白い部位ですな。


「焼鳥」

横隔膜って言ってたかな。
しっかりとした歯ごたえの部位で
甘めのタレがよく絡んで美味しいで～。
これはしっかりと炭火で焼いてくれてるのもテンションがあがります。


「ご飯」

滋賀県のお米を使ったご飯。
みんなに少ずつ入れてくれるんやけど
甘みのあるお米でおこげの部分が美味しいねんな～。

一口残してくださいと言われて置いておくと
ここに出汁を混ぜた溶き卵を入れてくれる。
これがもう言葉が出ないくらい美味しくって
ほんまいお替りを頼みたいと思ったで！


「丸鳥と連子鯛でとったスープ＋稲庭うどん」

湯だめで温かいうどんを出していただきました。
しっかりと鶏と魚介の旨みの詰まったスープにつけて食べると
スルスルっと食べることができて最後の締めやってのに
まだまだ食べることができそうです。

スープはそのまま飲んでも美味しくって
ほんまおかわりしたかったな～。


最後の締めに「ジェラート」

地元産のイチジクのじゅれがかかったバニラアイス。
最後の締めにほっとさせてもらいました。


あっという間に完食です。

いやー、前回に引き続きほんま大満足やったな～。
正直まだまだ食べたいって感じで
できることならお替りを頼みたいと思ったで。
また後ろの板の間ではすき焼きを食べてはってんけど
これがまた匂いが食欲をそそって次は
是非ともすき焼きが食べたいところやったな。

なかなか予約のできないこちらのお店。
ほんまに満足させていただきました！

満腹、満足、ご馳走様でした！

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この日は食べ歩き友達に誘ってもらって
以前から一度行ってみたかったこちらのお店に行ってきてん。

こちらは滋賀県にあるんやけど色んなサイトを見てると
評価が高くってメッチャ行ってみたかってんな。
場所は滋賀県大津市にあります。
電車やとＪＲ堅田駅からタクシーで行くみたい。
私は用事があったので車で訪問をしたんだけど
店の前に専用駐車場もたくさんあるので車でも問題ないで。
こちらは完全予約制になってる。
カウンターと座敷でメニューが違うとの事でカウンターは
予約３か月待ちとかなんやって。
開店は１８時から。
時間になって店内に入ると落ち着いた照明で
オシャレな雰囲気が漂ってますな～。

入って左がカウンター６席、右側が掘りごたつの席が広がってたで。
私たちはカウンターに案内されます。
この日は通常メニューじゃなく滋賀県の地鶏「淡海地鶏」を
使用したスペシャルなコースになってるとの事。
めちゃくちゃ楽しみやないっすか！
とりあえずメニューを見てみます。

カウンターは「淡海地鶏食べ尽しコース」、
掘りごたつは５種類の鍋から選んで注文するみたい。
お酒の種類も豊富なんやけど驚いたのは
ソフトドリンクもサイダーやミネラルウォーターなど
種類がたくさんありますな。
私は「ジャワティー」をいただきつつ料理を待ちます。

今回いただいたのがこちら。

「琵琶湖の珍味」

滋賀県でとれた食材を使った料理を提供してくれはりました。
昔家族で遊びに行った時に鮒ずしを買ったことがあって
あまりの匂いにほとんど食べることができへんかってんけど
こちらのは全然そんなことなくって美味しくいただける。
ガッツリと鶏をいただく前に期待を膨らませてくれる一品やったな～。

「せんべい汁ＯＮＺＡバージョン」

せんべい汁というと青森で提供されてる料理やと思うんやけど
それのＯＮＺＡバージョンという事で提供していただきました。
鶏の旨み満載のスープにはたっぷりのキノコも入ってて
これからも旨みがでてますな～。
せんべいもこのスープを吸い込んで
柔らかくなってるんやけど柔らかくて食べやすい。
体の暖かくなるスープはお替りが欲しくなりますな。

「スモークハモンディカンポ」

目の前に鶏の燻製がぶら下げられてるなと思ってたら
これを切り取って提供してくれはったで。

田舎のハムみたいな意味やと言ってはったかな～。
たっぷりの脂の部分を含んだ部位やってんけど
噛むと口の中に燻製された香ばしい匂いが漂って
ジュワーっと脂の美味しさも広がっていきます。
添えられたチーズも美味しいしこれたまりませんな。

「ピクルス」

浅い目につけられたピクルスを提供してくださいました。
キュウリはシャキシャキ感がまだのっこってる感じで
酸味も強くなくって美味しいな。
グラスの中に入ってる緑のはロマネスコという食材。

初めて食べたんやけどすごいシャキシャキ感があって
ちょっと青みがかった風味が癖になりそうやったな。
なかなか普段野菜食べへんので体に良さそうやと思いますな。

「カルパッチョ４種類
　　胸肉（オリーブオイル）
　　ささみ（ポン酢）
　　もも（チーズとバルサミコ酢）　
　　白肝（金胡麻油）」

どれもが新鮮でプリプリとした身なんやけど
レバー好きの私はやっぱりこの白肝が最高やったな。

やや甘みが強いなと思ったんやけど
店主がおっしゃるにはゴマの花の蜜が振り掛けられてるんやって。
元々の肝の甘みに加えてほのかに感じるこの蜜の甘みがマッチしてる。
これがごま油や塩を引き立ててくれます。

「ローストチキン」

丸々１羽の淡海地鶏をローストチキンにしてくれてます。
甘そうな玉ねぎも添えられてるんやけど
目はチキンにしか向きませんな～。
目の前でさばいてくれるんやけど出来立て熱々で
見てるだけでよだれが出てきそうになりますな～。

ささみやらいろんな部位が見ててわかるので面白いな。
さて、提供されたのがこちら。

特製のポン酢につけて食べるんやけど
そのままでもいい塩加減でも美味しいです。
初訪問という事で良い部位をダブルなおさんが
食べていいと言ってくれたので
ほんまに淡海地鶏を堪能させてもらったで。

「サラダ」

この段階でサラダ？ってちょっと思ってんけど
このドレッシングがめっちゃ美味しくって
おかわりしたいくらい美味しかったな～。

「ハンバーグ　和＆洋」

なにやろう？と思ったらハンバーグ。
納豆をややペースト状にしたものが上にのってるねん。

半分ずつ添えられてる食材が違うので割って食べてんけど
正直鶏自体が美味しいので何もなくても良いかも。
これももっとでかいので食べたいよな～と
思ってたら続いてこちらが提供されました。
上に炙られて蕩けたチーズがのってる「ハンバーグ」

割ってみるとほぼレア状態なんやけど
塩コショウの加減がよくってこれもほんま美味い。

最初は炭火で焼いて提供しようとされたんやけど
１００％鶏肉だけでつなぎを入れてないので
崩れるという事でフライパンで焼いて提供されました。

「炭火焼　焼しゃぶ」

そろそろ締めに入ろうというところで焼しゃぶが出てきました。
店主が目の前で順次焼いて提供してくださいます。
こちらはフィンガーライムをのせていただきます。

先日大阪で食べたのはやや黄土色っぽかったんやけど
こちらのは綺麗な赤色をしていますな～。
色んな産地で色が違うようやけど味はそれほど違いが判らなかったな。
焼しゃぶで食べてもプリプリの肉は変わらずで
どんなけでも食べ続けることができますな～。

「ご飯　スープ茶漬け」

土鍋で炊かれたご飯は滋賀県は余呉湖で取れた米との事。

粒が大きくって甘みのある米はこれまた旨いで～。
これに淡海地鶏のガラでとられた鶏スープをかけていただくんやけど
鶏の旨みと米の甘みが合わさってたまりませんな。

わさびを別皿で出してくれてるので
それをちょろっとのせて食べても清涼感が加わっていい感じ。
思わずスープをお替りしてしまいました！

「アイスクリーム」

最後に提供されたのはこちらなんやけど
滋賀県で取れたいちぢくのジャム（？）がのってます。
バニラアイスは濃厚な甘さがあって最後までペロッと食べちゃいました。
あっという間に完食です。
いやー、噂には聞いてたけどほんまに美味しかったな～。
周りのメンバーは美味しいワインやら日本酒も堪能してたんやけど
私はこの肉だけで全然問題ないしすぐにでも再訪して
鍋なんかも是非とも食べてみたいと思ったで。
店主や店員の皆さんも気さくで楽しい方やったし
こちらは人気があるもの納得できるなと思わせるお店でした！
次は来年になるけど是非ともまた訪問させていただきます。
満腹、満足、ご馳走様でした！