『妻が未在に行ってきました。』ボンパパさんの日記

京料理好きな方なら誰もが知っている超有名な「未在」さん。
過去7年間でミシュランの3つ星を6回も獲得、食べログ点数で言えば4.68（2018．６月時点）。
で、予約は２年程待ち。
等々の輝かしい実績と人気の「無く子も黙る」お店です^^;

が・・・。
実際に行かれた方々から感想を聞いたところ・・・ん・・・的な感じ。
「量が凄い」「質より量」「食べきれない程の量を出して金額を上げている」「一度行けば十分」
等々・・・。
正直、あまり良い評判が聞かれないのです。
ここ２、３年の話ですが・・・。

果たして真実はどうなのか・・・。

そんな折、ワイフの友人からキャンセルが出たので是非・・・とのお誘い。
ならば「真実を確かめに行くのだ」との指令を出したワタクシ)^o^(
という事で、ワイフのみ行く事になった訳です。
同伴はワイフのグル友。
果たして果たして・・・!(^^)!

そんな訳で、以下、ワイフのレビューとなります。
何故慣れないレビューですので、分かりにくい点等も多々ありますが、大目によろしくお願いいたします(*_*)

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◆緊張感の中、お腹一杯です◆


素敵なご縁を頂き、友人と未在さんへお邪魔することができました。

夫は、未在さんにキャンセル待ちをしていて何度か空きの連絡をいただいたそうですが、全て都合が合わずに行けなかったようです。


京都駅から、タクシーで約15分ほど。
円山公園の端に未在さんはありました。
時間厳守だったので、早めに到着して場所確認。
店内に入ると、カウンター14席ほどあったでしょうか。
カウンター席に着席して、
…左右の席との間隔狭っ??
と、私の最初の感想です。
(案の定、間隔狭くて、隣の友人に箸が当たってしまうことも(￣▽￣;))
そして、ご主人が挨拶にみえました。
ほぼみなさん揃われて、料理スタートです。
料理写真NGと夫から言われていましたし、お店側からも言われましたので、写真はありません。

茶懐石なので、最初はご飯にお味噌汁から始まりました。
ご飯は煮えばな。
赤味噌のお味噌汁。
至って普通の煮えばなにお味噌汁、白和えにもう一つ小鉢が出ました。
茶懐石の作法を知って食べた方が良いかもです。
椀の2つの蓋は、合わせて置いておくように言われます。

始まってから気が付きましたが、カウンター席後ろにはお弟子さんが数名立って、お客さんの料理や飲み物の進み具合を見てます。
カウンター内からは、同じようにご主人が見ておられます…。
始めから終わりまで、緊張感ありました(笑)
見られてる感じが…凄かったです。
お造りは種類・量が多くゆっくり食べてても、「こちらもお召し上がり下さい」と、声を掛けられる位でした(笑)

次にお造りですが…ものすごい量のお造りでした。
出された瞬間、…と友人となった記憶があります。
いか/トロ/カツオ/鯛等が盛り付けられていました。
美しい器に、鮮度の良い造りの数々。
鮮度の良い魚ばかりなので、美味しいに決まってますよね。
そして薬味も色々と添えられていて、お造りと一緒に薬味の風味と一緒に楽しむことができました。
が、この辺りでお腹5割程度まで一杯になってきました(笑)

お造りの後は椀物でした。
この時は、鱧と海苔しんじょうでした。
出汁は海苔の香りを邪魔せずに、ふんわりと香る程度。
鱧の骨切りもベストな状態で頂けました。

椀物の次にお肉が出てきました。
お肉は最後の方に出されるイメージがあったので、この順番で出されて驚きました。
黒毛和牛のお肉でしたが、少々固く感じました。
味自体はクセもなく脂も優しかったのですが、飲み込みが少々つらく感じました。

この次に箸休めに八寸と続きますが、この辺りでもうかなりお腹一杯でした。
よくよく考えると、お味噌汁に椀物が出ているので、お腹張りますよね…。
私達はお腹いっぱいとか言いながら食べていましたが、私の隣にみえた方々からは
そんな言葉は聞こえてきませんでした(;'∀')
箸休め、八寸はお腹一杯になりすぎていたので、記憶が少々乏しいです(m´・ω・｀)m ｺﾞﾒﾝ…

食事の前に。空豆?の房に似せたお皿に、ホタルイカ等の料理が出てきました。
友人はこの辺りから残し始めた記憶があります(笑)
ホタルイカはパンパンに膨らみ、食べても臭みを感じませんでした。

この後、お茶漬け・漬物盛り合わせ、そして抹茶・菓子・果物(何十種類と沢山の果物が細かく刻まれて盛り合わせてありました)、という流れになります。
この後別でシャーベットも食べれるのですが、私達は無理でした。

日本酒も頂きましたが、お店オリジナルの日本酒は、飲みやすかったですが、少々甘目に感じました。

以上が私からの報告になります。
次回の予約をお願いしてきましたが、2020年春とのこと（笑）
それまでに、胃袋を鍛えておきます。

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後日、
ワイフと同伴の食べ友の方からも直接の感想を伺いました。

噂のまとめとしてボンパパなりに分析してみました。

○質より量
　　美味しい料理ではありますが、感動するほどの内容かと言われると・・・。
　　技術は当然長けていますが、食材に関してだけ言えばイマひとつ。
　　とにかく量が多過ぎるとの事。
○コスパ
　　今年度から40,000円に値上げ。もちろん税サは別だと思われます。
　　普通の方では食べきれない程の量とこの金額・・・。どうでしょう・・・。
○緊張感
　　他のお店には無い独特の緊張感があるそうです。
　　狭いスペースの中、板前さんの人数が半端なく多かったそうです。
○一度行けば十分
　　帰り際にはお店側から名刺を要求？？？
　　プラス、次回の予約をお店側から聞かれたのも初。
　　「次はいいです！」とは言いにくい状況らしいです。
　　２年程予約で埋まっているそうですが、そんな状況下での予約の為、当然　　　キャンセルが出ますよね～^^;


因みに、地元の方はまず行かれる事が無いようです。
殆どが東京からのお客様、名古屋の方も多いそうです。
　　　京都には素晴らしいお店が数多く有ります。
「名」を取るか「実」を取るか・・・でしょか。

ワタクシ的に言うと、やはり想像どおりの結果。
20,000円程の美味しいお店に２回行った方が良いかな・・・^^;
考え方は人それぞれですので、興味がある方は一度お店の方に問い合わせてみて下さい。
予約は２年以上埋まってますが、キャンセル待ちをかけると、結構な確率でお店の方から連絡があるかと思います。

宜しければ・・・。

★初めレビューとして普通にあげていましたが、「当人が行ったお店のみのみ」との事で下書きに戻されました。
な訳で、日記の方に投稿させて頂く事に・・・。
ですが、この日記も何時消されるか・・・ですね^^;
「当人が行ったお店のみ」と言うのはスジが通っていますが、
ワタクシ的な感じでは、お店によって「不都合なレビューは消される」そんな気が致します。