2回
2016/12 訪問
こちらのBAR、バーテンダーさんも上品でお洒落です。
◇◇◇2016.12.21◇◇◇
月初めに同期会の忘年会を大阪・難波で開催しました。
3次会でお邪魔した「バー川名」の印象が強烈に残っており、神戸で雰囲気の良いバーを発掘して、同期の奴らを連れて行ってやろう。
そう考えて、チョイスしていたお店の1つがこちらです。
同期会以降、正月用にと購入したスコッチが、「ラフロイグ、アードベック、ボウモア」。
いずれもアイラモルトをチョイスし、食後の寝酒として楽しんでおります。
東門街の焼鳥屋を出て、馴染みの呑み屋で2次会を。
その後に、「美味しいウイスキーが飲みたい」と思い立ち、同僚と連れ立ってハンター坂を上がって行きます。
事前調査で分かっていましたが、階段を上がった後に見えるシックな看板、、、表札と言った方が似合うでしょうか?
お洒落な表札を見てから重厚な扉を開けます。
入店後のバーカウンターの縦横寸法に驚かされ、アーチが掛かった天井やウィスキーを並べた瀟洒な棚に見惚れます。
座った席は椅子ではなくソファー。
ソファーに木目のカウンターを調和させています。
バーと言うより高級サロンですね。
さあ、何を戴こうか。
私の丁度目の前にラフロイグが熟成順に並んでいます。
此方も良いが自宅にオーダーした物で、まだ呑んでいないもの。
ボウモアをストレートで戴いてみる事にしました。
チェイサーはオーダーしていませんが水を下さり、チャームで枝付きレーズンとパン、ジャイアントコーンが出されます。
予想はしていましたが、この独特の臭いに魅了されるのです。
言葉が悪くて恐縮ですが、独特の臭さが堪りません。
どの様な酒が好みかとバーテンさんが話しかけて下さりました。
「此方の様な独特な臭いがするシングルモルトが好きです。
俗に言うと、臭いけれど飲んだ後に甘みが広がるもの。
自宅ではワイルドターキーやラフロイグのハイボールを作って飲んでいます。」
と話しますと、
「ハイボールの語源をご存じですか?」と言ってご教授下さりました。
厚かましくなく、さり気なく。
語り口が上品で、話された内容がお洒落です。
記憶も朧気なので、ウィキペディアで調べたものと混合して記載しますと、、、
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開拓時代のアメリカで、蒸気機関車による長距離移動では、ボール信号が使用されていた。
ボールがあがっていれば進行 (go)、あがっていなければ停止 (don't go) である。
駅員が隣の駅のボール信号を望遠鏡で見ながらバーボンをチビチビやっている時にボールが上がったら(ボールがハイになったら)列車が来るというので、ソーダ水を入れて一気に飲み干して駅に行ったというのが語源という説。
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うーん、面白い。
この様な話をして下さるとは、、、楽しいですね。
私は行った事がありませんが、キャバクラなんぞで高い金を払い、頭の軽いお姉ちゃんとお話しするより数十倍楽しいです。
さて、日付が変わりました。
12月22日です。
本日も仕事ですから、最後のオーダーとしましょう。
ここは、好みを伝えてお任せしてみようかな?
同僚はアルコール度数の強くないウィスキーを飲みやすいもので。
難しいオーダーです。
出てきたお酒は、(銘柄は忘れました)ウイスキーとラムをブレンドした「ゴッドファーザー」と言うものでした。
私は甘くなくてサッパリとしたカクテル。
度数は弱めでオーダー。
出てきた物は、グラスに合わせたサイズの氷が入ったジンライム。
グラスを持つと重いのです。
大きな氷をカウンターの下で「ザクッ」とカットされていましたね。
大きな氷が1つ、グラスの中で佇んでいました。
贅沢かつ楽しかった一時もこれで終了。
チェックアウトをお願いしますと、これまたサッパリとした梅昆布茶をご提供下さいました。
3人で¥10,000。
このうちチャージ料が¥1,000/人ですから、ドリンク1杯当たり¥1,200です。
雰囲気を味わい、ショットを楽しむ。
またお邪魔させて頂きたい。
神戸の夜がまた楽しくなりました。
2017/02/21 更新
◇◇◇ 2017.3.1 ◇◇◇
本日のアフター5ですが、神戸支店に在籍している若手チームが企画&主催した、ボーリング大会が有りました。
今時ボーリング?と思いながらプレイしていましたら、スコアが頗る悪いこと。
打ち上げの席で弄られてしまう程の点数、ゴルフで有ればダントツの1位でした。。。
そんなこともあって、アルコールを摂取しても珍しく酔っていません。
同一方向に歩いていた同僚達と「軽く仕上げましょう。」とBMしていた「アードベックバー」に電話してみましたが呼び出し音が鳴るだけ。
駄目元で突撃しましたら、横にされた空のワインボトルに「CLOSE」と書かれていました。
火曜が定休日と伺っていましたので残念です。
次のチャンスを伺う事としました。
気分はすっかり「BAR」になっています。
あまり連れて行きたくなかったのですが、取って置きの場所に電話し、8名の入店を予約しました。
3ヶ月振りの再訪です。
むさ苦しい男8名、最初は少し離れて2人と6人で別れた配席。
他のお客様が帰られてから、8名を一団にして頂きました。
今日は何を飲ろうか。
アードベックは専門店で楽しむこととし、ラフロイグの水割りを戴こう。
横に座ったウィスキーに詳しい上司が、私の知らないウイスキーをオーダーしています。
一口戴きましたが、スモーキーさが半端じゃなく、またアルコール度数も高い。
度数を伺うと、56度とか言っていましたね。
水割りの氷が相変わらずの出来映えです。
コップの形状に合わせたカッティングがなされ、程良い質感。
ザ・BARを感じます。
終電車の時間が迫ってきた模様です。
仕上げの飲み物は、「甘すぎず、アルコール度数が強すぎず、サッパリとした物」をお願いしました。
出されたカクテルはオーダーどおりの物でした。
連れ立っていった若手同僚達は、こちらの雰囲気に圧されていますか?
普段にはない静けさです。
TPOをわきまえて、大人な感じで語り合い飲んでいるのでしょう。
お互い、こういう雰囲気が似合う男に成ろうな!
次回は、男達でなく大切な方と一緒にお邪魔して下さい。