4回
2018/07 訪問
正にシビカラ! 正式担々麺と陳麻婆豆腐
担々麺付いているのでということで、ずっと保留になっていたこちらの正式担々麺をいただきに来ました。
正式担々麺と陳麻婆を注文。
待っている間、メニューを見ていて「ロッキーサラダ」ってまるっきり都飯店グループの楊貴妃サラダやんけ、と思いました。(この店は、もともとのオーナーが都飯店創業者)
陳麻婆は土鍋で出てきます。
一口食べただけで、「これを先に食べると、味が分からなくなるな」と思い中断。
舌を洗うために飲む水も変な味に感じます。
正式担々麺が来ました。
麺は平打ちのなめらかな口当たりで弾力の強い麺です。
つけ麺のところに「自家製」なる記述がありますが、実際は都飯店田口店から仕入れている麺です(関係者に裏取り済み)。
たれはラー油ベースと思われ麻辣感が適度で、甘辛な肉味噌とも相まって食べやすくおいしいと思います。
水菜、玉ネギも口直しに効果的。
さて、陳麻婆豆腐にとりかかりましょう。
かなり大量の花椒が使われています。
これが強烈な麻を生み、舌を麻痺させます。
たぶん基本の味付けは普通の四川麻婆豆腐と同じだと思います。
ラー油をたっぷり使い、食後にむしろ甘みが残るこの味、好きです。
しかし花椒の辛味はそんなものを吹っ飛ばすものがあります。
香りもよく、おそらく高級なものを使っているのかもしれませんが、自分の舌の適応力を越えていました。
この店、お持ち帰りのメニューもあるのですね。
ロッキー弁当は品数も多く魅力的です。
持ち帰り用のメニューのちらしある? と聞くと写真を撮ってくださいと言われました。
かゆいところに手の届かない対応をされるものです。
2018/07/25 更新
2017/10 訪問
チャーハンは期待外れなのは辛くないから?
今日は四川麻婆豆腐定食のごはんをチャーハンに変更。プラス200円です。
内訳は四川麻婆豆腐、チャーハン、唐揚げ2個となります。
チャーハンはうっすらと黄色くしかもまだら。悪い確信が走ります。
口にするとやはり味がまだらで、しかも業務用の中華の素で作ったような、それなりにいろんなうまみ成分は感じるのだがまずい味。だめだこりゃ。
やや大きめのさいの目切りのチャーシューと、それなりにふわりと仕上がりが救い。
唐揚げはかなり衣が固い。その代償としてかなりサクッとした歯ごたえがあります。鶏肉自体は醤油味がついています。
主役の四川麻婆豆腐は、唐辛子がかかっている部分は辛いのですが、かかっていないところはむしろ甘みを感じる。辛い部分と甘い部分があるのがよくないかと言えば全然そんなことはなく、二つの味わいとそれが渾然となる味わいで皿の中身が減っていくのがもったいないような気持ちになります。
前回は麻婆丼と麻婆豆腐単品は別の味付けではないか? と推理しましたが、同じようです。
あとは正式担々麺と陳麻婆豆腐はぜひ食べたいですね。
それと一つ余談。枚好きの管理人余田さんにお伺いしたところによると、
わたし「ロッキーとつね川と都飯店男山店が同じオーナーという噂は本当か」
余田「本当です。もう少し正確に言うとゆるいフランチャイズ関係」
とのことです。
2018/01/03 更新
2017/07 訪問
別の意味で痺れました……
1号線と170号線が交わる出口のところにあるお店。
毒をもって毒を制す。厚さには辛さで対抗だ!
ランチメニューのCセット(担々麺と麻婆豆腐丼、1000円)を注文。
思ったより早く到着しました。
担々麺は思ったほど辛くありません。
しかし鶏ガラと胡麻がベースの辛さとうまみのバランがよい。
平打ち太麺とスープの絡みもよし。
麻婆豆腐丼は山椒がかかっていいないところを一口口に入れると、甘辛い感じでやっぱりそれほど辛くない。しかし猛烈にうまいぞ! ごはんとの相性もすばらしい。山椒がきいている部分でピリリとするが、いいアクセントです。
想像ですが、麻婆豆腐丼と麻婆豆腐は味付けを変えているような気がします。
麻婆豆腐丼のうまさに痺れてしまいました。
2017/07/11 更新
2年1ヶ月ぶりの訪問です。
今回は食べ放題飲み放題を利用です(要予約)。
ほぼすべてのメニューが食べられて、飲み放題も付いて男3000円女2500円はすごいです。
ハートランドを置いているだけでも“わかっている感”があるのに、飲み放題メニューのあるのは最高にうれしいですね。
ということでハートランドにロッキーサラダ、鶏肉の唐辛子炒めからスタート。
■ロッキーサラダ
予想された通り、都飯店の楊貴妃サラダとほぼ同じものです。
パリッとした野菜とプリプリのエビ、それに焦がしにんにくオイルで味付け。ここのはガーリックチップを加えることで香ばしさを足しているようです。
■鶏の唐辛子炒め。
鶏肉は衣を付けてあげてあります。ピーマンや玉ねぎも揚げていますね。
衣はかなりカリカリに揚げており、そこに唐辛子の刺激が加わる分かりやすい味です。
追加。
■四川風煮卵
味玉に花椒とラー油をかけたもの。手っ取り早い前菜。
付け合わせの野菜に何の味も付いていないのはちょっと。
■かに玉
丸い器にいっぱいのサイズのかに玉。
きれに整形されていますが、スプーンを入れるとふわふわ。中に入っている具はかにのみ。
あんはしょうゆと酢の塩梅がよいもので、オイスターソースは入っていないか入っていたとしても少量だと思います。
ただ、本物のカニを使っているのはよいのですが、やや魚介臭かったです。
ビールも3本目が空いた。おかわりー。
■黒酢の酢豚
黒酢あんはおいしいですが。これは豚肉が……固くてパサついていて、悪い意味で豚肉臭い。
脂身が全くない肉でしたがどこの部位かな(一般的には肩ロースを使う)。
■フカヒレ餃子
せいろで蒸されて出てきました。
ちょっと説明&評価しにくい味。フカヒレ感はあまりなかったです。
そろそろ〆。
ロッキー丼を。
■ロッキー丼
簡単に言えば天津麻婆丼です。
同じものを前オーナー時代の<都飯店 田口店>で食べたことがあります。あと<四川ラーメン 醍醐店>でそのものズバリ、ロッキー丼という名前でありましたね。
ごはんにのったふわふわ卵、その上のうまみと辛みの麻婆豆腐。コイツがカミナリ親父と肝っ玉カカアみたいに実にいいコンビで、お互いになだめつつ引き立てつつ、いやおいしい。
つけ麺も意外においしいということでしたが、それはその他の気になるメニューとともにまた次回。
さて、こちらのお店についていろいろ調査してわかったことを書きます。
オーナーシェフの伊藤貴政さんは以前は<つね川>におられ、<つね川>の創業オーナーであった谷野さん(都飯店創業者でもある)が、こちらをオープンされると谷野さんとともに移籍、谷野さんが都飯店松井山手店を立ち上げとともに離れられると、お店も伊藤さんのものになったそうです。
この大盤振る舞いの食べ放題飲み放題は都飯店の本店や、以前の田口店にもあって(現在の田口店にはありません)、ハートランドを備えているのも同じ。谷野さんのサービス精神の表れでしょうね。それを受け継いでいる倉本さん(現在の都飯店本店オーナー)や伊藤さんも素晴らしいと思います。